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下垂体副腎皮質刺激ホルモン産生細胞におけるニューロメジンBの発現と細胞増殖における影響の検討

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Academic year: 2018

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(様式 17)

学 位 論 文 審 査 の 概 要

博士の専攻分野の名称 博士(医 学) 氏 名 亀田 啓

主査 教授 筒井 裕之

審査担当者 副査 教授 渥美 達也

副査 教授 岩永 敏彦

副査 教授 櫻木 範明

学 位 論 文 題 名

下垂体副腎皮質刺激ホルモン産生細胞におけるニューロメジン B の発現と

細胞増殖における影響の検討

(Expression and proliferative activity of neuromedin B in pituitary

adrenocorticotropin-producing cells)

学位申請者亀田啓の学位論文審査会は、平成26年2月14日午後16時30分より医学部

5-1セミナー室において行われた。学位申請者はスライドを用いながら約30分に渡って学

位論文内容の発表を行った。発表ではCushing病に対する有効な薬物療法がないことが臨

床上の問題点であることを説明し、Cushing 病の治療標的となる分子を見出すことが本研

究の目的であると述べた。研究の第1部ではメラノコルチン2受容体(MC2R)KOマウス

を用いた検討から、原発性副腎不全の状態において下垂体ACTH産生細胞にニューロメジ

ン(NMB)が発現していることが証明されたと述べた。第2部の実験はマウスACTH産生

下垂体癌細胞株ならびにヒト下垂体腺腫検体を用いて行われ、NMB がACTH 産生下垂体

腺腫に発現しており細胞増殖への関与が考えられることからCushing病の治療標的として

可能性があると結論した。その後副査岩永敏彦教授からラットにおけるNMB発現の報告と

今回の研究結果との差異についての質問とNMBR抗体を用いた免疫染色についての質問が

あった。次に副査櫻木範明教授よりNMBRの構造やNMBの生理的な意義についての質問

があった。最後に主査筒井裕之教授よりNMBの発現調節や増殖に関わる細胞内シグナルに

ついての質問があり、学位申請者はいずれの質問に対しても質問に即した過去の報告を引

用し適切に回答した。この論文はNMBの下垂体ACTH産生細胞における発現を初めて明

らかにし、また下垂体腺腫の増殖との関連についても検討を進めており高く評価され、今

後の下垂体疾患の治療法の発展に寄与することが期待される。審査委員一同は、これらの

成果を高く評価し、大学院課程における研鑽や取得単位なども併せ申請者が博士(医学)

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