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石井靖辮杉本李鍾大雰蕊定藤

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Academic year: 2021

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(1)

ggmTc-MlBlの持続静注とDynamicSPECTを 用いた局所心筋血流量定量の試み

範雄ザ山本和高潔 勝也欝蕊中野顯辮※※

規弘瀞…米倉義晴…※

続静注における心内腔と心筋壁のactivityの推移を 示すが、心内腔のactivityは最初、比較的直線的に増加 するが、次第にactivityが一定になる傾向にある。これ は、99mTc-MIBIの、中への流入と血中からの消失が 時間がたつにつれて平衡に達するからと考えられる。

一方、心筋壁のactivityは持続静注の間、ほぼ直線的に 増加した。KuとrMBFとの間には、Ku=0056+

O220rMBF,r=0.83の良好な相関が得られた

(Fig2)。

〔考察〕

最近、心筋血流トレーサーを用いた局所心筋m流定 量がいくつかの施設で行われている。まだ、確立され た方法は発表されていないが、今回の我々のアプロー チはすでに99mTc標識の脳m流トレーサーで確立され た方法を用いており、トレーサーの動態が似ていれば 同等の結果が得られるという仮定に基づくものであ る。心筋血流定量の必要性に関してであるが、心筋血 流の定1性,半定量評価においては脳血流定量における 小脳のような参照部位を得ることが困難である。した がって、3枝病変に伴う広範な血流低下は定'性的評価 において、全領域正常と判定されかねない。3枝病変 においては、負荷試験の危険性も報告されており、あ らかじめ安静時心筋血流量の定量値を知っておくこ とが大事であると考えられる。

今回の検討では、KuとrMBFの間に良好な相関が 得られ、あたかも実用的な方法として捉えられたかも 知れないが、いくつかの問題点が残されている。まず、

spilloverfractionであるが、今回はファントムデー タを用いて補正を行った。実際には、spillover fractionは心内腔および心筋のactivityに応じて変 化し得るものであり、領域によって過大,過小補正を 受けている可能性が考えられた。また、散乱線吸収補 正は行っていないにもかかわらず、良好な相関が得ら れたが、その理由として、心筋の関心領域を吸収の影 響を受けにくい前壁にとったためと考えられる。しか し、中隔や下壁などの吸収を受けやすい領域,肝臓に 近接する領域に関しては吸収補正は必須と考えられ、

その正確な補正は今後の装置の発展にかかっている と考えられた。

〔結語〕

99mTc-MIBIを用いて測定されたKuは、「MBFと良 好な相関を示し、SPECTによる局所心筋m流定量の 可能性が示唆された。

土田龍郎ザ高橋 石井靖辮杉本 李鍾大雰蕊定藤

〔はじめに〕

これまで、局所心筋血流量の定量はinvivoにおい てはPETを用いてのみ可能であった。以前、我々 は99mTc-ECDの持続静注とDynamicSPECTによる 局所脳血流量の定量法を考案したが、今回、同方法を 局所心筋血流量の定量に応用し、99mTc-MIBI(MIBI)

を用いることにより、その可能性について検討した。

〔対象と方法〕

対象は陳旧性心筋梗塞患者5例である。使用機種は 東芝社製3検出器型ガンマカメラCCA9300A/HG およびGE社製全身用PETAdvanceである。方法 は、99mTc-MIBI740MBqを20,1に希釈し、シリン ジポンプにて2ml/minで持続静注を行った。同時に DynamicSPECTをlminute/frameで20frame撮 像した。今回、定量のための入力関数を左心室腔より 得るため、心筋と心内腔の間のspilloverfractionを 考慮に入れる必要がある。そのため、ファントムを用 いて相互のspilloverfractionを求めた。まず、ファン トムの心内腔分画を740kBq/mlの99InTc溶液で、心筋 分画を生食で満たし、6時間毎に24時間後まで SPECTを撮像した。SPECT画像上の心内腔および 心筋(前,側壁、中隔)に関心領域を設定し、その比を spilloverfractionとした。次に、心筋分画にl48 kBq/mlの99mTc溶液、心内腔分画に生食を入れ前述 と同様の方法でspilloverfractionを求めた。局所心 筋血流定量に関しては、入力を左心室内腔に、梗塞部 心筋および前壁健常部心筋に関心領域を置き、99mTc- MIBI静注開始から10分間のデータを用いて、

Gjedde-Patlakplot解析を行い、血中より心筋への トレーサーの流入定数Kuを求めた。なお、心筋の activityは、ファントムより求められたspillover fractionを補正したものを用いた。これをl3N- ammoniaを用いて測定された局所心筋、流量 (rMBF)と比較した。

〔結果〕

心内腔から心筋へのspilloverfractionは16.9±

5.6%、心筋から心内腔へのspilloverは42±2.1%

であった。また、心筋の各領域におけるspillover fractionに有意な差は認められなかった。Fig.1に持

※福井医科大学

※※

※※※

|司

※※※※

放射線科 放射線部 第一内科

高エネルギー医学研究センター

-7-

(2)

第29回北陸循環器核医学研究会(1997.12)

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▲Fig.2

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参照

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