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記者説明会資料
平成20 年 12 月 4 日 独立行政法人 国民生活センター 危険!着衣着火に注意 -未然防止には防炎製品が効果的- 1.目的 消防庁「平成19 年版 消防白書」によると、平成 18 年(2006 年)中の火災による死者数 (放火自殺者を除く)は1,475 人で、このうち着衣着火*1)によるものは128 人(8.7%)であっ た。また、その年齢別死者数を見ると、65 歳以上の高齢者が 128 人中 98 人(76.6%)を占 めていた。 国民生活センター危害情報システム*2)の病院危害情報によると、2003 年度以降 2008 年度 までに、着衣着火による事故事例*3)が58 件寄せられている。「台所でコーヒーを沸かそうと したところ、ガスコンロの火が着衣に着火して全身にやけど(2 度)を負って死亡した」「灯 油をかけて草を燃やしていたところ、着衣に着火して上半身全体にやけど(3 度)を負って 死亡した」などの死亡事例が 8 件寄せられ、そのうち 5 件(62.5%)は 65 歳以上の高齢者 の事例であった。 これまで国民生活センターでは、消費者被害注意情報*4)(1997 年)、衣料品の表面フラッ シュ*5)に関する商品テスト*6)(1999 年)などによって、着衣着火に関する情報提供を行って きたが、情報提供後約10 年経過した現在においても、着衣着火による事故が後を絶たない。 そこで今回は、主に家庭内で着用する衣類の燃焼性に着目し、着衣着火の再現テストなどを 実施し、あわせて防炎製品*7)の効果を調べることとした。 2.テスト実施期間 検体購入 :2008 年 7 月~11 月 テスト期間:2008 年 8 月~11 月 *1) 着衣着火とは、何らかの火源により人の意志に反して、身につけている衣類に着火した火災のこと(東京消防庁「平 成20 年版 火災の実態」より)。 *2) 商品やサービス等により生命や身体に危害を受けたり(危害情報)、そのおそれがあった情報(危険情報)を全国の 危害情報収集協力病院及び消費生活センターからオンラインで収集・分析し、消費者被害の未然・拡大防止に役立て ることを目的として作られたシステム。 *3) 2003 年 4 月 1 日以降に受診、2008 年 10 月末日までに寄せられた事故事例。 *4) 平成 9 年 2 月公表「服が燃えて大やけど! 知られざる危険「着衣着火」」 (http://www.kokusen.go.jp/news/data/a_W_NEWS_031.html) *5) わずかな炎の着火で短時間に衣服の表面を火が走る現象。 *6) 平成 11 年 10 月公表「衣料品の表面フラッシュに関する商品テスト結果」 (http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-19991004_1.php3) *7) 財団法人 日本防炎協会が自主的に採用する「防炎製品ラベル」付きの製品。2 3.防炎性能及び防炎製品について*8) 昭和44 年(1969 年)から消防法に位置づけられた「防炎規制」では、燃えにくい性質の ことを「防炎性能」と言い、消防法に定められた防炎性能基準の条件を満たしたものを「防 炎物品」と呼んでいる。旅館、ホテル、病院など不特定多数の人が出入りする建築物等で使 用されるカーテン、じゅうたん等は「防炎物品」であることが義務付けられている。 一方、消防法に基づく防炎規制以外のもので、住宅火災による死者を減らすために身近な 繊維製品を燃えにくく改良したものに「防炎製品」がある。消防機関では高齢者世帯や独居 老人世帯などには、特に防炎製品の使用を薦めている。その種類は、衣服類、寝具類、カバー 類、毛布、車・バイクのボディカバー等、布張家具等、防災頭巾等、非常持出袋などである。 「防炎製品」は消費者保護の観点から、中立的な立場にある「防炎製品認定委員会」(学 識経験者、消防機関、使用者団体、試験機関より構成)が認定するが、消費者が安心して製 品を購入できるように防炎性能試験のほか健康上の安全性に配慮し、毒性審査などを行って いる。これらの防炎性能等を保証する証として、防炎製品には「防炎製品ラベル」(写真1) がついている。 なお、「防炎」は「不燃」とは異なり、あくまでも「燃えにくい」という性能を示す用語 であり、繊維等が小さな火源に接しても容易に燃え上がらず、もし着火しても自己消火性が あり、際限なく燃え広がらないことを意味する。 写真 1.防炎製品ラベル(例) *8) 財団法人 日本防炎協会「防炎製品いろいろ」及び同協会ホームページ(http://www.jfra.or.jp/ippan/index.html) を元に作成。
3 4.危害情報システムにおける着衣着火による事故の内容 ●着衣着火による事故事例は 58 件。うち、8 件は死亡事例。 (1)年度別件数 着衣着火による事故事例は、2003 年度以降 2008 年度(2003 年 4 月 1 日以降に受診、 2008 年 10 月末日までに寄せられた事故事例)までに 58 件寄せられている(図 1)。 図 1.年度別件数 7 1 1 9 8 15 8 0 5 10 15 20 2003 2004 2005 2006 2007 2008 年度 件数(件) (2)月別件数 夏場はやや少なく9 件(9 月は 0 件)で、他の季節は 13~18 件であった(表 1)。 表 1.月別件数 季節 月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 件数 7件 5件 6件 3件 6件 0件 5件 6件 7件 4件 7件 2件 計 冬 春 夏 秋 18件 9件 18件 13件 (3)性別・年齢別件数 事故事例58 件の性別内訳は男性 25 件(43.1%)、女性 33 件(56.9%)で、女性の方が やや多かった。年代別に見ると、65 歳以上の高齢者が 31 件(53.4%)を占め、続いて 50 歳代9 件(15.5%)、10 歳未満及び 20 歳代がそれぞれ 4 件(6.9%)であった。 (4)けがの内容 58 件全てがやけどであった。やけどの程度は、3 度のやけどと診断された事例が 22 件 (37.9%)、2 度 31 件(53.4%)、1 度 2 件(3.4%)、不明 3 件(5.2%)であった。 (5)けがの程度 死亡8 件(13.8%)、重症*9)4 件(6.9%)、中等症*10)以下46 件(79.3%)であった。な お、死亡8 件のうち 5 件(62.5%)は 65 歳以上の高齢者の事例であった。 *9) 生命に危険が及ぶ可能性が高い状態。 *10) 生命に危険はないが、入院を要する状態。
4 (6)主な事故事例 1)死亡事例 【事例1】 台所でガスコンロの火がパジャマに燃えうつり、全身にやけど(2 度)を負って 死亡した。(2008 年 4 月、50 歳代、女性) 【事例2】 自宅で炭炬燵に入っていたところ、衣類に火がつき火災となり全身やけど(3 度)。 水疱、皮膚剥離あり。両下肢炭化。やけど処置等施行後ICU に入院し 3 日後に死亡。 (2008 年 1 月、80 歳代、女性) 【事例3】 灯油をかけて草を燃やしていたところ、着衣に着火して上半身全体にやけど (42%、3 度)を負って死亡した。(2007 年 2 月、30 歳代、女性) 【事例4】 ストーブの火が着衣や布団に着火して全身にやけど(87%、3 度)を負って死亡 した。(2006 年 12 月、80 歳代、男性) 【事例5】 野焼き中に着衣に火がつき、下半身にやけど(49%、3 度)を負って死亡した。 (2006 年 11 月、70 歳代、男性) 【事例6】 自宅前で不要な物の整理のためにたき火をしていて、着衣に着火した。全身にや けど(3 度)を負って死亡した。(2006 年 1 月、70 歳代、女性) 【事例7】 台所でコーヒーを沸かそうとしたところ、ガスコンロの火が着衣に着火して全身 にやけど(2 度)を負って死亡した。(2005 年 4 月、50 歳代、男性) 2)重症事例 【事例8】 家の中で、ライターで遊んでいて衣服に着火し、体幹、右上肢、両大腿にやけど (2 度)を負った。(2007 年 1 月、10 歳未満、男性) 【事例9】 うどんを調理しようとして、左上肢をコンロの上に伸ばした時に着衣に着火して、 左上肢~左前胸部・頸部・顔面にかけてやけどを負った。(2003 年 11 月、60 歳代、 男性)
5 5.テスト対象商品群 現在のところ、主に家庭内で着用する衣類で防炎製品が販売されているのは、アームカ バー、エプロン、カーディガン、割烹着、トレーナー、パジャマなどである。これらの中か ら6 商品群を選定し、防炎製品及び一般製品について計 24 銘柄をテスト対象とした(表 2)。 防炎製品は通信販売で購入し、一般製品は神奈川県内の量販店及び通信販売で購入した。な お、今回のテスト対象商品群で現在入手可能な防炎製品は、全銘柄ともアクリル系55%+綿 45%の素材のみであった。 今回のテストでは防炎製品の効果を調べるため衣類の燃焼性に着目した。そのため、特定 の銘柄ごとでの防炎性能の比較等は行わず、防炎製品と一般製品との防炎性能の違いを主に 調べた。 表 2.テスト対象商品群 項目 項目 ① 950円 ① 3,200円 ② 1,470円 ② 4,515円 ① 246円 綿100% ① 1,990円 綿100% ② 248円 塩化ビニール100% ② 1,869円 ポリエステル65%+綿35% ③ 248円 ナイロン100% 12,600円 アクリル系55%+綿45% ① 2,300円 1,900円 綿80%+ポリエステル20% ② 3,360円 ① 5,900円 ① 2,380円 綿100% ② 13,650円 ② 1,990円 ポリエステル100% ① 1,000円 綿100% 7,350円 アクリル系55%+綿45% ② 3,480円 綿80%+麻20% ① 1,900円 綿50%+レーヨン50% ② 2,079円 毛50%+アクリル50% ① 1,900円 綿50%+アクリル50% ② 1,000円 毛100% 一般トレーナー 一般 製品 カー ディ ガ ン な ど 防炎 製品 一 般 製 品 一 般 製 品 一 般 製 品 防 炎 製 品 エ プ ロ ン 購入 価格 (税込) 素材 アー ム カ バー 銘柄名 防 炎 製 品 アクリル系55%+綿45% アクリル系55%+綿45% 一 般 製 品 防炎 カーディガン 一般 カーディガン 一般セーター 防炎割烹着 一般割烹着 防炎パジャマ 一般パジャマ 割 烹 着 ト レー ナー 一 般 製 品 防 炎 製 品 素材 銘柄名 テスト対象商品群 :計6商品群(24銘柄) 購入 価格 (税込) アクリル系55%+綿45% アクリル系55%+綿45% 防 炎 製 品 パ ジャ マ 防炎 製品 防炎トレーナー 防炎 アームカバー 一般 アームカバー 防炎エプロン 一般エプロン (なお、このテスト結果はテストのために購入した商品のみに関するものである。)
6 6.テスト結果 財団法人 日本防炎協会が規定するテスト方法による防炎性能試験とともに、実際に衣類を マネキンに着用させた場合の着衣着火の再現テスト(燃焼性テスト)などを行った。 (1)防炎性能試験 ●防炎製品は一般製品に比べて防炎性能が優れていた。 財団法人 日本防炎協会「防炎製品性能試験基準(衣服類:完成品)」のテスト方法(P18 資料 1 参照)では、各銘柄から作成した試験体(8.9cm×25.4cm)を支持枠に入れて垂 直に取り付け、その試験体を炎に当てることで防炎性能を調べることができる。炭化長 は数値が小さいほど防炎性能が優れていることを意味する。炎滴着火性は「ガーゼの着 火がない」ことを適合の基準としている。 今回のテスト対象銘柄の防炎性能を調べた結果を表4 に示す。防炎製品は最大炭化長 2.3~8.4cm(平均 5.3cm)、平均炭化長 2.0~6.3cm(平均 4.6cm)を示し、全銘柄とも 基準に適合した。防炎製品は難燃性のアクリル系(55%)と易燃性の綿(45%)を素材 としている(P19 資料 2 参照)。テストでは炭化長が観測されたことから、基準には適 合しているものの、不燃ではない(「3.防炎性能及び防炎製品について」参照)ことも 確認できた。 一方、一般製品では、ナイロン 100%の一般アームカバー③と、ポリエステル 100% の一般エプロン②が基準に適合していた。これらの最大炭化長はそれぞれ 11.4cm、 8.5cm、平均炭化長 10.5cm、7.4cm を示し、何れも防炎製品よりも高い値であった。つ まり、防炎製品よりも防炎性能は低いことがわかった。他の一般製品は防炎製品ではな く当然のことではあるが、ほとんどが全焼に至り基準を満たすものではなかった。 なお、炎滴着火性については、防炎製品、一般製品ともにガーゼの着火はなかった。 以上より、防炎製品は基準に適合するとともに、一般製品に比べて防炎性能が優れて いることが確認できた。
7 (2)マネキンに着用させた場合の着衣着火の再現テスト(燃焼性テスト) ●防炎製品は燃え広がらず、炎を離すと直ちに燃焼が終了したが、一般製品は燃え広がっ てほぼ全焼に至るものが多かった。 実際に衣類をマネキンに着用させ、袖口付近(袖の無いエプロンは腹部)にライター の炎(長さ約 5cm)を 10 秒当てたところ、テストの結果(表 4)は以下のように大き く分類できることがわかった(表3)。 表 3.燃焼性のテスト結果の概要 項目 素材 燃焼性のテスト結果 ・アクリル系55%+綿45%(防炎製品) 炎が当たっている個所は燃えるが、燃え広がらない。(写真2) ・塩化ビニール100%(一般製品) ・ナイロン100%(一般製品) ・ポリエステル100%(一般製品) 溶けながら燃え広がる。(写真3) 上記以外の素材のもの。(一般製品) 燃え広がる。(写真4~6) ・アクリル系55%+綿45%(防炎製品) ・ポリエステル100%(一般製品) 直ちに燃焼が終了する。(写真2) ・ナイロン100%(一般製品) ・綿50%+レーヨン50%(一般製品) ・毛100%(一般製品) 徐々に燃焼が終了する。(写真6) 上記以外の素材のもの。(一般製品) ほぼ全焼に至る(ただし、マネキンと衣服が接 触している個所の一部は燃え残る)。(写真 4、5) 炎 を 当 て た 時 炎 を 離 し た 時 防炎製品と一般製品についてテスト結果の比較を行ったところ、防炎製品(アクリル 系55%+綿 45%)は、全銘柄とも炎を当てた時はその個所は燃えるが、燃え広がらず、 炎を離すと直ちに燃焼が終了することがわかった(写真2)。 一方、一般製品では素材ごとに燃焼性が異なった。炎を当てた時はどの銘柄も燃え広 がるが、そのうちアームカバー2 銘柄(塩化ビニール 100%の一般アームカバー②、ナ イロン 100%の一般アームカバー③)と、ポリエステル 100%の一般エプロン②は溶け ながら燃え広がることがわかった(表3、写真 3)。炎を離した後については、ポリエス テル 100%の一般エプロン②が唯一、防炎製品と同様に直ちに燃焼が終了したが、炎を 当てた時には溶けながら燃え広がる燃焼性(表 3)であったため、やけどの危険がある と思われる。その他の一般製品は、炎を離した後、徐々に燃焼が終了したり、ほぼ全焼 に至る(ただし、マネキンと衣服が接触している個所の一部は燃え残る)(写真 4、5) ことがわかった。また、アームカバー以外の衣類で燃焼時間の短かったものの中には、 約5 分でほぼ全焼に至るもの(ポリエステル 65%+綿 35%の一般割烹着②)もあった (表4)。 以上より、一般製品はどの銘柄も着衣着火でやけどを負う危険があることがわかった。 なお、今回のテスト中、防炎製品、一般製品ともに表面フラッシュは起こらなかった。
8 表 4.テスト結果一覧 項目 素材 燃焼 時間 ① 5.5 4.5 ② 8.4 6.3 ① 綿100% 燃え広がった。 約5分 ②塩化ビニール100% 約1分 ③ ナイロン100% 11.4 10.5 ○ 徐々に燃焼が終了した。 30秒 以下 ① 6.0 5.5 ② 6.4 6.0 ① 綿100% × 燃え広がった。 ほぼ全焼に至った。*2) 約17分 ②ポリエステル100% 8.5 7.4 ○ 溶けながら燃え広がった。 アクリル系55% +綿45% 3.6 3.5 ○ 炎が当たっている個所は燃え るが、燃え広がらなかった。 ①綿50% +レーヨン50% 全焼 徐々に燃焼が終了した。 約4分 ②毛50% +アクリル50% - 約16分 ①綿50% +アクリル50% 全焼 約13分 ② 毛100% - 徐々に燃焼が終了した。 約1分 ① 5.7 5.0 ② 7.0 6.2 ① 綿100% 約10分 ②ポリエステル65% +綿35% 約5分 アクリル系55% +綿45% 3.5 3.1 ○ 炎が当たっている個所は燃え るが、燃え広がらなかった。 綿80%+ポリエ ステル20% × 燃え広がった。 ほぼ全焼に至った。*2) 約22分 ① 4.8 4.2 ② 2.3 2.0 ① 綿100% 約9分 ②綿80% +麻20% 約7分 ほぼ全焼に至った。*2) 直ちに燃焼が終了した。 炎が当たっている個所は燃え るが、燃え広がらなかった。 燃え広がった。 ほぼ全焼に至った。*2) 直ちに燃焼が終了した。 ほぼ全焼に至った。*2) 直ちに燃焼が終了した。 直ちに燃焼が終了した。 直ちに燃焼が終了した。 全焼 全焼 炎が当たっている個所は燃え るが、燃え広がらなかった。 燃え広がった。 炎が当たっている個所は燃え るが、燃え広がらなかった。 燃え広がった。 全焼 全焼 直ちに燃焼が終了した。 直ちに燃焼が終了した。 × ○ × ○ × ○ 防炎 パジャマ 一般 パジャマ アクリル系55% +綿45% アクリル系55% +綿45% 防炎 割烹着 一般 割烹着 防炎 エプロン 一般 エプロン 炎を離した後 炎を当てた時 アクリル系55% +綿45% アクリル系55% +綿45% 全焼 全焼 一 般 製 品 (2)マネキンに着用させた場合の 着衣着火の再現テスト(燃焼性テスト) 炭化長(cm)*1) 最大 (基準値: 25.4 未満) 平均 (基準値: 17.8 以下) 炎が当たっている個所は燃え るが、燃え広がらなかった。 ほぼ全焼に至った。*2) 防炎カーディガン 防炎 アームカバー 割 烹 着 防炎トレーナー 一般トレーナー (1)防炎性能試験 一 般 製 品 防 炎 製 品 防炎 製品 ○ 一 般 製 品 × 防 炎 製 品 ト レー ナー 防炎 製品 一般 製品 パ ジャ マ 一 般 製 品 銘柄名 防 炎 製 品 アー ム カ バー 溶けながら燃え広がった。 一般 アームカバー *1) 炭化長が25.4cm(試験体の長辺)に達したものを“全焼”とした。 *2) ただし、マネキンと衣服が接触している個所の一部は燃え残った。 <記号> ○:基準に適合、×:基準に不適合、-:5回の試験結果に数値と全焼が混在するため平均値の算出は不可 エ プ ロ ン カー ディ ガ ン な ど 防 炎 製 品 一般 カーディガン 一般セーター 一 般 製 品
9 写真 2.防炎製品で直ちに燃焼が終了する例[防炎アームカバー①(素材:アクリル系 55%+綿 45%)] (左:炎を当てる前、中:炎を当てているところ、右:燃え広がらず炎を離すと直ちに燃焼が終了したところ) 写真 3.一般製品で溶けながら燃え広がる例[一般アームカバー②(素材:塩化ビニール 100%)] (左:炎を当てる前、中:炎を当てているところ、右:溶けながら燃え広がるところ) 写真 4.一般製品でほぼ全焼に至る例[一般パジャマ①(素材:綿 100%)] (左:炎を当てているところ、中:燃え広がるところ、右:全焼時) 燃焼痕 炎を当ててから 10 秒後 炎を当ててから 10 秒後 燃え残った部分 炎を当ててから約 1 分後 炎を当ててから約 9 分後
10 写真 5.一般製品でほぼ全焼に至る例[一般セーター①(素材:綿 50%+アクリル 50%)] (左:炎を当てているところ、中:燃え広がるところ、右:全焼時) ●ほぼ全焼に至る一般製品であっても、マネキンと衣服が接触している個所の一部は燃え 残る傾向があった。 一般製品ではマネキンと衣服が接触していない個所(=身体と衣服の間に空間がある 個所)では激しく燃焼する一方で、ほぼ全焼に至るものであってもマネキンと衣服が接 触している個所の一部は燃え残る傾向(写真4、5)があった。マネキンと衣服が接触し ている肩、胸、手首などの個所の一部では空気の通りが良くないことが一因となって燃 焼が継続されず、燃え残ったと考えられる。 また、綿50%+レーヨン 50%を素材とする一般カーディガン①では、(1)防炎性能 試験の際には全焼に至ったものの、(2)マネキンに着用させた場合の着衣着火の再現テ スト(燃焼性テスト)では炎を離した後に全焼には至らず、徐々に燃焼が終了した(表 4、写真 6)。これは、袖口付近に着火した炎が燃え広がることよりも、マネキンとカー ディガンが接触して燃焼が継続されないことの影響のほうが大きかったため、全焼には 至らず、徐々に燃焼が終了したと思われる。 燃え残った部分 炎を当ててから約 1 分後 炎を当ててから約 13 分後
11 写真 6.全焼には至らず、徐々に燃焼が終了した一般カーディガン①(素材:綿 50%+レーヨン 50%) (左:炎を当てているところ、中:燃え広がるところ、右:徐々に燃焼が終了した後) (3)防炎製品に炎が 10 秒及び 1 分当たった場合の状態観察 ●防炎製品も炎が当たっている間は燃焼を続けた。 これまでの一連のテスト結果から、防炎製品は一般製品に比べて防炎性能が優れてお り、また、今回のテストでは炎が 10 秒当たっても燃え広がらず、炎を離した後は直ち に燃焼が終了することがわかった。 そこで、より厳しいテスト条件とするため、防炎製品に炎が10 秒よりも長い時間(1 分)当たった場合にはどのようになるのか調べた。防炎製品に炎を 1 分当てたところ、 防炎製品は何れも(2)マネキンに着用させた場合の着衣着火の再現テスト(燃焼性テ スト)の結果(写真2)と同様に、炎を当てた時はその個所は燃えるが、燃え広がらず、 炎を離した後は直ちに燃焼が終了することが確認できた。なお、炎を 10 秒当てた時に 比べると、燃焼痕はやや大きくなっていた(写真7)。 燃え広がって いる部分 燃焼痕 炎を当ててから約 1 分後 炎を当ててから約 4 分後
12 写真 7.防炎エプロン①に炎を当てた後の外観例 (左:炎を当てる前、中:炎を 10 秒及び 1 分当てた後、右:腹部の拡大写真) (4)注意表示 ●一般製品には着衣着火に関する注意表示が無いものが多かった。 着衣着火に関する注意表示(P20 資料 3 参照)を調べたところ、防炎製品には「全く 燃えない繊維ではありませんので直接火に触れることはお避けください」「ご使用に際し ては、通常商品と同じく、直接火に接したり、近づけたりしない様、充分にご注意下さ い」「防炎性能の基準及び健康上の安全性に配慮した製品です」などの記載があった。 一方、一般製品にはアームカバー2 銘柄に「火のそばでの使用や 60℃以上のものにふ れることはおやめください」という記述があったが、他の一般製品には着衣着火に関す る注意表示はなかった。 腹部の拡大 炎を 10 秒当てた後 の燃焼痕 炎を 1 分当てた後 の燃焼痕
13 7.防炎製品に関する調査 (1)防炎製品の普及 ●着衣着火による死者数は毎年 120 人以上。死者発生の防止のため消防を中心に防炎製品 の有効性などについて普及啓発を行っている。 消防庁によると2002 年以降の着衣着火による年別死者数は毎年 120 人を超え、その うち 65 歳以上の高齢者が 70%以上を占めることがわかっている*11)(図 2)。このよう な状況の中で、消防を中心に着衣着火の危険に関する注意喚起や、防炎製品の有効性な どについて普及啓発を行っている。 例えば、東京消防庁では「着衣着火は、火災の拡大に至らなくても大きな人命危険が 潜んでおり、その危険性についてより広く周知を図る必要」があること、また、「家事を 行う場合は、防炎品の割烹着やエプロン、アームカバーを使用するなど、着衣着火を未 然に防ぐための方法について周知する必要」があることなどを注意喚起している。火災 による死者が高齢者に多いことについては、「個人差はあるものの、加齢とともに歩行能 力や視力、聴力等が低下し、身体機能が次第に衰えてくることから、火気使用時の注意 力の低下、火災を覚知するまでの時間や避難に要する時間がかかるなど」によって「人 命危険が高くなる」と考えられるとしている*12)。 消防庁では「防炎品は非防炎品に比べて火災の発生と死者発生の防止に有効である」 *13)とした上で、「防炎品の使用拡大」*14)を促している。また、「平成20 年秋季全国火災 予防運動」*15)では「防炎品の普及促進」「防炎製品の使用の促進」などを推進事項とし て挙げている。 なお、2006 年度の防炎製品(衣服類)の販売件数は 31,500 件で、前年度の販売件数 10,152 件に比べて約 3 倍に伸びていた*14)。 図 2.着衣着火による年別死者数 *11) 消防庁「平成 15 年版 消防白書」~「平成 19 年版 消防白書」 *12) 東京消防庁生活安全課「平成 19 年 災害と防災環境からみる高齢者の実態(平成 18 年中)」 *13) 消防庁「平成 16 年版 消防白書」 *14) 消防庁「平成 19 年版 消防白書」 *15) 平成 20 年 9 月 17 日付け消防予第 226 号「平成 20 年秋季全国火災予防運動の実施について」 43 22 32 36 30 98 (76.6%) 108 (75.0%) 98 (75.4%) 101 (82.1%) 101 (70.1%) 0 20 40 60 80 100 120 140 160 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 人数(人) 65歳未満 高齢者 144 144 123 130 128 (出典:消防庁)
14 (2)販売実態調査 ●防炎製品を店頭で直接購入できる店舗はほとんどなかった。 現在、主に家庭内で着用する衣類の防炎製品については財団法人 日本防炎協会や同協 会斡旋メーカーによる通信販売などで販売されている。そこで、消費者が防炎製品を店 頭で直接購入できる店舗が実際にどのくらいあるのか販売実態調査を行った。調査の結 果、防炎製品を店頭で直接購入できるのは 53 店舗中 3 店舗(内訳:店頭販売 1 店舗、 カタログ販売2 店舗)のみであった。 消防を中心に防炎製品の有効性などについて普及啓発を行っているにもかかわらず、 実際には消費者が防炎製品を店頭で直接購入することがほとんどできない状況にあるこ とがわかった。なお、東京都では東京消防庁の防災館などで防炎製品の展示販売を行っ ていることがわかった。 ①調査対象:東京都、神奈川県、千葉県の百貨店、スーパー、量販店など計53 店舗 ②調査方法:店頭への出先調査、インターネット問い合わせ、電話問い合わせ ③調査時期:2008 年 7 月 (3)防炎製品と一般製品の価格差 ●防炎製品は一般製品に比べて平均購入価格が最大で約 5 倍高かった。 防炎製品及び一般製品を複数銘柄ずつ購入した商品群(アームカバー、エプロン、割 烹着、パジャマ)について、平均購入価格を算出した(表5)。その結果、今回購入した 防炎製品は一般製品に比べて平均購入価格が1.3~4.9 倍高いことがわかった。なお、中 には、防炎製品(防炎エプロン①2,300 円)のほうが一般製品(一般エプロン①2,380 円)よりも安いものもあった。 表 5.平均購入価格と価格差 項目 項目 ① 950円 ① 3,200円 ② 1,470円 ② 4,515円 ① 246円 ① 1,990円 ② 248円 ② 1,869円 ③ 248円 ① 5,900円 ① 2,300円 ② 13,650円 ② 3,360円 ① 1,000円 ① 2,380円 ② 3,480円 ② 1,990円 防炎 割烹着 価格差 割 烹 着 一 般 製 品 防 炎 製 品 銘柄名 購入 価格 (税込) 平均購入 価格 2.0倍 防 炎 製 品 一 般 製 品 一 般 製 品 防 炎 製 品 価格差 購入 価格 (税込) 1,210円 4.9倍 1.3倍 エ プ ロ ン 平均購入 価格 アー ム カ バー 銘柄名 2,830円 2,185円 一般 割烹着 防炎 パジャマ 一般 パジャマ 防 炎 製 品 パ ジャ マ 一般 製 品 4.4倍 防炎 アームカバー 一般 アームカバー 防炎 エプロン 一般 エプロン 9,775円 2,240円 3,858円 1,930円 247円
15 8.消費者へのアドバイス (1)着衣着火の危険をよく知り、衣類に炎が近づきすぎないよう気をつける。 一般製品は素材によって燃焼性は異なるが、基本的には着衣着火でやけどを負う危険が あると考えたほうが良い。今回のテスト結果では衣類に着火すると約5 分でほぼ全焼に至 るものもあった。事例を見ると、ガスコンロやストーブの火が着衣に燃え移ったり、たき 火中に着衣着火したりして死亡事故に至っている。着衣着火による死者数が毎年120 人を 超えている現状を踏まえ、着衣着火の危険をよく知り、衣類に炎が近づきすぎないように 気をつける必要がある。 なお、防炎製品は炎が当たっても燃え広がることはないが、炎が当たっている間は燃焼 を続ける。防炎製品は飽くまで防炎であり、決して不燃ではないことも認識する。 (2)必要に応じて防炎製品を利用する。 テストの結果、防炎製品は一般製品に比べて防炎性能が優れていることがわかった。防 炎製品は一般製品に比べて高価ではあるが、着衣着火の未然防止のため、火の近くで作業 するときに着用したり、身体能力・火気使用注意力などが低下した高齢者などが着用した りするなど、必要に応じて利用すると良い。 (3)着衣着火が起きた時は風呂や台所などの身近な水で消火したり、地面を寝転がって消 火したりするとよい。 万一、着衣着火が起きた時には、風呂や台所の汲み置きの水など身近な水で消火したり、 身近に水がない場合には地面を寝転がって消火したりすることが良いとされている。また、 袖口に火がついた場合には手を上げると燃焼を遅らせることができることや、燃えている 個所を毛布で包むことで消火できることなども報告されている。なお、逆に、着衣着火時 に走ったりすると、風に煽られて炎が大きくなって危険である*16) *17)。 *16) 「第 49 回全国消防技術者会議資料(2001 年 11 月)」P31 *17) 「防炎ニュース No.168(2006 年 10 月)」P29
16 9.業界への要望 (1)消費者が防炎製品を直接見たり触れたり試着などして購入できるよう、防炎製品の取 扱店舗の拡大を行うとともに、店舗内で消費者が防炎製品を購入しやすい環境作りを要 望する。 主に家庭内で着用する衣類の防炎製品について販売実態調査を行ったところ、防炎製品 を店頭で直接購入できる店舗はほとんど見当たらなかった。現在、防炎製品の購入方法は 主に財団法人 日本防炎協会や同協会斡旋メーカーによる通信販売によるものであり、消費 者が防炎製品を直接見たり触れたり試着などして購入できる機会が少ない。取扱店舗の拡 大を行うとともに、どの売場で購入できるのか、どの製品が防炎製品であるのかなど、店 舗内で消費者が防炎製品を購入しやすい環境作りを要望する。 (2)防炎性能がより優れた商品の開発を行うとともに、商品分野の拡大や低価格化を要望 する。 今回のテスト結果からもわかるように、着衣着火の未然防止には防炎製品が効果的であ るが、主に家庭内で着用する衣類の防炎製品が販売されているのは、アームカバー、エプ ロン、割烹着、パジャマなど、限られた商品分野であった。また、防炎製品は一般製品に 比べて平均購入価格が最大で約5 倍高いことがわかった。防炎性能がより優れた商品の開 発とともに、商品分野の拡大や低価格化を要望する。
17 10.行政への要望 着衣着火による事故の防止のため、防炎製品の利用をより普及啓発するよう要望する。 消防を中心に防炎製品の有効性などについて様々な普及啓発が行われているが、主に家 庭内で着用する衣類の防炎製品は、店頭で直接購入できる店舗がほとんど見当たらなかっ た。また、着衣着火による死者数は毎年120 人を超えている。今回のテスト結果から、着 衣着火の未然防止には防炎製品が効果的なことから、より一層、防炎製品の利用を普及啓 発するよう要望する。 ○要望先 総務省 消防庁 予防課 社団法人 日本アパレル産業協会 全日本婦人子供服工業組合連合会 日本チェーンストア協会 日本百貨店協会 ○情報提供先 内閣府 国民生活局 総務課 国民生活情報室 経済産業省 商務流通グループ 消費経済政策課 経済産業省 商務流通グループ 製品安全課 経済産業省 製造産業局 繊維課 財団法人 日本化学繊維検査協会 財団法人 日本防炎協会 本件問い合わせ先 商品テスト部:042-758-3165
18 各検体はテスト前に水洗いまたはドライクリーニングを5 回行い、室温下でテストを行った。 1.防炎性能試験 財団法人 日本防炎協会「防炎製品性能試験基準(衣服類:完成品)」のテスト方法に準じ た。 <テスト方法の概略> 水洗いまたはドライクリーニング後、乾燥などの工程を経て試料調整した試験体(8.9cm×25.4cm)を 支持枠に入れて垂直に取り付け、メタンバーナーの炎(長さ38mm)に 3.0±0.2 秒当てた(図 3)。各検 体の試験体数は5 体とし、炭化長の最大値及び平均値、炎滴着火性を調べた。なお、炭化長が 25.4cm(試 験体の長辺)に達したものを“全焼”とした。 評価基準:①炭化長・・・最大25.4cm 未満、平均 17.8cm 以下。 ②炎滴着火性・・・ガーゼの着火がないこと。 2.マネキンに着用させた場合の着衣着火の再現テスト(燃焼性テスト) 実際に衣類をマネキンに着用させ、袖口付近(袖の無いエプロンは腹部)にライターの炎 (長さ約5cm)を 10 秒当てた(写真 8)。 3.防炎製品に炎が 10 秒及び 1 分当たった場合の状態観察 防炎製品にライターの炎(長さ約5cm)を 10 秒及び 1 分当てた。 図 3.防炎性能試験の燃焼方法の略図 写真 8.テスト風景例 (財)日本防炎協会「防炎製品いろいろ」より <資料1> テスト方法
19 今回のテスト対象銘柄は単一素材(例えば、綿100%、ポリエステル 100%など)または 二種の素材(アクリル系55%+綿 45%、綿 80%+ポリエステル 20%など)で製造されてい る。一般に、繊維(単一素材)の燃焼性については不燃性、難燃性、可燃性、易燃性に分類 できることが知られている(表6)。 表 6.繊維の燃焼性による分類*18) 分類 燃焼の状態 繊維の種類 不燃性 燃焼しない。 ガラス繊維、炭素繊維 難燃性 炎に触れている間は燃えるが炎を遠ざけると消える。 アクリル系*19)、ポリ塩化ビニル 可燃性 容易に燃えるが、炎の広がりは比較的緩 やかである。 ナイロン、ポリエステル、羊毛、絹 易燃性 容易に燃え、速やかに燃え広がる。 アクリル*19)、レーヨン、綿、麻 <資料2> 繊維の燃焼性 *18) 繊維学会編「第 2 版 繊維便覧」より作成。なお、表中の下線部は今回のテスト対象銘柄で使用されている素材。 *19) アクリルニトリルの質量割合が 85%以上のものをアクリル、その他のものはアクリル系(「繊維製品品質表示規程」 を元に作成)。
20 項目 素材 ① ・難燃繊維使用製品(難燃繊維とは、火がついても燃え広がりにくく、火元から離すと自然に消え る「自己消火性」のある燃えにくい繊維です。素材そのものが難燃ですので、洗濯によって効果が 低下することはありません。) ・万一、引火した場合は素早く火元から離してください。 ・全く燃えない繊維ではありませんので直接火に触れることはお避けください。 ・「防炎」は「不燃」とは異なり、あくまでも「燃えにくい」という性能を示す用語です。 ・燃えない繊維ではありませんので、ご使用に際しては、通常商品と同じく、直接火に接したり、 近づけたりしない様、充分にご注意下さい。 ② ・防炎性能の基準及び健康上の安全性に配慮した製品です。 ① 綿100% - ② 塩化ビニール100% ③ ナイロン100% ① ・難燃繊維使用製品(難燃繊維とは、火がついても燃え広がりにくく、火元から離すと自然に消え る「自己消火性」のある燃えにくい繊維です。素材そのものが難燃ですので、洗濯によって効果が 低下することはありません。) ・万一、引火した場合は素早く火元から離してください。 ・全く燃えない繊維ではありませんので直接火に触れることはお避けください。 ② ・防炎性能の基準及び健康上の安全性に配慮した製品です。 ① 綿100% ② ポリエステル100% アクリル系55% +綿45% ・防炎性能の基準及び健康上の安全性に配慮した製品です。 ① 綿50%+レーヨン50% ② 毛50%+アクリル50% ① 綿50%+アクリル50% ② 毛100% ① ・難燃繊維使用製品(難燃繊維とは、火がついても燃え広がりにくく、火元から離すと自然に消え る「自己消火性」のある燃えにくい繊維です。素材そのものが難燃ですので、洗濯によって効果が 低下することはありません。) ・万一、引火した場合は素早く火元から離してください。 ・全く燃えない繊維ではありませんので直接火に触れることはお避けください。 ② ・防炎性能の基準及び健康上の安全性に配慮した製品です。 ① 綿100% ② ポリエステル65%+綿35% アクリル系55% +綿45% ・防炎性能の基準及び健康上の安全性に配慮した製品です。 綿80% +ポリエステル20% - ① ・難燃繊維使用製品(難燃繊維とは、火がついても燃え広がりにくく、火元から離すと自然に消え る「自己消火性」のある燃えにくい繊維です。素材そのものが難燃ですので、洗濯によって効果が 低下することはありません。) ・万一、引火した場合は素早く火元から離してください。 ・全く燃えない繊維ではありませんので直接火に触れることはお避けください。 ② ・防炎性能の基準及び健康上の安全性に配慮した製品です。 ① 綿100% ② 綿80%+麻20% 一般 パジャマ ・火のそばでの使用や60℃以上のものにふれることはおやめください。 - - - - アクリル系55% +綿45% 一般 割烹着 防 炎 パ ジャ マ アクリル系55% +綿45% 一般 エプロン 一般 カーディ ガン 一般 セーター 防 炎 割 烹 着 アクリル系55% +綿45% アクリル系55% +綿45% 防 炎 アー ム カ バー 一般 アームカ バー 防 炎 エ プ ロ ン 一般 製品 防 炎 製 品 防炎 製品 エ プ ロ ン 一般 製品 着衣着火に関する主な注意表示例 (下げ札や縫い付けラベルなどより抜粋) 防 炎 製 品 一 般 製 品 銘柄名 一 般 製 品 アー ム カ バー 防 炎 製 品 カー ディ ガ ン な ど 防炎 カーディガン 割 烹 着 一般 製品 防炎 トレーナー 記号)-:表示なし 防 炎 製 品 ト レー ナー 防炎 製品 一般 製品 パ ジャ マ 一般 トレーナー <title>危険!着衣着火に注意-未然防止には防炎製品が効果的-</title> <資料3> 着衣着火に関する主な注意表示例