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左胸腔内に巨大な腫瘤を形成した胸膜粘液腫の1例

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Academic year: 2021

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89       田中正人・西川俊郎・石山 茂・川井三恵・安藤明子・増田昭博・        笠島 武・伊藤 宏1)・安達 進1)・広江道昭’〉・:丸茂文昭1)        (第二病理,東京医歯大第二内科1)) 座長 小林群雄(第一病理) 13.眼球摘出を余儀無くされた網膜芽細胞腫の1例        出海陽子・手塚ひとみ・宮永嘉隆(第二病院眼科) 14.強膜炎から発見されたWegener肉芽腫症の1例       門野裕子・手塚聡一・宮永嘉隆(第二病院眼科) 15.サンシ・ウウオ胚の網膜原基とその周辺におけるα一FGFとTGF一βの分布       根来和美・高村悦子・小林損雄1)・篠崎尚史2)・坪田一男2)       (眼科,第一病理1),東京歯科大尉科2)) 座長 佐々木彰一(神経内科) 16.ヒト鼓索神経の線維構成とニューロペプタイド       岡村玲子・高山幹子・石井哲夫・小林愼雄1)(耳鼻咽喉科,第一病理1)) 17。脊髄加齢変化の組織学的,定量的検討       池沢道子・山本健司・河上牧夫1)・丸山勝一(神経内科,病院病理科’)) 18.筋萎縮を伴った脳回転状網膜脈絡膜萎縮の同胞例   一〇AT欠損の免疫組織学的証明一       小林愼雄・柴田亮行(第一病理) 19.ヒト脊髄に見られるpericapillary rosettesの検討        佐々木彰一・丸山勝一(神経内科) 座長 相羽元彦(病院病理科) 20.乳児小脳neuroblastomaの1例       武田直人・久保長生・塩川和彦・鰐淵 博・田鹿安彦・高倉公朋(脳神経内科) 21.ヒト胎生期神経上皮および神経上皮性腫瘍細胞におけるネスチンの発現        遠山 隆・久保長生・高倉公朋・J。Q. Trojanowski1)(脳神経内科, Pennsylvania Univ.1)) 22.第四脳室choroid plexus papillomaの1例       萩原信司・梅原 裕・井出光信・山本昌昭・神保 実・藤林真理子1)・       久保長生2)(第二病院脳神経外科,中興病理ユ),脳神経外科2)) 閉会の辞       久保長生(脳神経外科)  1.心タンポナーデで発症した心臓原発性髄外骨髄 性白血病     (心研循環器外科)   ・ 広田  潤・       井出 里香・小見山秀一・森下  篤・       北村 昌也・八田 光弘・西田  博・       中野 清治・遠藤 真弘・小柳  仁  症例は20歳の男性,主訴は労作時呼吸困難と動悸. 心陰影拡大と進行性右心不全症状を呈し,心エコー上 大量の心嚢液貯留と,右心房内占拠性かつ心房中隔か ら左心房壁へ浸潤した心臓腫瘍と,腫瘍による高度三 尖弁狭窄を認めた.全身麻酔下に胸骨正中開胸,心全 体に腫瘍は浸潤し,根治術不可能と判断.術中迅速生 検で得た腫瘍細胞は異型性の強い単核細胞で,特殊染 色で骨髄系の性格が強いがリンパ細胞の性格も有し, 細胞表面マーカーでは骨髄系M4に分類された.末梢 血,骨髄組織は正常の,心臓原発性髄外骨髄性(固形) 白血病という極めて希な診断下に,AMoLに準じた化 学療法を3クール施行.腫瘍塊の縮小と心不全症状の 改善を認めた.  2.左胸腔内に巨大な腫瘤を形成した胸膜粘液腫の 1例     (呼吸器センター外科,第一病理D)       田中 俊憲・大貫 恭正・曽根 康之・       飯田 浩司・石倉 照日・柳田 尚子・       新田 三郎・小林 愼雄1)  症例:59歳,男性.主訴:胸部違和感.家族歴およ 一309一

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90 び既往歴:特になし.平成3年8月ごろ,胸痛で近医 受診,狭心症の診断.翌年3月,再度前胸部違和感あ り,胸部X−P上,左肺野の巨大腫瘤を指摘され,当科 紹介入院.血液,生化学検査に異常なし.巨大腫瘤の 迷走神経圧迫によると思われる徐脈発作を繰り返し, 4月3日,腫瘍摘出術施行,胸郭頂部,肺靱帯,縦隔 側肺胸膜より計4つの腫瘍を切除した.病理組織学的 に,胸膜発生の多発性粘液腫と考えられた.約7ヵ月 後,胸部X−P上,腫瘍の再発を疑わせる陰影が出現し, 現在精査中である.胸膜発生の粘液腫は非常に稀であ る.若千の文献的考察を加え報告する.  3.ラット実験急性膵炎一closed duodenal loop (CD■)膵炎一の病態に関する研究     (消化器病センター内科1),第一病理2))       西野 隆義・渡辺伸一郎・張  正和・       田所 洋行・森吉百合子・白鳥 敬子・       竹内  正・小幡 裕1)・小林 愼雄2)  Wistar系雄性ラット(n;180)を用いてラットCDL 膵炎におけるCDLの長さおよび胆汁diversionの膵 炎進展に及ぼす影響について検討した.実験1:CDL の長さが1,2,4cmの3群のCDL膵炎を作製し経時的 変化を検討した.膵酵素値,腹水量,腹腔内脂肪壊死 は全経過を通じ1cm群が最も高値を示し,以下2cm 群,4cm群の順であった.組織学的にはCDL作製12時 間後で,1cm群で2,4cm群に比べ有意に高度の膵腺房 細胞壊死が認められた.実験2:CDLの長さを2cmと し,胆汁diversion群(BD群)とdiversionしない CDL群について検討した.6時間後では膵浮腫の程度 はBD群で軽度であったが,12時間以降では両群とも 同程度の出血性膵炎がみられた.  4.黒色甲状腺の免疫組織化学的検索     (第一病理学) 金田 良夫・五十嵐紀子・       付   強・豊田 智里・小林 愼雄  甲状腺が黒色を呈する7剖検例(MINO非投与2例 含む)の免疫組織化学的検索を行いminomycin非投 与2例との比較検討を行った.全症例が基礎疾患を有

し5例には上気道感染やMRSAに対する

minomycin投与の既往がある.組織学的に黒色甲状腺 の濾胞上皮細胞の細胞質に褐色の色聴穎粒が認められ た.この穎粒物質はリポフチン,メラニンおよびメラ ニン類似物質と考えられているが,未だ見解の一致を 見ていない.今回の検索では単一の物質沈着ではなく メラニン,リポフチンに加えて従来報告されていない Grimelius法で陽性の黒褐色の微細穎粒の沈着が観察

された.今回の検索においても黒色甲状腺と

minomycin投与との関連性が強く示唆されたが,非投 与例にもみられることから,その病理発生には個体の 全身状態との関わりが大きな要因として考えられた.  5.全身性透析アミロイドーシスの1剖検例     (第四内科)  筒井 貴朗・渡辺 由香・       望月 隆弘・堀田  茂・樋口千恵子・       湯村 和子・佐中  孜・二瓶  宏  症例は原疾患が慢性腎炎である慢性腎不全の患者 で,20年の血液透析歴を有する53歳の男性である.既 に両側手根管開放術を施行されている.91年1月,心 不全のため当院にて死亡し病理解剖が行われた.肉眼 ではアミロイドの沈着は明らかではなかったが,組織 学的には脳,脾臓を除く全身の臓器に,血管壁を主と したアミロイドの沈着が見られた.酵素抗体法により アミロイドの沈着部位に一致して,β2microglobulin が陽性であり透析アミロイドーシスと診断した.本症 は長期維持透析患者に好発する合併症の一つであり, 手根管症候群等の骨,関節障害を呈するのが一般的で ある.本例のように全身性の透析アミロイドーシスは, 比較的稀である.透析療法の進歩により,長期維持透 析患者は一層増加する傾向にあり,今後の診療の上で 示唆に富む症例であったので,若干の文献的考察を加 えて報告した.  6.腎移植後に認められた尿細管障害の1例     (腎臓病総合医療センター) 鬼塚 史朗・       高橋 公太・山口  裕・梅田 千佳・       誉田 和徳・中沢 速和・寺岡  慧・       阿岸 鉄三・東間  紘・太田 照門  生体腎移植後,高K血症を伴う尿細管障害をきたし た1例を経験した.症例は25歳男性で,23歳時に生体 腎移植術を受けた.術後,維持免疫抑制剤として FK506,メチルプレドニゾロンを使用したが,高K血 症を頻回におこし,FK506による腎障害が考えられた ため,術後4.5ヵ月目にFK506を中止し,シクロスポリ ン,アザチオプリンの併用に変更した.その後も高K 血症をおこすため,合計5回の移植腎生検を行った. 高K血症の原因精査のため,重曹負荷試験を行い,遠 位尿細管レベルでの酸排泄1異常が考えられた.1回目 の移植腎生検では,近位尿細管の空胞変性,尿細管腔 内の石灰化がみられ,3回目の生検標本には,vasa recta部に硝子様沈着物が認められ,いずれもFK506 による腎障害と考えられた.以上より尿細管障害の原

因としてFK506が疑われたが,5回目の標本では

一310一

参照

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 幽幽には12例が含まれている.このうち,閉胸式 massage(CCCM)ないし前胸壁叩打を施行したも

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信心辮口無窄症一〇例・心筋磁性一〇例・血管疾患︵狡心症ノ有無二關セズ︶四例︒動脈瘤︵胸部動脈︶一例︒腎臓疾患

10例中2例(症例7,8)に内胸動脈のstringsignを 認めた.症例7は47歳男性,LMTの75%狭窄に対し

2.A.E C.本邦のバーキットリンパ腫は高頻度に Epstein-Barr ウイルス(EBV)陽性である. 4.C.D

1 ) ADOC 療法 : adriamycin (ADR) , cisplatin (CDDP) , vincristine (VCR) , cyclophosphamide (CPA) 2) PAC 療法: cisplatin (CDDP), doxorubicin (DOX) (=adriamycin,

2012年11月、再審査期間(新有効成分では 8 年)を 終了した薬剤については、日本医学会加盟の学会の

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