• 検索結果がありません。

洗浄並びに含嗽による口腔剥離細胞に関する研究第1編

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "洗浄並びに含嗽による口腔剥離細胞に関する研究第1編"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)616.. 314‑006.. 854‑076. 洗 浄 並 び に含 嗽 に よ る 口 腔 剥 離 細 胞 に 関 す る研 究 第1編 正. 常. 口. 腔. 剥. 離. 細. 胞. 学. 岡山大学医学部歯科 口腔外科 学教室(指 導:渡 辺義男教授) 白. 緒. 〔 昭和34年7月27日. 受稿〕. 学 的 に検 索 して い る.鈴 木 他(1956)65)は. and. 以上 の ご と く口腔 粘 膜 の角 化 に 関 す る剥離 細 胞 学. Hampeln(1876,'87),. Dakin(1945)1),. 的 研究 は多 数 見 られ るが,こ れ らは粘 膜 よ り直 接 擦. 辺91)に. 過 塗 抹 した もの で,粘 膜 表 面 よ り擦 過 す る こ とな く. Graham. 洗 浄又 は含 嗽 液 に よ る剥 離 細 胞 に関 して は未 だ報 告. '51, ,53, '54, '55)11)12)13)14)15), John. al.(1955). 年 令別 に. 正 常 口腔 粘 膜 の変 化 を組 織 学 的 に 追 究 して い る.. ど が 行 つ て い る(渡. よ る).近 年 はAyre. sonet. 夫. く は, Walahe(1843),. Beale(1860),. Betsrhardt(1895)な. et al.(1947,. 好. 言. 剥 離 細 胞 に 関 し て,古 Pouchet(1847),. 石. 27), Richardsonetal.. (1955)59)等. を 見 な い.口 腔 内 に諸 種 疾 患 を伴 え ば剥 離 す る細 胞 の 角化 程 度 も当然 異 つ て 来 る と思 われ るが.私 は此. に よ り食 道,人 腔,喀 痰 中 の 悪 性 腫 瘍 細 胞 に つ い て 観. の点 に関 して先 づ 含 嗽 液 に よ る正 常 剥 離 細 胞 所 見 に. 察 さ れ て い る,殊. つ いて 検 索 を行 つ た.. にGeorge. N. Papanicolaon54). 55)56). は 腔 内 容 の 塗 抹 法 を 海 〓 の 性 周 期 の 研 究 に 用 い,こ れ よ り1941年. 実験材 料並び に実験方 法. に 本 法 に よ る子 宮 癌 の 診 断 に 関 し,は. じ め て 発 表 し 婦 人 科 領 域 の 注 目 を あ び て 以 来,各 野 に 広 く応 用 せ られ 今 日 で は 所 謂routine. 分. method. の 一 つ と して 日 常 検 査 に 取 入 れ られ る に 致 つ て い. 実験材料 新 生 児 ・乳 幼 児,成 人.老 人 計83例 につ い て検 索 を行 つ た(表1).即. る.. ち 新 生 児 ・乳 幼 児 は生 後14日. 表1. 剥 離 細 胞 学 な る言 葉 はPapanicolaouが 用 い たEafoliative. Cytologyに. 辺(1951〜1959)83)〜97)は. 実 験 材 料. は じめ て. 相 当 す る邦 語 で 渡. これ を 塗 抹 標 本 に よ る 細. 胞 学 的 診 断 及 び 研 究 法 と 解 し て い る. 他 方 口腔 領域 に お け る剥 離 細 胞 学 的研 究 の 内 で 殊 に 角 化 に 関 して はWeinmann(1940)98), weinmann(1939)47)の 齲 蝕 と の 関 係,久. Orban. and. 上 皮 細 胞 の 角 化 お よ び 米(1944)31),. (1937, '48)100)101), papic Insem(1950)21),伊. and. Ziskin. Glickman(1950)53),. 丹(1956)22)な. Hormon,. Vitaminと. 報 告.渡. 辺(1951)83)は. et a1.. ど は 性 周 期,. 口腔 粘 膜 上 皮 の 角 化 に つ い て. 悪 性 腫 瘍 に 応 用 し,そ. 本 邦 に お い て は じめ て 口腔 の 唾 液 像,及. び 口腔 癌 に つ い. て 報 告 し て い る. Montgomery et al.(1951)40)は. 以 上7月 ま で の全 身状 態 可 良,且 つ 口腔 粘 膜 に何 ら 疾 患 な く無 歯顎 の もの22例,下. 行 い 洗 浄液 を採 取.成 人 の 内女 性 は 月経 時 を 避 け, 歯 肉炎,齲 蝕 のな い 健 康 な 全歯 牙及 び 口腔 粘 膜 を有 す る男 女30例(内. and von. Haan(1951)35). 口腔 癌.白. 板 症,成. 36)37),Miller 人 の正 常 口. 腔 粘 膜 の各 部 位 に つ い て上 皮 細 胞 の角 化 程度 を推 計. 顎 乳 中切 歯 が 僅 か に. 出 眼 して い る もの3例 に つ い て水 銃 で 口腔 内 洗 浄 を. 混 合 歯 弓2例),老. 人 は 正 常 口腔. 粘 膜 を有 す る無 歯 顎 患 者28例 の各 々 につ い て,材 料 採 取 時 間 を午 前10時 頃 に一 定 した, 義 歯 を装 着 して い る もの は これ を 除 き,最 初 含嗽.

(2) 6060. 白. 石. 生 理 的 食 塩 水 で 含 嗽 を 施 行 せ し め た.そ. 洗 浄 又 は 含 嗽 液 に50% よ く混 和 し,室. alcoholを. の. 直 ちに等 量加 え て. 温 に 置 い た も の を 被 検 液 と し た.. 赤 ×青,青. に染 色 され,こ の色 別 に よ る平均 百 分率. 及 び 推 計 学 的 に 有 意 の差 を検 定 した.ま た対 象 測微 計 を普 通 の標 本 を 検 す る と き の ご と く見 て 対物 鏡. 実験方法 1.. 夫. 細 胞 を算 定,角 化 の程 度 に よ り細 胞 形 質 は黄,赤,. を 行 わ し め て 大 き な 食 物 残 渣 等 を 取 り 去 つ た 後,約 50ccの. 好. 100倍,接. 遠 心沈 渣 塗 抹法. 眼 鏡10倍,計1000倍. 計(ERMA製)の. 被 検 液 を 遠 心 沈 澱 器 で, 2000 間 遠 心 し上 澄 液 を 棄 て て,沈. r. p. m.に. て10分. 渣 を静 か に白 金 耳 又 は. 綿 球 で 清 拭 した 載 物 ガ ラ ス 上 に 塗 抹,固. 定.(以. 下. 油 浸 装 置 で接 眼 測 微. 一 度 目が8μ. に 当 る の を 知つ た.. 対 象 測微 計 を去 り,標 本 を 置 いて 各 々の 色 別 につ い て100個 の 細 胞 形 質及 び核 の長 径 を 測 定 した.更 に 退 行 性 変 化 の程 度 を検 索 した.. 遠 心 法 と略). Ⅱ. Cell Block法. 実. 遠 心 法 に よ つ て 得 た 沈 渣 に13mgの を70%の1000cc.. alcoholに. lens paperで. 濾 過 し,こ. ピ ク リ ン酸. リ ン酸 溶 液 中 に24時 間 以 上 固 定 し,通 水,パ. 共 に ピク. この方 法 に よ る沈渣 塗 抹 標 本 の所 見 は 図1. Aに 示 す ご と くで あ る.即 ち扁 平 上 皮 細 胞 の 形態 は よ く 保 たれ て い るが〓 々折 れ 曲 り,重 畳 し,時 に細 胞 形 質 辺 縁 が 捲縮curlingし. Filter法. 被 検 液 を 遠 心 す る こ と な くMembrane 洋 濾 紙 製,以. 下MFと. 略)を. 共 に 固 定,染. て い る 所 見 が見 られ た.. そ の他 所 謂唾 液 小 体,各 種 細 菌 が観 察 され た.. Filter(東. 用 い て 吸 引 濾 過 しMF. 扁平上皮細胞 A.. 上 捕 捉 さ れ た 細 胞 を 載 物 ガ ラ ス上 に 移 して 塗 抹 標 本 と し た も の,及. 績. 法 の ご と く脱. ラ フ ィ ン 包 埋.. Ⅱ. Membrane. 成. I. 遠 心 法. 溶 解 し た もの を 加え. のlenspaperと. 験. a.. び 細 胞 を 剥 離 す る こ と な くMFと. 細 胞及 び核 の構 造 上 の所 見. 核 の所 見. 核 の外 形 は明 確 で 略 々 細 胞 の 中心 に位 置 す るが,. 色.. 検 査 方法. 時 に は 梢 々偏 在 して い る.形 は 円形 又 は 楕 円 形.大. 塗 抹 標本 とす る ものは 載物 ガ ラ スに 塗 抹後 乾燥 せ. き さ は最 大11μ で あつ た.染. し め る こ と な く,直 etherの. ち に95%. alcoholと. 又 は網 様構 造 を呈 し,塩 基 好 性 に 染 り,時 に1〜2. 間以 上 固 定. 個 の核 小 体 を認 め た.小 さい もの は核 濃 縮 を 示 し濃. ethyl. 等 量 混 合 固 定 液 に 少 く と も1時. し, Cell Block法. に よ つ た も の は2〜4μ. し て 脱 パ ラ し,す. べ てPap,氏. HarrisのHematoxylin,. に薄 切. 染 色 法 に従 つ て. Orange・G及. びEA. 65. 液 に よ る 重 染 色 を 行 つ た.. の 状 態 を,オ. レ ン ヂ,淡. 別 し得 る こ と,核,細. 紅,青. と異 り細 胞 の角 化 と そ の 程 度 に よ り識. 胞 形 質 の微 細 構 造 の 追究 に最. 適 で あ る等 の 点 か ら, Pap.の の 識 別,剥. 所 謂malignant. の も の で あ る とPap.は. 述 べ て い る.ま. 細 胞 をwell‑preserveす. る こ と が 重 要 て,こ. alcohol固. cell. 離 細 胞 か ら性 周 期 を 判 定 す る上 に,必. め に 材 料 採 取 後,標. 須. たPip.は のた. 本 が 乾 燥 せ ぬ う ちに, ether. 辺92)に. よ る),. 鏡 検 は 先 づ 倍 率100倍. 少 数 と 思 わ れ る も の を(‑)と 更 に 標 本 中 央 部 の1/3の. B, a).こ れ らは 〓 々核 の周 囲 に一定 の. 距 離 を あ け て 同 心 円 状 に 核 周 囲 空 胞 を形 成(図 た核 の存 在 した 所 が 無構 造 透 明 とな りその. 痕 跡 のみ を と どめ る もの,及 び 全 く消失 して い る も の も多 く見 ら れ た(図1.. D).多. し,殆. ん ど無 い か 或 は. し た. 部 分 を200倍. で500個. 核(2〜4個)を. 有 す る もの が 少 数 見 られ た(図1.. E, F, a).核 が 崩. 壊 し核 膜 は 消 失 して染 色 質 の粗 大 な 凝 塊 が 不規 則 に 分 布 して い る も の が 見 られ た(図1.. G).核. 分裂像. 核 の 大 き さは,細 胞 形 質 の色 別(後 述)に つ いて 各 々100個 の核 の 長 径 を 測 定 し, 6μ 以 上, 後,. の. 3μ 以 下20.8%,. 6μ 以 上 及 び核 の消 失 した もの は,各 々7%で た.. 5μ 前. 3μ 以 下 と して 分 類 し平 均 値 を求 め た(表2).. 5μ 前 後 の もの が 最 も多 く64.7%,. で 標 本 全体 を検 し白血 球 の. 多 数 見 られ る も の を(+)と. 明 瞭(図1.. は見 られ な か つ た.. 定 液 に 投 入 す る こ と を 強 調 して い る(wet. procedure)(渡. い 塩基 好性 に染 り一 様 に暗 く混 濁 して核 内構 造 は不. 1.C).ま. こ の 染 色 の 特 徴 は, Giemsa法. 色 質 は微 細 な顆 粒状. あつ.

(3) 洗 浄 並 び に 含嗽 に よ る 口腔 剥 離細 胞 に 関 す る研 究 図1. 6061. A. E. (×200) B. (×400) F. (×400). (×400). C. G. (×400) D. (×400) H. (×200). (×400).

(4) 6062. 白 表2. 石. 好. 夫. 細 胞 は核,細 胞 形 質 共 に 大 き く,黄 色 細 胞 は これ に. 剥離 上皮 細 胞 の核 の 大 き さ. 比 して梢 々小 さ い も の が 多 く見 られ た(図1. D参 照). 退 行 性 変 化,例 え ば核 崩壊,核 周 囲 空胞,核 消失, 変 性 な どは 赤 色,黄 色 細胞 に多 く認 あ られ,そ の成 績 は 表4に 示 す ご と くで あ る. 表4. 註:数 b.. 字 は%を. 示す. 細胞 形 質 の 所 見. 豊 富 な 細 胞 形 質 を 有 し薄 く透 明.形. は 紡 錘 形,類. 円 形 の 細 胞 も 見 ら れ た が 大 部 分 は 不 正 多 角 形.大 さ は40〜70μ. き. で 細胞 形 質 内 に 塩 基 好性 の 円 形 の 大. 小 種 々 の 顆 粒 を 多 数 認 め る も の が 見 ら れ た.細 体 に 大 き な 折 れ 目が 入 つ た り,皺 見 は よ く観 察 さ れ た(図1.. 註:数 字 は%を 示 す. 胞 企. B.. が 寄 つ た りす る 所. F, b).細. 胞 形 質 が変 性. を 起 して 網 状 を 呈 す る も の が 稀 に 見 られ た(図1.. 細 胞相 互 関 係 に お け る所 見. 遠 心 法 に お いて は 上 皮 細 胞 が 細胞 集 団 を 形 成す る こ とな く分 離 して お り,従 つ て個 々の 細 胞 は時 に重 畳 して い るが 明瞭 に 区別 され た(図1.. H). Pap.染 赤,赤. 白血 球 及 び 退 行 性 変 化. 色 で は 細 胞 形 質 は 角 化 の 程 度 に 従 つ て 黄,. × 青,青. な ど に 色 別 さ れ た が,黄. 縮 核 を 有 して い る も の が 多 く,た は 増 し た ご と く見 え た.核 細 胞 形 質 の み と な り,黄. 色 細 胞 は濃. め に細 胞 形質 の量. の 消 失 した 細 胞 は 均 等 な. 色 細 胞 の 内 で25%を. 示 し た.. 細 胞 形 質 の 大 き さ は 色 別 各 々 に つ い て100個 径 を 測 定 し65μ. 以 上, 50μ. 類 し平 均 値 を 求 め た(表3). も多 く75.8%,. 40μ. 前 後, 40μ 50μ. の長. 65μ. 旁基底 細胞 核 は 細 胞 の 中心 に位 置 し,大 き さは4μ 前 後,濃 い塩 基 好 性,微 細顆 粒 状 の染 色 質 を有 し比 較 的明 瞭 な 核 膜 を認 め た.そ の形 は円 形 又 は楕 円 形.細 胞 全 体 の 大 き さは 白 血球 の4〜5倍. の小 さい 円形 又 は楕. 円 形.細 胞 形質 は塩 基 好 性 に 染 り,そ の 巾 は通 常核 の直 径 と等 しい所 見 が 見 られ た.細 胞形 質 辺 縁 は平. 以 下 に分. 前 後 の ものが 最. 以 下15.5%,. E参 照).. 滑 且 つ甚 だ 明 瞭.稀. に群 を な して 見 られ た(図1.. B, b).そ の 出現 は極 め て 少数 で あつ た.. 以 上8.7%. 白血 球 及 び そ の 他. で あ つ た.. 白血 球 は年 令 層 に よつ て 殆 ん ど存 在 しない もの又 表3. 剥 離 上皮 細 胞 形 質 の大 き さ. は 多数 存 在 して い る もの が 見 られ た.口 腔 内 の種 々 の 細 菌 も同 時 に見 られ,こ. とに 上皮 表 面 に附 着 して. い る所 見が 〓 々見 られ た. 以 上 の所 見 に基 い て,年 令 層 別 に 剥離 上 皮 細胞 の 角化 の差 異 につ い て 観 察 を 行 つ た. 新 生 児 ・乳 幼 児 で は表5に 示 す ご と く青 色 細胞 は 50〜85%を. が 見 られ た.平 均 値 は 青色 細胞65%,つ. いで 赤色 細. 色 細 胞11%で. あ つ た.下 顎 乳 中切 歯 が僅. か に 出 銀 して い る症 例 も同 様 の傾 向 を示 した(表6). 細 胞 全体 と して の所 見. 白 血 球 は 少 数 見 られ た が,赤 血球 は認 め られ なか つ. 不 正 多 角 形 の もの が95%DJ.上 を 占め,異 形 細 胞 は 認 め られ なか つ た.核 の 大 きさ は細 胞 形 質 の 大 き さ に従 つ て 変 化 す る所 見 が見 られ,た. 著 し く変 動. 胞20%,黄. 註:数 字 は%を 示 す c.. 示 し,赤 色 細 胞 は7〜33%で. め に核 一 細 胞形. 質比 は略 々一 定 に 保 た れ て い た.赤 色,青 色 に 染 る. た. 成 人 で は 青色 細 胞63〜17%,赤. 色 細胞21〜71%を. 示 し変動 が 見 られ た.平 均 値 は赤 色 細 胞46%で 最 も 多 く,つ いて 青 色 細 胞40%,黄. 色 細 胞10%で 比 較的.

(5) 洗 浄 並 び に含 嗽 によ る口腔 剥 離 細 胞 に関 す る研 究 表5. 角化 に よる 剥離 上 皮 細 胞 の 分類(1). 表7. 6063. 角 化 に よる 剥離 上 皮 細胞 の分 類(3). 新 生 児 ・乳幼 児. 成 人(健 康 有 歯顎). 註 ・数 字 は%を 示 す 表6. 角化 に よ る剥 離上 皮 細 胞 の 分類(2). 下顎 乳 中切 歯 が 僅 か に 出齦 し て い る もの. 註:数 字 は%を 示 す Ⅱ. Cell Block法 註 ・数 字 は%を. 10例 に 試 み たが 核 は圧 偏 され塩 基 好 性 に 濃 染,た. 示す. めに核 内構 造 は不 明 瞭.細 胞 形 質 は黄,赤,青 少数 で あ つ た(表7).白. 血 球 は多 数 認 め られ た.. 老 人 で は青 色 細 胞10〜58%,赤 黄 色 細 胞 は10〜49%で 色 細胞40%,つ. 色 細 胞14〜67%,. 変 動 が 見 られ た.平 均 値 は赤. い で 青色 細 胞31%,黄. あ つ た(表8).白. 血 球 は殆 ん ど認 めな か つ た.. 各 平均 値 を グ ラフ に示 す と図2の 更 に 各平 均 値 の 危険 率5%の 限 界 は表9の. 色 細 胞2696で. ご と くで あ る.. ご と くで あ る.. 場 合の 標 準偏 差,信 頼. に色. 別 され た が,そ の形 は皺 が 寄 つ た り,捲 縮 し,棒 状 乃 至 舟 状 を呈 し,こ れが 不規 則 に 積 層 して い る ご と き所 見 を 見 た.ま た 細胞 集 団 像 は顕 著 で あつ た(図 3. A), Ⅱ. MF法 10例 に試 み,上 皮 細 胞 の染 色 性,形 態 は遠 心 法 に お け る と大差 は認 め な か つ た. MFと 場 合, MFは. 共 に 染 色 した. 透 明 とな り鏡 検 に は 障害 とな らな かつ.

(6) 6064. 白 表8. 角化 に よる剥 離 上 皮 細胞 の分 類(4) 老 人(無 歯顎). 石. 好. 夫 表9. 角 化 に よる剥 離 上 皮 細 胞 の分 類(5). 図3 A. CeIl. BIock法(×200) B. 註:数 字 は%を 示 す 図2. MF法(×200) た が,細 3. B).. 胞 が 重 畳 し て い る所 見 は 顕 著 で あ つ た(図.

(7) 洗 浄 並 び に 含嗽 に よ る 口腔 剥 離細 胞 に 関 す る研 究. 6065. は 消 失 した もの が過 半 数 を 占 めて い る.赤 と青 との 総 括 及 び 考 按. 移 行 形(赤. 従 来 口腔 粘 膜 の角 化 に 関 して は前 述 の ご と く口腔 内 の 各部 位 の擦 過 塗 抹法 に よ る角 化 所 見 と,例 え ば 性 周 期.齲 蝕, Hormon,. Vitaminな. ど との関 係 に. ×青 と して 記 載),即. ち 赤 と青 とが 斑状. に混 在 して 染 つ た形 を特 に 区 別 した.こ の もの の意 義 は現 在 不 詳 で あ る. そ の他 旁基 底 細胞 は稀 に認 め られ た.赤 血 球 は 見. つ い て行 つ た もの で あ り,無 刺 戟 に近 い 状 態 で,し. られ な い が,白 血 球 は新生 児 ・乳 幼 児,老 人 の無 歯. か も正 常 口腔 全 体 に お け る剥 離 細 胞 に 関 して詳 細 な. 顎 に は殆 ん ど見 られ ず,成 人 有 歯顎 にお い て は 多数. 検 索 は行 われ て い な い.. 認 め られ た.. わ た く しは此 の点 に関 して,洗 浄 又 は 含嗽 を施 行 せ しめ,そ の洗 浄 又 は 含嗽 液 を用 い る方法 が適 切 且 つ 有効 で はな い か と考 え,先 づ 各 年 令 層 に お け る正 常 口腔 に応 用 を試 み,そ の基 準 を確 立 せ ん と した. 先 づ材 料 採 取 時 間,及 び そ の他 の条 件 を 一 定 に し. 三 木(1949)38)は. 一 部 欠 損 歯 を 有 す る もの,及. び無 歯 顎 患 者 の唾 液 小 体 像 に つ いて,そ の 数 は欠 如 歯 を有 す る場 合 は減 少 し,無 歯顎 の場 合 は僅 少 で あ る と述 べて い る.そ して そ の 有 力 な 出現部 位 は歯 肉 嚢 附 近 で血 行経 由游 走 して 来 る好 中球 が 主 体 で あ る. た.こ の こ とは食 事 前 後,義 歯 の使 用 な どに よ つ て. と報 告.渡 辺(1951)83)は. 起 る剥離 細胞 の増 減,破 壊 を 考 慮 したた め で あ る.. のX線 照 射 を行 つ た所,口 腔 内 に成 熟 した 白 血球 が. ま た 新生 児 は 出産 直 後 にお け る羊 水 な どの 影響 を避. 著 明 に認 め られ た.こ れ はX線 照射 に よつ て 口腔 粘. け,手 技 の点 か らも考 え て10日 以上 の もの と し,こ. 膜 殊 に歯 肉嚢 か らの透 過 性 が 昂 つ た た あで あ ろ う と. れ らは水 銃 に よ る口腔 内 洗 浄 を施 行 した.. 述 べ て い る.. 採 取 した洗 浄 又 は含 嗽 液 に 加 え るalcohol濃 遠 心 時 間,回. 度,. 転 数 の 関 係 に つ い て は,わ た くし. (1959)71)が 先 に報 告 し て い るご と く,室 温 で50% alcoholを 直 ちに等 量 加え, 2000r. p. m., 10分 間遠 心 を行 え ば 細胞 の破 壊 が 少 な く,且 有 効 に蒐 集 し得 る こ と,更 にPap.染. 色法 に よ つ て 細胞の算定に. 可良 な状 態(wel1‑preserved)を. 得 た の で この 方法. を用 い た.. 以 上 の ことか ら白 血球 の出 現 は,歯 肉嚢 の存 在, 即 ち歯 牙 の有 無 によ つ て異 る こ とが うかが わ れ る. 従 つ て 私 の成 績 も肯 首 さ れ る. 剥離 上 皮 細胞 の退 行性 変 化 は増 令 的 に 増加 す る傾 向 を示 した. さて 剥 離 上 皮 細 胞 の 角 化 に 関 してWeinmann (1940)98)は 正 常 口腔 粘 膜 は舌 前 部,頬 部,舌 歯 肉,硬. 洗 浄 又 は含 嗽 によ つ て得 られ た 細 胞 は す べ て上 皮. 正 常 健 康人 に50〜200γ. 後部,. 口 蓋 の 順 に 角 化 が 増 し て い る と報 告.. Miller et a1.(1951)40)は 健 康成 人 に つ いて 検 索,. 表 層 に属 す る もの で あ るが, Grahametal.(1954)14). ま た推 計学 的 に考 察 を加 えて 略 々一 致 した成 績 を発. に よ る と表 層 細 胞 の 中 で前 角化 細 胞 は塩 基 好 性 の も. 表 して い る.正 慶 ・島 田(1956)63)は. 歯 肉 の 角化 に. のが 多 く基 底 層 も し くは移 行 層 のす ぐ上部 よ り由来. つ い て報 告.福 井 ・真 木(1958)20)は. 動 物 実 験及 び. し,角 化 細胞 は通 常 酸好 性 に染 り最 表 層 の 細 胞 で あ. 人 歯 牙 の抜 歯創 の治 癒過 程 に関 し剥 離 細 胞 学 的 に検. る との べ て い る.松 井(1959)43)は 歯 肉組 織 をPap,. 索 を行 つて い る.日 高(1959)17)は. 癩 患 者62例 の 口. 染 色 して最 表 層 の 角 化 層 は黄 又 は赤 色 に,基 底 層 及. 腔 内 各部 位 を直 接 塗 抹法 で,又69例. の 含嗽 液 遠 心法. び 固 有 層 は青 色 に染 る との べ てい る.こ の こ とか ら. に よ る検 索 を行 つ て い る.更 に位 相 差 顕 微 鏡 に よ つ. 青 色 細 胞 は角 化 程 度 が低 く,赤,黄. た 検 索 で は清 水(1959)74) 75)の 報 告 が 見 られ る.他. 色 とな るに した. が つ て 角化 して い る もの と考 え られ る. 正 常 剥離 上 皮 細 胞 の核 は明 瞭 で,円 形 又 は楕 円 形. 時 に2〜4個. の核 を認 め る.細 胞 の形 態 は 大部 分,. 不 正 多 角形 であ る. Petera(1958)58)は. Eisenring(1957)8)な. 1939)46)47),. ど の報 告 が あ る.. これ らは 各部 位 につ い て 行 つ た もの で あ るが,私 の成 績 につ い て み る と剥 離 上 皮 細 胞 の 角化 程 度 は 各. 比 較 的 大 きい 細胞 で60〜75μ. の もの が見 られ る との べ て い る. 私 の成 績 で も65μ 以上 の 細 胞 が見 られ た が,赤 又 は青 色 細胞 は50μ. 方 組 織 学 的 検 索 で はOrban(1930,. 前 後 で,こ の 中 に5μ 位 の核. を 有 して い る もの が 最 も多 い.こ れ に比 較 して黄 色 即 ち角 化 細胞 は梢 々小 さい 細 胞 が 多 く,核 は濃 縮 又. 年 令層 によ つ て差 が 見 られ る.青 色 細 胞 は新 生 児 ・ 乳 幼 児 では 過半 数 を 占 め て い るが, 14日 〜7月(無 歯 顎)に つ い で6〜9月(乳. 中切 歯 が 僅 か に 出齦). の もの,更 に成 人,老 人 と増 令 的 に 減 少 を示 した. 角 化 の傾 向 を示 す 赤 色 細胞 は新 生児.乳 も成人 に著 明 な 増 加 を認 め た.. 幼児 よ り.

(8) 6066. 白. 石. 好. 夫 表10. 無 歯顎 で あ つ た ため に 老人 の 中 に含 め た30才 の女. 有 意 差 の 検 定(危 険 率5%). 性 が1例 見 られ たが,所 謂 歯槽 膿 漏 患 者 で あつ て, 2年 前 わ た くしが 全歯 牙 を 抜 歯 した症 例 で あ る.ま た 同患 者 の姉(33才)も. 無 歯顎 で あつ て,比 較 的稀. な もの と考 え られ るが,成 人,老 人 の 平均 値 と比 較 して 見 る と,青 色 細 胞 は 両者 よ り も減 少 し,赤 色 細 胞 は著 し く増 加 し,黄 色 細胞 はそ の 中 間 を示 した. Eisenring(1957)8)は. 義歯 床 で 口腔 粘 膜 が覆 わ れ. 註:+は 有 意 の差 を 認 め た もの ‑は 有意 の差 を 認 め な か た も の. た直 後 は,口 蓋 腺 の 被 覆,温 熱 の蓄 積 な どの 結果, 軽 度 の炎 症 症 状 を 呈 し,正 常 な 角化 過 程 が 障害 され るが,個 体 の抵 抗 力,習 慣 性 とい う点 か ら急速 に 消 退 す る とのべ て い る.鈴 木他(1955)65)は16〜63才. 黄 色 細 胞 が成 人 に おい て 梢 々 減 少 し,小 児 群 との 間 に 有意 の差 が 認 め られ な か つ た こと は,新 陳代 謝. の もの につ い て組 織 学 的 に追究 し,上 皮表 層 の角 化. 及 び 咀 嚼機 能 の旺 盛,更 に機 械 的刺 戟 が 加 え られ る. 程 度 は高 令 者 にお い て厚 く,義 歯 装 着 例 に お い て も. こ と も多 く,た め に最表 層 の 角化 細胞 は常 に 剥離 し. 同 一 の所 見 で あ るが,粘 膜 下結 合組 織 の排 列が 緻 密. て しま つ て い る ので は な い か と考 え られ るが,此 の. 化 す る とのべ て い る.. 点 に関 して は更 に症 例 を 増 して検 討 す る必要 が あ る.. 以上 の こ とか ら, 30才 の無 歯 顎 患者 に赤 色 細 胞 が. 北 村(1958)32)は. 正 常 口腔 粘 膜 につ い て早 産 児 は. 著 明 に増 加 した こと は,増 令 的変 化 も考 え られ るが,. ま だ何 処 も角 化 を示 さず,老 人 の 上 皮 は〓 々角 化 し. 他 方義 歯 床 の慢 性刺 戟 に よつ て粘 膜 の 角化 の傾 向 が. て い る と述 べ て い るが,剥 離 細 胞 学 的 に追 究 して も,. 早 期 に現 わ れ た ので はな い か とい う こ とが うか が わ. 組 織 学 的 所 見 と同様 に,増 令的 に角 化 の 傾 向 は明 ら. れ る.. か であ つ た.な ほ この こ とはWeinmann(1940)98). 黄 色 即 ち角化 細胞 は新 生 児 ・乳 幼児 と成 人 で は 大. の 述 べ て い る角 化 現 象 は上 皮 本来 の 目 的 た る保 護,. 差 な く,む しろ成人 の方 が 減 少 を示 した.老 人 で は. 及 び異 つ た刺 戟 に対 す る上 皮 の反 作 用 とい う点 か ら. これ らに比 して 著 し く増 加 した.. も納 得 出来 る と ころ で あ る.. Montgomery(1951)35)は. 粘 膜 よ り擦 過 す る方法. で 小 児,成 人,老 人(3〜63才)に. つ い て検 索 を行. Cell Block法. は液 状 の 被 検 材 料,例 え ば 食道,. 腔 の 洗 浄液,漿 膜 液 又 は種 々の 分 泌液 を遠 心 沈 澱 し,. つ て い るが,そ の成 績 と比 較 して見 る と全 く同 様 の. そ の沈 渣 を濾 過 し,濾 紙 と共 にパ ラ フ ィ ン 切 片 と. 傾 向 で あつ た.. す る 方 法 で あ る.悪 性 腫 瘍 の 診 断 に応 用 せ られ. 更 に これ らを 各年 令別 に推 計学 的 に比 較検 討す る た め に両 群 を(X1,. X2,… …XM),. (y1, y2,… …yN). と して次 の 公式 を用 いて, F分 布 に よ り検 定 を行 つ た.. Mandelbaum(1917),. Zemansky(1928)な. ど によ. つ て,そ の声 価 が 高 め られ た(武 田他79)に よ る). Luae and. Reagan(1954)33)は. 悪 性 腫 瘍 の 所見. と比 較す るため に,悪 性 腫 瘍 を伴 わぬ 腹 水,心 嚢,. 公. 式. 肋 膜 の滲 出液(920例)に (x‑y)2/. F=. ω2・. MN/. M+N. 自 由 度n1=1. n2=. al.(1955)27)は. つ い て報 告. Johnson. 食 道 の 洗 浄 液 を 用 い てCell. et. Block. 法 を行 い,大 部 分 は扁 平 上 皮 細 胞 で,稀 に深 層 細 胞. M+N‑2. ω2:通 計分 散 x, y:算 術 平 均値(%) M,. N:例. 数. 危 険 率0.05. が 見 られ る,そ の他 白血 球,線 毛 細 胞 を挙 げて い る. 私 の成 績 で は上 皮 細胞 は多 く集 め られ て い るが, そ の特 徴 は 形態 的変 化 が 著 明 で あつ て 殆 ん ど扁 平 上 皮 細 胞 の 原 形 を とど め な い場 合が 多 く見 られ た.即 ち核,細. 胞 形質 共 に著 し く圧 偏 され,捲 縮,棒 状 を. 即 ち表10に 示 す ご と く.青 と赤 色 細 胞 は 各年 令層 の. 呈 し積 層 した細 胞 集 団 像 を 示 した.た め に 個 々 の細. 間 に,黄 色 細 胞 は成 人 と老 人,老 人 と新 生 児 ・乳 幼. 胞 につ いて の検 索,及 び 算 定 は困 難 で あ つ た.し か. 児 の 各 々 の 間 に 有意 の差 を 認 め た.赤 × 青,及 び 黄. し色 別 は明 瞭 に 区 別 され て い るた め,細 胞 集 団 像 か. 色 細胞 の新 生 児.乳 幼 児 と成人 の 間 に は 有意 の差 は. ら一 見 して 角 化 の状 態 は うかが わ れ た.. 認 め られ な か つ た.. MF法. は特 殊 濾 過 膜 を 用 い て,被 検 液 を直 ちに吸.

(9) 洗 浄 並 び に含 嗽 に よ る 口腔 剥離 細 胞 に 関す る研 究 3). 引濾過 す る方法 で あ る. Seal(1956)64)が. 初 あ て孔 径0.5〜3μ. のMFを. 用 い て漿 液 中の腫 瘍 細 胞 を 蒐 集 して い る.武 田他 (1958)79)に よ る と, MFの. 光 の屈 折 率 は1.49〜. 1.51で 屈 折 率 の等 しいCanada. balsamで. 封 入すれ. 6067. 白 血球 は新生 児 ・乳 幼 児,老 人 に極 め て小 数. 認 め られ,成 人 で は 多数 見 られ た. 4). 剥 離 上 皮 細胞 の内 で,退 行 性 変 化 を示 す もの. は,増 令 的 に梢 々増 加す る傾 向 が 見 られ た. 5). 剥離 細 胞 の状 態 を推 計 学 的 に検 索 した結 果,. ば透 明 とな り,そ の ま ま永 久 標 本 とな し得 る.そ し. 増 令 的 に 角化 又 は角 化 の傾 向 を示 す 細胞 が 多 く剥 離. て細 胞 の 変 形 が沙 な く, Coll Block法. して い る ことが 認 め られ,組 織 学 的所 見 と一 致 した.. よ り迅速 に. 行 い得 る との べ,悪 性 腫 瘍 に つ い て検 索 を 行 つ て い る.. 6). 遠 心法, MF法. は形 態 が よ く保 た れ,剥 離 上. 皮 細胞 の観 察 は 容 易 で あ つ たが, Cell Block法. 私 は上皮 細胞 の大 き さを 考 慮 して,現 在作 られ て い る最 大孔 径1000mμ 約20ccの. のMFを. 使 用 した.被 検 液. 濾 過 に要 す る時 間 は,僅 か2分 で極 め て. は. 形 態 的変 化 が 著 明 で あつ た.し か し細胞 集 団 像 を 示 し,一 見 して 色 別 に よ る角化 の 傾 向 は うかが わ れ た. 7). 洗 浄 又 は含 嗽 液 に よ る方法 は,細 胞 の 蒐集 が. 速 かで あつ た.加 え られ る機 械 的損 傷 も少 な く,細. 容 易 で あ り,加 え る刺 戟 の 少 い こ と,手 技 の簡 単,. 胞 形態 はよ く保 た れ て い た.し か しMFと. 反 覆 可能 な どの 点 か ら,広 範 囲 な部 位 に お け る検 索. 色 した 場 合 は, MFは. 共 に染. 透 明 とな つ た が,細 胞 は 重畳. に は有 効 な 方 法 と考 え られ る.. して算 定 は 困難 で あ つ た.腫 瘍 細 胞 の発 見 に は速 か に行 い 得 て 良好 な結 果 を 示 す もの と考 え られ る. 以 上要 す るに洗 浄 又 は含嗽 液 を用 いて,種 々 の方. 本論 文の 要 旨は,昭 和32年11月30日 口腔 外 科 学 会,. 法 で検 索 を行 つ た が,口 腔粘 膜 が増 令 的 に 角化 して. 第1回 関 西 部 会,及 び 昭和33年3月29,. い る こ とは剥 離 細 胞 学 的 に も認 め られ,広 範 囲 な部. 回 日本 口腔 科 学 会 総会 に お い て発 表 した.. 位 か ら,何 ら刺 戟 を 加 え る こと な く,反 覆 して 細 胞 が蒐 集 せ られ,殊 に遠 心 法, MF法. で は そ の観 察 も. 30日,第12. 終 りに 本研 究 に 当 り,御 懇 篤 な る御 指 導 と御校 閲 を 賜 つ た 渡 辺 教授 に 深 甚 の 謝意 を表 し ます.又 御 助 言 を い た だ い た阪 大 武 田 助 教授 に 感 謝 す る次第 で あ. 容 易で あつ た.. り ます. 結 1). 論. な お 本研 究 の 一 部 は 岡山 癌 研 究 会 な らびに 渡 辺 教. 洗 浄並 び に含 嗽 液 を 用 い て,正 常 口腔粘 膜 を. 有 す る新生 児 ・乳 幼 児,成. 人,老. 人(無. 歯 顎),計. 83例 の 剥離 上 皮 細 胞 に つ い て観 察 を行 つ た. 2). 青,赤 色 の 前 角 化 細胞 は核,細 胞 形質 共 に大. き く,こ れ に比 較 して黄 色 の 角化 細 胞 は,核 濃 縮 又 は核 消 失 を示 し,細 胞 形質 は梢 々小 さい もの が多 く 見 られ た.. 授 に 対す る文 部 省 科 学試 験 研 究 費 に よ りな され た も の で あ る. 文 献は 第1編,第2編 載 す る.. を 併せ て第2編 の終 りに 記.

(10)

参照

関連したドキュメント

nicolaou法によるものであろう.我が国においても近

症例報告2 神経障害性疼痛治療の実際 日野市立病院歯科口腔外科 慶應義塾大学医学部歯科口腔外科学教室 村岡 渡

中川 種昭 慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室

5 )Virgilio E, Giarnieri E, Rosaria M, et al: Gastric cancer cell in peritoneal lavage fluid: a systematic review comparing cytological with molecular detection for

123  〔成績〕①104例中cy(+)は38例(36.5%)だった.

診査診断学実習 責任者名:篠崎 貴弘 学期:後期 対象学年:4 年 授業形式等:実習 ◆担当教員 篠崎 貴弘(口腔診断学 専任講師) 今村 佳樹(口腔診断学

Exfoliated epithelial cells of oral mucosa of 15 normal healthy individuals were taken as smear specimens from various intraoal areas and their garglings and stained by

somal Sex in Gonadal Dysgenesis Ovarian Agenesis: Relationship to Male Pseudoherma.. 35 Idem.: Morphological Characteristics of