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英和辞典の研究 : 英和辞典発達の歴史的経過からみた今日の英語の実態認識の問題点とその修正方法の提案

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Academic year: 2021

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(1)関西学院大学大学院 言語 コ ミュニケー シ ョン文化研究科. 博 士学位論文. 英和辞典 の研究 ― 英和辞典発達 の歴史的経過 か らみた今 日の英語 の実態認識 の 問 題 点 とその修 正 方法 の提案 ―. 人木. 克正. 2006年 5月.

(2) 博 士 学位 論文. 英 和辞典 の研 究― 英 和辞 典発達 の歴 史的経過 か らみ た今 日の英語 の実態認 識 の 問題 点 とそ の修 正 方 法 の提案. 人木. 克正. 論 文 審 査委 員. 一一 一 一一 ¨ ″ 一 ・ ﹁・. え ガ. 向 4 二 法  湯 曰. マ 大漱. 埜   礎   礎. %.

(3) は じ め に. .筆. 者 は. 本論 文 は. ,英. 和 辞 典 の記 述 内 容 に対 す る実 証 的 な批 判 で あ る. これ ま で に. ,種. 々 の 観 点 か ら英 語 辞 書 や 学 習 英 文 法 の 内 容 な ど を 批 判 し て. きた. .八. 木. き た こ とは. (1987,1996,1999)な ,そ. ,. ど が 主 な も の で あ る .そ こ で 取 り 上 げ て. の 後 の 英 和 辞 典 の 改 善 に 貢 献 して き た と思 う。 前 著 以 後. ,. ユー スプ ログ レッシ た 筆 者 自身 が編 集 主 幹 を務 め て 心 血 を注 い で 完成 し 『 ブ英和辞典』. (2004年. 。 小学館. 直 接 的 に 問題 点 を と りあ げ. ,そ. い るか. ,新. 経 験 も踏 ま え. ,今. まで よ りも もつ と. の原 因 に ま で遡 る作 業 を行 つ て きた 。 そ の. 成 果 を ま とめた の が本 論 文 で あ る 一般 に辞 書 の評 価 をす る場合. )の. .. ,新. しい 語 彙 や 語 義 が どれ ほ ど 収 録 され て. しい 工 夫 が どれ ほ ど な され て い る か. さ れ る こ と が 多 い 。 こ の 観 点 は 確 か に 必、要 だ が の 記 述 上 の 不 備 が どれ ほ ど修 正 され た か. ,古. , とい うよ うな 観 点 か ら な. ,そ. れ に もま して. ,今. まで. い 語 彙 ・ 語 義 ・ 用 法 が どれ ほ. ど ト除 さ れ た か , と い う 点 も 重 要 な 評 価 基 準 で あ る .1 1リ. の 経 験 か ら考 え て 筆 者 は 長 年 ,英 語 辞 書 編 纂 に た ず さ わ つ て き た が ,そ. ,. い 。新語 辞 典 や 英 米 の 新 しい 情 報 を付 け加 え る こ とは そ れ ほ ど困 難 で は な バ ー で き る .し か し ,記 述 上 新 しい 辞 書 を 参 考 に す れ ば か な りの 部 分 は カ で の 不 備 を 修 正 し た り ,古 い 語 義 ・ 語 彙 ・ 用 法 を 排 除 し て ゆ く こ と は 簡 単 はない. .英. ので き 米 の 辞 書 に た よ つ て い る だ け で は と て も 成 し遂 げ る こ と. る作業 ではない。 筆者 は. ,1970年. てい 頃 か ら英 和 辞 典 の 記 述 が 現 代 英 語 の 実 態 と か け 離 れ. る こ とに気 付 き始 めた. .そ. して そ れ 以 後. ,何. が ど の よ うに か け 離 れ て い る. い る原 因 は の か を 調 べ る こ と が 研 究 テ ー マ の ひ と つ に な つ た .か け 離 れ て 記 述上 の不備 や. ,古. い語 義 ・ 語 彙 ・ 用 法 に ほか な らな い. ,. .最 初 の 時 期 の 疑. 間 の 代 表 的 な も の を い くつ か あ げ て み よ う。 Wo nlal■. as l anl,I can be of some to you。. お 役 に立 てます れ る. asの. )と. (女 な が ら も 少 し は あ な た の. い う ,今 で は 性 差 別 (Sexisnl)の 典 型 の よ う な 用 例 に 現. 用 法 が あ つ た 。こ の. asの. 用 法 は ,筆 者 の 高 校 時 代. (1960年. 前半. ). つ た よ うに 思 に 受 験 勉 強 で 党 え た し ,ど の 受 験 参 考 書 に も 英 和 辞 Jtに も あ. ]八. 木 (2004)で は. ,辞. 11」 書 記 述 の 「新 陳 代 言. と表 現 した.

(4) か し ,そ の 後 の 調 査 で 得 た 結 う (今 だ に 類 例 を あ げ て い る 辞 書 も あ る ).し 論 は. ,こ. に上記 の の よ う な 用 法 は 極 め て 限 ら れ た 例 外 的 な 用 法 で あ り ,特. よ うな 例 は 容 認 され な い とい うも の で あ つ た 。 この. asの. 用 法 は か な り 理 論 的 に 深 く ,そ の 後. た り す る き つ か け と な つ た .24寺 に と 「譲 歩 」 の. 2つ. asに. Young as she is,…. の解 釈 が 可能 な の か. ,特. に. ,asが. つ い て 考 え た り調 ベ .力. `ど う し て 「 理 由 」. な ぜ 「 .… で は あ る が 」. 心 が い つ た 。3 の よ う な 「譲 歩 」 の 意 味 を も つ の か と い う 理 由 の 説 明 に は 苦 あ と ひ とつ は は 「被 害 」 の. の ,I had my wife die。 と い う 表 現 で あ る 。 こ の 文 中. haveと. 言 われ るもので. ,こ. か ら覚 え た 表 現 の ひ とつ だ つ た 。 だ が. 1980年. いたのは. causeな. れ も. ,ど. asと 同 じ く ,受 験 勉 強 時 代. う も こ の 表 現 もお か しい と気 づ. 頃 だ つ た と 思 う .4こ れ を き つ か け に. ,have,get,make,. どの使 役 動詞 の用 法 の違 い に関心 が深 ま つ た 。. こ の よ うな 問 題 は. ,語. haヽ 7e. 5. 法 と い う よ り は す ぐ れ て 統 語 上 の 問 題 で あ り ,筆. に あ る。 者 の 実 証 的 な 英 語 研 究 の 出 発 点 は こ の よ うな と こ ろ どの 英 語 辞 典 に も共 通 す る こ の よ うな 不 備 は ちがい ない。い ろい ろな検証 の中で. ,こ. ,何. か共通 の根 源 が あ る に. の よ うな 不 備 の か な りの 部 分 は. い き つ く こ とが わ か つ た 齋 藤 秀 二 郎 『 熟 語 本 位 英 和 中 辞 典 』 (1915)に な く と も 上 述 の asと その後. haveの. ,. .少. 6 用 法 説 明 と用 例 は そ うで あ る 。. に の , 日 本 の 英 語 辞 典 の 歴 史 を 調 べ る 中 で ,現 在 の 多 く 英 和 辞 典. か ら さ ら に CODに 遡 る 存 在 す る 諸 問 題 の 根 源 は ,『 熟 語 本 位 英 和 中 辞 典 』 べ て ゆ く 間 に ,COD も の が 少 な く な い こ と ,そ し て ,CODの 成 り 立 ち を 調 が. OEDを OED初. そ の ま ま 受 け継 い で い る 面 が 多 い こ とが わ か つ た 。 。 周 りめ ぐ つ 版 は も ち ろ ん 191世 紀 以 前 の 資 料 を 使 つ て 作 ら れ た. ementの 項 に こ 0安 井 (編 。1992)と 安 井 (編 .1996)の オカθυ 力‐mo、ア pl〕 .2 6ff,57ffが の asの 用 法 を ま と め て 書 い た 。 そ の 記 述 は 人 木 (1987)の. 2荒 木. g・. も とに な つて い る。 「 理 由 」 と 「 譲 歩 」」 (『 英 語 学 』 の 理 論 的 訂t明 は ,「 1妾 続 詞 asの 用 法 ― 27(開 1石 社 ))に 発 表 し , ノヽ本 (1987)に 再 録 し た 4筆 者 が 気 付 く 以 前 に ,渡 辺 (他 。1976:1048‐ 9),河 上 (1980:144)が す で 。 に 1旨 J商 し て い た .そ の 点 は 人 木 (1987:35)で 明 ら か に し て あ る どで (]996:275ff)な 木 5使 役 動 詞 に つ い て は ,八 木 (1987:80f`f,126f'f〕 ),八 詳 し く論 じた 。 6り こ際 に は ,『 熟 語 本 位 共 和 中 辞 典 』 以 外 に も さ ま ざ ま な 根 源 が あ る が ,そ れ は 第 ]章 以 下 で 詳 述 す る 。. 3そ. ..

(5) の 少 な か ら ぬ 部 分 は ,19世 紀 以 て ,日 本 の 英 和 辞 典 が か か え て い る 諸 問 題 で あ る か の よ うな 記 述 が な され て 前 の 英 語 が 今 日で も普 通 に使 わ れ る英 語 (彼 女 は い る こ と が 分 か つ て き た 。 She waS Sitting with her legs aCrosS。 脚 を組 ん で座 つて い た. 1989年. 7 そ の例 で あ る。. )の acrossが. に 英 和 辞 典 の記 述 を め ぐつて. が は 記 憶 す る 人 も少 な く な つ た だ ろ う. ,あ る 事 件 が 起 き た .古 い 事 件 で 今. ,あ. る英 和 辞 典. 2冊 ,特. の 批 判 が発 表 され た の 内 容 の 不 備 に つ い て か な り過 激 な 形 で 学 問的 に見れ ば. ,そ. の 手法 や記 述 方 法 に問題 が 多 々 あ るが. つて な 根 源 か らの も の も少 な く な い 。 従 な つた辞 書 だ けの もの で は なか つた. ,少. .こ. ,あ. 。 8と り あ げ ら れ た 問 題 は 的 を射 た とこ ろ も少 な くなか つた. にその. の批 判 は. る意 味 で は. ,上. 記 の よ う. な か らぬ 問 題 は 批 判 の 対 象 と. .. になつた. ,辞 書 編 集 者 は 記 述 内 容 の 正 確 さ を 期 し て 極 め て 慎 重 れ て い る 辞 書 に は ,こ る .だ が ,今 の 時 点 で も ,今 現 在 市 販 さ. それ以後 と思 わ れ. 1冊. の. い 数 多 く の 深 刻 な 問 題 が あ る .そ 当時 さわ が れ た 問題 どころで は な に 広 く認 識 され て い な い 。 し て , さ ら に 残 念 な こ と に ,そ の 事 実 が 十 分 ムペ つ ひ と つ 「語 法 の 鉄 人 」 (ノ 学 館 ホ ー 筆 者 は ,そ の よ う な 問 題 を ひ と ル ド』 2001年 2月 ∼ 2006年 2月 .合 計 163回 )の コ ー ジ『 ラ ン グ ー ジ ワ あ げ た の は ,問 題 全 体 の ほ ん の ラ ム で 実 証 的 に 明 ら か に し た .そ こ で と り ま とめ て 出版 す る こ とに 一 部 で し か な い が ,連 載 を 終 わ つ た 段 階 で ,一 度. 1989年. J`. し た 。連 載 で 扱 つ た 問 題 以 外 に も ,筆 者 の 論 文. (2000a,2000b,2001a,2001b,. 辞 Jtや 英 語 学 習 文 2000c)か ら 興 味 あ る 問 題 を い く つ か 再 録 し た .広 く 英 和 の 編 集 部 ば か り で な く ,広 く 英 語 教 師 法 の問題 点 の認 識 が編 集者 や 出版 社 い や 学 習 者 に 広 ま る こ と を 郷l待 し た 「英 語 の 問 題. 1題. 」は. で は な い 。 questionと. an Englisll questiOnで あ り ,an English]Droblem. problemは. か 「 日 本 語 に す る と 問 題 」 と な り ,あ た. も 同 義 語 の よ う な 印 象 を 与 え る 。 an 者 上の問題点. Jと. .. 「 English lproblemと い う と 英 語 学 習. ら ,な い つ た 意 味 に な る 。 9こ の よ う な 簡 単 な 事 実 で す. OSSedと す で は こ の across は 廃 れ て , With lle]・ legs cl° ]:を ,Yagi &K a d u llll(1990) S いオ 三:島 』 事 件 。 筆 者 は 批 判 点 の 検 言 つ吋)る 『 」 こ。 で行 つプ 2004。 9『 ユ ー ス プ ロ グ レ ッ シ ブ 共 和 辞 典 』(八 木 克 正 (編 集 主 1幹 )小 学 館 。. 7今. る. ..

(6) である。 か なか広 ま らない のが現 状. の を 1及 う .こ こ で は ,何 で 日本 の 英 語 辞 書 学 の 諸 問 題 い つた根本的 べ た り ,辞 書 の 問 題 を 考 え る の か ,と を 調 の 史 歴 に 書 辞 め た の歴 史 をた 2章 で は ,英 語 辞 書 ,特 に 英 和 辞 典 な問題 につい て考 える。第 文法 に大 きな影 後の英和辞典や英語学習 以 れ 上 ,そ 史 で の ,歴 中 。 そ どる の 影 響 を うけ て い た づ け と, どの よ うな 外 国 の 辞 書 響 を与 えた辞 書 の位 置 を詳 細 に分 析 して 近 出版 され た 英 和 大 辞 典 か を 簡 潔 に 跡 付 け る .特 に ,最 ついて考 な 影 響 を 与 え た OED,CODに い る 。 第 3章 は ,日 本 の 辞 書 に 多 大 けた まま現在 ま が COD初 版 (1911)の 影 響 を 受 え る .特 に ,日 本 の 英 和 辞 典 こ ま で が ,い わ ば 理 証的 に考察す る。 こ で そ の 記 述 を残 して い る事 実 を実 べ る考 察 の背景 を与 え る こ とに な る。 論 編 で あ り ,以 下 で 述 われ な くな つ は古 くな つ て 現 代 英 語 で は使 し ,今 が 化 変 義 は 4章 ,語 第 と りあ げ る 。 第 5章 は ,古 く な つ た 成 句 を た もの を具 体 的 に と りあげ る い が ,そ の い く つ か つ た か ど うか の 判 断 は 難 し な く が 古 句 上 ,成 纂 編 辞書 した た め す る 。 第 6章 は ,語 義 が 変 化 の 例 を あ げ ,古 く な つ た こ と を 実 証 は ,特 に 動 つ い て の 考 察 で あ る .こ の 章 で に 統 語 的 な 特 4敦 も 失 わ れ た 例 に つ いての考察で あ る に 続 い て ,形 容 詞 な ど に 詞 を 扱 う 。 第 7章 は ,前 章 る が ,第 8章 つた もの につ い て の 考 察 で あ こ こ ま で は ,古 く な つ て し ま つ よ うに な つ た 例 の結 果 新 た な統 語 構 造 を持 は ,新 た な 語 義 を 獲 得 し ,そ の 観 点 か ら ,あ ら た な 成 句 表 の 具 体 的 考 察 で あ る .同 時 に ,phraseolog)ア を 中 心 に ,英 文 法 析 す る 。 第 9章 は ,英 和 辞 典 現 を と り あ げ ,具 体 的 に 分 。 々 の誤 解 を解 こ う と した も の で あ る につ い て 書 か れ て い る種 め ,わ が 国 の 英 の内容 につ い て の再 考 察 を深 本 論 文 を 契 機 に ,英 和 辞 典 いで あ る。 の 正 常 化 の一 助 と して い た けれ ば 幸 い て つ に の 味 中 育 語教 い ち英 和 辞 の 問 題 点 を 1指 摘 す る 場 合 ,い ち な お ,英 和 辞 典 の 用 例 や 記 述 々 の辞 書 の 弱 点 の 旨 点 の 指 摘 が 本 旨 で あ り ,個 典 名 は あ げ な か つ た 0問 題 本論文 は. ,第 1章. .. .. 1・. にあげ る る 。 そ の 書 名 を 一 括 して 下 摘 が 目的 で は な い か らで あ. .1999。 第 1刷 ) ]1文 社 新 英 和 中 辞 典 』 (旺 文 社 『‖ .第 2版 』 (三 省 堂 .2001.第 ]刷 2. 『 新 グ ロ ー バ ル 共 和 辞 典 『 ュ ー ス 』)の. sV.PR OBIコ. Eλ 4. 3を. 参 照. )。. .. ).

(7) 3。. 1刷 『 ジ ー ニ ア ス 英 和 辞 典 第 3版 』 (大 修 館 書 店 .2001。 第. 4。. 『 ル ミナ ス 英 和 辞 典 』 (研 究 社 .2001.第 1刷. ). ). 5     6. .2002.第 1刷 『 ア ドバ ン ス トフ エ イ バ リ ッ ト英 和 辞 典 』 (東 京 書 籍 1刷 『 旺 文 社 レ ク シ ス 英 和 辞 典 』 (旺 文 社 .2003.第. 7.. 1刷 『 ゥィ ズ ダ ム 英 和 辞 典 』 (三 省 堂 .2003.第. 8.. 『. Eゲ. ). ). ). 1刷 イ ト英 和 辞 典 』 (ベ ネ ッ セ コ ー ポ レー シ ョ ン .2003.第. ). 社 .2003。 初 刷 ) 『 ス ー パ ー ア ン カ ー 英 和 辞 典 第 3版 』 (学 習 研 究 .2003.第 1刷 10。 『 小 学 館 プ ロ グ レ ッ シ ブ 英 和 辞 典 第 4版 』 (小 学 館. 9。. 11.. 1刷 『 研 究 社 新 英 和 中 辞 典 第 7版 』 (7研 究 社 .2003。 第. 12.. 『 ユ ー ス プ ロ グ レ ッ シ ブ 英 和 辞 典 』 (小 学 館. これ らの うち. ,3,H,12に. 応 じて 書 名 に言 及 す る. ついては. ,そ. ). ). .2004.第 1刷. ). の 影 響 力 な ど の 点 か ら ,必 要 に. .. 本 論 文 をま とめ るに あた つて. ,イ. ン フ オ ー マ ン ト調 査 な ど で い ろ い ろ な. ー マ ン トの お 名 前 を す べ て あ げ 方 に お 世 話 に な つ た 。 お 願 い した イ ン フ オ る こ とは で き な い が 子. (立 命 館 大 学. ,仲. 介 役 と して. ),住 吉 誠. (1摂. ,井. 南大学. ),梅. 咲敦. (関 西 学 院 大 学 院 生. )の. 上 亜 依 (長 崎 外 国 語 大 学. ),土. 皆 さ ん に 特 に お 世 話 に な つ た こ と を 記 して. 屋知洋. ,感 謝 申 し 上 げ あ る. 査 ま た 、 本 論 文 の 論 文 審 査 に あ た ら れ た 、 神 崎 高 明 教 授 (主 教 授 (副 査. )、. 大 高 博 美 教 授 (副 査. )は. .. )、. 浅 田壽 男. 、本 論 文 を 精 査 し 種 々 の 問 題 点 指 摘. げ る。 や 改 良 の 提 案 を 行 つ た 。 そ の 労 力 と時 間 に感 謝 申 しあ 1背. 造. 14510556)(平. 成. 口語 英 語 の 談 話 な お 、 本 研 究 は 、 科 学 研 究 補 助 金 (基 盤 研 究 (C)2)「 号 分 析 ― コ ミ ュ ニ ケ ー シ ヨ ン 教 育 の 観 点 か ら 」 (課 題 番. 14年. 度 ∼平成. 16年. 度. )、. な ら び に 同 「英 語 が 使 え る 日 本 人 育 成 の た め の 英. 号 語 学 習 文 法 の 体 系 構 築 と 個 別 的 記 述 の 見 直 し 」 (課 題 番. 17520335)に. よ. っ て 可 能 に な つ た こ と を記 し、 感 謝 を さ さげ る。. 2006イ. :「. 5月. ヽ冽(ラ Lコ 三 ノ.

(8) 英 和 辞 典 の研 究 日の 英 語 の 実 態 認 識 の 一 英 和 辞 典 発 達 の 歴 史 的 経 過 か らみ た 今 一 問 題 点 とそ の 修 正 方 法 の 提 案. 1章. 第. 英 語 辞 書 学 の諸 問題. 日 本 の 英 語 辞 書 学 の 現 状 …。. 規 範 主 義 と記 述 主 義 …. 14 14 …… 。 17. .. c,Uラ. ベ ル の 妥 当 性 と有 用 性. 既 存 の 辞 書 の 研 究 .… …. _. 辞 書 のた めに 。 現 代 英 語 の実 態 を反 映 した 英 語. 2章. 第. (1) (2) (3) (i). (ii). (iii). (iv) (4) (v) (vi) (vii) (viii) (ix). 日本 の 英 和 辞 典 史 概 観 .… … … …. 20 …… .21. 99. 25.

(9) 31 … … … … … … … …・ … … … 『 簡 約 英 和 辞 典 』 (研 究 社 ,1941).… … 31 …………………… ………… (xi) 『 英 和 活 用 大 辞 典 』 (研 究 社 ,1941).… 31 … …… …… …… …… …… …… …… … (xii) 『 雙 解 英 和 辞 典 』 (冨 山 房 ,1944)… 031 辞 典 』 (三 省 堂 ,1965)… … … … … … (xiii) 『 三 省 堂 ク ラ ウ ン 英 語 熟 語 32 「 辞 典 期 J .… … … … … … … … 1°. (x). 2次. 学習. (5). 1967か. ら現 在 に い た る. (6). 2000年. 「 英 和 大 辞 典 期 」 .… … … … … … … … … 33 か ら現 在 に い た る. 2. 第. 33. 英 和 大 辞 典 の歴 史 と問 題 点. 34 ……………………… 研 究 社 新 英 和 大 辞 典 』 …… … … … … … … … … 34 ……… …… …………… 2.1.1.『 研 大 』 の 略 歴 と 第 6版 の 1既 観 …… … … … 35 … … … … … … … … …・ 的記述 につ いて 。 2.1。 2新 語 ・ 新 語 義 ,用 例 ,統 語 ・37 ・ 類 義 語 .… … … … … … … … … … … … … … … … … 2.1。 3日 英 比 1交 ・ 語 法. 2.1『. 2『. 00. 00. 2。. ジ ー ニ ア ス 英 和 大 辞 典 』 …… …・. 1『 ジ 大 』 概 観. 2.2。. 2.2.2記 述 に つ い て. 第. 3章. 英 和辞 典 の記 述 と. COD,OED.… る影 響. ぃ くっ か の語 法 上 の 問 題. 2.1. 2.2 2.3 2.41. 2.5 2.6. access. …. 41.

(10) 第. 4章. 語 義 解 釈 と語 義 変 遷 .… … … … … … …. は じめ に. .…. 3。. 57. …………………・. whiteの. 57. 「透 明 な 」 の 意 味. .…. … … … …・. 58. fis tの 「 手 」「 筆 跡 」 の 意 味. 60. fertileの 「 繁 殖 力 を も つ た 」 の 意 味 .… … … … … … …. 63. failureの 「 不 足 」 の 意 味. 65. .… … … … … … … … ・. 69. fa stの 「 ふ し だ ら な 」 の 意 味. fiendの. 72. 「達 人 」 の 意 味. 屯 fine gold は 「 浄. 」 か. 74. ?. `鐘. fearsomeの. 相 反 す る. the first perSOn 10. の 意 味 .… … … … … … …. は 「最 重 要 人 物 」 か ?. 77. 80. 82 fetch a sigh(た め 息 を も らす )は 今 で も 使 う か ?.… … … … … … …. H fluentの. 「な め らか な 」 の意 味. 12 exteriorの 第. 2つ. 5章. .…. … … … …… …. 「 外 国 の 」 の 意 味 .… … … …. 86. 88. 古 い成句. 88. は じめ に. I'm easy.(こ. 84. 89. だ わ らな い ). 寺で づ How goes the enemy? (イ 可日. か. ?). 91. 92 have enough to do to do(.… す る の が や つ と だ ).… … … … … … … ….

(11) beyond example/without exampleの. 意 味 ……… ………… ………… …………095. 97. in the long agOは 今 で も 使 う か …。. as far as in me lies(私. 104. ` 上ヒで ). give a good account of.…. (.… を 立 派 に や つ て み せ る. (期 待 ど お り に 行 動 す る. act up tO. 10. cOmmit to the fire(焼. 111 れ る,. 1役. ‐ ス、す る ). 113. 115. 没 入 す る 」 の 意 味 の 場 合 .… … …. 14 except forの. 6章. 109. 却 す る). 「 溺 れ る ,溺 れ さ せ る 」 の 意 味 の 場 合 .… … … … … … … 113. 13.l drownの. 第. … … 106. ).… …………………………………………… 108. 13 drown/be drownedノ drown oneself (1溺 2「. )… … …. イ キ ン グ に 出 か け る). 12 go on a hike(ハ. 13。. 102. (… と 親 し く し て い る ). keep friends with.… year on year(日 百年. 100. の 力 の 及 ぶ 限 り). “but. 118. for"の 意 味. 122 語 義 変 遷 と 統 語 構 造 の 変 化 {1)一 動 詞 編 .… … … … … … 122. は じめ に. dispenseの. 「 義 務 を 免 除 す る 」 の 意 味 .… … … … … … … … … … …・122. disableの. 「人 に. …………………. 0124. discussの. 「 お い し く 味 わ う Jの 意 味 。 …… … … … … … … … … … …. 0126. disposeの. 「 … し た い と 思 わ せ る 」 の 意 味 .… … … … … … … … … …. .…. を で き な く させ る 」 の 意 味. .…. divert oneselfの 「 .… の 気 分 を 1転 換 さ せ る 」 の 意 味. .… … … … … …. 127 130.

(12) 132. design の 「計 画 す る 」 の 意 味. 134 「人 に …す る 決 心 さ せ る 」 の 意 味 .… … … … … … … …. determineの eatの. 136. 自 動 詞 用 法 .… … … … … …. 139. learn tO dOの 「 2つ 」 の 意 味 。… … … … … 10. educate oneSelf(自 engageの. 146. 「 誓 約 す る 」 の 意 味 .… … … … … ・. 12. experience that節. 13. favOrの. 14. figure that節 の. 15. fareの 意 味. 16 forceの. 143. ら を 薫 陶 す る ).…. の 「経 験 に よ つ て 知 る 」 の 意 味. 「 有 利 に 働 く 」 の 意 味 .…. .…. … … … … … ・152. .. の 意 味 .… … … … 「っ …で あ る と 思 う 」. 161. .… 。. 機 能 語 化 と 本 来 の 意 味 .… … … … … ・. 17. f00tの. 18. felgn that節. 156. 166 169. 動 詞 用 法. 19 fix to dOの. 172. の 「 .… と 偽 る 」 の 語 義. 「 .… す る こ と に 決 め る 」 の 語 義 …… … … … … … … … …. 177. の 味 .… … … … … …・182 20 find a person in.… の 「人 に .… を 支 給 す る 」 意. 第. 7章. 詞 な ど .… … … … 186 語 義 変 遷 と 統 語 構 造 の 変 化 (2)一 形 容. busy in doingと busy dOing…. .… .…. る. itis calm of him to dO(。 …づ. earneStの. 「重 大 な. Jの. …・ ….… 。. 享か ま しい ) とはす. … 意味。 ………………………………………. 10. 186 188 189.

(13) す る の が 適 切 だ). it is fit that/it is fit for A to do(.…. 191 196. be forgetful ofの 2つ の 意 味 …す る と は 君 も 生 意 気 だ. it is forward of you to dO(. 第. 8章. ). 201. 207 語 義 変 遷 と統 語 構 造 の 新 し い 傾 向 .… … … … … … …・. fear that.… /to dO/doingの. 。.207. 意 味. 209. suspect O to be C(… で は な い か と 思 う ). afford to do/afford doing{の. counselの. itt pA―. 210. 。 … .. 212. 補文構造. 213. desire that節 の 「 .… と決 心 す る 」 の 意 味. determine that節. discover O to be C(Oが think itの. Cで. 218. 可 能 性. 思 考 動 詞 と して の. H aCCept to doの 12. 意 図動詞. 216. あ る とわ か る). .220 。. it looks that節 の 可 能 性. 10. 215. の 「 .… を 決 心 す る 」 の 意 味. 221. account. 222. 意 味. +to have doneの. 223. 意 味. ]3.]phraseology. とは. .…. 成 句 的 意 味 展 開 .… … … … … … … … …. ……………………………………………………………………………・. ]3.2 fo]lget it と forget,abo■ lt. it.…. .… .…. 6     6     9     2 9 “    9 ︼    9 ︼    R ︶ “    9 “    9 “    9 ︼. ,. 13 forget it/forget about itの. …・…・…・…。 …・…・…。 …° ・…・…・…・―・…。.

(14) 14 but alSOの 15. 236. 多義性. 242 help dOing/help in. 15。. 242. l help doing. 245. 15.2 help in dOing. this my boOkの. 16. 17 funの. .. 名 詞 性 と形 容 詞 性. 17.1問. 題 の所 在. 17.2辞. 書 で の. 1汲. 17.3デ. ー タ の. 1食. 247. 可 能性 …. .…. … … … … … … … … … … … …… … … … …. 250 251 251. 252. 17.4 it is fun to. 255. 17.5 great fun/. 17.6名. 18. 256. 詞 を修 飾. の多義性. pretty much. 18.1問. 題 の所 在. 2類 似. 18。. 接 詞 と し. 4程. 度 を 弱 め. 18.5言. 第. 9章. い. 260. 1友. 263 267 268. ‐ りの. 3     3     3     6     6 7     7     7     7     7 2 2 2 2 2. 1足. ユ 遅  比. 平 面 と上 下 の. 意 味. 相 英 均  日. 1。. 273. 英 文 法 の誤 解 を解 く章. beyondと aboVeの 1.1. 0多 機 能 性 .… … … … … … … … … … … … … …257 257. 表 現 の. 18.3下 18。. え方一. 2 1iVe abOVe one's. l.3 Health is above l.4. 250. lies.. He is nOt aboヽ アe. dread(恐. れ る )の 補 文. 1毒. 278. 造. 9 “.

(15) 出 来 事 の前 後 関係 を表 す 表 現. careは. 4.1 4。. 2. 動 詞. 自 動 詞 か 他 動 詞 か …… … … … … … … …. careの. と. 291. 主語の特徴 …. diSagree. 294. の補 文構造. yOung ClintOnノ younger ClintOn.…. …… ……… ……… ………. the lnOrning after/the day after(D aftere… rumor has it that.… と 類 似 表 現. 第. 10章. 結語. 引用 コー パ ス. 引 用 辞 書 .… … … … 引用語法辞典. 引用文献. 285. 288. 可か 吾と は イ ヨ三言. agree. 283. 288. 主語構 文. 5.2 becauSe節. 280. 283. 特 徴 …… … …. care が 自 動 詞 で あ る 証 拠 .… … … … … … … …. becauSe節 5.1. afterと When.… … … ・. 296 299 301. 306 306 308 311. 312.

(16) 第. 1. 1章. 英 語 辞 書 学 の諸 問題. 日本 の 英 語 辞 書 学 の 現 状 語 彙 の 研 究 分 野 を さす 英 語 に は. lexiCOgraphyと. 「辞 書 」 は そ れ ぞ れ れ らの 用 語 に 対 応 す る. 10こ lexiC010g)ア が あ る 。. diCtionaryと lexiCOnで. ある。. の形 式 にま とめ るた め 別 の 語 彙 を 研 究 し ,そ れ を 辞 書 語学 の 般 を さ す 。 lexiC01ogyは ,言 の 応 用 言 語 学 の 一 分 野 と して の研 究 全 (Cf. 性 の研 究 の意 味で使 われ る 一 分 野 と して , 般 的 な辞 書 の 形 式 や 特. lexicOgraphyは ,個. Zgusta 1973; cf.Hartmann & Jallles 1998, sVoLEXICOLOGY; SVenSen leXiC01ogyを 対 比 す る と 1993:lf.)。 こ の よ う に lexicographyと. ,. lexicographyが. 実践で. ,lexico10gyが. 能性 が 理 論 とい つ た 誤 解 を生 じ る可. あ る 。 事 実 は そ う で は な く ,lexiCOgraphyは. ,辞. 書 の あ り方 に 関 す る 理 論. てい で あ る 。 わ が 国 で は ,現 在 市 販 さ れ と ,実 際 の 辞 書 編 纂 実 践 の 総 合 る こ とが少 な 部 分 は 公 に 議 論 の 対 象 と され 英 語 関係 の辞 書 編 纂 の理 論 的 の理論 題 で あ つ た・ こ の 辞 書 編 纂 く ,辞 書 編 纂 者 個 別 の 世 界 に 属 す る 問 ついて考 書 の 生 命 で あ る記 述 内 容 に 実 践 に 関 わ る 問 題 の う ち ,特 に ,辞 て み よ う。. る な と え. H. 部 門 を lexisと よ 独 自 の 文 法 体 系 の 中 で ,語 彙 を 1汲 う ある。 が の 用 語 を 好 ん で 使 う場 合 ぶ 。 イ ギ リス の 言 語 学 者 に は こ 詳 し く論 11わ が 国 の 英 語 辞 書 学 の 閉 鎖 性 に つ い て は ,八 木 (1996:3 8ff.)で で の 辞 書 学 の 伝 統 の 中 で 確 立 され じ た .旧 ソ ビ エ ト ,あ る い は 東 欧 諸 国 時点で い る phrase010gyの 分 野 が あ る 。 現 今 は 西 欧 で も盛 ん に研 究 され て い な い が ,こ れ は ,Hartman&J a nles は わ 力`国 で は ほ と ん ど 知 ら れ て. ]O Halliday(1961)は. ,. 薔. i 苺 蔓. Fオ. .. で あ るが る固 定 表 現 の 研 究 とい うこ と 句 ,成 句 ,い く つ か の 語 で 構 成 さ れ phrasal colnbinatiO11,"“ 立 は , “ph]laseo10gical unit,"“ WOrd‐ 刀千究 の 単 イ い て ,“ ready‐ lllade lllenloriZed お に の 用 使 lexellles"な ど と 呼 ば れ る 。 言 語 い る と い う認 識 か ら 発 達 し て き た 研 COlllbinatiOns"が 重 要 な 機 能 を 果 し て ).11l o u e(2005)は ,phl・ ase010gy 究 分 野 で あ る (cf.CoWie ed,,1999:]ff。 に取 。 外 国 語 と して 英 語 を研 究 す る場 合 を 正 面 か ら扱 つ た 博 士 論 文 で あ る /Well, ight./Oh,I See。 い )野 の よ う に 1思 う 。li在 か に That's al1 1・ う り 組.み や づ ,日 常 の 言 語 使 用 g1998)は I don't lζ noゝ の よ う な 固 定 表 現 (Cf。 ,Altel]be]・ どこ で あ る 。こ の よ う な set〕 Dhraseを で 頻 出 す る こ とは誰 の 目に も明 らか 言l題 で 書 作 成 の ]Jl論 と 実 践 に 大 き な り ま で 「 成 句 」 と し て 辞 書 1及 う か は ,辞 べ 。 る 研 究 の現状 を述 あ る 。 本 論 文 第 S章 1_3で 1)]]raseologbア ,. 7。.

(17) て こ の よ うな 辞 書 学 の 一 般 的 な 定 義 の 延 長 と し には 学 」 を 外 国 語 と し て の 英 語 を 理 解 し ,さ ら. ,本 論 文 で は ,「 英 語 辞 書. ,コ. ミュ ニ ケ ー シ ヨンの 手. い か に して 作 るか を理 論 的 に 明 段 と して英 語 を駆 使 す るの に役 立 つ 辞 書 を 。 らか に す る研 究 分 野 で あ る と定 義 す る この 中 に は. ,具. 書 を作 る上 で 体 的 な 語 彙 記 述 の 問 題 ば か り で は な く ,辞. (す な わ ち 基 本 的 に 考 えて お か ね ば な らない 理 論 的 な 問題 野. )も. 含 む 。 英 語 の 理 解 と い う と ,当 然. OEの. lexic010gyの 分. 時 代 か ら現 代 英 語 ま で の あ. 常 的 に 使 わ れ て い る英 語 ら ゆ る 文 献 の 理 解 を 含 む 。た だ ,本 論 文 で は ,日. ,. え て ゆ く こ と に す る 。 OE,ME, す な わ ち 現 代 英 語 に議 論 を しば つ て 考 ン の 手 段 と して Early ModEの 英 語 と い う こ と に な る と ,コ ミ ュ ニ ケ ー シ ヨ い か らで あ る の 英 語 と は 異 な つ た 観 点 か ら考 え な け れ ば な ら な ここ. 20年. ほ どの間 に. ,世. な 界 的 に 辞 書 研 究 の ブ ー ム と い え る ほ ど活 発. 活 動 が 行 わ れ る よ うに な つ た. .Euralex,Asialex,Australex,Afrilex,. DSNA(Dictionary Society of North America)と ァ. ,ォ. ー ス トラ リ ア. ,ア. .. フ リカ. い う , コ ー ロ ツ ノく, ア ジ. ,北 米 の そ れ ぞ れ に 学 会 が 作. られ. ,研. 究大. る 研 究 に つ い て は ,南 出 会 が 開 催 され て い る 。 こ の よ うな 学 会 で 進 め られ て い る が ,扱 わ れ る 内 容 は 多 (1998:7 ff。 )を 参 照 さ れ た い .そ こ に も 書 か れ 種 多 様 で あ り ,こ こ で 考 え る よ う な. ,日. 本 語 を母 語 とす る我 々 が 英 語 を 学. の 辞 書 と い う観 点 か ら の 辞 書 の 考 え 習 し た り ,理 解 し た り す る た め の 英 語 の 進 展 に何 か を期 待 す 方 は そ の 一 部 で あ り得 る 。 し か し ,こ の よ う な 研 究 る とい うよ りは. ,歴. つ 我 々 自 身 が ,日 本 史 的 に独 特 の 英 語 との 開 わ りを も. を解 決 す るた め の理 論 を 開 語 を 母 語 とす る 我 々 の た め の 英 語 辞 書 の 諸 問 題 る と い う 観 点 が 必ヽ要 で あ る 。 発 す る こ と に よ つ て ,こ の よ う な 学 会 に 貢 献 す わが 国 にお いて 1奥. わって. ,1_960年. 代 を期 に. ,英 語 学 が い つ の 間 に か 言 語 学 に 置 き. の を研 究 しな い の ,英 語 の 研 究 を 志 す 者 に 対 し て ,「 な ぜ 自 分 母 語. と して か」 とい った 的 外 れ な 問 い か けが行 われ た 。結果 は 生 成 文 法 理 論 に 精 通 し て い な け れ ば な らず. ,英. ,英. 語 学 を志 す 者. 語 を 通 して 言 語 普 遍 性 を. い う風 土 を 作 り 上 げ て し ま つ た 。 追 求 す る も の で な けれ ば な らな い , と そ れ に も 関 わ らず 〕 J!論 と し て は. ,全. 1980年. る 頃 を 境 に ,生 成 文 法 は 英 語 の 研 究 を 11上 進 す. く 異 質 に な つ て 行 つ た 。 ]_980年 以 降. ,生. 成 文 法 の研 究 の.

(18) か を 考 え る と ,そ の 進 展 が 英 語 研 究 の 分 野 に お い て どの よ うな 貢 献 を した. Levinな. 一 ackendoffや 貢 献 度 に つ い て は は な は だ 疑 問 で あ る 。 方 で ,」 の. Lexical Semantics,Langackerな. どの 認 知 文 法. ,Fillmoreな. ど. どの構 文. 。 文 法 な ど の 研 究 に お い て 英 語 研 究 が 引 き継 が れ た 筆者 は. ,英. る 語 学 の た どつ て き た こ の よ うな 外 国 の 理 論 や 研 究 に 依 存 す. い る 。 日本 語 を 母 語 とす る 姿 勢 は そ ろ そ ろ 改 め な けれ ば な ら な い と考 え て 我 々に とつての英語 研 究 は もちろん. ,英. 語 辞 書 の 分 野 に 於 い て も , 日本 語. かね ば な らない 。 と の 関 係 の 上 か ら ,わ が 国 独 自 の 辞 書 研 究 を 推 進 し て ゆ わ 力`国 の 国 語 辞 典 は. ,明. 治. 22年 (1889)の. 大. 1規. 春 彦『 言 海 』 を 哨 矢 と し て. ,. の 発 展 を して 西 洋 の 辞 書 編 纂 の 考 え 方 と 方 法 の 影 響 を 受 け な が ら も ,独 自 きた。 英語 の辞 書 につ いて言 え ば. ,江. 戸 末 期 か らの先 人 の努 力 のお か げ でわ れ. わ れ の 英 語 の 理 解 力 は 大 き く前 進 して き た き. ,外. 国 の 知 識 を 取 り入 れ る 時 代 を 超 え て. ョ ン が 求 め られ る 時 代 に な っ た ところが現実 には. ,次. .英 語 ,今. を 理 解 し ,文 献 を 読 み 解. や 双 方 向 の コ ミ ュニ ケー シ. .. 々 と 出 さ れ る 新 し い 英 和 辞 典 も ,あ る い は 旧 版 の. い る と しか 考 え られ 改 訂 版 も ,あ い か わ ら ず 英 語 理 解 の 役 害1を 主 体 に し て な い も の が 多 い 。 中学 生低 学 年 用 の もの な どは 然 的 に 現 代 英 語 に 密 着 して. ,英. ,そ. の 限 ら れ た 内 容 か ら Zヽ. l解 を 目 的 と す る と 同 時 に 』 語 の〕. ,英. 語 を話. るい は一般 向 す た め に 有 用 な 情 報 も 多 い 。 し か し ,高 校 生 か ら 大 学 受 験 あ 々 に 出 され る改 訂 け と 言 わ れ る よ う な 英 和 辞 Jtに な る と ,問 題 は 多 い 。 次 が基本 的であ り の 版 は ,新 語 の 追 加 ,新 し い 語 義 に 追 加 と い つ た 追 力日 側 面. ,. い る。 内 容 の 見 直 し ,古 い 情 報 の 修 正 と い つ た 面 は 随 分 と 遅 れ て わつた 英 和 辞 典 が も つ ぱ ら読 解 に 役 立 つ こ と を 目指 す 時 代 は 終 らは. ,共. 和辞. Jt,和. 英 辞 典 の い ず れ に か か わ らず. ,コ. れ か. ミュ ニ ケ ー シ ヨン の. itを 正 し く 1是 供 で き る と い う視 点 を も つ て 手 段 と して の英 語 の 知 言. Jt,和. .こ. ,共. 和辞. 英 辞 典 の 改 良 を進 め な けれ ば な らな い 。. 現実 には. ,共. を 和 辞 典 は 双 方 向 の コ ミュ ニ ケ ー シ ヨン の 手 段 と して英 語. いわ 駆 使 す る と い う │1寺 代 の 要 請 に 老ヽず し も 応 え て い な い 。. IJ:│1寺. it改 革 を し て さ れ た 共 和 辞 典 を 作 る 人 た ち も ,そ の よ う な 意 言. ]6. 代 に 取 り残. ,英. 語 コ ミュ.

(19) べ き か と い う問 題 に 二 ヶ ― シ ョン に 利 用 で き る辞 書 作 りは どの よ うに あ る 真 剣 に 取 り組 ま ね ば な ら な い 。 究 が 必ヽ要 で あ る こ と 目的 を そ の よ うに設 定 す る と, どの よ うな 基 礎 的 研 が 明 ら か に な る .以 下 で 論 じ る 問 題 は. ,現 在 ,主. に英 和辞 典 が 抱 え る問題. の 項 目につ い て を で き る だ け 網 羅 的 に 示 し ,今 後 そ れ ぞ れ 進 め る必 要が あ る. 2. ,研. 究 と議 論 を. .. 規 範 主 義 と記 述 主 義. (prescriptivism)と 記 述 主 義 (descrilDtivism)が あ. 文法記 述 に規範主義. ,当. る よ うに 」ohnson's. 然 辞 書 に もそれ が あ る. Dictionaryは ,規. る 。 編 者 」ohnsonは. .本. 格 的 な最 初 の英語 辞 書 で あ る. んでい 範 的 な 内 容 と と も に記 述 的 な 内 容 を含. を 引 く と い う記 述 主 義 的 姿 勢 を と る と と も に. unauthorized WOrd,". どの 著 作 か ら用 例. Locke,Spenser,Swift,Addisonな “a. , 自 身 の 主 観 的 な 判 断 を “an “a. wOrd out of use and unworthy of revival,". word that has crept into conversation and low writing but ought not tO. be admitted into the language"の. よ うな 「ラ ベ ル 」 に よ つ て 付 け 加 え た. onson 1973).. (ゝ 狂. OEDは. て 作 られ た 記 述 的 辞 書 の 典 型 で あ るが , それ を も とに し. 12と こ ろ が 伝 統 的 に は記 述 的 で あ る。. に よつ て. )記. 述 の 揺 れ が 見 られ る. .OEDに. “deduce,collClude"(1世 論 す る. ,結. と ,“ inlply"(結 論 を 暗 に 示 す. )の. 初 版 か ら第. lplyの. il■. ろが “d i. 6版. 2つ. 意 味 が 削 られ た 。 第. ,第 8版. SID。. まで この. (編 者 は. ,CODも. 版 に よつて. )の. ,こ. の ラベル は. 意 味. あ る。. の 意 味 を 並 列 して あ げ て い るが. 6版 ,第 7版. とも編 者 は. Allen)で ,ま た こ の. ,第 9版. ,. (OED,sv.INFER 3). (OED,sv.INFER 4)が. CODは. ,第 7版. SykeSで. で は. あ る。 と こ. i nllDl yの 意 味 が 復 活 し た が. "の ラ ベ ル が 付 け ら れ た 。 こ れ は “diSIDuted. の 意 味 で. (す な わ ち 編 者. よ る と ,inferと い う 動 詞 に は. 論 を導 き 出す 意 味. CODも. use"(異. に も 引 き 継 が れ た 。だ が. ,. 論 の あ る用 法. ,第 10版. で は. ). ,. る 理 由 は ,誤 り を ま た も や こ の 語 義 そ の も の が 削 除 され た 。 語 義 を 削 除 す ・ が 普 通 に考 え られ る が , こ 訂 正 す る とか そ の語 義 が 古 くな っ た とい うこ と. 辱′.

(20) は い う 典 型 的 な 例 で あ る 。CODllで の よ う に ,編 集 方 針 の 変 化 に も よ る と 意味で が ,こ の inferに つ い て ,implyの ま た 新 た に USAGE l欄 が で き た ,. の説 明 が あ る。 は 使 わ な い よ う に と い う趣 旨 言 い 換 えれ ば 除 した が. か ら規 範 的 な 基 準 が 適 用 され. ,第 7版. ,や や そ れ が 行. ,語. 義 そ の もの を削. を 復 活 し ,少 し き 過 ぎ で あ る と い う反 省 か ら 語 義. が読み取れ ラベ ル を付 けた とい うこ と 弛 め の 規 範 的 基 準 を 適 用 し ,diSp.の い 方 の 規 範 的 基 準 が 適 用 され た 。 る 。 第 10,H版 で は ,再 び 厳 し OEDに の つ と つ て 記 述 CODlの 編 者 Fowler兄 弟 は ,編 集 に 当 た つ て は めて て で は ,Fowler(1926)を 編 集 し 極 的 な編集 方針 を とつて きた が, 方 味 で使 うこ と 提 示 し た 。inferを “impl)7"の 意 英 語 の保 守的 な規範的基 準 を べ て い る :ThiS miSuse Of i。 (=infer)is Sadly に つ い て も次 の よ うに 述 ″ノノ 」 ゴ J/ as One Of the co m lnOn― 一sO CO nl:mon that some dictionaries giVe definitiOns Ofゴ. ′J“ ・. WithOut cOmment.(inferを. こ の. よ. て お り ,辞 書 に よ つ て は は な げ か わ し い ほ ど広 く行 わ れ に コ メ ン トも つ け ず に 版 にあた る “One 報 は. implyを. Burchfield(1996)は ,. この. ,善. 悪. と. 語義定義. inferの 用 法 は 21世 紀 に い つ か. ,良. ,. な る だ ろ う と 言 う。 こ の よ う な 情. つ情報である に disp。 と さ れ る よ り役 に た. 規 範 主 義 と記 述 主 義 は. inferの. る こ. 第 3 あ げ る も の も あ る ).Fowler(1926)の. of the natural uses Of infer"に. ,単. う に 誤 用 す. .. を 目 し 悪 し の 問 題 で は な く ,辞 書 が 何. 目的 で と 決 ま つ て ゆ く も の で あ る .学 習 す の か とい う こ と に よ つ て 自ず に ,イ な い 。 CODは 後 に も 見 る よ う あ れ ば ,規 範 的 な 姿 勢 を と ら ざ る を 得 ど に 圧 され て ギ リ ス の 学 習 辞 典 で あ る OALD,LDCE,COBUILD,CIDEな と え な くな つた ので あ る。 規 範 的 な tu面 を 加 え て 行 か ざ る は な い )の は , そ の CODは 第 S版 か ら USAGE N01` Eを 加 え た (10版 に では な の 役 害1を た だ 事 実 の 経 列 す る こ と 事 実 の 反 映 で あ る 。 一 般 に ,辞 書 す ・ 用 法 が あ り ,そ の 語 義 が in ferの よ う に 相 反 く ,あ る 語 に 2つ の 意 味 正 しい 言 葉 ば い い とい うも の で は な い 。 る も の で あ れ ば ,並 列 し て あ げ れ が知 りた で あ る か な い か に か か わ らず 誰 も 〕 ぃ ヽと い う の は ,や は り 記 述 的 え る と い う の は ,決 し て 記 述 主 義 ぃ こ と が ら で あ り ,そ の 情 報 を FF書 が 与 一 般 辞 書 と して は 初 め て 語 法 調 査 の 方 針 に 相 反 す る も の で は な い 。AHDが. 1旨. ,. 18.

(21) を行 い. ,usage panelと. し て そ の 結 果 を 記 述 し て い る .そ の よ う な 姿 勢 は. の よ うな 見 解 に つ い て 記 述 的 辞 書 が 果 す ひ と つ の 役 害1で あ ろ う 。 こ. ば は. ,「. TOEFLの. 立て 試 験 問 題 に も あ つ た よ うな規 範 主 義 的 な 立 場 に. Who did you meet yesterday?は. meetの. ,. 参 照 され た い 。. Marckwardt(1973)を ひ と頃 の. ,. 目 的 語 で あ り ,従 つ て. 正 し い 英 語 で は な い ,な ぜ な ら ば. ,目 的 格 の. whomに. whO. しな けれ ば な らな い 」. と同一 視 す るの と い う こ と に な る 。 規 範 主 義 を こ の よ うな 誤 つ た 論 理 主 義 で は な く ,ま た. ,例. TOEFLの. えば. 点 数 を あ げ る た め に は ,こ の よ う な 規. の言語使用 の実態 を 則 を 記 憶 す る 必 要 が あ る な ど と す る の で は な く ,現 実 反 映 し ,な お か つ る とい うの は. ,あ. え る 種 の 用 法 に つ い て 一 般 的 に 認 め られ た 評 価 を 与. ,記 述 主 義 の 進 ん だ 形 態. 英和辞典の中に. ,上. と考 え る こ と も で き る 。. に 述 べ た よ うな 新 た な 記 述 主 義 を 全 面 的 に 最 初 に 採. 用 した の は『 ジ ー ニ ア ス 』. 1(1987)で. ある。非 文情報 の提示 は. ,言. うま で. の 中で盛 ん に使 われ て も な く 生 成 文 法 と い う形 式 主 義 的 な 言 語 理 論 の 展 開 き た も の で あ る。 これ は. ,生. 成 文 法 の よ うな形 式主 義 的 な言 語 理 論 が. ,実. 者 が 自分 の 直 際 に 使 わ れ た 言 語 資 料 を 収 集 し て 分 析 す る の で は な く ,研 究 し た 言 語 資 料・を 利 用 し 観 に 適 合 す る か 否 か を 確 認 す る た め に 自分 で 作 り出 て きた とい うこ とが あ る それ 以後 が. ,結. ,各. .. めて きた 種 の 英 和 辞 典 が 競 つ て こ の よ うな情 報 の 充 実 に 務. は 果 的 に あ ら た な 規 範 主 義 を 導 入 した 。 こ の よ う な 問 題. ,後. に具体. い 。こ の よ う な 問 題 は 例 を 取 り 上 げ る が ,と り あ げ れ ば 枚 挙 に い と ま が な. ,. な らな い 問 題 で あ る 。 現 在 の 英 和 辞 典 の 編 者 に と つ て も つ と も考 え な けれ ば ひ と つ だ け『 ジ ー ニ ア ス 』 か ら例 を あ げ よ う。. m Ovieの 項 に ,watch a lllovie oll tele宙 sionの 例 を あ げ た 後 に ,「 単 に ieと は 言 わ な い 」と い う 記 述 が あ る .単 に 映 画 を 観 る 場 合 は watch a l■ loヽ ア. ,. 正 しくな see a ln o宙 eが 唯 一 正 し い と い う 考 え 方 が 背 後 に あ る が ,こ れ は い。 『 新編 英和活用 大辞 典』 観 る 」 の 例 が あ る 。 watcll. (研 究 社. ,]995)に. ie映 画 を は 「wat,Cll a nloヽ ア. a lnovieは 、 映 画 館 に 行 つ て み る 場 合 も テ レ ビ. 。 で 見 る 場 合 も 使 わ れ る 。 BNCか ら い く つ か 例 を あ げ て お く. (1)“ 、71ly. °. dO1lit you lソ ′′σ力 ′ ″コθ ノθ O]・ SO11lething?" T′. ]9.

(22) (2)“ Ⅵ7ho Wants tO H′ ′′θ力. ′ コ θT/ゴ θ about. a queer who painted. a. source pan?"the executiVe demanded. (3)“. ζ ′ιθ力 ′ 」 θIガ θ?". Iイ. (4)You just Wa1lna. ′ И ′ιθ力 ′ 盟 θT/ゴ θall the time.. の 非 文 と され た 例 に つ い こ の よ うな 問 題 は枚 挙 に い とま が な い 。英 和 辞 典 の必 要 性 を再 考 す る必 要 が て ,非 文 と す る こ と の 妥 当 性 や そ の よ う な 情 報 あ る。. 3 C,Uラ. ベ ル の 妥 当性 と有 用 性. たのは 最 初 に名 詞 を 可 算 と不 可 算 に 分 類 し 書 の 中 で 生 か した の は. Hornbyで. ,外. ISEDで. C,Uの. A.S.. ラベ ル で 表 示 す る こ とを 実. 辞典新訂版 』 あ る .英 和 辞 典 で は ,三 省 堂 の『 明 解 英 和. 典』 (1950)が 最 初 で ,こ れ に『 研 究 社 ポ ケ ッ ト英 和 辞 究 社 新 英 和 中辞 典 』. あ る 。 これ を 辞. あつた 国 語 と して 英 語 を教 授 す る 立 場 に. あ る 。名 詞 の 可 算 ・ 不 可 算 を. 践 した の は. Jespersenで. (改 訂 新 版. 1962),『 研. (1967)が 続 く 。. 今 日で は ほ とん どの 学 習 辞 典 が. ,名. 詞 に. C,Uの. 記 号 を与 えて い るが. ,. ・ 使 用 に 役 だ つ て い る の だ ろ うか 。 考 え て み る と どれ ほ ど英 語 の 理 解 ,外 国 語 と し て の 英 語 学 習 者 に は と. Burchfield(1996,sv.COUNT NOUN)は て も役 に た つ と して い る が. ,実. つて ま 際 に は この 記 号 の 与 え方 が 辞 書 に よ. た 同 じ語 義 に ち ま ち で あ る こ と が 少 な く な い こ と ,ま と, え られ て い る 場 合 が 少 な く な い こ と を 考 え る. C,Uの. C,Uの. 両方が与. ラベ ル の意 義. )で は ,名 詞 の 可 算 ・ に つ い て 疑 間 を も た ざ る を え な い 。人 木 (1999:2 13ff。 々 の 性 質 と し て 固 定 され て い る も 不 可 算 は 動 的 な も の (す な わ ち ,名 詞 個. わ つ て い る )で の で は な く ,文 法 あ る い は 語 用 論 的 な 情 報 と 深 く 関. ,決. し. い こ と を 明 ら か に した 。 しか し現 て 名 詞 が 固 有 に所 有 して い る も の で は な 。 し な い か ,あ る い は ,複 数 形 を と る か ・ 実 に は ,不 定 冠 詞 を 必、要 と す る か と らな い か とい つ た 問 題 は. ,外. ・ 学 習 者 に は Zヽ 要 国 語 と して の 英 語 使 用 者. な情報 で あ る。 され る か ど うか が 不 定 冠 詞 を 個 々 の 名 詞 が どれ ほ ど抽 象 的 な 意 味 で 使 用 な い か に深 く開 わ つ て い る と る か ら な い か ,あ る い は 複 数 形 に な る か な ら. 20.

(23) の で. ,理 想. 「 抽 象 性 の 段 階 」 を 設 定 し ,`JOhn'の 的 に は 次 の よ うな名 詞 の. い `beaut)7'の 定 の具 体 的 指 示 対象 が な よ う な 唯 一 指 示 の 固 有 名 詞 か ら ,特 す る の特 定性 が段 階 的 に示 す 方 法 を提 案 ょ うな抽 象 名 詞 に 至 る指 示 対 象 と 名 付 け て ,無 冠 詞 ,不 こ れ を 「 特 定 性 の 段 階 (SpecifiCit37 HierarChy)」 定化 し つ て , どれ ほ ど唯 一 的 に 指 示 対 象 を 特 定 冠 詞 ,定 冠 詞 と の 関 係 に よ .. 。 て い る か と い う段 階 を 示 し て み よ う. (a)固. 一 的 に 固 有 物 を指 定す る) (文 脈 ・ 状 況 に 関 わ り な く 唯. 有名 詞. a.呼. 111ヽ. (特 定 の 文 脈. け語 の無 冠詞 普通 名詞. 唯 一 的 に 固有 物 が指 定 で き る. bo my,thiS,th at+普. 0状. 況 に よつて. ). (特 定 の 状 況 の 中 で. 通名 詞. ,. ,唯. 一的. に 固有 物 を指 定 す る). (b)a.the十. 普 通名 詞. 定 (特 定 の 状 況 の 中 で 明 か な 対 象 物 を 指. 普 通名 詞. (文 脈 的 に 既 出 の 対 象 を 指 示 す る ). す る). b.the十. a十 普 通 名 詞. /. 固有名 詞. /. 不 定複 数. る性 質 を も つ た も の を指 示 す る. (特 定 の 状 況 の 中 で. ,あ. ):There is a Church in frOnt of. the scho01.. (c)a+普. 通 名 詞. (不 特 定. ,不. ア e 定 の も の を 指 示 す る ):I'ヽ. gOt tO get. a pasSport.. (d)a+普 い. (e)「. 通名詞. .形. 容詞 に近. ):He iS a fool.. 総 称 」 の the/a十. (f)無 冠 詞 普 通 名 詞. 4. (補 語 に な つ て ,主 語 の 性 質 を 表 す. ,物. 普 通 夕!詞 質名詞. ,抽. 象名詞. 既 存 の辞 書 の研 究 こ こ で い う既 存 の 辞 書 の 研 究 は. ,辞. い辞書 作 書 史 研 究 で は な く ,よ り よ. い。特 の研 究 の根 底 に な けれ ば な らな りの た め に 教 訓 を 汲 み 取 る こ とが そ の辞 書 分 に 研 究 し ,そ れ ら が 今 に ,後 世 に 絶 大 な 影 響 力 を も つ た 辞 書 は 十 を与 えて い るか とい つた観 点 に お け る記 述 の 内 容 や 形 式 に どの よ うな 影 響 は. , 1.2や 1.3と. も 関 連 して 重 要 な 問 題 で あ る 。. 9︼.

(24) は 今 ま で の わ が 国 で の 辞 書 に 関 す る研 究. (1981),. 小 島. (1984),. (1985),. 永嶋. 南 出. ,永. (1974),岩. 嶋. (1998),. 崎. (ほ か 編. ). (1999)な ど い ず. 小池. ′ ・2′ ι コノ ゴθ′ る .OED,I後 効 S′ θ S」 ″オθ′コ で あ の 研 究 の 書 辞 は に 存 既 的 本 れ も ,基 ・ 和 英 辞 Jtで も 主 に 草 創 ゴθ″′ J/に 代 表 さ れ る 英 米 の 辞 書 や ,英 和 辞 典 ″ゴσι 2・. 2・. ◆ 英 米 の も の も含 め て 郷]の 辞 書 が 取 り 上 げ ら れ て い る. ,も. と も と タ イ トル. 「 辞 書 案 内 」 を う た つ た 永 嶋 (1985),D albb7(1998), か ら 「辞 書 の 歴 史 」 や と よ り , Burchfield Cowie(1999),Hullen(1999),ゝ 4ugglestone(2000)は も .OED編 者 の ヽ4urrayや ,ア メ リ カ 英 語 の 父 と 言 (ed。 ,1987)も 同 様 で あ る われ る. Webster,わ. ・和英辞典 に多大 な影響 を が 国 の英語 教 育や 英 和辞典. の 伝 記 的 な研 究 も あ る。 与 え て い る斎 藤 秀 二 郎 な ど の 辞 書 編 集 者 そ の よ うな 中 で. ,大. 村. (1960),田. 河村 重治郎の伝記 では あるが. ,英. で 教 え られ る こ とが 多 い 。 ノ 西 Jヽ. 村. (1983)は ,そ れ ぞ れ 斎 藤 秀 二 郎. ,. 方法 語 の辞 書 編 纂 に参 考 に な る考 え方 や. (1997:267ff。 )は. ,具. 体的 な英語 の辞書編. 。 な編 集 技 術 や 考 え方 の参 考 に な る 纂 に 関 わ る 問 題 を 1及 つ て お り ,実 際 的 に どの よ うな情 報 を どの よ うに 八 木 (1996:3 7ff。 )は ,具 体 的 に ,英 和 辞 典 げ て 論 じた 。 組 織 的 に 盛 り込 む か と い つ た 問 題 を と り あ 争 に あ る 共 和 ・和 英 辞 典 の 市 場 今 の 英 和 辞 典 を と り あ げ る こ と は ,過 当 競 に 関 わ つて い るた め に発 言 しに に 影 響 を 与 え た り ,研 究 者 自 身 が 辞 書 編 集 こ の よ う な 状 況 は ,辞 書 研 究 と い く い とい う こ とが 確 か に あ る 。 しか し, う観 点 か ら 見 れ ば. ,beat arOund the bushと. い う CliCh6で 表 現 で き る 状 況. い る と言 つ て も過 言 で は な い 。 で あ る 。最 も重 要 な こ とを避 けて 通 つ て. ぁ 々 で 我 柄 る 事 す な と 要 語 重 母 す を な 語 を 本 日 幹 根 に の 真 の 書 辞 語 英 が 究 研 語 英 の て し 信 に な く. 辞. 和 よ 英 る ぁ , も も で 人 日 る い 今 て じ. 。 る あ で 実 事. 内. 22. に さ ﹂ と も 説 を 定 や 究 研 と こ 的 礎 す や 基 る 増 す を 関 識 に 知. が. ︲ト タ ら わけ猟サ ヽ ,い一. る. ら 語 こ ︺ は は ぅ. れ. と 理 の ︶ を 貢 の 味 に と ∪ 報 に 語. し. 哺燎紅岬榔隷畑 ,い脚型和岬 婦て. のた め に 現 代 英 語 の 実 態 を 反 映 した 英 語 辞 書.

(25) ぅだ が. の 時 代 を脱 して き て い る. ,そ. .. で わ が 国 の 英 和 辞 典 の 現 状 を認 識 す る上 けた斎 藤 秀 二 郎『 熟 語 本 位 英 和 中辞 典 』. ,CODの. 影 響 と ,そ の 影 響 を 受. (1915)13を. 抜 き に して は 考 え る. こ とは で き な い や学. ,CODは 初 版 以 来 ,わ が 国 の 学 習 英 和 辞 典 .CODと 『 熟 語 本 位 』 を 比 す れ ば 明 ら 習 文 法 に多大 な影 響 を与 えて きた け て い る 。 ま た ,大 語 本 位 』 は CODか ら 多 大 の 影 響 を 受 第. 3章. で 詳 し く述 べ る が. 1咬. か な よ う に ,『 熟 寸 本. 寸 け る 記 述 が あ る (Cf.八 木 1996:18;ノ (1960)に も そ れ を 裏 イ. 1999:349)。. 方 ,今. 島. ,多 か れ 少 な か れ 英 米 の 辞 書 の 影 響 と )な も 大 き い .そ の こ と は ,人 木 (1999:282ff。. の英 和辞 典 は. 同 時 に ,『 熟 語 本 位 』 の 影 響. ど ,い ろ い ろ な 場 所 で 指 摘 し て き た 。. CODは. J`. 初版 以 来 多 くの面 で第. 7版. に至 るまで. ,い. ろい ろな意 味 で. OED. い る英語 を記 述 し に い た つ て よ うや く 現 在 使 わ れ て つて や 語 義 は 特 に 理 由 の あ る場 合 に 限 ((古 語 ))あ る い は ((廃 用 ))に な つ た 語. 縮刷版 である。. 8版. ,. た ので あ る。 記 載 す る とい う方 針 が 明 確 に され 代 の わ が 国 の 英 語 辞 典 な ど 英 語 に 関 す る 記 述 は ,歴. ALD,OALDに. よる ところが多い. 拠 す る と こ ろ が 多 い とす れ ば る記 述 は 間接 的 に. OEDの. ,結. .第 7版. までの. CODや『. CODの. 熟語本位』 ,. 記述が. OEDに. 依. に関す の 局はわが国の英和辞典な ど 英語. こ とに な る。 影 響 を 強 く受 け て い る とい う. け て も何 ら不 思 議 で な い 。 む わ が国 の英 和 辞 典 が 英米 の辞書 の影響 を受 完 成 し た の は 1928年 で し ろ 当 然 の こ と と 言 え る .し か し な が ら ,OEDが あ る 。 OEDに での. CODに. ベ い (従 つ て arcllaicや Obsoleteな ど の ラ ル が な も そ の よ うな ラベ ル が な い. )か. ら とい つ て. ,そ. ,7版. ま. れ が問題 な く. い。 現 用 で あ る と い う保 証 に は な ら な. が 続 々 と 出 さ れ て い る .古 く 習 英 和辞 典 を中心に新刊や 改訂 版 々に が 受 け継 い で き た 誤 りも徐 な つ た 記 述 や ,古 く か ら 伝 統 的 に 英 和 辞 典 の だ ま だ 古 い 記 述 が 残 さ れ ,実 際 ト除 さ れ て き て い る 。 し か し な が ら ,ま い よ うな 意 味 や 表 現 が コ ミ ュニ ケ ー シ ヨンで は まず 使 われ る こ とが な い つ て い る こ とも珍 し くな い 。 古 ((古 語 ))((廃 用 ))な ど と さ れ る こ と な く 残 近年. ,学. 1リ. ,. ]3 り、下 ,『 烈t言 吾本 イ 立』 と 1呼 ぶ 。 23.

(26) た め に は必 要 で あ る こ と も事 実 で 表 現 を 残 して お く こ と も古 い 英 語 を 読 む シ ヨンで は使 わ の マ ミュニ ケ あ る 。 しか しな が らそ の よ うな 表 現 は 実 際 で あ る こ と )を 明 示 し て お く こ な い と い う こ と (つ ま り ,発 信 用 に は 不 要 と も Zヽ 要 で あ ろ う 。 英 語 教 育 の 目的 が. ,英. 方 向に大 き 語 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ヨ ン能 力 を 高 め る. コ ミ ュ ニ ケ ー シ ヨ ン で は 使 わ な い ,あ く シ フ ト し て き て い る 今 日 ,実 際 の の 1指 示 を 与 え ず に あ げ て お く る い は ,使 う と 滑 稽 に 響 く よ う な 表 現 を ,何 い 情 況 は 早 急 に改 め な けれ ば な らな. .. 責 の 勝 手 で あ り ,OED,CODの 英 米 の辞 書 の影響 を受 け るのは英 和辞典 の 説 明 を 読 み 間 違 え て ,そ れ が 英 和 辞 任 で は な い 。 後 に 見 る よ う に ,語 義 る 典 の 中 に 定 着 した と考 え られ る場 合 も あ わ れ わ れ の 英 語 に 対 す る認 識 の 到 達 点 は. .. ,英. 語 の文法書や英語 の辞書 な. か特別 な文法書や辞 書 だ けが誤 ど に 示 され て い る と考 え て い い だ ろ う。 何 の 文 法 書 に も辞 書 に も 書 い て っ た 記 述 を して い る とい うの で は な くて , ど の は 数 多 く存 在 して い る あ る が , ど う も お か し な 英 語 だ と感 じ られ る も .. てい る。 『 英 語 教 育 』誌 (大 こ の よ う な 調 査 や 研 究 は ,い た る と こ ろ で な さ れ 「ク エ ス チ ョ ン ・ ボ ツ ク ス 」 が そ う で あ る し 修 館 書 店 )で 長 期 連 載 中 の の ワー ク シ JACET英 語 辞 書 研 究 会 の ワ ー ク シ ヨ ッ プ や 英 語 語 法 文 法 学 会 ,. ョ ップ で は. ,そ. の よ う な 問 題 が 論 じ られ る こ と が 多 い. .英. 語 教 育 の 中身 が. に シ フ ト し て き て い る 今 日 ,こ の よ 英 語 の コ ミュ ニ ケー シ ヨン能 力 の 養 成 うな研 究 は急 務 で あ る 。. 9 ︼.

(27) 第. 2章. 1. 日本 の 英 和 辞 典 史 概 観. 英 和 辞 典 史概 観 の よ うな 影 響 を 受 け て い る か 今 日の 英 和 辞 典 が 古 い 時 代 の 英 和 辞 典 に ど. の 1会 証 の 便 宜 の た め に. ,主. 筆 者 は 英 語 辞 書 の歴 史 を. な 共 和 辞 Jtの 歴 史 を 概 観 し て お こ う 。. ,(1)1861年. ま で の 「 原 初 的 単 語 集 期 」,(2)1863. ‐ の 「 日本 人 の た め の 英 語 辞 書 年 ‐1910年 の 「 翻 訳 期 」 ,(3)19H年 1926年 期」. ,(・. 4)1927年 ‐1966年. 「第 年 か ら現 在 に い た る の. 「 英 和 大 辞 典 邦]」. (1)1861以. 6つ. の 「 共 同 編 纂 期 。第 一 次 学 習 辞 典 期 」. 2次. 学 習 辞 Jt期 」. の時期 に分 け る。. ,(6)2000年. か ら現 在 に い た る. 14. 前 「 原 初 的 単 語 集 郷]」. ペ リー 率 い る ア メ リ カ 海 軍 艦 隊 が 日本 に 開 国 を 迫 つ た の は 期. ,(5)1967. ,江. 戸時代末. の よ うな もの が 作 (1853)で あ つ た 。 し か し ,そ れ ま で に す で に 英 単 語 集. られ て い た 。 これ. ご革ポ瞥』 (本 木正栄ほか i詭電 が第 1郷 ]で ある『 危裸. 1811)が こ の 時 期 に 作 ら れ た. 17υ. .直. 後. ,ア. ,. ル フ ア ベ ツ ト順 に 単 語 を 配 列 し た. 荼失被 』本木正栄ほか,1814)が 出された。これらは蘭英辞 『 路T'業 11ゴ 畠角 紀最初 の頃のイ Jt(Dutch‐ English)を も と に 蘭 学 者 が 作 つ た も の で ,19世 。 ]5 ギ リ ス と の 接 触 に よ る 英 語 研 究 の Z、 要 性 か ら生 ま れ た. (2)1862‐ 1910の. 「翻 訳 期 」. ペ リ ー 来 航 以 来 ,幕 府 は 蘭 学 者 に 「英 学 」 の 研 究 を 命 じ ,初 め て 本 格 的 )崩 す '逹 ほか に 芝 堀 は に 1862年 く も の つ 。 結 果 ,早 そ た ま の が 始 究 研 な英語 音厄 利 亜 興 学 ]4 Yagi(2001)を 参 照 .な お ,使 用 し た 辞 書 は 以 下 の 通 り :『 ‖ ,大 修 館 書 会 編 行 刊 長 崎 市 立 博 物 館 所 蔵 , 日本 英 学 史 料 小 笙 』 1982刊 行 。 20 2年 (1913)8月 E利 亜 語 1輸 大 成 』 同 上 /『 詳 解 英 和 辞 典 』 大 正 店 /『 暗 り 正 4年 (]_915)4月 23 日発 行 ,1985年 名 著 普 及 会 復 刻 /『 模 範 共 和 辞 典 』 大 30日 発 行 /『 井 日 発 行 ,第 ]_1版 /『 模 範 新 英 和 辞 典 』 大 正 8年 (1919)3月 /『 熟 語 本 位 る が あ の 日付 8月 上 英 和 辞 典 』 奥 付 が な く ,自 序 で 1915年 /『 究社英和大辞 研 英 和 中 辞 典 』 大 正 10年 (1921)4月 ]日 再 言 版 再 版 破 行 昭 和 3年 (1928)4月 典 』 昭 和 2年 (1927)3月 5日 発 行 /『 三 省 堂 共 和 辞 典 』 ]・. ]日. `嘉. 6サ 1反. 15こ の 間 の. J港. 子 イ. .. lI情 は 武 田 (]982)に 詳 し い 。. 25.

(28) 力θ ′′ コ ゴθ′ ・ θttθ ι∂ゴθι ア θノι よ る 『 英『不 苅 訳 袖 珍 辞 書 』 が で き た .こ れ は ,И Pθ ・ θsを 日 本 語 に 翻 訳 し た も の 2gυ ′β ゴs力 L′ ノ F22g・ ノ σ力‐ 2′ ∂ υι θ力 ′′ gノ ゴ s力 つ υ′ 乃フ で あ る 。 薩 摩 藩 の 数 人 が 『 だ 鷺 箕 群 瑾¬. ,こ. (1869),通. の 辞 書 を そ つ く りそ の ま ま 写 した 形 で. 正 称 『 縫 T善 嘗 』 を 作 つ た 。 こ の 改 訂 版 が 『 大. し よ 』 (1871)で ある。 増補耗顎臭詳為 徐 々 に 英 語 の 知 識 も 増 え ,ま た. 英 米 人 との 接 触 も さ か ん に な り. υ → じ 『由警拝歯ズれ筆貞』 (:島 田豊纂訳,1873)16, 『 明 治 英 和 辞 典 』. ,. (1889),. の 翻 訳 辞 書 が 作 られ の 『 新 訳 英 和 辞 典 』 (1902)と い つ た ,ア メ リカ 辞 書 た. .. ,英 語 の 語 彙 に 対 応 す る 日 本 語 の 語 彙 が 作 り 上 げ 在 の辞書学で言 ら れ て い つ た 。 そ の 意 味 で ,翻 訳 辞 書 と は 言 い な が ら ,現 こ の よ うな 辞 書 の 中 で. う と こ ろ の “bilingualized dictionar)7"で. は な く ,れ つ き と し た “bilingual. の ま翻 dictionary"で あ る 。 17“ bilingualized"と は ,語 義 説 明 の 原 語 を そ ま 訳 言 語 に訳 した も の の こ とで あ る. .わ. が国で は西洋 の文物 の流 入 以前か ら. の で は な く ,対 応 す る 文 化 的 レ ベ ル が 高 く ,定 義 を そ の ま ま 日 本 語 に 訳 す 日本 語. (「. 漢 語 」 も含 め て. )を. (3)1911‐ 1926「. 決 め て き た 。 これ が 第. 2期. であ る。. 日 本 人 の た め の 英 語 辞 書 月]」. 明 治 末 郷],完 全 な 翻1訳 の 時 代 を 終 え て. ,新. 夫 を 凝 ら し た 辞 書 が 作 られ る よ う に な つ た. た に 日本 人 の た め の 独 自 の 工. .こ. の辞 書 が本論 文 の調査 で中心 にな る。それ ぞれ. れ が第. ,単. 3期 で あ る .こ れ ら. な る外 国 の 辞 書 の 引 き. 。 この 時期 の英 和 写 しで は な い い ろ い ろ な 面 で 独 自 の 工 夫 を こ ら して き た 辞 典 の 中心的 な ものを. ,初. 版発行年. ,編. 者 名 と ともに あ げ て お く。. (i). 『 詳 解 共 和 辞 典 』 (1911) ` つ た 英 和 辞 Jtと い え 編 者 は 入 r洲 希 。 ゎ が 国 で 初 め て の 語 法 に 泊三意 を 払 る。 この辞書 の用例や語法解説 は 7・. ・ ・ コ ′′ ノθ′ 力θ θθ″れ7」 ,/ Z)メ θι Jう '。. ん. メ リ カ の 辞 書 Willialll Do Wllitlle)7, ・ g・ ノ ′sカ ′ フ フ θ/ Ztt θ 亜ア θ″θσ θ ttθ Jゴ θθノ ′ 7θ ./θ ノ. ,ア. J・. ' Iア. ]6こ の 辞 書 と『 ウ エ ブ ス タ ー 氏 新 刊 大 辞 書 和 訳 宇 彙 』 (イ ー ス ト レ ー キ ・〃gθ /Dメ σ ο′ ・ ′'0./'/力 θ ?α ・ 一良 キ副く, り]辛 台 21 旬三(1888))は ,「 θbS/θ ′むυ,?θ b′ メ トリ 僑― 1川 オ gθ の 翻 訳 で あ る (井 田 (1982:218f`)に よ る gν θ E″ gノ Fs′ 7ん ′η 17 bili〕 lgualizedと い う用 語 は ,H a r tlll a 11&J a lll e s(]_998)に よ る 。 ,. 6‐. )。. 26. /ノ. .〕.

(29) 2g。 口 ′gθ ι′′. (1889‐. 1891)に 負 う と こ ろ が 多 い と い う 。 18出 版 年 が CODlと. 同 じ だ か ら ,ア メ リ カ の 辞 書 の 影 響 を 受 け た と す れ ば ,そ れ は 後 述 の 『 熟 べ た 範 囲 で は ,『 詳 解 英 和 』 語 本 位 英 和 中 辞 典 』と は 好 対 照 を な す 。筆 者 が 調 19の 初 版 が 後 年 の 英 和 辞 典 に 与 え た 影 響 は『 研 究 社 新 英 和 大 辞 典 』. ,第. 2. い。 版 な ど を 通 じ た 問 接 的 な も の で あ り ,直 接 的 影 響 を 確 認 す る こ と は 難 し. (ii)『. 模 範 英 和 辞 典 』 (1912),『 模 範 新 英 和 大 辞 典 』 (1919). 20と し て 生 ま 編 者 は 神 苗 %` 長 。 こ の 辞 書 は そ の 後 ,『 三 省 堂 英 和 大 辞 典 』 の専 れ 変 わ る 。 編 者 の リ ス トに は 多 く の 学 者 ・ 軍 人 の 名 前 が あ る が ,英 語. 「 門 家 は 神 田 乃 武 で あ り ,次 の 時 代 の 共 同 編 纂 」 と は 様 子 が 異 な る. .. (iii)『 井 上 英 和 辞 典 』 (1915). イ. う 編 者 は 井 上 十 薯 。 こ の 辞 書 は ,次 に あ げ る『 熟 語 本 位 英 和 中 辞 典 』 の ラ バ ル 辞 書 で あ る .い ず れ も CODを 大 い に 参 考 に し た こ と が 知 ら れ て い. る 。 ノ 島 (1999:382‐ 3)は tellの 語 義 記 述 と 用 例 を 比 1交 し て ,「 つ ま り こ こ Jヽ. に は 井 上 が 集 め た り ,他 か ら選 ん だ 用 例 は 皆 無 と い う こ と に な る 」 と し て い る。. tellの 項 に つ い て も ,す べ て. CODを. 引 き 写 し た も の で は な い .後 世 の 英. 和 辞 典 で も よ く使 わ れ る 手 段 と し て ,句 の 形 の も の を 文 に し た りす る よ う な工夫や. ,独. 自 の 語 義 配 列 な ど の 工 夫 も あ り ,全 体 的 に は. 用 例 。語 義 も 少 な く な い 。例 え ば 動 詞 の. v.t.Divert from serious business(Iィ fancy of;. am useの. CODの. │』. :す. はない. 記述は次の通 り. 力 trifle s,わ J/trifling);ticlく イι. :. le the. ダゴι 力′ わJら ′ι rsθ ′ 丁 わθ ′″コ乙 .. こ れ に 対 し て 『 井 上 英 和 辞 典 』 21の 記 述 は 以 下 の 通 り 悦. CODに. ,面. 白 が らす. ,慰. め る. 三. 楽 します. ,. (く 。to allluse a person by trif・ les,些 す ψ. 細 な 事 に 依 つ て 人 を 慰 め る 一 to be alnused at a jol【 い て 面 白が る. :一. e洒. 落. (シ ャ レ )を 聞. 一 to be alnused by a sto]・ y,話 を 開 い て 面 白 が る. ‐tO be. anlused with a toy玩 具 を 以 つ て 喜 ぶ .The boy amused hilllself by teasing 18『 詳 解 英 和 辞 典 』の 名 著 普 及 会 に よ る復 刻 版 (]985年 )角 翠訂 tに よ る 。 くJt θ ブ で,『 研 ノ 19 以 ¬ く』 20以 下 ,『 三 省 堂 大 』 21以 下 ,『 り 11上 英 和 』 .. .. .. 27. )に. 寸せ られ た 永 嶋 イ.

(30) The (イ ジ )め て 遊 ん で 居 た 。. the dog。 男 児 は 大 を 箸. child amused himself. en 、ア ith a puzzle。 子 供 は 判 じ 物 を 見 て 面 白 が つ て 居 た .E、 ア. moments we are often amused with trifles.最. も員面 目. in most serious ジ メ )な 時 に. (マ. お い て も 吾 人 は 往 々些 細 の 事 に て 慰 め ら る る こ とあ り。 こ の よ うに. ,出. .こ. ないが. ,CODの. また る。. 1及. CODに. は な い 用 例 も数 多 くあ げ. の よ う に ,次 に 述 べ る 『 熟 語 本 位 英 和 中 辞 典 』 の よ う な 個 性 は. てい る. 句 と して. 典 は 明 らかで は ない が. 記 述 を 十 分 に 理 解 し ,句 の 形 の も の を 文 の 形 に し た り ,成. え ば す む も の は 成 句 の ま ま あ げ る よ うな 工 夫 を して い る 。. ,語 義 定 義. amuseの. CODだ. も. 第二義 は. け に頼 つ て い るの で は な い こ とは 明 らか で あ. ,OEDに. よ る も の で あ ろ う。. る の で 採 用 し な か つ た も の を『 井 上 英 和 辞 典 』 が. 1合. CODが. 古 い語義 で あ. い 上 げ た も の と考 え て. も 不 都 合 で は な い だ ろ う。 (i、. ァ )『 熟 語 本 位 英 和 中 辞 典 』. (1915). 編者 は斎藤秀 ゴ魚. .入. 江 祝 衛 と斎 藤 秀 二 郎 は 日本 で 英 語 を 学 ん だ が. 田 乃 武 は ア メ リカ に. 8年. 間 留 学 ,井 上 十 吉 は イ ギ リ ス に. 木 ほか. 1997:108).特. に 斎 藤 は「 正 則 英 語 学 校 」を 興 し (明 治. 正 し い 発 音 に よ る 英 語 教 育 の 普 及 を 図 つ た (小 島 英 和 中辞 典』 は. ,後. 9年. ,神. 間 留 学 し た (八. 29年 ,1896),. 1999:390).『. 世 の 英 和 辞 典 に 対 す る 影 響 は 大 き く ,第. 3章. 熟語本位 以下の随. 所 でふ れ る こ とに な る。 こ の 時 期]に 現 在 第. 13版. ま で 続 い て い る 三 省 堂 の『 コ ン サ イ ス 英 和 辞 典 』. が 出 た 。 コ ン サ イ ス の 記 述 変 遷 は そ れ 自体 小 型 英 和 辞 典 の 変 遷 史 そ の も の で あ ろ うが. ,残. けではないので. 念 な が ら ,筆 者 の て も と に は す べ て の 版 が そ ろ つ て い る わ. ,組 織t的. に 触 れ る こ と は で き な い 。 22. 22改 訂 の 歴 史 を 知 る た め に ,名 前 と編 者 ,発 行 年 を 記 す 。 出 Jtは ,三 省 堂. 山珍 コ ン サ イ ス 共 和 辞 Jt』 神 田 乃 武 ・ 金 沢 久 (ひ 書 店 の ホ ー ム ペ ー ジ 。 1。 『 ネ 丁コ ン サ イ ス 英 和 辞 典 』 神 田 乃 武 。金 曽言 さ し)共 編 ,1922(大 正 11)/2.『 ナ 沢 久 共 編 三 省 堂 編 1輯 所 増 訂 ,1926(大 正 15)/3.『 力iコ ン サ イ ス 英 和 辞 典 』 三 省 堂 編 1輯 所 編 ,1929(昭 和 4)/4.『 改 訂 コ ン サ イ ス 共 和 新 辞 典 』 三 ││イ 本四 虫 6 省 堂 編 1晰 所 編 ,1934(昭 和 9)/5。 『 最 iコ ン サ イ ス 英 和 辞 Jt』 石 り つ 編 ,]938(昭 和 ]3)/6.『 最 子コ ン サ イ ス 英 和 辞 典 』 (新 語 篇 き )石 川 林 ー IJ郎 編 フ]947(昭 和 22)/7.『 最 新 コ ン イ ス 共 和 辞 典 改 訂 版 』 (標 準 簡 易 表 記 )三 省 堂 編 修 所 編 ,1951(昭 和 26)/]952(昭 和 27)'り iコ ン サ イ ス 判 /8.『 最 新 コ ン サ イ ス 英 和 辞 Jt』 (ジ ョー ン ズ 式 発 音 表 記 ),1955(昭 和 30) 'り. 1リ. 'り. 2S.

参照

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