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極小曲面の変数低減による有限要素解析

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Academic year: 2021

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全文

(1)

1

論  文

I

UDC :624

074

42 :624

04 :519

6

    日本建築 学 会 構 造 系 論 文 報 告 集 第 425 号

1991 ij 7月

journal of Struct

 Constr

 Engng

 A【

J,

 No

425

 July

1991

    

極小 曲

変 数 低 減

限 要 素 解 析

FINITE

 

ELEMENT

 

ANALYSIS

 

OF

 

MINIMAL

 

SURFACE

 

BASED

        

ON

 

THE

 

REDUCTION

 

OF

 

VARIABLES

   鈴 木

俊 男

,半 谷 裕 彦

* *

Tosh

 

io

 

8

σ

Z

  and  

Yasuhiko

 

HANGAI

 

The

 paper presents an  analytical  method  of  minimal  surfaces

 The 

basic

 

differential

 equations with  three unknown  coordinate  

functions

 are 

derived

 

from

 the 

functional

 for minimal  sttrfaces

The

 solution  of  the differential equations  

is

 

formulated

 to 

be

 the solution  

having

 one unknown variable  which  

denotes

 the 

length

 in the given 

direction

 

from

 the initial surface  to the unknown surface  to 

be

 

determinated

 The 

finite

 element  method  is used  to the numerical  anaiysis

 and  the three minimal  surfaces  are  numerically  analyzed  

in

 order  to examine  the validity  of  the proposed method

 

KegWOids

:membrane  stntcture

 shaPe analysis

 minimal  surface

,  euasi

−linear

 

Partial

 

differential

      equation          膜 構 造

形 状 解 析

極 小 曲 面, 準線形 偏 微 分 方 程 式

1.

序  論 1

1  は じ め に  膜 構 造を設 計 する う え で, 第

の作 業と して膜 面の形 状 決定が あ る

膜 構 造で用い る膜 面は

力学 的に最も安 定し た 曲面である等 張 力 曲 面と す ること が多い

張 力 曲面は 然 界で は石 鹸 水の表 面 張 力に よっ て作ら れ る 石 鹸 膜のと して知ら れ てい る

。一

極 小 曲 面と は 空 間 内の閉 曲 線が囲む曲 面で面 積が極 小と な る も の を い い

数 学 的に は等 張 力 曲 面は極 小 曲面 と 等 価であ るこ と が知ら れて い る

し た がっ て

等 張 力 曲 面を 求 め る問 題 は極 小 曲 面を求める問 題き換える こと がで き る。 極小曲面は偏 微 分 方 程 式お よ び積 分 方 程 式の応用例と し て長期間に わ たっ て研 究され てきており

そ の基 礎方 程 式は確 立 さ れて い る]}

3 )

 

極小 曲面 問 題の 数 値 解 析 法と して差 分 法 や有 限 要 素 法 等が提案さ れて いる が

解 析 対 象 範囲の制 限や収 束 性の 悪さ等の 題点が あり 現在では計 算 途 中の解に何ら か の操作を加え な がら収 束 解 を得る方 法が行わ れて い る

本報告で は極 小 曲 面の微 分 方 程 式を 座

ec

 X

 Y

 

Z

3

関 数に よっ て表 し こ れ を等 温 直 交座 標 系変換す る と 3つ の独 立 し た調 和 方 程 式に帰着で き る という数 学 的 性 質に着目 して

解 析 との変 数 を1つ に低減させ る こ と に よ り収 束 性が良好 な 数 値解 析法につ い て検 討す るもの で あ る

1

2 既往の研 究と本 研 究の 目的  極 小 曲 面の数 値 解析 法にっ い て は これ まで も多くの研 究が なさ れ て き たが

こ れ ら は大別 して次の 2っ の方 法 に分 け るこ と がで きる

 第

1

の方 法は

式 (1)の極 小 曲 面 方程式ま た は式 (2) で与えられる汎関 数 (面 積汎 関 数 ) を 基 礎式とし て 差 分法 ま た は有 限 要 素 法に よっ て解く方 法である   極 小 曲 面 方 程 式 :

   

(1十 し厂

U

x

2Ux 

Uu.

 

Uxy

十 (1十 〔ノ弖)

Uyy

0      

……・

…・

…・

…・

…・

……・

…・

(1)   面 積 汎 関 数 :

   

f

・+

u9

+・

u

dxdy …・

………・

2

 こ こ に

U

は 直 交 座 標 系

0−XYZ

に お ける曲 面 を 表 す変 数で Z

=U

(x,y)で あ る

ま た

 Ux

 Uyは そ れ ぞ れ U.

∂U/∂x , {ん

∂U/∂yで あ る。  第 2の方 法は

等 張 力 曲 面の観 点か ら

式 (3>で定 義さ れ る汎 関 数を用い

弾 性論に おけ る初 期 応 力 問題 と して扱う方 法である

   

ll

f

・・ε

dmdy ……・

…・

一 …………一 …

(3)  こ こ に

n。は等 張 力, ε は求め る曲 面の 初 期 曲面 に 対する ひずみ である

 

まず

第 1の方 法に よる研 究につ い て述べ る。

 Greenspan4

) は

汎関 数 (2)の被 積分 項 にまれ る ・ 技 術 * * 東 京大 学 生 産 技 術 研 究 所 教 授

二L博

Techmcal  Research I皿stitute  Fujita Corporanon

Prof

Institute of  lndustria]Science University of Tokyo

 Dr

 Eng

(2)

U に関す る偏 微分 係 数に対 して差分表 示 式 を適用 し て い るe こ の方法によると, 極 小 曲 面 方 程 式の差 分 化に伴 う煩 雑さ を避け ること が 示さ れて いる。 非 線 形 方 程 式の 数 値 計 算 法と しては

遅 延因子を 用い た

般 化 さ れ た

Newton−

Raphson 法 (以 下

,一

般 NR 法と略す) を 用い てい る

解の収 束 性に影 響す る要因 と し て

分割 数, 遅 延 因子お よび 解 法の種 類を考え

それ ら が 反復回 数 と精 度に及ぼ す度 合い につ い て考 察してい る。解 析例とし て, 回転懸 垂 曲 面と式 u

[cosh2  x

y2]v2 で表さ れ る曲 面 の 2 つ の曲 面を解 析し て い る

Concus「 )

小 曲 面 方 程 式 〔

1

)を 直 接 差 分 化 する方 法に よ り解析している

非 線形 方 程 式の 数 値 計 算 法と し て は

NR

法 を 用い て い る。 その結果, 差 分 近 似の 方法の 中で

U

に関 する

1

階の偏微分係 数に は中 央 差 分を用い る と よい こと, お よび解の収 束 性に は遅 延 因 子が大き く影響す ることの 2 点 を指摘し てい る

析 例 とし て 式 u

[cosh

 x

y2

]’/t で 表さ れ る曲 面 を 解 析 し て い る。 

Otto

 and

Tvostel6

) は

式 (1)の極 小 曲 面 方 程 式に おい て境 界 条 件 を満 足する Fourier級 数 解 を用い て HP 曲 面を解析 し てい る

項 数を

2

項ま で取ると精 度は数 % の差 と

なる こ と が示されて い る

。Ishii

 and  Suzuki7)は

極小

曲 面 方 程 式 (1)に差 分 法を適 用し て い るe 非 線形 方 程 式の数 値 計 算 法と し て は

Gauss・

Seidel法を採 用して い

解 析 例は HP 曲面で

分 割 数と収 束 性の 関係を検

討し てい る

Hinata

 

Shimasaki

 a皿d Kiyonos]Cま

面 積汎関数 (2}に有 限 要素法 を 適 用して いる。 汎 関数を 積 分 して陽な形で求め た結果

座 標 値X

,Y ,

 

U

は 互い に循環性があること を指 摘し

この ことか ら未 知量 と し て

X ,y ,

 

U

の いずれ を 選 んで も よい こと を示して い る

非線 形 方 程 式の 計 算 法とし て は

NR

法を 用 い てい る

解 析 例 と して 回転 懸垂面 と Wiener

Douglas

問 題91を解 析し ている

前 者の曲 面で は精 度の 検 討を, 後 者の曲 面では開口角 と 高さを パ ラメ

タ と し た時の曲 面の存 在 範 囲を明らか に し て い る。

 

次に 第 2の方 法に よ る研 究につ い て述べ 。 この方 法の特 徴は

汎 関 数を初期 応 力がなす弾 性ポ テンシャル エ ネル ギ

と すること

お よ び未 知 量が 座標 値

X ,y ,

Z

の 3変 数と す ること

2

点である

  Haug

 and  Powel1L°1

式 (3汎 関 数要 素 法を適用してい る

要 素は 四辺 形 要 素と し

空 間上で の 要素のゆ がみ を表 現で きる斜 交座標系を 用いてい る

応 力 n。は オイラ

応 力

ひずみ ε は変 形 後の

ng

 ]基 本計 量 とし て い る

非線 形方 程 式の 数 値 計 算法 と して は Newton

Raphson 法を用い て い る

解 析 例 と して簡 単な サス ペ ン シ ョ ン膜形状を 解 析 してい る

。Barnesi

]) 動 的 緩 和 法 (DR 法 )を 用いて膜 形 状を解 析して い る

釣 合 式は 三角形要 素の要 素力 を 幾何 学 的 関 係か ら直接 求め る こ とで導いてい る

質量マ トリッ ク スと 減衰マ ト リ

一 112一

ク ス を 追加し

初期 状 態 か ら最 終位置 まで を動 的に追 跡 してい る

こ の方 法に よ り動 的 不 安 定 状 態か ら安 定 状態 へ 移 動さ せ ることがで き ること をニ

三の解 析 例によ り 示 して いる

石井12) , 応 力 n。 をオイラ

応 力

ひず みを要 素の変 形前後の 面 積変化率と して定義 し

有限要 素 法 を用い て解 析して いるb 非線形方程 式の数値計 算法 と し て は Newton

Raphson 法を採用 して い る

増分 剛 性と し て釣 合式の 厳 密な 接 線 剛 性の代 わ りに幾 何 剛 性 を 用い ることによっ て解の収 束 性を 改良さ せて いる。 解 析 例と して 境 界 形 状が複 雑な膜 構 造を解 析して い る。 安 宅1靴ま0次 弾 性 体の 概 念を 導 入 す るこ とに よっ て

等 張 力 曲 面の形 状 決 定とい う幾何学の 閊題が通 常の弾 性 論を 拡 張す る こ とで取 り扱 え る こと を 理論 的に考 察し て い る

本 間ら14 )は

石 井IZ)方 法 , 数 値 計 算法 と して

NR

法 を用

増 分 剛 性と し て釣 合 式の厳 密な接 線剛 性 を 用い た解 析 法を示し て い る。 解析例とし て実際 の サス ペ ン ショ ン膜を解 析し て いるe 大 森らW

 /よ

石 井12) の方 法の内

増 分 剛 性と して釣 合 式の厳 密な接 線 剛 性を 用い た 解析 法 を示し て い る

初 期 曲 面と極 小曲面とで囲 ま れた空間の 内容 積を指 定するこ とに よっ て収 束 性の改 善を計っ ている

解 析 例と して回転懸垂 面と複雑な サス ペ ンショ ン膜 を 解析 し て い る。   次に 既 往の 2方法にお け る 問 題 点 を 述べ

 

まず

極 小 曲 面 方 程 式 (土)を基に し た第

1

の方 法に 関する問題 点は次の と お り であ る

  曲面上の微 係 数 U。

U。が大き く な る 場合 解の精度 が落ち る

  未知 量 が 多価と な る曲面は解 析で き な い

  差分 法お よ びそ れ に類し た解 析で は収 束 回数 が 大 き い

 

第 2の方 法は第 1の方法の よ うに解析の 制約が ない こ と お よ び定 式 化が容 易であ るこ との 利点はあるが, 実際 の計 算では解が収 束し ない場 合が多い

問 題 点を整理 す る と次の よ うに な る

  初期値を 正解か ら離して設 定 す る と 収束し ない場合 が生じる

  収 束 解が得ら れ て も各要 素の面 積 が 不 均

とな り

応力解析用の要 素 分 割には不適当と な る曲面 が得ら れ る 場合が あ る

  収 束 解を得る た め に ば

初 期 曲 面

.一

NR

法で 用い る遅 延因子お よ び 増 分 剛性を問 題によっ て試 行 錯 誤 的に設 定す る 必要がある

  以

ヒが既 往の研 究にお け る問題 点の概 要で あ る

これ らの問題を要 約す ると次の よ うに言える

 膜 構 造の設 計に必要とな る極 小 曲 面を設 計 条 件に適合 し た任 意の境 界 形 状に対して求め る た めに は

極 小 曲 面 をZ

U(x

y)の形 で表す解 析で は な く

極 小 曲 面の座 標 関数 と して X

Y

 Z を用い た解 析が 必要と な る

(3)

か し

3つ の座 標関 数 を すべ て変 数と し てう とい っ 汎 関 数に初 期 応 力の な す弾 性ポテ ンシャル を用いる方 法 で は 本来

3

個の座標関 数 間に 1個の関 係式が存 在する にもかか わ らず

この関 係 式 を無 視して い る た め収 束 が極めて悪い

 

以 上 を基と し本論 文では

第1と 第2の手 法の利 点を 取り込 ん だ次の よ う な手 法を提 案し検討す る。

 

極小 曲面の基 礎 式と して 3つ の座標関 数で表 され た連 続 体 表現の汎関 数を用い る ことと す る。 こ れ は

1

の 方 法で用い た 基 礎 式の曲 面 積を

般の曲 面

タで 表し た曲面 積に拡 張 したもので あ る

こ の汎 関 数の停 留 条 件よ り導か れ る釣 合 方 程 式は 3座標関 数 X

Y

 

Z

関す る非 線 形 偏 微 分 方程 式とな る が こ の 方 程 式 直交 関 係を満足 す る座 標 系に座 標変換を施すことに よっ て 3座標関 数に関す る独 立 し た調 和 方 程 式に変 換さ れ る

こ の こ と か ら3つ の座標 関数は

1

つ の共 通数で 表すこと がで き る とい う性 質が あ り

本 論 文で はこ の 1 っ の共通 な関 数未 知 変 数 と

この変 数に初期 曲面か らの び た任 意の方 向 をもつ距離ベ ク トル の大き さ とい う 意 味をもた せた解 析 手 法 を提案す る。

2.

極 小 曲 面の基 礎 式 と

般解 2

1 極 小 曲 面の基 礎 方 程 式

 

本論 文の極 小 曲 面は式 (1 )を

般 化し て 次の よ うに 定義 す る

「任意の曲 面パ ラ メ

タ(α

β)を採 用 し

曲 面 形 状をX

=X

(α

β)

, y ;

y(α

β)

 

Z

= Z (α

β)で表す 時

極 小 曲 面 と は

汎 関 数

   

fi

f

 

d

de

…・

一 ・

…・

…・

…・

…・

一 …tt・

を極 小と す る曲 面の ことをい う。 ここ に,

   H

9α α9・ ・

9。β 2

……・

一 …・

…・

…・

(5)     9。 。

濫 +器+芻

……・

…・

…・

…・

……・

6−

D

    gefi

Xk 十yk十

Z

…・

…・

一 ……・

…一 ・

6

2     9・β

1=X

x

β+ γ

Y.+z

z

β

…・

…・

…・

く6

3)      

Xa

xα である

 

ま た

式 (4)のオ イラ

方 程 式は次 式とな る

 

 

 

訓 貅

晶畷

一 …・

……・

(7

ユ)

 

 

 

岳(

ll4

Ya

8

…・

…・

…・

…・

7

2

 

 

 

∂∂ZaH

謝 諺

…一 ・

佃 ) 上式の 二 式 を まと め て次の よ うにき直 す

 

 

 

∂∂

H

ra

一 ・

…・

……・

… )  こ こ に rα と rβ は    P9α

(丿【a

 

ya,Za

 

一・

 

r・

 

9・

 

7…

 (9

1)

   

アβ

X

β

 

Yn,Ze

 

 

t−…

 

 

 

 

9−2

) と表さ れ るベ ク トル である

 

次に

式 (8)を展 開する と最終 的と な る。      (

1

H

)q+← 1/

H3

1

らくq

 r。〉+

fB

〈q

r、〉}

0               

…’

…’

…・

………・

…・

…・

(10 )   こ こに

     q

9e・r・a

29。 βr。β+9偲 rβパ

……・

一 ・

(11 )      fa

ra9 βp

− 9afi

 rn

 

tt・

 (12

1      fn

9aa−

9αβra

 

99・

 (

12−2

) 〈q

ra >はベ ク トル q

 ra の内積を示 す

  し た がっ て      q

O

…’

…’

………・

…・

……・

………・

…・

13

) は式 (

10

) を 満 足 する

そこで本論 文で は

ヒ式 を 基 礎 式 と して採 用する

つ ま り式 (

11

)より     

9nsr

αa

2gαsrafi 十gα αrβ β

0

 

t・

14

> であ る。 上式 を 元の未 知量

X ,Y ,

 

Z

に戻す と

    gβ β

Xaa −

29aeXa β十9aαXfiβ

0

 (15

1)

    

9finY

α α

29afi 

YaS

十9aα

y

β β

=0 ・・

tt・

 〔15

2)

     9pnZα α

一2g

αβ

Z

αβ十

gαα

Zeβ=

0 ・

 (15

3) と な る

 

式 (14 )ま た は式 (15)は未 知量 が

X ,y ,

 Z に関す る線 形 連 立

2

階非 線 形 偏 微 分 方 程 式で あり

こ の式が 本 論 文にお け る極 小 曲 面の基 礎 方程式と な る

2

2 極 小 曲 面

般 解

 

式 〔

15

)で表さ れ た極 小 曲 面の基 礎 方 程 式に おい て

2階偏 微分

Xa

α

 XaP

 Xns 等の係数gββ

9ae

,9aa

は ユ 階偏 微分の 2を含む非 線 形 項 となっ ており

こ の ま ま では解 を見い だ すこと がで き ない

しか し

こ の式を曲 面上の点(α

β)に お い て 等温直交 関 係 式     9ec

9nn

…’

”………’

…・

……・

……・

(16

1)      9tη

O

”・

 

一…

 (16

2> を満たす 座標 系 (ξ

η)において は次式に帰着でき る。      ∂2x        ∂2x

   

+ ∂,广 ゜

… … ’

… … … … ’

7

1      ∂!

y

       ∂2Y

   

”… ”””

… ’

… ’

… ’

17

2       ∂!z       ∂2z

   

+石,广 ゜

… ’

”7『

”… … …

17

3

 

文献 1)を参 照して

式 (17)のを以

F

の よ うに求 め る

式 〔

17

)は

X ,Y ,

 Z に関し て 同

一一

調 和 方 程 式 と なっ て い る

そ こ で

調 和 方 程式       ∂2a        ∂2a

   

+ ∂

i

… … tt’

… ’

”齟

… … ’

18 を考え

X ,

 

Y ,

 

Z

を α(ξ

η)の関 数と して次の よ う

   

丿【

X(α)

一・

 

7『

 一・

 

19

1

   

y

y(α)

 

t・

 t−

ユ9

2

   Z

=2

「(α〉

 

一・

 

一一・

 

9−・

19−

3)

113

(4)

式 (19)を式 (17)に代入 し

,X

(a)

 

y

〔α)

 

Z

(α)の形 式 を求める

 式 (

19−

1) を式 (

17−

1

 

 

 

…・

)に入 する と   

……

  

……・

……・

……・

20 )  ま た

式 (19

1)よ り

 

  肇

………・

…・

……・

…・

…・

21−1

 

  

3

………・

…・

一 ……・

(2・

2)

 

 

 籌

 

 

 

 

 

並 ∂ξ

2 +

…………・

−3

 

 

 襟

…………

(・]

4)  式 (21

3)と式 (21

4)を (20)に代入 す る と次 式と な る

 

 

 

璽∂ξ

! +

t

・        

 

r・

7− ・

r・

 (22) ・・ ろ・

左辺第・項・

∂ 2a  2a ∂ξ2 + ∂η

・・ (

1

・)・ り ・ と な ・ ・

左辺第 ・廊

2 +

的に 0 と は な ら ない の で上 式が成 立する た め に は

 

  

……・

…・

…tt………一 ………

23

と なる必要が あ る

 式 (23)を

2

回積分 す る と    

X =

CTα十c2

 (24

−1

} とな り

X の形 式は α の

次 式と な ること が 分 か る

こ こ に

C匸

 C2 は積分定 数である

 同様に

,y ,

 

Z

につ いても次の よ うに表せ る。

   y =

ll

α十

d

”・

…’

”・

 

7・

一・

一・

 

7・

24−2

   Z

= elαe2

 一

 

t

 

(24

3 >  上式か ら

,X ,

 

Y ,

 

Z

は互い に独 立 した変 数で は な く

α とい う共 通の函数 によっ て結び付けられ た従 属 関係に ある変 数であ ること が 分か る

 次に

パ ラ メ

タ(ξ

η)で表さ れた上 式 を

元の パ ラ メ

タ (α

β}に変 換 す る と

最 終 的に極 小 曲 面の基 礎式 (15)の

般 解 は

次 式と な る。

   

X

λ(α

β〉α(α,β)+x。(α

β)

………・

…・

(25

1

   

Y

t μ(a

β)α(α

β)+y。(a

β)

…・

…・

………

(25

2

   

Z =

ン(

d

β)α(a

β)+z。〔α

β)

……・

…・

……

25

−3

 こ こ に

a(α

β)が未知 量 で,

λ

μ

 v

コc。

 Y。

 z

積 分 定 数である

 上式と似た形 式の 式 は文 献5)に も紹 介さ れ て いる が

本 報告で は

λ

μ

v と Xo

 Yo

90 を α

βの関数で任 意 に定める量と し た

上 式の理 的 意 味は

1で示さ

114

1

曲 面を定す る未知 量α と その方 向 余弦 )

      2 >     (xgl

Vel

Zel )       (Xt2

v92

ze2 > 図

2 三角形要 素による曲面表示 れ る よ うに x。 ,y

2。を初 期 曲面 と し

λ

μ

 v を初 期 曲面で設 定さ れ た方 向 余 弦と し た と き, 極小

面 を表す 座標

X ,y ,

 

Z

初 期 曲 面上の 座

ec

 x。

 y。

 z。 と方 向 余 弦 方向の距 離 a の和とし て求め ら れ るこ とである

 

極小曲面の汎 関 数 (4)に上 式の

般 解 (

25

を代 入 する

こ の結 果

極 小 曲 面 を表す未 知量 は

変数 α(α

β)に低 減 され たこ とに な る

3.

有 限 要 素 法によ る定 式 化  前章で求め た極 小曲面を表す

般 解 (25)と 汎関数(4 ) を用い た有 限 要素法につ い て述べ る。

 

こ こ で は

3角 形要 素を用い る

2に

初 期 曲 面 と極 小 曲 面上の 座標お よ び方 向 余 弦を示す

al

as は そ れぞれ節点

1〜3

にお ける未 知 量 α を表 して い る。  こ こ で

 

 c。i, y。i

z。i:初 期曲面上の節 点 iの座 標

 

x。

 Y。e

z。

:初期 曲 面

ヒの要 素 内 部の座 標

  

Xt, yi,2i :極 小 曲面上の節 点 iの座 標

  

Xe, Ye

 z.:極 小曲 面

ヒ の要 素 内 部の座標   細‘

λyt

λzi :節 点 iの方 向 余 弦

     

ai:節 点 iの距 離 (未知 量) ま た

次の記 号を定 義す る

   

X

。i

t {X。1 エ。ZX 。ゴ野。ly 。2y 。SZ 。1Z 。, Z。,

1

              

 

7・

 

一・

 (

26−1

   

XOe

ti =

e y。e z。

1

………一

………

(26

2

   

X

r

訂、 コc、

 

x、

ly , Y3212 、 2,

1

(26

3)

   

Xe

t 仁xe

 

ye

 

Zel

 

 

一・

 

r・

(26

4)

(5)

μ

3

°

°

  1   α ん

r F

4

   

α‘= tlal

 

 

  

  

 

 

 

tt・

 

(28 )

 

式 (25)より極 小 曲 面上の点座

ee

 x

初期曲面 上の座標 u。t と節 点 距 離 ai と に より

次の よ うに 表さ れ る。

   

Xi= 」じoc十 ノ

t・

α

 

 

29

こ こ に

A

li1

・・

 

ま た

要 素 内 部の座 標 Xe は要 素 節 点 座 標 Xi こと ができる。 つ まり X

∵ ∵

・  

u(x

y

Xt  

=U ・

(x。、+11

…・

                 

 

一・

 (

31

 

上 式が

極 小 曲 面 上の要素内 部の座 標 x

節 点 距 離 ai で表 したもの で

今 後第 1基 本 計量 を計算す る と きの基 本とな るもの であ る。

 

1

要素座標系を デ カル ト座 標で表し

要 素の汎 関 数 を 次 式で定義する。

 

 

 

ll

f

 gxx9,。

9。 。 ・  

dxdy

一 …一

32  極 小 曲 面上の位 置ベ ク トル は    r= Xeex

Yee

.十 Zeea

 (

33

> で表さ れ る か ら

第 1基 本 計量 は次 式とな る

 

 

 

・x・

∂ 1:e ∂x

2 +

2 +

2

…・

4

1)

 

 

 

∂Ze ∂y

………・

4

2

 

 

 

伽 一

34

−3

式 (

31

)か ら       ∂Xef ∂x

   

・Ye・∂x 一

・、

伽 、

一 ・

一 …

(35

・)       ∂Ze /∂x       ∂Xe/∂y

 

 

 

・・e・∂・

x・

Uyx

一 ・

……・

35−21

      ∂2e/∂y  式 (35) を式 (

34

)に代 入 すると

   

9xx

tXitu =

UxXs・

 

(36

1)

   9w

= tXttUy {ノ 』5じ ゴ

 一

 一・

(36

2)

   

9xv= t』じ itUx こノ』じガ

 一・

 一・

一・

 

(36

3)

 

次に

第 1基本計量のベ ク トル表示 を 次の形で示す

   

9=

H9

. エ9..

g

=,

1

…・

……・

 …・

……・

……・

…・

37

 

さら に gを式 (36)と式 (

37

)か ら求め ると

δxi を用い て次の よ うに表すこと ができる。

   

ag

=V ・

δXt

……・

……・

一 ・

……・

……・

38

こ こ に

v −

1

39

 

次に

汎 関 数 (

32

)のを考え る

まず

H

1 変分 をつ く る と      δH

δ 9r9gy

9xy2

 

  

 

Z

{・9

9yy・9

・g..

9、 .・,. 。)

    2 00 ユ ∩

0

010

  謎

幅   蝓   臨 lH   2  

9xxgyygxvtt (40 )      

 

 (42> とす る と

式 (40)は 式 (41)

式 (42 )お よ び式 (38) を用い て

   

δH

9

σ

tδnCstvσ

…・

………・

…・

…・

(43}  さ らに

式 (29) を用いて式 (43)を変 形すると

   

δ

H ;

tδattAtv σ

 

tt・

 

(44 ) と な る。 こ れ を式 (32)の変分式に代入す る と

 

 

 

・・e− t・ai

・岫

…・

…………

(45)  結 局 δ

H

0 よ り停 留 式は次 式とな る

 

 

 

n・ tA  

f

 ・  Vddxdy

…・

…・

… …………・

46

 

次に

Newton.

Raphson

法 を用いる と きの

増 分 方 程 式を求める

まず式 (46}の被 積分項の増 分 を考え る

   

d

(t 

V

σ}= ,

y ・

d

σdtv

σ

 

 

 

 

 

 

一 ・+

僂難

_ ,

     

t ,

穿

d

9

         十2 t Ux Ux 

dXi

  2 tUy 

UydXi

                    (’  

u

 Uy+ 仏>

dx

』σ こ こ で

D

… 一

 

41   σ

tla! σ2 σs}

(1/2 HDg

一 115一

(6)

  

   

y

d

・H

gdH )           十2tu {

U

= 2 ’U { Uy                         (t 

u

 

Uy

十‡庁σ

d

     

2i

v

… σ

v

dXi

          十2 tUx  

Ux

 2 tUy  Uu                   ‘ 【を鞠+厘 炳{な]tσ

d

κi

…・

(47) 上 式に式 (29)の分 式

dXt

= ・

Adat

入 し

さ ら に式 (46)の増 分 式に代入 す る と次 式が得られ る

    K

dat=dfr ・

…・

…・

…・

……・

…・

………

 (48> こ こ に

   K =Ke

十亅

K

 

一・

 

一・

 

49

  

凡一 祕

la

tvDv

lii

 tvo

t σv

Ad

・cdy                

tt・

 

tt・

(50 )

  

 

Kg−

[2 tu ・・Ux ・騒 瓢 + tu ・・

u

=]         

aA  

dxdy ・

9・

 

一・

一・

 

    (51)

   

d

r

− 一

・触 吻

……・

………

(・・) で ある。  式 (48) が 各ステッ プの増分 方程式で

式 (

52

)は不 釣合量を表す

計 算は

d

拶 が

0

に近 く なる まで反復さ せ るQ

4.

数 値 解 析 例 4

1 回 転 懸 垂曲面

 

極 小 曲 面の解 析例と して

回 転 懸 垂 曲面を解 析し た(図

一3

こ の曲 面は

極 小曲面の解 析 解が得られて い る例 と して よく知られて いる が

数 値 解 析 上は

曲 面の が大き く なる こと や

2価と な る た めに収 束 性が よ く な いと言わ れて い る。

 

分 割 数は

周 方 向に

24

分割, 高さ方 向に 10分割であ る

初 期 曲 面は安定解 (汎 関 数 (4)が極小と な る解 ) の時は円筒 面と し

不安定解 (汎 関 数 〔4)が 極 大 とな る解 )の時は次の よ う に し て求めた。 極 小曲 面の z

0

5に お ける位 置を くびれ位 置とする と

安定解の極 小 曲面の く び れ位 置を半 径 方向に強 制 移 動さ せ て解 析 した 時の 曲 面を初 期 曲 面と し た

強 制 移 動 量は こ の初 期 曲 面

L

、       rg

L

・    

R

Z

Z

し!

2

ζ

 

Y

 

x

3 回 転懸垂 曲 面

116 一

をもとに し て極小 曲 面 を 解 析し た時に解が収 束す る よ う な位置まで の距 離とする が

こ の場 合に は あ ら か じ め 理 論 解が わか っ て い る の で そ の近傍の位置 (r= 0

3)ま で移 動さ せ た (図

4)

方 向余 弦は各 節点か ら回 転軸方 向にかつ

xy

平面に平 行な方 向に とっ た。

 

解 析 結果 を表

1に示す

表 中の は曲面位置 r を円の半径

R

で無 次 元 化 し た量であ る。 本 解 析 解と 理 論 解151は

安 定 解 と不 安 定 解の両 方の場 合に対 して

よ く

致 して い る こ とが分か る

5

6にそ れ ぞ れ極 小曲面と その断 面 図 を示 し た。 図

7 は

円の 高さ LIR を変え たとき の鞍 点の位 置 r。/

R

の変化の様子を 示 し た もの である

数 値 解 (● )は 理論解15} と よ く

致 し てい る

曲 面 が 存 在 する限 界 高さ は

本 解 析 解は 0

6550

理論解]EIP

t6レ は 0

6628で あっ た。 〔a ) 安 定 解 (b) 不 安 定 解 図

4 初 期曲 面 (回転懸垂 曲面

1

1 極小 曲 面の数 値 解析 結 果 〔回 転 懸垂曲 面 }       安 定 解       lら ) Z/

R

     本 解 析 解   理 論 解     不 安 定解        5) 本 解 析 解   理 論 解

0.

500000

400000

300000

200000

IOOOOO

00000 0

84542  

0.

84834

D.

85143

  

0.

85424

0.

86955

  0

87202

0.

90004

  0

90194 0

94332  0

94440

1

0000工〕  1

OOOOO

0.

23484

 0

23510

0.

25644

  0

25669

0

32522  0

32542

0.

45380

  0

45393

0.

66577 

0.

66582

1

00000 

LOOOOO

(7)

(a ) 安定

8 Wiener

Douglas問 題 (b} 不 安 定 解 安 定 解1 安 定2

9 二つ の安 定 解 (Wiener

Dougtas

ua

9

] 図

5 極 小 曲 面 〔回転 懸垂 面 〉 O

5StO

4 \ No

30

2O

10

O 不 安 足 解 安 定 解

t

   

−一

 

_

     

_

_

T−

     

 

 

_

 

 

_

_

_

_

 

_

_

_

 

 

_

r

 

_

 

_

 

_

●  本 解 析 解

 論解15〕

{一

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

r 

− 

 

_

0

0  0

20

40

6r /RO

8    1

O 図

6 極 小 曲 面の断 面 図 (回転 懸垂 面 ) (a ) 安定 解1 1

0a 二

8 ね \O

655 」   0

6   0

5  0

4 O

2 0

0 ● 析 解

    

15

理 論 解       O

O O

2  0

4  0

6  0

8  ]

O      

R

7 極 小曲 面の鞍 点の位 置 〔回転 懸 垂 曲面 } 4

2Wiener

Douglas 問 題  

Wiener−Douglas

問題 とは

8に示す よ う な2つ の平 行にか れ た円と

これ らの円 を 結ぶ 2つ の行な 直 線とを境 界に持つ極 小 曲 面を求め る問 題である

こ の (b) 安 定解2 図

10 初 期 曲 面 〔Wiener

Doug】as 問題 } よ う な境界で は

2 つ の 間 隔L と半開角 φとの によっ て 二種 類の安定的な極 小 曲 面が生 じる場 合 が ある こと が知ら れ て い る9)

一9,

安 定 解 1と安 定 解2 )

本解 析で は L/R

1

5, φ

150

°

と し た。

II7

(8)

11 方 向 余 弦 〔Wiener

Douglas問題 ) 2

0 HL2431

0 O

274          0       0    02  eA   O

5  0

8  し!2 図

14  極 小 曲 面の鞍 点の位 置8i Wiener

Douglas題 } {a } 安 定 解 1 表

2 極小 曲 面の鞍 点の座 標の比較 (Wiener

Douglas 問 題 ) 本 解 析 解 文 献

8

)の解 安定解

1

安 定 解

2

1.

2430

274

1.

2600

262

誤差 10

10

1 田

2L 口

31Drd10

E   丶

 

     文 献8)の解      

 

f      

x

 

本 解 析 解       (b) 安 定 解2 図

12 極 小曲 面 (Wiener

Douglas問 題 } 1

501

25z / R1

DO O

75O

50025   00    

0

Q

3 

O

6 

O

4 

Q

2   0

 

Q   O

e   D

4   0

6   0

8       R 図

13 極 小 曲 面の断 面 図 Wleher

Douglas問 題 〉  分割 数は円 周 方 向に は等 間 隔で

20

分割

z 方 向に は 10分 割と し た

初 期 曲 面は図

10に示す よ う に とり

方向余弦は各 節 点か ら図

11に示す よ う な 方向に かつ         TO

E       l      50      100        15e        収 束 回 数 図

15 収束回数と誤羌 〔Wiener

Douglas問題

安 定 解1>

        

iZ

 

  

 

  

 

b

      

5 図

16 HP 曲 面 問題の境 界形状 xy 平 面に平 行とし た

12に極 小 曲 面を示し た

2文 献9概 念 図 (

一9

と よ くい ること が 分 か る

13は y= Oに おける断 面 図を示し た

14 と表

2にそれぞれ鞍 点の位 置 〔本 解 析 解 ● 印 )と その値 を 示し

文 献8)のと比 較し た。 表中の数値は 鞍 点の位 置 H を円の半 径

R

で無 次元 化 し た 量 で ある

こ れ ら か ら

本 解 析解 は 文 献 8)の結果 とほぽ

致して い る こ とが わ か る

15は

安 定 解】の 場 合収 束 回 数と誤差の関係 を 示し たもので あ る が, 誤 差 を10

4 に収れん さ せ る た めの 収 束回数は

本 解 析で は5鳳 文 献8)で は約150回で あ り

本 解 析の収 束 性は文 献8)

一118一

(9)

o 図

17 極 小曲面 〔HP 曲面 問題)H

1

0 0

5 z / a0

4 h

/a

2   

      

o

3

     1

o

20

1

i

    

     

 

,’

   h/a

1 o

o b

0

4

0

3

0

2 

0

L0   0

且  0

2  0

3 0

4  0

   ノ

    ’

・ ・

       

04        x/a

_.

_

初期 曲面

一’

文 献6)の

一●

  本解 析 解 図

18 極 小曲面の断 面図 (HP 曲面 問 題 〕y= a/4 と比 較し て極めて よい こ とが 分か るn 安 定解

2

の場合も ほ ぼ同様な傾 向で あっ た

本 解 析の収 束性が よい 理 由 は

未 知 数に対する方 向 余 弦の与え方が適切であっ た た め と 考え ら れる。 4

3 HP 曲 面  図

16に示す よう な HP 曲 面を構 成す る4辺 を 境 界に持つ極 小 曲 面 を求める

 分 割 数は x

y方 向 共に 12分割

初 期 曲 面は

HP

曲 面 2

2h〔x /a)(y/b)と した

方 向余はすべ て の節 点 で (O

0

1) とした

 図

17に

H

1

0の場合の極 小 曲 面 を示し た

18に

,y =

4/a に お け る断 面図 を示 し た

本 解 析 解は文 献

6

)の値と ほ ぼ

致 し て い る ことが分か る。

5.

ま と め

 

極小 曲面形状を求め る ための

つ の数 値解析手法を提 案し そ の特 徴 を具体 例よ り検討し た

本 手 法は極 小 曲 面 の汎 関 数と し て

般の曲面パ ラメ

タで表 現し た曲 面の 汎 関 数 を用い て い る

汎 関 数か ら導か れ た非 線 形 微分方 程 式の解の性 質か ら極 小 曲 面の未 知量 は初 期 曲 面か ら 任 意の方 向に設定さ れ た方 向 余 弦 方 向の距 離 と して表 現で きる こと を 示 し た。本 解 析 法の特 徴は次の と お りで ある

(1) 初 期 曲 面と曲 面上の方向 余 弦は

次に のべ る制約 を満 足 する範 囲で任 意に設 定でき る。 た だ し, 方 向 余 弦 の設 定に際 して は

求 まる極 小 曲面 が 任 意の 2節 点で指 定し た方 向余弦の交 点 と 初 期 曲 面との存在す る よう に選 ばな く てはな ら ない とい う制 約が あ る

〔2) 解 析 する未 知 量は

1節 点 あた り1変 数であり

従 来の 3変 数と比 較し て取り扱い が容 易に な る

(3) 解の収 束 過 程で特 別な操 作 を行わずに 確実に収 束 解が得られ る

謝   辞   本 報 告 を ま とめる にあたっ て

貴 重なご意 見 を 頂いた 横 浜 国 立 大 学 教 授 石 井

夫 博 士, 名 古 屋 大学助 教授 大 森博司博士お よ び原 稿 作 成に あ た り多大な労 力と有 意 義 な示 唆 を与え て頂いた株 式 会 社フジ タ 萩 原伸 幸氏に深 く感 謝 致します

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 ]973

11 (1990年H 月 10日原 稿 受 理

1991年5月18 日採 用 決 定

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120 一

図 一 11 方 向 余 弦 〔 Wiener ・ Douglas 問題 ) 2 .0 HL2431.0O.274        0         0      02    eA    O .5    0 .8   し! 2図一14  極 小 曲 面の鞍 点の位 置8i 〈Wiener・ Douglas 問 題 } { a } 安 定 解 1 表 一 2 極 小 曲 面 の 鞍 点 の 座 標 の 比 較 ( Wiener − Douglas 問 題 )本 解 析 解 文 献8)の解安定解1安 定 解21

参照

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