円筒重研削における研削要因および数学モデル(第
3報) −SUS304,SUS403に対する40SH砥石の場合−
著者
田中 秀穂, 中島 繁
雑誌名
鹿児島大学工学部研究報告
巻
24
ページ
91-100
別言語のタイトル
GRINDING FACTORS AND MATHEMATICAL MODELS IN
THE HEAVY CYLINDRICAL GRINDING (3rd Report)
-The Performances of 40SH Grinding Wheel for
Stainless
円筒重研削における研削要因および数学モデル(第
3報) −SUS304,SUS403に対する40SH砥石の場合−
著者
田中 秀穂, 中島 繁
雑誌名
鹿児島大学工学部研究報告
巻
24
ページ
91-100
別言語のタイトル
GRINDING FACTORS AND MATHEMATICAL MODELS IN
THE HEAVY CYLINDRICAL GRINDING (3rd Report)
-The Performances of 40SH Grinding Wheel for
Stainless
円筒重研削における研削要因および数学モデル(第3報)
一SUS304,SUS403に対する40SH砥石の場合一
田 中 秀 穂 ・ 中 島 繁
(受理昭和57年5月31日) GRINDINGFACTORSANDMAIHEMAⅢCALMODELSINIHEIⅢAVY CYLINDRICALGRINDING(3rdRep0rt) −nePerfbrmancesof40SHGrindingWheelfbrStainlessStee鵬一 HidehoT7kNAKAandShigeruNAKAJIMA Theperfbrmancesof40SHwheelfbrstainlesssteelswereinvestigatedinthesamemannerasinthefbrmerreports・WhenSUS304andSUS403aregroundwith40SH36M8Vwheel,theeflbctsof
threefactorsA)workspeedB)tablespeedandC)radialinfeedofwheelonthenextitemsD wearofwheel2)wearrateofwheel3)metalremovalrate4)grindingratio5)grindingfbrce6)grindingpowerand7)grindingcostwereanalyzedbyusingtheanalysisofvariance・Andthe
mathematicalmodelsshowingthequantitativerelationsbetweenthat3factorsandtheeachitems wereestimatedbyapplyingthe‘‘DesignofFactorialExperiment',. 1 . は じ め に 筆者のうち1人は,いままでに')-3),高切込みの重 研削において,その性能がよいといわれる19A砥石 の性能を知るため,被削材周速度,テーブル速度,砥 石切込みなどを外的研削要因として,これらの要因が, 砥石の損耗,削除率,研削比,消費動力などの各測定 項目に対する影響の程度を,実験計画法を応用し,分 散分析による寄与率から知ることができた.また,一 方では,要因計画により3要因3水準として,上記3 要因と各測定項目に対する数学モデルを推定し,それ らの間の定量的関係を知った.すなわち,被削材とし てS45CSCM3に対して,19A砥石の粒度,結合度 をかえた一連の実験を行い,円筒重研削時の体系的一 応 の 結 論 を 得 た 本報では,ステンレス鋼の円筒重研削について,い ままでと同様な方法で砥石の性能を調べようとするも のである.すなわち,従来,難削材といわれるステン レス鋼の研削に関しては,まとまった研究もあまり な さ れ て い ず , 近 年 , 開 発 さ れ た , 焼 結 砥 粒 で あ る 40SH砥粒が,ステンレス鋼の研削に比較的よい性能 を発揮するといわれているが,これのまとまった研究 成果も見当らないようである. そこで,本報では,40SHビトリファイド砥石によ り(従来は,結合材にベークライトなど樹脂系のもの が多用されていた),被削材として,オーステナイト 系ステンレス鋼SUS304,マルテンサイト系ステンレ ス鋼SUS403を代表的に選び,いままでと')-3)同様 な方法で,円筒重研削を行い,A)被削材周速度,B) テーブル速度,C)砥石切込みの3要因が,1)砥石損 耗量,2)砥石損耗速度,3)実削除率,4)研削比, 5)研削抵抗,6)消費動力,7)研削コストなどの 各測定項目にどのような影響を与えるかを調べるとと もに,上記3要因と1)∼7)までの各測定項目の関係 を示す数学モデルを推定した. 2.実験装置および方法 表1に,実験条件を示す.研削抵抗F1(接線方向) の測定に,研削盤主軸面板の回し金止めに,ストレン ゲージを貼布し,研削時のトルクを測定した以外は, 第1報2),第2報3)と同じであるので,実験方法,装 置については省略する.砥石回転数Nrpm 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 4 号 ( 1 9 8 2 ) 1750(一定) 低 中 (−1)(0) 2 1 . 7 3 8 . 0 (76.8)(134.4) 低 中 (−1)(0) 0 . 1 0 . 2 低 中 (−1)(0) 4 0 7 0 304/min 表 1 実 験 条 件 高仙側伽一高㈹M|高㈹Ⅲ 研 削 盤 円筒研削盤,豊田工機RU28-50主軸モーター2.6KW クレノートン社40SH36M8VBE 外径×幅×内径 (SUS304)妃93×50×伽27 (SUS403)伽68×50×伽27を幅25mmに修正 外径×内径×長さ SUS304 ‘90ב50×50 SUS403 の90×妙50×50 SUS304一次1100°C水冷,焼入硬度Hv=252(平均) SUS403一次1000℃油冷,焼入硬度Hv=400(平均) 二次370°C空冷 砥 石 被 削 材 熱 処 理 条 件 テーブル速度fm/min 92 砥石切込み』似、 被削材周速度Vm/min (被削材回転数nrpm) み』似mの3要因が,1)砥石損耗量陥、m3,2) 砥石損耗速度鵬3mm3/m、。SeC’3)実削除率9mm3/ m、.sec’4)研削比G’5)研削抵抗Ekg,6)消 費動力Tkw,7)研削コストK円/mm3に対して, どの程度の影響を与えるかを知るため,分散分析(附 表1∼7参照)による寄与率をまとめたのが図2であ る.同図より選定した3要因の各測定項目に与える影 響の程度を知ることができる.しかし,この図からは, これら3要素の変化に対する各測定項目の増減の傾向 を知ることはできない.そこで,本実験は,前報2),8) 同様,直交実験であるので,図3に示す傾向線4)から, それぞれの要因の変化が,各測定項目の増減の動向に 与える定性的傾向を調べることにする.以下に,図2, 図3について,各項目ごとに検討を加える. i)砥石損耗量WSについて 砥石損耗量に対しては,3要因のうち,砥石切込み 4(C要因)が最も大きな寄与率を示し,その影響が 最も大きい.SUS403に対して,テーブル速度(B要 因)の影響が少しみられるが,両材ともに,被削材周 速度(A要因)の影響をうけない(図2,附表(1)). 図3にてわかるように,砥石切込みの増加につれ,砥 3.1研削加工限界 図1は,実験にさきだち,砥石および研削盤の加工 限界を調べたものである.使用した40SH36M8VBE 砥石は,S45C(一般鋼代表として参考のため加工限界 のみを調べた)に対しては,研削可能域がせまく,そ の性能を発揮できないのに対して,ステンレス鋼に対 しては,いずれも研削可能域が広く,この砥石が,ス テンレス鋼の研削に適していることがわかる.また, 一方,SUS403にみられるよりもSUS304に対する方 が切込みを大きくできることがわかる. テーブル速度の増加により,主として,研削焼けの 発生を伴って加工限界は,急速にせばまるが,いずれ の場合も被削材の周速度の大きい方が加工限界は広い. 3.2各研削要因の影響 研削要因として選定した,A)被剖材の周速度 ひm/min,B)テーブル速度/m/min,C)砥石切込 ジョンソンワックス1.25%液 ベークライト転写法による 3.実験結果および考察
(m/min)
田中・中島:円筒重研削における研削要因および数学モデル(第3報)
深さが大きくなって砥粒にかかる力が大きくなっても, 靭性が高いため微少破砕が起りにくいこと,また微少 破砕が起きても,引きつづいての砥粒摩耗進行がおそ いことなど,その摩耗形態に大きな相異があると考え られる.また一方,両被削材の間では,SUS304に対 する方が同一研削条件で砥石損耗量が大きい. ii)砥石損耗速度肌3について 砥石損耗速度は,両材に対して,ともに,ほぼ同じ 割合で,テーブル速度,砥石切込みの影響をうけるが,やはり,被削材周速度の影響はうけない(図2,附表
(2)).テーブル速度,砥石切込みの増加につれ,砥石損耗速度は増加するのに対して,被削材周速度が大き
くなっても,砥石損耗速度に変化はみられない.両材
のうちで,SUS304に対する方が,やや砥石損耗速度 が大きい(図3,(二)(ホ)(へ)). iii)実削除率9について 実削除率は,テーブル速度,ついで砥石切込みの影響をうけ,ここでも,被削材周速度は影響しない(図
2),図3,(ト),(チ),(リ)にてわかるように,テー ブル速度,砥石切込みの増加とともに,実削除率は増 加し,被削材周速度を変化させても,何ら実削除率は 変化しない.SUS304に対する方が,砥石損耗速度が 大きいため,同一研削条件での実削除率は劣る. iv)研削比Gについて SUS304に対しては,砥石切込みだけが影響してい るが,SUS403に対しては,テーブル速度,砥石切込 みが影響し,僅かに,被削材周速度の影響もみられる (図2,附表3)).SUS403に対しては,テーブル速度, 砥石切込みの増加とともに,研削比は減少するが, SUS304の場合,これらを変化させても何ら変らない. SUS403に対する方が研削比は大きい(図3,(ヌ), (ル),(ヲ)). v)研削抵抗E,消費動力Tについて 研削抵抗,消費動力ともに,テーブル速度の影響が もっとも大きく,ついで,砥石切込みが影響し,被削 材周速度はSUS403において僅かに影響している(図 2)).テーブル速度,砥石切込みの増加につれ,研削 抵抗,消費動力ともに増加するが,被削材周速度を変 化させても,研削抵抗,消費動力は,ほとんど変化し ないといえる.僅かにSUS403に対する方がSUS304 に対するよりも大きい(図3,(ワ),(力),(ヨ),(タ), (し),(ソ)). vi)研削コストKについて 研削コストには,テーブル速度,砥石切込みの順で 0 0 0 5 0 5 1 1 ︵戸ミ︶、篭劇扇 q r 200 皿 【 】 [ 」 150 0 0 0 5 1 ︵ロヨ︶、篭剰冒. SUS304 d/D=0.31 0 200 03研削可能域、、:
20.40.60.81.0 0. / I 93 石損耗量は,急激に増加の傾向を示し(同図(ハ)), テーブル速度の増加に対しやや増加の傾向を示す(同 図ロ)が,被削材周速度の変化に対しては,何ら変化 しない.一般に,被削材周速度が大きくなると,砥粒 切込み深さが大きくなり,砥粒に加わる力が大きくな るため,砥粒の破砕脱落により,砥石は,軟かく作用 するといわれる(所謂'動的硬度の低下).したがって, 砥石の損耗も大きくなる筈で,第1報,第2報でも, そのような結果を確認している2),3).しかし,本実験 で採用した40SH砥粒は,焼結砥粒であるがため, 通常の結晶性砥粒の場合とその破砕脱落の様相を異に するためであると推察される.すなわち,砥粒切込み 0 150、 、 函 皿
0.20.40.60.81.0〔 テーブル速度f(m/min)I 図 1 研 削 加 工 限 界 0 0 0 5 1 口国︶、篭劇扇 0.34 0.20.40.60.81.0 0妻
詣
ミ
ミ
;
S45C d/D=0.27 .:被削材直径 D:砥石直径2.0 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 4 号 ( 1 9 8 2 ) 壁壱一巴一ー 94
F雨E認Iil
SUS40 SUS304 lOO (1)砥石損耗鼠WS (5)研削抵抗Ft(6)消費動力T一5075
︵訳︶Q鴇・坤紺 25 0 A B C A B A A B C A B A A B C A B A A B C A B A A B C A B A A B C A B A × × × × × × × × × × × × × × × × × × B C C B C C B C C B C C B C C B C C A:被削材周速度A×B:被削材周速度とテーブル速度の交互作用 B:テーブル速度B×C:テーブル速度と切込みの交互作用 C:切込みA×C:被削材周速度と切込みの交互作用 図2各研削要因と寄与率の関係 A B C A B A × × × B C C 4080120160 (へ) SUS4m -SUS304 0.10.20.30.4 00000000000 08642 1 ︵”E日︶ぬ﹂彦頃翼軍陣製 4080120160 (ソ) 00000 ●●●●● 543210 00000 ●●●●● 543210 20406080 (夕) 0000000000 08642 000000 DC 函些︶畠漂環裏庭21
000
5021
000
21
000
4【 20406080 (イ) 0.10.20.30.4 (ロ) 4080120160 (ハ) 204060 (ワ) 800.10.20.30.4 (力) 4080120160 (ヨ)00
210
︵。肘・日日へ”日日︶”ぬ﹄声 劉廻煽蕊緊縛菌 −9−暑一釜 00000 ●●●●● 543210 ○雪一垂匿 、。、6−−○一 号 善 一 (ネ) テーブル速度 f(m/min) 0.10 00000 ■●●●● 543210 ︵﹄声望︶僧侭揖甑垂一 543210●●●●●00000 543210●●●●●00000 2.0 20.30.4 (ル) 4080120160 (ヲ) 図 3 各 要 因 の 影 響 1.0 0 00000 0●①●● 543210 20406080 (二) 0.10.20.30.4 (ホ) 0 −§・十一一十-. ∼O記一一つ一0 00000 ●●●●● 543210 20406080 (、ソ) 被削材の周速度 v(m/min) 4080120160 (リ) 20406080 (ヌ)ゥ
(
し
)
00000 ●●●●● 543210 ︵段崩・日日へ両日目︶ご緋謹一垂儲 1 0 ︵”日日へ圧︶ 4080120160 (ナ) 切込み‘(“面)漣
1 0 一 一 一 0 0.10.20.30.4 20406080 (卜) 0.10.20.30.4 (チ) 1 05 5 000
選一K,一垂匿 05、庇 95 の増加につれ,研削コストは減少の傾向を示すが,特 に,実削除率1.0までの減少率が大きく,以後,実削 除率の増加による減少率はゆるやかである.一般に, 研削コストは,実削除率に対して最小値を示す最適な 研削条件が存在する筈であるが,全研削コスト中に占 める砥石コストが,人件費を含むランニングコストに くらべ,極端に小さいため3),実削除率を大きくする 条件の方が全研削コストは小さくなる傾向にある.す なわち,現状では,砥石の損耗費に対して人件費の時 間単位がかなり大きいことを示している.SUS304が, SUS403にくらべ,同一削除率を得るのに研削コスト が高くついているのは,SUS304は,SUS403にくら べ,材質はかなり粘いため,同一研削条件での削除率 影響し,被削材周速度に,何らの影響も与えない(図 2).テーブル速度,砥石切込みの増加につれ,研削コ ストは減少し,SUS403にくらべSUS304は,実削除 率において劣るため,同一研削条件の下では,研削コ ストが高くつく(図3,(ツ),(ネ),(ナ)). 以上のことから,各研削要因が各々の測定項目に与 える影響,および,増減の傾向を知ることができる. 一般に,採用した3要因のうち,被削材周速度は, 他の2要因(テーブル速度,砥石切込み)にくらべ, それぞれの測定項目に与える影響が極めて小さいか, 殆んど影響を与えないことがわかる. 図4は,研削コストと実削除率の関係を調べたもの である.いずれの被削材周速度においても,実削除率 、05 2 0 4 0 6 0 8 0 被削材周速度v(m/min) 0、20 0.20
000
20 6505
110
000
︵鰯日日へ圧︶函︷×、一一垂匿 0.15 15 0 0 v=21.7m/min 11︲脳pMu需順ⅢⅢⅥ園 3.(】 0、10 10 弓$た 0 0、05 田中・中島:円筒重研削における研削要因および数学モデル(第3報) 4 0 8 0 1 2 0 1 6 0 砥 石 切 込 み 』 い 、 ) 0 . 1 0 . 2 0 . 3 0 . 4 テーブル速度f(m/min) 図 5 実 削 除 率 当 り の 消 費 動 力 の 比 較 0 可 一 一 一 一 0 0 0 1 . 0 2 . 0 3 . 0 実削除率q(mm3/mm・SeC) 2 . 0 3 . 0 (mm3/mm・SeC) 図4 1 . 0 2 . 0 3 . 0 実削除率q(mm3/mm・SeC) 研削コストと実削除率の関係 1.0 実削除率q 、 10 10 10 、、
ミ
ミ
雲
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こ
皇
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。へ僧 5 5 5 被削材 .●‐SUS304 OSUS403 被削材 −SUS403 −−−SUS304 f m/mlI1 124 ●●● 000 ●▲回 ○△ロ0.029車申 96 0.413車* 0.5 SUS304 −0.002 −0.210申亭
54321
●●●●●
000000
ワヘ︼54321
●●●●●
000000
4321
204060800.10.20.30.44080120160 被削材周速度v(m/min)テーブル速度f(m/min)砥石切込み4(β、) 図6実削除率当りの研削コストの比較 が低いため(図3,(ト),(チ),(リ).)と考えられる. 図5は,実削除率当りの消費動力r/9を,図3を 求めたと同じ方法で調べたもので,T/9は,被削材周 速度には影響をうけず,テーブル速度,砥石切込みの 増加とともに減少する.したがって,同一削除率を得 るに必要な電力費は,テーブル速度,砥石切込みが研 削盤および砥石の能力の範囲内で可能なかぎり大きい 方が安くつくことを意味する.また,SUS304の方が, SUS403の場合にくらべて同一削除率をうるに大きな 電力を必要とすることもわかる. 図6は,実削除率当りの研削コストK/9を,やは り,図3と同じ方法で求めたものであるが,〃9は, 被削材周速度に無関係で,テーブル速度,砥石切込み の増加につれ,減少していく.すなわち,テーブル速 度,砥石切込みの大きい方がKノ9が安くなるので, 研削盤,砥石の性能の範囲内で,なるべく,大きな テーブル速度と砥石切込みの採用が有利となる.ここ でも,SUS304の方が,同一研削条件の下では,jW9 は高くなっている. 3.3数学モデルの推定 図3により,第1報2)にならって,同じ方法で,各 研削要因と各測定項目の関係を,つぎの(1)式で推定 できるものとする. 表2計算された回帰係数と判定結果の例40SH36M8VBE砥石 一次モデル **99%有意*95%有意 SUS304 被 削 材 測 定 項 目 b3 0.306** 0.329** 0.304** 0.318** 0.209** 0.191** −0.095** −0.127** 0.046** 0.094** 0.045** 0.088** −0.169** −0.159** SUS304 2.702軍車 0.017 0.027 砥 石 損 耗 量 W S SUS403 2.496噂事 0.023 0.121亭。 SUS304 −0.356.事 0.011 0.334寧車 砥石損耗速度Ws3 SUS403 −0.502車車 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 4 号 ( 1 9 8 2 ) 0.133車* 0.005 −0.246噸* −0.003 0.267寧車 実 削 除 率 q SUS403 −0.100噸車 0.005 0.252車車 −1.323専車 0.110車庫 −0.014 −0.068*車 研 削 比 G SUS403 0.402*申 −0.024 −0.160*車 SUS304 0.972車車 SUS403 消 費 動 力 T 研 削 抵 抗 F t SUS403 1.024車画 0.031寧車 0.114** SUS304 0.396.・ 0.004 0.128車掌 SUS304 SUS403 0.420傘専 0.031寧車 0.109.車 −1.161車申 0.005 −0.224車事 研 削 コ ス ト K ’田中・中島:円筒重研削における研削要因および数学モデル(第3報) 97 表3計算された数学モデルの係数および指数40SH36M8VBE砥石 測 定 項 目 砥 石 損 耗 量 W S 砥石損耗速度Ws3 実 削 除 率 q 研 削 比 G 研 削 抵 抗 F t 消 費 動 力 T 研 削 コ ス ト K 係数・指数 被 削 材
、
蒜
建
:
1
3
SUS304 SUS403 SUS304 SUS403 SUS304 SUS403 SUS304 SUS403 SUS304 SUS403 SUS304 SUS403 SUS304 SUS403 3.363 0.015 0.112 3.839 7.215 9.034 5.796 2.372 1.572 0.454 0.256 . / ・ ( x ) = 6 ( ひ 〃 ) γ ' 4 , ( 1 ) 但し/(x)は,1でのべた1)∼7)までの各測定項目 を表わす. ここで,推定した(1)式の妥当性の検討の方法につ いては,第1報2)にゆずる. 表2は,(1)式の対数変換された1次モデル(2)に おける各係数とその判定結果である. y=6.+6,x,+b2x2+b3x3 (2) この表において,推定した係数6.と,BおよびC 要因に対応する係数6z,63は,SUS304の62に有意 性が認められない以外は,全て,99%有意となり,そ の妥当性が認められるが,A要因に対応する6,には, その1部に有意性が認められ,被削材の周速度を変化 させる影響は,或る限られた項目(**印のついた項 目)のみとなり,図2,図3における結果と一致する. 表 3 は , こ れ ら の 係 数 か ら 計 算 さ れ た 数 学 モ デ ル (1)式における係数および指数をまとめたものであり, これらの指数評価からも,各要因の影響の程度を知る ・ことができる. 附図1に,各測定項目における表3による計算値と 実測値の比較を示す. 0.071 0.091 1.110 0.113 1.372 0.886 0.838 −0.059 −0.225 −0.093 −0.532 0.020 0.441 0.123 0.379 0.424 0.121 0.364 0.020 −0.743 −0.008 −0.697 1.281 1.380 1.273 1.333 0.877 0.799 −0.197 −0.533 0.194 0.394 0.189 0.367 −0.708 −0.668 誤 差 % 17.1 7.3 17.5 8.4 5.0 7.1 19.0 8.0 8.0 7.6 7.6 7.1 6.7 9.0 4 . お わ り に 40SH36M8VBE砥石を用いて,SUS304,および SUS403を円筒重研削して,つぎのことがわかった. 1.採用した3研削要因のうち,A要因すなわち, 被削材周速度は,他の2要因(B要因,テーブル 速度,C要因,砥石切込み)にくらべ,それぞれ の測定項目に与える影響は殆どないか,あっても 極めて小さいものである. 2.各測定項目と3要因の関係を,つぎの数学モデ ルで表現できる. /(x)=6(ひ/y)γ'4‘’ 3.40SH砥石は,SUS304に対するよりもSUS403 に対する方が,やや,その性能がよい. あ と が き 本実験に協力された,青山博史,石井義海,夏越悦 郎の3君に対し,また,種々の測定装置の設計製作, その他,種々御協力をいただいた是枝賢一助手に対し, 深甚の謝意を表する次第である.98 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 4 号 ( 1 9 8 2 ) 昭54.9. 3)田中秀穂,円筒重研削における研削要因および数 学モデル(第2報)鹿大工研究報告第22号57 昭55.9および砥粒加工研究会会報24巻4 号39昭56.1. 4)例えば,田口玄一実験計画法(上)丸善1962 文 献 1 ) 田中秀穂,円筒重研削における研削要因鹿大工 研究報告第20号25昭53.9および砥粒 加工研究会会報22巻4号3昭54.2. 田中秀穂,円筒重研削における研削要因および数 学モデル(第1報)鹿大工研究報告第21号43 2 ) 15ページ. 1000 800 600 400 200 0 00000000000 08642 1 2211505050 埋憾志 ︵身︶畠塘鞘豆匿
ノ
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505050 2211 鰹職権 EE︶切彦弱麗窪陣怠擁
わ 2004006008001000 2004006008001000 5 1 0 1 5 2 0 2 5 5 1 0 1 5 2 0 2 5 08642 ●●●●■ 100000 壇賦慮 ︵・肘・EEへ”日日︶厨夢 劉潤瀧藻陣豊2224448
0.040.080.120.160 実 測 値 (イ)SUS304 08642 ●■●。● 100000 040.080.120.160.20 実 測 値 (ロ)SUS403 00000 543210 壇獄稔 ︵参ごPR損叡淫 21906 26396 3229431 72414 18368 25380 43028 00000 ●●●●● 543210ジ
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0.20.40.60.81.0 0.20.40.60.81.0 1.02.03.04.05.0 1.02.03.04.05.0 50505 221100 壇舜詫 ︵鼎崩・昌巳矛EE︶ロ勢謹哀獣 0628421100 ●●●●G OOOOOO 逗韓↑権 ︵”日日へ圧︶醤一K、豆匿 0000 43210 逗縁↑柁 ○濁豆壱 。。&bc ,o(%)BCC
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リ
200 93.65率* 3.24*2224448
1.02.03.04.05.0 実 測 値 (ロ)SUS403 附 図 1 実 澗 6542 98903 684593 1814 16497 3846 2794 実測値と計算値の比較 0.51.01.52.02.5 0.51.01.52.02.5 (イ)SUS304 p(%) (ロ)SUS403 5.0 13085 197807 1369187 7256 65387 15387 22357 00000 ●●●●● 543210。
/
綴
2.04 2.45 300.24 3.37 0.85 1.18BCC
因ABC×××e
要ABA
1.02.03.04.05.0 実 測 値 (イ)SUS304 10953 13198 1614715 18103 4592 6345 5378 附 表 各 測 定 項 目 に お け る 分 散 分 析 表 (1)砥石損耗量(晩)に対する分散分析表 11.37** 80.64** 2.34 35.40 245.02 0.65 5.90 1.382.12* 99 14.94** (4)研削比(G)に対する分散分析表 (イ)SUS304 (2)砥石損耗速度(鵬3)に対する分散分析表 (イ)SUS304 (3)実削除率(9)に対する分散分析表 (イ)SUS304 (5)研削抵抗(E)に対する分散分析表 (イ)SUS304 4.59**
2224448
p(%)BCC
因ABC×××e
要ABA
,o(%)BCC
因ABC×××e
要ABA
187445206362
●●●●●●
048100
494 9477 20154 6221 2794 1144 93032224448
247 4738 10077 1555 699 286 1162 59803 3888316 3168867 122371 850152 55609 655932224448
29901 1944158 1584433 30592 212538 13902 8199 3.65 237.12 193.25 3.73 25.92 1.70 47.16** 38.39** 35.95** 9.95** (ロ)SUS403 (ロ)SUS403 18.77 337.94 209.86 12.91 1.68 3.23 40269 724890 450144 27700 3596 6927 2145 p(%) 2.11* 57.75** 32.73**BCC
因ABC×××e
要ABA
p(%) 0.35** 50.59** 32.66** ︵じ︵し︵し 因ABC×××e
要ABA
7569 177527 101124 1343 8750 4592 45512224448
3784 88763 50562 335 2187 1148 568 6.66 156.27 89.02 0.59 3.85 2.02 13837 1563330 1010280 7658 233429 1153 3050 4.54 512.57 531.24 2.51 76.53 0.38 27675 3126660 2020560 30634 933716 4615 244002224448
田中・中島:円筒重研削における研削要因および数学モデル(第3報)2224448
60.72** 32.92** 4576 1496809 241084 66705 69272 51008 39548 80538 1449781 900289 110801 14387 27711 17165 141 46501 25253 295 3687 208 3562224448
75.52** 11.74** (ロ)SUS403 9.24** ,o(%) ︵じ︵し︵し 因ABC×××e
要ABA
p(%) 両b︵し︵し 因ABC×××e
要ABA
2224448
2288 748404 120542 16672 17318 12752 4943 0.46 151.41 24.39 3.37 3.50 2.58 85 30051 18241 165 5065 157 171 42 15025 9120 41 1266 39 21 2.00 715.48 434.29 1.95 60.29 1.86 p(%)BCC
因ABC×××e
要ABA
55.64** 33.74** p(%) 2.93** 55.58** 34.45** 3.93**BCC
因ABC×××e
要ABA
(ロ)SUS403 1.59 528.41 286.95 1.66 20.93 1.18 70 23250 12626 73 921 52 447.61** 100 (ロ)SUS403 (6)消費動力(刀に対する分散分析表 (イ)SUS304 (7)研削コスト(K)に対する分散分析表 (イ)SUS304 (ロ)SUS403 8.43** 53.46*車 35.93** 因