膵 蛋 白合 成 阻 害 に関 する 実 験 的研 究
一 急 性 膵 炎
の
治 療お よ び膵 酵 素に由 来 する膵 手 術 合併症の予 防 一食
沢 大
学医学部 第2
外 科学教室( 主
任:
宮崎
逸夫教授)
新 村 康
(
昭
和5 4
年1 1 月 2 9 日受付)
急 性 膵 炎
の
成 因に
関し て は
, 現 在ま で多 数の
研 究が
報 告さ れ て い る が
,い ま だ
完 全に は解 明さ れ て い な い
・
し か し
, 急 性 膵 炎 時に は, 膵 外 分 泌 酵 素に
基づ く自 己
消 化 作用 に よ り
膵 実 質の
出 血や
壊 死が
起こ りt 逸 脱し た
酵 素や
産 生さ れ た
活 性 物 質が
血 行 軋 リ
ン パ行性に
全 身に
広が り
t あ る い は
神 経 系を
刺 激し て
全 身 症状を
表わ す と い う
事 実は
一般に
認め ら れ て い る
・
用 に よ り
膵 実 質の
出 血や
壊 死が
起こ りt 逸 脱し た
酵 素や
産 生さ れ た
活 性 物 質が
血 行 軋 リ
ン パ行性に
全 身に
広が り
t あ る い は
神 経 系を
刺 激し て
全 身 症状を
表わ す と い う
事 実は
一般に
認め ら れ て い る
・一 方, 膵 手 術
に お け る膵 療形成, 脚易
吻 合 部の
縫 合
不 全お よ び
膵 炎な ど は
, し ば し ば み ら れ る
術 後 合 併 症
で あ る.膵 手 術に お い て は,乳 頭 浮 腫や O d d i
括 約 筋の
痙 攣1) を招い て
膵 液 流 出を
障 害し
, 神経 刺 激あ る い は
血 流 障害に て
膵の
阻 血を
招き
2)
・ こ れ ら の
合 併 症 発 生
が
助 長 さ れ る
. ま た
, 術 後 早 期 の
内 因 性
や O d d i
括 約 筋の
痙 攣1) を招い て
膵 液 流 出を
障 害し
, 神経 刺 激あ る い は
血 流 障害に て
膵の
阻 血を
招き
2)
・ こ れ ら の
合 併 症 発 生
が
助 長 さ れ る
. ま た
, 術 後 早 期 の
内 因 性
t
ry psi
ni
nh ib i t
o r の
低 下は
・ 膵 自己
消 化に
対す る
組 織の
抵 抗 性を
減 弱さ せ る こ と か ら
・ 膵 炎発
生の
一 因と な る 1
)と
考え ら れ て い る
・こ れ ら の
膵 手 術 後 合 併 症の
発 生や
進 展に
対し
, 膵 外 分 泌 酵 素が
重 要な
働き を し て い る こ と は い う ま で も な い.
と こ ろ で, 膵 外 分泌
腺 細 胞の
盛 白 合 成 機 構, あ る い は
合成さ れ た
酵 素の
分 泌 能に
関し
, 各 種の
薬 剤を 用 い た
実験 的研 究が
行わ れ て い る
・1 9 6 9
年tM
a rt i
n ら
3)
は 5
‑F l
u o r o u r a cil を ラッ ト に
投 与し
, 膵 外 分 泌 腺 細
胞に お け る
表 白 合 成 阻 害と そ の分泌
抑 制を 認 め た が
,
こ の
様な
研 究か ら 1 9 7 3
年,Job
o n s o n4) ら は犬を
馴 、
て
実 験 的 膵 炎を
作成し
,5
‑F l
u o r o u r a cil
投 与に よ る
治 療 効 果を
報 告し た
. 著 者は
・ 膵外 分泌
酵 素 合 成 阻 害
を
一 過
性に
生じ せ し め る こ と に よ り
, 膵 炎の
治 療な ら び に
膵 手 術 後 合 併 症の
予 防を
行う と い う
観 点か ら
、 実 Ex p e r
im e n t a
l St udie s o n
I nl1ibit
io n o
f
o
f Ac u t e
Pa n c r e a tit
is a n
d Pr e v e n tio n o
f
o n o
f験 的 研 究
を
実 施し た
.材 料
お よ び
方 法Ⅰ
材 料1
. 動 物食 餌
に よ る影 響を
除く た め
寧日
間 絶 食し た
雄の
呑
竜ラ
ッ ト 1 8 0 〜 3 0 0 g
体 重の も の を使用 し た が
.各実
験に お い て は同 程 度の
体 重の も の を実 験に
供し た
・
3 0 0 g
用 し た が
.各実 験に お い て は同 程 度の
体 重の も の を実 験に
供し た
・
に
供し た
・2
. 蛋 白 合 成 阻 害 剤膵 蛋 白
(
酵 素) 合 成 阻 害を
生ぜ し め る
目 的で
,R N A お よ び
盛 白の
合 成 阻 害を も た ら す
可 能 性の あ る薬剤を
用い た. すな わ ち
,5
‑ F l
u o r o u r a cil l O
〜 3 0
mg / k g
な わ ち
,5
‑F l
u o r o u r a cil l O
〜3 0
mg / k g
体 重,
M
et hot
r e x at
e O
.4
mg / k g
体 重, A
ct in o my
ci
n
y
ci
nD O
.0 2 5
mg / k g
体 重,D
a u n o my
ci
nl
.5
mg / k g
体重お よ び
,V i
n c ri
sti
n eO
.2 5
mg / k g
体 重を そ れ ぞ れ
生理
的 食塩 水 (以
下 生 食 水と
略)で 0.6 山 に
希 釈し た も の を 1 日 1
回の
投 与量 と し た
.Ⅱ
方 法1
. 蛋 白合 成 阻 害 剤の
検 討ラ
ット に上 記の
各 薬 剤を
投 与し
, 膵 蛋 白 合 成 阻害 効
果を
検 討し た
. 対席
群の ラ
ッ ト に は生 食 水0
■6
mほ
,
0
■6
mほ
,実験 群
の ラ
ット に は各 種 薬 剤 前 記 量を 3 日
臥 腹 腔内
に
投 与し た
.な お
,5
‑F l
u or o u r a cil は 1 0
〜3 0
nlg /
k g
体 重を
投 与し た
. 各群と も 3 日
目の
生 食 水ま た は
薬 剤 投 与 後,1
時 間 目に
標 識ア ミ ノ
酸を 尾
静 脈 内に
注 射し
,以
下の
如き
方 法に よ り各 種 薬 剤の
膵 蛋 白 合 成阻害
効 果を
検 討し た
.
1
) 標 識ア ミ ノ
酸の
陣への
取込 み の 測
定 Pa n c
re a tic
Pr o t e
in
Sy n t
he s
is
‑ Tr e a t m e n t
P
o s t o p e r a ti v e
Pa
nc
re a tic
C o m plic a ti o
ns
c a ti o
ns
c
a u s e
d by
Pa n c r e a tic e
nz y m e s
‑ Ko
ji S h in m u r a
D e p a r t m e n t o
f Su r g e r y I I,( Di
re c t o r
:
Pr o
f. Ⅰ. M iy a z a
k i) Sc h o o
l o
f M e
dic
in e
, K a
n a
za
w a
U niv e r c
it y
・
i
re c t o r
: Pr o
f. Ⅰ. M iy a z a
膵 蛋 白 合成 阻事効 果
標 識
ア ミ ノ
酸と し て は
7 SS
e‑S
el
e n om et h io ni
n e お よ び D し L
e u ci
n ep 4
,5
‑ H
3(以
下3H
‑ L
e u ci
n e と
略) を
用 い た.7 5 S
e 〜 S
el
e n o m et h io ni
n e
S
e 〜S
el
e n o m et h io ni
n e
O
.0 2 5 fLC i / g 体 重お よ び
3 H
N L
e u ci
n e O
.1 〟 C i / g
お よ び
3H
NL
e u ci
n eO
.1 〟 C i / g
体 重
を ラッ ト 尾
静脈よ り
注 射し
, 注 射 後1
時 間 目に
エー
テ
ル麻 酔 下で
膵を
別 出し
, 膵に
取込 ま れ た
放 射 能を
測定し た
.7 5
S
e ‑S
el
e n o m et h io ni
n e を
使用 し た
場 合
は
, W
ell t y p
e シ
ンチ レ
ーシ
ョ ンカ ウ
ンタ
ーに て 2 8 0 keV ± 1 0 % の
範囲 で測 定し
十別 出 膵1 g 当り に換
り に換
算
し た
.3H
‑L
e u ci
n eを
使用 し た
場 合は
t生 食 水に て
膵 血管 潅 流
を
行った
後 膵を
馴漉し
.0
.0 1 M T
ri
MH
cl
b
uff
e r(P H 7
.0
)4
171L を加え ホ モ ジ ネ
ー ト し,1 0 % T C A ( 三
塩 化 酢 酸) を
最 終 濃 度5 % と な る よ う に
混じ て
濾
1 0 % T C A ( 三
塩 化 酢 酸)を
最 終 濃 度5 % と な る よ う に
過 し
,T C A 可
溶 分 画と
不溶 分画と に分 離し
, そ れ ぞ れ
液体シ
ンチ
レ ー シ ョ ンカ ウ
ンタ
ーに て
放 射 能を 測
定し た
. な お
, シ
ンテ
レ 一 夕
ー は T
ol
u e n 7 0 0
mL
,P O P O P O
,1 g, D O P 4 g,T
ri t
o n l O O の 30 0
mL %
混じ た も の を
使用 し た
. ま た
, 放 射 能は
膵1 g 当り に換 算し
検 討し た
.
D O P 4 g,T
ri t
o n l O O の 30 0
mL %
混じ た も の を
使用 し た
.ま た
, 放 射 能は
膵1 g 当り に換 算し
検 討し た
.
し
検 討し た
.2 ) A
ut
o r ad i
(〕g
r aP h y に よ る検 討
3
H
¶L
e u ci
n eお よ び L
‑M
et h io ni
n e 山H
3(G ) ( 以
F 3 H
‑ M
et h io ni
n e と
略) を 用 い て
i
n eと
略)を 用 い て
A
ut
o r ad i
og
r a mを
作 製5 )し
,外 分 泌細 胞 銀 粒 子を
測 定し て 検 討 し た
.
3
H
‑L
e u ci
n eお よ び
3H
‑M
et h io ni
n el 〟 C i / g
体 重を 尾
静 脈よ り
沌 射し
.1
時 間 後に
エ ーテ ル
麻 酔 下で
膵を
別 出し た
. 別 出 膵を
直ち に 1 0 %
フ ォ ル マリ
ンで
固 定し
,4 〟 に て 切両し た
.各 切
片
は デイ ツ ビ
ン グ
法で
乳 剤( S
ak
u r a N R
‑ M
2) を
塗
布, 乾燥
し た
後, 密 封 包 装で 4 〜 6
週に わ た り 4 ℃ の
冷 蔵 庫 内 で
露 出 し た
. 模 本 を 現
像 処 理
後
H
e m at
o xy lin ‑ E
o si
n (H
・‑ E
) 染 色に て
後 染 色を
行
い
検鏡し た
.3
) 組 織 学 的 検 討対照 群
お よ び
各種 薬 剤 投 与 群の
馴 出 膵を
パラ
フ ィ ン 包喧し
,4
〜7 〃 に切 出し て H
‑ E
染 色を
行い
,組 織学
的 検討を
行った
.
2
. 実 験 的 急 性 膵 炎に
対す る 蛋
白 合 成 阻 害の
効 果ラ
ット を無 処 置 群と 5
‑ F l
u o r o u r a cil
投 与 群の 2
群に
分け
, 無 処 置 群 に は生 食 水 0
.6
mエ を
. 5
‑
に
分け
, 無 処 置 群に は生 食 水 0
.6
mエ を
. 5
‑
F l
u o r o u r a cil
投 与 群に は 5‑ F l
u o r o u r a ci1 1 5
mg
/
k g体重を
前記
実 験と
同 様に
投 与し
, 3 日
目の
投 与 後1
時 間日に 以
F の 如 き方 法で
実 験 的 急 性 膵 炎を
作 製し
,
無 処 置膵 炎群
お よ び 5
‑F l
u o r o u r a cil
投 与 膵 炎 群の
血 清A
my la s et血 清L i p
a s e お よ び
死 亡 率に
つい て
検 討し た
.1
) 実験 的急 性 膵 炎の
作 製8 8 3
0
.3
mL の生 食 水で
希 釈し た 2 % N
a ‑ T
a u r o ch
o‑
l
at
e 溶液を
軽 症 型膵 炎の
作 製に
,O
.6 mL の生 食 水で
希
釈し た 4 % N
a p T
a u r o ch
ol
at
e 溶 液に
2 mg の T
ry p
si
nを
加え た
もの を重 症 型 膵 炎の
作 製に
用い た.
ラ
ッ ト をエ ー テ
ル麻 酔 下で
開 腹し て
十二
指 腸ル ー プ を
引き
出し た
後, 上 記 薬 剤を
. 十二
指 腸壁を 通 し て
総胆
管 内に
挿 入し た 2
6 ゲ
ー ジ
針よ り 6
秒間か け て
注 入ラ
ット をエ ー テ
ル麻 酔 下で
開 腹し て
十二
指 腸ル ープ を
引き
出し た
後, 上 記 薬 剤を
. 十二
指 腸壁を 通 し て
し た
.そ の際∴
注 入 薬 剤が
肝 内 胆 管お よ び
十二
指 腸 内へ
流 出し な い よ う に総 胆 管の
肝 側お よ び
十二
指 腸 側を
結
歎し
. 薬 剤 注 入 後は そ の結 繁を
解 除し た
.
の
肝 側お よ び
十二
指 腸 側を
結 歎し
. 薬 剤 注 入 後は そ の結 繁を
解 除し た
.
2 ) 血 清
A
my la s e の
測 定
血 清
A
my la s e は A
m y la s e T
e st S h io n og i を用い Be ck
‑m a n g
r at ing
sp
e ct
r op ho n om et
e r を
使 用し て
T
e st S h io n og i を用い Be ck
‑m a n g
r at ing
sp
e ct
r op ho n om et
e r を
使 用し て
い Be ck
‑m a n g
r at ing
sp
e ct
r op ho n om et
e r を
使 用し て
g
sp
e ct
r op ho n om et
e r を
使 用し て
α ‑
A
my la s e 活 性を
測 定し
. S
o m og y i u ni t で
表わ し た
.
i t で
3 ) 血 清
L i pa s e の
測
血 清
L i pa s e は S i grn a L i pa s e ki t 8
00
‑ B を
用い
L i pa s e ki t 8
00
‑ B を
用い
て 測定し た
. な お
.単 位は S i g
m a ‑ T i
et
z u ni t で表わ し た
.
4 )
死 亡 率の
検 討無 処 置 膵 炎 群
お よ び 5
‑F l
o u r o u r a cil
投 与 膵 炎 群の
,2 4
時 間と 4
8 時 間以
内に お け る死 亡 率を
検討し た
.
3
. 膵 酵 素に も と づ く膵手 術 合併 症の
, 蛋 白合 成 阻
害に よ る予 防
ラ
ット を対照
群と 5
‑ F l
u o r o u r a cil
投 与 群に
分
け
.そ れ ぞ れ の群の
手 術 侵襲 付加の
前, お よ び
付 加 彼
の 6,1 2
,1 8
, 24
時 間目に お け る膵 盛 白 合成 能と
, 膵
組 織 内A
m y la s e な ら び に L i p
a s e 活 性 値を
検 討し た
対照
群に は生 食 水0
.6
mL
. 5
‑ F l
u o r o u r a cil
投 与
群に は 5r F l
u o r o u r a cil 1 5
mg / k g
体 重を
前記
実 験
と
同 様に
3 日
間投 与し た
. 3 日
目の
投 与後1
時 間 目に
手 術 侵 製を
加え
, 以
下の 如 さ方 法に て
検 討し た
.
と
, 膵 組 織 内A
my la s e な ら び に L i p
a s e 活 性 値を
検 討し た
対照
群に は生 食 水0
.6
mL
. 5
‑ F l
u o r o u r a cil
投 与
群に は 5r F l
u o r o u r a cil 1 5
mg / k g
体 重を
前記
実 験
と
同 様に
3 日
間投 与し た
. 3 日
目の
投 与後1
時 間 目に
手 術 侵 製を
加え
, 以
下の 如 さ方 法に て
検 討し た
.
F l
u o r o u r a cil 1 5
mg / k g
体 重を
前記
実 験と
同 様に
3日
間投 与し た
.3 日
目の
投 与後1
時 間 目に
手 術 侵 製を
加え
,以
下の 如 さ方 法に て
検 討し た
.
1 )
手 術 侵 襲 付 加単開
腹
術ま た は
膵手 術を
行った
. 単 開腹 術は
エ ーテ
ル麻 酔
l
、■
で
開 脂 術の み を ト膵 手 術は
エ ー テ
ル麻 酔 卜で
開腹 し
膵尾
側を
引き
Ⅲし
, 陣 門 部近 く の
膵実 質に 6‑O
a
t
r a u m at ic T
e vd
ek を 1
針か け て
結 集を
行し、開腹した
.2 )
膵蛋
白 合成 能の
検 討3
H
‑L
e u ci
n eを
投 与し
岬へ 0)
取込 み の測 定に よ
り
, 膵蛮
白 合成 能の
検 討を
行った
.3
H
‑L
e u ci
n eは
(〕
.1 /JC i / g 体 重を 尾
静 脈よ り 注
射L
, 前記 の実 験と
同 様に T C A
(三
塩 化 酢酸) 処理 に よ り T C A
可 溶 分 画
と
不 溶 分 画と に分 離し
, 液 体シ
ンチ
レ ー シ
ョ ンカ ウ
ン
を 尾
静 脈よ り 注
と
同 様に T C A
し
, 液 体シ
ンチ
レ ーシ
ョ ンカ ウ
ンタ
ーに て
放 射 能を 1
分 間測 定し た
.な お
. 放 射 能は
膵の 蛋白量 1
m g当り に
換 算し た
.3
) 膵組 織 内A
my Ia s e お よ び L i p
a s e 活 性
別 栂 膵
に 0.01 M
,T
ri
s ‑ H C l b
uff
e r(P H 7
.0
)3
0 mL を
加え ホ モ ジ ネ
ー 卜 し, 1 0
,0 0
0g に て
遠心 し て
上 浦を と り
, 適 宜 希 釈し て
酵素 活 性1 0
,0 0
0g に て
遠心 し て
お よ び
蛋 白 量を
測 定し
,酵 素 活 性
を
単 位 盛 白量
当り に換 算し た
. そ の際,
A
my la s e 活 性は A
m y la s e T
e st S h io n og i を,
T
e st S h io n og i を,
L i pa s e 癌 性は S i gm a L i pa s e k i t80 0
‑ B を
用い て
測 定し た
.
L i pa s e k i t80 0
‑ B を
用い て
測 定し た
.
0 0
‑B を
用い て
測 定し た
.4
) 蛋 白量 の測 定
蛋 白 畳は L
o w ry
‑
F
oli
n 法B )に て
測 定し た が
,T C A
処理 に よ る T C A
可溶 分 画は
適 宜 希 釈し て測 定
し
, T C A
不 溶 分 画は
再び 0
.0 1 M T
ri
s ‑ H C l b
uff
e r
(
P H 7
,0
)に
溶 解し
,1
0 分 間1 0
,00
0g に て
遠尤
、し た
後 上 宿を と り
測 定し た
.成 練
1
. 蛋 白 合 成 阻 害 剤の
検 討膵 蛋 白 合 成 阻 害 効 果
を
各々 の
蛋 白 合 成 阻 害 剤 投 与 群に
つき
検 討し
,以
下の
結 果を
得た
.1
) 7 5S
e ‑S
el
e n om et h io ni
n e に よ る検 討
対 照 群 (n = 9 ) の
放 射 能は
(4
9.6 ± 6
.2
) ×
1
03cp
皿 / g
膵重畳
( 平 均 値±
標 準 偏 差, 単 位以
下 同
様) で あ る の に
対し
, 5
‑ Fl
u o r o u r a cil
投 与 群 (n =
の
放 射 能は
(4
9.6± 6
.2
) ×1
03cp
皿/ g
9 )
は
( 35
.1 ± 5
.9 ) ×1 0
3,D
a u n o my
‑Ci
n 投 与 群 (n= 9 )
は
(4 0
.6± 1 1
.4
) ×1 0
3,A
ct in o m y
ci
n D
投
与 群は
( 4 0
.5 士
9 .5 ) × 1
03,V i
n c ri
‑St in e投 与 群 (n
=
9
)は
(2
8.1 ± 7
.5
) ×1 0
3,お よ び M
et hot
r e x at
e
投 与群 (n = 9 )
は
( 39.7 ±
6 .8
) ×1 0
3で あ った
・
こ の う ち丁5S
e‑ S
el
e n o m et h io‑ni
n e の
膵 内への
取 込
S
e‑S
el
e n o m et h io‑ni
n e の
膵 内への
取 込
み の減 少が
有 意 (P < 0.01
) に み ら れ た も の は 5
‑
F l
u o r o u r a cil
投 与 群, V i
n c ri
st i
n e 投 与 群01
)に み ら れ た も の は 5
お よ び M
et hot
r e x at
e 投 与 群で あ り, 他の
薬 剤 投 与 群に お い て は必ず し も
明ら か で な か
っ た
( 図1
).
の
薬 剤 投 与 群に お い て は必ず し も
明ら か で な か
っ た
( 図1
).
2
) 3H
‑L
e u ci
n eに よ る検 討
対
照
群.5
‑F l
u o r o u r a cil
投 与 群,A
ct in o m y
ci
n
D
投 与 群お よ び V i
n c ri
st in e 投 与 群に
つ い て
検 討し た
( 表1
). T C A 可
溶 分 画の
放 射 能 値は
対照
群 (n = 5
)
が
( 2 8
.0 ± 1 1
.5
) × 1 0
3cp
m / g
膵 重 量 ( 単 位以
下 同様)で あ り,V i
n c ri
st in e投 与 群 (n = 4 ) の
( 28
.5
4 ) の
± 5
.7
) ×1 0
3と は ぼ
同 様の
結 果で あった
.こ れ に
対し
5
‑F l
u o r o u r a cil
投 与 群 (n =5
)お よ び
A i t i
n o my
ci
nD
投 与群 (n =4
)で は(1 9
.4 ± 4
.1
)
×
1 0
3な ら び に (1 9
.3 ± 2
.9
) ×1 0
3と
3H
‑L
e u ci
n eの
取込 み の減 少が み ら れ た
. 一方,T C A
不溶
分 画 ( 盛 自 分 画)
の
放 射 能は
,対照
群(n =5 ) が
(1
37
.4
± 1 5.4
) ×1 0
3 で あ る の に
対し
,5
‑ F l
u o r o u r a cil
投
与 群 (n = 5
) で は(9 8
.4 ± 9
.2
) ×1
03 ,A
ct in o m y
‑
9 8
.4 ± 9
.2
) ×1
03 ,A
ct in o m y
‑
蒜んt)ご訪 昌訪, 蒜邑4)㌫岩呈,)こ忍̀,
1
) ‥・C
o 11t
r O1
2
) …5
‑F l
u o r o u r a cil l O
mg / k g
体重 3
) …D
a u n o my
ci
nl
.5
mg / k g
体 重4 )
…A
ct in o m y
ci
n D O
.0 2 5
m g / k g
体重 5
) ・・・V i
n c ri
st in e O
.2 5
m g / k g
体 重
6
) … M
et hot
r e x at
e O
.4
m g / k g
体重
図1
蛋 白 合 成 阻 害 剤 投 与 時に お け る7 5 S
e
O
.2 5
t
r e x at
eO
.4
mg / k g
体重
図1
蛋 白 合 成 阻 害 剤 投 与 時に お け る7 5 S
e
S
el
e n o m et h io ni
n e の
膵 内 取込 み
所 見.
表 1 5‑ F l
u 。 r。。r aCi l
, A
c ti
n omy
ci
nD お よ び V incri
s ti
n e投
与に よ る
3H
‑L
euci
n e の
膵 内取 込 み 状 況
n
(
匹
数)体
重 g
(
M ± S D
)膵
重 量
(M ± S D
)× 1 0
3cp
m/ 膵g
(M j=S D
)
T C A
‑SOl
ub T C A
‑i
n s ol
ub Homog
e n at e
C
ont r ol 5 1 2 7.0 土 1 0
.8 0
.5 1 土 0
.0 9 2 8
.0 ± 1 1
.5 1 3 7
.4 ± 1 5
.4 1 6 5
.4 土 2 4
.6 5
‑F l
uo ro ur acil 5 1 1 3
.0 土 9
.8 0
.4 3 ± 0
.0 7 1 9
.4 土 4
.1 9 8
.4 士 9
.2 1 1 7
.4 土 1 3
.1 A
cti
no my
ci
n D 4 1 3 3.8 土 1 2
.9 0
.4 9 士 0
.0 9 1 9
.3 ± 2
.9 1 2 4
.8 ± 6
.9 1 4 4
.0 士 8
.6 V i
ncri
s ti
n e 4 1 0 8
.8 ± 1 2
.4 0
.5 4 士 0
.0 3 2 8
.5 ± 5
.7 7 9.0 ± 2 6
.1 1 0 7
.5 土2 4
.7
g
e n at eC
ont r ol 5 1 2 7.0 土 1 0
.8 0
.5 1 土 0
.0 9 2 8
.0 ± 1 1
.5 1 3 7
.4 ± 1 5
.4 1 6 5
.4 土 2 4
.6 5
‑F l
uo ro ur acil 5 1 1 3
.0 土 9
.8 0
.4 3 ± 0
.0 7 1 9
.4 土 4
.1 9 8
.4 士 9
.2 1 1 7
.4 土 1 3
.1 A
8 土 1 2
.9 0
.4 9 士 0
.0 9 1 9
.3 ± 2
.9 1 2 4
.8 ± 6
0 ± 2 6
.1 1 0 7
.5 土2 4
.7
5
‑F l
u o rouracil 1 5
mg / k g
体 重A
c ti
n o my
ci
nD O.0 2 5
mg
/k g
体重
V in cri
s ti
n e O
.2 5
mg
/k g体重
i
s ti
n eO
.2 5
mg
/k g体重
膵 蛋 白合成 阻事効 果
c
i
nD
投 与 群(
n =4 ) は ( 1 2 4
.8 ± 6.9 )
×
1 0
3.V i
n c ri
st i
n e投 与 群 (n = 4 ) は ( 7
9.0 ± 26
.1 )
×
1 0
3と い づ れ も そ の減 少が み ら れ た
.
5
‑F l
u o r o u r a cil
投 与 群に お い て は T C A 可 溶 分
画
( P く 0
.01
), 不溶 分 画( P < n
.0 5 ) と も に3H
仙
L
e u ci
n eの
取 込み の
減 少が み ら れ
,A
ct in om y
ci
n D
投与 群に お い て も同 様の
傾 向が う か が わ れ た が
,
の
傾 向が う か が わ れ た が
,V i
n c ri
st in e 投 与 群に お い て は T C A 可 溶 分 画へ の
取
の
取込 み は
対 照 群と ほ ぼ
同 様で あ る の に
対し
. 不溶 分 画への
取込 み は
著 明な
減 少 (P く 0
.0 1
)を
示し た
.な お
.そ れ ぞ れ の群に お け る H
o m og
e n at
eの
放射 能は
, T 5S
e‑
S
el
e n o m et h io ni
n e 使 用の
場 合と
同 様の
傾 向が み
ら れ た
.3
) A
ut
o r ad i
og
r ap h y に よ る検 討
対 照 群
の 5匹, 5
‑ F l
u o r o u r a cil
投 与 群の 5 匹,
A
ct in o m y
ci
n D
投 与 群の 3 匹お よ び V i
n c ri
st in e 投
お よ び V i
n c ri
st in e 投
与群
の
3 匹に Aut
o r ad i
og
r a m を
作 製L
検 討し た
. 対
牌群
の 2匹と 5
‑ F l
u o r o u r a cil
投 与 群の
2 匹 に は
8 8 5
3
H
‑L
e u ci
n eを も
使 用し た が
. 他は す
べて
3H
‑M
et h io ni
n eを
使用 し た
. な お
,5
‑ F l
u o r ou
r a cil
投
与 群
の
3H
‑L
e u ci
n e 使 用 例に は. 5
‑
F l
u o r o u r a cil の 3 0
mg / k g
体 重を
,3
H
‑M
et h io ni
n e使 用 例に は 1 5mg / k g
体重を 3 日
間 投 与
し た が
, A
ct in o m y
ci
nD お よ び V i
n c ri
st ine は前 記
量 を
投 与し た
.
g / k g
体重を 3 日
間 投 与し た が
,A
ct in o m y
ci
nD お よ び V i
n c ri
st ine は前 記
量 を
投 与し た
.
e は前 記
量 を
投 与し た
.
対 照 群
に お い て
, 梗 識ア ミ ノ
酸 投 与 後1
時 間 目の
細 胞 内 銀 粒 子の
大 部 分は Z ym og
e n 顆 粒に
一 致し て み ら れ る が
, 若 干の
銀 粒 子は
細 胞 内に 認 め ら れ た
. こ の
様な
所 見は 5
‑F l
u o r o u r a ci l
,A
ct in om y
ci
nD お よ び
V i
n c ri
sti
n e 投 与 例に お い て
も 同様に
認め ら れ た
.そ れ ぞ れ の薬 剤 投 与 群の A
ut
o r ad i
og
r amに お け る
細 胞 内の
銀 粒 子 数は い ず れ も
対 照 群に
比し
減少を み る が
( 表 2 ),
3
H
‑L
e u ci
n eを
用い た放 射 能 測定 値の
所
見 と
同 様の
結 果が
認め ら れ た
. 即ち
,3
H
‑M
et h io ni
n e 使 用の Aut
o r ad i
og
r ap h y に お い て も.
t
o r ad i
og
r ap h y に お い て も.
5
‑F l
u o r o u r a cil と V i
n c ri
st ine
投 与 群 は
,
表 2 A
uto r ad iog
r a m 所見
。 各種
薬 剤 投 与に よ る
膵 外分 泌
細胞 1個 内の 飯 粒 子
数
L
ab
el led
の 飯 粒 子
d
a m
i
no a ci d Gr oup No.
N
u mb
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■l■■■■
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三
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コ:
C
ont
rol
ロ
2 0 1 8
.5 ± 2
.6
2 2 0 1 7
.4 土 2
.5
3 2 0 1 8 .7 土 2
.9
5
‑F U
削ロ
2 0 9
.5 ± 2
.0
2 2 0 8
.3 土 1
.8
3 2 0 1 0
.4 ± 2
.1
Ⅴ王 N C
※ 2ロ
2 0 8
.9 土 1
.8
2 2 0 8
.8 ±2
.3
3 2 0 8
.8 ± 1
.7
A C T D淡 3
ロ
2 0 1 0
.8 土 2
.7
2 2 0 1 0
.4 ± 1
.8
3 2 0 1 0
.8 土 1
.7
の 已
■H U ロ q )