大乗二種姓解釈の変遷について
ベ7 :7修
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序
大泉二組貯.解釈の変遷について 大乗二種姓は本性住種姓・習所成種姓からなり、この語は玄突(六OO
または六O
二 i 六六四)訳﹃珠伽師地 ① 論﹄﹃仏地経論﹄﹃成唯識論﹄に見られる。種子の起因について﹃成唯識論﹄は新旧合生説を正義とするが、﹃成 唯識論﹄にもとづいて大乗二種姓を説明する時、習所成種姓が本有無漏種子であるのかそれとも新世間無漏種子で ② あるのか、どちらにも解釈し得る。 基(六三二1
六八二)﹃成唯識論述記﹄(以下﹃述記﹄)は本性住種姓・ P 習所成種姓を解釈する中で、溜所成種 姓とは問黛習によって増長した本有無漏種子であり、習所成種姓の名が用いられるのは初地に入るまでであると いう。これは、習所成種姓が党道以後に・生ずる新宙開無漏種子と異なることを意味する。 しかし、基以前の見解において、本性住種姓・習所成種姓をともに初地以前に限定する文言は確認できない。 むしろ、説法は本性住種姓 H 本有無漏種子、留所成種姓 H 新 築 ・ 健 一 ' 漏 種 子 と い う 説 を 原 則 と し て い た 形 跡 が あ り 、 唐においても確認し得る限り、基以前はこの見解が踏襲されてきた。これは、基が大乗二種姓について、それま でと異なる解釈を打ち出したことを意味する。 ここで問題となることは二点ある。 一つには、基が護法説と阻甑を来しかねない解釈を示した背景には何があるのか。二つには、基の解釈は玄突の教説を承けたものなのか、それとも基の独創であるのか、である。﹃述記﹄ ③ @ は玄突の講義をもとに撰述されたのであり、その内容は玄突の講義に忠実と評されるが、二点目について後者で あるならば、必ずしもそうではないことになる。 そこで本稿では、大乗二種姓に関する解釈の変遷を追い、上記二点の問題について考察していく。
一、基以前の本性住種姓・習所成種姓解釈
大乗こ種姓解釈の変遷について 本性住種姓・習所成種姓の語は玄奨訳﹃稔伽師地論﹄﹃仏地経論﹄﹃成唯識論﹄に見られる。 ﹃喰伽師地論﹄巻三五 云何種姓ナルャ。謂タ略シテ有川二種寸一ハ本性住種姓、二ハ習所成種姓ナリ。本性住種姓者、謂 7 諸菩麓ノ六処ノ殊 勝 ュ シ テ 有 つ 知 官 疋 ノ 相 一 従 起 一 山 始 世 -展 転 伝 来 シ テ 法 爾 -所 寸 得 ル 。 是 レ ヲ 名 M 本性住種姓吋。習所成種姓者、調 7 先-T
習 y 番 号 所 叶 リ 一 得 ル 闘 疋 レ ヲ 名 M 習 所 成 種 姓 刊 。 ここでは、本性住種姓・習所成種姓の本有・新築を論じな句。 ﹃仏地経論﹄巻三 本 有 ニ シ テ 無 始 ョ リ 法 爾 ナ リ 、 不 以 従 川 黒 生4
2
、 名 町 本 性 住 種 性 斗 。 発 心 巳 後 ュ 外 縁 ュ テ 蒸 発 、 V テ 漸 漸 ュ 増 長 ぇ 、 名 M 習所成 ⑦ 樹 倒 斗 。 初 地 巳 上 随 苔 穴 ノ 所 広 応 ス ル 乃 チ 得 二 現 起 叫 ル コ ト ヲ 。 本性住種姓とは慕習によらず無始よりあると述べる。そして、発心以後に蒸発して増長したものが習所成種姓で ⑧ あり、それは初地以上に現起すると説く。これは、習所成種姓が見道前から存在することを示唆する。- 2
ー ﹃成唯識論﹄巻九大衆二段姓解釈の変遷について 如 昨 日 疋 ノ 所 w 成 ス ル 唯 識 ノ 相 ・ 性 ト ハ 、 誰 ヵ 於 好 幾 ノ 位 一 -知 何 悟 入 ス ル ャ 。 謂 ク 具 勺 大 乗 ノ 二 種 姓 ↓ 者 、 略 v テ 於 計 五 位 一 -、 漸 次 斗 倒 刈 ス 。 何 ヲ ヵ 謂 幻 ャ 大 乗 ノ 二 種 ノ 種 姓 吋 。 一 -一 ハ 本 性 住 種 姓 。 謂 タ 無 始 ョ リ 来 タ 依 4 4
附
v テ 本 識 4 法爾ニ所 w 得 ル 無 漏 法 ノ 因 ナ リ 。 一 一 ハ 習 所 成 種 姓 。 謂 ク 開 設 仙 界 ョ リ 等 流 セ ル 法 ↓ 己 子 、 問 所 成 等 ュ 剰 割 引 矧 寸 劇 ル 。 要 ス 具 日 ル ヒ ト ハ 大 乗 ノ 此 ノ 二 種 / 姓 ↓ 、 方 ュ 能 タ 漸 次 ュ 悟 4 入 ス 唯 訓 郡 。 ここに﹁大乗の二種姓を具せる者、略して五位に於いて漸次に悟入す﹂と説かれる。これは、資糧位の時点で本 性住種姓と習所成種姓を共に有していると解釈できるのであり、この場合、習所成種姓は新蕪種子と同一ではな い。さらにこの筒所では、習所成種姓は世間習して﹁成﹂ると説く。ここで﹁成﹂の語を使用することについて、 ﹁新たに生ずる種子(新築種子)と区別するために﹃生﹄ではなく﹃成﹄を用いた﹂と捉える余地がある。 ただし、﹁﹃成唯識論﹄において、習所成種姓と新蕪無漏種子は同一ではない﹂と断定することはできない。な ぜなら、﹃成唯識論﹄が本有種子を﹁本性住種﹂、黒習によって生ずる種子を﹁習所成種﹂と呼ぶ例があり、また 別の箇所で新黒無漏種子を説明する際に﹁蕪成﹂の語を使用するからである。このため﹃成唯識論﹄において、 習所成種姓が見道以後に生じる新世間無漏種子であると解釈することが可能になっている。 ﹃成唯識論﹄巻二 有義ハ種子ュ各有叫二類﹂一者本有。謂 7 無 始 ョ リ 来 タ 異 熟 識 ノ 中 -法 爾 ι 而 有 テ 生 以 ル 趨 ・ 処 ・ 界 ザ 功 能 差 別 ナ リ 。 世 尊 ハ 依 吋 此 ェ 説 " 諸 ノ 有 情 ハ 無 始 ノ 時 ョ リ 来 タ 有 叫 種 種 ノ 界 一 知 日 シ テ 悪 叉 / 来 咋 ル ヵ 法 爾 ェ 而 有 針 。 余 ノ 所 w 引 タ 証 ハ 広 ク 説 ク ヨ ト 知 昨 初 ノ 。 此 ヲ 即 チ 名 J 初日本性住種斗。二者始起。謂タ無始ョリ来 P 数数ニ現行シ蕪習 y テ 而 有 リ 。 世 尊 ハ 依 吋 此 ュ 説 " 有 情 ノ 心 ハ 染 ・ 浄 ノ 諸 法 ノ 所 一 ル ヵ 黒 習 づ 故 品 、 無 量 ノ 種 子 之 所 付 リ ト 税 集 勺 。 諸 論 ュ 亦 説 夕 、 染 ・ 浄 / 種 子 ハ 由 勺 染 ・ 浄 / 法 ノ 蕪 習 4 故 -・l l l l I l l i -' 1 1 1 1 I l l 1 1 1 ゅ 生 ス ト 。 此 ヲ 即 チ 名 テ 為 以 習 所 成 種 吋 。 ﹃成唯識論﹄巻二有 刊 諸 ノ 有 情 無 始 / 時 ョ リ 米 タ 有 叫 し 無 漏 種 一 不 づ 由 三 県 習 4 法 爾 -一 成 就 抗 ル コ ト 。 後 -勝 進 位 ・ 4 県 r T 令品増長吋。無漏法/ 起 ル ハ 以 吋 此 ヲ 為 川 悶 ト 。 無 漏 起 ル 時 二 復 蕪 コ 成 ぇ 種 刊 。 習所成種姓と新雷雨無漏種子が同一であるか否か、﹃成唯識論﹄においてはいずれにも解釈し得る。 また﹃喰伽論記﹄は、本性住種姓・習所成種姓についてインドに勝軍・護月・護法の三泌があったことを伝え、 そしてそれに関する唐における解釈を記す。 大来二種姓解釈の変遷について ﹃瑞伽論記﹄巻八下 略 y a T 明 日 ュ 二 種 姓 ノ 義 サ 有 説 ハ 五 門 ﹂ 一 ュ 弁 叫 体 ヲ 。 西 方 主 語 ア リ 。 若 y 依 弓 閥 幽 ノ 所 説 一 -、 無 品 別 ニ 姓 種 姓 ノ 体 寸 但 彼 J 身 中 -三 種 ノ 陣 ノ 有 叫 可 断 / 義 寸 云 夕 立 計 本 姓 住 種 姓 ↓ 、 後 ノ 時 ニ 値 討 議 ロ 知 識 4 開 法 シ 発 心
- Z
求 払 菩 提 等 ↓ 。 地 前 ュ 燕 成 ス ル -有 叫 四 ノ 開 雷 雨 4 初 ュ 従 叫 福 分 ノ 有 漏 普 -漸 タ 修 シ テ 成 功 道 分 サ 、 道 分 ヲ 漸 ク 修 シ テ 増 長 シ テ 黒 羽 成 ぇ ル ヲ 無 漏 種 子 サ 、 名 計 習 種 姓 叶 、 即 チ 生 以 無 分 別 智 等 ↓ 。 若 ン 依 そ 闘 凶 ノ 立 て 、 有 苛 本 有 ノ 法 爾 ノ 無 漏 種 子 -為 ロ 姓 種 姓 斗 。 後 ニ 対 ラ 十 信 4 開 法 シ 発 心 シ テ 、 従 叫 現 行 ノ 心 -資 弘 元 手 本 種 サ 令 払 ル ヲ 其 ヲ 増 勝 す 、 即 チ 名 計 習 種 姓 吋 、 拠 町 本 有 ノ 義 辺 4 名 巧 姓 種 姓 4 . 。 由 吋 修 -増 長 ス ル デ 名 計 習 種 姓 斗 、 明 円 於 後 時 ュ 更 -一 不 三 新 ニ 黛 コ 成 セ 種 サ 、 於 旧 種 ト 一 体 ナ ル 義 デ 説 キ テ 地 前 二 即 チ 有 料 ヲ 二 種 ノ 種 姓 日 若 シ 依 弓 闘 凶 一 -、 地 前 -難 問 彼 ノ 有 漏 ノ 閉 幕 ハ 資 a 導 シ テ 本 種 ↓ 増 ス ヨ ト 多 キ ヨ ト 如 行 聾 芽 等 ノ 体 U、創叶刻刻パ樹矧司可制計 属日本姓住種姓 4 。 是 レ 則 チ 地 前- 4
山 川 有 山 コ ト 無 漏 ノ 習 種 姓 ノ 体 4 但 従 川 姓 種 姓 -生 以 於 初 地 -初 念 ノ 無 分 別 智 寸 此 ノ 智 ノ 起 り 己 - T 即 チ 謀 説 成 ぇ 種 ザ 方 ュ 日 疋 レ 無 漏 ノ 習 種 姓 ノ 体 ナ リ 。 若 シ 論 で 有 漏 ノ 習 種 ↓ 、 地 前 -即 チ 有 判 、 二 ノ 得 名 A 旧 -一 名 計 性 種 姓 斗 、 今 ハ 名 コ 本 性 住 種 姓 斗 。 旧 ュ 名 日 習 種 姓 . 一 . 、 今 ハ 名 切 習 所 成 種 姓 ↓ 。 此 ノ 中 -通 シ テ 名 三 一 種 ノ 種 姓 斗 者 、 従 内 数 -一 就 叶 警告名ト。司会性・費者、制割当制謝副司副樹組組刻倒剥川剣ヲ。三-一約ロ位/前後一-。圏一五 7 。 ﹁ 若 シ 依 で 護 月 一 -、 性 種 ハ 本 有 ノ 義 -? と T 即 チ 居 川 前 " 一 。 十 信 ノ 初 心 -、 資 2 4 県 シ テ 姓 種 ↓ 令 払 ル ヲ 其 ヲ 増 長 す 、 即 チ 名 。 習 種 ↓ 、 無 品 別 ュ 習 / 体 4 従 剖 十 信 -巳 去 ハ 二 姓 恒 -一 倶 ナ リ 。 制 限 シ 入 つ 初 地 一 -巳 去 ハ 亦 不 ν黒 吋 種 ヲ 。 論 ュ 云 夕 、 謀 者 、 但 無 私 宛 ス ル ヲ4
-旧 種 ↓ 名 -ァ 為 三 品 種 . 一 . 。 若 シ 依 ぞ 護 法 一 一 、 云 7 始メ従叫十信-己前及ヒ在で地前ノ四十心ノ位 4 、 是 レ 姓 種 ナ リ 。 在 山 地 前 ︺ 一 時雄 H 為 一 一 有 漏 ノ 問 雷 雨 イ 資 a発 シ テ 本 種 イ 功 能 増 長 守 、 猶 ホ 日 疋 レ 本 有 ノ 種 類 ナ リ 。 是 ノ 故 ュ 判 円 入 計 姓 種 一 一 所 料 収 ム ル 。 以 テ 経 ュ 地 前 二 未 ν有 円 相 手 行 シ 無 漏 サ 別 ュ 黒 山 明 成 ス ル コ ト 種 M 。 故 ニ 無 蒜 一 山 漏 ノ 習 種 姓 ﹂ 故 品 種 姓 ハ 居 助 前 但 有 勺 有 漏 ノ 間 前 揃 ノ 穂 子
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習 一 極 姓 花 組 副 矧 剰 刺 胡 州 司 剰 利 組 刊 副 組 副 淵 副 矧 ぺ 何 義 ハ 在 叫 於 後 4 ﹂ 。 園 ノ 解 ハ 別 け リ 之 ニ 。 ⑬ 入 吋 文 -一 当 防 述 70 大来二重E姓解釈の変遷について これによれば、勝軍は無漏種子が黒成したものを習所成種姓と呼ぴ、これが無分別智を生ずると説いたとされる。 護月は、本有無漏種子が増長したものが習所成種姓であって、これは本性住種姓と体は一つであり、地前に本性 住種姓・習所成種姓の二種の種姓があると説いたという。護法は﹁附黒習があっても本有組子であれば本性住種 姓に属す。地前に無漏の習所成種姓はなく、初地に至って無漏の習所成種姓が生ずる。有漏については地前から 本性住種姓・習所成種姓の名をともに用いるが、その当体は本性住種姓であり、習所成種姓の名は方便である﹂ ⑬ と説いたと伝えられる。景(慈景、?
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の解釈は説法説に準ずるが、基の解釈はこれと異 なるという。 一 一 、 基 に お け る 大 乗 ニ 種 姓 の 規 定 上記の通り、﹃成唯識論﹄においては習所成種姓と新世間無漏種子を同・異いずれにも解釈し得る。﹃稔伽論記﹄ によれば、護法は初地に至って無漏の習所成種姓の体が生ずると説き、有漏については地前に本性住種姓・留所 成種姓の名をともに用いるがその当体は本性住種姓であると述べたという。しかし基は、習所成種姓と新黒無漏 種子が異なるという見解を明確にしている。まず、種子の﹁増長﹂と﹁新築﹂の異同について﹃述記﹄において次のように述べる。 大衆二種姓解釈の変遷について ﹃述記﹄巻二末 諸法ノ種子ェ有漏・無漏各有叫二類寸本有・新蕪ナリ。理-プ無勺失故ナリ。不可遠山経ニ故ナリ。入叫見道 4 巳 テ 別 ュ 重 m a 生 ス 種 ザ 、 無 漏 ヲ 行 ス ル ヵ 故 ・ 3 地 前 二 ハ 但 令 品 旧 種 ヲ シ テ 増 長 吋 。 有 漏 ノ 現 行 ハ 勢 力 弱
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故 品 。 不 玖 別 ュ 能 タ 令 斗 ル -ハ 無 漏 種 ヲ 起 叶 。 此 ノ 中 -但 言 勺 由 好 閉 幕 習 一 -令 咋 本 有 種 ヨ リ 漸 タ 増 盛 山 山 ラ 故 唱 。 見道(通達u h
)
に入って以後、無漏が現行されるため新黒種子が生ずるが、見道に入る以前(地前)は本有無漏 穂子が問蕪習によって増長されるとする。すなわち、地前は﹁増長﹂、見道以後は﹁新雷雨﹂である。 そして本性住種姓について次のようにいう。 ﹃述記﹄巻九末 未竹間同正法ザ但 P 無 漏 ノ 種 ハ 無 始 ョ リ 自 ラ 成 シ - 7 、 不 叫 す 曽 テ 世 間 習 シ テ 令 ラ 其 ヲ シ テ 増 長 -名 吋 本 種 姓 斗 。 性 者 体 也 、 姓 者 類 也 。 謂 タ 本 性 ョ リ 来 P 住 日 ル ュ 此 ノ 菩 薩 種 子 ノ 姓 類 4 差別ァリ。不刊由討今有士名 MW ル ュ 本 性 住 種 姓 針 。 : ・ ( 中 略 ) : ・ 此 是 未 け ル ヲ 種 計 解 脱 分 ノ 普 サ 名 切 本 種 姓 斗 。 未 下 閉 す 無 漏 ノ 法 ザ 令 制 無 漏 ノ 種 ヲ ン テ 増 一 一 。 本性住種姓とは発心する以前のものであるため問黒習を被っておらず、したがってその種子は増長されたもので- 6
一
はないと記す。 習所成種姓についての解釈は以下の通りである。 ﹃述記﹄巻九末 論 。 二 習 所 成 種 姓 至 黛 習 所 成 。 述 目 。 此 ノ 問 日 正 法 ↓ 以 去 二 令 斗 ル ヲ 幅 一 山 漏 ノ 旧 租 ヲ シ テ 増 長 吋 名 M 習 種 姐 ↓ 。 ・ : ( 中 略 ) ・ ﹁ 問 所 成 等 ﹂ ト ハ 、 即 チ 是 レ 三 恵 ノ 所 寸 成 ス 。 非 日 必 ス 新 -生z z
方 -名 テ 為 m z ﹁ 成 ﹂ ト 。 令 払 ル ヲ 種 ヲ 増 長 叶 亦 名 付 ヵ 吋 刷 叶 け 制 4 叫 l 若 シ 由 日 一 -一 恵 4 鉱 山 漏 種 増 セ ハ 、 何 故 " -乃 ゴ 吉 岡 幻 ャ 問 所 成 等 吋 。 意 ハ 顕 以 能 成 ハ 非 叶 ル ヲ 唯 有 叫 ・ -恵 ノ ミ 。 恵 倶 品 /大釆二種姓解釈の変遷について 法 ハ 亦 能 成 ナ ル ヵ 故 ュ 。 能 成 ハ 既 ュ 爾 リ 、 所 成 毛 亦 然 リ 。 故 ュ 論 ハ 説 テ 一 吉 岡 幻 ﹁ 聞 所 成 等 ﹂ 吋 。 ・ : ( 中 略 ) : ・ 此 是 未 づ 種 計 解 脱 分 ノ 善 ↓ 名 リ 本 種 姓 ↓ 。 未 下 開 計 鉱 山 漏 法 ス
Z
無 漏 種 ヲ 増 此 。 樹 叶 川 側 側 矧 副 樹 叶 凶 剖 ぺ 割 削 割 樹 矧 ↓ 。 閉 す 無 漏 ノ 教 サ I l l i -⑬ 為 昨 縁 ト 令 日 ル ヵ 無 漏 ノ 種 ヲ シ テ 増 吋 故 ニ 。 : ・ ( 中 略 ) ・ : 勝 解 行 地 ノ 発 心 シ テ 巳 去 、 未 づ 入 一 旬 初 地 4 名 ラ 習 所 成 吋 故 -。 習所成種姓とは、正法を聞いて無漏種子が増長したものであるという。そして﹁等流﹂や﹁問所成﹂について説 明する。その中で、﹁成﹂とは必ずしも新たな種子を生ずることではなく、種子が増長することも﹁成﹂である ⑬ @ と述べる。その上で、﹁習所成種姓﹂の名が用いられる範囲を順解脱分の善根を種として以降、勝解行地の発心 @ して以降で初地に入るまで、すなわち資糧位・加行位であるという。これは、習所成種姓とは増長された本有無 @ 漏種子であって、通達位(見道)以後に生ずる新感無漏種子と異なることを意味する。 基がこのように解釈していたことは、﹃述記﹄以外にも見られる。 ﹃ 稔 伽 師 地 論 略 纂 ﹄ 巻 一O
本 種 姓 ・ 習 種 姓 ハ 、 如 日 新 議 ノ 三 義 イ 随 吋 所 応 4 立 w 之 ヲ 。 有 人 言 夕 、 ﹁ 護 法 菩 薩 ハ 取 訪 地 上 寸 名 付 ト 習J
。不 ν然 手 。 ﹁ 地 前 / 十 倍 ハ 、 不 可 生 此 無 漏 種 サ 故 品 。 生 以 ル 彼 / 種 -時 -名 吋 捌 闘 種 姓 ご ト ハ 、 随 増1
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説 付 生 唱 。 基は、有人(慧景か)が﹁護法が初地以後を習所成種姓と名づけた﹂と言うことに反論し、﹁地前の十信に無漏 種子は生じず、彼の種(無漏種子)を生ずる時に習所成種姓と名づける﹂とは、随増する(聞黒習に随って増長 する)ことを﹁生﹂と説いたのである、と解釈する。一、基における大乗ニ種姓解釈の背景
先述の通り、﹃述記﹄は習所成種姓と新蕪無漏種子を明確に区別し、習所成種姓の名が用いられるのは初地に入るまでとする。ただし、玄突訳﹃磁伽師地論﹄﹃成唯識論﹄﹃仏地経論﹄そして﹃珠伽論記﹄所引の護法説は、 これを直接示すものではない。基の解釈は、﹃仁王般若波羅蜜経﹄﹃菩薩喫洛本業経﹄の影響を受けたものと考え ら れ る 。 ﹃述記﹄は本性住種姓・習所成種姓を論じる中で、﹃仁王般若波羅蜜経﹄﹃菩薩喫瑞本業経﹄に言及する。 ﹃述記﹄巻九末 大采二種姓解釈の変遷について @ 然 ル ュ 仁 王 経 及 ヒ 喫 瑞 等 ノ 経 -一 所 一 円 説 ク 所 同 ナ ル 者 如 ω 別 抄 ェ 会 三 ヵ 。 @ 詳細を﹃別抄﹄にゆずっているが、本性住種姓・習所成種姓を解釈するに際して﹃仁王般若波羅蜜経﹄﹃菩薩嘆 @ 洛本業経﹄との会通を施した旨を述べている?その背景には、﹁本性住種姓﹂﹁習所成種姓﹂が玄奨以前に﹁性種 性﹂﹁習種性﹂と訳されていたこと、そして﹁性種性﹂﹁習種性﹂の語が﹃仁王般若波羅蜜経﹄﹃菩隆理洛本業経晶 にも見られることがある。
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ー ﹁本性住種姓﹂﹁習所成種姓﹂の語は玄英訳﹃職伽師地諭﹄﹁菩薩地﹂にもあり、﹁菩薩地﹂の異訳である曇無 識(三爪五 l 四三三)訳﹃菩薩地持経﹄では﹁性種性﹂﹁習種性﹂と表記される。 明論伽師地論﹄巻三五・菩薩地 云 何 種 姓 ナ ル ャ 。 謂 P 略シ予有訓二種ベ一ハ本性住種姓、二ハ習所成種姓ナリ。本性住種姓者、謂ク諸菩議ノ六処ノ殊 勝 二 シ テ 有 つ 如 吋 是 ノ 相 一 従 叫 し 無 始 世 -展 転 伝 来 ジ テ 法 爾 ュ 所 寸 得 ル 。 是 レ ヲ 名 マ 本 位 住 種 姓 叶 。 留 所 成 種 姓 者 、 謂 P 先 ュ @ 串 コ 習- Z
善 根 サ 所 叶 リ 得 ル 日 疋 レ ヲ 名 コ 習 所 成 種 姓 吋 。 ﹃ 菩 薩 地 持 経 ﹄ 巻 一 到側刻司樹倒1
制剖引制叶寸斗卦倒樹倒斗卦剖樹倒計。性種性掛か、目疋レ菩薩ノ六λ
/
殊 勝 ユ シ テ 、 展 転 相 @ 統 - Y テ 無 始 ョ リ 法 爾 ナ リ 。 日 疋 レ ヲ 名 町 性 種 性 吋 。 習 種 性 者 、 若 y ハ 従 川 先 米 タ 修 昨 テ 善 ヲ 所 け リ 得 ル 。 是 レ ヲ 名 切 習 種 性. 1
ここでは、﹁本性住種姓﹂﹁習所成種姓﹂と﹁性種性﹂﹁習種性﹂は同義である。そのため﹃聡伽論記﹄には次の 一 文 が あ る 。 ﹃稔伽諭記﹄巻八下 旧 ニ 名 m性種姓斗、今れ名砂本性住種姓斗。旧一名計習種姓吋、今ハ名議所成種姓ザ そして、﹁性種性﹂﹁習穏性﹂の語は﹃仁王般若波羅蜜経﹄﹃菩薩現略本業経﹄にも見られる。 ﹃仁王般若波羅蜜経﹄巻上 善男子ョ、初ュ発勺想信寸、恒河沙ノ衆生ハ修ゴ行シテ伏芯サ、於さニ宝ノ中 4 生 以 習 種 性 , r 十心サ。信心・精進心・念 心・怒心ニ足心・施心・戒心・謎心・願心・廻向心ナリ。:・(中略):・次第ュ起ラ乾慈性種性サ有川十心 A 所調 四意止
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、身受心法ハ、不浄子ピァ苦、無常ュシテ無我也。三意止タル、三普根ハ、慈・施・慧也。三意止トハ、所謂 三世/、過去ノ因忍ト、現在ノ因果忍ト、未来ノ果忍ナリ 0 ・ : ( 中 略 ) : ・ 復 P 有叫十/道種性ノ地﹂所謂観ラ色・識・ 惣・受・行↓、得訓戒忍・知見忍・定忍・態忍・解脱忍↓。観ロルュ三界ノ因果↓、空忍・無願忍・無想忍ァリ。 観 日 ル ヲ 二 諦 ノ 虚 実 ト 、 一 切 法 ノ 無 常 サ ル ヲ 名 M 無 常 忍 叶 。 王↓、亦能 7 化 計 四 天 下 ↓ 、 生 今 ム 一 切 衆 生 ノ 善 根 吋 。 ﹃仁王般若波羅蜜経﹄巻上 習 種 ハ 銅 輪 ュ シ テ 二 天 下 ナ リ 伏忍ノ聖胎ハ三十人 大泉二f!ftt生解釈の変遷について 一 切 ノ 菩 薩 行 ノ 本 原 ナ リ 教 訓 化 シ テ 衆 生 ザ 党 ノ 中 -行 ス ﹃仁王般若波羅蜜経﹄巻下 一 切 法 / 空 ナ ル ヲ 以 テ 得 = 無 生 忍 ↓ 。 目 疋 ノ 菩 薩 ハ 十 堅 心 デ 以 テ 作 則 転 輪 銀輪ハ三天、性種性ナリ 十信・十止・十竪心ナリ 是 l 故ュ発心・信心難シ 是 ヲ 名 訪 菩 薩 / 初 発 心 吋 道 種 ノ 竪 ノ 徳 ハ 転 輪 王 ト ナ リ 三 世 ノ 諸 仏 ハ 於 吋 中 -行 -Y 若シ得て信心サ必ぇ不 ν 退 ヵ 七 宝 / 金 光 ハ 四 天 下 ナ リ 無 防 不 和 由 苛 此 ノ 伏 忍 4 生 此 進 テ 入 叫 無 生 ノ 初 地 ノ 道 4大乗二種姓解釈の変遷について 普 男 子 ョ 。 其 ノ 法 師 者 自 疋 レ 習 種 性 ノ 菩 薩 ナ リ 。 若 シ ハ 在 家 ノ 婆 差 ・ 憂 婆 差 、 若 シ ハ 出 家 ノ 比 丘 ・ 比 丘 尼 、 修 コ 行 シ テ 十 善 ↓ 自 ラ 観 ロ 己 身 ノ 地 ・ 水 ・ 火 ・ 風 ・ 空 ・ 識 ハ 分 分 不 浄 寸 ト 。 ・ : ( 中 略 ) ・ : 復 タ 次 -倒 樹 倒 ハ 行 計 テ 十 慧 ノ 観 ↓ 、 減 日 十 顛 倒 ↓ 。 ・ : ( 中 略 ) ・ : 復 タ 次 ュ 道 種 性 ハ 住 ラ 堅 忍 ノ 中 で 観 以 一 切 法 ハ 無 生 ・ 無 住 ・ 無 滅 寸 ト 。 : ・ ( 中 略 ) ・ : 復 タ 以 討 l I l l l 1 1 1 1 1 1 1 I l l 1 1 1 1 I l i l i -I l l 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 b 三 阿 僧 紙 劫 寸 、 修 計 八 高 億 ノ 波 羅 蜜 サ 、 当 時 得 芳 平 等 ノ 聖 人 ノ 地 イ 故 ュ 、 住 似 阿 毘 蹴 致 正 位 μ ﹃仁王般若波羅蜜経﹄では、習種性・性種性・道種性を経て初地に入り、また阿毘故致正位に至ると説かれる。 ﹃菩蔭壊格本業経﹄巻上 四十二賢聖名門決定了義。十方三世ノ一切ノ諸仏ハ皆共ュ伺タ説三ヲ而無竺一。仏子ョ。所謂留伽度崎一日発留諦迦 度 線 儲 治 留 羅 伽 時 間 修 留 摩 阿 時 間 生 安 婆 沙 賊 昭 一 筋 一 悦 毘 政 致 峨 儲 正 阿 昆 政 致 餓 儲 不 必 叉 伽 賊 儲 宜 必 阿 羅 謀 総 一 流 止 迦 峨 儲 植 度伽阿時間歓度安爾稽健度只羅鵬眠時度和差符無度利他鯨緯度生婆諦勝間普度沙必殺無度阿翻餓開幕度仏何密 行 度 叉 一 婆 幾 何 其 羅 諦 流 沙 慨 畑 一 鍬 脚 伊 羅 曇 沙 勝 一 献 必 白 伽 慨 傾 向 的 伊 法 必 他 憾 畑 腕
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仏 度 陀 鰍 一 躍 一 一 隅 功 羅 叉 必 錦 町 出 欄 一 僻 一 帥 羅叉伽4
縮 刷 鱒 一 一 明 波 詞 諦 械 一 蹴 一 波 羅 提 弗 陀 鯨 鵬 一 鵬 欄 達 摩 辺 伽 鯨 臨 一 紙 一 附 鳩 摩 羅 伽 鯨 留 一 脚 流 須 阿 伽 一 波 糠 齢 制 腕 須 那 迦 鰭 ⋮ 馴 須 陀 垣 嚇 綿 一 糊 斯 陀 合 勝 一 線 陣 阿 那 合 嚇 綿 一 鵬 流 阿 羅 漢 礎 抱 一 K 阿 尼 羅 漢 蛾 一 銭 一 蹴 阿 那 詞 一 概 鶴 一 一 鵬 光 阿 前 回 維 弗 勝 間 蜘 一 一 町 摩 翻 一 和沙諸峨相裟伽婆伽婆仏陀諮越(中略)・仏子ョ。性都、所謂剖樹倒ぺ倒樹畑副樹州説樹制川矧剣 性 ・ 妙 覚 性 ナ リ 。 ・ : ( 中 略 ) ・ : 仏 子 ョ 。 汝 先 三 官 一 同 タ 名 字 者 、 所 謂 銅 宝 嘆 洛 ナ リ 。 菩 薩 ノ 字 者 、 所 謂 習 性 種 ノ 中 -有 叫 十 人ベ其ヲ名。発心住菩薩・治地菩薩・修行菩薩・生賞菩薩・方便具足菩薩・正心菩薩・不退菩薩・童真菩 薩 ・ 法 王 子 菩 薩 ・ 濯 項 菩 薩 吋 。 仏 子 ョ 。 銀 宝 嘆 務 ナ リ 。 菩 薩 ノ 字 彰 、 倒 樹 倒 / 中 -有 訓 十 人 ﹂ 其 ヲ 名 日 歓 喜 菩 麓 ・ 鏡 益菩麓・無眠恨菩薩・無尽菩麓・離痴乱菩薩・普現菩薩・無著菩薩・尊重菩龍・普法菩薩・真実菩薩ザ ﹃菩隆理格本業経﹄は四十二賢聖の名を列挙する。その上で、習種性は十住に、性種性は十行に当たることを示 す 。 - 10一
﹃仁王般若波羅蜜経﹄﹃菩薩嘆格本業経﹄ともに、習種性・性種性を地前の階位に位置付け、溜種性の後に性 種性を置く。習種性・性種性について、基以前や基と同時期の解釈として、智顕(五三八 1 五九七)、吉蔵(五 四九
i
六 二 一 ニ ) 、 円 測 ( 六 一 三i
六九五) の説をあげると以下のようになる。 大乗二磁姓解釈の変遷について 知日額説・滋項記﹃仁王護国般若経疏﹄巻三 若 シ 依 日 ハ 本 業 訓 常 務 一 一 云 口 六 性 . 1 一 習 種 性 、 ニ ハ 性 種 性 、 一 二 ハ 道 種 性 、 四 ハ 聖 種 性 、 五 ハ 等 党 性 、 六 ハ 妙 覚 性 ナ リ 。 即 チ @ 是レ十住・十行・十廻向・十地・等党・妙党也。 智飯﹃妙法蓮華経玄義﹄巻四下 一 二 約 ラ 線 瑞 ↓ 明 け ハ 位 数 サ 者 、 経 ニ 有 剖 七 位 A 謂ク十信・十住・十行・十廻向・十地・等党・妙党地也。・:(中 略 ) ・ : 十 住 即 チ 是 レ 習 種 性 ナ リ 。 : ・ ( 中 略 ) : ・ 十 行 即 チ 是 レ 性 種 性 句 。 智顕説・潜項記﹃四念処﹄巻三 若 シ ハ 棚 常 務 ハ 明 刊 十 信 ・ 十 住 ヲ 為 計 習 種 性 叶 、 十 行 ヲ 為 日 道 種 性 斗 、 十 廻 向 ヲ 為 計 性 種 性 斗 、 十 地 ノ 聖 種 性 ト 、 等 党 性 、 @ 妙 覚 性 旬 。 士口蔵﹃仁王般若経疏﹄巻中四 初 -列 以 十 四 忍 ノ 名 寸 。 一 ハ 信 忍 、 謂 ク 習 種 性 ナ リ 。 ニ ハ 止 忍 、 謂 7 性 種 性 ナ リ 。 一 ニ ハ 堅 忍 、 謂 ク 道 種 性 ナ リ 。 四 ハ 善 党 忍 、 謂 タ 初 地 ナ リ 。 五 ハ 離 達 忍 、 謂 タ 二 地 ナ リ 。 六 ハ 明 慈 忍 、 謂 J ニ 地 ナ リ 。 七 ハ 炎 態 忍 、 謂 タ 四 地 ナ リ 。 八 ハ 勝 慈 忍 、 謂 タ 五 地 ナ リ 。 九 ハ 法 現 忍 、 調 タ 六 地 ナ リ 。 十 ハ 逮 逮 忍 、 調 ク 七 地 ナ リ 。 十 一 ハ 等 覚 忍 、 謂 タ 八 地 ナ リ 。 十 ニ ハ 懇 光 忍 、 調 7 九 地 ナ リ 。 十 一 ニ ハ 濯 項 忍 、 謂 ク 第 十 地 ナ リ 。 十 四 ハ 同 党 忍 、 謂 タ 仏 地 如 来 高 徳 ナ ゆ 。 吉蔵﹃維摩経義疏﹄巻五 菩 薩 従 叫 初 住 -至 叫 守 テ 十 二 住 4 、不 v見 v有 す 女 、 故 ュ 鉱 山 防 有 川 ョ ト 転 ス ル ヨ ト 。 十 二 住 者 、 地 前 ュ 有 叫 二 住 一 謂 ク 種 性 住 、大来二傾斜;解釈の変遷について 即チ習種性ト性種性也。ニハ解行住、道種性也。次二十地即チ為ロ十住吋。 円測﹃仁王経疏﹄巻中本 若 シ 依 4 1 本業酬明務経て略シ子関テ六性ァリ。一ハ習種性、二ハ性種性、三ハ道極性、四ハ聖種性、五ハ等党性、六ハ 妙覚性ナリ。解シテ云夕、彼ノ経ノ意者、知持ナリ次ノ十住・十行・十廻向・十地・金剛心及ヒ知来地づ広 7 開 テ 即 チ 有叫四十二賢聖﹂所謂十解・十行・十廻向・十地・等党・妙党ナリ。・:(中略):・然
2
此 ュ 所 ゲ 説 7 三伏忍 J 位 二 、 略 シ テ 有 叫 三 釈 イ 一 ュ 本 記 ュ 云 7 。十信ヲ為訪習種性斗、十解ヲ為斗性種性 4 .、 十 行 デ 為 山 道 種 性 斗 、 十 廻 向 巳 上 ハ 即 チ 属 以 見 道 一 一 。 ・ : ( 中 略 ) ・ : 一 -云 7 。 此 ノ 経 ハ 十 信 ヲ 為 川 習 ト 、 十 解 ・ 十 行 ヲ 為 昨 性 ト 、 十 廻 向 ヲ 為 ロ 道 極 性 吋 。 ・ : ( 中 略 ) @ : 一 司 -云 7 。 此 ノ 経 / 三 品 伏 忍 ハ 、 如 議 官 務 経 イ 。 三 種 ノ 伏 忍 ュ 雄 同 有 勺 三 説 一 後 説 ヲ 為 川 正 ト 。 慧沼﹃成唯識論了義灯﹄巻七本(﹁西明釈云﹂として円測の説を引用する) 西 明 釈 シ テ 云 ク 。 十 信 己 前 ヲ 名 立 は 種 姓 斗 、 十 行 巳 上 ヲ 名 w 習種姓↓。又解 z 、 仁 王 第 一 ノ 十 住 ・ 十 行 ・ 十 廻 向 ト ハ 知 M 其 ノ @ 次 第 イ 習 ・ 性 及 ヒ 道 ト ナ リ 、 菩 薩 本 業 経 モ 亦 同 ナ リ 。 いずれも、習種性の後に性種性があり、両者とも地前の階位である旨を述べる。このような解釈が普及していた ため、基は本性住種姓・習所成種姓を地前に位置づけたと考えられる。- 1
2一
結
以上、大乗二種姓解釈の変遷とその背景を見てきた。﹃稔伽論記﹄によれば、護法は本性住種姓 H 本有無漏種 子、習所成種姓 H 新蒸無漏種子という説を原則としつつ、﹁習所成種姓﹂の名称を本有無漏種子にも用いる余地 を認める。これは、﹃仏地経論﹄﹃成唯識論﹄の文言と矛盾するものではない。しかし、基は護法説を受け継ぎながらも、大乗二種姓についての見解は異なる。基は習所成種姓を増長した本 有無漏種子と規定し、新雷雨無漏種子を﹁習所成種姓﹂と呼ばない。このような解釈は、基以前には確認できない。 基の解釈は、﹃仁王般若波羅蜜経﹄﹃菩薩喫略本業経﹄の影響を受けたものと考えられる。 玄奨訳における﹁本性住種姓﹂﹁習所成種姓﹂は、旧訳では﹁性種性﹂﹁習種性﹂と訳されてきた。﹁性種性﹂ ﹁期間極性﹂の語は﹃仁王般若波羅蜜経﹄﹃普隆域格本業経﹄にも見られるのであり、岡経において性種性・習極 性は見道以前の階位に位置づけられる。基は、﹃仁王般若波羅蜜経﹄﹃菩薩喫瑞本業経﹄における性種性・習極性 と、玄英訳における本性住種姓・習所成種姓の会通を図っている。これは、基が問者を別概念と見ていなかった ことを意味する。基の大乗二穂姓解釈が議法説と異なりを見せるのは、これが原因と言える。 さて、基の﹃述記﹄は玄柴の講義をもとに作成された。そこで問題となることは、﹃述記﹄における大乗二種 姓解釈は玄突の指示によるものなのか、基の独創なのか、である。これについて、玄突の見解を明示するものは 確認できない。そのため断定はできないが、筆者は、基の独創であると推測する。理由は以下の通りである。 ・玄奨訳﹃仏地経論﹄﹃成唯識論﹄の文言は、習所成種姓が新無無漏種子であるという解釈を排除するもの @ で は な い 。 大泉二位姓解釈の変遷について -﹃喰伽論記﹄は、護法が習所成種姓は見道において生ずると説いたと伝える。当時、護法説については玄 突が情報源だったはずであり、玄突が﹁護法説﹂として伝えた内容と玄奨自身の見解が食い違うとは考え に く い 。 -態景の教学は基のそれに先行していた。﹃喰伽論記﹄によれば、大乗二種姓に対する慧景の解釈は、説法 説 に 類 似 す る 。 ﹃述記﹄は玄突の講義をもとにしながらも、基独自の見解が加えられている可能性を指摘できる。﹃述記﹄に
つ い て ﹁ 玄 撲 の 講 義 に 忠 実 ﹂ と い う 評 価 に は 再 検 討 が 必 要 で あ ろ う 。 大乗二種姓解釈の変遷について 註 ①宇井伯寿﹃漁伽論研究﹄(岩波書底、昭和三三年)四八頁は、玄奨訳における﹁本性住種姓﹂﹁習所成種姓﹂と、波 羅頗蜜多羅(五六五 1 六三三)訳﹃大乗荘厳経論﹄における﹁性種﹂﹁習種﹂の原語が同じであることを指摘する。 ﹃大乗荘厳経論﹄では﹁性種﹂﹁習種﹂について次のように説く。 ﹃大乗荘厳経論﹄巻一 次 ュ 説 M 種 性 ノ 自 性 ↓ 。 偽 品 日 夕 性種及ヒ習種ト所依及ヒ能依
i
q
応 ω 知 山 有 ト 非 有 ト ハ 功 徳 度 J 義ノ故↓; 釈 -Y テ 日 夕 。 菩 薩 種 性 -有 訓 四 種 J 自性 4 て性種/自性、二ハ習種ノ自性、三内所依 J 自性、四ハ能依 J 自 性 ナ リ 。 彼 ハ 知 計 其 ノ 次 第 イ 。 復 , 次 -一 彼 ノ 有 者 、 国 体 ト シ テ 有 ナ ル 車 故t
。非有者、果体トシテ非有Z
冷 故t
。 問 ヲ 、 若 シ 爾f
云 何 ン 市 名 川 ャ 性 ト 。 答 7 、 功徳度 J 義 ノ 故 ナ リ 、 度 者 出 d 生2
ノ 功 徳 之 鞍 ナ リ 。 由 討 此 ノ 道 理 4 、 是 ノ 故 -名 付 性 ト 。 巳 つ 説 討 種 性 ノ 自 性 寸 。 (大正コ二・五九四中 l 下 ) ただし、唐や日本の法相宗において、大乗二種姓を論じる際に﹃大乗荘厳経論﹄が援用された形跡は確認できない。 ②横山紘一﹃唯識仏教辞典﹄(春秋社、平成二二年)は、習所成種姓を新蒸無漏種子とする説明と、増長された本有 無漏種子とする説明を併記する。 習所成種じゅうしよじようしゅ種とは阿頼耶識のなかにある種子。二種の種子(本性住種・習所成種)の一 つ。具体的に現れた表層の行為によって後天的に新しく植えつけられた種子。新燕種子ともいう。 (同辞典四四三頁) 習所成種姓じゅうしよじようしゅしよう二種の種姓(本性住種姓・習所成種姓)の一つ。種姓とは阿頼耶識 のなかにある普を生じる種子をいい、普をくりかえし修する、あるいは間・思・修の三懇を修することによって 後天的に植えつけられた種子をいう。あるいは創苅州制倒矧叫判寸.引刈剖樹U
剖剣苅刷樹.引引制料引制倒倒樹矧 を い う 。 ( 傍 線 筆 者 ) ( 同 前 ) ﹃述記﹄巻一本- 1
4
ー ③大釆二積姓解釈の変遷について ソ 予 ン 基 、 学 ハ 慨 U 融・慌て恭
p
f
情 ω訳 , 以 テ 操 ω肌 , 。 業 ハ 謝 計 顔 ・ 瀞 4 、 謬 テ 周 勺 リ 資 ヲ 於 函 杖 4 。属弓諸ノ雅吹 4 誠 二 事 計 ぇ 濫 竿 サ 。 願 2 異 一 一 - y f 良 工 一 切 品 晦 日 ザ ン ト Z 柑 組 玉 ↓ 。 凡 ソ 斯 / 纂 叙 、 備 品 受 勺 リ 指 麿 寸 。 ( 大 正 四 三 ・ ニ 二 九 下 ) 例を挙げると、以下のものがある。 おそらく﹃成唯識論﹄翻訳の際、玄突は基にその訳文の内容の一つ一つを詳しく講義していたのであり、基はそ れを克明に書き留めていたのであろう。その講義録が﹃述記﹄のもとになったと考えられる。故に﹃述記﹄は、 ﹃成唯識論﹄の註釈であるといっても、あくまで玄咲の教義に忠実に書かれたものであって、基自身の独創によ る見解によって作られたものではない。 (大蔵経学術用語研究会編﹃仏典入門事典﹄、永田文昌堂、平成一三年、二七八頁) 基が玄撲と二人で﹃成唯織論﹄を訳出し、高弟としてその後活阻し、論書の翻訳時に玄突から伝授された教理を ﹁述記﹂と名のつく複数の著作に編纂した (林香奈﹁慈恩大師基の伝記の再検討﹂、﹃印度学仏教学研究﹄五九l
て平成二二年) ただし、以下のようにも言われる。 唯識述記には、玄柴三蔵の講義が忠実に解釈されている。・:(中略):・また述記の解釈のうちに、玄突の指導に よらぬところがないではない。述記の初めに、唯識の四重出体ということが説かれる。・:(中略)・:唯識述記の 記述は玄撲の指導をうけたといっても、必ずしも玄奨の講述そのままでないことが知られる。唯識論を精読すれ ば当然そうあるべきであって、述記の四重出体には、玄突の八門出体において不充分なところを、補うという意 味がある。(富貴原章信﹁成唯識論述記解題﹂、﹃国訳一切経和漢撰述部論疏部二ハ﹄、大東出版社、昭和四九年 初版、昭和五六年改訂) ⑤ 大 正 三0
・四七八下 ⑥﹃述記﹄巻二末(大正四三・三O
四中 1 三O
五下)には、種子の起因について護月が唯本有説を、難陀・勝軍が唯 新宙開説を、説法が新旧合生説を唱えたと伝えられる。ただしチベットにおける伝承では、護法が唯本有説を、月光が 唯新謀説を、その他の規範師が新旧合生説を採ったと言われることが指摘されている(ツルティム・ケサン、小谷信 千代﹃アl
ラヤ識とマナ識の研究│クンシ・カンテル│﹄文栄堂、昭和六一年、一一八頁)。いずれにせよ、種子の 本有・新築が論点となったのは、無著・世親よりも後の時代である。 ④大来二種姓解釈の変遷について ⑦ 大 正 二 六 ・ 三
O
四 中 ⑧西尾京雄﹃仏地経論之研究﹄第二巻(図書刊行会、昭和五七年) い こ と を 指 摘 す る 。 ⑨大正=二・四八中、・新導本・巻九・四頁 ⑬ 大 正 = ご ・ 八 中 1 下、新導本・巻二・一八頁O
大正一ニ一・九上、新導本・巻二・二一頁 ⑫ 註 ⑥ 参 照 ⑬大正四二・四八六下 i 四八七上 ⑪﹃論伽論記﹄に見られる﹁景﹂の説は、基の教学の先駆的役割を果たしたと評される(常磐大定﹃仏性の研究﹄丙 午出版社、昭和五年、四九九・五O
一 ・ 五O
九頁)。そして宇井伯寿﹃印度哲学研究﹄第六(甲子社書房、昭和五年) 七八頁は、﹃珠伽論記﹄の﹁景﹂を慈景と推定し、この説が広︿支持されている。慈景は玄突の訳場で証義を務めた 人物であり、基﹃稔伽師地論略纂﹄が懇景の説をたびたび引用することが確認されている(江田俊雄﹁新羅の遁倫と ﹁倫記﹂所引の唐代諸家﹂﹃宗教研究﹄新一一ー三、昭和九年)。懇景の生没年は不明だが、慈景が少なくとも六五六 年 1 六六一年には生存していたことを筆者は確認している(拙稿﹁唯識説における独党に関する問題﹂﹃仏教学研究﹄ 六0
・ 六 一 合 併 号 、 平 成 一 八 年 ) 。 ⑬ 大 正 四 三 ・ 三O
九 上 1 中 ⑬見道が通達位であることは以下の文に見える。 ﹃ 成 唯 識 論 ﹄ 巻 九 名 幻 通 達 住 ↓ 。 初 予 照 勺 理 , 故 -亦 名 口 見 逃 叶 。 ( 大 正 コ 二 ・ 五O
上、新導本・巻九・一四頁) ⑫大正四三・五五六上 l 中 ⑬大正四三・五五六上 i 中 ⑬﹃成唯識論﹄は、順解脱分とは資糧位であるとする。 ﹃ 成 唯 識 論 ﹄ 巻 九 初 ノ 資 紐 位 ノ 其 ノ 相 云 何 。 ・ : ( 中 略 ) : ・ 為 U 有 情 り 故 ュ 勤 d求 ぇ 解 脱 ↓ 。 曲 川 此 品 亦 名 討 順 解 脱 分 叶 。-
16-一一一頁は、戒賢﹃仏地経註釈﹄に該当箇所がな(大正=二・四八中、新導本・巻九・五頁) 大来二額貯.解釈の変遷について ⑫﹃成唯識論﹄は勝解行地について次のように説く。 ﹃ 成 唯 識 論 ﹄ 巻 九 此 ノ 位 ・ = 未 v証 日 唯 識 J 真 如 寸 。 依 討 勝 解 ノ カ 4修 以 諸 ノ 勝 行 ↓ 。 応 叫 知 山 亦 是 レ 解 行 地 ュ 摂 リ ラ ル ト 。 (大正コご・四九上、新導本・巻九・八頁) 資組位を論ずる中で、資粧位(此の位)は勝解行地に含まれると説く。さらに、資粗位の次である加行位も勝解行地 で あ る と 言 う 。 ﹃ 成 唯 識 論 ﹄ 巻 九 此 ノ 位
Z
亦是レ解行地--摂ム。未つ証日唯識ノ真勝義↓故品。(大正一三・四九下、新導本・巻九・一二頁) 加行位を論ずる中で、加行位(此の位)もまた勝解行地に含まれると説く。﹃述記﹄はこの説を承けて以下のように 述 べ る 。 ﹃ 述 記 ﹄ 巻 九 末 摂 大 来 二 説 夕 、 ﹁ 何 処 ニ 悟 入 Z ル ャ 。 謂 7 即 チ 於 川 彼 -有 川 見U
7
似 法 ・ 似 義 等 ザ 。 乃 至 勝 解 行 地 ・ 見 道 ・ 修 道 ・ 究 党 道 ﹂ 等 也 。 彼 ュ 説 U 四 位 サ 。 此 ュ 説 日 五 位 ↓ 。 合 計 テ 此 ノ 初 ノ 一 一 寸 為 勺 勝 解 行 地 叶 故t
。 ( 大 正 四 三 ・ 五 五 六 下 ) 修道の行位について、﹃摂大乗論﹄は勝解行地・見道・修道・究寛道の四位を説き、﹃成唯識論﹄は五位(資糧位・加 行位・通達位・修習位・究寛位)を説くが、﹃成唯識論﹄における初めの二位(資糧位・加行位)を合わせたものが ﹃摂大乗論﹄における勝解行地であるとの解釈を示す。 ﹃ 摂 大 乗 論 ﹄ 何 処 -悟 入2
ャ 。 謂 7 即 チ 於 同 彼 ι 有 川 見 出7
似 法 ・ 似 義 / 意 言 ↓ 。 大 乗 ノ 法 相 等 ュ 所 U 生起づ勝解行地・見道・修道・究寛道 J 中 -、 於 計 一 切 法 4 唯 有 羽 織 性 オ 。 ( 無 著 ﹃ 摂 大 乗 論 本 ﹄ 巻 中 、 大 正 三 一 ・ 一 四 二 中 ) (世親﹃摂大乗論釈﹄巻六、大正=二・三四九下) (無性﹃煩大乗論釈﹄巻六、大正=二・四一三下) @習所成種姓の名は見道以前に用いられるとする解釈が、後世に受け継がれる。 智周(六七八 l 七 一 ニ 三 ) ﹃ 成 唯 識 論 演 秘 ﹄ 巻 七 本仁 王 ・ 嘆 務 ・ 琉 伽 ・ 摂 論 ノ 経 論 皆 云 7 、 二 種 ノ 種 性 在 勺 見 道 ぷ 型 。 判 ロ ル コ ト 通 手 等 Z 得 斗 宣 不 ν遠 勺 教 品 。 又 此 ノ 論 -云 7 、無 マ ザ 始 ョ リ / 本 因 ヲ 名 計 本 性 住 ↓ 、 間 諜 巳 去 ヲ 方 ュ 名 日 習 性 吋 。 雄 日 一 一 種 子 吋 未 増 ト 増 J 別
t
。 増 ノ 位 品 川 不 v可 弓 更 -得 = 本 名 寸 。 (大正四三・九五八中) ﹃唯識論同学紗﹄巻六O
問 ヲ 。 習 所 成 種 姓 可 吋 通 ロ 地 上 一 耶 。 答 ヲ 。 限 目 地 前 4 也 。 付 吋 之 品 依 計 開 幕 習 / 力 4 蕪 コ 増 ぇ l 本 有 無 漏 種 子 サ 。 是 , 名 U 習所成 種 姓 叶 。 地 上 -既 -有 引 此 ノ 義 一 何 ソ 不 問 立 計 習 性 之 称 寸 耶 。 依 げ 之 ι 見 出 品 溜 州 大 師 ノ 解 釈 寸 、 今 灯 -云 タ ﹁ 従 訓 勝 解 地 -巳 去 ヲ 皆 名 U習 種 姓 / 菩 薩 叶 ﹂ 。 広 タ 顕 以 通 す 地 上 づ ・ : ( 中 略 ) : ・ 答 フ 。 九 y 種姓者姓類之義ナリ。未 ω 生日現行寸之位種子也。因/ 種 類 ナ2
故 ニ 名 日 種 姓 吋 也 。 生 以 ル 現 行 立 時 ニ 得 日 種 子 ノ 名 ↓ 。 雄 同 有 利 ト 未 勺 生 日 現 行 イ 、 名 コ 種 子 J ﹁ 之 文 r 其仮 f 云 口 種 子 叶 也 。 正 7 論 竹 之 ヲ 種 類 ハ 非 勺 種 子 一 也 。 故 -一 種 姓 者 但 在 引 地 前 づ る 依 叶 之 -仁 王 ・ 域 格 ・ 喰 伽 ・ 摂 論 等 ノ 経 論 ノ 中 -、 二 種 J 種 姓 ハ 皆 在 勺 地 前 日 配 コ 立 ス 之 サ 。 是 , 以 テ 本 疏 -云 タ ﹁ 勝 解 行 地 / 発 心 シ テ 己 去 未 勺 入 計 初 地 4 名 句 習 所 成 吋 故 -﹂ 。 撲 揚 判 引 ﹁ 仁 王・域格・職伽・摂論ノ経論皆云夕、二種/種姓在勺見道ノ前ご。瑞伽略纂等処処ノ解釈ハ其 J 意一同t
。 但 至 計 義 灯 ノ 文 4 者 大 品 同 寸 疏 ノ 意 叶 。 僅 ュ ﹁ 未 ν入 日 初 地 4 ﹂ 之 一 句 ヲ 略 z , 許 ぇ 也 。 ( 大 正 六 六 ・ 五 二 四 上 l 中 ) @ただし、基や懇沼(六四八または六五01
七一四)が習所成種姓について、新築無漏種子との区別を明確にしない 記 述 も あ る 。 基﹃般若波羅蜜多心経幽賛﹄巻上 要 ぇ 具 日 ル ヒ ト 大 乗 J 二 種 ノ 種 姓 サ 、 能 P 於 計 五 位 4 漸次ュ修行ぇ。二種姓者、一ニハ本性住種姓、制 P 住弓本識 4 能 7 生 以 無 漏 ノ 本 性 ノ 功 能 サ 。 二 -h 習所成種姓、調 7 開 討 正 法 等 ↓ 雷 雨 習 シ テ 所 ν起t
(
大正三三・五二五上) 慈沼﹃成唯識論了義灯﹄巻七本 問 7 。 従 剖 何 J 位 -去 7 名 テ 為 ロ ャ 習 性 ↓ 。 答 7 。 従 訓 勝 解 地 -巳 去 ヲ 皆 名 討 習 種 姓 ノ 菩 薩 斗 。 慈沼﹃能顕中辺懇日論﹄巻一 従 訓 本 有 種 -数 数 起 テ 現 / 前 m a 成 Z ル ヲ 種 子 万 台 テ 為 日 習 性 ↓ 。 @大正四三・一二九中。なお、﹃磁伽論記﹄における引文では﹁新議﹂が﹁新旧﹂、 十信即生無漏種﹂となっている。 ﹃職伽論記﹄巻八下 大泉ニ極主t解釈の変遷について - 18-(大正四三・七九二中) ( 大 正 四 五 ・ 四 一O
中 ) ﹁地前十信不生無漏種﹂が﹁地前大泉二級姓解釈の変遷について 基云タ。﹁本種姓・留種姓ハ、如 U 新 旧 ノ 三 義 イ 随 計 所 応 可 立 川 之 ヲ 。 有 人 当 日 夕 、 説 法 菩 薩 ハ 取 討 地 上 ↓ 名 付 ト 溜 ト 。 不 ν然 ラ 。 地 前 ノ 十 信 ハ 即 チ 生 以 ル ヵ 加 古 漏 種 ザ 故 -。 生 以 ル 彼 ノ 種 -時 二 名 日 ト ハ 宵 種 姓 吋 、 随 増 ス ル ヲ 説 付 生 ト ﹂ 。 ( 大 正 四 二 ・ 四 八 七 下 ) @ 大 正 四 三 ・ 五 五 六 中 @ただし、現行の﹃成唯識論別抄﹄(新築大日本統蔵経四八所収、巻一・巻五・巻九・巻一
O
のみ現存)には該当の 文が見あたらない。なお、吉津{且英﹁太賢の﹃成唯識論学記﹄をめぐって﹂(﹃印度学仏教学研究﹄四一ー一、平成四 年)は、現行の﹃成唯識論別抄﹄を基ではなく円測の著述であろうと推測する。 また、基は﹃瑞伽師地論略纂﹄において、﹃仁王般若波羅蜜経﹄所説の習種性・性種性と﹃珠伽師地論﹄所説の本 性住種姓・習所成種姓の異同を論じている。ここでは、﹃仁王般若波羅蜜経﹄所説の習極性・性極性と﹃職伽師地論﹄ 所説の本性住種姓・習所成種姓の指す内容が異なる旨を記す。その中で、﹃仁王般若波羅蜜経﹄について﹁西方にこ の経があると聞かない﹂と述べ、偽経の疑いがあることをほのめかしている。ここで展開される理論が﹃別抄﹄にお けるそれと同様であるか、定かではない ﹃聡伽師地論略纂﹄巻一O
如 船 仁 王 経 -説 勺 有 斗 差 別 4 地 前 -有 計 三 心 イ 一 ハ 信 心 、 ニ ハ 住 心 、 三 ハ 堅 心 ナ リ 。 信 位 ノ 中 ヲ 名 討 習 種 姓 住 者 ↓ 。 即 チ 十 解 ・ 十 行 ノ 二 十 心 ヲ A n シ テ 為 ロ 住 心 叶 。 堅 心 ト ハ 即 チ 十 廻 向 ナ リ 。 四 方J
?
訪 1 2 彼 ノ 経 ↓ 、 未 ν聞 け 有 川 ト 本 。 雄 同 爾 lA1 且 7 会 以 之 3 如 M 彼 ノ 経 ノ 意 り 総 ・ 3 説 U 、 習 種 姓 ヲ 為 ロ ト 衆 多 姓 吋 。 即 チ 彼 ノ 経 ・ J T A 7 0 習種姓者、制 7 在剖信心て即チ十倍位也。性種姓者、 謂 7 在出住心て住心工彼ノ経--即チ十解・十行t
、十解・十行ヲ名目性種姓 4 。 問 ヲ 、 何 故 ュ 彼 ノ 経 ハ 、 先 -明 U 習 姓 寸 、 後 二 明 日 本 姓 ↓ 。 釈 ピ 7 日 夕 。 即 チ 初 修 習 ノ 時 ヲ 、 名 チ 為 U 習 姓 . 一 . 、 後 ι 習 ノ 巳 テ 成 以 ヲ 姓 ヲ 、 名 M 性 種 姓 叶 。 故 -此 ノ 先 後 ハ 非 同 知 U ・ 一 此 ノ 論 ノ 義 り 。 ( 大 正 四 三 ・ 二 一 九 下 ) @ 後 世 、 法 蔵 ( 六 四 三 1 七一二)は﹃華厳五教章﹄において、﹃職伽師地論﹄所説の本性住種姓・習所成種姓と﹃仁 王般若波羅蜜経﹄﹃菩薩壊瑠本業経﹄所説の習種性・性種性の会通を図っている。 ﹃華厳五教章﹄巻二 其/有種性者、職伽論ュ云 P ﹁ 極 性 ュ 略 -E 有剖二種寸一ハ本性住、ニハ習所成ナ。。本性住彰、謝 P 諸 ノ 菩 薩 / 六 処 殊 勝 ュ 有 討 知叶目疋ノ相一従訓・無始世一展転伝来手法爾ュ所寸得ル。習所成者、謂 7 先 ェ 串 司 習 シ テ 善 根 ↓ 所 寸 得 ル ﹂ 。 此 ノ 中 ノ 本 性 ト イ 7 t 即 チ 内 / 六 処 J 中 -意 処 ヲ 為 以 殊 勝 ↓ 。 即 チ 摂 弓 頼 耶 識 / 中 ノ 本 党 ノ 解 性 サ 為 ロ 性 種 性 吋 0 ・ : ( 中 略 ) ・ : 然 2 職 伽 -既 ・ 一 云 官 会 ル大乗二極性解釈の変遷について
⑩@l@@i@@@@@@@@@@
マ サ 種 性 ザ 者 / 方 -能 ク 発 心 吋 。 即 チ 知 z 具 弓 性 ・ 習 ノ 二 法 サ 、 成 守 一 ノ 種 性 イ 。 是 ノ 故 -此 ノ ニ ハ 縁 起 不 二 ・ 2 子 、 随 f 閥 以 レ ハ 一 , 不 v マ サ 成セ。亦不 v 可 オ 説 日 性 ヲ 為 ω 先 ト 習 ヲ 為 可 後 ト 。 但 可 ヘ ン 。 位 至 討 堪 任 4 巳 去 、 方 -可 れ 約 写 本 ι 説 吋 有 勺 性 種 -約 咋 修 二 説 テ 為 似 習 種 針 。 然 士 一 有 つ 二 義 -而 鉱 山 計 二 事 4 ・ : ( 中 略 ) : ・ 問 7 此ノ二種性ト与計仁王及ヒ本業経/中ノ六種性/内ノ習種・性種一 有山何ノ差別-耶。答フ彼ノ経大都約同位ニ而説 7 。以計初習ザ為計習種性叶、久習積成ヲ為サ性極性叶故ニ。説"習種内在訓十 住て性種目在勺十行 ι 。三賢之前,、但タ名今普趣叶不 ν名 計 種 性 ↓ 。 稔 伽 ノ 中 ニ ハ 、 久 習 , 名 ラ 習 種 叶 、 約 付 本 -為 ロ 性 種 叶 。 而 此 ノ 二 種 ハ 非 以 初 -、 非 日 中 ・ 後 づ 日 疋 ノ 故 -経 ュ 説 日 習 ノ 故 ュ 成 可 性 ヲ 。 論 ノ 中 -説 子 為 日 依 吋 性 -一 起 勺 習 , 。 良 品 以 f 此 ノ ニ ハ 互 -マ サ 成弓縁起↓無守二相-故--。経・論互 f 説 子 義 ハ 方 ュ 備 足 z 。又経ハ説 U 種性ハ在勺発心ノ後 4 。論ノ中三種性ハ在勺ィフ発心 J マ ザ 前 4 。 何 ヲ 以 f 爾13
者 、 以 押 其 レ 歪 計 得 位 / 時 4 功 能 方 ュ 顕 勺 、 回 定 J 故 ュ 経 ハ 説 付 在 日 ト 三 賢 位 ノ 中 4 。 然 ル -一 彼 ノ 功 能 ハ 必 ス 有 別 所 カ ナ ラ マ ザ カ ナ , 守 妙 依 A 是 / 故 品 論 J 中 ・ 丈 一 説 広 告 ト 位 前 4 。要ぇ由討功能顕1
.
4
4
可 つ 説 吋 有 リ ト 故 -、 経 ハ 不 ν逮 凶 論 -。 要 ス 由 同 有 門 -性 方 -起 サ 功 能 ↓ 故 -、 論 ハ 不 ν違 内 経 品 。 亦 回 定 レ 互 -挙 子 義 意 融 通 ぇ 。 ( 大 正 四 五 ・ 四 八 五 下 1 四八六上) 大正三0
・四七八下 大正三0
・八八八中 大正四二・四八七上 大正八・八二六中 1 下 大正八・八二七中 大正八・八コご上 1 中 大正二四・一O
一一中 1 一O
一 二 下 大正三三・二六九中 大正三三・七三二上 大正四六・五六七下 大正三三・三三七中 大正三八・九六九下 大正三三・三八六下 i 三八七上 大正四三・七九二中- 2
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一-⑪﹃仏地経論﹄﹃成唯識論﹄はいずれも合標訳である。この点に注目し、両書から玄突の教学を読み取ろうとする研究 がなされている。主なものとして長谷川岳史﹁﹃仏地経論﹄と﹃成唯識論﹄│玄柴における阿武田の翻訳の意図│﹂ (﹃施谷大学論集﹄四五五、平成一二年)がある。ただし吉村誠﹁中国唯識諸学派の展開﹂(﹃東方学の新視点﹄五階 書房、平成一五年)は、翻訳の進行状況などを棋拠として﹁玄奨の唯識思想と﹃成唯識論﹄とはいったん切り離して、 その関係を再検討する必要があるだろう﹂と指摘する。 キ ー ワ ー ド 大乗二組姓、新無無漏種子、習所成種姓、護法、玄突、基 *・来二種姓解釈の変遣について