ア ス フ ァ ル ト の 劣 化 促 進 方 法 に 関 す る 研 究
8
0
0
全文
(2) (骨材加熱温度170±5℃,. (骨材. ・フィラー加熱温度160±5℃). フィ ラー常 温). (5秒). (15秒). (アスファ ルト加熱温度150±5℃). 図‑1ア. (ア スファルト加熱温度150±5℃). (35秒). (混合時間 を変化 させる). (混合物温度160±5℃). (混合物温度150±5℃). ス フ ァ ル トプ ラ ン トで の混 合 物 製造 の フ ロー. 表‑1使. 図‑2室. 用 ア ス フ ァル トの 性 状. 内ミ キサで の混 合物製 造の フ ロー. ま た,RTFOTに. 関 して は,同. 条 件 の ほ か に,加. 試 験 法 に 示 され る. 熱 時 間 を 変 化 さ せ て,コ. ン シス テ ン. シ,組 成 お よ び 分 子 量 の 変 化 の程 度 が,ア. ス フ ァル ト. プ ラ ン トで の 混 合 物 製 造 時 と 同 等 と な る 条 件 を 求 め た 。 使 用 した ア ス フ ァ ル トは,表‑1のAsIIで. (3)ア. あ る。. ス フ ァ ル ト混 合 物 の 屋 外 曝 露 実 験. 屋 外 で の 混 合 物 中 の ア ス フ ァル トの 劣 化 の 実 態 を 把 握 す る た め に,ア し,ア. (2)混. 合物製 造 時の劣化促 進方法 の検討. よ び分 子 量 分 布 を 調 べ た 。. 混 合物 製 造 時 の劣 化 の再 現 を 目的 と して,室 内縦 型. 暴 露 した ア ス フ ァ ル ト混 合 物 は,2.(2)a)の. ミキ サ ・室 内パ グ ミル ミキサ での混 合 実 験,TFOT お よ びRTFOTを. 結 果 を 踏 ま え て 決 定 した 条 件 で 製 造 した,密. 実 施 した 。. フ ァ ル ト混 合 物(13)で 目 的 に,劣. a)室. 内 縦 型 ミ キ サ ・パ グ ミ ル ミ キ サ に よ る 混 合 実. 混 合 能 力25kgの. イ ル ジ ャ ケ ッ ト保 温 装 置 を 装 備 した. 室 内 試 験 用 縦 型 ミキ サ お よ び 混 合 能 力. ス フ ァ ル ト量 を. 使 用 材 料 お よ び 配 合 は,ア. 合 時 間 を変 化 さ せ,回 シ お よ び 組 成 が,ア. 供 試 体 は,ア. ス フ ァル トプ ラ ン トで の. mmX深. ク リー ニ ン グ ス,川. 砂 および. ス フ ァル ト混 合 物 を 縦300mm×. さ50mmの 型 枠 に 詰 め,ロ. 横300. ー ラ コ ンパ ク タ を用 い. て 締 固 め た も の で あ る。 示 す よ う に ウ エ ッ ト混. な お,ア. 収 ア ス フ ァ ル トの コ ン シ ス テ ン ス フ ァル トプ ラ ン トで 製 造 した 混. て 混 合 物 を 製 造 し,回 収 ア ス フ ァル トの 性 状,組. 用い. よ び 分 子 量 分 布 を調 べ た 。AsIIは,以. り劣 化 が 進. 固 め 後 の 空 隙 率 を10±1%に. 設. 定 して い る 。 ま た,屋. こ で 求 め た 条 件 に て,表‑1のAsIIを. ス フ ァ ル トの 減 量 と併 せ て,よ. 行 しや す い よ う に,締. 合 物 と 同 等 と な る条 件 を 求 め た 。. 外 曝 露 は,埼. 物 屋 上 に て1994年8月1日. 成お. 玉 県 鴻 巣 市 内 の5階 か ら9ヶ 月 間 行 い,供. 建て建築 試体か. ら ア ス フ ァ ル トを 回 収 し各 試 験 に 供 し た 。. 降 の一 連 の室 内. 実 験 で 使 用 す る ア ス フ ァ ル トで あ る。. (4)供. よ びRTFOT よ びRTFOTは,JISk2207お. 装 試 験 法 便 覧3‑5‑14に. した 。 材 および. 石 灰 石 粉 を 使 用 した 。. 混 合 実 験 と同 一 と した 。 実 験 に あ た っ て は,図‑2に. じた4.3%と. 示 すAsIIを,骨. ス フ ァ ル ト舗 装 要 綱 に 示 され る規 格 類. を 満 足 す る硬 質 砂 岩,ス. フ ロ ー に示 す 手 順 ・条 件 で 行 っ た 。. TFOTお. 化 が 進 行 しや す い よ う,ア. フ ィ ラ ー は,ア. 50kgの 室 内 試 験 用 パ グ ミル ミキ サ を 用 い て,図‑2の. b)TFOTお. 験 期 間 の短 縮 を. ア ス フ ァ ル トは 表‑1に. 混 合 実 験 は,オ. 粒度 ア ス. あ る 。 な お,実. 最 適 ア ス フ ァ ル ト量 よ り1.0%減. 験. ま た,こ. ス フ ァ ル ト混 合 物 の 屋 外 曝 露 を 実 施. ス フ ァ ル トを 回 収 して コ ン シ ス テ ン シ,組 成 お. 用 時の劣化 を促進 する方 法の検討. 供 用 時 の 劣 化 の 再 現 を 目 的 と して,酸 よ び舗. 試 験 お よ びPAV試. 準 拠 して 実 施 した 。. な お,こ. 素槽老化促進. 験 を 実 施 した 。. れ ら の 試 験 は,2.(2)a)お. よ びb). の 結 果 に基 づ き混 合 時 の 劣 化 を促 進 した 混 合 物 お よ び ア ス フ ァ ル トを 用 い て 実 施 した 。. ―224―.
(3) 表‑2物. 図‑3酸. 理 性 状 に関 す る試 験. 素恒温槽老化促進試験装置の概要. a)酸 素 恒 温 槽 老 化 促 進 試 験 本 試験 は,酸 素 濃 度 が 高 い ほ ど酸化 反 応 に よ る劣 化 が 進 行 す る と想 定 し考 案 した もので,60℃ に調 整 した 図‑3に 示 す試 験 装 置 に供試 体 を入 れ,以 下 の手 順 で 劣 化 を促 進 させ る もので あ る1)。 ① 真 空 ポ ンプに よ り恒 温炉 内 の空 気 を抜 き取 る ② 酸 素 ボ ンベ か ら純 恒 温炉 内 に酸 素 を送 り込 む ③24時. 間放 置 す る. ④ ① 〜 ③ を繰 り返 す(① → ② → ③ が1サ イ クル) な お 、 試 験 温 度 を 変 化 させ 予 備 実 験 を 行 っ た 結 果, 試 験 温 度 を 高 くす る ほ ど劣 化 を促 進 で き る こ と が 明 ら か に な っ た が,実. 図‑4. 路 にお け る表 層混 合 物 の上 限温 度 が. Rostler‑Sternberg法. に よ る組 成 分析 の手 順. 60℃ 程 度 で あ る こ と お よ び 火 災 に 対 す る安 全 性 を 考 慮 し て,試. (2)組. 験 温 度 を60℃ と して い る。 イ. 組 成分 析 と して は,極 性 の違 い に よ り分 別 す る カ ラ ム ク ロマ トグ ラフ ィー に よ る組成 分 析 の ほか,化 学 反. 外 暴 露 実 験 と同 一 の 供 試. 応 性 の違 い に よ り分 別 す る化 学沈 殿 法 に よ る組 成 分 析. 収 ア ス フ ァル トの コ ン シ ス テ ン シ,組 成. を取 り上 げた 。2種 類 の分析 法 を取 り上 げた理 由 は, 一 方 の分 析 法 に よ る成 分 比 が 同等 で も,他 方 の分 析 法. 与 え る 劣 化 の 程 度 は,上 ク ル)を. 記 ① 〜 ③ の繰 返 し数(サ. 変 化 さ せ る こ とで 調 整 す る 。. な お,今. 回 の 実 験 で は,屋. 体 を 用 い,回. 成分 析. お よ び 分 子 量 分 布 が,2.(3)の. 屋外 暴 露 実験 と同. 等 とな る条件 を求 め た。. に よ る成 分 比 が 異 な った場 合 には,組 成 が 異 な る と判. b)PAV. 断 で き る と考 えた か らで あ る。. PAV試. 験 は,SHRP試. し た 。 な お,試. 験 法B‑001を. 験 温 度 を100℃,ベ. Mpaに 固 定 し,試 験 時 間 を変 化 させ て,コ シ,組. 参 考 に実施 a)カ. ッセ ル 内 圧 を2.10. 成 お よ び 分 子 量 分 布 が,2.(3)の. 本 分 析 で は,JPI‑5S‑22に. ン シス テ ン 屋 外暴 露. の4成 b)化. ス フ ァル ト. 香 族 分 お よ び レ ジ ン分. 分 に 分 別 した 。 学 沈 殿 法 に よる 組 成 分 析. 本 分 析 で は,Rostler‑Sternberg法. ン シ ス テ ン シ ・組 成 ・分 子 量分 布 に 関 す る. に 準 拠 し,図‑4. に 示 す 手 順 で ア ス フ ァ ル トを ア ス フ ァ ル テ ン,窒 素 塩. 試験 本 研 究 で実 施 した コ ン シス テ ン シ,組 成 お よ び分子. 基,第1ア フ ィ ンの5成. 量 分 布 に関 す る試 験 は,以 下 に示 す とお りで あ る。. N,A1,A2,Pと. (1)物. 準 拠 して,ア. を ア ス フ ァ ル テ ン,飽 和 分,芳. 実 験 と同 等 と な る条 件 を 求 め た 。. 3.コ. ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィ ー に よ る 組 成 分 析. シ ダ フ ィ ン,第2ア 分 に分 別 し た(以. シダ フ ィ ンお よび パ ラ 降 の 図 表 で は各 々 をA,. 記 す)2)。. 理性 状 (3)分. 物性 に関 す る試 験 項 目お よ び試験 方 法 は,表‑2に. 子 量 分布 の 測 定. サ イ ズ 排 除 ク ロ マ トグ ラ フ ィー に よ り,ア. 示 す とお りで あ る。. トの 分 子 量 分 布 を 測 定 した 。. ―225―. ス フ ァル.
(4) 表‑3回. 図‑5カ. 収 ア ス フ ァ ル トの 物 理 性 状 試 験 結 果. ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィ ー に よ る 組 成. 図‑7回. 収 ア ス フ ァル トの分 子 量 分 布. 混 合 物 製 造 時 の 劣 化 に よ り,カ ィ ー に よ る組 成 で は,ア. ラ ム ク ロマ トグ ラフ. ス フ ァル テ ン が 増 加 し ほ ぼ 同. 量 の 芳 香 族 分 が 減 少 して い る 。 こ れ に 対 し,化 学 沈 殿 法 に よ る組 成 で は 、 ア ス フ ァ ル テ ンが 増 加 し,窒 素 塩 基,第1ア. シ ダ フ ィ ン お よ び 第2ア. シダ フ ィ ンが減 少. して い る。. 図‑6化. 学 沈殿 法 に よ る組 成. AsIと. 回 収 ア ス フ ァル トの 分 子 量 分 布 を 図‑7に. 示 す が,混. 試 験 装 置 お よ び測定 条 件 は,以 下 に示 す とお りで あ る。. SZ)以 装. 4.結 (1)ア. 置:日. カ. ラ. ム:JAIGEL. 動. 層:テ. 一. 検. 出. 下 の 成 分 が 減 少 し,2,000(MOL‑WT/. 上 の 成 分 が 増 加 して い る 。. 本 分 析 工 業 社 製LC―908型. 移 流. 合 物 製 造 時 の 劣 化 に よ り,分 子 量2,000. (MOL‑WT/SZ)以. 2HA+3HA. (2)混. トラ ヒ ドロ フ ラ ン(THF). 合 物 製 造 時 の 劣 化 促 進 方 法 の検 討 結 果. a)室 内 縦 型 ミキ サ ・パ グ ミ ル ミキ サ に よ る 混 合 実. 量:1.0me/min. 器:不 差 屈 折 計. 験 ア ス フ ァ ル トの 物 理 性 状 は,表‑3に. 果3). あ る(縦. ス ファ ル ト プ ラ ン トで の 混 合 実 験. ア ス フ ァ ル トプ ラ ン トで 製 造 した 混 合 物 か ら回 収 し た ア ス フ ァ ル トの 物 理 性 状 は,表‑3に あ る(プ.ラ ント回 収As)。. な お,同. 示 す とお りで. 表 に はAsIの. 性状. 混 合 物 製 造 に よ り針 入 度 が26%低. 下 して い る が 、 既. ラ ン トで 混 合 物 を 製 造 した 場. 収)。. パ グ ミル ミキ サ で は ウ エ ッ ト混 合 時 間 を120秒 る こ とで,プ. とす. ラ ン トで 混 合 した 場 合 と 同 程 度 の コ ン シ. ス テ ン シの 変 化 を 示 す 結 果 と な っ た 。 こ れ に 対 し,縦 型 ミキ サ で は,プ. も併 記 す る(AsI)。. 往 の 研 究 に お い て も,プ. 型,AsIPa回. 示 す とお りで. ラ ン トで 混 合 した 場 合 に 比 べ,同. 度 の針 入 度 を 示 す 場 合 のPIが0.3程 す な ど,や. 程. 度 大 きな値 を示. や 異 な る傾 向 を示 した 。 これ は,混. 合 の形. 報 告 さ れ て い る こ とか ら, 態 の 違 い に よ り混 合 物 と 空 気(酸 素)と の 接 触 の 程 度 が 異 な る こ と に 起 因 す る も の と考 え る 。 本 混 合 実 験 で 生 じた 劣 化 は 標 準 的 な も の と考 え る4)。 こ の結 果 を 踏 ま え,本 検 討 で は,パ グ ミル ミキ サ で 回 収 ア ス フ ァル トの 組 成 分 析 結 果 を,図‑5お よび 合 の 残 留 針 入 度 が70〜80%と. 図‑6に. 示 す 。 な お,同. 図 に はAsIの. 組 成 も併 記 す. 120秒 混 合 した 混 合 物 か ら回 収 した ア ス フ ァ ル トの み を 取 り上 げ る こ と と した 。. る。. ―226―.
(5) 表‑4ア. 図‑8カ. ス フ ァ ル トの 物 理 試 験 結 果. ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィ ー に よ る組 成. 図‑9化 な お,こ. こ で は デ ー タ を 省 略 す る が,ホ. ッ キ ン グ試 験,曲 り,両. 学 沈 殿 法 に よ る組 成 イ ー ル トラ. げ 試 験 お よ び ラベ リ ン グ 試 験 等 に よ. ミキ サ で 製 造 した 混 合 物 の物 性 を 比 較 した が,. 有 為 な 差 は 認 め ら れ な か っ た 。 こ の こ と か ら,通 混 合 物 の 物 性 試 験 で は,ど 題 な い と考 え る。. ―227―. 常の. ち ら の ミキ サ を 用 い て も問.
(6) パ グ ミル ミキ サ で 混 合 した 混 合 物 か ら 回 収 した ア ス フ ァ ル トの 組 成 分 析 結 果 を,図‑5お. よ び 図‑6に. 示す。. パ グ ミル ミキ サ の 混 合 で 劣 化 した ア ス フ ァ ル トの 組 成 は,カ. ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィ ー お よ び 化 学 沈 殿 法 と. も,ア. ス フ ァ ル トプ ラ ン トの 混 合 で 劣 化 した ア ス フ ァ. ル トと ほ ぼ 同 等 と な っ て い る 。 パ グ ミル ミキ サ で 混 合 した 混 合 物 か ら 回 収 した ア ス フ ァ ル トの 分 子 量 分 布 を,図‑7に 時 の 劣 化 に よ り,分. 示 す。 混 合 物製 造. 子 量 が2,000(MOL‑WT/SZ)以. 成 分 が 減 少 し,2,000(MOL‑WT/SZ)以. 下の 図‑10回. 上 の成 分 が増 加. 収 ア ス フ ァ ル トの 分 子 量 分 布. して い る。 ま た,ア. カ ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィー に よ る 組 成 で は,TFO. ス フ ァ ル トプ ラ ン トで の 混 合 で 劣 化 した ア. ス フ ァ ル トとパ グ ミル ミキ サ の 混 合 で 劣 化 した ア ス フ. T,修. ァ ル トを 比 べ る と,後. ア ス フ ァ ル トの 組 成 比 が 同 程 度 と な っ て い る。 これ に. /SZ)以. 者 の 方 が 分 子 量1,000(MOL‑WT. 下 の成 分 が や や 多 い もの の,ほ. とん ど 同 程 度. 対 し,標. の分 子 量 分 布 とな って い る。 以 上 の結 果 か ら,パ こ とで,ア. 正RTFOTお. よ び パ グ ミル ミキ サ 混 合 に よ る. 準RTFOTが. 異 な る傾 向 を 示 して お り,ア. ス フ ァ ル テ ン が 約3%,レ. グ ミル ミキ サ で120秒 混 合 す る. 族 分 が 約7%少. ス フ ァ ル トプ ラ ン トで の 劣 化 を ほ ぼ 再 現 で. き る と 考 え る。 以 降 、 本 文 で は,こ. ジ ン分 が 約4%多. な く な っ て い る 。 一 方,化. よ る組 成 で も,TFOT,修. あ る の に対 し,標 準RTFOTが お り,ア. よ びRTFOT. す と お りで あ る(TFOTお. よ びRTFOT)。. な お,同. 示. 異 な る傾 向 を 示 して. ス フ ァ ル テ ンが 約4%多. ン が3〜4%少. お よ び 試 験 時 間 を 変 化 さ せ て 実 施 したR の ア ス フ ァ ル トの 物 理 性 状 は,表‑4に. よ びパ グ. ミル ミキ サ 混 合 よ る ア ス フ ァ ル トの 組 成 比 が 同 程 度 で. の 条 件 に よ り製 造. した 混 合 物 を パ グ ミル 混 合 物 と称 す る 。. TFOT後. く,第1ア. シダ フ ィ. な くな っ て い る 。. な お,TFOTと. 標 準RTFOTで. は 、 ア ス フ ァル. トの 物 性 が 同 程 度 で る に もか か わ らず 、 組 成 に 違 い が. 表に. はAsIIの 性 状 お よ びAsIIを 用 い た パ グ ミル 混 合 物 か ら. 認 め られ て い る 。 こ の 違 い は,空. 回 収 した ア ス フ ァ ル トの 性 状 も示 す(AsII,AsIIPa回. ス フ ァル ト膜 厚 の 違 い に 起 因 す る と考 え る。. は,パ. グ ミル ミキ サ で 混 合 した 場 合 に比. べ 針 入 度 が5(1/10mm)小. さ い ほ か,伸. (以 下,標. 度 が1/3程 度 と. か ら回 収 した ア ス フ ァル トの 分 子 量 分 布 も併 記 す る 。. 同 様 に,パ. 標 準RTFOTの4,000(MOL‑WT/SZ)以 験 法 に 示 さ れ る加 熱 時 間85分 のRTFOT. や や 多 く,1,000(MOL‑WT/SZ)付. 準RTFOTと. い ほ か は,TFOT,修. 称 す る)で. は 、TFOTと. 同 等 の 針 入 度 と な るRTFOTの. 上 の成分 が 近 の成 分 が や や少 な. 正RTFOTお. ミキ サ 混 合 よ る ア ス フ ァ ル トと も,ほ. グ ミル ミキ サ で 混 合 した 場 合 に 比 べ 針 入 度. が5(1/10mm)小 さ い ほ か,伸 度 が1/3程 度 と な っ た 。 一方 ,パ グ ミル 混 合 物 か ら 回 収 した ア ス フ ァ ル トと. 示 す 。 な お,. AsIIの 分 子 量 分 布 お よ びAsIIを 用 い た パ グ ミル 混 合 物. な った 。 ま た,試. 気 と接 触 す る 際 の ア. ア ス フ ァル トの 分 子 量 分 布 を,図‑10に. 収)。 TFOTで. 香. 学沈殿法 に. 正RTFOTお. b)TFOTお TFOT後. く,芳. よ び パ グ ミル ぼ同等 の分 子 量. 分 布 と な って い る。. (3)ア. 試 験 時 間 は60分 で あ. ス フ ァル ト混 合 物 の 屋 外 曝 露 実 験 結 果. 9ヶ 月 間屋 外 に曝 露 した供 試 体 か ら回収 した ア ス フ. っ た 。 こ の 時 の 軟 化 点 等 そ の 他 の コ ン シ ス テ ン シ も, パ グ ミル ミキ サ で 混 合 した 場 合 と ほ ぼ 同 等 で あ った 。. ァル トの物理 性 状 は,表‑5に. 標 準RTFOTと. 外 曝 露)。 な お,同 表 にはAsIIを 用 い た パ グ ミル混 合. 区 別 す る た め に,以. のRTFOTを. 修 正RTFOTと. 標 準RTFOTお. よ び 修 正RTFOT後. ル トの 組 成 分 析 結 果 を,図‑8お 準RTFOT,修 びAsIIを. 降,こ. 正RTFOT)。. の条 件 で. 称 す る。. よ び 図‑9に. 同 図 に はAsIIの. 物 か ら回収 した ア ス フ ァル トの物 理 性 状 も併 記 す る。 9ヶ 月 の屋 外 曝 露 で針 入 度 が20程 度 低 下 し,軟 化点. のアスファ 示 す(標. が6℃ 上 昇 す る な ど硬 化 が認 め られ る。 なお,屋 外 曝 露 に よ る劣 化 の程 度 は,気 象 条 件 や交. 組成およ. 用 い た パ グ ミル 混 合 物 か ら 回 収 した ア ス フ. ァ ル トの 組 成 も示 す 。. 示 す とお りで あ る(屋. 通 条件 な どに よ り異 な る と考 え られ る。 このた め,曝 露 期 間 は考 慮 せ ず,本 研 究 に おい て供 用 中 の劣化 を促 進 す る方 法 を検 討 す る際 の,コ ン シ ステ ン シ,組 成 お よ び分 子 量 分 布 の関係 の標 準 と して扱 う こと と した 。. ―228―.
(7) 表‑5ア. ス フ ァ ル トの 物 理 性 状 試 験 結 果. ア ス フ ァル トの 組 成 分 析 結 果 を,図‑8お 9に 示 す 。 な お,同. よ び 図‑. 図 に はAsIIを 用 い た パ グ ミル 混 合. 物 か ら回 収 した ア ス フ ァル トの 組 成 も併 記 す る 。 カ ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィー に よ る組 成 で は,9ヶ の 屋 外 曝 露 で ア ス フ ァ ル テ ン が 約3%,レ 4%増. 加 し,芳 香 族 分 が 約8%減. 化 学 沈 殿 法 に よ る 組 成 で は,ア 窒 素 塩 基 が 約6%,第2ア 第1ア. ま た,カ. 少 して い る 。 一 方, ス フ ァ ル テ ンが 約5%, 加 し,. 少 して い る 。. ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィ ー に よ る 組 成 が,標. 準TFOTの. 組 成 と類 似 して い る が,化. る組 成 が 異 な っ て い る。 これ が,コ な る‑因. ジ ン分 が 約. シ ダ フ ィ ン が2.5%増. シ ダ フ ィ ンが 約14%減. 月. 図‑11回. 学沈 殿 法 に よ. ン シ ス テ ン シが 異. ア ス フ ァル トの 分 子 量 分 布 を 図‑11に 示 す が,屋. と考 え る。 示 す 。 な お,. の分 子量 分 布 とな って い る。. 同 図 に はAsIIを 用 い パ グ ミル 混 合 物 か ら回 収 した ア ス. b)PAV試. フ ァ ル トの 分 子 量 分 布 も併 記 す る 。. 子 量4,000(MOL‑WT/SZ)以. の 変 化 は,混. 験. 加 熱 時 間 等 を 変 化 させ て 実 施 したPAV試. コ ン シ ス テ ン シお よ び 組 成 に変 化 が 認 め ら れ る に も. か な 増 加 は 認 め られ る も の の,屋. 外. 暴 露 後 の 供 試 体 か ら回 収 した ア ス フ ァ ル ト と ほ ぼ 同 等. ア ス フ ァル トの 分 子 量 分 布 を,図‑11に. 係 わ らず,分. 収 ア ス フ ァル トの 分 子 量 分 布. ス フ ァ ル トの 物 理 性 状 は,表‑5に. 上 の成 分 の僅. (修 正RTFOT+PAV)。. 外 曝 露 に よ る分 子 量. な お,同. 験後 のア. 示 す と お りで あ る 表 に は,修. 正RTFO. T後 の 物 理 性 状 も併 記 す る。. 合 物 製 造 時 の変 化 に 比 べ る と僅 少 で あ る 。. 加 熱 時 間 を15時 間 と す る こ とで,屋. 外 暴 露 後 の供 試. 体 か ら回 収 した ア ス フ ァ ル ト と ほ ぼ 同 等 の コ ン シ ス テ. (4)供. 用 中 の 劣 化 を促 進 す る方 法 の 検 討 結 果. ン シ を示 して い る 。. a)酸 素 恒 温 槽 老 化 促 進 試 験. 回 収 ア ス フ ァ ル トの 組 成 分 析 結 果 を,図‑8お. 酸 素 恒 温槽 老 化 促 進 試験 後 の混 合物 か ら回 収 した ア ス フ ァル トの物 理 性 状 は,表‑5に 示 す とお りで あ る (酸素 恒 温 槽)。. 図‑9に. 示 す 。 カ ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィ ー に よ る組 成. は,屋. 外 暴 露 供 試 体 か ら回 収 した ア ス フ ァル トの 組 成. と 比 較 す る と,芳. 脱 気 → 酸 素 充 填 の繰 返 し数 を4サ イ ク ル とす る こ と. よび. 5%少. 香 族 分 が 約2%多. な い 。 一方,化. く,レ. ジ ン分 が2.. 学 沈 殿 法 に よ る 組 成 は,屋. 外暴. で,屋 外 暴 露 後 の供 試体 か ら回収 した ア ス フ ァル トと. 露 供 試 体 か ら回 収 した ア ス フ ァ ル トの 組 成 と比 較 す る. ほ ぼ 同等 の コ ン シス テ ン シを 示 して い る。. と,第1ア. 回収 ア ス フ ァル トの組 成分 析 結 果 を,図‑8お. よび. シ ダ フ ィ ンが2.9%,パ. く,窒 素 塩 基 が2.3%,ア. 図‑9に 示 す。 カ ラム ク ロマ トグ ラフ ィー に よ る組成. ラ フ ィ ン が0.6%多. ス フ ァル テ ン が1.2%少. ア ス フ ァ ル トの 分 子 量 分 布 を,図‑11に. な い。. 示 す が,屋. は,屋 外 暴 露 後 の供 試 体 か ら回収 した ア ス フ ァル トと. 外 暴 露 供 試 体 か ら回 収 した ア ス フ ァ ル トと比 較 す る と,. ほぼ 同等 とな って い る。 一方,化 学 沈 殿 法 に よ る組 成. 分 子 量5,000(MOL‑WT/SZ)以. で は,屋 外 暴 露 供 試体 か ら回 収 した ア ス フ ァル トの組. の,ほ. 成 と比 較 す る と,第1ア シダ フ ィ ンが2.5%多 く,ア スフ ァル テ ンお よび窒 素 塩基 が それ ぞれ約1%少 な く. 5.ま. な って い る。 これ らの違 いは,屋 外 で は紫 外 線 の影響 や水 の影 響等 も受 け る ことに起 因 す る と考 え る。. 上 の成 分 が や や多 い もの. ぼ 同 様 の 分 子 量 分 布 と な っ て い る。. とめ. 以 上 の 検 討 に よ り得 ら れ た 知 見 を 整 理 して 以 下 に 示 す。. ―229―.
(8) (1)混. 屋 外 暴露 で劣 化 した場 合 と はや や異 な る よ うで あ る。. 合 物 製 造 時 の劣 化 促 進 の 検 討 に係 わ る も の. ① 混 合 物 製 造 時 に は,カ る組 成 で は,ア. 組 成 や 分子 量 の変化 に違 いが 認 め られ た。. ス フ ァ ル テ ンが 増 加 し芳 香 族 分 が 減. 少 す る。 一方,化. 学 沈 殿 法 に よ る 組 成 で は,ア. ァ ル テ ンが 増 加 し,窒 素 塩 基,第1ア よ び 第2ア. ここ に示 した よ うに,製 造 時 と屋 外 で の劣 化 で は,. ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィー に よ. これ らを踏 ま え、① ア スフ ァル ト混 合 物 製造 時 の劣. スフ. シ ダ フ ィ ンお. 化 を促進 す る方 法 と して は,加 熱 時 間 を60分 と したR TFOT(仮 称:修 正RTFOT)お よ び室 内 パ グ ミ. シ ダ フ ィ ンが 減 少 す る 。. ② 混 合 物 製 造 時 に は,分. 子 量2,000(MOL‑WT/SZ)以. の 成 分 が 減 少 し,2,000(MOL‑WT/SZ)以. ル ミキ サ で の混 合 が,② 舗 設 後 の劣 化 を促 進 す る方 法. 下. 上 の成 分 が. と して は,PAV試. 験 お よび60℃ の酸 素 を満 た した恒. 温 炉 内 で の混 合 物 の静 置(仮 称:酸 素 槽 老化 促 進 試 験). 増 加 す る。 ③ 室 内 パ グ ミル ミキ サ の 混 合 で,ア. が適 当 と考 え る。. ス フ ァ ル トプ ラ ン. トで の 混 合 時 と ほ ぼ 同 等 の コ ン シ ス テ ン シ,組 成 お よ び分 子 量 の変 化 を再 現 で きる。 ④TFOTお. 6.お. よ び 加 熱 時 間85分 のRTFOT(標. RTFOT)で. は,ア. 準. 舗 装 の 長 寿 命 化 な ど の 検 討 な ど に お い て,ア. ス フ ァル トプ ラ ン トで の 混 合. を 想 定 した パ グ ミル ミキ サ で の 混 合 に 比 べ,コ. ンシ. 伸 度 が 小 さ くな る も の の,ア. スフ. ァ ル ト混 合 物 の 再 生 お よ び 再 生 の 繰 返 しを 検 討 す る場 合 に な ど は,ア. 加 熱 時 間 を60分 とす る こ と で(修. RTFOT)、. スフ ァ. ル ト舗 装 の パ フ ォー マ ン ス を 予 測 す る場 合 や,ア. ステ ン シの変 化 が大 きい。 ⑤RTFOTの. わ りに. 正. ス フ ァル トの 劣 化 の 予 測 が 必 要 に な る. も の と考 え る。 本 研 究 の 成 果 が,少. スフ ァ. しで も これ ら に 役. に立 て ば幸甚 で あ る。. ル トプ ラ ン トで の 混 合 を 想 定 した パ グ ミル ミキ サ で. 今 後 は,複. の 混 合 と ほ ぼ 同 等 の コ ン シ ス テ ン シ,組 成 お よ び 分. 数 の ア ス フ ァ ル トを 用 い て 実 験 を 行 い,. さ ら に デ ー タ を 収 集 す る所 存 で あ る。. 子 量 の変 化 を示 す 。 参 考 文 献. (2)屋. 外 で の 劣 化 促 進 の 検 討 に係 わ る もの. ① 屋 外 暴 露 に お い て は,カ よ る組 成 で は,ア. ラ ム ク ロ マ トグ ラ フ ィー に. ス フ ァ ル テ ン お よ び レ ジ ン分 が 増. 加 し芳 香 族 分 が 減 少 す る 。 一 方,化 組 成 で は,ア. ② 屋 外 暴 露 に お い て は,分 験 で は,試. 験 温 度100℃ 。 ベ ッセ ル 内 圧. and report. during. mixing. binders A. new From. same using. is. about at. during test. an. an. asphalt. for methods. oxygen. as. the. 土 木 学 会 第51回. oven. and. which. the. conclude. mixing. at. at. 60•Ž. 85‑100. Changes. 年 次 学 林講 演 会 講 演概要集,. 第. 1996. 幕 張 試 験 舗 装 に お け る アスファルトの 性 状 の 経. 土 木 技 術 資 料,. pp. 12〜16,. 1972. 1. ASPHALT. MARUYAMA. an were. are. simulating. test. methods. oxidativeaging. that asphalt. ―230―. the. (process). aging. using. an. which. modified. as. 2) PAV far. as. and oxidative. oxygen. the. heat. aging(process). occuring were. 1)TFOT plant,. similar. in. Penetrati‑. TAKAHASHI. accelerate-hardening. can. and. アスファルトの 劣 化 促 進 方 法 に 関 す る 一. pp. 126〜127,. 時 変 化,. accelerate-oxidative we. Asphalts,. OF. tests. plant The. during. filled. 丸 山:. 5部,. Mituhiko. service.. test. hardening. 野 村,. Teruhiko. accelerate-aging. method. these. of Highway. Composition. Grade, AAPT, vo1. 31, PP. 35〜79, 1962. 4) 近 藤, 荒 木:. NOMURA,. 第. 1986. R. M. White:. ACCELERATE-AGING. Kenichiro. This. pp. 100〜101,. 検 討,. 外 暴 露 と同程 度 の コ ンシ ス. ON. 5部,. on. 験 で 劣 化 を促 進 し た ア ス フ ァ ル トの組 成 は,. STUDY. 土 木 学 会 第45回 年 次 学術 講 演 会 講 演 概 要 集,. 3) 鈴 木,. テ ン シ お よ び 分 子 量 の 変 化 が 得 られ る。 ④PAV試. アスファルトの 劣 化 促 進 試 験 に 関 す る2・3の. 実験. Comosition. シダ フ ィンが減 少 す る。. 子 量 の変 化 が僅 少 で あ る。. 2.1Mpaと す る こ とで,屋. 野 村:. 2) F. F. Rostler,. 学 沈殿 法 に よ る. ス フ ァ ル テ ン,窒 素 塩 基 お よ び 第2ア. シ ダ フ ィ ンが 増 加 し,第1ア. ③PAV試. 1) 鈴 木,. in. TFOT,. RTFOT,. filled. oven. testing. time,. asphalt and at. 60•Ž. was. accelerate-oxidative aging. of. asphalt. PAV.. the aging. in. field..
(9)
関連したドキュメント
雇 っているパ ー トタイム労働者 に も応募す る機会 を与 える。パ ー トタイム労働者 が通常 の労働者へ転 換す るための試験制度 を設 けるなど,転 換制度
【維持管理シナリオに応じた補修工法の選定】
【維持管理シナリオに応じた補修工法】
図2に実機製造試験の概要と要した時間を示す。本試験の ベースコンクリート(BC)として,レディーミクスト工場より 30-15-20N
図3 ケーブル絶縁体中の劣化生成物量のシミュ
本研究では push-pull 一軸疲労試験装置を使用した 室内実験を実施し,ストレートアスファルト混合物 (以下 StAs
ロ数式モデルの第(1)式C=B+αD、及び 多段積み状態の積付劣化モデルとして、第
試験法の概要を図2に示します。このよう に、化学発光分析装置内部の試料室(暗室)