平 成
8
(1996
) 年 度授
業 研
究 会
記
録
96
授 業研究 計画お よ び授 業 に関す るア ン ケー ト結果 第1
回 聖 徳学園中 学 校 ・高 等 学校6
月22
日 (土 ) 第2
回 東 京女子学 院 中学校 東 京 女子学 院高 等学 校10
月12
日 (土 )Tokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
授 業 研 究 会 の 開 催 に あ た っ て
1996
,3,
22
. 教 室 を と り ま く 環 境「教 師の 多 忙 さ」が、 社 会の 改 革の 阻 害要 因にな っ て い るの で は な い か ? また、 そ れ が変革に迫 られてい る時代に 、 先導 的で あるべ き教 育 界が社会の 発 展に 、 後 進 的な立 場 に置か れ る原 因に な っ て はい な い か ?
これ が第
15
期 中 央教育 審 議 会 の テーマ で あ る と考えて い る。未 来は若 者の
手
に あ る。 教 室は その 若 者 に よっ て構 成 さ れて い る。 し た が っ て、 教 室に は未来
に関す る、 全て の問題が内 蔵 されてい る筈で ある。 われわ れ は、 未栗
を志向
す る た めの 、 最 前線に い るの であ る。 未来は教 師の手に あ る とい っ て も 、 過 言で は な い と考
え ら れる。しか し、
現状
は多 忙 さの 故に生 徒の実態 に触れ る機 会が少な く、 貴重 な生徒の 成 長の 芽を見逃 した り して は い ない だ ろ うか。生 徒は学
校
へ 勉強
をす る た め に来て い るの であ る 。 わ れ われ は そ れ に 、 十 分応え て い るの で あ ろ うか ?もし、 応えて い るな らば、 これ ほ ど、 「塾 」が発展 す るわ けは な い と思 わ れ る。
明治以 来の 教 育改 革の 柱 と称 して、 「週
5
日制」が取 り上 げ られて い る が 。 これ も、 現状 打 破の1
提 案で は ない か と考えて い る。 「授業
研
究
」の
目
指
す
も
の
多 忙さの 原 因 は 「授 業」で はない 。
学校行事
、 生活 指 導と称 す る各 種の 活動、 調 査 ・報告 と称 す る雑 務、 それか ら 「打
ち合わせ」 とい う会 合 等、 教 師が 自分た ちで 多 忙さを演 出して は い ない だ ろ うか 。 これ らを 全て必要と考え る な らば、 道 は袋小 路で あ る。そ うな る と、 時 間の 捻 出は自分だ けで処 置で きる 「授 業研 究」の カ ッ トで あ る 。 こ れで良い とは誰 も
考
えて い ない だ ろ うが、 現実
の壁が厚す ぎるの で あろ うか。わ れ わ れは 、
教
員の 定数 増 加を要 求す るだ けで な く、 自ら 「多忙 さ」 問題 を解 決 すべ きで は な い か 。 革 命 的か も知れ ない が、 日常の 業 務を 「授業中心 」に転 換す る こ とは で き ない か ?生 徒に ふ れあ う時 間 を
授業
の 中で、 創 出で きな い だろ うか。千 葉 県立
豊富 高
等 学 校では 「情報教育
」の実
践の 中で 、 こ の転
換を成 し遂 げた と い う事 例報 告が ある。例えば、
★
基 礎 ・基 本の
習
熟は教科書
通 りの授 業に よ る。★
個別 指 導の 重 視が
学力増
進に効
果 的で あ る。★
問
題演 習
の 時 間や問題 量の 多量 化 ・高 度 化が学 力を高め る。★
イ メー ジの
提
示は理解を促 進す る。こ れ らの
事
項が真
であ る か、 そ うだ とすれ ば、 そ の量 的分
析が出 来て い る か。 こ れ ら日常に 起きる授
業の 在 り方を再 検討 する ことに よっ て 、授
業改 善を図 りたい の で あ る。新
しい授業
理論の適 用よ りも、 日常 授業の 中 か らわ れ わ れの 授業 理 論を創出 し よ う とする もの で あ る。 東 京 理 科 大 学 数学
教 育 研 究 会 の役
割臨床医の カル テ が 医学 研究の 基礎 資料に な る よ うに 、 現場 教 師の 実践 記録 が数学 教育 学の 建 設に役立つ よ うな方法論が 確 立 されて い ない 。
数 学 教 育研 究の 現状は、 小学 校 中心 の 認知 論 的研
究者
が 、 その 理 論を高等学校
に まで 拡張 し よ う とす るか、 あ るい は、数学教育
に 関心の あ る数学 者が 、自
己の 経 験 を もとに し た数学 教 育 論を述べ るかであ る 。高等学
校の 教 師は後 者に 関心 を もち、 中学 校の 教師 は迷 っ て い るか 、 前 者の 助け を求
め よ う とする。 こ こ で 、 第3
の軸
す な わ ち、 中学校 ・高 等学校の 教 師 自身か ら生まれ た 、 独 自の理 論 形 成は出来
ない も の で あろ うか ?こ こに、 東 京理科 大 学数学 教 育 研 究 会の 存在 意 義が あ る。
会
誌 が学 問形 成の 資料 に な る よ うな、 情 報 源に な る研 究を進 めて い くべ きで ある。さ らに 、 現場を 重視 する こ と が国 際 的な研究 成 果の導 入や、 他の 研
究
グル ープと の 交流の 活性 化に繋がる もの で あ り た い。 平 成8
年 度 の 授 業 研 究 の取
り 組 み月例会の う ち
2
回を授業研 究会に あて るこ とに した。 今年
度は、6
月22
日 (土) 聖 徳学 園、10
月19
日 (土)東京 女子学 院におい て 開 催す る予 定であ る 。こ の 機会が研 究 の 発 展の 基 盤 に な る ように期 待 し、 その た め の 、方策 を研 究 部を 申心 と して 検 討 して い た だ きたい もの で る。
96
” 研 究 計 画 案 の 紹 介Tokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
”
96
” 研 究 計 画1996
,4
,23
. 研 究 テ ー マ 「 授 業 研 究 」 一授業研究の 日常化 ・活性化を図る た めの実践的研究一A
.場面
1
.数学科教 育法2
.学部卒業 研究3
. 専 攻 科ゼ ミ4
.海城ゼ ミ5
.理数教研 月例会
B
.研 究 対 象
(1
)文 献 研 究 ア , 指導法と評 価 (第3
部)の研究の 継続 ・深 化★
指 導法 (発 問、 形態、 集団、 個別化 )評 価 (ブル ーナー)の 基 礎 的概念 ☆ 一斉授業より個別指導へ の方策 ☆ 評 価 に関 する歴 史的背 景の考察
☆
評価に関する問題点の
考
察 イ, 教科 書分析 ★ 教 科書の 分析方 法 (良い教科書、 悪い教科書) ☆ 教 材の 関連 図の 作成 (何故、 書い て あ る か ?) ☆ 入 試問題と教科書☆
思
考
の複線化
を図る展開例
ウ, 教材研 究の歴史 的考察 (第2
部〉☆
学習指導
要領
の改訂の 歴史
的考察
☆ 中央教育審議会の動 向と新 教育課程の方向 ☆ 現 行学 習指導要領の 問題点 と対策 工 , 外 国文 献の 翻訳★
NCTM
会誌M
・T
(電卓、 パ ソ コ ン 、 教材等 )☆
JOUNAL
FOR
RESEARC
田N
MATHEmaTICS
EDUCATION
☆
ICME
−8
資料集 オ, 一般 出版物及び先 行研究 (例)★
先行
研究
;日本数
学教育
学会会
誌、 「数学教育 」 「数学 教育 学論究」等 ★ 電卓 ・コ ン ビ=… 一タの論文 (先行研究) ☆ 数学 的見地より 1数学の機能と形式、 理論の創造と創造の理論等、 数学 教育的見地 より ;数学学 習の心 理学、 数学学習の理論化に向けて 数学 教育の根本問題 等力
数学教育の 先 導的論文 (認知論 構成主義 論文発
表
会論 文集等)(
2
)実 践 研 究 ◎ 教 育 に 対 す る 迷 信 ? 効 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 蝉 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 轍 ☆ ☆ ☆ ☆ リ キュ ラ ム 進度を早 くし た方が、 ゆ っ く り丁寧にやる よ り学 力はつ く? 教科書
だ けで は学力はっ か ない ? 問題集は2
冊以 上はや らせ るべ きだ? 時間数を増
やせば学力は向上する ? 時 間数が少
な くて、 教 科書を終わ らせ るの が精い っ ぱい である ? 数A
「数と式」 を高1
の 最初にや らない と、 後の教材は消化で きない ? 習 指 導 法 興 味 ・ 関心が な くても 、 わ かれ ば興味は おきる ? 個 別指 導をすれば学
力はつ く? 教科指導
よ り、 教科外指 導 を重視 すべ きで ある? 現在の 学校は忙
しすぎて 、 教育研 究に は手
が回らない ? 電卓 ・コ ン ピュ ータを取り入
れ る時 間的余裕は ない ? 電卓 ・コ ン ピュ ー タは学力 同上に は な らない ? 知 識 ・技 能が な くては思考力 もっ か ない ? 「繰り返 し」は数学学 習の基本である ? 「書 くこ と」は理解の出
発点である ? 評価は客 観 的で なけ れ ば ならない ? 塾よ り学校
は よい授業を して い る ? 本音 として は 「暗記力」は絶対必要である ?材
研究 基礎知
識
を理解させてか ら、 総合化 すべ きである ? 創造 的思考力は問題演習の中か らは生ま れ ない ? 受験 指 導の 中か らは創
造的思考力は生 まれ ない ? 数学の体系
は崩 すべ きで は な い ? ◎ 授 業 研 究 テ ー マ の 例 ア イ ウ エ オ 「電卓で教科書はどこまで解 決で き るか 「教 科 書の教材の再構成研究」(教材の
意
味、体系 化) 「指 導法の具体
的研究」(習熟度 別 、
T
・T
、 理解、 定 着、 推論等) 「評 価の実 際例」(観点別評価 法 、 新学 力論 等) 「コ ミュ ニ ケー シ ョ ン の
実
際例」(
受信
:聴覚、 視 覚、 触覚
、体
感等媒体 :言語、
各
種ツール評価 :反 応の測定法
機 能分類 :発 問の機能 分析、 電卓の効 果と
Tokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
カ キ ク コ 「週
5
日制に対 する効果的授 業例の研究」 「数学 科で な けれ ば出来ない学 習 体験と は」 「合校志 向に対 する学 校の あ り方 研 究 」 「学 習指導案の 比較研究」◎
「授業研究」の 研究テ ーマ の作り方ア, 現在の 教室の 最 大の問題 を解決する。
イ, 近未来に お きる教室 の問題に対する対策の 検討。 ウ, 授 業の本 質に関わる問題の継続的研 究。 (
3
)フ イ ー ル ド ワ ー ク ア , 教育 実 習 (計 画的 ・ 体験 的に学校教 育の現場に触れ るこ とか ら 、 目分で 問題 点 を取り出す。 準 備すべ き事項例 ; ● 電 卓 ・コ ン ピュ ータの操作 ・先行研 究の調 査●評
価
・調査方法
の検討
・演習
● コ ミュ ニ ケ ーシ ョ ン技術の 知 識 ・ 演 習●
教材
研究
の方法論
の演習
●学 習指導法の知識と演 習 ●授業 参観等 イ, 観察実 習 (障害学級、 帰 国子女学級、 学校外学級筑 波大 ・東 京大 附属
学校
等の見
学) ウ, 経験交流 (聖 徳学園、 東京女子学院等での授 業研究会を通 して、交 流の拡 大発 展、 参加校及び参加者の拡大、 理大数教研月例会参加 ・発表) エ , 情報 交 流 (カシ オ、TI
、 全 珠連、 公文教育 研究 会、 駿 台学園、 その他の 講習 会 等へ の出 席 参 加等) オ, 研究 情報交 換 (ICME
−8
、 長崎全 国大会
、 論 文発表会
、 折 り紙
研究会、 パ ズル 懇話会 、 数 学史研究会、 等) カ, 団体交 流(国立教育 研究所、 都立 教育研 究所、 早 稲 田 数学 教育学会、 筑波
大学、 東京
学
芸 大学、 横浜 国立 大学、 九州数学教 育研究会、 神奈 川、 鳥取、 山形、 愛知、 愛媛県等)A
.各 場 面 に お け る 研 究 活 動5
.東 京 理 科 大 学 数 学 教 育 研 究 会 月 例 会 ★1
.発表活動 ;担 当 【 】 実践活動の紹 介、 教 材研究の事例紹介、 調査結 果の紹介、 他の研 究団体の
情
報紹介、 大学院の研究状況の紹介 (例 :修論の紹 介等 )、 ★2
.情報 紹介 ;担当 【 】各学
校
の 実状の 紹介 (国 ・公 ・私 ・その 他)研
究
協力
団体
の情報紹介
(カシオ、TI
、 全珠
連、等
) ★3
.話題 提供 ;担 当 【 】 文 献、B
. (3
)の 体験 報告 ★4
. ミニ 講 習 会 ;担当 【 】 数学講座 (記念講演、 講習会、 宮原、 細井、 秋山 、小松 彦、 羽 鳥、 等 )数学教
育
講 座 (日野
、清水
、 山下、 礒田、島
田 グル ー プ、 その他) 外 国の 事情紹介 (細井、 礒田、 等)★
5
.授業 研究会 ;担
当 【】 焦点授業、 授業に つ い て の経 験交流、 地 域の教 員 との交流 情 報サー ビ ス (電卓講 習会、 ミニ 講習会、 等) ●
6
月授業 研究会 幹事 ;担当 【 企画 ・交 渉 ・案内状作成 ・ 運営 】 ●10
月授業研究会
幹事
;担 当 【 企 画 ・交渉 ・案内状 作成 ・運 営 】 ★6
.教 員の ための春期講 習会企画 ・準備 ● 担 当 ; ★7
.その 他Tokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
6
.東 京理科 大学数学教 育研究会研究プロ ジェ ク トA
.習
熟
度別学習
研究グル ープ ;分担 (池田文男 、 石倉敏雄)メ ンバ ー ;
宮
部智哉 、 北原都美
子、 滝 本 玲子、B
.テ クノ ロ ジー研究グル ープ ;分担 (大和澄夫 、 植竹恒夫 ) メ ン バ ー ;倉 光博史、
C
.教材 開発研究グル ープ ;
分
担 (羽鳥裕 久 、 深瀬幹雄、 島田茂) 総合学習
対策を視野に いれて 研究 を進め たい。A
グル ー プ (横型 ;現在の 教材を膨らませ た り 、 興味 ・ 関心を高め る た めの教材
開発)メ ン バ ー ;駒
野
誠 、B
グル ー プ (縦型 ;現在の 教科書をよ り高め 、 大学 との イ ンタ ーフ エ ス と な るような教材
開
発) メ ンバ ー ;牧 下英世 、C
グル ープ (飛び石 型 ;現在の 教科書に は見
られない が 、21
世紀 を見通して新しく導入することが望ましい と思わ れる
教
材開発) メ ンバ ー ;鈴木 清夫 、D
.指
導
法研究グル ープ ;分担 (磯脇一男 、 長野 東)定量 的授
業
分析 研究、 メ ンバ _ ・ ,B
.ゼミ
の
構
成
2
.学部卒 業研究 (教育実 習、 採用試験対策を通 して ま とめ たい) (1
)授 業 研 究☆教材
研究
(と くに、教
育実 習の教材に焦点をあて て教 材研究の 体験をす る)匡〕
教 科書の 比較研究圀
先 行研究の調査 ・
分
析 (50 年特
集号、総
会特集 号、 等 )團
学 習 指 導 要 領 等の教 材の意 味 ・取 り扱い の分析
囚
大 学の教材へ の連結の考察
固
外
国の 文献調査学 習理論 ・教 材論の根 拠となる論文の調 査 論 文 作 成 要 領 (教材の 展開研 究) 【例】 (高
1
用 ) 教 材 「x の2
次方程式x 一
2
(m −5
)x +2m
一4m
−2
=0
が ある 。 (1
)こ の方程 式が実数解を もっ ように、 定数m の値の範囲を定め よ。(
2
) こ の方程式が実
数解を もっ と き、 その2
つ の解の積が最 大になるの は、m が どん な
値
の と きか、 また、 そ の最大値を求め よ。また、
2
っ の解の積が最小になる よ うなm の値
と、 その最小
値を求めよ。 」 教材観 ;こ の教材は生徒に とっ て は難
問で あ る。 その理 由 は以下の2
点で あると思わ れ る。 ア 、 文字が x とm と2
種類含まれて い て 、 その 関係が見えに くい。 イ、 (1
)で はす ぐ判別式、 (2
)で は その 手順 がっ な が らない。すな わち、 問題が 「
見
え ない」の である。 一般の指導 と して は 、 1 (1
)は判 別式D
/4
= (m −5
)2・一 (2m2
−4m
−2
) = ・− m2 −6m
十27
≧0
よ り 一9
≦ m ≦3
を求める。 (2
)は α β=2m2
−4m
−2
=2
(m −1
)2−4
≧0
とな り 、 −9
≦m ≦3
の範 囲で 、 最大値は m = −9
の と き196
、 最小値はm =1
の と き一4
と なる。 であ るが、 これで は、 問題は見え ない の で はなだろ うか ? 提案
展
開
例 ; (生徒の思
考
活動の段階
とその評 価手段を明示 する。 )●
縮
小 (具体化) :m に い くっ かの値をい れて、 (1
) (2
)を解い て み せ る。 m =0
, m ニ5
にっ いて例示し 、 自由にm を選んで解か せ る。○ 電 卓使用に よ り、
2
次関 数の グ ラフ フ の移動の様 子をm の変 化に よっ て予想さ せ る。●比較 ・ 類推 :m の値に よ って 、
状
況の ちがい の あ るこ と を知り、 m の値
によっ てグラ フが
移動
す るこ とを体験 する (グ ラフ電卓利用 )m の働 きが放物線の位 置Tokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
と良い。 ●推論 :類推の結果を論証するため に、 グラフの移 動の状況を頂点の軌跡を追 跡 する。 ● 具 体化 :頂 点の軌跡をで き る だけ正 確に図示して、 m の値 を記入 す る。 (電卓利用 )
軌跡の 方程式は
y
= x2 +16x
+28
となる 。 ●視 覚化 :以 上の活動を グラフ電 卓を用い れ ば、 発見活動がよ り容 易に なる。 教師主導の 場 合が コ ン ピュ ータ画面の
操作
を通 して 、 計算
の煩雑さを解消して 類推 ・推論の過
程
を視覚
を通 して 体験 出来る。 ●概 念の関係 付け (比較 ・類推 ) :判別 式と グラ フ の頂点の y 座 標とは、 符号が逆に な っ て い る だ けで 、 本 質的に同じ もの であるこ とを理解 し、 代 数 的表 現と幾何 的 表現 を統一 的に把握 する。 ●拡張 : α β (相 乗平均 )は グラフのy
切片、 (α + β)/2 (相 加平 均 〉は グラフの
頂
点の x 座標を示すこ とを発見する。 ●吟味 3 (1
)(
2
)の問
題を放物線の グラ フ の 位置の立場で再表現 する。(
1
)は グラフ がx軸
と交わる。 電 卓で グラ フを移動 すれ ば簡単に見え る。 m =3
, m = −9
の と きに 、 グラフ は x 軸 と接 する こと が見え る。 (2
)は グラ フの上下移動の限界を示してお り、 最大値 (m =−9
)の と きx 軸に接 し、 最小値 (m =
1
)の と きグ ラ フ の y座 標は一20
と な っ て 、 最下位の 位 置、
y
= −36
に はなっ てい ない。 ・・ …予
想の 誤謬 …葛
藤6
発展
: (2 )
の予
想の誤謬よ り、 その 原因を考える。 グラフ 電卓を利 用 して グラフ の 移動の様子を観察す る。 問題の放物 線の グラフ と頂点 の グ ラフ との関 係を明 らか にする。 ●一般化 :数学1
にお け る、2
次方程式に おいて、 解の 公式、 解と係数の関係、 因数分 解、 グラフ と方程 式 ・不 等式の位置づけが明確に な ら ない で 、 意味が解ら
ない ま ま計算 処理技術だ けが
先
行してい るの が現 在の授業 風景で あ る。 さ らに、3
次方程式に拡張して問題を作っ て みる と どの ような法則が出てくる か、 また、 n
次方程
式で は どうな るか ?こ の よ うな、 一般化の過 程で 何が重要か、 基 礎は何か も解っ て 来るで あ ろ う。
参
考 ;ポ リア の 問題解決の4
段 階(
1
) 問題を理解する こと (未知の もの 、 条 件の不 足、 過剰等の評価、 描画、 記 号、 条 件分離)(
2
)計
画をたて るこ と (類似、 関 連問題の想起、 問題の表現の 変換、 定義の 想 起、 問題の 一 般化、 特殊化、 部分化、 類 推化に よ る解法の 手が か り発見、 デ ータの未使用部分の点 検) (3
)計画を実行 す るこ と (各段階に手落ちな く、 解法の実行) (4
)振り返 っ て み るこ と (結果を ためす、 別 解の発 見、 一 目で 見える ようにす る。 他の の問題へ の応用のための考察 )★ 「テ クノ ロ ジーの授 業に お ける利用につ い て」 (
1
)先 行研究の調査分析 (50
年特集 号 ・ ・・ ・ …全員
OD
総会特集号
小学校 (橋本 )中学校 (長塚 ・安藤)高等学 校 (田村 ・平)P
・S
(春日)圀研究論文等 ;日数 教 会 誌 (橋本)理数研 会誌 (橋 本) 科 研費の研究報告 書 (田村) (
2
)文献の調査 ・研究團
和
文書
;具体的 な使 用事例集 (単行本
) ・ ・ ・ ・…(平、 春日)
明治 図書 ・
NEW
等の雑誌 ・ ・ ・ ・ …(平、
春
日>CEC
等の 団体業績報告 ・ ・ ・・ ・ …(
)
@欧 文 書 ;
NCTM
のM
,T
、YEARBOOK
等 ・ ・ ・ ・ …(戸塚) (
3
)学 習理論の 研究團認知に 関する事項 (含、 大脳生理学、 心理学等) …
(長塚、
〉
教育工学に関 する事項
・ ・ ・ ・ ・ ・ …
(
)
数学教育関係 資料 (
R
,Skemp
等)・ ・ ・ ・ ・ ・…
〈安藤 、
) テ ーマ 例
○イ メー ジ が思考
活
動に及ぼす意 義 ●言語 とイメー ジの関係●書 くこと と見るこ と と との思考活動にお ける位置づ け ●イメージ に よ る認 知能力が経験に よ る変化の有 無 論 文 作 成 要 領 理数研の 発表内容を中心に してま とめ る。 ◎ ゼ ミの進 め方は 、 毎時 間、 〔
D
〜 まで の分担者が10
分程 度の 時 間で 、 進 行状
態を紹介す る。 その際、
B5
版1
枚で よいから必ず記録 用と して 、 発表 内容を書い た ペ ーパ ー を配 布す る 。4
.海 城ゼ ミ (実 践活動を論文に まと め る) ● 自分の テーマ を決定 す るこ とが望ま しい。Tokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
授 業 に 関 す る ア ン ケ ー ト (
1
)1996
,5
,31
. (金 ) 会 員 各 位 東京理科大 学 数学教育 研究会 会 長 長 野 東 現 在、 学校で は教 師の 多忙が問題になっ て お ります。 こ の解 決の た め に は各 方 面か らの 根 本 的な改 革が必 要 と さ れ て お り ます。 し か し、 私ど も がで き る改革 の道 も探る 必要が あ りま す。 その た め に は、 指導技 術の改 善が必 要 と思 い 、 以 下の ア ン ケー トを 考 えて み ま し た。50
分の 授業 時 間か ら5
分だ けで も、 時 間を創 り出す ことは出来ない か ? 授業を されてい る体験を通 して、 以 下の 事 項 につ い て 、 ご意 見を 月 例 会 に ご出 席の 際 に で も お話 し戴く か、用紙をお出し下 さ る よ うお願い 申し上 げ ま す。 ( )の 中に は、 同 感の 場 合は○、 否 定の 場合は × を付けて 見て 下 さい 。 ど ち ら と も云 え ない 場 合は、 その理 由を な るべ く具 体 的に お書 き下 さい 。 ★ 理大数 教研の 研究部の 活動計 画の 資料と し、 発表さ せ て 戴 く予定です。 ご自分 の所属欄に○を お付け下さい 。 所 属 学 校 種 別 ; 小 学 校 ( ) 中学 校 ( ) 高 等 学校 ( )中高一貫 ( ) その 他 ( )1
.問題練 習の 問題は多い 程、 学 力はつ く? ( )2
.個 別指導の方が学 力はっ く? ( )3
.進度を早く して 、 早く教 科書を終 っ た方が学 力がつ く? ( )4
.同じ問題を繰り返して 、練 習 した方が効果が ある ? ( )5
.説明は繰り返して、 同じ説 明をする方が効果が ある ? 〈 )6
.電卓
を使
うと、学力
がっ きますか ?(
)
7
.自分で計算や図な どた く さ ん書か な けれ ば、 理解はす す ま ない ? ( )8
.図を見た り、 イ メー ジを持っ こ とに よっ て 、 学 力はっ く? ( )9
. 時 間が足 り な い と きは 、 本 文 に時 間を かける よ り、 練 習 問 題 に 重 点を置い た方が 効 果が あが る ? ( ) 10 .興味 ・ 関心 を深め る よ り も 、 先ず、 理解を高め る こと が先決で 、 理解 すれ ば興 味 ・関心 もわ く もの である ( ) ★ 先生が考え て お ら れ る学 力とは どん な ものですか 、 以 下 にお書き下 さい 。 (専 攻 科 調 査 結 果 (
1996
,6
,6
実施 ) (1
)反 応分布 表 教 師経 験 者 (10
) 未経 験者 (25
) 合 計 (35
) 項 目 ○ × △○
× △ ○ × △1
3
4
3
10
5
10
13
9
13
2
7
1
2
14
6
5
21
7
7
3
1
8
1
2
15
8
3
23
9
4
4
4
2
9
8
8
13
12
10
5
2
5
3
1
12
12
3
17
15
6
3
3
4
3
6
16
6
9
20
7
6
2
2
14 47
20
69
8
8
1
1
22
1
2
30
2
3
9
3
5
2
6
12
7
9
17
9
10
0
6
4
3
12
10
3
18
14
2739
7581
121110
(2
) 百 分 率 表 (% ) 教 師経験 者 (10
) 未経験 者 (25
) 合 計 (35
) 項 目 ○ X △ ○ × △ ○ × △1
30
40
30
40
20
40
37
26
37
2
70
10
20
56
24
20
60
20
20
3
10
80
10
8
60
32
9
66
264
40
4020
36
32
32
37
34
29
5
20
50
30
448 48949
43
6
30
30
40
12
24
64
17
26
57
7
60
20
20
56
16
28
57
17
268
80
10
10
88
4
8
86
6
9
9
30
50
20
2448
28
2649
26
100
60
40
1248
40
9
5140
(3
)調査 問題作 成上の 仮説 ★ 現 状 認 識 ;中学 校 ・高等学 校にお け る授業の 実態 は、 入 試対策に影響され て い る傾 向 が 強 く、 しか も、 教 師は殆 ど 「多 忙 」で ある こ と を教育 ・研 究 活 動 の 障害条 件 と して挙げてい る。 学校教 師の 「多忙」を解消 す るた め の 方 策 は 「定 員 増 加、 学 校 教育の リス ト ラ化、 教育課程の 改善等」が考え られて い る。 し か し、 そ の実現に は長 期 間を 必要とす る もの も多い と考え られ る。 し か し、 当面 の 問題解 決の た め に は、 教 師 自身が 「多忙」 を克服す る努 力が必要と考え られる。 そ の た めに は、 教 師の授 業 改 革の 工夫に よ っ て 、 よ り有 効な時 間創出がで きるの で は な か と考え て い る。★ 授 業 の
3
大 迷 信 の打
破 の た め に ;3
大 迷 信と は 「練 習問題の多 量 化 ・高度 化、 指 導の 個別化、 学習 進度の 加速 化」 を仮定して い る よ う に思 わ れる。 む し ろ、 これ らの原理 を公理的に承認して、 学 習指導が 進 め て い るこ とによっ て、Tokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
「多 忙 」が起 きて い るの で は ない か と考えて い る。 し か し、 これ らの原理が科学的に 認め られて い る とは思 われ な い 。 現 場 教 師の 体 験 や 直 感 を主 と して 、 これ ら が存在 し て い るの で は ない か と思わ れ る。 こ の 原理 を進め て い く限り、 必要 授業時 間数は無限に 増加 し、 逆 に時 間数が減れ ば 教 材 内容 を低 下さ せ な け ればな ら な くな っ て くる。 これで は、 数学 教 育に 新 しい展 望 は開け な い で あ ろ う。 わ れわれ は、 指導技術を同上 させ るこ とに よ っ て 、 少ない時間 で よ りハ イ レベ ル な教 材を消化で きる 、 授 業専 門 家 にな る こ と を 目指 す 必 要が あ る と。 考えて い る。 その た めの 、 まず、 基礎 的調査 と して、 「学 力向上に 対す る対策」に関す る教 師の 意 識 調 査 を は じ め るこ とに し た 。 (
4
)考 察 ;2
っ の 観 点か ら資料 を分 析 し た 。【
1
】△ の
度数
別 分布 (不確定 要因の 認識の度 合い の 判定) (1
) 多い項 目 教 師経験 者 未 経験者 合 計 (2
)少ない 項 目 教 師経 験 者未経験
者
合 計6
(40
%)6
(64
%)6
(54
%)10
(40
%)5
(52
%)5
(37
%)1
(30
%)1
(40
%)1
(34
%)3
(1G
%)8
(10
%)8
(8
%)2
(20
%)8
(3
%)3
(11%) (項 目に対 する確 信 の度 合い の 判 定 )5
(30
%)10
(40
%) 10 (34
%) 【2
】 ○、 ×の 度 数 別 分 布 (1
)○の 多い項 目 全て の 集 団を通 して 、 項 目8
が断然 多 い 。 (80
%,88
%,86
%) (2
)○の 少ない 項 目3
(10
%,8
%,9
%)10
(0
%ほ2
%,9
%) 項 目5
(20
%,4
%,9
%) 【3】 考 察1
. 認知と イ メー ジの関
係は深い 。 項 目8
(094
%,△8
%)は他の 項 目に比 して 、 反応傾 同に決定 的な特徴を もっ て い る。 「図を見た り、 イメー ジを持つ こ とに よ っ て、 学 力はつ く?」 とい うこ と は全体に承 認 されて い る よ うであ る。 理解を深め るため に、 イメ ー ジ作 りを重視 する こ とは、 教 師の体験 的認 識で あ ろ う。 た だ、 イメ ー ジが必ず正 しい 認知を 生 む か ど うかに っ い て は、 あ まり、 考 慮 さ れて いな い の で は ない だ ろ うか。 △ が極めて 少 ない 。2
. 電卓の効 果に は懐 疑的で あ る。 イ メー ジを 重視す る に も拘わ らず 、項 目6
(011
%, △54
%)の反 応 が項 目8
とは対照 的で ある。 調査 対象の ク ラ ス は事 前に、 グラ フ電 卓 (カ シ オfx9700
,T
夏82
,92
.)を2
時 間に 亘っ て 、 操作を学習し興味を もっ て 取り組んで いた に も拘わ らず 、 項 目6
に 関 しては懐疑 的で あ る。 と くに、 教職 未経験者に それ が多い こ とに驚かされる。 これ は学 力に 対す る イ メ ー ジが固定 的な もの に よ るの で あろ う。3
.3
大 迷信に対して は仮説の よ うな反応 がみ られ ない 。 項 目5
、 項 目1
に は懐疑 的である。 とくに、 項 目5
は○も極めてす くない。 これは、 調 査 仮 説1
、2
、3
、 が成り立っ て い ない こ と を示 して い る と思 われ る。し か し、 学校の 現実は調査結 果と は こ と な る よ うに 、 思わ れ る。 これ は、 調 査に答 え る ときに は現 実より、 目分の 理想に立っ て答えて い るの で は ない だ ろ うか。 設 問の 表 現 にっ い て検 討 す る必 要 が あると思 っ てい る。 また、 「繰 り返し学 習」に 対す る効用 に はあ ま り関心が見 られ な い 。
授 業 に 関 す る ア ン ケ ー ト (
2
)1996
,6
,6
修正 会 員 各 位東 京理
科
大学 数学 教育 研究会 会 長 長 野 東現在、学 校で は教 師の 多忙が問題に な っ て お りま す。 こ の解決の た め に は各 方面か らの 根本的な改 革が必 要とされて お ります。 し か し、 私 どもが で きる改革の道 も探る 必要があ ります。 その た めに は、 指 導技術の 改 善 が必要と思 い 、 以 下 の ア ン ケー トを 考 えて み まし た。
50
分の 授 業 時 間か ら5
分だ けで も、 時 間を創り出す ことは出来な い か ?その た め に は、 効 果 的 な 「学 力同上 」の指導 法に つ い て お伺い し た い と思い ます。 以 下の 手段につ い て 、 現 在の学 校で はどの よ うに、 実施 して お ります か ? 実 施の場 合は○、 して い ない場 合は × 、 どち ら と も云 えない場合は その理 由を (
) に ご記 入 下 さい 。
★調査は理数研の動 計画の 資料と し、 結 果を報 告せて戴 く予定で す。
ご自分の 所属 欄に○をお
付
け 下 さい。 所 属学 校種別 ;小 学校 (
〉中学校 (
) 高 等学校 (
) 中 高一貫 (
) その他 ( )
1
. 問題練 習量はで きる だ け、 多い方が よい 。(
)
2
。学習規 模はで き るだけ小 さ く、個 別指導に 近い 方が よい 。(
)
3
.進度は な るべ く早 く し て、 教科書を終わ ら せ問 題 練 習に 時間を か ける方が よい 。(
)
4
. 問 題 練 習は な るべ く同じ問題を繰り返 し た方が よい 。(
)
5
.説明は繰 り返 して、 同じ説 明をす る方が よい 。(
)
6
. 電卓を活用す る方がよい 。(
)
7
. 電 卓よ り も、 自分で 計算や 図な どをた くさ ん書 いた方が よい 。(
)
8
.図や画面を見せて 、 イメ ー ジを持たせ る方が よい 。(
)
9
.時 間が足りない ときは、 本文 よ り練 習問題に時 間を かけた方が よ い。(
)
10
.興 味 ・関
心 よ り も、 先 ず、 理解を高めた方が よ い 。(
) ★
先生が考えて お られ る学 力とはどん な もの で すか 、 以 下 に お書き下さい 。 (
Tokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
授 業 に 関 す る ア ン ケ ー ト (
3
)1996
,6,
10
修 正 会 員 各 位 東京理科大 学 数 学 教 育 研 究 会会
長
長 野
東
現在、 学 校で は教 師の多 忙が問 題 に なっ て お り、 この解決の た め に は各 方面か らの 根 本 的な改 革が必要とさ れて お ります。 し か し、 私ど もがで きる改 革の道 も探 る必 要 があ りま す。 その た めに は、 指 導技 術改善の 方策を さぐる た め に、以下 の ア ン ケ ー ト を考え て みま した 。
効 果 的な 「学 力 向上 」の指導 法にっ い て お伺い し た い と思 い ます。 現 在の 学校で は 学 力 向 上の 対 策 と して 、 以下の 項 目に っ いて、 どの よ うに 、 実 施 して おりますか ?
実 施の場 合は○、 して い ない 場 合は× 、 ど ち らとも云え ない 場 合は その 理 由 を ( ) に ご記 入下 さい 。 ★ 調 査は理 数 研の 活動 計画の 資料と し て分析し、 その結 果 を 報 告 します。 ご自分の 所 属欄に○を お付け下 さい 。 )所 属学校 種別 ; 小 学 校 ( その 他 ( 【学 力 )中学校 (
)高 等学校 (
)中高一貫 ( ) 同 上 の た め の 対 策】
1
.問題 練 習量はで きるだ け 、多く してい る。2
. 学 習 規 模はで き る だ け小 さく、 個 別指導に 近付けるよ うに して い る。3
. 進 度は な るべ く早く し て、教科書を終わ らせ 問題 練 習に 時 間を か け る。 説 明は繰り返 して、同じ説明を す る。 電卓を 活 用 して い る。7
. 電卓
よ りも、 自分で 計 算や図な ど をた くさん 書か せて い る。8
.図や画面を見せ て 、 イメー ジ を持た せ る よ うに して い る。9
.時 間が足り ない と き は、 本文よ り練 習問題 に時間
を か けて い る。10
. 興味 ・関心 よ り も、 先 ず、 理解を高め る よ う に してい る。 ★ ら選ん で、 効 果が高い と思 わ れ る順序に3
項 目選んで下 さい。1
位 ( )2
位 ( )3
位 ( ) ☆現状で は出来て い ない が、 望ま しい 対策が あれ ば以 下 に お書き下 さい 。 ( ( (
4
.問題練 習はな るべ く同 じ問 題を繰り返 して い る。 (5
. (6
. ( ( ( ( ( ) ) ) ) ) ) ) ) ) 〉 学 力向上 に最 も効 果の高い と考えて、 現 在実 施さ れて い る対策を1
〜10
の 中か授 業 に 関 す る ア ン ケ ー ト (
3
) の 調 査結
果 調 査 対 象 ;6
月22
日、 授 業 研 究 会 参 加 者51
名 中27
名 回 答1
. 反応 分布 ・百分 率表 反 応 分 布 百 分 率 表1
幀 位 度 数 項 目 ○ X △ ○ X △1
位 x3 +2
位 ×2
+3
位 x11
13
8
6
48
.129
.622
.2
20
2
8
11
8
29
.640
.729
.6
22
〔D
3
11
11
5
40
,740
.718
.5
12
4
8
11
7
29
.640
.725
.9
8
5
10
10
7
37
.037
.o25
.9
10
6
1
16
10
3.
759
.237
.0
1
0
7
15
5
7
55
.618
.525
.9
14
圈8
17
6
4
62
.922
.214
.8
20
9
8
13
5
29
.648
.118
.5
2
10
11
8
8
40
.729
.629
.6
14
2
.表 の 考 察 こ の 調査 は現在、 学 校で実 施 されてい る 【1
】 △ の 度数 分 布状況大 きな変化は見 られ ない 。 項 目
6
が37
.0
%で一番 多く 、 項 目8
が14
.8
%で 一 番少
な い。 教 職経 験が多い と、 判断に対する不確定要 素が減っ て きて い る。毎日の 授業の 中で 、 な ん らかの判 断 に迫 られて い るこ とを示してい る。
電卓に 関して は 日常の多 忙の 中で 、 接 触の機会の ない 環境で は判 断 が困難であ ろ う。 それに比べ て イメ ー ジの有効 性は認めて い る よ うで あ る。
【
2
】○
、 × の度数分布
(1
) ○の 多い項 目 項 目8
(62
。9
%)項 目7
(55
.6
%)は断 然多い 。 専攻科に比べ る と幾 分 少 ない よ うで あ る。 (2
) × の 多い項 目項 目
6
(59
.2
%〉項目9
(48
.1
%)が 多い。 電卓の 使 用 状 況 は極め て少ない こと と、 学 力に 対 す る解 釈 が変わっ てい ない の で はない だ ろ う か 。(
3
)順位
表
より個別 指導、 多 量の 問 題 量、 イメ ージの 有効性に は期 待 してい る。 逆に電卓 と教科 書の 本文の尊重 は予 想外であっ た。
以 上 の現象は学 力同上の ため、 学校現 場で実 行されてい る状 況の 一端を知る
手
が か りに な る と思 わ れる。こ こ で も、 項 目
1
、2
は活用さ れ、 項 目3
はやり た くて も出来ない とい う声 が多か っ た こ と もっ け加 えて お きたい。予
想し た3
大 迷信は生 きてい るこ とが、 確 認で きた よ うに思える。今 後の 研究 方向 と して は、
3
大 迷信と イ メー ジ の有効性
に対
す る、 科 学 的考 察を進 め る必要があ る と思わ れ る。Tokyo University of Science Tokyo Unlverslty of Solenoe
授 業 に 関 す る ア ン ケ ー ト (
4
)1996
,6
,21
(金)第
1
回の 調査におい て 、 最 も注 目さ れ た結 果は調 査項 目8
「図を見た り、 イ メー ジ を 持っ こ とに こ と に よ っ て、 学力 はっ く?」に肯 定的な回答が80
% をこ え ておりま し た、 そこ で 、 今 回 は これ につ い てお伺い します。 回答 は そ う だ と思 う場 合は ( )の 中へ ○、 そ の他 ( )の 中に は、例が該 当 しない場 合に ご自分の意見を述べ て 下 さい 。 ご自分の所 属欄に○ を お付け下 さい 。 所属 学校種 別 ;小 学 校 ()中学校 (
)高等 学校 (
) 中高一貫 (
) 学 生 ( )そ の 他 ( ) 1 .図と は以 下の 中の ど れだ と思 わ れ ま す か?
幾何 図形 ( ) 関数の グ ラ フ ( )統計グラ フ ( )コ ン ピュ ータ ・ 電 卓 画 面の
図形 (
)定 規や コ ン パ スで 書い た図形 ( 〉
手
で適 当に書い た図 ()写 真
(
)ベ ン 図 ( )漢字 ( )ポ ス タ ー ( )風 景 ( )そ の 他 (
)
2
. イ メー ジ と は どん なこ とを指す と思い ます か?写真 (
)手で 適当に書い た 形 (
)ベ ン 図 (
)こ と ば (
)数式 (
)数表
(
) コ ン ピュ ータ ・電 卓画 面の 図形 ( )風 景 ( )音 (
)体感 (
)幾何 図 形 ( )グラフ ( )
その 他 (
)
3
.図と イ メー ジ との関 係は どん な 関 係 に ある と思い ますか ? ア. 図を通 さ な け れば、 イメ ージ はわ か ない 。 イ. イメー ジ がわか なければ、 図は書けない。 ウ,図とイメ ー ジ は全く別の もの で ある。エ .図はイメ ー ジの
1
部分で あ る。オ.イ メー ジが目に見える状態 になっ た もの を図とい う。 カ .その他 (
4
. イメー ジ は理解
を進め る上で どの ような働 きをする と思い ますか ? ア .問題解 決の 手が か り になる イ. 計 算 し な くて も解答が解る ウ. 正 しい 推 論 をす るに は必ず必要で あ る。 工 . で あ るオ.図や イ メー ジ だけの 理解は本質を間違え る ことが多い ( ( ( ( ( ( ( ( ) ) ) ) ) ) ) ) ) 図や イメ ー ジだ けで は、 理解はで きない の で、 か な らず、 こ とばの 説 明が必要 ( ( カ.図や イ メー ジ は連 想 す るこ とは、 個人 的な経 験 に左 右 さ れ る こ と が多い ( キ.図を書けばあと は代 名詞だ けで 、 説 明が出来る。
( ク.その 他 ( ) ) ) ) )
5
.生徒に イメー ジを持たせ る た めの 方法と して よい方法 はa .授業の始めに、 この 時 間の 目標を明示 する。
b .授業の終わ りに 、 この 時間まと めを話す る。 c .図を見て 、 ことばで表現 させ る。
d
. こ と ば や式を見て 、 図が か け る よ うに して い る。 ( ( ( ( ) ) ) ) e .イ メー ジ は推 論を誤 るこ と が多い の で 、 必ずこ とばや式で表現 させ たい 。 ()f
.そ の 他 ( )6
.図示して説 明 した い教 材 は以 下の ど れで すか。 a .式の 計算 (展開、 因数 分解 )b
. 正 負 の数の 計算 c .2
次方程 式 の解d
.因数 定理 e . 媒 介 変 数 方 程 式の グラ フf
. その 他 ( ( ( ( ( ( ) ) ) ) ) )7
.図や イメー ジをもっ こ とは、 以 下の思 考 力の育成に良い効 果を与え ます か? 与 え る と思わ れ る効 果の 高い もの か ら順 序に3
個まで選 ん で 下 さい 。 ( )の 中 に順 位を いれ て 下 さい。 a .未知の もの を予測する能力
b
.帰納 的に多 くの 事象の 中か ら、 簡単な法則を見抜 く能力 c .抽象化 さ れ た法則を具 体 的な事象に適用す る能力d
.現象の中か ら問題を 発見す る能力 e .解決へ の推 論を進め る能力f
.問題を理解す る能 力g
. 異な っ た現 象の 間に関連を発 見す る能 力h
.一つ の事象か ら類 比 し、 推 論 す る能 力i
.簡単な事象を拡張し、 一般的 な法則を発見す る能 力j
.結 果を振 り返っ て見 直す能 力k
.解 決へ の計 画を立て る能力 1 ,法 則を も とに して 、 正 しい 推 論を進め る能 力 m .その他
( 〈 ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) )Tokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
第
1
回
授
業
研
究
会
東 京 理 科 大 学 数 学 教 育 研 究 会 共 催 聖 徳 学 園 中 学 校 ・ 高 等 学 校 期 日 ;平 成8
年6
月12
日 (土 ) 会場 ;聖徳学園中 学
校
・高 等学校東理大 数 教 研発
第
21
号
平 成8
年5
月31
日 東京理 科大学 数学 教育研 究会 会 員各
位殿 東京理科大 学 数 学教 育研
究
会 会 長 長 野 東 聖 徳学 園 中学校 ・高等学 校 校長
和
田知 雄
東
京 理 科 大 学 数 学教
育 研究
会 授 業 研 究 会 の開
催 に っ い て(ご
依頼)
謹
啓
先
生におかれまし て は、 新学年 度 も軌
道に乗
り、 益々 ご多忙
に て ご活躍の 御事と拝察し、 お慶 び 申し上げ ます。さて、
東京
理科大
学 数学教 育 研究 会 (理 大数教
研 )は、 昭和36
年 以来、 月例会を 年間10
回開催 し、教 室現場での数 学教
育の向 上の ため研究を重
ねて まいり ま した。昨年度
は 、当研究会 を中
心 と して、文部省
・東京 都教育委 員会 や東 京 都の 公 立 ・私 立の幼 ・小 ・中
・高 ・大学の共催
・後援
のも と に、 「社会に開
かれた数 学教育
」とい う趣
旨で、 全国算数
・数学教 育研究 (東京
)大会 ・B
本数 学教育
学 会 第77
回総会を 開催 し ま し た。 その結 果、 多方
面か らの多
くの支援 ・ 好 評 を戴
きま した 。その過程で、 社会は数学
教
育に対 して、生徒 が 「生 き生き
と学ぷ よい授業
」 を期待
して い るこ とを痛感
しました。 そこ で、 我々 は今後の研究
目標 を 「日常の授
業の活
性 化」 を 目指すべ きである とい う、 結 論 を得ま した。単
な る、 研究
の た めの研究
ではな く、 平素
の授
業 を 一歩づっ改 善 してい く 、 地道で実
用的な授業
研究 を進めて まい りた い と考えて お ります。 以 上の点
にっ き ま して 、聖徳 学 園中学校
・高等
学校
数学科
の先
生方 とは、 共通
の問題
認識
をもってい るこ とが わか り、 共 同で授
業研 究 を進 める こ と にな りました。ま
ず
、第
1
回と し ま して 、 「授業
研究会
」 を下記
により、聖徳学園
中 学校
・高
等学 校と東京
理科大
学数学教育
研究会
との共催
で開
催 致す
こと にな りまし た。 第4
土曜 日 でもあ
ります
ので、 な るべ く多数
の先
生方の ご参加 を得て、 日常
の教室
にお ける授業
にっ い て、 と もに協 議致した く、 ご参加
下 さいますようご案内申
し上げ
ます。末筆
になり
ましたが 、先生には ご自愛
の上 一層
の こ発展 を
お祈 り
申
し上 げ ますTokyo University of Science Tokyo Unlversrty of Solenoe
己 一 冒 卩