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谷口充, 利波紀久,

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Academic year: 2021

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(1)

FactorAnalysisの心動態機能解析への応用

四位例靖,

谷口充,利波紀久,

南部中嶋 久田

97|郎一憲一欣

村守

79朗一一序 加藤

分校 浩司 久志

新しい画像表示法であるFactorAnalysisを各 種心疾患に応用し、その有用性と問題点について 検討した。

〔方法〕

データ収集は99mTc-invivo赤、球標識法を用 い、平衡時に心電図同期心プールシンチグラフィ を記録した。データは低エネルギー用高分解能コ リメータを装着したシンチカメラ(ZLC-75)に て記録し、核医学データ処理装置(SCINTIPAC 2400)に40,秒/1フレームで24フレーム、64

×64ピクセルにてマルチゲート法で入力した。

〔FactorAnaIysisの概念と原理〕

表1に示す如く、FactorAnalysisは得られた ダイナミックデータからその中に含まれる対象臓 器の機能成分(PhysiologicalComponent)を数学的 処理により抽出し、原画像の各画素との演算によ り形態成分(AnatomicalComponent)を算出し対象 臓器内を統計的に分画した因子画像(Factorlmage)

を作製することにより臓器における機能成分の分 布状態を観察するものである。原理としては、K 香月のフレームのPixelijのカウントをCij(K)と すれば、Cij=vijV+aijA+bijli+iiijと表 わされ、V,ス,Eは心室,心房,Background のカウントの時間変化であり、係数となるvij,aij bijは形態成分を示している。さらにIv=lvijl,

Ia=Iaijl,Ib=lbijlとした時、IvJa,Ib はFactorlmage(因子画像)と呼ばれ、Functional imageとして表わされる。

〔結果〕

1.正常パターン

正常者に3FactorAnalysisを行なった場合、

心房,心室,大血管の3つのFactorが表示きれ る。

2.伝導障害

図1に示すのは完全右脚ブロックの症例である が、右室と左室が全く違ったFactorとして表示 されている。

3.壁運動異常

図2は前壁中隔の陳旧性心筋梗塞症例であるが、

病変部は大血管Factorと同じ、無運動に近い Factorとして表示されている。また、図3は心 房中隔欠損症で心エコーにて、著明な右心拡大と 中隔の奇異性運動が認められた症例であるが、図 の如くLAo70oでは、中隔は大m管と|可じ無運 動に近いFactorとして表示されている。同一症 例でLAO40.でのデータを分析した場合も同様 に中隔は異常Factorとして認められるが、RAO 10・の場合、すなわち、中隔が完全に右室の影に かくれてしまう方向の場合、明らかな異常Factor としては表示されないことが判った。

〔考案〕

FactorAnalysisによる心動態機能解析は、伝 導障害や壁運動異常の検出に有用であることが判 明した。しかし、FactorAnalysisは、心房,心 室の重なりや異常壁運動部を重なったまま分離描 画できるのが大きな利点であると言われてきたが、

2つのFactorが完全に重なった場合は分離され ない可能'性が示唆された。また、LAOにて評価 する場合、大血管(特に肺動脈流出部)は無運動 Factorとして表示され、異常Factorとの鑑別が 必、要であると思われた。

今後さらに症例数を増やし、その精度やPhase Analysisとの比較などについて検討してゆきた

い。

金沢大学核医学科

(2)

FactorAnalysisの概念

DynanlicData

数学的処理

PhySioIogicjComponen(

(対象臓器の機能成分)

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▼図1完全右脚ブロック症例(LAO35。)

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参照

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