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無 極性 溶 媒 におけ るハ ロゲ ン化 第三 級 アル キル を用 い た

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Academic year: 2022

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(1)164. 日. 速. 本. 化. 学. 会. 誌1995No2. 報. (日 本 化 学 会 誌,1995,(2),p.164〜166) ◎1995TheChemicalSocietyofJapan. 無 極性 溶 媒 におけ るハ ロゲ ン化 第三 級 アル キル を用 い た 新 規Williamson合 (1994年10月31日. 成 法 受 理). 彰. 政 田 浩 光*・ 三 口 史 雄 ・土 井 靖 夫 ・林. 言. 1緒. 3結. ハ ロ ゲ ン 化 ア ル キ ル とナ トリウ ム ア ル コ キ シ ドま た は ナ トリ ウ ム ア リー ル オ キ シ ドを ア ル コー ル 溶 媒 中 で 反 応 さ せ,置 換 生 成 物 と して エ ー テ ル を 得 る 方 法 はW皿iamson合. 成 法 と して よ く用 い. 表1及. び 図 式1に. は 金 属 フ ェ ノ キ シ ドとハ ロ ゲ ソ 化t一ア ル キ. ル とを 無 極 性 溶 媒 の 中 で 反 応 させ た 結 果 を 示 した. 2倍 モ ル 量 の リチ ウ ム フ ェノ キ シ ドと臭 化t一ブ チ ル とを ヘ キ サ. られ て い る 。 ま た こ の 反 応 の 基 質 と して ハ ロ ゲ ン 化 第 三 級 ア ル キ. ン 中 で60℃. ル を 用 い る と,目 的 の エ ー テ ル は 得 られ ず,脱. 分 析 に よ り45%の. 離反応 に よるオ レ. 果及び 考察. に お い て 数 時 間 か き ま ぜ る と,ガ ス ク ロ マ トグ ラ フ か ブ チ ル フ ェ ニ ル エ ー テ ル(SN)と55%の2一. フ ィ ソ が ほ と ん ど 定 量 的 に 得 ら れ る こ と も よ く知 ら れ て い. メ チ ル プ ロ ペ ソ及 び フ ェ ノ ー ル(E)が. る1)〜3).. な お,反 応 混 合 物 を 常 法 に よ っ て 処 理 す る と,1.2929(43%)の. 従 っ て,例. え ば かブチ ル フ ェニル エ ー テル は フ ェニル マ グネ. 第 三 級 工 一 テ ル が 単 離 され,下. 生 成 す る こ とが わ か っ た.. 記 の よ う に 同 定 さ れ た(Run1).. シ ウ ム プ ロ ミ ド とt一ブ チ ル 過 安 息 香 酸4),プ ロ モ ベ ン ゼ ソ とカ リ ウ ムt‑一ブ トキ シ ド5),ヨ ー ドベ ン ゼ ン と銅t一ブ トキ シ ド6),及 び フ ェ ノ ー ル と2一 メ チ ル プ ロ ペ ソ7)か ら合 成 さ れ,い. TablelReactionofmetalphenoxidesWitht‑alkylhalides. ず れ もハ ロ. innonpolarsolventsa). ゲ ン化 第 三 級 ア ル キ ル を 用 い な い方 法 が 採 用 さ れ て い る 。 本 研 究 で は 無 極 性 溶 媒(ヘ キ サ ソ 及 び ヘ プ タ ン)を 用 い て 不 均 一 系 で ハ ロ ゲ ン化 第 三 級 ア ル キ ル と金 属 フ ェ ノキ シ ド及 び ア ル コ. SubstrateTemp血P語. RunNucleophile. t‑RX℃hSN/%E/%. l‑BuBr. PhOH. '‑BuI. 4. PhOH. 5. 験. 2実. 6. 素 雰 囲 気 下 で か き ま ぜ た.反. 応混. ≠‑BuBr. (PhOう2Ca2+. かB亘Br. (PhO僧)2Ca2+. ≠‑BuI. (PhO‑)2Sr2+. t‑BuBr. (PhO‑)2Ba2+. 卜BuBr. (PhO『)2Ca2+. かC5Hl1Br. (PhO‑)2Ca2+. t‑C5Hlll. 2. 渉一BuI. (PhOう2Mg2+. 3. 3 ≦上 ). 分 留 して 目的 生 成 物 の 第 三 級 工 一 テ ル を単 離 した.こ の 第 三 級 工 一 テ ル はIR ,iH‑NMR及 び 質 量 分 析 に よ り 同 定 した 。 ま た,こ. 1 2 剛ユ ー. 合 物 は ヘ キ サ ン で 抽 出 し,水 及 び エ チ レン グ リ コー ル で 洗 浄 し,. PhO聯Na÷. 5. 加 え て 懸 濁 さ せ,窒. 卜BuBr. ハ 6 6. 40cm3を. び炭 化 水 素 溶 媒20‑. 0 1. ロ ゲ ン 化 第 三 級 ア ル キ ル20mmo1及. 9. 末 に,ハ. 粉. 8. ア ル カ リ土 類 金 属 フ ェ ノ キ シ ド及 び ア ル コ キ シ ド20mmolの. t‑BuI. PhO一Na+. 4. たは. ︒ の 7. ア ル カ リ 金 属 フ ェ ノ キ シ ド及 び ア ル コ キ シ ド40㎜olま. PhO}工i÷. 43(45) 0(0) 0(0) 52(55) 45(49) 1.5 52(59) 55(60) 49(56) 53(57) 50(54) 50(56) 22(29) 1.5 29(35) 9臼 9臼 9臼. 3. かBuBr. 4. 2. 工 一 テ ル が か な りの 収 率 で 得 られ る こ と を見 い だ した.. PhO需Li+. 4. 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 6 6 6 6 6 7 6 6 6 6 6 6. 1. キ シ ドとの 反 応 を 行 う と,求 核 置 換 生 成 物 と して対 応 す る第 三 級. 懸). PhOH(phenol)◎rPhO‑M+(alkaUmetalphenoxide)40. の 反 応 を 内 部 標 準 を 用 い て ガ ス ク ロ マ トグ ラ フ に よ り分 析 し,生 成 物 と して 得 られ た 第 三 級 工 一 テ ル(SN)と. オ レフ ィン及 び フ ェ. ノ ー ル ま た は ア ル コ ー ル(E)を. 定 量 し た.GLPCは. 8A型. び2%SiliconeGE‑SE‑30の. 装 置 に5%SiliconeOV‑17及. 填 カ ラ ム(カ ラ ム 内 径3mm,長 ガ ス(He)の し た 、IRス. さ3m)を. 流 速40‑100cm3/min,カ. 接 続 し,キ. ペ ク トル は 日本 分 光FT‑IR‑3型,iH‑NMRは. 電 子JEOL‑PS‑100型 及 び 日立M‑80型. 装 置,質. ε曲ylhalide)20mm◎1,a難dhexane20cm3usedunless. 充 ャ リヤ ー で分析. のIsolatedyields◎fかalkylphenylether(SN)basedon卜RX. Figtrreshlparenthesesshowtheglpcyieldsof'‑ROPh(SN),and ◎le且norpheno1(E). のHeptane20cm3used。. 日本. 量 分析 は二 重収 束 ㏄. 質量分 析計. 装 置 を用 い て 測 定 した.. 金 沢 大 学 工 学 部 物 質 化 学 工 学 科,920金 40‑20. t‑RX(卜. ◎therwisenoted.. 島 津GC‑. ラ ム 温 度40‑130℃. mmolor(PhOつ2M2+(alkah蔦eearthmetalphenoxide)20mmol,. (PhOうnMn+十. 沢 市 小 立 野2‑. かRX→ PhOR‑t(SN)十 Scheme1.. 〇lefins(E)十PhOH(E). (55) (0) (0) (45) (51) (41) (40) (44) (43) (46) (44) (71) (65).

(2) 日化,1995,No・2政. 田 〇三 口0土. 井0林:無. 極 性 溶 媒 に お け るハ ロ ゲ ソ 化 第 三 級 ア ル キ ル を用 い た 新 規wn㎞. '一ブ チ ル フ ェニ ル エ ー テル:bp193℃;. Table2ReactionofmetalaU《oxideswithかbutylhalidesin heptaneの. IR(neat)1390,1366(かBu),and1235,1161(C‑0‑C)cm}1; 1H‑NMR(CDC13)δ=1. .32(9H,s,. t‑Bu)and6。9‑7.3(5H,m,. aro‑ Run. matic);. Substrate Nucleophile. チ ウ ム フ ェ ノ キ シ ドの 代 わ り に2倍. モル量 の フ ェ. 14. PhCH20‑Li+かBuBr. 15. PhCH20扁Na千. れ に 臭 化 か ブ チ ル 又 は ヨ ウ 化t一 ブ チ ル を 加. 16. PhCH20‑K+∫. え0ヘ. じ条 件 下 で 加 熱 混 合 した が 全 く反 応 しな か っ. 17. (PhCH20う2Sr2+s. 18. (PhC且20‑)2Ba2+t‑BuBr. た(R㎜2,3). 以 上 の 結 果 は,ナ. トリ ウ ム フ ェ ノ キ シ ドと臭 化t一ブ チ ル を テ. トラ ヒ ドロ フ ラ ン7ア. セ トン 及 びIYi.LY̲ジメ チ ル ア セ トア ミ ドな. どの 極 性 溶 媒 の 中 で40‑60℃. に て 反 応 さ せ る と,脱 離 生 成 物 の み. が 得 ら れ る 従 来 の 結 果 と対 照 的 で あ る0 次 に,こ の 新 条 件 に よ る第 三 級 工0テ ル 合 成 の 適 用 範 囲 を 調 べ る た め に 金 属 フ ェノ キ シ ド及 び ア ル コ キ シ ドとハ ロ ゲ ン化 物 の 種 類 を 変 え て そ の反 応 性 を 調 べ た.. 」B亘Br i. 19. (PhCH20う2Sr2千. 20. (PhCH20つ2Ba2+・. かBuI. 21. (%‑C7且150う. 彦LB江Br. 22. (π一C7Hユ50‑)ゴBa2+かBuI. 23. @‑C7H150禰)2Sr2+彦 の. 'Timep課. 鐸). 80100(0)(100) 8080(0)(100) 8070(0)(100) 851421(24)(76) 80816(19)(81) 851443(50)(50) 80836(40)(60) 901812(15)(85) 901831(33)(67) 952036(42)(58). 卜BuBr. ノ ー ル を 用 い て,こ キ サ ン 中,同. Temp. 渉 一Bux℃hSN/%E/%. (RO‑)"M磨. MS(70eV)勉/2150(M+)f こ の 際,リ. 165. 竃son合 成 法. かBuI. ゴBaa÷. 」BuI. RO一M+(aMimet曲o虹de)40㎜olor(ROう2M2÷(a㎞. 血1eearthmetala皿. 一. 【oxide)20㎜01,卜BtΩ. く(かbutylhaHde)20. 磁 磁01,andheptane40cm3used。 ∂)Is◎1atedyieldsofa11尊1t‑butylether(S思)basedonかBuX.. ヨ ウ 化 か ブ チ ル と リチ ウ ム フ ェノ キ シ ド との 反 応 は 臭 化 か ブ チ ル の 場 合 に 比 べ て 速 く進 み,SN生. 成 物 の 比 率 が 少 し増 大 し遊. Figures. in parentheses. show. the glpc. yields. of t‑BuOR(SN),and2‑. methylpr◎peneoralcohol(E).. 離 基 の 効 果 が 見 られ た(R.un 4)0 ナ トリウ ム フ ヱノ キ シ ドの 場 合 も 同 様 な反 応 が起 こ る が,リ ウ ム フ ェ ノ キ シ ドに 比 べ て 速 く進 み,SNの. チ. 収 率 も向 上 し,求 核. (RO‑)廻M露. ÷. 十. かB虹X→. +ROH(E). ROBu‑t(SN)十(CH3)2C=CH2(E). 試 薬 の 対 カ チ オ ン の 作 用 が 認 め ら れ た(Run. 5,. ). Scheme2。. 次 に ア ル カ リ 土 類 金 属 フ ェ ノ キ シ ド〔(PhO一)2M2+,M2+= Mg2÷,Ca2÷rSr2+,Ba2+〕. とハ ロ ゲ ン 化 か ブ チ ル との 反 応 を 類 似. の 条 件 下 で 試 み た(Run7‑11)。 応 時 間 は 大 き く変 化 した が,そ. 金 属 錯 体 の 塩 基 性 に 相 関 して 反 のSNの. 収 率 は ア ル カ リ金 属 フ ェ. チ ル の 場 合 よ り大 きい.. 以上 の結果 か ら,炭 化 水素溶 媒 を用 いる とハ ロゲン化第 三級 ア. ノ キ シ ドの 場 合 よ り もさ ら に 増 大 す る 傾 向 が 見 られ,54‑60%に. ル キル か ら置換 生成 物(SN)で. 達 した.. 率 で得 られ るこ とが わか った0一 般 にSN/Eの. ハ ロ ゲ ン 化 かペ ソ チ ル と カ ル シ ウ ム フ ェ ノ キ シ ド との 反 応 は ハ ロ ゲ ソ 化 ト ブ チ ル の 場 合 に 比 べ てSNの. 収 率 が 著 し く減 少 し,. 基 質の アルキ λ レ基 の 立 体 障 害 が 見 られ た(Run 表2及. び 図 式2に. は 金 属 ア ル コキ シ ド とハ ロ ゲ ン 化t一 ブ チ ル. を 反 応 さ せ る と求 核 置 換 生 成 物(SN)は み が 検 出 され,金. 結 果 が 得 ら れ た(Run14‑16).し. が19‑50%の. 全 く得 られ ず0脱. む と考 え られ る。 それゆ え,従 来 の均 一系 での エー テル 合成 とは. 離 生成. 異 なる新規 で有用 な第 三級 工一 テル合 成法 と言 え る0. 属 フ ェノ キ シ ドの 場 合 とは 異 な っ た か しア ル カ リ土 類 金 属 錯 体 で あ. で 反 応 し,t一 ブ チ ル ベ ン ジ ル エ ー テ ル(SN). 収 率 で 得 ら れ た(R.un 17‑20).次. に ス トロ ン チ ウ ム. 及 び バ リ ウ ム ヘ プ チ ル オ キ シ ドを ハ ロ ゲ ソ 化 ∫ 一ブ チ ル と反 応 さ せ た が0既 述 の フ ェノ キ シ ド及 び ベ ン ジ ル オ キ シ ドの 場 合 に 比 べ て 反 応 速 度 は 小 さ く,SN%は15‑40%に 23)OSN/Eの. を有 利 にす る例 は今 まで ほ とん ど知 られ てい ない.本 反 応で は そ. チル と. る ス トロ ン チ ウ ム 及 び バ リ ウ ム ベ ン ジ ル オ キ シ ドは ハ ロ ゲ ン 化 か ブ チ ル と80‑85℃. び溶 媒の五 つ の因子 に よって決定 され る.通 常 溶媒 の影響 は 大 き. の不 均一性 に由来 した特異 な反応 条件 に よ り置 換反 応 が有利 に進. 類 の ア ル カ リ金 属 ベ ソ ジ ル オ キ シ ド と臭 化tブ. 物(E)の. 選択 率 は求核 試薬. の アニオ ン とその対 カチ オソv基 質 のアル キル基 とその遊 離基 及 いが,本 反 応 の ように無極 性溶媒 の 方が極 性溶 媒 よ り も求核置 換. 12,13).. とを ヘ プ タ ンの 中 で 反 応 さ せ た 結 果 を 示 した. ま ず3種. あ る第三 級 工一 テル がか な りの収. ま で 減 少 した(Run21‑. 選 択 性 は 概 して ス トロ ソ チ ウ ム 錯 体 の 方 が バ リ ウ. ム 錯 体 の 場 合 よ り大 き く,ま た ヨ ウ 化 か ブ チ ル の 方 が 臭 化 ト ブ. 1) J. March, "Advanced Organic Chemistry," 4th ed, John Wiley & Sons, New York(1992), p. 386. 2) R. T. Morrison, R. N. Boyd, "Organic Chemistry," 6th ed, Prentice Hall, Englewood Cliffs, New Jersey(1992) , pp. 241-242. 3) M. L. Dhar, E. D. Hughes, C. K. Ingold, J. Chem . Soc., 1948, 2065. 4) C. Frisell, S. 0. Lawesson, Org. Synth., 41, 91(1961) . 5) M. R. V. Sahyun, D. J. Cram, Org. Synth., 45, 89(1965). 6) G. M. Whitesides, J. S. Sadowski, J. Lilburn, J. Am . Chem. Soc., 96, 2829 (1974) . 7) D. R. Stevens, j. Org. Chem., 20, 1232(1955)..

(3) 166. 日 本. 化. 学. 会. 誌. 1995. No。2. —Letter— A New. Method t-Alkyl. Hiromitsu. for the Halides. Williamson in Nonpolar. Ether. Synthesis. Using. Solvents. MASADA*, Fumio MIKUCHI, Yasuo Doi, and Akira HAYASHI. Department of Chemistry and Chemical Engineering, Faculty of Technology, Kanazawa University; Kanazawa-shi 920 Japan It is a well-known result that the reactions of t-alkyl halides with alkali metal aryl oxides and alkoxides in protic solvents give olefins (E) almost exclusively. By contrast, we found a new method for the Williamson ether synthesis in the reactions of t-alkyl halides with alkali and alkaline earth metal phenoxides and alkoxides at 60-90 °C in nonpolar solvents (hexane and heptane) . The yields of t-alkyl phenyl ethers and t-butyl alkyl ethers (SN) were moderate. The selectivity of SN/E was governed by sol vent, metal cation (Li+, Na+, K+, Mg2+, Ca2+, Sr2+, and Ba2+) , nucleophile, and substrate. The nonpo lar solvents were much more effective for the SN reaction than polar solvents..

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参照

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