浸透破壊時の間隙率の変化と多粒子限界流速の関係 中部大学工学部
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(2) III‑412. 土木学会第58回年次学術講演会(平成15年9月). 4 g (Gs − 1) d 3C D. Vc =. Re<0.2 のとき 1/m 0.2<Re<1.0 のとき 1/m. (3). =3.65+19.5・d/D =(4.46+17.6・d/D)Re ‑0.1. Vc =. 1 / 6 ⋅ g ⋅ ρ w ( ρ s − ρ w ) d 3 + 9 µ 2 − 3µ. ρ w ⋅ ( d / 2). (5). Vcm ' = Vc × (n1 / m' ). ‑0.03. −1. (4). (6). 1.0<Re<500 のとき 1/m. =4.45Re. −1. 500<Re<7000 のとき 1/m. =(4.46+17.6・d/D)Re−0.03−1. Vcm ' = n1/ m'. 6 µ ρ w ( ρ s − ρ w ) gd 3 + 1 − 1 (7) 2 ρ wd 54µ . ここにVc:単一粒子の終末沈降速度〔cm/s〕, Vcm ':多粒子限界流速(液体に対した相対速度) 〔cm/s〕,d:粒子径〔cm〕 g:重力加速度〔cm/s2〕,Gs:土粒子の比重〔−〕,CD:粒子の抵抗係数であり、Reynolds 数の関数 ρs:土粒子の密度〔g/cm3〕,ρw:液体の密度〔g/cm3〕,μ:液体の粘性係数〔g/(cm・s)〕,n:間隙率〔%〕. 5.結果と考察 鉛直一次元流れによる浸透破壊モデル実験を行った。図2中のA点においては該当する粒子径の含有率がほ ぼゼロであるので間隙率の変化は生じていない。しかし、動水勾配が限界動水勾配に達する以前(B点)に砂層 内部において間隙率が変化した後(上層は密に、中層および下層は疎になる)、上層の動水勾配が限界動水勾 配にほぼ達したところ(C点)で全体破壊が生じることが分かった。そこで動水勾配が限界動水勾配に達する以 前の砂層内部における間隙率の変化は限界流速に達した粒子移動と目詰まりに起因すると考えられる。 また、全体破壊発生時の実平均流速が限界流速となる粒子は砂層内部に最大で約35%程度移動していると 推察され、上層での密度増加によって局所動水勾配が限界動水勾配に達し(表 1)、破壊したものと考えられる。. 粒径. d(mm). 0.5. 多粒子限界流速式 0.1. 0.05 100. 80. 60. 40. 20. 0. ⊿n(%). A. 0. B. C. 表 1 破壊時の動水勾配 上層 中層 下層 全体. 破壊時の Terzaghiの 動水勾配 i 限界動水勾配 Icr 0.963 0.995 0.956 1.013 0.677 0.996 0.876 1.001. 5.おわりに 浸透破壊発生以前に起こる砂層 内部における間隙率の変化は限界 流速に達した粒子の一部が動くこ. 間隙率の変化量. 通貨質量百分率(%). 0.005. 全体破壊. 上層 中層 下層. 0.01 0.01. 0.02. 実平均流速. 0.03. 0.04. 0.05. 0.06. 0.07. v /n(cm /s). 図 2 限界流速と実平均流速および間隙率の変化量と粒度分布の関係. とにより起こる可能性が高いこと が推察される。この現象を検討するために今後、浸透破壊時の砂層内部における粒度分布の計測を行う。 参考文献 1)杉井俊夫・山田公夫・名倉晋:浸透破壊時の間隙率の変化についての一考察,土木学会中部支部研究発表概要集,pp.265‑266,2002 2)杉井俊夫・山田公夫・中島賢:多粒子限界流速を用いた地盤の浸透破壊メカニズムに関する研究,地盤の浸透破壊メカニズムと評価手法 に関するシンポジウム,pp.123‑128,2002. ‑824‑.
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