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中嶋憲一零分校久志瀞滝淳一瀞南部_朗※欣一瀞多田明※※

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Academic year: 2021

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心室壁運動解析の新しい試み:長さの変化に基づく 位相解析法(Iength-basedFourieranalysis)

中嶋憲一零分校久志瀞滝淳一瀞南部_朗※

欣一瀞多田明※※

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た心プールと対応させると、心尖部から前側壁の 位相の遅延を認め、この範囲のdyskinesisが容易 に診断できる。短縮率は、同範囲が低値を示すが、

下壁から後壁基部は良好な収縮であることが判る。

Fig.3にカウント変化に基づく位相振幅画像を示 した。

さらに同様の処理を心プール断層像について行 った。Fig.4は、右心室後壁に副刺激伝導路を有 するWPW症候群の右室短軸像に本処理を施行し たものであるが、位相の最小値は、後壁(図の下 方)に認められる。なお中隔側(図の右方)は%

LSが小さいため、表示されていない。

以上、本法は心プール検査におけるasynergy定 量化の改善の他に、壁運動の収縮の順序の解析が 可能であり、断層法への応用についても有用性が 期待できる。

心電図同期心プールシンチグラフイを用いた壁 運動の解析法として、シネモードでの壁運動観察 のほかに、輪郭の重ね合わせ、functionalimage などが報告されている。Functionalimageは、三 次元的な`情報を含むという利点はあるが、造影剤 を用いた心室造影法と比較すると、セグメントの 対応が必ずしも容易でない症例があり、さらに異 常運動の程度の評価についても、視覚的判定では、

難しい症例が認められる。そこで、新たに心室輪 郭の動きに着目して、すなわち心室中心から辺縁 までの長さに対して、フーリエ解析を応用する壁 運動評価法を考案した。

〔方法〕

方法の詳細については、別に報告したのでここ では簡単に述べる3,2)心電図同期心プールシン チグラフイは、Tc-99m標識赤血球20mCiを用 いて行い、64×64マトリクスのフレームモード で1心拍を24分割し、核医学用コンピュータ

(OhionuclearVIP450)に収集した。また、心 プール断層法については、2台の対向型カメラを 有するZLC-Scintipac-2400ssystem(島津)を 用いてデータ収集と画像再構成を行った。

長さの変化に基づく位相解析法(length-based Fourieranalysis,これに対して従来の位相解析 法は、各画素のカウント変化に基づいて算出され るので、便宜的にcount-basedFourieranalysis とよぶ。)は以下のごとく行った。まず、左心室に マスクイメージを設定し、、その周辺のカウントを Oにする。この画像の重心を求め、この点から、

threshold法で求めた辺縁までの距離の変化につ いて、Fig.1に示したように、フーリエ変換の基 本波成分の位相と振幅を計算した。さらにこの値 を、短縮率(%LSpercentlengthshortening)

に換算した。位相と%LSを中心からの各角度に ついて、極座標を用いて表示し、原画像とそのま

ま角度が対応できるようにした。

〔結果と考案〕

心尖部にdyskinesisを有する症例に本法を適用 した結果をFig.2に示した。各円は位相で90.,

%LSで25%を示している。Fig.2の下段に示し

文献

1)中嶋憲一、分校久志、多田明、他:心室輪 郭の動きに対するフーリエ解析の応用一壁運 動定量化の新しい試み-.

核医学21:7,209-213,1984.

2)KenichiNakajima,HisashiBunko,

NorihisaTonami,etaLQuantificationof segmentalwallmotionbylength-based Fourieranalysis.』・NucLMed.,24:917-921, 1984.

※金沢大学核医学科

※※国立金沢病院放射線科

-25-

(2)

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Fig.2心尖部にdyskinesisを有する心筋梗塞症例の右前斜位心 プール像

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Fig.3同症例のカウント変化に基づく位相振幅解析 Fig.4右室後壁に副刺激伝導路を有するWPW症候群の右室短 軸像

-26-

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参照

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