説得会話エージェントにおける説得戦略導入に関す る研究
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(2) 2009 年度 修士論文要旨. 説得会話エージェントにおける説得戦略導入に関する研究 関西学院大学大学院理工学研究科 情報科学専攻 北村研究室 成田 達哉 対話エージェントに説得機構を組み込んだ説得会話エージェントは,Web サイトなどにおい てユーザに対して説得を行う仮想セールスマンとして期待されている.河添は,説得成功確率を 反映可能にした対話モデルと,Wizard と呼ばれる人間がエージェントのふりをしてユーザと対 話する Wizard of Oz 法を用い,ユーザとエージェントが対話しながら逐次的に対話モデルを構 築する説得会話エージェントを提案した. 説得対話では,説得戦略に従い対話内容を組み立てることで説得力を増すことができると考 えられる.また,説得会話エージェントへの説得戦略の導入を行うことで,説得戦略と対話規則 が明確に分離される,対話モデルの分析が容易になる,Wizard の負担が軽減される,という利 点が考えられる.そこで本研究では,対話を説得の段階を表す複数のセグメントに分解し,セグ メントの順序により説得戦略を表現できるようにする.すなわち各セグメントはユーザの説得に 至るまでに達成すべきサブ目標を表している.さらに,分解した各セグメントには達成すべき対 話の目標を設定する.これにより,対話目標の達成成否により後続の対話を分岐させることが可 能となる. また,これらの手法を用い説得戦略を反映することができる説得会話エージェントを開発し, デジタルカメラのセールスをタスクとして,戦略を用いたシステムと用いないシステムでエージ ェントがどの程度ユーザを説得できるか,実験を行った.その結果,戦略を用いないシステムで 36.4%,戦略を用いたシステムで 37.1%の説得に成功した.特に,初期選択において商品 B を 選んだユーザについて,戦略を用いないシステムでは被験者 8 人全員の説得に失敗したのに対 し,戦略を用いたシステムでは 21 人中 6 人(28.6%)の説得に成功した.戦略を用いたシステ ムでは Wizard にセグメント対話目標が指示され,説得要素 1 つ 1 つについて深く意見交換でき ることで,ユーザの説得会話エージェントへの信頼性を高めたのではないかと考えられる. Wizard 入力コストの面では,戦略を用いない場合では平均 45.0%の削減に留まったのに対し, 戦略を用いた場合では平均 67.0%の入力コストを削減できた.これらの結果から,戦略を導入 することで,説得力を少なくとも同程度保持したまま Wizard の入力コストを削減できることが 示された..
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Ⅰ.序論
忙しい時,お互いに助け合い,協力し合う」など看護師
入していると考えられることから,本調査では,Y 県支 部の重度心身障害児 (者)
54 Yamanashi Nursing Journal Vol.4 No.1 (2005) 者の看護にあたる。