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日本内科学会雑誌第109巻第1号

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はじめに

 近年,日本においても,脂肪肝が急激に増加 しており,健診受診者における脂肪肝の割合は 25%を超えていると報告されている1).脂肪肝は アルコール性及び非アルコール性に分類される が,特に肥満や糖尿病の増加と共に,非アルコー ル性脂肪性肝疾患(non-alcoholic fatty liver dis- ease:NAFLD)が増加している.NAFLDを原因と した肝硬変,肝癌も増加しており,欧米では,

近いうちに肝移植の原因としてウイルス性肝炎 を抜いて第1位になると予測されている.NAFLD は,日常臨床において極めて頻繁に遭遇する病

態であり,また,その一部は肝硬変,肝癌に進 行するため,NAFLDの病態(肝脂肪化・線維化)

を正確に評価することは重要である.NAFLDに おいて肝脂肪化・線維化を評価するgolden stan- dardは肝生検である.しかし,本邦に2,000万人 以上存在すると考えられるNAFLD症例全てに肝 生検を行うことは困難であり,非侵襲的な肝脂 肪化・線維化の評価法が開発されてきた.そこ で,本稿では,NAFLDにおける非侵襲的肝脂肪 化・線維化評価法について解説する.

NAFLD診断における 線維化・脂肪化評価

要 旨

玉城 信治

黒崎 雅之  非アルコール性脂肪性肝疾患(non-alcoholic fatty liver disease:

NAFLD)において,脂肪肝の診断は従来,超音波画像によって行われて いたが,軽度の脂肪肝の拾い上げの精度は十分でない.エコーによる脂肪 化定量評価が臨床応用されており,今後,肝脂肪化定量評価を行っていく 必要がある.NAFLDでは,肝線維化が発癌や予後と相関するため,高度 線維化症例の拾い上げが最も重要な課題である.大規模なNAFLD集団か ら少数の高度線維化症例を拾い上げるためには,まず血液検査によるスク リーニングを行う.これによってリスクがあると診断された症例について は,超音波エラストグラフィやMR(magnetic resonance)エラストグラ フィによる肝線維化診断を行い,さらにハイリスク症例を絞り込む必要が ある.

〔日内会誌 109:34~41,2020〕

Key words 非アルコール性脂肪性肝疾患,肝線維化,肝脂肪化

武蔵野赤十字病院消化器科

Up-to-Date in the Management of NAFLD/NASH. Topics:IV. Evaluation of liver fibrosis and steatosis in non-alcoholic fatty liver disease.

Nobuharu Tamaki and Masayuki Kurosaki:Department of Gastroenterology and Hepatology, Musashino Red Cross Hospital, Japan.

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1.NAFLDにおける肝脂肪化評価

1)NAFLDの定義

 NAFLDは,画像検査もしくは組織検査によっ て肝臓に脂肪蓄積を認め,アルコール及び薬剤 等による二次性脂肪肝を除外したものと定義さ れる.エタノール換算で男性30 g/日,女性20 g/

日以上の飲酒でアルコール性肝障害を発症し得 るため,NAFLDの定義としては,これ未満の飲 酒量となる.また,日本や欧米のガイドライン において,脂肪蓄積は 5%以上の脂肪滴を肝細 胞に認めるものを脂肪肝と定義している.

2)超音波B-modeによる脂肪化評価

 従来,肝脂肪化の拾い上げには,超音波検査 が中心的な役割を担ってきた.超音波B-modeで は,以下の所見が脂肪肝の所見であり,1 つで も認められれば脂肪肝と判定する.脂肪肝の所 見として,高輝度肝,肝腎コントラスト陽性,

肝脾コントラスト陽性,深部減衰ならびに肝内 門脈・肝静脈の不明瞭化が挙げられる2).多数 の脂肪滴が超音波を散乱させるため,肝内に微 細な高エコースポットが増加し,肝全体が高輝 度を呈し,そのため,腎実質とのコントラスト を呈する.また,脂肪による高エコースポット のため,脈管が不明瞭となるといった変化が起 こる.しかし,B-modeによる脂肪肝の拾い上げ では,30%以上の肝脂肪を有する例では,良好 な拾い上げが可能であるが,それ以下の場合に は,脂肪肝拾い上げの感度・特異度は低下する と言われている3,4).また,脂肪肝の定義である 5%以上の脂肪化の診断は困難であるといった 問題点がある.さらに,これらの所見は術者依 存性があり,定量評価することができないとい う問題点もある.超音波B-modeによる脂肪肝の 拾い上げが健診等において今後も重要な意義を 持っているが,このような問題点があることは 確認する必要がある.

3)エコー減衰による肝脂肪化の定量評価  超音波B-modeによる脂肪肝評価の問題点を 解決するために,減衰を用いて肝脂肪化を定量 評価する手法が開発され,臨床応用されてい る.超音波の振幅は生体内を伝播するにつれて 減衰する.脂肪肝では正常肝よりも減衰が多い ことを利用し,脂肪の定量評価にこの手法が応 用されている.Controlled Attenuation Parameter

(CAP,Echosens,Paris,France)による脂肪化 定量法が最も早く実用化され,欧米を中心に広 く普及している.2,500 例を超えるメタアナリ シスにおいても,5~10%以上の肝脂肪化診断 能は感度68.8%,特異度82.2%と高い診断精度 が報告されている5).しかし,CAPはB-mode画 像がなく,ブラインドで計測しなければなら ず,また,肥満や腹水等の影響で10~15人に1 人程度の計測不能症例が存在するという問題点 が存在する.この問題点を解決するために,

B-mode画像と同時に減衰係数を計測する機器 が 日 本 で 開 発 さ れ, 実 用 化 さ れ て い る(ATI

(attenuationimaging),キャノンメディカルシス テ ム, 東 京, 日 本;UGAP(ultrasound-guided attenuation parameter),GEヘルスケア・ジャパ ン,東京,日本;ATT(attenuation),日立製作 所,東京,日本)6~9).いずれの手法も先行する CAPと同等の肝脂肪化診断精度を有しており,

臨床上簡便に用いることが可能であるが,検証 された症例数は未だ少なく,今後,大規模な集 団でのエビデンスの集積が必要である(表 1).

しかし,脂肪肝の増加に伴い,肝脂肪化の評価 の重要性はより高まっており,従来のB-mode画 像による定性評価ではなく,このような手法を 用いた肝脂肪化の定量評価がより重要となると 考えられる.

4)MRIによる脂肪化定量

 近年,MRI(magnetic resonance imaging)に よる脂肪化定量評価法が確立され,その有用性

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が報告されている.MRIによるproton density fat fraction(PDFF)値の測定が肝脂肪化と強い相 関を認めると報告されている.病理所見との比 較 で は,PDFFに よ る 肝 脂 肪 化 の 予 測 精 度 は AUROC(area under the receiver operating char- acteristic):0.99と極めて高く,同時に比較した CAP(AUROC:0.85)よりも極めて高い診断精 度を有することが報告された10).また,本邦に おいても,同様にPDFFの診断精度が優れている ことが報告されている11).従って,MRI-PDFFは 肝生検に代わる最も精度の高い肝脂肪化評価法 として考えられており,NAFLDを対象とした治 験においても,肝生検を施行せずに,MRI-PDFF の変化をエンドポイントとするようなデザイン もなされている.非侵襲的手法として,MRIに よる脂肪化定量が最も精度が高いことはコンセ ンサスとなっているが,測定可能な施設が限ら れるという問題点がある.

2.NAFLDにおける肝線維化評価

1)NAFLDにおける肝線維化評価の意義

 従来,NAFLDは病態のほとんど進行しない非 アルコール性脂肪肝(non-alcoholic fatty liver:

NAFL)と進行性で肝硬変や肝癌の発生母地とな る非アルコール性脂肪肝炎(non-alcoholic ste- atohepatitis:NASH)に分類されてきた.これ は,1999 年に発表されたMatteoniらの論文に よって定義され,広く用いられてきた12).NAFL

とNASHの区別には,肝細胞の風船様変性(bal- loning)の存在が重要であり,balloningを認め る症例をNASHと定義し,予後不良の病態である とされた.しかし近年,この概念が変わりつつ ある.近年のNAFLDの予後を調査した論文で は,Balloningの有無はNAFLDの予後と関連は少 なく,肝線維化の程度が予後を規定する最も重 要 な 因 子 で あ る と い う 論 文 が 複 数 報 告 さ れ た13).fibrosis stage 0 をreferenceとした場合に 肝 関 連 死 亡 率 は F1/2/3/4 に お い て 1.41/9.57/16.69/42.30 と上昇する(図 1)14). また,同様に全死亡率も1.58/2.52/3.48/6.40と 上昇する.このことから,NAFLDの日常診療に おいて,肝線維化を正確に評価することが最も 重要であり,非侵襲的肝線維化評価が重要な意 義を持つ.

2)血液検査による肝線維化評価

 NAFLDにおいて,高度線維化症例が発癌や肝 不全のハイリスクであり,大規模な患者集団か らこれらのハイリスク症例を絞り込むことが重 要な課題である.簡便な血液検査による絞り込 みが可能であれば,臨床上重要な意義を持つ.

簡便な血液検査の組み合わせであるFIB-4 index もしくはNAFLD fibrosis score(NFS)が高度線 維化症例の絞り込みに有用であり,米国肝臓学 会によるガイドラインにおいても,スクリーニ ング検査として推奨されている(表2)15,16).NFS は,年齢,BMI(body mass index),AST(aspar- tate aminotransferase),ALT(alanine transami- 表1 肝脂肪化定量評価による脂肪化5%の診断能

著者 地域 症例数 手法 感度(%) 特異度(%) cutoff値 AUROC

Karlas 多施設 2,735 CAP 68.8 82.2 248 dB/m 0.82

Tada 日本 148 ATI 67.8 87.6 0.66 dB/cm/MHz 0.85

Fujiwara 日本 163 UGAP 81.2 87.1 0.53 dB/cm/MHz 0.9

Tada 日本 126 UGAP 85.5 88.5 0.60 dB/cm/MHz 0.92

Tamaki 日本 351 ATT 72 72 0.62 dB/cm/MHz 0.79

5~10%の脂肪化診断

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nase),血小板,アルブミンならびに糖尿病の有 無から算出される非侵襲的なスコアリングシス テムであり,その有用性が報告されている.し かし,欧米に比較し,BMIの低い症例の多い本 邦においては,NFSの診断精度はやや低下する と報告されており,さらなる検証が必要であ る17).FIB-4 indexは,年齢,血小板,ASTならび にALTから算出されるスコアである.必要な項 目は日常臨床で測定される検査値のみであり,

簡便にどこでも算出することができ,肝線維化 診断に有用である.また,大規模なメタアナリ シスにおいても,FIB-4:2.67をカットオフ値と した場合の高度線維化の感度・特異度はそれぞ れ 26.6%,96.5%と高い診断精度が報告されて いる15).簡便に算出可能であることから,プラ イマリ・ケアにおけるNAFLDハイリスク症例の 絞り込みには極めて有用であると考えられる.

しかし,計算式に年齢が含まれている点は注意

が必要である.高齢者においては,FIB-4 index は高値となり,高齢者の多い日本では,年齢に 応じてカットオフ値を変更すべきであるといっ た議論もあるため,高齢者においてはover diag- nosisする可能性がある18).WFA+-M2BPは日本に おいて開発・実用化された血液検査である.C 型慢性肝炎における肝線維化を反映する検査で あり,その有用性が多数報告されているが,

NAFLDにおいても肝線維化と相関すると報告さ れている19).WFA+-M2BPは年齢を考慮する必要 がないため,大規模な集団におけるスクリーニ ング検査として有用である可能性がある20).し かし,WFA+-M2BPは,欧米ではほとんど普及し ていないのが現状であり,日本からより質の高 いエビデンスを発信していく必要がある.

3)超音波エラストグラフィによる肝線維化評価  transient elastography,acoustic radiation force 図1 肝線維化ステージ毎の死亡リスク(文献14より引用)

肝関連死亡リスク 全死亡リスク

50 40 30 20 10 0

0 1 2 3 4

Fibrosis Stage

Mortality Rate Ratio 1.41 9.57 16.69 42.30

Mortality Rate Ratio

10 8 6 4 2 0

0 1 2 3 4

Fibrosis Stage

Mortality Rate Ratio 1.58 2.52 3.48 6.40

Mortality Rate Ratio

表2 非侵襲的肝線維化予測式

IFG:impaired fasting glucose

-1.675+0.037×age(years)+0.094×BMI(kg/m2

+1.13×IFG/diabetes(yes=1,no=0)

+0.99×AST/ALT-0.013×plateletcount(×109/l)

-0.66×albumin(g/dl)

FIB-4

NAFLD fibrosis score

(IU/l)AST 血小板数

(109/l) ALT

(IU/l)

) ( /

(歳)年齢

※0.1万/μl

× ×

(5)

impulseやshear wave elastographyといった手法 が臨床応用されている.物体を伝搬する剪断波 の速度は,物質の弾性係数と正の相関がある.

すなわち,剪断波の伝搬速度が速いほど硬い物 質であると言える.超音波エラストグラフィ は,外部から与えた超音波パルスや振動によっ て発生する剪断波の速度を測定することで,肝 臓の硬さを計測するものである.transient elas- tographyが最も早く臨床応用され,FibroScan® を用いることで肝硬度とCAPによる脂肪化定量 を同時に測定することができる.1,000 人以上 のNAFLD患者における肝線維化診断能を評価し たメタアナリシスでは,高度線維化及び肝硬変 診断における感度は 85%/92%,また,特異度 は 85%/92%と高い診断精度が報告されてい る21).しかし,transient elastographyでは,肥 満や皮下脂肪の厚い症例では,一定数の測定不 能症例が存在する.そのため,通常のMプロー ブではなく,このような症例に対応したXLプ ローブが開発された.XLプローブでも同様の高 い診断精度を有しているが,症例に応じて測定 プローブを変更する必要がある,また,B-mode 画像がないといった臨床運用上の問題点も存在 する.しかし,現在のところ,欧米を中心に最 もエビデンスが集積され,幅広く利用されてい るモダリティーである.acoustic radiation force imagingやshear wave elastographyは,B-mode画 像をみながら肝臓に関心領域を設定して肝硬度 を測定することが可能であり,transient elastog- raphyと 同 等 の 診 断 精 度 が 報 告 さ れ て い

22~24).従って,B-modeによる脂肪肝の評価,

腫瘍性病変の評価に続いて肝硬度を測定できる ことから,臨床的な有用性は極めて高い.しか し,transient elastographyと比較すると,今後,

さらなるエビデンスの集積が必要である点は留 意する必要がある.

4)MRエラストグラフィによる肝線維化評価  MRIによる肝線維化評価は最も診断精度が高

いとされている.628 人のNAFLDによるメタア ナリシスでは,高度線維化評価のAUROCは0.96 と極めて高い診断精度が報告されている15).ま た,transient elastographyとMRエ ラ ス ト グ ラ フィを比較した論文でも,その診断精度はMRエ ラストグラフィが優れていると報告されている ことから,非侵襲的肝線維化評価法として,MR エラストグラフィが最も診断精度の高い手法と してコンセンサスを得ている25).また,機器に よっては,肝線維化評価と同時に脂肪化定量も 可能である.これらを含めて治験による薬効評 価に肝生検を行わずに,MRIによる評価をエン ドポイントする試験も報告されている.臨床的 には,肝線維化の状態をカラーマップで表示す る機能もあることから,患者が視覚的に病態の 進行度合いをイメージ・理解しやすいといった 利点もある(図 2).しかし,前述したように,

利用可能な施設が限られる点は留意する必要が ある.

3.高度線維化症例を同定するアルゴリズム  NAFLD診療においては,肝線維化が発癌や予 後と最も関連するため,肝線維化症例を拾い上 げることが極めて重要である.特に膨大な数の NAFLD症例から線維化進行例を見極めるため に,より簡便で,どこにおいても利用可能なア ルゴリズムが必要である(日本消化器病学会,

日本肝臓学会,アメリカ肝臓学会,ヨーロッパ 肝臓学会のガイドラインを参考とし作成)(図 3).肝障害を指摘された症例,肥満,糖尿病な らびに脂質異常症等代謝性危険因子を有する症 例は,腹部超音波検査を行う.B-modeや脂肪化 定量によって脂肪肝の所見が確認された場合に は,まず肝線維化マーカーを評価する必要があ る.FIB-4<1.3,NFS<-1.45,WFA+-M2BP<1 は低リスクと考えられるため,採血や画像検査 のフォローアップで問題ない.その他の症例は 中・高リスクの可能性があるため,専門医療機

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図2 MREと腹腔鏡所見の比較(武蔵野赤十字病院自験例)

MRE:magnetic resonance elastography

3.2 kPa 3.8 kPa 5.2 kPa 7.4 kPa

stage1 stage2 stage3 stage4

図3 高度線維化症例を効率良く同定するためのアルゴリズム

(日本消化器病学会,日本肝臓学会,アメリカ肝臓学会,ヨーロッパ肝臓学会のガイドラインを参考とし作成)

NFS:NAFLD fibrosis score,MRE:magnetic resonance elastography 脂肪肝の評価(B-modeや脂肪化定量)

かかりつけ医でのスクリーニング 高度線維化症例の拾い上げ

FIB-4<1.3

NFS<-1.45 FIB-4>_1.3 NFS>_-1.45

低リスク 中・高リスク 専門医療機関での精査

高度線維化症例の拾い上げ

肝硬度<8 kPa

(transient elastography)

MRE<3.6 kPa

肝硬度>_8 kPa

(transient elastography)

MRE>_3.6 kPa

低リスク 中・高リスク

肝生検を検討する ウイルス性肝疾患,

アルコール性肝疾患等を除外

(7)

関での精査を行う必要がある.専門医療機関で は,利用可能なモダリティーを用いて評価する ことになるが,超音波エラストグラフィやMRエ ラストグラフィを用いて,さらにリスクを層別 化する.transient elastographyによる肝硬度≧8 kPaやMRエラストグラフィによる肝硬度≧3.6 kPaは高度線維化の疑いがあるため,肝生検を 検討する必要がある.また,これらの症例は,

肝癌や食道静脈瘤のハイリスク症例であるた め,定期的なスクリーニング,フォローアップ が必要である.

おわりに

 NAFLDを背景とした肝癌,肝硬変症例が急速 に増加しており,ウイルス性肝炎に代わり,肝 疾患の最も重要な背景疾患となると考えられ る.ハイリスク症例の効率的な拾い上げが重要 であり,本稿に示した非侵襲的脂肪化定量評 価,線維化評価を用いて,適切なスクリーニン グ・診断を行うことが重要である.

著者のCOI(conflicts of interest)開示:本論文発表内容 に関連して特に申告なし

(8)

文 献

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参照

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