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長崎県 追補

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Academic year: 2022

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長崎県 追補

著者 中西 弘樹

雑誌名 植物地理・分類研究

巻 60

号 2

ページ 43

発行年 2013‑03‑01

URL http://doi.org/10.24517/00053531

Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by‑nc‑nd/3.0/deed.ja

(2)

中西弘樹(〒

851

-

2130

 長崎県西彼杵郡長与町

2

丁目

29

-

4

 亜熱帯植物所 

[email protected]

42.長崎県 

追補

(A) 植物誌

『長崎県植物誌』(外山1980)の追補の記録が「長 崎県植物誌ノート」として中西によって『長崎県生 物学会誌』32号(1987)から掲載されており,70 号(2012)までに37回,300種類以上が県新産植 物として記録されている。今後新しい植物誌の出版 が期待されている。

地域フローラとしては「長崎県生物学会」によっ 2001年に『多良岳の生物』が出版されたのに続 き,2006年に『雲仙岳の生物』(長崎新聞社発行)

が出版され,それぞれ種子植物やシダ植物,コケ植 物などのフローラについての記述がある。諫早市森 山町にある唐比湿地については総合調査が行われ,

2003年に『唐比湿地の自然調査報告書』(森山町刊)

が出版されている。その他,中西によって本誌『植 物地理,分類研究』にトビカズラ(50巻,2002年),

ハクチョウゲ(52巻,2004年),サキシマフヨウ(54 巻,2006),トゲウミヒルモ(56巻,2008年),グ ンバイヒルガオ(58巻,2011年)についての論文 があるし,『植生学会誌』にキノクニスゲ(28巻,

2011年),『沙草研究』にツシマスゲ(16号,2011年)

の分布と生態についての記載がある。また,中西に よって無人島を中心とした島嶼植物の分布と生態に ついて『植生学会誌』(17巻,2010)や『長崎大学 教育学部紀要-自然科学』(79号,2011年),『長 崎県学会誌』にいくつかの無人島のフローラについ て記録がある。帰化植物については中西ほか(2006 によって『長崎大学総合環境研究(8巻)』に概要 と目録がまとめられている。

(B) 研究機関

「佐世保市亜熱帯動植物園」,通称「石岳動植物 園」は,2011年に「西海国立公園九十九島動植物園」

と名称が変更された。「長崎県亜熱帯植物園」と共 に,最近は絶滅危惧種の増殖を行っている。

(C) 標本

長崎大学環境科学部にある外山三郎コレクション 8000点の標本は,校舎改築のため保管場所がな くなり,京都大学理学部の標本庫に寄贈された。そ の中には外山三郎氏自身が採集した昭和初期から昭 20年代までの標本や,全国各地の研究者と交換 した標本,教え子たちの採集した昭和30年代の標 本などからなる。中には樺太や積丹島などで採集さ れた標本も含まれている。

(D) レッドデータブック

これまで発刊されていた県および長崎市,佐世保

市のレッドデータブックはそれぞれ改訂されてお り,長崎県は2012年3月に『長崎県レッドデータ

ブック2011 ながさきの希少な野生動植物普及版』

(図,長崎新聞社刊)として市販されている。長崎 市は2012年に,佐世保市は2011年に改訂されたも のがそれぞれのホームページで公表されている。

(E) 植物群落

「長崎県生物学会」によって2006年に『雲仙岳の 生物』が出版され,植生についての記述がある。大 村湾沿岸の海岸植生について中西ほか(2009)が

『長崎大学教育学部紀要-自然科学』にまとめてい る。その他,生物学会誌には中西によるいくつかの 島の植生についての記載がある。

図 長崎県レッドデータブック2011 ながさきの希少 な野生動植物普及版

43

March 2013 J. Phytogeogr. Taxon. Vol. 60. No. 2

参照

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