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八丈島の言語生活 : 世代差・場面差など

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Academic year: 2021

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国立国語研究所学術情報リポジトリ

八丈島の言語生活 : 世代差・場面差など

著者

沢木 幹栄

雑誌名

創立30周年記念研究発表資料

ページ

8-8

発行年

1978-12

URL

http://doi.org/10.15084/00002982

(2)

      3.八丈島の言語生活一世代差場面差など一

      言語変化研究部第一研究室 沢 木 幹 栄

 当研究室では,現在の八丈島(東京都八丈町)において標準語と方言が場面(対者)によってどの ・ように使い分けられているか,その実態を世代別,あるいは地区別にみることを目的として実験的小 調査を行った。内容は,三根・大賀郷・樫立・中之郷・末吉の各地区で,祖父・父・息子の3世代が 健在な家族,各地区あたり5家族15人(八丈島全体で計75人)を話者に選び,音韻・語彙および 文法を中心とする計60の項目のそれぞれについて「祖父」「父」「息子」「孫」(のうちいずれか 2者),および「島出身の先生」「東京(都区内)から来た初対面の人」と話すときに使用する語形・ 表現についてたずねるものであった。項目の具体的な例をあげると,音韻では「俵」(トーラという か,ターラというか),語彙では「カマキリ」(ケンベーメ,シンキチメ,カセギメ),文法(文表現) では「きのうは役場に行かなかった」(キニーワヤクピャーイキンジャララ)などがある。  なお,調査は53年2月に実施した。(調査者:飯豊,佐藤,真田,沢木,白沢)        γ        一8一

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