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○ 論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 甲・ ○

3057

岡﨑 敬之介

論文審査担当者

主査 宮崎 章 教授 副査 中村 清吾 教授

副査 角田 卓也 教授

(論文審査の要旨)

エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体、上皮成長因子2受容体のいずれの発現も ない Triple-negative breast cancer (TNBC) はホルモン感受性がなく難治性である。TNBC non-basal type の MDA-MB-231 細胞に微小管ダイナミクス阻害剤エリブリンを曝露する と、癌促進的情報伝達分子である Wnt3a、β-カテニンの発現は減少し、Wnt3/β-カテニン 経路を抑制するリン酸化 GSK-3β の発現は増加した。21 塩基からなる microRNA-195 (miR-195) の合成産物を MDA-MB-231 細胞にトランスフェクションすると、Wnt3a、β-カ テニンの発現は減少し、リン酸化 GSK-3β の発現は増加した。さらに MDA-MB-231 細胞を エリブリンに暴露すると miR-195 発現は増加した。以上より、エリブリンの新たな抗腫瘍 効果として、miR-195 発現誘導を介する Wnt3/β-カテニン経路の抑制が想定された。

エリブリンの新たな抗腫瘍効果を明らかにした本論文には学術的価値があり、学位論 文に相当するものと判断した。

論文題名:Eribulin treatment induces high expression of miR-195 and inactivates the Wnt/β-catenin signaling pathway in

triple-negative breast cancer

(トリプルネガティブ乳がん細胞へのエリブリ ン曝露は miR-195 を 高発現し Wnt/β-Catenin シグナル経路を不活化する)

掲載雑誌名:The Showa University Journal of Medical Sciences 2018 掲載予定

(主査が記載、500 字以内)

参照

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