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通信デバイス工 学

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(1)

通信デバイス工 学

山田 博仁

-

無線通信デバイス

-

2021

年度 大学院講義資料

(2)

講義につい て

1.

講義スケジュール

  

4/15

講義について、無線通信デバイス

(Wi-Fi, Bluetooth, ZigBee)

  

4/22

ソフトウェア無線

(SDR)

  

4/29

その他無線通信デバイス

(RFID

など

)

  

5/6

通信ネットワークの現状

  

5/13

半導体光デバイスの基礎

  

5/20

物質の発光現象、物質と電磁場との相互作用   

5/27

2 準位系での相互作用と光増幅のメカニズム   

6/3

レーザー

  

6/10

電磁場の量子化と全量子論

  

6/17

半導体中での光学遷移、フォトダイオード、

LED

  

6/24

半導体レーザー、光増幅器

  

7/1

非線形光学

  

7/8

光変調器、光スイッチ、波長フィルターと光合分波器   

7/15

その他の光デバイス、まとめ

2.

質問等 

E-mail: [email protected]

、電気系

2

号館

202 3.

号室講義資料のダウンロード 

URL: http://www5a.biglobe.ne.jp/~babe

Youtube

動画配信によるオンデマンド講義

(3)

通信デバイスと

無線通信デバイス

Wi-Fi

ノート

PC

やスマホ等に搭載され、高速の無線データ通信を実現。

IoT

の本命

光ファイバー通信用デバイス

赤外線通信デバイス

IrDA

規格旧 携帯電話の「赤外線メールアドレス交換」

デジタルカメラの「赤外線プリント」など

有線通信デバイス

半導体レーザ、フォトダイオード、光増幅器、光変調器、光スイッチ、光合 分波器他

1)

電波を用いるもの

2)

光を用いるもの

赤外線リモコン

ZigBee

Bluetooth

RFID FeliCa(Sony

が開発した非接触型の

IC

カードの技術方式の名 称で

Suica

や楽天

Edy

がこの方式を利用

)

や改札や物流管理等 で利用

超低消費電力で、低速データ通信を実現。センサー

NW

の本命か

?

デジタル機器用の近距離無線通信で、

NFC

等でも利用

赤外

LED

による低速データ通信

LPWA Low Power Wide Area

の略であり、少ない電力で広範囲

/

長距離の 低速データ通信を実現する無線通信技術の規格

(

ローカル

)5G

第五世代の移動通信規格であるが、

IoT

やセンサー

NW

としての利 用検討

(4)

Wi-Fi 規格一 覧

ノート

PC

やスマホ等、モバイル機器で現在広く利用されている通信方式

規格

IEEE

802.11b IEEE

802.11g IEEE

802.11a IEEE

802.11n IEEE 802.11ac

IEEE 802.11ad

(WiGig)

IEEE 802.11ax

(Wi-Fi6)

周波数帯

2.4GHz

2.4GHz

5GHz

2.4GHz

5GHz

5GHz

60GHz

2.4GHz

5GHz

周波数

帯域幅

20MHz 20MHz 20MHz 20MHz

40MHz

20MHz 40MHz 80MHz 160MHz

2.16GHz

20MHz 40MHz 80MHz 160MHz

最大伝送

速度

(

ストリー

ム当り

)

11Mbps

54Mbps (20MHz

)

54Mbps (20MHz

)

150Mbps (40MHz

)

867Mbps (80MHz

)

6.75Gbps (2.4GHz

) 9.6Gbps

MIMO

対応

× × ×

通信可能

距離

100m 100m 100m 100m 100m 10m 100m

変調方式

DSSS OFDM OFDM OFDM OFDM

256QAM π/4BPSK

OFDM OFDM

1024QAM

(5)

Wi-Fi 規格制定の歴 史

Wi-Fi

規格と通信速度の変遷

出典

: https://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/5925/Default.aspx

ax

(6)

Wi-Fi に用いる周波数帯の特 徴

使用周波数帯 長所 短所

2.4GHz

壁や天井などの障害物があって

も、離れた部屋でも、

5GHz

よりも電波が届きやすい

同じ周波数帯を利用する機器

(

電子レンジ等

)

が家庭内に多い ため、電波干渉により接続状況 が不安定になったり、通信速度 の低下が起きやすい

5GHz

無線

LAN

専用の周波数帯のため 近隣住居や他の家電製品の電波 干渉を受けにくく、接続状況が 安定しやすく、通信速度の向上 を見込める

壁や天井などの障害物に弱 く、

2.4GHz

帯より通信距離が 短い。屋外での使用も、

H30

6

月から条件付で認められるこ ととなった

60GHz

あまり使用されない周波数帯の

ため、近隣住居や他の家電製品 からの電波干渉を受けにくい

5GHz

帯よりもさらに障害物に 弱く、通信距離も

10

メートル程 度と短いため、別室や屋外で利 用する通信端末には不向き

Wi-Fi

での使用周波数帯と長所・短所

(7)

Wi-Fi 周波数と利用可能範 囲

屋外での

5GHz

帯の利用条件

総務省 電波利用

HP

より

https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/wlan_outdoor/index.htm

平成

30

年2月に情報通信審議会からの一部答申を受け、平成

30

年6 月から条件付で

5.2GHz

帯の屋外利用が可能となった

(8)

Wi-Fi 規 格

暗号化方式には、安全度が高い順に

WPA2-PSK

AES

WPA-PSK

AES

WPA2-PSK

TKIP

WPA-PSK

TKIP

WEP

などがある

Wi-Fi

の “ g” と “ gw” の違いは暗号化方式の違い

Wi-Fi

アンテナが

gw

となっている場合、「

gw = WEP

gw

は比較的古い通信方式で、脆弱性が指摘されているの で、できれば使わない方が良い

Wi-Fi

” a”

” g”

との違いは周波数の違い

a

5GHz

g

2.4GHz

の電波を使用

ノート

PC

やスマホ等のモバイル機器には

Wi-Fi

通信用デバイスとアンテナが内蔵

USB

コネクタに挿して使う

Wi-Fi

通信デバイス

(

アンテナ内蔵

)

(9)

Bluetooth

デジタル機器用の近距離無線通信規格の

1

つであり、

Bluetooth Basic Rate/Enhanced Data Rate (BR/EDR)

と 

Bluetooth Low Energy (LE)

から構成。

Bluetooth BR/EDR

2.4GHz

帯を

79

周波数チャネルに分け(

LE

40

)、利用する周波数をランダム に変える周波数ホッピングを行いながら、

10

100m

の距離で、

最大

3Mbps

HS

24Mbps

)の無線通信が可能。

最近の

PC

やスマホなどに搭載され、

Wireless

ヘッドフォ

ン、

Wireless

スピーカー、無線マウス等との無線接続に使用

USB

コネクタに挿して使う

Bluetooth

デバイス

(

アンテナ内蔵

)

(10)

Bluetooth 規格発展の歴 史

1994

年 エリクソン社内のプロジェクトとして開発開始

1998

5

20

日 エリクソン、インテル、

IBM

、ノキア、東芝の

5

社で

Bluetooth SIG

を設立。

       同時に

Bluetooth

という名称を発表。

1999

7

26

日 

Bluetooth

仕様書バージョン

1.0

を発表

2001

2

月 

Ver.1.1

を発表

2003

年頃 日本で

Bluetooth

が普及し始める

2004

11

月 

Ver.2.0

を発表。

Enhanced Data Rate (EDR)

を追加

2007

3

28

日 

Ver.2.1

を発表

2009

4

21

日 

Ver.3.0

を発表。

High Speed (HS)

を追加

2009

12

17

日 

Ver.4.0

を発表。

Bluetooth Low Energy (LE)

を追加

2011

6

21

日 アップルと

Nordic Semiconductor

が理事会に加わる

2013

12

4

日 

Ver.4.1

を発表

2014

12

3

日 

Ver.4.2

を発表

2016

12

8

日 

Ver.5.0

を発表

2019

1

21

Ver.5.1

を発表

2020

1

6

Ver.5.2

を発表

(11)

Bluetooth 規 格

出典

: https://xtech.nikkei.com/it/article/Keyword/20140626/566948/

(12)

Bluetooth 規

Ver.

物理データレート アップデート内容

1999 1.0

一般公開された最初のバージョン

2001 1.1 1Mbps

広く使われ始めた普及バージョン

2003 1.2 1Mbps

同じ周波数(

2.4GHz)

帯を利用する

Wi-Fi

の電波干渉を削減

2004 2.0 1Mbps(BR)

3Mbps(EDR)

最大通信速度を

3Mbps

に切り替えられる

EDR

機能を追加

2007 2.1

同上 ペアリングが高速で簡単に

2009 3.0 24Mbps

最大通信速度が

24Mbps

になる

HS

High

Speed

)機能をオプションで追加

2009 4.0 1Mbps

省電力に優れた

LE

機能を追加

2013 4.1 1Mbps

LE

のデータ通信を効率化する機能や

LTE

の電波干渉を減らす機能、直接インターネッ ト接続ができる機能などを追加

2014 4.2 1Mbps LE

のデータ通信速度を

2.5

倍高速化

2016 5.0

125

k

2Mbps

データ通信速度が

4.0

2

倍、通信範囲が

4

倍、通信容量は

8

倍に。メッシュネットワー クにも対応

2019 5.1

同上 方向探知機能を追加

BR: Basic Rate

   

EDR: Enhanced Data Rate

   

LE: Low Energy

(13)

LPWA

LPWA: Low Power Wide Area

の略であり、少ない電力で広範囲

/

長距 離の低速データ通信を実現する無線通信技術の規格

用途

:

 一日もしくは数日に

1

回程度の低頻度であるが、非常に小さな データを長距離に低コスト、低電力で送らなければならない用途、例え ば、家庭の電力メータ

(

スマートメータ

)

、自動販売機の在庫管理、エ レベータの監視などの用途

セルラー系 非セルラー系

LTE-M NB-IoT Sigfox LoRa

概要

利用可能エリヤが 広く、

LPWA

中では比較的大き なデータも扱える

利用可能エリ ヤが広く、長 期スリープ モードを実装 し、省電力

長距離通信が可 能であり、比較 的小さいデータ のやり取りに最

オープン性が高く

LoRa

ゲートウェ イを設置するだけ で容易に導入可能 周波数 セルラーに同じ セルラーに同

920MHz 920MHz

通信速度

上り

: 300k- 1Mbps

下り

: 300k- 1Mbps

上り

: 60kbps

下り

: 20kbps

上り

: 100bps

下り

: 600bps

上り

: 250−550kbps

下り

: 250−550kbps

基地局カ

バー範囲

km−

十数

km

km−

十数

km

km−

数十

km

km−

十数

km

LPWA

の各種方式

(14)

各種 LPWA 端 末

1GHz LoRa RF

トランシー バモジュール

868MHz

実装

セルラー

4G LTE CAT-M1/NB- IoT(Verizon)

RF

トランシーバモジュール

UNASHIELD-V2S RCZ3 Sigfox Shield for Arduino

Sigfox

マルチセンサー端末

Sigfox

USB

ドングル

(15)

ZigBee

センサーネットワークを主目的とする近距離無線通信規格の一つ。通信速 度は非常に低速であるが、消費電力が極めて少ないという特徴を持つ。従 って、電池駆動可能な超小型機器への実装に向いている。通信デバイスも 安価である。基礎部分の(電気的な)仕様は

IEEE 802.15.4

として規格化 されており、論理層以上の機器間の通信プロトコルについては

ZigBee Alliance

が仕様を策定。

ZigBee

モジュールの写真

(16)

TWELITE

ZigBee

規格に準拠した無線マイコンモジュールの

TWELITE(

トワイ ライト

)

が安価に購入可能

様々なタイプの

TWELITE

の写真

1,500

2,700

4,000

MONO Wireless https://mono-wireless.com/jp/products/index.html

(17)

TWELITE による遠隔制御および遠隔監 視

遠隔制御

-

リモートコントロール 遠隔監視

-

リモートモニタリング 応用例

(18)

ZigBee によるセンサーネット ワーク

ZigBee

の送信出力は

10mW

程度と小さいが、見通し距離など条件さえ良け

れば、

10km

以上の距離の

Peer to Peer

通信も可能

更に、中継器を立ててネットワークを構成すれば、大規模なセンサー

NW

構築可能規格

ZigBee IEEE802.15.4

独自プロトコル

周波数帯

2.4GHz/

その他

2.4GHz/920MHz/

その他

2.4GHz/920MHz/

その他

通信速度

250kbps

数十

kbps

~数百

kbps

kbps

~数百

kbps

ネットワーク構成 メッシュ、ツリー スター、

P2P

メッシュ、ツリー、

スター、

P2P

など

ZigBee

の各種

NW

構成

(19)

ZigBee によるメッシュネット ワーク

ZigBee

デバイスは、動作開始時に下記3種類の何かの役割を指定してスタート

させる。

コーディネータ

: PAN

を開始し、セキュリティの認証やチャンネルマネージャな どネットワークの管理的役割を果たし、インターネットと接続するゲートウェイ としても使われる。

エンドデバイス

:

センサーなどを接続し、スリープによる間欠動作をしながら様 々なデータを収集するが、他デバイスからの接続を受け入れる機能はなく、デー タの中継は行えず、データは接続先のルータまたはコーディネータにのみ送信さ れる。

ルータ

:

メッシュネットワーク能力を持ったデバイスを指す(勿論ルータにセン サーを付けて運用しても良い)。いつデータの中継を依頼されるか分からないた め、ルータは原則としてスリープはできない。

(20)

WiFi/Bluetooth/ZigBee 比較

IoT

センサー

NW

(21)

移動通信ネットワークの高速化・大容量化の歴 史

ショルダーホン

超小型携帯 電話 (mova)

W-CDMA方式 FOMA

初代iPhone 2007

LTE-Advanced 応スマホ

5G スマホ

通信速度

電話としての 会話のみ

テキストメッセー ジが導入された

モバイルインターネットアク

セスとビデオ通話が可能に 更なる 高速通信

・高速・大容量

・低遅延・多接続

(22)

第五世代 (5G) 移動通信シス テム

5G

移動通信システムは、スマホや携帯電話等のモバイル端末の通信向 けの利用のみならず、

IoT

やセンサー

NW

用途にも活用可能

5G

移動通信システムの特徴としては、

・ 高速・大容量 最大

10Gbps

までのデータ伝送が可能

・ 低遅延

ms

以下

・ 多接続 エリヤあたり接続可能な端末数は、

4G

100

通信サービス事業者に依らない、工場やオフィス内部等の限られた場 所でのみ利用可能なローカル

5G

としてシステム構築をしての利用も 可能に

低遅延特性を利用した自動運転車や遠隔手術等への適用も視野に

キャリヤ

(

搬送波

)

としてミリ波を使用する場合は、直接通信可能な無 線基地局との距離は精々数百

m

でしかない。マイクロ波を利用する場 合は、

4G

以前のシステムと同様に、より広域での通信が可能。しかし

、現時点ではカバレッジが狭い

(23)

無線受信機 ( ラジオ ) の 構成

(a)

直接検波型

(b)

ヘテロダイン検波型 前置増幅器 ベースバンド

増幅器 等価器 検波器

(

高周波増幅

) (

低周波増幅

)

アンテナ スピーカー

f

S

前置増幅器 混合器

(

高周波増幅

)

アンテナ

f

S

局部発振器

中間周波増幅器 ベースバンド

増幅器 等価器

(

低周波増幅

)

スピーカー

f

LO

f

IF

f

IF

= | f

S

− f

LO

|

検波器

(c)

ホモダイン検波

(

ダイレクトコンバージョン

)

前置増幅器 混合器

(

高周波増幅

)

アンテナ

f

S

局部発振器

ベースバンド

増幅器 等価器

(

低周波増幅

)

スピーカー

f

LO

f

S

= f

LO 位相検出

PLL

回路

(24)

4 石スーパーラジオの回路 図

中間周波

(IF)

増幅 検波 低周波増幅 周波数混合

(25)

ソフトウェア 無線

携帯電話、スマホ、

TV

チューナー、

WiFi/Bluetooth/ZigBee

等、最近の無線通信 デバイスはソフトウェア

(DSP)

によって実現 → ソフトウェア無線

(Software Defined Radio: SDR)

ソフトウェア無線の構成

RF

アナログ回路

(26)

ソフトウェア無線の 方式

スーパーヘテロダイン

(IF)

方式

SDR

受信機

BPF LNA

LO (f=RF-IF)

BPF ADC DSP

RF

IF MIX

LNA

LO (f=RF)

LPF ADC DSP

RF MIX

BB

ダイレクトコンバージョン

(DC)

方式

SDR

受信機

ダイレクトサンプリング

(DS)

方式

SDR

受信機

LNA BPF ADC DSP

RF

RF

(27)

ソフトウェア無線の 方式

ヘテロダイン方式

ダイレクトコンバージョン方式

(28)

各種 SDR デバイ ス

bladeRF ADALM-PLUTO

(29)

RTL-SDR によるオールバンド受信 機

RTL2832U

を用いてオールバンド・オール

モード受信機を実現するフリーソフトの

SDR#

ダウンロード 

https://airspy.com/

参考

)

本格的オールバンド受信機

(

70

万円

)

市販の

Realtek

RTL2832U USB

ドングル

(2

千円程度

)

(30)

Realtek RTL2832U USB ドングルの回路構

(31)

RTL2832U チューナー部の構成とス

ペック

(32)

非接触小規模データ通信方 式

バーコード

RFID

タグ

1

次元

2

次元

商品情報などの極小規模のデータの伝送

(

通信

)

に、現在では非接触方式 でのバーコードや

RFID

が主に用いられている

バーコードリーダー

RFID

リーダー

(33)

バーコードと RFID 方式の 比較

バーコード

RFID

原価 シール

1

<1

RFID

タグ

10

データの読み出し

データの書き込み 不可

新たにシールを印刷 読み出し可能

なデータ量

2

次元コードでも最

大数十バイト程度

k

バイト以上も可能 特徴

レーザースキャナーや カメラなどを用いた光 学的読み出し

汚れや遮蔽など への耐性

RFID

リーダーを用い た電磁的読み出し

バーコードパターンが 見えなくなくなると不

RFID

ライターを用い て電磁的に可能

金属以外のケースなら

、中にあっても可能

シールやタグの製造 プリンターで印刷 半導体製造工程

複数タグとの通信 通信可能エリヤ内にあ

る複数タグとの通信も 可能

不可基本的に

1

枚ずつ読み 取り

(34)

バーコードと RFID 方式の 比較

・見えない

RFID

タグとも通信可能

・タグの汚れにも強い

・箱の中など見えない

RFID

タグ や汚れたラベルは読めない

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(35)

RFID による複数タグの一括読み取 り

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(36)

RFID

RFID

Radio Frequency Identifier

)とは、様々な情報を記憶させた

RF

タグ

(IC

チップ )に対して、電波や磁場などを用いて近距離(数

cm

~数 m

)の無線通信によって情報をやりとりする技術を指す。

RF

タグは近年では

、小さなワンチップの

IC

で実現できるようになったのでこれを

IC

タグと呼び

、その中でも特に電源を必要としないパッシブタイプの

IC

タグのみを指して 用いられることが多くなった。

パッシブタグ

:

電池を内蔵せず、

RFID

リーダライタから発信される電波から 電力を得て

IC

チップを動作させ、

ID

を読む時だけ動作するもの

IC

チップ アンテナ

シール・ラベル

RFID

タグは電子部品と同様に、繰り返し長期間使用することが可能

・リーダライタのアンテナ側からの電力伝送により、電池レス化も可能

・パッシブ及びセミパッシブ型

RF

タグは電波法の規制対象外

(

アクティブ型

RF

タグ及びパッシブ用リーダライタは、電波を発する無線 機として電波法の規制を受ける

)

(37)

RFID システム構 成

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(38)

RFID のタイ プ

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(39)

パッシブ方式とアクティブ方式との 違い

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(40)

RFID で用いられる周波 数

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(41)

RFID の通信原 理

電磁誘導結合による伝送

135

kHz未満及び

13.56MH

z帯 電波による伝送

920MHz

帯及び

2.54GH

z帯

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

用いる周波数帯による通信原理の違い

(42)

RFID タグの構 造

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

パッシブ

RFID

タグは、リーダ・ライタから送信さる

RF

信号を内蔵アンテ ナで受信し、その一部を整流回路で直流に変換することによって

IC

チップ に電力を供給し、チップ内蔵された通信回路によってリーダ・ライタと通信 を行う

(43)

RFID タグの構 造

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(44)

RFID タグと周波 数

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(45)

RFID リーダ・ライタの 構成

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(46)

リーダ・ライタのアンテナ 構成

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(47)

リーダ・ライタのアンテナ 構成

出典

:

一般社団法人日本自動認識システム協会

(JAISA)

(48)

FeliCa

FeliCa

は、ソニーが開発した非接触型

IC

カードで、

13.56MHz

の周波数 を用いる

RFID

方式の一種。交通系

IC

カードの

Suica

PASMO

ICOCA

、プリペイド型電子マネーの

nanaco

WAON

や 楽天

Edy

後払い方式の電子マネーの

QUICPay

iD

として用いられている

主な仕様

搬送波

13.56 MHz

副搬送波 なし

変調方式

ASK 10%

符号化方式

Manchester

通信速度

212 kbps (Fc/64),

424 kbps (Fc/32)

衝突 出

/

回避 タイムスロット

FeliCa

の仕組み

(49)

その他の無線通信デバイ ス

レンタル ビデオ ショップの

TUTAYA

などにある万引き防止システム

EAS: Electronics Article Surveillance system

)で、以下のような各 種方式がある

音響磁気方式

(Acousto-magnetic systems)

58kHz

60kHz

の電波に共振するように作られたアモルファス金属製の

薄板が複数枚並行に並べられたタグに、発信アンテナから不規則な間隔で電 波パルスを照射し、タグは発信アンテナからの電波を受けて共振し、タグ自 ら微弱な電波を出す。この電波を受信アンテナが検出することにより、商品 が持ち出されたことを検知する。

分解して中身を出したところ 音響磁気式タグ

万引き防止システム

(50)

万引き防止システ ム

万引き防止システム 電波方式 送信アンテナから発せられる

4.6MHz

10.5MHz

の電波を、

LC

共振回路 によって構成されたタグが受けて共振し、再放射する際、位相の変化による 歪が発生する。これを検知し警報音を鳴動させる仕組み。

8.2MHz

電波式タグ

(51)

万引き防止システ ム

自鳴方式 商品に貼りつけられるタグには、特定の周波数の交 流磁場を検出して警報音を発する機能とタグがはずさ れると警報音を発する機能がある。精算レジなどでタ グをはずさずに出入口のアンテナを内蔵したゲートに 近づくと、ゲートが発信している特定の周波数の交流 磁場に反応し警告音を鳴らす。 また、タグが警報を発 すると同時に、タグが微小磁界を発生し、それをゲー ト側で検出することで、ゲートから警報を発する機種 もある。アンテナを形成する磁場には連続した交流磁 場及び間欠(バースト)の交流磁場がある。使用する 周波数帯は

22kHz

37.5kHz

であったが、近年では

58kHz

(音響磁気方式)や

8.2MHz

(電波方式)へも 拡大している。

磁気方式 保持力の非常に小さな磁性材料(軟磁性体)を検出対象とし、それに

200Hz

14kHz

の交番磁界を掛けることによって発生する連続的な磁化極

性の反転により生ずるパルス状の磁場の歪みを検出する方式。鉄系やコバ ルト系アモルファスを用いたリボン状の材料が主流であるが、一部ワイヤ 状や網膜フィルムを使用したものもある。図書館などで用いられ、貸し出 しの際は磁気を 消去し、返却時に磁気を帯磁させる

(52)

赤外線通信デバイス (IrDA)

赤外線通信は、

TV

やエアコン等の家電機器のリモコン通信として現在広く利用 赤外線リモコンの信号様式は、コードと呼ばれる一連の符号から

なっているが、メーカーごとにその様式は異なり統一的な規格は 存在しない。

通信には波長約

950nm

の近赤外光を使用し、

38

40kHz

(約

25μs

)の明滅パルスを搬送波とし、それをさらに数ミリ秒の周 期で点滅させ、この点滅する間隔や長さを変調することでバイナ

リ符号を送っている。 赤外線リモコン

ガラケーの

IrDA

通信デバ

イス

IrDA

によるア ドレス交換

IrDA(Infrared Data Association

)は赤外線によ る光無線データ通信を規格化している団体で あり、またその規格そのものの名称でもある

規格名 通信距離 通信速度

IrDA DATA1.0 1m 115kbps

IrDA DATA1.1 1m 1Mbps / 4Mbps

IrDA DATA1.2 0.3m 115kbps

IrDA DATA1.3 0.3m 1Mbps / 4Mbps

IrDA DATA1.4 1m 16Mbps

参照

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