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ψ粒子およびγ粒子の質量準位と崩壊幅へのスピン依存相互作用の効果

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(1)Title. ψ粒子およびγ粒子の質量準位と崩壊幅へのスピン依存相互作用の効果. Author(s). 本間, 一徳; 酒井, 源樹. Citation. 北海道教育大学紀要. 自然科学編, 52(1): 25-40. Issue Date. 2001-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/557. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 平成 1 3年 9 月. 北海道教育大学紀要 (自然科学編) 第52巻 第1号 ) VO I ISc i iぢofEduca領on (Natmr ences lofHok鰻廼do UPi a Journa ver s ‐l .52 , No. Sept e 1 D Qber , 2001. w粒子およびr粒子の質量準位と崩壊幅への スピン依存相互作用の効果. 本間. 一徳*・酒井. 源樹. 北海道教育大学釧路枝物理学研究室. E鐘ect sof 値e spin‐dependentlnterac位ons l恒cles idthsofW‐al l匡ai狐ld Decay 帆『 ・d r‐pa on M[ass spec U M[ ld HO卦α卦&A Kコ azunod al oto ・dSAKA i DePa cs i中国entofPhys U i iぢ ofEduca錠on H l 山種d KusbdroCamQpus s o o n v e r ,. Abst raCt. Toobtam the mass 額ldthedecay 隙dthoftheheaW q服狂koniunQ(qず, JP=1‐), worr whichdecays J ;eninto accot f i ta lowed}lde ighter mesons(M M) uI lnt tol ‐al ・derthe ozl , ,threetypeso interactonsare 6ningPotent i錠on poten錠albetWeen q互 al h ialbetp▽een q al s thati ld M M channel ld百, the m 弧s s , ,t econ ‐ ion(FSI)in the decayもDg meson‐狐 疑meson channel th血 a 丑 即Qework of aI ・dthel錠ー鑓 stateinteract ,wi ion ( tをu1dspin‐ tensogspin-orbi i tuentquark model theconst spinte m s) , . 四コespin‐dependent mteract ludedinthestamdそ紅dconf出 血gcen疑al ineret 獄. ized 金・msi虹ede直vedby F延kenste sinc whoseregU1al ,i ions i西s錠ccorrec t term betweenq al ld互 asapa止toftherelat .四なetermsotherth紅lthecon6ningone are 1e complex scal ipg method(CSM)i s app互edto assu疋ned t o be ofphenomenolo淳cal 歳Pc錠onal 節 ms ‐TI j = Dgerequat ; r6d ionin theone‐open‐channelapproach Withthe 額dof solvethecoupled4‐comL Ponentsch i ロ i ttenms 測re 角und i ized Nwmerov 服ー therenonmal -orbi c副l a恒on‐Thetensorandsp calc副l ethodasan副med to decrease bo r ththe mLass andthe Width,andthise節ectis appreciably12u gein D‐states but notin s- alh h i i in ternQ br i ゴ ロgsl1 ther 血 the mLass or 血 the Wid th oflowerlevels ・crease e states - sp ‐Thesp立1 , t oug ionise茎pectedto i 、 Z i i teract l 鴎 iasee ‘ l re andthesp立】 heaVyquarko ‐dependent立l relat cnab ]mtobeofnon- st ksyste立・ j L 〕 n ;lesse爺ectonthesyste r s 1 m Lthanonord na exe l : yqual .. 1. は じめ に. )が存 在 す る. こ れ ら の ク ォ ー ク q はその ク ォ ーク に は フ レー バ ー が異 な る 6 種 類(“,d,s,c,る お よ び云 *20ola鴎月 より ㈱エイ チ・ シー・シー に所属 ,. 25.

(3) . . 本間. 一徳・酒井 源樹. 反ク ォ ー ク 百 と 強 い相 互作用 によ っ て対 を成 し, メ ソ ン qず を構成 する. こ の よう な 結 合 系 は ク ォ ー コ ニ ウ ム と 呼 ばれ, 典 型 と して w 粒 子 の フ ァ ミ リ ー はca か ら なる チ ャ ー モ ニ ウム で あ り r 粒 子 の フ ァ ミ リ ー は , 恥 か らなる ボ トモ ニ ウム で ある と み な さ れ て い る‐ ハ ドロ ン現 象 を 記 述 す る の がク ォ ー ク と グル ー オ ンの. 力学である量子色力学(QCD)であると考えられており, ハ ドロン内のク ォーク 間の力 は QCD により 閉 , じ込め力と漸近的自由性によって特徴 づ けられる. 本稿が対象とするc ク ォークおよび6ク ォーク は 他 , の ”, d お よ びs ク ォ ーク に比べ て 重く. , こ れらの 重 いク ォ ーク を 含 むメ ソ ンや バ リ オ ンを 扱う 場 合 に は非. 相対論近似が悪くはないものと期待されている. 事実, その枠組みの計算で得られる質量準位は実験データ をある程度再現することが示されている.[ 1 ]‐[ 6 ] こ の よう な 重 い ク ォ ー コ ニ ウ ム の 共 鳴 状 態 は OZI許 容 則 に した が い 真 空 か ら 新 た に 軽 い ク ォ ー ク 反 , ク ォ ー ク 対 qi を生 成 し, よ り 軽 い 他 のメ ソ ン・ 反メ ソ ン対 MM へ と 崩 壊 して い く こ と が知 ら れ て い る ‐. この現象は, 初めのqi の質量が, 新たに生成される MM の質量をしきい値として MM がqず に対して開 , チャネル ( haune l ) である場合に起こるが, こう した状態において QCD から導かれた性質に基づく openc 分析は少なく, また単純に元のq菅 間の相互作用のみによっ て質量を完全に再現することは難しい. 近年で はこのようなq互 の物理的記述には強い崩壊と質量の統一的な理解が必要であると考えられており qi が , MM に崩壊するときの遷移ポテンシャルと終状態における MM 間の相互作用を取り入れた, qず と MM と の結合模型によって正しい境界条件の下で質量準位および崩壊幅が計算されている.[ ]-[ ] 5 10. [GeV】 4 4 ‐. 4S 圃園踊園. 4 2 ‐. 3S. 10 8 .. 4 159 .. 4s. 瞳霊園. 580 lo . βB. B.み. β*β*. 10 .6 4 10 .. lo355 3s .. . 脚. 一助. 3 8 .. 15S. . 4 O ‐. 【GeV]. 865 10 ‐ 4 415 .. 3 ‐6. 10 2 .. 02 3 . 12slo. 10 O .. . 3 4 .. 9 8 ‐. ご )粒子 c 汐(. 丁( ゎゎ )粒子. 2 3 .. 6 9 .. 踏 三ど極度 図1:w ファミリーおよび rフ ァミリーの質量準位と崩壊チャネル (測定値) . 左半 分にチャーモニウム, 右半分にボトモニウムについて観測されている質量準位 と崩壊チ ャ ネルを示 した‐ なお, 共鳴準位の全崩壊幅を影を付 してあらわ し た‐ 崩 壊 先 の メ ソ ン・ チ ャ ネ ル の う ち, D*D*の し き い 値 は 4.014 &≧V で あ り, BB の そ れ は 10.558Gev で あ る‐. 一 方, 崩 壊 先 の チ ャ ネ ル には 軽 いク ォ ー ク(” d s)が関 与 す る こ と になる か ら 非 相 対 論 取 り 扱 い で は ,, ,. 不十分であり, 相対論効果としてのス ピンに関わる相互作用が無視はできなくなることが予想される. 重い ク ォ ー ク か ら なる 系 と軽 いク ォ ー ク か ら なる 系 は こ れま で こ の 点 につ い て 扱 い が 異 な っ て い た が w や T , 26.

(4) . w 粒子およびT粒子の質量準位と崩壊幅へのス ピン依存相互作用の効果 Kat6 l l[14],お よ び Hiral ineち F1al lo ・ um,Sch6ber のような重 い ク ォ ー コ ニ ウ ム に 対 し て も 恥岨kenste , , wata,. ]はス ピ ン依存 性 のあ る ポ テ ン シ ャ ル を 取り 入 れた ク ォ ー コ ニ ウ ム 模 型 や 質 量 準 位 につ い て 言 及 15 M wo ta[ して いる‐ しか しな が ら, こ の枠 組み の 中 で は前 述 のよう な 遷 移 ポ テ ンシ ャ ルや 終状態 相 互 作用 という 扱 い. をしておらず, 強い相互作用による崩壊現象において, ス ピンに依存したポテンシャルが質量と崩壊幅に対 して, どのよう な 影響 を与 える か につ い て は触 れ ら れて い な い.. 本稿は, w とrの質量と崩壊幅に及ぼすス ピン依存相互作用の効果 を検証 しよう とするものである. そ ‐ open‐ の第 一 段 階 と して, 開チ ャ ネ ルと して 主 要 な 一つ の み を 考慮 し, w と r の 質量 と崩 壊 幅 につ い て one l問 題 を 取り 上 げる. こ の枠 組 み での qi と MM の結 合 は, ク ォ ー コニ ウム の 質量 と しき い値 がも っ channe ] 結 合す べ きメ ソ ン・ チ ャ ネ ル MM 6 とも 接近 して いる 場 合 が 重 要 で あ る こ と が指 摘 さ れて いる こ と か ら,[ と して w に対 して は D*D*を, 丁 に対 して は BB を そ れ ぞ れ扱う. ま た, w や r を構 成す る ク ォ ー ク によ る ス ピ ン依 存 力 を, テ ン ソ ル力, ス ピ ン・ 軌 道力, ス ピ ン・ス ピ ン力 の3種 類 に 限定 し, こ れ ら が, ク ォ ー コ. ニウムの質量およ び崩壊幅に対して どのような効果を見せるかを取り上げる. 2 メソンの開チャネルを取り入れたクォーコニウム問題の枠組み. 2 .1. l i 従 来 の 結合(coup ng)模 型. ]‐[ 8 ]では, w お 5 軽いメソンの開チャネルのうち主要と考えられる一つだけを取り入 れて問題を扱っ た[ )と の チ ャ ネ ル結 合 の動 径 Z=1 )とメ ソ ン. 反メ ソ ン対 MM の 相 対 P 状 態( よ び r そ れ ぞ れの7 zs 状 態(れ3S.. )/ 波動関数 乎( γを γ. 鳴 物=( ;譲 歩). ( ) 1. γ)につ い て Schradmger 方 程 式 を 扱 っ ている1 γ)の も と で 平( の 形 に与 え, 次 のハ ミ ル トニ ア ン H( ‐ ( Hr γ)=喜平(“, γ)乎(. ″ 砕. ( ) 2. 2を 器十%司り. パリ. . . ( 3 ). r 鳴 γ)は 閉 じ込 め (coniming) チ ャ ネ ル で あ る qi の 成 分 を, 凸煽(γ)は崩 壊 チ ャ ネ ル MM の 成 分 を 表 す‐ なお, 〆 お よ びpM は, そ れ ぞれ のチ ャ ネ ルで の換 算 質量 を記す‐. 本稿では[ 6 ]にならって, 相互作用ポテンシャル項を以下のように設定する.. γ- 鍔 十励十場 詩, - -G声ドス. ( 4 ) ) ( 5. 1 自然単位系. 方=c=1) を用いる。 (. 27.

(5) . . 本間. 一徳・酒井. パリ= ん〆 ” 如h(〃-リ ド ん縮 .十. 安. 源樹. (6). 易.. 式( 4 )の % γ)はq互 間の相互作用であり, ここでは G乙( )という標準ポテ ンシ ャ ルによる中心力 のみを γ 扱っていることを示している. L はqi 系の軌道角運動量であるが [ ]-[ 8 ]で扱われた系はS 状態( L=0) ,5 なので, この限りでは当然, 遠心力 項L( 乙十1)/ 2 6 )のZ は MM系の軌道角運 メメ は効かない. また, 式( 動量を表し, 角運動量の保存からqi のS 状態からの崩壊はp 状態をとる. 以下 軌道角運動量の表示に , ついて, qi 系に対しては大文字L を, MM 系に対しては小文字Z を, そ れ ぞ れ用 いる. 式( )の 猪瀬( 5 )は崩壊後のメソンと反メソンの間に働く終状態相互作用である. また 式( γ 6 )のf( )は遷 γ , 移 ポ テ ン シ ャ ル で, qず と MM を 結 合 さ せ る 役 割 を 担 っ て い る. こ こ で 用 い ら れ て い る Z( γ)は 指 数 関 数 型, 八γ)はウ ッ ズーサク ソ ン(Woods -S z甑on)型 で, い ず れも 強い相 互作用 によ る 崩 壊 現 象 に則 っ た 現 象 論 ポ. テンシャルであるが, 質量と崩壊幅の統一的な理解には非常に重要である. 式( 4 )~( 6 )に含まれるパラメータを次の(i)~(m)に採る. (i). α=0 .25(おV, 6= 1 .75 .183(お ぴ , 九= 0. i) (i. αF O .39 .0(おV, v=0 .26(おV, 元偏= 0 , 飴;1 .145(鞘V, 珠 = 一1 .1753 GeV,. (m). αF O .356 .2(鞘V, v= 0 .26(禦≧V, ′猟 =0 , Yb= 0 .055(鞘V, α = 一0 .9153(網V.. ( ) 7. ** こ こ で, (i)は w と て と に 共 通 で あ り (i , i)は w →D D の 遷 移 に 対 し て, (m)は て→BB の 遷 移 に 対 し て, そ れ ぞれ, 用 い ら れる. w や r は ス ピ ン・ パ リ ティ が JP=1-であ る が, こ の パ リ ティ が奇 に なる の は, ク ォ ー コ ニ ウム を 構 成 す. るクォークq と反ク ォーク 百 で内部パリ ティの符号 が異なることに起因する. この点を考慮すれば重 陽子 2と して 扱う こ と が で き 3S(L=0 S =1 と 同 じよう に w と r をス ピ ン三 重 項(Jn;1十 ) )の 他 にの, (L=2 , , , , , S =1 )をとる. ま た, w の崩 壊先 と して 考 える D*D*-チ ャ ネ ルの D*〆 ソ ンのス ピ ン・パリ ティ は JP=1‐で. あり, w からの崩壊先である D*D* -チャネルはp 状態だけでなくf状態( Z=3)も許される. 以上の点を念 頭に置き, 波動関数( )の二つの成 分それぞれが, 1. ) および ≠〆) 懸り一( 一 優! 霊驚き ). ◎. と拡張されるべきである. したがって ( )を扱うために, 式( 3 )は4成分Sc hr るdmge r方程式 ,8. . 汐十 〃 の一徳;聴診) … 〔猪 三 だ(“. 喜 一 ゑ .. ( 9 ). となる. 乾 γ ), 解猟( )およ び九z ( )も対応して, それぞれ, ( 2×2 γ )行列として表現される. ここでヱ は2 γ 次の単位行列であり, 上付き添字Tは転置行列を表す. 各項は. 2 本稿ではス ピン・パリ ティ の表現 に 内部パリ ティ を含めて表す場合には pと書き J 、 、 内部パリティ によらず単にク ォ ークの. 複合系とみなす場合にはJ″と記す。 2 8.

(6) . . . w 粒子およ びr粒子の質量準位と崩壊幅へのス ピン依存相互作用の効果. ず ~ ‐ り 一包も ) ぐ 駆 g ◎. ☆ ,. ( 0 ) 1. す 湯 島 で ) 偏の ぞ み ,. ( ) 1 1. ) ; ん◎→綴る 雛 HI , I餅 掬 お影に. ( 2 ) ・. ろ 2@‐ } }を 共 通 に と っ た. 図2に と 拡 張 さ れる. た だ し, んz γ)=2/{1十8‐ ( γ)に お い て す べ て の チ ャ ネ ル で W( γ)を 示 す. q百 の 閉 じ込 め ポテ ンシ ャ ル である 標準 ポ テ ンシ ャ ル 金( )と( 12 )につ い て は, ク ォ ー コ ニ ウム と 結 合す べ きメ ソ 11 以 上 の拡 張 が施 さ れた ポ テ ンシ ャ ル のう ち, 式(. ]によれ 10 ンチャネルのそれぞれの状態に依存した相互作用強度の換算比 (あ り〃) を用いて表している.[ ば式( )のれ のZ 依存性は 11 2 為 :γ ′ =1:. であり, 式( 12)のり” は 乙 とZ の 組 み合 わせ に よ り, 1 ○ り鋤: 彼ヂ: 物め:りD ゲ; : :. γ伝写 / 伝 写 : し. )を示す. ただしrの崩 壊先 と与えられる. 図3に遷移ポテンシャルん( γ )および MM の終状態相互作用 Z( γ と して 考 える BB‐チ ャ ネ ル の B メ ソ ンのス ピ ン・ パ リ ティ は JP=0ーで あ り, BB につ い て はp 状 態 だ け を. 扱うことができる. 表1はこのような扱いで得られた結果である. 5 4 3 2 1 0 一 4 J 4 0. \.CD ( ) r. ///. 1. G魂弓. 2. 3. 4. 5. 粒子間の相対距離[ Gerl 1 ) 図2:閉じ込め ポテンシャル (中心力) GL( γ . 粒子間距離と 1 ともにクーロン項より線形項が支配的となる‐ 1(おV- は約 0 .21鐘 に相 当 する.. 29.

(7) . 本間. 一徳・酒井. 源樹. 5. 【 >① ○】馳懲S蜜豊岡洋. 4 ぎ 塞 雅3. . . 駆I. 0. 5. 0 1. 5 1. 20. ) r あ(. 0. 1. 2. 3. 4. 粒子間の相対距離【 Ge v‐. 粒子間の相対距離[ 、〆] Ge. 1で大きな引力が働く 図3:遷移 ポテンシャル′( ) )は3‐1 γ)と終状態相互作用 Y( 1(おV- γ γ . 遷移相互作用f( 終状態相互作用 Y( )は単調減少指数関数型であり, 粒子間距離とともに斥力は弱まる‐ γ. 表1 :クォーコニウムの質量単位. 単一開チャンネル模型によって計算されたwとTの質量(単位 Gev)と崩壊幅(単 位 Mev)である. (以下, 表2,3の単位も同様‐) T. W. 実 験 デー タ. 状態. 1‐openchanne l. 3S 2S. l 1‐opencham・e. 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). I0 86500 ‐. ( 110±13). 4 41500 . 4 04000 .. ( ) 43±15. 4 47746 . 4 039糾 .. ( 36 08 ) .. 10 58000 . 35500 10 ‐. (21± 4). 86435 10 ‐ 10 6 .0879 35515 10 .. (1 68 ) . 25 ( ) 15 .. 5S. 4S. 実 験 デー タ. 1S. 3. 68600 3 .09688. 2D. 4 15900 .. ID. 3 .76900. ( 52±10 ). 68 ( 35 ) .. 3 .68362 3 .09657. ( ) 78±20. 4 15336 .. 10 02300 .. 10 02398 .. 9 46000 .. 9 46153 .. ( 28 76) .. 3. 80679. 2 .2 ス ピン依存力 閉じ込め相互作用 V州γ )について中心力に加えて, テンソル項 湾( ) γ , ス ピン.軌道項 乾 γ)L・S, ス ピ ン.ス ピ ン 項 豆 γ)s ・s . 2を取り 入 れる. V州γ);GL( ( γ)+ 甚( .s γ)S銘十 %sを)L.S +%。 γ)s 2 ,. ( 13). 式( )の S, 13 ・s 2 . 2はそ れ ぞれ, テ ンソ ル演 算 子, ス ピ ン・ 軌 道 演 算 子, ス ピ ン・ス ピ ン演 算 子 で あ , L・S, s る-. ここで取り上げた3つのス ピン依存力の動径成分 湾(“, 甚s ( ) )について, 文献[ ]では以下の 15 γ γ , 乾( ポ テ ンシ ャ ル を 導出 している.3. 佐 作 為 ★, もの- ★ (亭 サ ド 砕 瀞βの. ( ) 1 4. 3の非常に強い特異性 ここ で, 粥qは系 を構 成 する ク ォ ーク の質量 偽 =4α/ 3である. この型には原点で1/γ , 3 文献[ ]には” 1 5. 4 )である (著者との私信による)。 1 騰を)の表記に誤植があり、 正しくは(. 30.

(8) . w 粒子およびr粒子の質量準位と崩壊幅へのス ピン依存相互作用の効果. 4 ]では色電荷の遮蔽効果を考慮して 1 があり, このままでは解くことが難しい. これに対し, 文献[. ] 巧 作 諸 射 影 (石 賂)-讐 漕 葡 M3 漕 2 ,. ) ( 1 5. 6 ) 1 d 鎚繊 H メ メゴ +励”2 創 (ぁ膨ト キ メ ョ( 偽 作 申 そ 酵e 1 , ( ( ) 17 3の 特 異 性 は こ こ で は 誤 差 関 数 er (ヱ)に よ っ て 正 則 化 さ れ, 振 る f が導 き 出 さ れ て い た. 前 者 に見 ら れる1/γ 舞い の穏 や かな ポ テ ンシ ャ ル が得 ら れて いる. m,と m2は系 を 構 成 す る ク ォ ー ク の 質 量 で あ り, w と r に 関 して は m,= m2である. ま た, M はパ ラメ ータ である. 本 稿 で は後 者 の型 の ポ テ ンシ ャ ルを 採用 する. テ ンソ ル力, ス ピ ン.軌 道力, ス ピ ン・ス ピ ン力 を取 り 入 れた Schr6dmger 方程 式 は次の よう に書 か れる.. + 叡 の 醐 十ふせ麟を一, [ 富 湯 船 の十 き め-β ド ) -諭 告十G [ 。. ( 1 8 ). H恥一もの十き け *⑦ )十 )ws( )+ ら の も( γ 十・厄 佐( γ γ. )=0 γ 声 燐( ,. . -窄 器 巧 め-平 静 蜘 % ) 』 [. ( ) 19. @). γ)によ っ て3S,と3D, こ の よう に本稿 では九z )によ っ て 始 めの qず と崩 壊 後 の MM が結 合 し,w と r を, 隊(. 8 )-( 21 )は解析的な方法で は解くことができないため, r 1 が混成した系として扱う‐ 連立微分方程式( ‐ eno r 20 ]による 数値解 法 を用 いる こ と となる. ま た, w ある ized Nu皿erov me thod (以 下, RNM と 略記) [ mal. いはrが MM を開チャネルとする. 散乱状態の境界条件を扱わなければならない場合, 解を精度良く求め l l l i る に は 工夫 を 要する. こ のよう な 問題 を解く 手 段 と して, Ai s -Ba erCombes お よ び Simon に よる 複 ar gu 18 ]に基 づ く Schrod山ger )がある. 次節 で は, 彼 らの 縦3C 定 理[ lmg me thod 素ス ケ ーリ ン グ法( compl exsca. 方程式の扱いを述べる. 2 .3 複 素 スケ ー リ ン グ法 )のス ペク トルの みな ら bowlds tat 複 素ス ケ ー リ ン グ法 は, 解 析 的 な ポ テ ンシ ャ ル につ い て, 束 縛 状態( es )にあ る 粒 子 系 の 質 量 と崩 壊 幅 をも 厳 密 に 求 め る こ と が で き る 強 力 な 手 法 で ず, 共 鳴 状 態( tat resonをmts es. )(βは複素平面上での回転角)を施す. ある‐ この方法では, 動径変数γに対してスケール変換S(β P一 物. β S ◎:γ 一 陀f. (22). こ の 変 換 はま た, 運 動 量 をp→pe-お にス ケ ー ルす る こ と を も 意 味す る‐ ス ケ ー ル 変 換 さ れ た 波 動 関 数 お よ びハ ミ ル トニ ア ンを, そ れ ぞ れ, 脆. 1斗 V伊メタ /な(だβ ) ) および 島 = S の 互S(の-1= 罷冊2 )=sの 夢 )= メタ. 23) (. とすると, 動径変数に関する Scm6d無ger 方程 式(2)は対 応 して 島 切り )= E 鶴 ( γ ). (24). 31.

(9) . 本間 一徳・酒井. 源樹. と変換される. しかしながら, Heは非エルミ ッ ト演算子であっ て 結果としてそれは複素固有値をとるこ , 1十V( とになり, この点がエルミ ッ ト演算子 H=7 )が実固有値をとるのとは異なる γ , この方法の特徴 であ る.. これは次のような事情と対応づけて考えることができる. ハミルトニ アン 旦 の固有関数である定常状態 の波動関数はその時間依存因子も含めて の( γ之 ド リ( γ)exp(一ZEぜ}. (25). と表される. したがって確率密度に( γの 熟ま の* (“)①( γぬ ニ 〆γMγ )exp(十far )exp(-iE ガ ニ1障 月2. ( 26 ). となり時 間的に変動せず, のを )が定常状態を表わす 所以であ っ た. 一方, 亙βは非エルミ ッ ト演算子で ,f あって, 式回に対して得られる固有値が複素数(E = & -ir/ 2 )であるときには, 2exp(一 万. の* (“)①(“)= 〆( )( γ γ ) exp(十 濁 り)exp(- 総z )=1 ) 1 ). ( 27 ). となる (ただし, r>0) 27 )は複素エネルギー固有値 にたいしては, 時間の進行とともに確率密度が , 式( 減衰していくこと, その割合がrで与えられることを示している. このrが崩 壊幅であり 時間の逆数の次 , 元をもつ. 崩壊幅が小さい(狭い)ほど粒子系は長い寿命で存在でき, 反対に崩壊幅が大きい(広い)ほど短寿 命で不安定な存在となる. すなわち, 式( 24 )は共鳴状態を取り扱う枠組みになっており, その著しい長所は 以下の点に見ることができる.[ ] 19 ′;仰exp 外向波の境界条件で与えられる共鳴状態の波動関数はγの十分遠方では夢( γ ) (洗γ )の振る舞いをす る. 外向波の波数(運動量)賜また= ′扉方;に-iγ で与えられる ( γ>0) から, 塑( i γ)γ が e×p[ (に一 “)γ ]; 〆 〆“. (28). は遠方で発散し2乗積分は可能とはならない. これに対して複素スケーリングを施すと , f o i sβ十γs nのセー( に 醐 -γC o sβ ) γ 鶴( γ)γ が expド( に一 ”)だ“]=e kc. (29). 1(の 1 〉 顔‐ , あるいは同じことだが, 鰯 〉 顔‐ な/2鼠)とな るスケール角βを選ぶことによっ て偽( γ )は無 限遠方で0に収束する. 共鳴状態の波動関数が束縛状態と同 i が得 ら れ, にs nβ‐γcosβ〉0, す な わち. じ境界条件でえられることになる. β 解析 的 に振る 舞う ポ テ ン シ ャ ル V( )につ い て, V(だi )が正則 で あ る 範 囲β( γ 0≦β≦ &叙)で, 複 素 ス ケ ー. ル変換されたSc放るd j mge 8 ] 1 r方程式はより一般的には以下の性質をもつことが知られている.[ 1. この変換によっ て束縛状態のスペクトルは複素エネルギー平面の負の実軸上にえられ, その値は本来 の Schr6d jmger 方 程 式( 2)か ら え ら れる も の と 変 わ らな い. た だ し, 0≦β≦#/2(す な わ ち cosβ>0) , である こ と が必 要 である.. 2. 共鳴状態のスペクトルは正の実軸およびそれを原点のまわりに-2 β回転してできる軸とで囲む襖形 1せ/2E→)に β = E 一Zせ/ の 領 域 @ >t aロー 2 )の位置にえられる. 実部 屋 は質量を, 虚部の2倍rは崩. 壊幅を与える. 3. 連 続 状態( )のス ペク トル は,正 の 実軸 を 原 点 のま わり に-2β回転 した軸 上 に現 れる. tates cont葛)uu ums 以 上 により, 共 鳴 状態 にたい して は, ス ケ ー ル角 の 限度βm継は 例 え ば ク ー ロ ン型 で は 無制 限 指 数 関 数 , , , 型 では 冗/2 , ガ ウス 関 数型 で は 冗/4と 定まる.. 32.

(10) . w 粒子およ びT粒子の質量準位 と崩壊幅へのスピン依存相互作用の効果. 3 結果と考察. 3 .1. 結果. )に 複素スケーリング法を適用 し )-( 21 l ) 問 題 と して与 え ら れた 式( 18 単一 開チャネ ル ( one ‐ open‐ channe. て導かれる方程式を, 微分方程式の数値解法と して高い精度が確保できる RNM を用いて解いた. そのプロ セス は以 下 の とお り である.. )と終状態相互作用 “(“, 遷移ポテンシャ ル九z )に 関す る パ ラメ ー タ )のうち, 中心力 金( 式( )-( 21 18 γ は2 .1節で与えた. 質量に関しては. - q一. 座 = Q920Gev. (w に対して). =o .92o Gev. (r に 対 し て). ー ’- FM‐. 00350Gev ”D .=1 ‐. (D*D*に 対 し て). eV gB = 2.63945G. (B耳 に対して). r 、 2 n W \ ′. )に含ま れる パ ラメ ー タ は文 献[ 14]に した が っ た : )-( を 採り, ス ピ ン依存力( 15 17. . 1一. 一 2一. 3684GeV 筋‘ =2 ‐. (w に 対 して). 粥b = 5 .6618Gev. (丁 に対 して). ス=0 .11602 Ge軍. およ び. ’. ■. 0 77370 . o 68516 ‐. (w に 対 して) (丁 に対 して). M =0 .81867 Gev. (32). )テンソル力のみ, a 1 ) 1 [ 4 ]のパラメ ータの場合‐ ス ピン依存力として,( 表2:質量準位へのスピン依存力の効果( )上記の3つすべて, を取り入れた. ス ピン依存力の d ( b )ス ピン.軌道力のみ,( )ス ピン.ス ピン力のみ,( c 寄与はTに対する方がwよりも小さい‐ ( ) c. ( b ). ( ) a. w. d ) (. 状態. 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 4S. 4 47734 . 03967 4 .. ( 95 ) 35 . ( 46 ) 68 .. 4 47729 - 4 03860 .. 36 28 ( ) . ( ) 67 86 .. 4 47907 . 4 04365 .. ( 43 14) ‐ (76 80 ) .. 4 47885 . 04244 4 .. ( 43 24 ) .. 3S 1S. 3 68350 . 3 09607 .. 2Z ). 4 15090 .. 2S. IZ ). 27 ( 72) .. 3. 80378. 4 13790 .. 20 ( 18 ) .. 4 15364 .. ◎. ( 89 ) 75 .. 69325 3. 3‐ 11495. 27 ( 59 ) .. 4 13603 .. ( 16 05 ) .. 3. 78221. 3 80688 ‐. 3 .78550. ( ) a. T. 3. 69342 3 11552 .. 3. 68362 3 09657 .. ( ) c. ( d ). 状態. 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 5S. 86426 IO . IO 60895 .. (1 ) 67 . ( 25 11 ) .. 10 86432 . 10 60872 .. (1 ) 67 ‐ ( 25 26 ) .. 86537 10 . 10 61012 .. (1 48 ) ‐ ( 26 ) 65 .. 10 86523 . 10 61024 .. (1 46 ) . ( 26 ) 73 .. 4S 3S 2S 1S. IO 35515 . 02396 IO . 9 46149 .. 10 35515 .. 10 35696 .. 10 35695 .. 02398 10 . 9 46153 .. 02683 10 . 9 47214 .. 10 02681 . 9 47211 ‐. )-( d )はそれぞれ, 式( )- 表2は以上の設定下で得られた w およびrの質量 と崩壊 幅である. 表中の( 1 8 a ( 21 )でのス ピ ン依存力 の 扱 い につ い て,(a)テ ンソ ル力 が与 える 効 果 を 調 べる た め に 湾( b)ス ピ ン・ γ)の み,(. 軌道力が与える効果を調べるために 乾 γ)の み,(c)ス ピ ン・ス ピ ン力 が与 える 効 果 を 調 べ る た め に V締(γ)の 33.

(11) . . 本間 一徳・酒井. 源樹. み,( )ス ピン依存力が全体としてどのような効果を与えるかを調べるため に上記3つのすべて, を取り入 d れたこ と を示 している‐ さ て, ス ピ ン依 存力 の パ ラメ ー タ(m,α )は2 s .1節 で 与 え た も の と 本 質 は 同 じは ず で あ る‐ そ こ で, 式 7ス )-( (15 17 )の(m,αみス )に対 しても,( )で与 え ら れる パ ラメ ー タ を用 い る. 表3 は, こ の パ ラメ ー タ を 設 定 し 7. て式( 18 )-( 21 )を解いて得られた w とTの質量と崩壊幅である. こう して得られた質量と崩壊幅を複素エネルギー平面で示すと図5および図6となる。 各メソン・チャネ ルのしきいとの質量差を実軸(横軸)に, 崩壊幅を(ー1/ 2倍して)虚軸(縦軸)にとり, ス ピン依存力を取り入 れない計算結果(表1 )には実線, ス ピン依存力を取り入れた計算結果(表2と3 )には破線をそれぞれ用い, 実 験 データ につ い て はエ ラ ー バー 付 き の * 印 を付 して, w につ い て は 図5 に, r につ い て は 図6 に 示 した. 次. 節では, これらを元にス ピン依存力が質量と崩壊幅についてどのような効果をもたらしているかについて考 察する. 表3:質量準位へのスピン依存力の効果 狐) d )は表2に同じ. ス ピン依存力の寄 )~( [ 5 ]-[ 1 0 ]のパラメータの場合.( a 与がwに対するよりもTの方が小さいことは表2と同様といえるが, 前表の場合よりさらに小さい.. ( b ). ( ) a. . 状態. D D. . S S S S. 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 4 47736 . 4 03965 .. ( 35 9 ) 8 ‐ ( ) 68 45 .. 4 47740 ‐ 4 03955 .. ( ) 36 1 3 . 67 8 ( 7 ) .. 4 47883 ‐ 4 04299 .. ( 41 9 2 ) ‐ ( 7 37 ) 5 .. 4 47890 . 4 04297 ‐. ( 41 88 ) ‐. 3 6835 4 .. 3 68362 .. 3 09623 ‐. 3 09657 .. 4 15130 . 3 80427 .. ( 27 89 ) .. 4 15207 .. 69182 3 . 3 11251 .. ( 25 ) 48 .. 3 80564 .. 4 15359 . 3 80687 .. ( b ). ( ) a 5 4 3 2 1. 状態. ( d ). ( ) c. ( ) 74 71 .. 3 69172 . 3 11213 .. ( 27 7 8 ) ‐. 4 15028 . 3 80300 .. ( 23 3 ) 5 ‐. ( d ). ( ) c. 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 質量. (崩壊幅). 10 86430 . 10 60887 ‐. (1 68 ) ‐ ( 25 3 ) 1 .. 10 86434 . 0 60877 1.. 68 ) (1 . ( ) 25 18 .. 86487 10 . 0 60947 1.. (1 5 8 ) . ( 25 9 1 ) .. 10 86482 . 60953 10 .. (1 57 ) . ( 25 9 2 ) ‐. 10 35515 ‐ 10 02397 .. 35515 10 . 02400 10 ‐. 35607 10 . 025 43 10 ‐. 35607 10 . 02542 10 ‐. 9 46152 .. 9 46153 .. 9 46697 .. 9 46696 .. 3 .2 考 察 ピ ピ 表1と 表2 ,3をそ れ ぞれ比 較 して 第 一 に指摘 さ れる の は, 3つ のス ン依 存 力(テ ンソ ル力, ス ン・ 軌 道. 力, ス ピン.ス ピン力)のどれもが質量や崩壊幅に与える効果がS 状態に対してはそれほど大きくないこと である. 図4はス ピン依存力の効果を比較するために図1と同じ形式で,( 1 )ス ピン依存力を取り入れない表 2 )[ )Come 1 14]の パ ラメ ー タ を 用 い て3つ のス ピ ン依存力 を取り 入 れた 表2(d),( 3 l lの パ ラメ ータ を用 い て ,(. 3つのス ピン依存力を取り入れた表3( d ) , のそれぞれの場合で w とrの粒子 ごとに質量と崩壊幅を示した ものである‐ これら に明らかなよう に, w に対して はス ピン依存力の効果が若干は見られるが丁について は ほ と ん どが寄 与 が な い. こ れ は, 重 いク ォ ー コ ニ ウ ム にお い て は, 本 稿 で 取 り 入 れ たス ピ ン 依 存 力 よ り. も, 中心力など従来の非相対論的な描像が主要であることを反映した結果であると考えられる. ス ピン依存力による質量や崩壊幅の変動を実験データの再現性という観点で表2 )およ γ ,3を見よう. 湾( びu γ )は質量を減少させ, 高い励起準位にはより好ましい効果をもたらす. しかし, 同時にそれらは崩壊 幅も減少させる. また, u γ )が特にS 状態の質量を増加させ, 崩壊幅も実験データからむしろ遠ざかる傾 34.

(12) . . w粒子およびr粒子の質量準位と崩壊幅へのス ピン依存相互作用の効果. 向 を見 せる な ど, 全 体 的 と して は改 善 には な っ てい な い‐. 個々の状態について検証しよう‐‐ D.の存在が確認されておらず, 本稿では質量や崩壊幅 rでは実験的に3 について実験データとの比較ができない. 一方, w についてはス ピン依存力による効果がS 状態に比べて D 状態において大きく現れている‐ 表1と比較して 最大の変化をもたらすのは, 表2( )における w( 2D)で d あ り, 約25Mev の 質 量 減 少 が 生 じ て い る. こ れ に 限 ら ず, 質 量 の 減 少 は D 状態において特に顕著であ る. これは式( )及び( 18 19 )から予想されるよう に, S 波 眺 には対角成分としてはス ピン.軌道力は寄与せ ず, また, テンソル力が作用するのも非対角成分である D 波との結合を通してだけであるのに対 して, D 波 wp に は テ ン ソ ル 力 に よ る 非 対 角 成 分 S 波 と の 結 合 に 加 え て, テ ン ソ ル 力 お よ びス ピ ン・ 軌 道 力 が -2汚( γ)-3柘s6)の 大 き さ で 対角 成 分 と して 寄 与 を す る か ら で あ る. ま た S 状 態 の ス ペ ク ト ル に つ い て. も, 表1との比較で, ス ピン依存力を取り入れると質量が減少し, かつ3S や4S な どの共鳴準位 の崩壊 幅 もよ り小 さく な っ て いる. こ れも, テ ン ソ ル力 に よ る3 Sr3D.混 成 が引 力 的効 果 を も た ら し, エ ネ ル ギー 的な 安 定度 が増 す こ と によ っ て系 が崩 壊 しにく く な っ た ため である と 考 え ら れる‐ 一 方, ス ピ ン・ス ピ ン 項. ( )を取り入れた場合( )では, その効果は特に w( 柘. IS)の質量に顕著に現れ, 最も寄与が大きい場合で約 r c )) 19Mev も増加させる(表2( 2 c . にもかかわらず, より高い質量準位 に対しては比較的寄与は小さく, w( S)につ い て は9Mev 程 度 の増 加 に と どま る. 崩 壊 幅 につ い て も, 同 様 に, w( 3S)と w( 4S)を比 較 す る と,. より高い準位である w( 4S)に対する効果は小さい‐ これは 湾( )や 騰( )とは反対に, 柘。 ( )が特に原点付 γ γ γ 近で斥力的効果をもたらしてエネルギー的な不安定度が増え, 系を崩壊しやすくさせたためであると考えら ・. れ る. [Geの. 1 ( ). 2 ( ). 3 ( ). 【Geの. ・ 圏ト. 醤 ・ 謝 4 4 4鱒薗. l s. が D.. 一・一・一 --. 3 2 .. -. 2 ( ). -・. 3 ( ). . 0 4 1 ・. 3 S 一. . -.-.-. -. . 28 6 3 .. 一 助. 3s圏圃▲撞璽霊‐搬圃灘‐霊霊園. . 4 0 .. 1 ( ). s 醗闘. - , o 8 5 .. lo 0 ・. 汐. 2 s - .冊.-.-. 9 6 ‐. I S - ・ 一. -.-. ▼. 丁. 図4:w (左) と r (右) の質量準位とメソン・チャネル. 図1と同様に崩壊幅に影を付 している‐ 図中のラベ ルはそれぞれ( )ス ピン依存力を取り入れない場合,( 1 2 )[ 1 4 ]のパラメータで3つのス ピ ン依存力 を取り入 れた場合,( )Come 3 l lのパラメータで3つのス ピン依存力を取り入れた場合, である. また, 最左列の準 位は実験値である. 式( 18 )お よ び( )に よ れ ば, テ ン ソ ル力 に よ っ て3SriD,混 成 が 生 じる. こ の 混 成 系 に つ い て Comen 19 , グルー プのパ ラメ ー タ によ っ て も 径 の み の 束 縛 状態 と して 扱う こ と が で き か つ′″( γ)によ る MM と の 結 ,. 合を考慮せずに扱える表3の w( IS)と, 秘 の同じ状態であるT( IS)の波動関数を図7に示す. この図は重 ね合わせ法[ 1 1 ]によって得られたものである. 図7自体は表3の場合のものであるが, 特に w では, 表2と表 3 の い ず れ の 場 合 に つ い て も 乾“6)の 存 在 の 有 無 に よ っ て 質 量 の 増 減 が 大 き く 現 れ て い る の で 乾.( γ)に , よ っ て 波 動 関 数 が どの よう な 影 響 を 受 ける か と いう 点 にも 注 目 す る. 図 に 現 れ て い る よ う に w と r の い , 35.

(13) . . 本間. 0. ls 【 . > 』. ol .. S. 墜 嬢 濠. ,. 一徳・酒井. i ロe tl ←÷÷28cu. ID 2s \ \. ・. \. . \. 』. 03 ‐ しきい値 DD*=4 014Gev . 』‐ 04. ・ . . ・ ・.・. ÷0 05 . 2 0 8 ÷0 4 ÷0 ‐1 ÷0 .6 . .4 0 . .6 一0 . .2 0 0. しき い値 からの質量差[G キV] e. しきい値からの質量差[ Ge打. ol g 』. t. ol S 』.. 琴 』. o 2. 豪 』 o 2‐ ‐ . 』. 03 ー. 響 嬉 礎. きい値 D刀‘=4 o14 .. ’. 』‐ 04 4 0 0 2 0 .6 ‐ .. . . 4 0 0 .6 .2 0 .. ’ >. S 』.ol. S 』.ol 0. 03 . 一0 .. ‐0 ‐隅. O. 8 』‐ol 墜 03 鰯 』. 濃. しきい値からの質量差【 Geの. しきい値 Db*=4 014Gev .. ’ >. 墜. 「 ”-」…--キー---- ‐ 」÷」」」÷ -- 05 L-ふ--J-- ÷○ . 0 0 2 0 ÷ 0 6 ÷ 0 4 ÷ 0 2 8 ‐1 ÷0 .6 ‐4 0 . . . . .. ・ 、 ・ . , ・ ・ ・ , 、. しきい値からの質量差[ Geの. 03 つ 騨 ‐0 . しきい値 D鯵・ o14 漆 =4 .. 玉. .宝.!▲ 05 ● ‐ ● . ・ . ・ 掌 ▲ ÷○ . 8 ÷0 4 0 4 ÷0 ‐1 ÷0 .2 0 . .6 . .6 ÷0 . .2 0 0. 「. . \′. 一0 02 .. しきい値からの質量差[ Geの. - - - - y ー1 - -訓類 孟 ID. ID 2s \ \. 0・ ls. ′ 搭 . d, 〆. ÷○ 05 ・ 豊 ・ 1 ▲ ! . t ・ 2 0 0 ‐1 ‐ ‐ 0 6 ÷0.4 ÷0 . ‐ .8 ÷. 一. ・. tl無e ←÷29cu. 琴 4o 2 墜 墜 』‐03 o14Ge しきい値 Db1 =4 . ‐0 .鋼. sだ i. \. しきい値からの質量差[GeV1. さ 際. S 』.ol. w. . ・ ’ . ・ “- ・ ÷0 05 . 2 0 4 0 4 ÷0 ‐1 ÷0 ‐2 0 0 . . .6 . .8 ÷0 .6 ÷0. 【 >む り】N ー墜鱒濠. 1『「 ID. \. しき い値 DfD* 014Gev =4 .. しきい値からの質量差【 Geの. 0. お \. 繭メモ. 8÷ ‐1 ÷0 0 6 ÷0‐4 ÷0‐2 0 . .. i ロe tl ←÷÷28cu. ID. 0. s ・l. . . 濃. \. ’. 墜 鰯 濃. ÷○ 05 . ー ・ 1 ▲ ≠ ・ ! ▲ ー ▲ ー . 6 ÷0 4 ÷0 2 0 0 2 0 4 0 ‐1 ÷0 ‐ . .6 .8 ÷0 ‐ . .. 03 嬉 』.. 州 ,. \′. 苧 』o 2. 』. 03 . しきい値 Db・ 014Gev =4 . 』. 04. i ←÷2βcu tl ne. ID 2s \. 0. ls. ’ >. 洲 ,. \′. 源樹. 04 ‐0 , 一0 05 . 8 ÷0 4 ÷0 ‐1 ÷0 . .6 ÷0 . .2 0. 0 2 0 ‐6 . .4 0. しきい値からの質量差[ Geの. 1 4 ]のパラメータによる, 右列はComen 図5:w の質量準位へのスピン依存相互作用の効果. 左列4図は文献[ のパ ラメ ー タ によ る 結 果 で ある‐ テ ン ソ ル力 とス ピン・軌道力が質量と崩壊幅を減少させるのに対し, ス ビン.ス ピン力はそれらをともに増加させる‐ 左列の方が右列に比べてス ピン依存項の効果が大きい‐. 36.

(14) . . w 粒子およびT粒子の質量準位と崩壊幅へのス ピン依存相互作用の効果. 【 >◎ ○】RT 墜 饗 機. 0. 2s. 1. ’ 01 > 』.. 3 ミ. 4シノ. ( ) a. ○ 一002 .. ÷○ 03 .. しきい値β菩=10 558GeV .. 』- 04. 三 5S. ト. i 口e÷→ tl 一28Cu. ÷0 05 . 06 ÷0 ‐. . ・ 一0 07 ▲ 1 ・ ’ ▲ ‘ ▲ 1 . 2 0 6 ÷ 0 4 ÷ 0 2 ÷ 0 8 ÷ 0 1 ‐1 ‐ . ‐ ‐ ‐ .. ’ 01 > ‐0 ‐ , ○ 一002 .. ○. 2s. 1. 3 ミ. ①). 』. 02. 琴 』o 3 . V 558Q; しきい値β蓉=10 .. 05 漆 ‐0 .. a o 一26Cu tl e一. 5S. 壬. 一0 06 .. 褒. 5S. 』‐ 05. 1▲ ー ÷0 ‐07 ▲ 4 ÷0 2 0 ‐1 . . .8 ÷0 .6 ÷0 .2 ‐1 ÷0. 、 01 > 』‐ 0 』 02 , .. ジV 558Gk しきい値 β蓉=10 .. 05 纂 ‐0 .. i =e÷→ tl -28cu. 凄 』.05. b o ‐2ecu tl e÷→. 5S・. ・ , ’ -▲1.1.t・ ÷○ 07 ・ 4 2 0 4 ÷0 2 0 0 8 ÷0 2 ‐1 ÷0 ‐1 . . . ‐ .6 ÷0 . .. Geの しきい値からの質量差【 1. 0. ‐0 ‐餌 一0 05 ‐. 3 ミ. ( c ). 琴 』・ o 3. しきい値β亙=10 558(先V ‐. 漆 』.05. ecu t加e→. ・ . . ・ ’ ’ ÷0 .07 2 0 4 一0 ‐1 .8 ÷0 .6 ÷0 . . .2 ‐1 一]. 0 ‐4 .2 0. 2s. 1 d ( ). 3 ミ. 4 シイ. キV しきい 値β害=10 558Gk .. i 5S・. 一28cu tlme 一. 一0 ‐06. 圭 三. ・ .・‘・’▲1▲1▲. ÷0 07 . 2 0 ‐1 .4 . ‐4 ÷0 .2 0 0 .8 ÷0 .6 ÷0 ‐2 ‐1 ÷0. Geの しきい値からの質量差[. ・ 0 2 0 . .4. V しきい値からの質量差[Q; ]. しき い値からの質量差[Gevl. 一0 03 ‐. 2s. 一0 06 .. ÷0 07 . . 0 2 0 2 ー1 ÷0 ‐ ‐1 ‐ .6 ÷0 ‐4 ÷0 . ‐8‐. ’ 01 > 』. ○ 』 02 , .. 圭 三. 一0 06 .. 一0 06 .. 0. i. “ 王. 558( 謙刃 しきい値β菩=10 ‐. 4シイ. 琴 』o 3 . . “王. 琴 』‐ o 3. 3ミ. ゆ). 1 01 > ‐0 ‐. ) ( c. 2s. 1. 0. シ. 「 01 > ‐0 ‐ ○ 一002 , ‐. 3ミ \. 0 2 0 . .4. V しきい値からの質量差[αキ ]. シ. 2s. 壬. i oe÷→ 一28cu ll. Ge打 しきい値からの質量差【. 1. 4ツ. 一0 06 ‐. . ‐ ’ 1‘‐・1.1▲ ÷0 07 ‐ 2 0 4 2 0 0 2 ‐1 ÷0 8 ÷0 ‐1 . . . ‐4 ÷0 .6 ÷0 ‐ .. 0. ) ( a. しき い値 β万=10 558GeV .. 解 蚕』 -. 0 2 0 ‐4 .. ツ. 3ミ. ;. . Ge町 しきい値からの質量差【. 0. 2s. 1. 0. 2s. 1. 0. 1 01 〉 』. ・ 0 』 02 ・ 】 ‐. d ( ). 3 ミ. 4ツ. .. 琴 』・ o 3 . 襲 漆. 』. 05. しきい値β亙=10 558(能V . 5S. 王. i ロe÷→ ‐26cu tl. 一0 06 ‐ ÷0 07 . 2 0 2 ‐1 ÷0 ‐1 ↓ ‐8 ÷0 ‐6 ÷0 .4 ÷0 .. 2 0 4 0 ‐ ‐. しきい値からの質量差【 Geの. 図6:丁 の資量準位へのスピン依存相互作用の効果‐ 表2の丁の場合について図示した. D 状態は観測されてお d )~( )のすべてにおい らず, 図5に比してス ピン依存項の効果を見いだすのは難しい‐ また, 左右とも( a て実線と破線が重なりあい, ス ピン依存項が質量および崩壊幅に与える影響が全体として小さい.. 37.

(15) . 本間. 一徳・酒井. 源樹. 0 8 .. メ キ Q6. 0 8 .. . ま Q6 姦. 4 書o ‐ 0 2 .. 4 6 1 相対距離「ー Gev‐ 1. 8. に. 10 相対距離r【 、rl Ge ]. 図7:w (左) と丁 (右) の波動関数‐ w ではS 状態は, 実線が 立 )の存在 しない場合, 破線がV γ )の存在 γ 馳( する場合である. V γ )の有無によってS 状態と D 状態ともに2ケースについて描かれているが, この結 合によっ て3 D・が3 S 2%程度に過 ぎず, V一γ )の有無にかかわらず図中では重 ,に対して占める割合は0 .0 なっ て しまい, 差異が見 られない‐ r についても V一γ )の有無によ っ てS 状態とD 状態の両方とも2 ケースずつ描かれているが, 図中では差異が見られない‐. ずれの場合も3 Sr3 D.混成の割合は非常に小さい. 同 じ2粒子系でス ピ ン三重項をなす重陽子の場合で は, 3 S,状 態 に対 する の.状 態 の 割 合 が4 %程 度 あ る の に対 して, w( IS)で は 0 IS)で は0 .02 %, 丁( .0007%. 程度である. このことは, 重陽子では結合エネルギーとしてテンソル力等の非中心力が重要であるのに対し て, クォーコニウム では式( )で与えられる中心力が主要であるという事実を示している と考えられる‐ ま 4 た 丁 で は 見 ら れ な い, した が っ て T にお ける ス ピ ン依 存力 の小 さ さ を如 実 に 表 して いる と 言 え る が w で ,. は 乾( )は僅かに波動関数を遠方にシフ トさせる遠心力的な役割を担っ ており, これが表3の w( γ IS)に対し て は16Mev の 質量 を 増 加 さ せる こと につ な が っ て いる と見 ら れる.. ス ピン依存力に関するパラメ ータを2つの場合にわけて扱っ た結果,[ 4 ]で与えられた場合の方が質量, 1 崩壊幅ともに増加や減少の度合いが大きい. この要因については次のように考 えられる‐ q互 間の中心力の 結合定数 儀 は, qi 間の漸近的自由性を与えるものであり, γ→0で α →0となっ てqず 間に弱い束縛しか 課 さ なしy性質 をも っ て いる. 文 献[ ]や Comeu グルー プの パ ラメ ー タ に 拠る[ 14 6 ]の い ず れ も w に比 べ て T. の場合に与える 儀 が小さいのは, 系を構成する粒子の質量が大きいほどその形成する系がコンパクトにな り, 結果として 偽 による束縛が弱くなるためである. このような観点からはc ク ォークの質量を大きく見 積もっている[ 1 4 ]の場合の方がc さのなす系の領域が小さく, 与えられるべき α ‘は小さいはずである. しかしながら, α 31 )で与える方が式( )のときよりも大きくなっ ており, 単純には強い束縛を課し 7 “は式( ‐間の閉じ込め中心力 V( 4に ていることになる. この理由は, 元来[ ]ではqi 1 4 ) γ. ば 鰯-〃‐鍔e (石賂)+学 夢. ( 3 3 ). を用 い て お り, した が っ て誤 差 関 数 によ っ てγ→ 0 で 儀→ 0 と なる 性 質 を も つ た め に こ の 限り で は m を q , Come l lグルー プより 大 き い と しても α を大 きく できる から であ る. 図8 に文 献[14]お よ び Come l lグルー プそ れ ぞれの パ ラメ ー タ に拠 る ポ テ ン シ ャ ル( )-( )の 振 る 舞 い を, w お よ び r につ い て 示 した. こ こ に 15 17. 見るように[ 1 4 ]のパラメータでは 湾( ) )および %( )のいずれも原点寄りに強く働く. 結果として γ γ γ , u崩( 4[ ]では、 閉 じ込め ポテ ンシ ャ ルを V( 14 r)と表記 している。. 38.

(16) . . w 粒子およびT粒子の質量準位と崩 壊幅へのス ピン依存相互作用の効果. \ 諮妾. \\ ご頼り. ず. . = . . !=まけ \・. - - . - . ‐ ‐ . ~ ー. VKr ). VHr ). r 1. I - 0. -. . 2. ▲. -1 0. ””“. i. 2. 1 Gev‐ 粒子間の相対距離[ 1. ^ ” v. . V越( ) r. ‐1 。. . 1. 2. \〆} Ge 粒子間の相対距離[. Ge \〆] 粒子間の相対距離[. ”那( ) 「. ‐こ‐ , - . - , . - . - ・ ー ー. V ( ) 「 s s yHr ). 縞 ( ) r I s. 1 ‐ 。. ▲. 2 , ・〆】 Ge 粒子間の相対距離[. 1 4 ]のパ 図8:ス ピン依存力. 上の2つの図が w の, 下2つがてのス ピ ン依存力 である‐ なお, それぞれ左図は[ ラメ ー タ に依 り, 右 図 が[5]-[10]にお ける パ ラメ ー タ に 拠る. w に 比 べ て T で は3 種 の どの ポ テ ン シ ャ ル も小 さ い‐. 大きな α を設定するこのパラメータで得られる質量 と崩壊幅が, ス ピン依存力の効果を大きく受けたと考 え ら れる‐. 4 まとめと今後. 以上を要約すると, 1. 単 一 開 チ ャ ネ ル との 結 合を考慮 する 本 論 分の 取り 扱 い で は, テ ンソ ル力, ス ピ ン・ 軌道力 お よ びス ピ ン・ス ピ ン力 が重 いク ォ ー コ ニ ウ ム w お よ び r の 質 量 準 位 や 崩 壊 幅 に与 える 寄 与 はさ ほ ど大 きく は な. い. 従来扱われてきた非相対論的な取り扱いはその限りでは第一次近似として成立している‐ 2. しか し, その効 果 が十 分大 きい と はい え ない と しても, ス ピ ン依存力 はハ ドロ ンを構 成 する ク ォ ーク. に内在する自由度のもたらす相互作用として, クォーク複合系を扱う枠組みではその存在は無視さるべ き も の で はな い と 考 え ら れる. 3‐ 重 い ク ォ ー コ ニ ウ ム の 質 量 準 位 に 関 して は, 近 年, 中 心 力 の も と で は 多 重 開 チ ャ ネ ル(mm恒‐ open )問 題 と して 扱 わ れ て き て い る‐ した が っ て, ス ピ ン 依 存 力 を 含 ん だ 場 合 に つ い て も 多 重 開 l channe s. チャネル問題に展開する必要がある. 4‐ 閉 じ込め チ ャ ネ ル で の qi 間相 互 作用 だ けで は なく, 遷移 ポ テ ン シ ャ ルお よ び崩 壊 後 の MM 間の FSI. についても, 現象論的な取り扱いに限定せず, QCD に基づき素過程から導出することの重要性が指摘 ]こう した枠組みとの連携についても考えなければならない‐ されている.[ 7 ]-[ 10 5‐ 本稿は重いクォーコニウムの質量と崩壊幅に対するス ピン依存力の効果を調べる課題の第一段階であ る. 今 回 は 閉 じ込め チ ャ ネ ルの q互 間ス ピ ン依存 相 互 作 用 の み 取 り 入 れ た. む しろ, 重 い ク ォ ー ク よ り 39.

(17) . 本間. 一徳・酒井 源樹. 以上に軽いクォークが関与する複合系において相対論的効果がより重要になると考えられる 後者が関 , 与する遷移相互作用および終状態相互作用におけるス ピン依存力をも取り扱う展開が求められよう.. 謝辞 本学の平野雅宣教授から有益なご教示を, 宮岡勇二氏および西山真氏にはコメ ントをいただいたことにお 礼申し上げる. 数値計算は本学情報処理センター のDEC410 0シス テムで実行した.. 参考文献 [1]J tzmdL.Sus ゴ P od 1975 )‐ sk .Ko容ュ .ReuD12 ,Phys ,2821( [2]E‐▽ al dG.Rupp 1980 )‐ 2m Beveren emond 鑓l ‐D1 .Re▽ D21 ,C ,Phys ,772( E‐van Bever iD,G‐Rupp )‐ 1983 ldC.DI証lemon Phy s ,℃ A.Rガikena1 .Reu D27 , 1527( [3]S i 1984 ). t 江 ,dN.A.T6mqv s .onoz ‐C23 .Phys ,59( ,Z N.A.la P h R L t 沈 8 7 8 ( 9 8 ) 1 4‐ x刀qv is, ys ‐ ev e . 53 , K He遡bla ds i ). t組l 1984 1mqv s .ono ‐ReuD29 ,N.A.T6 ,110( ,Phys [4]D.B.Lichtenberg,J. G. WnlsaIId A J. Kz z ted by s ang …鵜,in 嵐αdroだ S望ec roscqpツ ーヱ985,edi oc . oneda(A1p CO紙. 酔r . ),416(New玄ork,1985 No )‐ .132. [5]M.Hi止鑓lo,ltHonda,K Kat6,Y Matsuda…虹ldM.S紬;額,Phys 1995 ) .ReuD51 . ,2353( [6]本間一徳, 寺淫 魔, 酒井源樹, 釧路論集 31,61(1999). [7] M.Hi 土紅ュ IHonda t t 6 IA) 47 o suda ak鑓亘shi額IdM.S砧戦,J sec錠onl ‐ ,Y Ma ,1 ‐Ho励磁doUniuofEduca錠on( ,R‐Ni ,K Ka 2 2 1 ( 9 9 1 1 7 ) ‐ , [8]Y Ma t la t 6 dN,“ab l d suda 1997 )‐ t I ・ o I I -罵a ems23 ,K Ka ,M.Hi ,R‐Nak鑓dshi ,M‐S紬戦 a ,Few‐BodySys ,1( [9]M工1茸額・o,N.蓄abusald,K Kat6,Y Matsuda…虹通 M.S…由縦,J.Hoも山額doUPiuofEducation(Natロ I i ) 50-1 ー 「 a Sc enc es ,9 (1999 ). [ 10 ]N.竪ab i d,K Ka 皮a t dY Ma 2000 6 t ). t ,脂a ・ o l l l suda ems28 ,M.S…止ma ,M‐Hj ,1( ,Few‐BodySys. [ ]酒井源樹, 釧路論集 17 1 1 9 7( 1 8 5 ) . ,1 [ 12 ] W‐S dD‐Robson ) 1985 z江ons蛭 紅l .J .ReuD32 . ,1198( ,Phys [ 1 3 ]1 M B b dJ P G a b q l Z P h ( ) t C2 3 9 8 1 5 7 1 4 a r ow a I ・ c s ‐ ‐ . . . , , . ys [ ]PFamkens ineちD.F1mmma dl 1 4 t tSchober l P h L 1983 )‐ 枕 e l l s e y ‐ . 131B,450( , 皮鑓, [ 1 5 ]M.Hj t 1 beotphys 6そ弧d1 Muro ta 1982), o og .T .67 ,K1wata , 凸F ,K Ka ,1251( [ ]E‐Ei 16 d1 M.婆孤, Phys ta ) 1976 cht en noshi e… 虹, ; Phys .Reu Le比‐36 ,K Go糊Ehed ‐Reu D17 ,K D‐L鑓I , 1 Ki ,500( ,3090 ( 1978 ) 2 0 ( 1 9 8 0 ) 3 ; D21 . , E.Ei 1980 )‐ cht en .ReuD22 ,1819( ,Phys [ 17 ]Pa l qt i 2000 ). c eDataGr oup .JC15 ,1( ,Ew‐Phys. [ ]J 1 8 )‐ th 1971 pml ar紅ーdJ s ,Ag ,M‐Combe ,Ma ‐Phys , 22 ,Commun ,269( E.B副s l dJ th.Phys 1971 )‐ eva l l .M.Combes . 22,280( ,Coロロnun.Ma B‐S imon th 2 )‐ 197 ,Ma ,Phys ‐ 27 ,Commun ,1(. [ 9 ]加藤幾芳, 明 孝之, 青山茂義, 池田清美, 日本物理学会誌, 53‐ 1 2 9 9 8 ) 1 1( 1 . ,1 20 [ ]B-R-Joh 〕鴎on ) 1977 ). 1978 ;68 .Chem-Phys . 67 ,J ,4086( ,4673(. 40.

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