芦屋海岸里浜づくりにおける飛砂対策について
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(2) II-058. 土木学会西部支部研究発表会 (2009.3). や住民ヒアリングにより被害があると報告された場所に. (m). 配置する.調査期間の風況を調べるために調査地域周辺. 5/08. 450. で観測されている風のデータを収集し,分析する.. unit:m. 350. (3)アンケート調査:芦屋海岸の飛砂の影響範囲,影響度. 8/08. 450. 4. 400. 3.5. 400. 3. 350. unit:m. 2.5 300. 300. 合いを詳細に把握するため,遠賀川西岸の芦屋町住民に. 2 250. アンケート調査を行う.. 250. 1.5 200. 200. A-1. 4.2 地盤高調査結果. A-1. 1. 150. 150. 0.5. 図−3 は,2008 年 5 月と 8 月の測量より得られた等高. A-2. 100. 線図である.防砂堤の設置に伴い上の方に細長く砂が堆. 0. -0.5. 50. -1. 0 -400. 積し陸側から約 500m の長さがある. 海浜の中央あたりで. -350. -300. -250. A-4. A-5. 小高い砂丘ができている.さらに陸側になると等高線は. -200. -150. A-3. -100. -50. A-2. 0. A-1. A-2. 100. 50. 0 -400. -350. -300. -250. A-4. A-5. -200. -150. -100. A-3. -50. A-2. 0. A-1. 図-3 芦屋海岸の 2008 年 5 月と 8 月の等高線図. ほぼ平行になっている.2008 年 5 月(左図)では,陸側. (m). で等高線が密になっていることから,飛砂により堆砂し. 5/08-8/07. ている様子がうかがえる.図-4は,2007 年 8 月の調査. 8/08-5/08. unit:m. unit:m. からとなり合う時期の地盤高データの差分を求め,等差 分線を平面的に表した差分図のうち 5/08-8/07 を左図 に,8/08-5/08 を右図に示している.左図を見ると分か るように飛砂の影響により,基点 A-1~A-5付近の 防砂フェンスへ砂の吹き寄せが激しく,堆砂が顕著に見 ①. られる.一方,右図では,最陸側で地盤高の低下があり, その前面で顕著な堆積が起こっている.この堆積は,図. ⑤. ④. ②. ③. -5に示す測線 A-1と A-2の横断面図にも明確に表. 図-4 芦屋海岸の地盤高差分図. れているように海水浴シーズン前に飛砂によって最陸側 ELEVATION(m). 5. にたまった砂やさらに測量範囲外の陸側にたまった砂を 人為的に浜にもどしたことによるものである. 飛砂によって移動した砂の量を求めるために,図-4 の左図に示す芦屋海岸最陸側を 5 区分した①~⑤の範囲. 5. で 2007 年 8 月を基準として土量を求め, 図-6にその累. 3. 全区間の合計は約 3700 m3 である.飛砂により海浜部よ. 2. り陸側に堆積した土量は,図-4 の右図の台形枠内の堆. 1. 積土量を求めることで大まかな量を把握できる.その土. 0. 3. 量は約 3600 m となる.従って,海浜部における冬期か. -1. 08年8月 08年11月. A-2. 3 2 1 0 -1. 4. 積土量を示す. 2008 年 5 月時点の土量は西側の⑤が多く,. 07年8月 08年5月. 4. 0. 50. 100. 150. 200. 250. A-1. 0. 50. 100. ら春期に生じる飛砂量は約 7300 m3 と推定される.. 150. 200. 250. 300. DISTANCE(m). 5.まとめ. (m3). 図-5 A-1と A-2測線の断面図. 1200. ワークショップの成果を受けて, 「技術検討会」より前. 1000. 砂丘とその上の砂浜植物の植栽および静砂垣の設置とク. 800. ロマツの植栽を整備する里浜づくりの具体的な案が提案. 600. された.また,一年間の地形変化の結果から,調査海岸. 400. における冬期から春期に生じる飛砂量は約 7300 m3 と推. 200. 10/07-8/07. 11/07-8/07. 12/07-8/07. 5/08-8/07. 8/08-8/07. 11/08-8/07. 1/08-8/07. 0. 定される.なお,飛砂量調査とアンケート調査は発表時. -200. に報告する.. -400. 参考文献:1)伊藤克敏ら(2008):芦屋海岸における飛. -600. ⑤. ④. ③. ②. ①. -800. 砂対策を考慮した里浜づくりに関する研究,土木学会西. 図-6 区間①~⑤の土量変化(単位:m3). 部支部研究発表会,pp.331-332. -288-.
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