ユーザーズマニュアル
はじめに
このたびは,ハンディオシログラフィックレコーダ,OR100E/OR300Eをお 買い上げいただきましてありがとうございます。 このユーザーズマニュアルは,OR100E/OR300Eの機能,設置・配線方法, 操作方法,トラブル時の対処方法などについて説明したものです。ご使用前 にこのマニュアルをよくお読みいただき,正しくお使いください。 お読みになったあとは,ご使用時にすぐにご覧になれるところに,大切に保 存してください。ご使用中に取り扱いがわからなくなったときなどにきっと お役に立ちます。ご注意
● 本書の内容は,性能・機能の向上などにより,将来予告なしに変更するこ とがあります。 ● 本書の内容に関しては万全を期していますが,万一ご不審の点や誤りなど お気づきのことがありましたら,お手数ですが,裏表紙に記載の当社支 社・支店・営業所までご連絡ください。 ● 本書の内容の全部または一部を無断で転載,複製することは禁止されてい ます。 ● 保証書は梱包箱に付いています。再発行はいたしません。よくお読みいた だき大切に保管してください。履 歴
1999年9月 初版発行 はじめに Disk No.OR08梱包内容を確認してください
梱包を開けたら,ご使用前に以下のことを確認してください。万一,お届け した品の間違いや品不足,または外観に異常が認められる場合には,お買い 求め先にご連絡ください。また,下記の付属品,アクセサリを追加もしくは リプレースされるときは,必ず裏表紙に記載の横河電機(株)の支店/営業所 および代理店からご購入ください。OR100E/300E本体
背面の形名銘版に記載されているMODEL(形名)とSUFFIX(仕様コード)で, ご注文どおりの製品であることを確認してください。 OR100E 形名 仕様コード 仕様内容 OR122 2CH電圧入力モデル OR142 4CH電圧入力モデル 言語 -1 日本語表示 -2 英語表示 付加仕様 /PM キャリングケースパッケージ,ACアダプタ用UL/CSA 規格電源コード付属 OR300E 形名 仕様コード 仕様内容 OR322 2CH高調波解析モデル(RMSを含む) OR342 4CH高調波解析モデル(RMSを含む) 言語 -1 日本語表示 -2 英語表示 付加仕様 /PM キャリングケースパッケージ,ACアダプタ用UL/CSA 規格電源コード付属 ●NO.(計器番号,STYLE(スタイルナンバー) NO. (計器番号),STYLE(スタイルナンバー)は,お買い求め先にご連絡いた だくときにお知らせください。付属品
次の付属品が添付されています。品不足や損傷がないことを確認してくださ い。 電圧入力用測定入力ケーブル OR122/OR322:2本 OR142/OR342:4本 ユーザーズマニュアル ロール紙 ベルト 単3型アルカリ乾電池 6個 /PM には,上記以外に AC アダプタ,バッテリパック,キャリングケースが付属されます。アクセサリ
別売品のアクセサリとして,次のものがあります。ご注文されたときは,品 不足や損傷がないことを確認してください。 ロジックプローブ 788031 (リード,ソフトケース付き) B9879PX B9879KX 高電圧用ロジックプローブ 788035 (ソフトケース付き) ロジックプローブリード ACアダプタ 788011-M バッテリパック(NiMHバッテリ) 788021 キャリングケース 788081 携帯型小型ケース 788082 DC/DCコンバータ 9∼18VDC入力モデル:788025-1 18∼36VDC入力モデル:788025-2 36∼60VDC入力モデル:788025-3 温度入力アダプタ 788041-1 梱包内容を確認してください本機器を安全にご使用いただくために
本機器はIEC規格安全階級Ⅱ(2重絶縁構造)の製品です。 本機器を正しく安全に使用していただくため,本機器の操作にあたっては下 記の安全注意事項を必ずお守りください。このマニュアルで指定していない 方法で使用すると,本機器の保護機能が損なわれることがあります。なお, これらの注意に反したご使用により生じた障害については,YOKOGAWAは 責任と保証を負いかねます。 本機器には,次のようなシンボルマークを使用しています。 “取扱注意”(人体および機器を保護するために,ユーザーズマニュア ルやサービスマニュアルを参照する必要がある場所に付いています。) 機能接地端子(保護接地端子として使用しないでください。) 直流 ON(電源) OFF(電源)本機器を安全にご使用いただくために 次の注意事項をお守りください。取扱者の生命や身体に危険が及ぶ恐れがあ ります。
警 告
●電源 本機器の電源電圧が供給電源の電圧に合っているか必ず確認し たうえで,本機器の電源を入れてください。 ●ガス中での使用 可燃性,爆発性のガスまたは蒸気のある場所では,本機器を動 作させないでください。そのような環境下で本機器を使用する ことは大変危険です。 ●ケースの取り外し 当社のサービスマン以外はケースを外さないでください。本機 器内には高電圧の箇所があり,危険です。このマニュアルの利用方法
マニュアルの構成
このユーザーズマニュアルは,次の第1章から第14章,付録および索引で構 成されています。 章 タイトル 内容 1 OR100E/OR300Eについて OR100E/OR300Eの機能や各部の名称について説 明しています。ここでは,操作方法については説 明していませんが,各操作の前に読んでおくと, 操作内容がわかりやすくなります。 2 操作の前に 使用上の注意,設置,電源への接続,バッテリの 装着方法や充電方法,電源スイッチのON/OFF, ロールチャートの装てん方法,日付・時刻の合わ せ方などについて説明しています。 3 初めてお使いの方のために 本機器の基本的な操作である,測定レンジ,サン プルレート,トリガの簡単な設定方法と再生表示/ 再生記録のしかたについて説明しています。 4 測定レンジ,フィルタ, 測定レンジ,フィルタ,時間軸などの測定条件の 時間軸,リニアスケーリング 設定,ゼロ調整やリニアスケーリングの設定方法 を設定する モニタ画面について説明しています。 5 トリガを設定する 通常トリガ,ウエーブウインドウトリガそれぞれ の設定方法について説明しています。 6 メモリにデータを取り込む 内部メモリに測定データを取り込む方法と,取り 込んだ測定データを再生表示,再生記録する方 法,演算やカーソルで測定値を読む方法について 説明しています。 7 リアルタイム記録をする 内蔵のプリンタで測定データをリアルタイムに記 録する方法について説明しています。 8 リアルタイム記録しながら内 内蔵のプリンタでリアルタイム記録しながら,ト 部メモリにデータを取り込む リガがかかると内部メモリにデータを取り込む方 法について説明しています。 9 高周波解析をする OR300Eだけの機能です。電源波形に含まれる高 周波を解析する方法について説明しています。 10 外部メディアを使う フラッシュATAメモリカードに測定データや設定 データを保存したり,OR100E/OR300Eで読み込 んだりする方法や,内部メモリに測定データを取 り込んだあと,自動的にフラッシュATAメモリ カードに保存する方法について説明しています。 11 通信機能を使う RS-232の設定方法やFAXモデムを使って波形や ディジタル値をファックスに送信する方法や自動 的にファックスに送信する方法について説明して います。 12 その他の機能 ORシリーズの並列同期運転,ハードコピー,設定 リストの記録,表示言語の切り替え,タグ,コメ ントの設定方法などについて説明しています。 13 トラブルシューティングと 異常時の推定原因とその対処方法,画面に表示さ 保守・点検 れる各種メッセージの説明,セルフテストのしか たなどについて説明しています。 14 仕様 本機器の仕様についてまとめています。 付録 通信コマンドについて説明しています。 索引 五十音順の索引です。このマニュアルで使用している記号
●単位 k 「1000」の意味です。使用例: 32kデータ(メモリ容量) K 「1024」の意味です。使用例:400Kバイト(ファイル容量) ●表示文字 文章中に「」でくくった文字は,主に画面/パネルの表示文字や設定数値で す。 ●注記 このマニュアルでは,注記を以下のようなシンボルで区別しています。 本機器で使用しているシンボルマークで,人体および機器 に危険があることを示すとともに,ユーザーズマニュアル を参照する必要があることを示します。ユーザーズマニュ アルでは,その参照ページの目印として使用しています。警 告
取り扱いを誤った場合に,使用者が死亡または重傷を負う 危険があるときに,それを避けるための注意事項が記載さ れています。注 意
取り扱いを誤った場合に,使用者が軽傷を負うか,または 物的損害のみが発生する危険があるときに,それを避ける ための注意事項が記載されています。Note
本器を取り扱ううえで重要な情報が記載されています。 このマニュアルの利用方法目次
梱包内容を確認してください ... 2 本機器を安全にご使用いただくために ... 4 このマニュアルの利用方法 ... 6第1章
OR100E/OR300Eについて
1.1 各部の名称と機能 ... 1-1 1.2 システム構成 ... 1-4 1.3 動作モード ... 1-6 1.4 トリガ機能 ... 1-7 1.5 高調波解析機能 ... 1-12 1.6 数値,文字の入力方法 ... 1-13第2章
操作の前に
2.1 使用上の注意 ... 2-1 2.2 設置のしかた ... 2-3 2.3 信号線の接続 ... 2-4 2.4 電源の接続とON/OFF ... 2-11 2.5 ロールチャートを装てんする ... 2-20 2.6 日付,時刻を設定する ... 2-23第3章
初めてお使いの方のために
3.1 設定手順 ... 3-1 3.2 設定の初期化 ... 3-2 3.3 波形を表示する ... 3-3 3.4 入力の種類,測定レンジ,サンプルレートを変更する ... 3-4 3.5 トリガを設定する ... 3-6 3.6 再生表示/再生記録する ... 3-7第4章
測定レンジ・フィルタ・時間軸・リニアスケーリングを設定する
4.1 設定項目 ... 4-1 4.2 入力の種類を設定する ... 4-2 4.3 測定レンジを設定する ... 4-4 4.4 フィルタ,NULL,ポジション,表示倍率を設定する ... 4-6 4.5 時間軸(サンプルレート/チャートスピード)を設定する ... 4-8 4.6 リニアスケーリングを設定する ... 4-10 4.7 モニタ表示/ゼロ調整する ... 4-12第5章
トリガを設定する
5.1 設定項目 ... 5-1 5.2 通常トリガを設定する ... 5-2 5.3 ロジックトリガ,その他のトリガを設定する ... 5-4 5.4 ウエーブウインドウトリガを設定する ... 5-6 5.5 マニュアルトリガキーでトリガをかける ... 5-10 5.6 高調波を自動解析する場合のトリガを設定する ... 5-12目次
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第6章
メモリにデータを取り込む
6.1 設定項目 ... 6-1 6.2 データ取り込み条件を設定する ... 6-2 6.3 表示フォーマットを設定する ... 6-6 6.4 X-Y表示のフォーマットを設定する ... 6-8 6.5 スタート/ストップする ... 6-9 6.6 メモリに取り込んだ測定データをアナログ波形で再生表示/ 再生記録する ... 6-10 6.7 メモリに取り込んだ測定データをディジタル値で再生記録する ... 6-14 6.8 再生波形を拡大/縮小する ... 6-16 6.9 カーソルを表示する ... 6-18 6.10 統計演算をする ... 6-20 6.11 拡張演算をONにする ... 6-24第7章
リアルタイムに波形を表示/記録する
7.1 設定項目 ... 7-1 7.2 アナログ波形の記録フォーマットを設定する ... 7-2 7.3 ディジタル値記録のフォーマットを設定する ... 7-5 7.4 X-Y記録のフォーマットを設定する ... 7-6 7.5 スタート/ストップする ... 7-7 7.6 再生表示/再生記録する ... 7-10第8章
リアルタイム記録しながら内部メモリにデータを取り込む
8.1 設定項目 ... 8-1 8.2 「リアルタイム+メモリ」モードを設定する ... 8-2 8.3 スタート/ストップする ... 8-4 8.4 再生表示する ... 8-5第9章
高調波解析をする
9.1 設定項目 ... 9-1 9.2 電力測定する場合の接続方法 ... 9-3 9.3 測定データ取り込み条件を設定する ... 9-4 9.4 表示フォーマットを設定する ... 9-9 9.5 範囲を指定して解析する ... 9-10 9.6 自動的に解析をする ... 9-14 9.7 解析結果を保存する ... 9-17 9.8 解析結果を記録する ... 9-18 9.9 その他の機能 ... 9-19 9.10 高調波解析の演算式 ... 9-20第10章 外部メディアを使う
10.1 外部メディアについて ... 10-1 10.2 設定項目 ... 10-3 10.3 測定データをフラッシュATAメモリカードに保存する ... 10-4 10.4 フラッシュATAメモリカードに同時書き込みする ... 10-10 10.5 測定データを読み込む ... 10-12 10.6 読み込まれた測定データを再生表示する ... 10-14目次
第11章 通信機能を使う
11.1 RS-232インタフェースの仕様 ... 11-1 11.2 RS-232インタフェースによる接続 ... 11-2 11.3 ハンドシェーク方式の組み合わせ ... 11-4 11.4 データフォーマットの組み合わせ ... 11-7 11.5 RS-232の設定 ... 11-8 11.6 FAXモデムについて ... 11-10 11.7 FAXモデムの設定をする ... 11-12 11.8 測定データをFAXモデムで送信する ... 11-14 11.9 その他のFAXモデム機能 ... 11-18第12章 その他の機能
12.1 複数のORシリーズを同期運転する ... 12-1 12.2 ハードコピーを取る ... 12-4 12.3 外部サンプリングクロックで測定データを取り込む ... 12-6 12.4 表示言語を変更する ... 12-7 12.5 タグを記録する ... 12-8 12.6 タグ,コメントを設定する ... 12-9 12.7 設定リストを印字する ... 12-10 12.8 初期化する ... 12-11 12.9 外部信号で測定をスタート/ストップする ... 12-12 12.10 キーをロックする ... 12-14 12.11 グリッド表示をON/OFFする ... 12-16 12.12 ウエーブウインドウトリガの許容幅を一時的に変更する ... 12-18第13章 トラブルシューティングと保守・点検
13.1 故障? ちょっと調べてみてください ... 13-1 13.2 各種メッセージと対処方法 ... 13-3 13.3 セルフテストをする ... 13-11 13.4 プリンタヘッドをクリーニングする ... 13-14第14章 仕様
14.1 測定入力部 ... 14-1 14.2 メモリ機能部 ... 14-5 14.3 記録部 ... 14-6 14.4 リアルタイム&メモリ部 ... 14-8 14.5 トリガ部 ... 14-9 14.6 表示部 ... 14-10 14.7 高調波解析機能 ... 14-11 14.8 その他の仕様 ... 14-12 14.9 一般仕様 ... 14-13 14.10 外形図 ... 14-16付録
付録1 通信コマンド ... 付-1 付録2 サンプルプログラム ... 付-71索引
...
索-1OR100E/OR300E
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1.1
各部の名称と機能
HANDY OSCILLOGRAPHIC RECORDER バック ライト マニュアル トリガ スクロール/ カーソル コピー モニタ レンジ メニュー トリガ システム ファイル 倍 率 時間軸 再 生 開 始 停 止 次へ ポジション プリント フィード チャート収納スペースカバー LCDディスプレイ 操作パネル チャート引き出し口 機能接地 電源スイッチ ACアダプタ接続ジャック バッテリ(アルカリ乾電池ニッケル-/水素電池) LCDのコントラスト調整ノブ CH1 CH2 CH4 CH3 High Low High Low High Low High Low PCカード イジェクト ボタン PCカード挿入口 測定入力端子 GND トリガイン/ サンプリングクロック/ スタート,ストップ トリガアウト ベルト取付部 ベルト取付部 外部入出力端子 RS-232コネクタ ロジック入力コネクタCH B CH A 外部入出力端子上面のコネクタ部
充電モニタ(LED) 第1章 OR100E/OR300Eについて操作パネル
操作パネルは,次の図のように,チャネル設定に関するキー,設定画面を表 示するキー,各種動作を実行するキー,設定するときに使用するキー,その 他のキーに分類することができます。 バック ライト マニュアル トリガ スクロール/ カーソル コピー モニタ レンジ メニュー トリガ システム ファイル 倍 率 時間軸 再 生 開 始 停 止 次へ ポジション プリント フィード 設定に関するキー 各種設定するときに 使用します。 カーソルの移動, 波形のスクロールキー 動作の開始,停止キー 設定画面表示キー 各種設定画面を表示します。 時間軸設定キー モニタキー 実行キー 各種動作を実行します。 チャネルごとの設定に関するキー 各チャネルごとに個別に設定する項目に関するキーです。 再生画面表示キー キーそれぞれの機能については次ページをご覧ください。 1.1 各部の名称と機能OR100E/OR300E
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バック ライト マニュアル トリガ スクロール/ カーソル コピー モニタ レンジ メニュー トリガ システム ファイル 倍 率 時間軸 再 生 開 始 停 止 次へ ポジション プリント フィード フィードキー 選択キー スクロール/カーソルキー 選択項目表示キー 設定キー ポジションキー レンジキー チャネルキー プリントキー コピーキー ステータス表示 測定中は緑色に点灯します。 倍率キー チャネルキーによる測 定レンジ設定画面で有 効です。電圧軸(縦軸) 方向に波形を拡大/縮 小します。 モニタキー 測定入力をモニタ表示 します。 バックライトキー LCDのバックライトを ON/OFFします。 キーロック機能がONの ときは,約3秒間押すこ とにより,キーロック の有効/無効を切り替え ます。 マニュアルトリガキー トリガ待ち状態のとき 時間軸キー チャネルキーによる 測定レンジ設定画面 では,時間軸(Time/ div)を設定します。 再生表示画面では, 時間軸方向に波形を 拡大/縮小します。 測定レンジ/時間軸/フィル タ/リニアスケーリングな どの設定画面を表示しま す。 再生表示画面では,波形表 示のON/OFFや電圧軸方向 に波形を拡大/縮小するメ ニューを表示します。 チャートフィードします。 内蔵メモリに取り込んだ 測定データを再生記録し ます。 表示している画面データ を内蔵プリンタ/FAXモデ ム/メモリカードに出力 します。 チャネルキーによる測定レンジ設定画面で有 効です。測定レンジ (V/div)を設定します。 チャネルキーによる測 定レンジ設定画面で有 効です。波形表示位置 を変更します。 キーに割り当てられた 内容を設定します。 カーソルの移動や表示 波形をスクロールしま す。また,文字入力の ときは文字の選択にも 使用します。 設定項目を選択しま す。また,数値,文字 入力のときは設定する 桁を移動するときにも 使用します。 表示されていない次候 補の選択項目を表示し ます。選択項目の右端 に「 」が表示されて いる場合に有効です。 再生キー 再生表示します。 カーソルの表示/ブ ロックの指定/区間 統計演算ができま す。 ファイルキー PCカードとの測定データ/設定デー タの読み出し/書き込みに関する設 定画面を表示します。 システムキー RS-232またはFAXモデムに関する設定 画面を表示します。 トリガキー トリガに関する設定画面を表示しま す。 メニューキー 測定モード/測定デ ータ取り込み条件/ 表示フォーマット/ 記録フォーマットに 関する設定画面を表 示します。 開始キー 内部メモリへの測定データ取り込 み,または内蔵プリンタでの記録 を開始します。 停止キー 内部メモリへの測定データ取り 込み,または内蔵プリンタでの 記録を停止します。 1.1 各部の名称と機能1.2
システム構成
ブロック図
アナログ 入力部 フォトカプラ 通信 RS232C 外部 I/O PCカード スロット A/D LCD 32ビット RISC CPU プリンタ キーボード A/D A/D A/D フォト カプラ フォト カプラ フォト カプラ アナログ 入力部 アクイジション メモリ アクイジション コントローラ アナログ 入力部 アナログ 入力部 ロジック プローブ ロジック プローブ ●A/D変換器 有効分解能11ビット,最大サンプルレート400kS/s(ウェーブウインドウト リガ使用時は80kS/s)のA/D変換器を各チャネルごとに装備しています。測 定データの同時性を保証すると同時に,高分解能,広いダイナミックレンジ を実現しています。 ●通信機能 RS-232インタフェースを標準で装備しています。測定データおよび設定 データをパーソナルコンピュータに出力することができます。また,RS-232インタフェースを使って,各設定データの変更および記録/メモリへの データ取り込み動作の制御が可能です。 ●PCカード機能 FAXモデムを使って,測定データや画面データを電話回線経由で送信できま す。 また,最大160MBのフラッシュATAメモリカードに測定データ(バイナリ形 式またはアスキ形式),設定データ,画面データ(データ形式:BMP)を保存で きます。また,フラッシュATAメモリカードに保存した測定データを読み出 して再生表示,再生記録したり,設定データを読み出してOR100E/OR300E を設定することもできます。OR100E/OR300E
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●測定入力以外の入出力機能(Ext Input/Output) リアパネルの外部入出力用端子で次の信号を入出力できます。 トリガ出力 他の機器へ出力する本機器のトリガ信号です。 トリガ入力 外部からトリガをかけるとき入力する信号です。 トリガ出力/入力を使って最大4台の並列同期運転ができます。 外部サンプリングクロック メモリにデータを取り込む場合,サンプルレートを外部からコントロールす るとき入力する信号です。 スタート/ストップ信号 外部から本機器をスタート/ストップするとき入力する信号です。 1.2 システム構成1.3
動作モード
OR100Eには3種類,OR300Eには4種類の動作モードがあります。 メモリモード サンプリングした測定データを内部メモリ(アクイジションメモリ)に記憶す ることができます。リアルタイムで記録することができない速い変化を記録 するときに便利です。 内部メモリに取り込んだ測定データを再生表示して,カーソルを使っての測 定値の読み取りや区間統計演算,波形の拡大,縮小ができます。 time/div,データ長の設定を変えることにより,測定対象に最適の条件で内 部メモリへ測定データを取り込みます。 リアルタイムモード リアルタイムに測定したデータを表示したり,内蔵のプリンタで記録しま す。リアルタイム記録では,アナログ波形の他,ディジタル値も記録できま す。 リアルタイムモード+メモリモード リアルタイムに測定したデータを表示,記録しながら,内部メモリに測定 データを取り込みます。トリガ機能を使用して,通常はリアルタイムに波形 を表示して,トリガ条件を満たした場合に内部メモリにデータを取り込むこ ともできます。 また,OR300Eには,次のモードがあります。 高調波モード 高調波解析するモードです。解析には次の2つの方法があります。 波形解析 カーソルで指定した点から1サイクル分の測定データを解析します。 解析項目は,実効値,含有率,位相です。また歪率(IEC,CSA),全実効 値をディジタル値で表示します。 自動解析 1サイクル分の測定データを取り込むと自動的に解析して表示します。 解析項目は,実効値,含有率,位相,有効電力,電力含有率,電力位相で す。また,有効電力,無効電力,皮相電力,力率をディジタル値で表示し ます。OR100E/OR300E
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1.4
トリガ機能
次の図は。本機器のトリガの概略図です。 CH 1 CH 1 CH 4 AND/OR ロジック4ビット CH 4 CH A CH B 外部 時刻*1 時刻 ウエーブ・ ウインドウ・ トリガ*2 通常 トリガ マニュアル トリガ アナログチャネルに対するトリガ ウエーブ・ウインドウ幅指定 *1:時刻トリガは「OR」モードのみ有効 *2:ウエーブ・ウインドウ・トリガは「メモリ」,「リアルタイム+メモリ」モード時のみ有効 *3:トリガフィルタは「メモリ」,「リアルタイム+メモリモード時に有効」 あらかじめ どちらかを選択 アナログチャネルに対するトリガ 立ち上がり,立ち下がり,バイスロープ、 レベル(High,Low),Winイン,Winアウト トリガフィルタ*3 トリガフィルタ,タイムアウトトリガ ロジックトリガ 立ち上がり、立ち下がり、 レベル(High,Low), Don't care ロジックトリガフィルタ*3 全ビット共通フィルタ AND/ OR OR ∼ ∼ 高調波自動解析のトリガは次のようになります。 条件 1 条件 4 高調波トリガ 条件は歪率(IEC,CSA)のレベルまたは 含有率のレベルを最大4種類設定 歪率,含有率はすべての条件に共通 OR ∼ 高調波トリガを使用しているとき,マニュアルトリガは使用できません。●トリガの種類 トリガとして大きく次の2種類があります。 通常トリガ ウェーブウインドウトリガ(リアルタイムモードのときは無効) ●通常トリガ Rise: トリガ対象信号(ソースチャネルの入力信号)が,あらかじめ設定し たトリガレベル以下から以上になるとトリガがかかります。 Fall: トリガ対象信号(ソースチャネルの入力信号)が,あらかじめ設定し たトリガレベル以上から以下になるとトリガがかかります。 High:トリガ対象信号(ソースチャネルの入力信号)が,あらかじめ設定し たトリガレベルを上回った状態になるとトリガがかかります。 Low: トリガ対象信号(ソースチャネルの入力信号)が,あらかじめ設定し たトリガレベル以を下回った状態になるとトリガがかかります。 バイスロープトリガ:トリガ対象信号(ソースチャネルの入力信号)があら かじめ設定したトリガレベル以下から以上または,トリガレベル 以上から以下になるとトリガがかかります。 Win-アウト:トリガ対象信号(ソースチャネルの入力信号)が,あらかじめ 設定した領域から出るとトリガがかかります。 Win-イン:トリガ対象信号(ソースチャネルの入力信号)が,あらかじめ設 定した領域に入るとトリガがかかります。 ロジックトリガ:ビットごとに無視(x),0から1に変わるとき(↑),1から 0に変わるとき(↓),1のとき(1),0のとき(0)のトリガ条件から選 択できます。 外部トリガ:トリガ入力端子に接続した信号をトリガソースとして,Rise またはFallでトリガをかけます。 時刻トリガ:設定した時刻にトリガがかかります。時刻は時:分で,1分 間隔で設定できます。 間隔トリガ:時刻トリガをONに設定したときにだけ有効です。時刻トリ ガで設定した時刻から,10分間隔,1時間間隔,24時間間隔でト リガがかかります。 1.4 トリガ機能
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●ウエーブウインドウトリガ 50Hz,60Hzの電源波形監視に使用します。理想の電源波形(サイン波)ま たは実際の電源波形を基にウエーブウインドウ(基の波形に幅を持たせた 領域)を作成し,トリガ対象信号(ソースチャネルの入力信号)がウエーブウ インドウを出るとトリガがかかります。 トリガ検出 トリガ対象波形 ウエーブウインドウ ウエーブウインドウの 基の波形 ウエーブウインドウの幅や位相は,チャネルごとに設定できます。 同期トリガについて 本機器では,ウエーブウインドウトリガの監視は1サイクル単位で行って います。それを途切れなくに行うことにより連続した波形にトリガをかけ ることができます。1サイクル単位の監視を開始させるためのトリガを同 期トリガ,同期トリガの対象チャネルを同期チャネルといいます。 同期チャネルは測定チャネルから選択します。同期チャネルの測定データ があらかじめ設定したレベル以上になるか(Rise),以下になる(Fall)と同期 トリガがかかりウエーブウインドウトリガの監視を開始します。そのた め,同期チャネルにはひずみの少ない信号を設定してください。 次ページの図の例は,同期トリガのトリガの種類をFallに設定した場合で す。同期トリガがかかるたびにA,B,Cの順にウエーブウインドウトリ ガの監視を行います。 ウエーブウインドウトリガでは,測定を開始しても最初の同期トリガがか かるまで,ウエーブウインドウトリガの検出ができません。 また,測定を開始してから約1秒後までに同期信号が入力されないと,自 動的に測定を中止します。 1.4 トリガ機能トリガ対象波形 同期トリガの トリガレベル 同期チャネルの 測定波形 A B C 測定スタート トリガとして 検出しない トリガとして検出 同期トリガ点 同期トリガ点 同期トリガ点 同期トリガ点 ●トリガ検出の条件(トリガのフィルタ) 通常のトリガに設定できます。トリガ条件を満たしてから,あらかじめ指定 した測定回数分連続して,トリガレベルに対する状態(Riseの場合はHighの状 態,Fallの場合は,Lowの状態)を維持したときにトリガがかかります。トリ ガ点はトリガ条件を満たしたときから指定回数後の測定位置になります。測 定回数3,トリガタイプを「Rise」または「High」に設定した場合の例を下 の図に示します。 A点でトリガ条件が成立しますが,すぐその後でトリガレベルより低くなる のでトリガがかかりません。再度,B点でトリガ条件が成立します。その 後,B点も含めて,指定した測定回数3回(C点)の間にトリガレベルより高い 状態を維持したため,C点でトリガがかかります。 トリガ検出 トリガ対象波形 測定周期 トリガ点 測定データ トリガレベル トリガ条件成立 A B C ロジックトリガの「↑」,「↓」の場合は,連続して指定した回数,トリガ 条件を満たさないとトリガがかかりません。 1.4 トリガ機能
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1.4 トリガ機能 タイムアウト 通常のトリガ(エッジトリガ/レベルトリガ)に設定できます。エッジトリガの 場合,トリガ検出後,トリガ検出点も含めて,あらかじめ設定した測定回数 分測定する間に再度トリガ検出できなかった場合にトリガがかかります。レ ベルトリガの場合は,トリガ検出後,最初にトリガレベルを横切ってから, あらかじめ設定した測定回数分測定する間に再度トリガ検出できなかった場 合にトリガがかかります。周期的な波形のレベルの変化を測定する場合に便 利です。 また,測定を開始してから,あらかじめ設定した測定回数分トリガがかから なかった場合も,トリガ検出します。 以下にサンプリング回数6回,トリガタイプが「High」の場合の例を示しま す。 A点でトリガ条件が成立し,B点でトリガレベルを横切ります。B点から数え て6点目のC点でトリガ条件が成立しないため,C点でトリガがかかります。 トリガ検出 トリガ対象波形 測定周期 トリガ点 (トリガ条件不成立) 測定データ トリガレベル サンプリング回数6 トリガ条件成立 トリガ条件成立 サンプリング回数6 A B C ●高調波自動解析のトリガ 高調波モードの自動解析のときにだけ有効なトリガです。 歪率または含有率が,指定したレベルを超えたときにトリガがかかります。1.5
高調波解析機能
電源電圧,電源電流を測定して,高調波解析を行います。解析結果は棒グラ フやディジタル値で表示されます。 本機器には次の2つの解析方法があります。 ●範囲を指定して解析する(波形解析) 取り込んだ測定データの,任意の点から1サイクル分の高調波解析を行いま す。波形を確認してから解析を行う場合に便利です。解析結果はCSVファイ ルで保存できます。Note
CSVファイルとはカンマで区切られたデータファイルのことです。表計算アプリ ケーションソフトウエアなどで読み込むことができます。 ●自動的に解析する(自動解析) 1サイクル分の測定データを取り込むと,自動的に,指定された解析結果を表 示する動作を繰り返し行います。高調波トリガを使って,必要なデータだけ を取り込むこともできます。内蔵のPCカードに解析した結果をアスキー形式 で保存することもできます。電力の高調波解析もできます。OR100E/OR300E
に
つ
い
て
1
1.6
数値,文字の入力方法
数値,文字の入力でのキー操作は,通常のキー操作と少し異なります。 ●数値の設定 数値を設定する場合,現在の設定値から1または10を増減して設定します。 「F1」∼「F4」キーに−10,−1,+1,+10が割り当てられます。「F1」 ∼「F4」キーを押して設定値を増減します。 次へ 数値を+10する 数値を+1する 数値を−10する 数値を−1する1.6 数値,文字の入力方法 ●文字入力 カタカナ,アルファベット,いくつかの記号を入力する場合,画面下部にカ タカナと記号またはアルファベットと記号が表示されます。カーソル/スク ロールキーで文字を選択して,選択キーで文字を設定する位置を移動しま す。 スクロール/ カーソル レンジ メニュー トリガ システム ファイル 倍 率 時間軸 再 生 開 始 停 止 次へ ポジション 文字の選択 (反転部が左に移動) 文字の選択 (反転部が右に移動) 文字入力位置の移動 英数文字/カタカナを 選択 アルファベットの 大文字/小文字の選択 1つ前の文字を削除 文字入力位置の前に 文字挿入
操
作
の
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に
2
2.1
使用上の注意
取り扱い上の一般的注意
●入力端子 帯電したものを信号端子に近づけないでください。内部回路が破壊される可 能性があります。 信号入力端子には衝撃を与えないでください。衝撃を与えると,電気的ノイ ズに変換されて入力されることがあります。 ●ディスプレイ画面 出荷時,LCDディスプレイ画面には保護用フィルムが付いています。フイル ムをはがしてからご使用ください。 またLCDバックライトの寿命は,連続表示状態で約1万時間(室温にて)です。 これを超えて使用するとバックライトの輝度が著しく低下することがありま す。LCDを交換する必要がありますのでお買い求め先にご連絡ください。 ●クリーニング 本機器は多くのプラスチック部品を使用しています。清掃するときは,乾い た柔らかい布で乾拭きしてください。清掃にはベンジンやシンナーなどの薬 品を使用しないでください。変色や変形の原因になります。 ●ケース,操作パネルの保護 ケースや操作パネルなどに,揮発性薬品をかけたり,ゴムやビニール製品を 長時間接触したまま放置しないでください。故障の原因になります。 ●本機器を移動するとき 電源コードおよび接続ケーブルが外されているか確認してください。本体 は,両手で持って運んでください。チャートを装てんしたまま本体を移動す ると,チャートのセット状態が悪くなることがあります。チャートを装てん したまま本体を移動したときは,「2.5 ロール記録紙を装てんする」に従っ て,チャートが正しく装てんされているか確認してください。 ●使用後は,電源コードをコンセントから抜いてください。 ●長期間使用しないとき 本機器を長期間使用しない場合,バッテリ(単3アルカリ乾電池,NIHMバッテ リ)を本機器から外してください。 ●故障のとき 万一,本機器から煙が出ていたり,変な音や臭いがするなど,異常な状態に なったときは,直ちに電源スイッチをOFFにするとともに,電源コードをコ ンセントから抜いてください。異常のときは,お買い求め先または最寄りの サービス網にご連絡ください。 第2章 操作の前に2.1 使用上の注意
プリンタヘッドに関連する注意
●プリンタヘッドの温度 プリンタヘッドを保護するため,プリンタヘッドが所定温度以上になると, 印字負荷を自動的に低下させます。プリンタヘッドの温度が低下すれば,再 びもとの濃度で記録します。 ●プリンタヘッドの汚れ 長時間記録を行っているとプリンタヘッドに汚れが付着し,記録が部分的に かすれたりすることがあります。このようなときは,「13.4 プリンタヘッ ドをクリーニングする」に従って,プリンタヘッドのクリーニング操作を 行ってください。 ●プリンタヘッドの寿命 プリンタヘッドの寿命は約50km(記録紙約5000巻)です。この寿命を超えて ご使用の場合には,記録品質が落ちることがあります。このようなときは, プリンタヘッドの交換が必要です。交換は,お買い求め先か,最寄りの当社 サービス網にお申しつけください。 ●パワーセーブ印字 印字密度が高くなり,ベタ書き部が多くなると,自動的に印字密度を下げて 記録します。そのため,記録が薄くなることがあります。操
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2.2
設置のしかた
設置場所
次の条件に合う場所に設置してください。 ● 直射日光の当たる場所や熱発生源の近くに置くと,内部回路やケースなど に悪影響を与えます。室温23℃ぐらいのできるだけ温度変化が少ない場 所に設置してください。周囲湿度は,35∼80%RHで結露のない状態に設 置してください。湿度が35%RH以下の場所に設置する場合,静電気防止 マットを使用するなどして,静電気の発生を防いでください。湿度,温度 の低い場所から高い場所に移動する場合や,室内温度の急激な変化により 結露することがあります。この場合,周囲の温度に1時間以上慣らしてか ら使用してください。 ● 左右ほぼ水平を保ってください。前後の許容傾斜角は,「±5゚」です。 この角度以上傾斜した場所に設定すると,安定した記録品質が得られなく なる可能性があります。 ● 油煙・湯気・ほこり・腐食性ガスなどがあると,故障や腐食の原因になり ます。 ● 強い電磁界発生源の近くで使用すると,電磁気の影響で内部回路に悪影響 を与えます。 携帯電話機を使って測定データを送信する場合,携帯電話機を本機器と測 定リードから1m以上離してください。測定データが携帯電話機の電磁波 の影響を受けることがあります。 ● 機械的振動の多い場所に設置すると,機械部分に悪い影響を与えるばかり でなく正常な記録ができなくなる可能性があります。ベルトの取り付け方
付属のベルトを使用する場合は,下の図のように取り付けてください。 1 2 3 4 5 ベルト取付部は,本機器の上部に2個所あります。ベルトは2個所のベルト取 付部に確実に取り付けてください。2.3
信号線の接続
測定入力信号線の接続
電圧測定の場合 測定入力信号線は,本機器の右側面にある測定入力端子に接続します。測定 入力端子は,次のようにモデルにより入力チャネル数が異なります。 OR122/OR322: 2チャネル OR142/OR342: 4チャネル 入力端子は,バナナプラグ用2極安全端子です。 入力信号線は,以下のように接続してください。 測定リード CH2 CH3 CH4 High Low警 告
●入力端子には,感電防止のため必ず付属の電圧入力用測定入力 ケーブルをご使用ください。 ●入力インピーダンスは,「約1MΩ」です。信号源抵抗(測定入 力信号線の抵抗も含む)は500Ω以下でご使用ください。信号 源抵抗が500Ω以上ある場合は,測定誤差にご注意ください。 ●フローティング電圧は,500Vrms (CATII環境)を超えないよう にしてください。 このフローティング電圧を超える電圧を測定入力端子に印加す ると,本機器の入力回路が破損する可能性があります。 ●測定入力電圧(測定入力端子間の電位差)は,以下の値を超えな いようにしてください。 測定入力電圧:500Vrms (CATII環境) また,( フローティング電圧+測定入力電圧) も5 0 0 V r m s (CATII環境)を超えないようにしてください。 この電圧を超える電圧を測定入力端子間に印加すると,本機器 の入力回路が破損する可能性があります。 ●電流を測定する場合は,電流センサを使用してください。 ● 電流センサはケース入りで通電部とケースが絶縁されていて, 測定回路の使用電圧に対して十分に耐電圧があるものをご使用 ください。センサが裸のままの場合,誤って接触し感電事故に なる可能性が高く危険です。 ●クランプ形センサを使用する場合は,測定回路の電圧とクラン プ形センサの仕様・取り扱い方法などを十分理解したうえで, 感電などの危険がないことを確認してください。 ●電流センサはIEC1010に準拠したものをご使用ください。操
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2.3 信号線の接続 温度測定の場合 タイプKの熱電対を使って温度を測定する場合、別売のアクセサリ温度入 力アダプタ(788041)が必要です。 熱電対と温度入力アダプタを以下のように接続してください。 温度入力アダプタ 788041 CH2 CH3 CH4 High Low 熱電対 + − 使用する熱電対は、断面積が0.14∼2.5mm2のものをご使用ください。注 意
●入力端子に最大入力電圧(42V(DC+AC peak))を超える電圧を 入力すると,入力回路が損傷することがあります。外部入出力信号線の接続
外部入出力信号線は,本機器のリアパネルにある「EXT INPUT/OUTPUT」 端子に接続します。本機器の仕様を満たすには,I E C 1 0 1 0 - 1 または CSA1010.1に準拠したものをご使用ください。 ●接続方法 上面にある外部入出力端子上部の四角い部分をマイナスドライバなどで押し ながら信号線を挿入します。ドライバを離すと信号線が固定されます。 GND トリガイン/ サンプリングクロック トリガアウト 接続線注 意
●信号入力端子に許容入力電圧(−0.5∼5.5V)外の電圧を入力す ると,入力回路が損傷することがあります。2.3 信号線の接続 ●使用できる信号線 適合電線:単線 φ1.0(AWG18),撚線 0.75mm2 使用可能電線:単線 φ0.4∼1.0(AWG26∼18),撚線 0.3∼0.75mm2 (AWG22∼20),素線径φ0.18以上 標準むき線長さ:10mm ●外部トリガ入力端子(Trigger in) 外部からトリガ信号を入力するときに使用する端子です。TTLレベルの信号 で入力してください。設定の方法は,11-3ページをご覧ください。複数の OR100E/OR300Eを並列同期運転する場合や外部信号でスタート/ストップ する場合も,この端子を使用します。外部サンプリングクロック入力端子と 共通です。 ●外部トリガ出力端子(Trigger out) 外部にトリガ信号を出力するときに使用する端子です。TTLレベルの信号で 出力します。複数のOR100E/OR300Eを並列同期運転する場合も,この端子 を使用します。 ●外部サンプリングクロック入力端子(Ext sample) 外部からサンプリングクロック信号を入力するときに使用する端子です。 TTLレベルの信号で入力してください。外部トリガ入力端子と共通です。
Note
・ノイズによる誤動作を避けるため,接続ケーブルは3m以内の長さのものを使用し てください。 ・電源ケーブルと他のノイズ源となるケーブルと,信号ケーブルは必ず分離してく ださい。また,平行路は極力避けてください。 ・電磁波障害の発生を防ぐため,外部入出力信号線は,電源,測定入力信号線およ びロジック入力信号線から最低10cm離してください。50cm以上離すことをお薦 めします。操
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ロジック入力チャネルの接続
ロジック入力は,4ビットを1組(チャネル)としてAチャネルとBチャネルを 持っています。合計8ビットの入力ができます。 測定点との接続にはアクセサリのロジックプローブを使用します。ロジック プローブには通常のロジックプローブと高電圧ロジックプローブの2種類があ ります。 通常のロジックプローブでは,測定点とロジックプローブとの接続はワニグ チタイプとICクリップタイプのどちらかを選べます。 入力レベルは,TTLレベル入力と接点入力をロジックプローブのスイッチで 切り替えられます。 高電圧ロジックプローブでは,測定点とロジックプローブとの接続部はワニ グチタイプです。 本体ケースとロジックプローブ間は絶縁されています。ロジックプローブ
●788031 1. 概 要 OR100E/OR300Eのロジック入力コネクタに接続する専用ロジックプローブ です。 TTLレベル入力と接点入力の切替スイッチが付いていますので,電子回路か らリレーの動作タイミングまで幅広い測定ができます。 2. 各部の名称 1 2 3 4 1 入力切替スイッチ : 入力形式を切り替えるスイッチです。TTLレベル入力(TTL)と接点入力 (CONT)を切り替えます。 2 接続リード(ワニグチ) : おもに接点回路へ接続するためのリードです。信号用ライン(赤色)4本, GNDライン(黒色)4本のリードが付いています。 3 接続リード(ICクリップ) : おもに電子回路へ接続するためのリードです。信号用ライン(赤色)4本, GNDライン(黒色)2本のリードが付いています。 4 丸形コネクタ : OR100E/OR300Eのロジック入力コネクタとの接続用です。 2.3 信号線の接続●788035 1. 概 要 OR100E/OR300Eのロジック入力コネクタに接続するOR100E/OR300E専 用の高電圧ロジックプローブです。 2. 各部の名称 3 1 2 4 1 入力インジケータ: 30VDC以上の電圧が入力されると点灯します。 2 接続リード(ワニグチ) : おもに接点回路へ接続するためのリードです。信号用ライン(赤色)4本, GNDライン(黒色)4本のリードが付いています。 3 丸形コネクタ : OR100E/OR300Eのロジック入力コネクタとの接続用です。 4. 接触可能限界線 本プローブに信号が入力されているときは,この接触可能限界線より接続 部側には,絶対に手を触れないでください。 ●使用方法 (1) ロジックプローブ本体に付属の接続リード(ICクリップかワニグチ)を取り 付けます。 (2) 788031の場合は,入力切替スイッチを設定します。TTLレベル入力はス レッショルドレベルが約1.4Vで,これより高い電圧でロジック「1」にな ります。接点入力は信号ラインとGNDラインがショート(短絡)することに よって,ロジック「1」になります。 (3) OR100E/OR300Eの電源スイッチをOFFにします。 (4) 丸形コネクタをOR100E/OR300Eのロジック入力コネクタに接続しま す。 (5) OR100E/OR300Eの電源スイッチをONにします。 (6) 各リードのクリップを測定点に接続します。 2.3 信号線の接続
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●プローブの仕様 788031 (OR100E/OR300E接続時) 入力形式 : 同一プローブ内GND共通 本体-プローブ間フローティング 入力点数 : 4 最大許容入力範囲 : ±35VDC 入力インピーダンス : 10kΩ以上 スレッショルドレベル : 約+1.4V 入力方式 : TTLレベル入力,または接点入力(切り替え式) 耐電圧 : ロジックプローブ-本体ケース間500V DC1分間 絶縁抵抗 : ロジックプローブ-本体ケース間500V DC10MΩ 以上 最大フローティング電圧:30VrmsACまたは60VDC警 告
●30VrmsACまたは60VDCを超えるフローティング電圧を印加 すると感電する恐れがあります。絶対に30VrmsACまたは 60VDCを超える電圧を印加しないでください。 ●当社サービスマン以外は分解しないでください。注 意
●接続前に切り替えスイッチを必ず確認してください。 ●1つのプローブ内の4本の入力ラインはGND共通です。コモン 電圧の異なる入力を接続しないでください。ロジックプローブ または接続している機器を損傷することがあります。 ●丸形コネクタをOR100E/OR300Eのロジック入力コネクタに 接続するとき,または取り外すときは,OR100E/OR300Eの 電源スイッチをOFFにしてから行ってください。 ●接続リードの延長などの改造はしないでください。 ●最大許容入力範囲(コモン電圧を含めて±35V)を超えないでく ださい。ロジックプローブおよびOR100E/OR300E本体を損 傷することがあります。Note
ロジックプローブをOR100E/OR300Eに接続しないとき,波形は“1”(High)にな ります。 2.3 信号線の接続788035 (OR100E/OR300E接続時) 入力形式 : 本体-プローブ間フローティング 各チャネル間絶縁 入力点数 : 4 最大許容入力範囲 : ±250Vrms 入力インピーダンス : 100kΩ以上 検出レベル : 60∼250VAC(50/60Hz) ±30∼±250VDC 非検出レベル : 0∼10VAC(50/60Hz) 0∼±10VDC 応答時間 : 立ち上がり 1ms以下(100VDC,200VDC) 立ち下がり 3ms以下(100VDC,200VDC) 耐電圧 : ロジックプローブ-本体ケース間1.5kV DC1分間 各チャネル間1.5kVAC1分間 絶縁抵抗 : ロジックプローブ-本体ケース間500V DC10MΩ 以上 最大フローティング電圧:250Vrms
警 告
●測定入力電圧は,以下の値を超えないようにしてください。こ の電圧を超えると本機器の入力回路を破損し,感電する恐れが あります。 測定入力電圧:±250Vrms(CATII環境) また,フローティング電圧+測定入力電圧が250Vrmsを超え ないようにしてください。 ●プローブの接続部には高電圧がかかります。測定信号入力中 は,接触可能限界線から接続側には絶対に手を触れないでくだ さい。 ●当社サービスマン以外は分解しないでください。注 意
●丸形コネクタをOR100E/OR300Eのロジック入力コネクタに 接続するとき,または取り外すときは,OR100E/OR300Eの 電源スイッチをOFFにしてから行ってください。 ●接続リードの延長などの改造はしないでください。Note
ロジックプローブをOR100E/OR300Eに接続しないとき,波形は“1”(High)にな ります。 2.3 信号線の接続操
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2.4
電源の接続とON/OFF
本機器は,次の4種類の電源を使用できます。 ・ 単3型アルカリ乾電池 ・ AC電源 別売のACアダプタ(形名:788011)が必要です。 ・ 充電式バッテリ 別売のNiMHバッテリ(形名:788021)が必要です。 また,充電には上記ACアダプタ(別売)が必要です。 ・ DC電源 別売のDC/DCコンバータ(形名:788025)が必要です。単3型アルカリ電池を使用する場合
●アルカリ乾電池についての注意注 意
● 液もれ,破裂の恐れがあるので,+,−の向きを正しく入れ てください。 ● 分解したり,加熱したり,火の中に入れたりしないでくださ い。 ● ショート(短絡)させないでださい。 ● 充電しないでください。 ● 電池に半田付けをしないでください。 ● 同じメーカの新しい電池をご使用ください。 ●交換時は6本まとめて新しいものと交換してください。 ●マンガン乾電池は使用しないでください。 ●長い間ご使用にならないときは,乾電池を取り出しておいてく ださい。 ●アルカリ乾電池の使用時間 アルカリ乾電池の使用時間は,使用環境,使用条件によって異なります。次 の表を参考にしてください。 使用条件 使用時間 トリガ待ち状態,オプションなしの場合 約2時間(OR100E) 約1時間50分(OR300E) 1Hzサイクルの波形を2s/divで記録する場合 約30分(OR100E) 約20分(OR300E)●取付方法 1 本機器の電源スイッチがOFFであることと,別売のACアダプタをご使用 の場合はACアダプタが接続されていないことを確認します。 2 本機器を裏返して底面にあるアルカリ乾電池のホルダを外します。 3 乾電池6本をアルカリ乾電池ホルダに入れます。+,−の向きを正しく入 れてください(下図参照)。 4 乾電池ホルダを本体に取り付けます。
ACアダプタ(別売)を使用する場合
●電源を接続する前に 感電の危険や機器を損傷する恐れがあります。次の警告をお守りください。警 告
●電源コードは,当社が供給した本機器用のものをご使用くださ い。 ●供給側の電圧がACアダプタの定格電源電圧に合っていること を確認してから,電源コードを接続してください。 ●本機器の電源スイッチがOFFになっていることを確認してか ら,電源コードを接続してください。 ●長期間使用しない場合は,ACアダプタの電源コードをACコン セントから抜いてください。 ●当社製ACアダプタ(形名:788011)以外のACアダプタは使用 しないでください。 ●ACアダプタや電源コードの上に物を乗せたり,発熱物が触れ ないように注意してください。 ●電源コードの差し込みプラグをコンセントから抜くときは, コードを引っ張らずに必ずプラグを持って引き抜いてくださ い。電源コードが傷んだときは,お買い求め先にご連絡くださ い。 2.4 電源の接続とON/OFF操
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●接続方法 1 本機器の電源スイッチがOFFであることを確認します。 2 ACアダプタに付属されているクランプフィルタをACアダプタの出力側 ケーブルに取り付けます。(下図参照) 約10cm AC入力側(ACコンセント接続側) クランプフィルタ A1193MN DC出力側(OR100E/OR300E接続側) 3 ACアダプタを,本機器のACアダプタジャックに接続します。 4 ACアダプタに付属の電源コードのプラグを,ACアダプタの電源コネクタ に接続します。 5 下記の条件を満たす電源コンセントに,電源コードのもう一方のプラグを 接続します。 ●ACアダプタの電源定格 定格電源電圧:100∼240VAC 電源電圧変動許容範囲:90∼264VAC 定格電源周波数:50/60Hz 電源周波数変動許容範囲:48∼62Hz 最大消費電力:70∼90VA ACアダプタ定格出力電圧:12VDC ACアダプタ定格最大出力電流:2.6A 機能接地 ●機能接地について ACアダプタを使用する場合,本機器の機能接地端子を大地GNDに接続する と,ノイズを軽減することがあります。必要に応じて,機能接地端子を使用 してください。 2.4 電源の接続とON/OFFNiMHバッテリパックを使用する場合(別売)
●専用NiMHバッテリパックの取り付け NiMHバッテリを使用するときは次の警告,注意をお守りください。警 告
●バッテリ内部の電解液はアルカリ性のため,液漏れ,破裂など により衣服や皮膚に付着すると,衣類や皮膚を痛める恐れがあ ります。特に電解液が目に入った場合,失明する恐れがありま すので,こすらずにすぐにきれいな水で十分洗った後,直ちに 医師の治療を受けてください。 ●充電回路系のショート,感電など,事故の危険があるので, NiMHバッテリ交換の際は必ず本機器の電源スイッチをOFFに して,ACアダプタ電源コードをコンセントから抜いてくださ い。 ●当社製NiMHバッテリパック(形名:788021)以外のご使用は おやめください。 ●バッテリを直射日光の強いところや,炎天下の車内,火のそば に放置しないでください。液漏れの恐れや,性能や寿命が低下 する恐れがあります。 ●バッテリの分解や改造をしないでください。バッテリ内部の危 険防止保護装置が損なわれ,発熱,破裂の恐れがあります。 ●バッテリをショートしないでください。バッテリの発熱により やけどする恐れがあります。 ●バッテリを火中へ投入したり加熱しないでください。破裂や電 解液の飛散の恐れがあり,危険です。 ●バッテリを投げつけたりして強い衝撃を与えないでください。 液漏れ,発熱,破裂の恐れがあります。 ●バッテリが液漏れしていたり,変形,変色やその他の異常が あったときは使用しないでください。 ●バッテリを単体で持ち運ぶときは,クリップなどの金属と一緒 にしないでください。ショートとする危険があります。 2.4 電源の接続とON/OFF操
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注 意
●バッテリを水に浸けたり濡らしたりしないでください。発熱や 錆の原因になるとともに,バッテリとしての機能を失います。 ● NiMHバッテリの特性上,過放電してしまったバッテリを再度 充電して使用することはできません。過放電を防ぐため,長時 間製品を使用しない場合は,バッテリを一度満充電してから バッテリを外して,次の環境で保存してください。 保存期間1年以内:温度 −20℃∼+35℃,湿度の低いところ 保存期間3ヶ月以内:温度 −20℃∼+45℃,湿度の低いとこ ろ 上記期間中でも定期的に充電されることをお薦めします。 ●取付方法 専用NiMHバッテリを取り付けるときは,以下の手順で行ってください。 1 本機器の電源スイッチがOFFであることを確認します。 2 ACアダプタを使用している場合は,ACアダプタの電源コードをコンセン トから抜いてください。 3 本機器を裏返して,底部手前にあるバッテリ収納部に,NiMHバッテリの 「△」マークが上になるようにしてNiMHバッテリを装着します。 アルカリ乾電池を使用していた場合は,乾電池ホルダを外してからNiMH バッテリを装着してください。 2.4 電源の接続とON/OFF●NiMHバッテリの充電 専用NiMHバッテリ(別売)は,出荷時には充電されていません。専用NiMH バッテリをはじめてお使いになる時は,充電終了になるまで充電してからご 使用ください。 また,充電にはACアダプタ(別売 形名788011)が必要です。