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言語条件づけ課題における強化の組合わせ

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奈良教育大学学術リポジトリNEAR

言語条件づけ課題における強化の組合わせ

著者 玉瀬 耕治, 門田 恵子

雑誌名 奈良教育大学紀要. 人文・社会科学

巻 26

号 1

ページ 103‑110

発行年 1977‑11‑15

その他のタイトル Verbal Reinforcement Combinations in a Verbal Conditioning Task

URL http://hdl.handle.net/10105/2539

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ult.鷲s。c).ヲ2&1977

言語条件づけ課題における強化の組合わせ

玉瀬 耕治・門田 恵子

(心理学教室) (広島県千年小学校) (昭和52年4月28日受理)

本研究では言語条件づけ課題の習得におよぼす言語的な正および負の強化の組合わせの効果に ついて報告する。一般に強化の組合わせには次のような3っの場合が考えられている(1)正反応

に対して"正しい"と言い、誤反応に対して"まちがい"と言う場合(Right‑Wrong,以下RW と記す)、 (2)正反応に対して"正しい"と言い、誤反応には何も言わない場合(Right‑Nothing, 以下 RN と記す)、および(3)正反応には何も言わず、誤反応に対して"まちがい"と言う場合 (Nothing‑Wrong,以下NWと記す) 。 Buss, Weiner, and Buss (1954)の報告以来これらの強 化の組合わせの研究は多数行われ、概してRWとNWの条件がともにRNよりもよいという 結果が得られている。このような結果はRとWの強化値や動機づけの強さ、 Nの機能についての 仮説(Brackbill & O'Hara, 1958 ; Buchwald, 1959; Buss, Braden, Orgel, & Buss, 1956)を 設けることによって検討されてきた(杉村, 1964),

ところで従来、弁別学習課題ではたいていの場合RW型の強化が用いられているのに、言語 条件づけ課題ではほとんどの場合RN型の強化が用いられてきた。両課題は、被験者に課題とし て与えられる事態のあいまいさを除いてはかなり類似しているので、言語条件づけ課題において もRW型の強化について検討する必要があろう。玉瀬(1970)は小学5年生を被験者にして言語 条件づけ課題におけるRWとRNを比較した。 RW群では主語となる4っの名前のうちの2っ に"よろしい"、残りの2っに"だめです"と言い、 RN群では2つの名前に"よろしい"と言 い、残りの2っには何も言わなかった。その結果、 RW群の方がRN群よりも成績がよい傾向が みられた。糸永・成瀬(1974)も類似の課題で小学6年生を用いて実験し、 RW群、 RN群、お よびNW群を比較した。彼らの実験でも標本値の上ではRW群の成績がもっともよかったが、

3群の問に有意差は見られなかった。これらの研究から、言語条件づけ課題においても従来の研 究と同様にRWが優位なことは予想できるが、 RNとNWの関係などについては、まだ十分明 らかではない。特に成人についての研究が不足している。そこで実験IではTaffel型言語条件 づけ課題を用い、大学生を被験者にしてRW, RN,およびNWという3種の強化の組合わせに ついて比較することにした。

実 験I

方   法

被験者 奈良教育大学の学生45名(男子9名、女子36名)が被験者として参加した。彼らはオ ペラント水準と各群の男女の比率が等しくなるようにして3群に割り当てられた。

材料 B6版の大きさの80枚の刺激カードが用意された。各カードには、わたしは、あなたは、

103

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104

玉瀬 耕治・門田 恵子

かれは、かのじょは、という4っの主語となる人称代名詞と、 1つの3音節動詞が書かれている。

カードごとの人称代名詞の配列と動詞は変えられている。

手続き 実験は心理学実験室で個別に行われた。実験者と被験者は衝立ての置いてあるテーブ ルをはさんで向い合ってすわった。刺激カードは衝立ての中央の窓から呈示された。被験者に対

して次のような教示がカードで示されたD

"これからしていただく実験は、人がどのように文章を作るかを調べるものです。これから何 枚かのカードをお見せします。そのカードには、 4つの代名詞(わたしは、あなたは、かれは、

かのじょは)と1つの動詞が書かれています。 4っの代名詞の1っと動詞を使って、できるだけ 短い文章を作って下さい.実験中は、いっさい質問を受けつけま漣んので、質問があれば、今、

言って下さい"。

被験者の反応はすべて実験者によって記録用紙に記録された。実験期間は20試行のオペラント 期と60試行の習得期に分けられた。オペラント期ではすべての被験者は、どの代名詞を使っても 強化を与えられなかった。この期間の終りに実験者は出現頻度第3位の代名詞をチェックし、そ れを習得期におけるその被験者の規準反応(正反応)とした。習得期では各被験者は、次の3っ の強化の組合わせ条件のうちのいずれかに割り当てられた。

RW群‑‑規準反応に対して"よろしい"、それ以外の反応に対して"だめです"という強化 が与えられる。

RN群‑規準反応に対して"よろしい"という強化が与えられ、それ以外の反応には無強化 である。

NW群‑規準反応には無強化で、それ以外の反応に対して"だめです"という強化が与えら れる。

全試行終了後、すべての被験者は質問用紙を手渡され、強化の随伴性に関する意識性、および 強化を受けることへの意図性などについて尋ねた5項目の質問に答えた。

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図1は20試行のブロックごとに各群の平均規準反応数を示したものである。オペラント・ブロ ックについて分散分析したところ、 F(2/42)‑2.14 で群差はみられなかった。次に3 (租合わ せ)×4 (ブロック)の分散分析を行った結果、ブロックの主効果がF(3/126)‑8.61となり1%

水準で有意であった。これは、全体として試行とともに成績が上昇していることを示している。

群の主効果はF(2/42)‑1.42,群とブロックの交互作用はF(6/126)‑1.16でいずれも有意ではな かった。しかし、成績は各群とも漸増しているので、さらに各群ごとに、オ云ラント・ブロック から最終ブロック‑の増加量についてt検定を行ったO その結果、 RW群(増加量3.73)とNW 群(3.67)の値がいずれも5%水準で有意であり(有れぞれit‑2.26, t‑2.36), RN群(0.93) は有意ではなかった *‑1.18)。この結果はRW≒NW>RNという従来の結果と一致する傾向 を示している。

実験後の質問に対する結果は次のとおりであった。強化の随伴性(どんな時に"よろしい"、

"だめです"と言われたか、言われなかったか)について意識性ありとみなされた被験者はRW 群で6名、 RN群で6名、 NW群で4名、合計16名つ全体の36^)であった。これらの人数には 群差はみられなかった(Z2‑0.78, df‑2)c意図性("よろしい"と言われるようにし、 "だめで

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す"と言われないようにした) がありと認められた被験者はRW群で4名、 RN群で1名、 NW 群で6名、合計11名(全体の2A%)であった.これらの人数には群差はみられなかった(Z2‑4.57, df‑2}c次に3群をこみにして意識性と意図性の両方がある者(6名)、意識性だけある者(10名)、

意図性だけある者(5名)、および両方がない者(24名)に分けて成績を比較した。それぞれの被 験者について、オペラント・ブロックから最終ブロックへの増加量は、幌に14.67、 1.00、 0.60、

1.00であった。この結果は、意識性と意図性の両方ある者の成棟がきわめてよい(」‑19.30, df

‑5,♪<0.01)ことを示している。

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(オペラント)

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20試行ごとのブロック

図1各群の平均規準反応数(実験I)

考   察

本実験の主な結果は、 RW群とNW群の成績が、共にRN群よりも優れていたことである。

分散分析では、 3群に関する有意差は得られなかったが、増加量でみた限りではRW群とNW 群の成績がよかったといえる。この結果は、 2選択の課題を用いたBuss, Braden, Orgel, and Buss (1956)やRWとRNだけを比較した玉瀬(1970)の結果と一致している Bussらは、こ のような結果について、 Nは強化因ではなく、 Rは弱い正の強化因であり、 Wは強い負の強化 因であると解釈している。

意識性および意図性i:こ関する報告から次のことがいえよう。意識性のあった被験者の人数は、

3群ともほぼ同じであらたので、組合わせの条件によって意識性獲得に差は生じなかったことに なる。しかし、意図性については、 RN群で"よろしい"と言われるようにした者がわずか1人 しかいなかったのに対して、 NW群で"だめです"を避けようとした者が6名もいた。この結 果は、 Rは積極的な動機づけ効果をあまり持たないが、 Wは回避的効果を生じることを示唆し ている。ただし、本実験のような4選択の課題では、 Wが与えられる比率の方がRが与えられ

る比率よりも高いことも考慮しなければならない。 RW群およびNW群で成績がよかったのは、

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玉瀬 耕治・門田 恵子 主にこのようなWの回避的効果を反映しているものと考えられる。

実 験II

実験IではRWとNWがRNよりもよいという結果が得られたが、このような強化の組合わ せの効果は、強化が直接被験者に与えられたために生じたものなのか、それとも単に、そのよう な反応と強化の関係についての情報を与えられるだけでも生じるものなのかは興味ある問題であ る0本実験では実験Iと同一の課題を用い、観察学習場面における代理強化の組合わせの効果を 検討する Marston (1966)はGreenspoon型の言語条件づけ課題を用いて代理強化の組合わせ の効果を検討し、 RW群が他の2群よりもよいことを示唆している。また、祐宗(1975)および 祐宗他(1976)も3選択の弁別学習課題を用いてこの問題を検討している。彼らの結果でもRW 群の成績がよかったがRN群とNW群に関しては結果が一貫していない。本実験では、 RN群 とNW群におけるモデルへの強化の比率をどちらも全反応の50%になるようにして、両群の成 績を比較しうるように配慮した。

方   法

被験者 奈良教育大学の学生45名(男子18名、女子27名)が被験者として参加したO彼らはオ ペラント水準と各群の男女比が等しくなるように3群に割り当てられた。

材料140枚の刺激カードが用意された。そのうち80枚は実験Iと同じもので、被験者用とし て使用され、新たな60枚はテープモデルの反応を被験者に聞かせる際に使用された。テープに録 音された女子学生モデルの反応は全部で60試行で、そのうち規準反応(正反応)は10試行ごとに 2、 3、 4、 6、 7、 8個と漸増している。テープは3種の強化の組合わせ条件と4つの規準反 応の可能性があるために、 12種類用意された。

手続き オペラント20試行目までの手続きは実験Iと同じであった。この期間の終りに各被験 者の規準反応が実験Iのやり方で決定された。習得期は60試行であるが、これらの試行ではテー プモデルの反応と被験者の反応が10試行ごとに交互に6回繰返し行われた。習得期での教示は次 の通りであった。

"これから,あなたと同じ実験を、他の人が行ったのを録音したテープをお聞かせします。テ ープが一区切りすむと次はあなたが答える番ですOテープと10回ずつ交互に答えて下さい.では、

まずカードを見ながらテープを聞いて下さいO ‑‑・・‑・・次はあなたがやる番ですo こちらが合図 するまで続けて下さいOでは始めて下さい。 ‑‑・‑‑はい、やめて下さい。次は、カードを見な がらテープを聞いて下さい。    "

各被験者は次の3つの代理強化の組合わせ条件のいずれかのテープを聞いた。

RW群‑モデルの反応のうち、規準反応には"よろしい"、それ以外の反応には"だめです"

という強化(被験者にとっては代理強化)が与えられているテープを聞く。

RN群‑モデルの反応のうち、規準反応には̀̀よろしい"という強化が与えられ、それ以外 の反応には無強化のテープを聞く。

NW群‑モデルの反応のうち、規準反応には無強化で、それ以外の反応には"だめです"と いう強化が与えられているテープを聞く。

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全試行終了後、すべての被験者は質問用紙を手渡され、代理強化の随伴性に関する意識性、お よびテープモデルを模倣しようとする意図性などを尋ねた6項目の質問に答えた。

結   果

図2は20試行のブロックごとに各群の平均規準反応数を示したものである。オペラント・ブロ ックについて分散分析したところ、 F(2/42)‑1.14で群差はみられなかったo次に3 (組合わせ)

×4 (ブロック)の分散分析を行った結果、ブロックの主効果がF(3/126)‑8.10となり1%水準 で有意であった。これは、全体として試行とともに成績が上昇していることを示している。群の 主効果はF(2/42)‑1.73、群とブロックの交互作用はF(6/126)‑1.19でいずれも有意ではなか った。しかしさらに各群ごとに、オペラント・ブロックから最終ブロック‑の増加量についても 1検定を行ったところ、 RW群(増加量‑4.73)とNW群(3.80)の値がいずれも5%水準で有 意であり(それぞれ*‑2,93,*‑2,41),RN群1.07)は有意ではなかった(*‑1.25。この結果 は実験Iと同様にRW≒NW>RNという従来の結果と一致する傾向を示している。

実験後の質問に対する結果は次のとおりであったO代理強化の随伴性(テープの人がどんな時 に"よろしい"、 "だめです"と言われたか、言われなかったか)について意識性ありとみなさ れた被験者はRW群で6名、 RN群で4名、 NW群で3名、合計13名(全体の2996)であった。

また、意図性(テープの人をまねようとした)がありと認められた被験者はRW群で6名、 RN 群で1名、 NW群で5名、合計12名(全体の21%)であった。次に3群をこみにして意識性と意 図性が両方ある者(7名)、意識性だけがある者(6名)、意図性だけがある者(5名)、および 両方がない者(27名)に分けて成績を比較した。それぞれの被験者について、オペラント・プロ

20r

平 均 規 準 反 応 数

2      3

(習得)   (習得) 20試行ごとのブロック 図2 各群の平均規準反応数(実験Ⅱ)

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玉瀬一潮冶・門田 恵子

ックから最終ブロックへの増加量は、順に13.86、 0.50、 5.60、 0.59であった。この結果は、実 験Iと同様に、意識性と意図性の両方ある者の成績がよいOt‑ll.70, df‑6, p<.OOl)ことを示

している。

最後に,実験Iの直接強化の組合わせと実験Ⅱの代理強化の組合わせの違いを検討するため、

2(直接一代理)×3(組合わせ)×4(ブロック)の分散分析を行った。その結果、ブロックの主効果 (F‑16. 37, df‑3/252, p<.01)と強化の組合わせとブロックの交互作用(F‑2. 15, df‑6/252, p<.OS)が有意となり、その他の要因はいずれも有意にはならなかった。したがって、直接強化

と代理強化の差はなかったといえる。有意な交互作用は、学習が進むにつれてRW群とNW群 の成棟がRN群よりもよくなったことを示している。

"*^   55?

本実験の主な結果は、実験Iと同様に、 RW群とNW群の成績が、共にRN群よりも優れて いたことであるo これは被験者に一皮も直接強化を与えない観察学習場面においても、強化の組 合わせの効果がみられたことを示している。 RW群が優性であることは、従来の研究(Marston, 1966;祐宗, 1975;祐宗他, 1976)からも予想されたが、 RN群とNW群の差異については明ら かではなかった。実験後の意識性および意図性の報告から次のことがいえよう。意識性ありとさ れた人数はどの群でもあまり変わらないが、模倣の意図性ありとされた人数はRN群で少ない傾

向がみられる。そこでRN群とNW群における代理強化の受け取り方を比較すると、 RN群で はR蚤"よい感じ沖と受け取っている者が1人もいないのに対して、 NW群ではWを"悪い 感じ"と受け取っている者が過半数(15名車8名)であった。したがって、 RN群で模倣の意図 が高まらなかったのは、 Rの積極的な動機づけ効果が弱かったためであると考えられる0 ‑万、

NW群ではWが強い回避的効果を生じ、それが模倣の意図を高めたと推測される。

以上のように、実験Iでは直接強化を用い、実験Ⅱでは代理強化を用いて強化の組合わせの効 果を検討したが、両者においてきわめて類似した結果が得られたことは興味深い。これらの結果 から、少くとも大学生では、学習過程におけるWはRよりも効果的に働くことが示唆される。

要   約

Ta任el型の言語条件づけ課題で、大学生を被験者にして言語強化の組合わせの効果が検討され た。強化の組合わせの条件は、 (1)規準反応に"よろしい"、,それ以外の反応に"だめです"と言 う場合(RW群)、 (2)規準反応に"よろしい"と言い、それ以外の反応には何も言わない場合 (RN群)、および規準反応には何も言わず、それ以外の反応に"だめです"と言う場合(NW 群)の3種であった。実験Iでは直接強化が用いられ、実験IIではモデルテープによる代理強化 が用いられた。 2っの実験から、 RW群とNW群の成績が、共にRN群よりもよいという結果 が得られたO これらの結果は、従来の研究と一致するものであり、 Wによる回避的効果がRの 動機づけ効果よりも強いことを示唆するものと解釈された。

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引 用 文 献

Brackbill, V., & O'Hara, J. 1958 The relative eぽectiveness of reward and punishment for discrimination learning in children. Jo窄rnal of Comparative and Physiological Psychology, 51, 747‑751.

Buchwald, A. M. 1959 Extinction after acquistion under different verbal reinforcement combinations.

Journal of Experimental Psychology, 57, 43‑48.

Buss, A. H., Braden, W., Orgel, A., & Buss, E. H. 1956 Acquisition and extinction with different verbal reinforcement combinations. Journal of Experimental Psychologyy, 52, 288‑295.

Buss, A. H., Weiner, M., & Buss, E. 1954 Stimulus generalization as a function of verbal reinforcement combinations. Journal of Experimental Psychology, 48, 433‑436.

糸永和文・成瀬悟策1974 言語オペラント条件づけ規定要因に関する研究(I )  教示の型と言語強化の型 の差異の効果‑九州大学教育学部心理学部門紀要18 (2) , 27‑38.

Marston, A. R. 1966 Determination of the effects of vicarious reinforcement. Journal of Experimental Psychology, 71, 550‑558.

杉村 健1964 子どもに与える言語的賞罰の効果 奈艮学芸大学付属幼稚園研究紀要 3.

祐宗省三1975 観察学習における代理性強化の組合わせの効果 日本心理学会第39回大会発表論文集 S 23.

祐宗省三・田中敏明・前田健一・川島恵子・石橋由美1976 観察学習における代理性強化の組合せの効果(2), (3)日本心理学会第40回大会発表論文集 517‑520.

玉瀬耕治1970 言語条件づけにおよばす強化の組合せと動機づけの教示の効果 教育心理学研究18 (3),

177‑182.

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110 s.m ®&-?m m*

Verbal Reinforcement Combinations in a Verbal Conditioning Task Koji Tamase

Department of Psychology, Nara University of Education, Nara, Japan and

Keiko Monden

Chitose Elementary School, Hiroshima, Japan (Received April 28, 1977)

Two experiments were conducted to examine the effects of verbal reinforcement com- binations on the performances in a Taffel-type verbal conditioning task. In Experiment I forty-five undergraduates were given direct reinforcements under one of the three rein- forcement combinations : (1) "Good" for a critical response and " Bad" for three non-critical responses (RW), (2) " Good " for a critical response and nothing for three non-critical re- sponses (RN), and (3) Nothing for non-critical responses and " Bad " for a critical response (NW). After 20 operant trials each subject was reinforced under one of these combinations.

The obtained results that both RW and NW groups showed superior performances than RN group were explained to show that " Bad " produced a stronger tendency to avoid the non- critical responses than " Good " produced a tendency to approach the critical responses. The subjects who were aware of response-reinforcement contingencies and intended to receive

" Good " and/or to avoid " Bad " showed superior performances than the other subjects.

In Experiment II forty-five subjects were performed under one of the three vicarious reinforcement combinations. Vicarious reinforcements to the model's responses were recorded in a model tape. After 20 operant trials, 10 responses by the model tape were presented and then the subjects were required to respond 10 trials. The alternation of the model's

and the subject's responses was repeated 6 times through 60 acquisition trials. Reinforce-

ment combinations in model tapes were the same as Experiment I. Similar results to Ex-

periment I were obtained, that is, RW and NW were superior to RN. Similar effects of

awareness and intention to imitate the model were also found. It was suggested that the

verbal reinforcement combinations in a verbal conditioning task had the same effects under

both direct and vicarious reinforcements.

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