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粉体のBader常数と最疎空隙率

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Academic year: 2021

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(1)Title. 粉体のBader常数と最疎空隙率. Author(s). 徳永, 好治; 清水, 清. Citation. 北海道学芸大学紀要. 第二部. A, 数学・物理学・化学・工学編, 16(2) : 92-95. Issue Date. 1966-01. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5707. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 第16巻. 第2号. 北海道学芸大学紀要(第2部A). 1年1月 昭和4. 粉体の Bader 常数と最疎空隙率 徳. 永. 清. 水. 好. 治 清. 北海道学芸大学函館分校物理学教室 ’ lat Re ion between Bader tant and N1aximum Voids s Cons. ‐ Yoshiharu TOモqJNAGA and Kiyoshi sHIM1 DZU Department of Phys i H kk G k i Univers i H k cs ty , o aido a uge , a odate. sl,. 序. .. 粉粒体の集合特性が構成粒子の特性, すなわち, 形状, 大きさとその分布, および粒子表面の物 1 ( ) さきに, 清 水および 矢 理化学的性質な どによっ て大きく影響され ることはよく知られている。 2 ( ) 3 ( 代 は, 粉粒体の層構造に関連 して, βαd鍔 常数 )がその構成粒子の特性をよくあ らわすことを 報告した。 βαd B γ常数は粉体層の透過率測定における圧縮充填過程の機構によっ て定まり, 粉粒体 の集合特性にも関係す ると思われる。 そこで, 本報では, 粉粒体の集合特性の一つである最疎空隙 率と βαd γ 常数との関係に ついて得られた二, 三の実験結果について報告する。 B S2, 実. 験. 法. 測 定 に 用 い た 試 料 の 種 類, 粒 径 α mm, お よ び形 状 は, 球 ガ ラ ス (d=0.92, 0,23, 0,16) 砂 , (α=0.92, 0.56, 0,42, 丸 み の あ る 角 型), 粉 砕 ガ ラ ス (α=0,92, 0,63, 0 27 0 127 0 094 , , , , . ,. 0,072, 0,066, 鋭 い 壁 開 の あ る 角 型), 亜 鉛 球 (d-0,00291), 酸 化 第 二 銅 (d=0.0021 凹 凸 の 非 , 常 に 多 い 不規 則 な 型), 活 性ア ル ミ ナ (メコ0.0666, しわ や 凹 凸 の 多 い 丸 型), お よ び炭 酸 カ ル シ ウ. ム (d=0,0018, ひ げ の あ る 凹 凹 型) で あ る。 試 料 の 調 製 は, 球 ガラ ス, 砂 お よ び粉 砕 ガラ ス を 島 去 であ ら 津 標 準 ふ るい で 行 い, ふ る い の 目 開 き 寸 法 の 上, 下 限 を 夫 々 , ) ”, 7 2 , 粥2 と し, ダニ(m,x7 2 4 )で 行っ た。 / ‘ わ した。 そ の 他 の 試 料 は, Ro eγ 型 の 水 ひ 法(. 5 βα庇γ常数の測定は潜水ら( )の方法で行っ た。. 7 8 ) ( )の方法を夫々適 安息角の測定は, 各種の試料について, 貼錫創αmメリ 青木( o卿2 , および βγ 用 したが, 婦錫粥の例 の方法が最も容器寸法および試料種類の差の影響が少かっ たので, その値を 用 い る こ と に した。 最 疎 空 隙 率 の 測 定 は, 次 の よ う に 行っ た。 内 径 1.5cm, 高 さ 約 3cm の円筒形試料管に, 同 じ内径で高さ 約 9cm の導管をのせ その中に ,. 管の全体積の約半分まで試料を 入れて, 反転さ せな がら振っ た後直立させる。 その後静かに上の長 い管を横にすり切っ て短管中の試料の重量を測 定すると, 最疎空隙率 』 は . e ? } るニ ー 一一-- . 1 ( ). か ら求 め られ る。 こ こ で, W は短管中の試料重量, V は短管の体積すなわち試料の見かけ体積 ,. (92).

(3) . 徳 永. 好 治 ・ 清 水. 清. 0%である。 およびpは試料密度である。 実験中の温 .度は約20℃, 湿度は約7 S3, 実験結果とその考察 Fi g oとの関係を示した。 粉体の粒度の大きい mと βα能γ常数e .1 に種々の粉体の最疎空隙率e 領域あるいは 8m, 80 の 小 さ い 領 域 では, em と 8 0 が比例関係にあると思われるが, 粒度が小さい. 0,5. o‐3. S β4クだ仔′. 07. 09. ‐ CD~5 牌 ~7. 乞 。 ’ Fig.1. Re i l i t t t po tyand Bade ant rscons a on between thel oo s es r os f ls l id powde ors ever a o r s , C/ク. か, ま た は 8m, eo の大きい領域では, 次第に em が e o より大きくなる傾向を示す。 これらの 傾. 向は, 粉体粒子の表面の物理化学的性質, ふわふわ度, 粒度および形状等の影響をうけているもの 5 )e と思われる。 既に指摘されてい る如く( oに対する粒径の影響は, 粉体の種類によっ て異りはす og 以下にな og の粒径においてあ らわれは じめる。 粒径が数l る が, 略 lmm 前後の粒径から数l. 9 ( )型 の 粒 度 依 存 性 が 生 ず る。 した がっ て, こ こ で測 定 した 領 域 で は, 尺〆をγ Z Z れを 8 eγ oに は 所 謂 尺o. 型と異っ た粒度依存性が存在す るものと思われる。 そこで 鋤 と eo の関係を粉砕ガラスの粒度変化 に 対 して 求 め た の が Fig,2 で あ る。 Fig,2 の 8~d 曲線および e m~” 曲線は夫々次式であ らわ さ れ る。. . 2 ( ). 7 7 1 ’ e『あ ろ (ナ) 」e. ( 3 ). こ こ で, れ。, たo は βαd Bγ 常 数 に 関 した 定 数 で あ り, “.ら. 』 は最疎空隙率に関した定数である。. いずれも近似的によく実験結果をあらわす。 この粉砕ガラスでは, (93).

(4) . 粉体の Bader 常数と最疎空隙率. 0, 70 . 065. 〇. ○,60 . o 55 総 , . ○, 50. 0,40 「方. ‐ 6g. T. o. 5 o,. 7CZE P/4煽Eza? /○ダ d ″7 ′刀 P自存7 i l i i t t ed amet er i c l esand par r t Fig s sprope on between ma a ,2. Re d d l h f s rus e ga s spow er orc ”o=○.0254 , 7物も=○.0438,. ぁ =○,602 為7 F=○,520. 9増こよっ て, ある限界粒径 ( / / e γ である。 最密 空隙率あるいは最陳空隙率と粉体粒度との関係は, 尺o 後 を陪 児に して 4 ( ) . 5 ( ) 1〃)% e= C( 1 )もまた最疎空隙率およ び最密空隙率が, 粒度 20 〆 以下で であることが報告されてい る。 荒川 ら( 4 5 )式から( )式え転移する領或は, Ro物γ に 尺〆/げ の説に従うことを 実験的に得ている。 しかし,( α <”. :. よれば不連続であっ て, 粒径 が大きくなれば突然空隙率は 一定になっ て しまう。 われわれの結果で は, 粒径が約30” から約lmm の間であるにも拘 らず, 最疎空隙率は 一定ではなく, 粒径の増大に g .2 の 乎~〆 曲線に示した如 伴い減少する。 この領域での粉体粒子の集合特 性は複雑であっ て, Fi く, 粉砕ガラスの安息角 ヂ はある限界粒径 で最小値をとり, 粒径が限界粒径より大きくなっ ても, また小さくなっ ても安息角は増大するo Bα庇γ 常 数は粒径 が約 lmm より大きくなると一定とな 9 ( 2 ) が 約 20g から約 lmm の範囲は, 転移領域と が ) り( , 最 疎 空 隙 率 も 一 定 と な る 。 した っ て 粒 径 3 )式か 2 )式および( して微粉体と粗粉体の両者の特性が混在しているものと思われる。 この領域では( ら, βαdBγ 常 数 6o お よび最疎空隙率 em に 関 し, 次 式 が 得 られ る。. た )-( e 7 の ′ 凡ニ ( o-リ o-e o-れ e (才 r. く94). 6 ( ).

(5) . 徳 永 好 治 ・ 清 水. 清. 一 き w. T. 屡 5. o溺5. 7α お α4彰Eだ符 FA庁7. 0,5. 0 /○ワ. d. m印. l l i i i Fig t ′ on between the pa r c ed amet erand eo-e at , . ′ ,3, Re f l a r s orc ru shed g s spowde , こ こ で、. ) , れ A =e■(ぁーた ,. ( 7 ). β ;”, 兄-”o. とおけば( 6 )式は ( e -④も )= αβ Ae o “. 8 ( ). と な る。 粉 砕 ガ ラ ス では, A=1,09, β=0,184 と な る。 Fig,3 に, 粉砕 ガ ラ ス の e 兄と ば と o一6 ,. の関係を示した。 丸印は実験値, 直線は( 8 )式で計算したものである。 S4, 結語 粉粒体の βdB γ 常数と最疎空隙率を測定したが, 微粉体と粗粉体との間には, 粒 が 径に関して転移領域 存在し, この領域では βαd γ 常数と最疎空隙率の間には e ( e - ? = 〆β Ae o 6. の関係が存在することを見いだした。. 文. 献. ( 1 ) 荒川・岡田・水渡, 材料, 14 1965 64( ) , ,7 1 @ ) 清水・矢代, 材料, 14 965 ) . , 746(. ( 3 ). l l Bader i i i 1 939 t r og og e ef ) chn r z rn( , .z , Geo , H, ,eta , Be ,d .Schwe , ,3, Be ,Se , Hydrol , Li , , Geot l l 1941 4 ) Ro ( er ) ,S , , Phys , Chem, ,J . ,P ,45, 41(. ) 清水・矢代, 粉体工学研究会誌,2 1( 1965 ( 5 5 ) , ,2. ( 6 ). Neumann i i 1953 t t ow ofd sper es ) s ems ed by J ys ,S , .J ,B , F1 , Herman ,406,( ,ed ,p. の 青木, 化学工学, 24 98( 1 960 ) ( . ,5 1959 t ) ) Brown, R, L, ( 8 ans s n ・ s .ln .C, Richards ,and J , Chen . Engr , . , Tr ,37, 108( l l 1930 9 ( ) Ro er ) ,S , , Eng ,P ,lnd . Chem. . ,22, 1206(. (95).

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