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遮水層を設けた車道透水性舗装に関する検討

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Academic year: 2022

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(1)V‑453. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 遮水層を設けた車道透水性舗装に関する検討 独立行政法人土木研究所. 1.はじめに. 同. 上. 同. 上. 正会員. ○城戸. 浩. 正会員. 新田. 弘之. 吉田. 武. を敷設した。. 近年、地下水涵養,集中豪雨などによる都市型. 又、各工区の表層上面に路面温度上昇抑制効果. 水害の発生の抑制などへの期待から、車道におけ. を向上させるため白色のトップコートの施工を行. る透水性舗装の研究が進められている。透水性舗. った。 各工区の耐久性を調査するため荷重車を連続走. 装の車道への適用については様々な構造の検討が 行われ比較的軽交通での採用例もあるが. 1). 、重交. 行させ49kN換算輪数で0,6万輪,15万輪(B交通1.. 通道路への適用には至っていないのが現状である。. 5年相当)走行時に路面性状調査を行い縦・横断. 透水性舗装は一般的に路盤以下に水を浸透させる. 凹凸量測定,ひび割れ率測定,現場透水試験,す. 構造であり、細粒分の流出、路床の泥濘化などが. べり抵抗測定(DFテスター),FWDによるたわみ. 懸念される。そこで路床の支持力低下を防ぐため. 量測定を行った。. 遮水層を設け、雨水を路床下へ浸透させない構造 を考案し、自動走行大型車両(以下、荷重車とい. 3.試験結果 路面性状測定結果から以下の結果が得られた。. う)による促進載荷試験を実施したのでその結果. 1)縦・横断凹凸量測定結果. について報告する。. 図−2 に示すように初期値から15万輪経過によ 2.実験概要. る変位量はほとんど変化がなかった。 1工区 (縦断)下層路盤上遮水シート. 施工した舗装構造を 図−1 に示す。施工は土木. 3工区 (縦断)遮水シート無. 平 面 図. 5m. 20m. 1工区. 2工区. トップコ-ト(白色). トップコ-ト(白色). 横断凹凸量(mm)及び縦断凹凸量(σmm). 研究所舗装走行実験場において行った。 20m. 2工区 (縦断)路床上遮水シート. 4.0. 20m. 3工区 トップコ-ト(白色). 断 面 図. 5cm. 透水性アスファルト(13㎜TOP). 透水性アスファルト(13㎜TOP). 透水性アスファルト(13㎜TOP). 5cm. 透水性アスファルト(13㎜TOP). 透水性アスファルト(13㎜TOP). 透水性アスファルト(13㎜TOP). 15cm. 透水性アスファルト安定処理. 透水性アスファルト安定処理. 透水性アスファルト安定処理. 路盤(C-40). 路盤(C-40). 路盤(C-40). 路床(ロ-ム). 路床(ロ-ム). 1工区 (横断)下層路盤上遮水シート. 3.5. 2工区 (横断)路床上遮水シート 3工区 (横断)遮水シート無. 3.0. 縦断凹凸量 2.5. 2.0. 1.5. 横断凹凸量 1.0. 0.5. 0.0 0. 4. 6. 8. 49KN換算輪数. 遮水シ-ト 35cm. 2. 10. 12. 14. 16. (万輪). 図−2 縦・横断凹凸量測定結果 2)ひび割れ率測定結果. 遮水シ-ト 路床(ロ-ム). ひび割れ率については全て0%であった。 図−1 舗装構造. 3)現場透水試験結果. 路床土は関東ロームであり、各工区とも設計CB Rが概ね3%程度の支持層が分布していた。. 図−3 に示すように初期値から15万輪経過によ る透水量の変化はほとんどなく、透水量1,200ml/. 遮水シートは橋面防水で利用される防水シート. 15s以上を保持し良好な状態であった。. キーワード:車道透水性舗装、重交通道路、路床、遮水層、FWD 連絡先:〒305‑8516. 茨城県つくば市南原1番地6. ‑905‑. TEL0298‑79‑6789. FAX0298‑79‑6738.

(2) V‑453. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 4)すべり抵抗測定結果. ③弾性係数. 図−4 に示すように初期値から6万輪経過時で. 4,000〜8,000MPa前後の値を示していた。各工区. は、荷重車走行によりトップコートの表面性状が. ともに初期値から15万輪経過によるアスコン層. すべりに対して向上する傾向にあるが15万輪に. の弾性係数に大きな変化は認められなかった。. 至るまでには骨材の表面が摩耗していき、すべり. 路床CBR,残存T A,弾性係数ともに、車道透水性舗. 抵抗性が低下していくと思われる。. 装における遮水シートを使用した効果の差は確認 1工区 上層路盤上遮水シート. できなかった。. 2工区 路床上遮水シート 3工区 遮水シート無. 1600. 表−1FWDによるたわみ量及び計算結果. 1400. 49KN. 透水量. (ml/15s). 1200. 工 区. 15万輪. 1工区. 0. 430. 30. 296. 140. 7.0. 24.7. 7,813. 下層路盤上 遮水シート. 6. 434. 29. 303. 134. 7.5. 24.5. 8,221. 15. 483. 35. 348. 140. 7.1. 22.9. 6,464. 0. 495. 47. 383. 125. 7.8. 21.9. 4,389. 6. 449. 29. 332. 124. 8.1. 23.5. 8,154. 15. 462. 36. 346. 122. 8.3. 23.0. 6,166. 0. 478. 48. 363. 122. 8.1. 22.5. 4,315. 6. 441. 34. 325. 120. 8.3. 23.7. 6,665. 15. 468. 38. 353. 120. 8.3. 22.8. 5,771. 3工区. 49KN換算輪数. 図−3 現場透水試験結果. 遮水シート無. (㎝). 弾性係数. (μm). 0 6万輪. Esg (%). アスコン層. (μm). 路床上 遮水シート 0(初期値). 路床CBR 残存TA. (μm). 2工区. 200. D1500. (μm). 800. 400. D0−D200 D0−D1500. (万輪). 1000. 600. D0. 換算輪数. Eas (MPa). 注)載荷荷重・温度補正後の値である。. 4.まとめ. 測定速度40km/h 1.1. 今回の荷重車による促進載荷試験結果において. 1.0. すべり抵抗値. (μ). 0.9. 路面性状に差が無く3工区とも良好な表面性状を. 0.8. 保持している。又、たわみ量から判断して舗装構. 0.7. 造としても問題はないものと思われる。. 0.6 0.5. このため遮水シートを使用した効果について明 1工区 上層路盤上遮水シート. 0.4. 確な結果が得られなかった。. 2工区 路床上遮水シート 0.3 3工区 遮水シート無 0.2 0. 2. 4. 6. 8. 49KN換算輪数. 10. 12. 14. 16. (万輪). 5.今後の課題. 図−4 すべり抵抗測定結果. 施工後1年目(B交通1.5年相当)の供用で経. 5)FWDによるたわみ量測定結果 FWD運用マニュアル(案). 2). 過年数が少なく、引き続き耐久性の調査を行って. による計算結果を基. 行く予定である。又、今後の調査においては路盤. に各工区の相対評価を行った。計算結果を 表−. 路床に設置した遮水シートによる効果を調査する. 1 に示す。. ために降水量の多い梅雨、夏期に荷重車試験を行. ①路床CBR. う予定である。. 各工区ともCBR=7〜8%であり設計CBRより高い値. 又、舗装の明色化,表・基層、路盤等での保水. となった。初期値から15万輪経過しても路床CBRの. による路面温度上昇抑制効果を期待し夏期におけ. 値に変化はなかった。. る舗装の路面温度特性調査も行う予定である。. ②残存T A 初期値が22〜25cmに対して、15万輪経過時で 23cmとばらつきはしているが、ほんど変化がなか った。 【参考文献】 1)堀越,大竹,木下:『新潟市における車道用透水性舗装について』,第8回北陸道路舗装会議技術報文集,pp151‑154,2000 2)(財)道路保全技術センタ−:『FWD運用マニュアル(案)』,平成8年3月. ‑906‑.

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参照

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