特発性血小板減少性紫斑病
RPT0011B12F 医 療 機 関 名( 連 絡 先 )
治療 を 受 ける 患者 さんへ
ー
ロミプレート
®皮下注について
ーの
より 安全 な 治療 のために
監修/広島大学 名誉教授
●
特発性血小板減少性紫斑病ってどんな病気
?...4●
なぜ血小板が減少するの
?...4●
この病気ではどのような症状がでるの
?...5●
日常生活で注意することは
?...6●
どのような検査をするの
?...7●
治療対象と治療の目標
...8●
治療の参照ガイド
...9●
治療のながれ
...10●
治療の種類は
?...11●
ロミプレート
®はどんな薬
?...14●
ロミプレート
®が血小板を増やす作用とは
?...14●
ロミプレート
®の治療中によくみられる副作用
...15●
ロミプレート
®の治療中に注意が必要な副作用
...16●
ロミプレート
®の治療を受ける際の注意
...17●
特発性血小板減少性紫斑病は 国の難病(特定疾患)に指定されています。
...18●
特定疾患医療受給者証による医療費の自己負担について
...18●
難病医療費の支援を受けるには
?...19●
検査記録
...20 C O N T E N T S特発性血小板減少性紫斑病
ー
ロミプレート
®皮下注について
ーの 治療 を 受 ける 患者 さんへ はじめ に
特発性血小板減少性紫斑病( ITP )は血小板が減少し、その 結果として出血の危険が高まる病気で、国が指定する難病
(特定疾患)の対象になっています。
慢性に経過する病気の性格上、治療の目標は出血を防ぐ ことです。
血小板数が 5 万 / μ L 以上であれば通常は出血の危険はほと んどありませんので、定期的に血小板数と出血症状をみな がら経過を観察します。
ロミプレートは、慢性 ITP の治療において、新たな作用で 血小板数をコントロールすることが可能な治療薬として 認められた薬剤です。
本剤は、副腎皮質ステロイドや脾臓摘出術等にて十分な 効果が得られない場合、または忍容性に問題があると考え られる場合で、血小板数、臨床症状からみて出血リスクが
高いと考えられる場合に使用されます。
本冊子では、ロミプレートによる治療中に気をつけていただ
きたいことを中心にまとめていますのでご一読ください。
●
特発性血小板減少性紫斑病ってどんな病気
?...4●
なぜ血小板が減少するの
?...4●
この病気ではどのような症状がでるの
?...5●
日常生活で注意することは
?...6●
どのような検査をするの
?...7●
治療対象と治療の目標
...8●
治療の参照ガイド
...9●
治療のながれ
...10●
治療の種類は
?...11●
ロミプレート
®はどんな薬
?...14●
ロミプレート
®が血小板を増やす作用とは
?...14●
ロミプレート
®の治療中によくみられる副作用
...15●
ロミプレート
®の治療中に注意が必要な副作用
...16●
ロミプレート
®の治療を受ける際の注意
...17●
特発性血小板減少性紫斑病は 国の難病(特定疾患)に指定されています。
...18●
特定疾患医療受給者証による医療費の自己負担について
...18●
難病医療費の支援を受けるには
?...19●
検査記録
...20 C O N T E N T S特発性血小板減少性紫斑病
ー
ロミプレート
®皮下注について
ーの 治療 を 受 ける 患者 さんへ はじめ に
特発性血小板減少性紫斑病( ITP )は血小板が減少し、その 結果として出血の危険が高まる病気で、国が指定する難病
(特定疾患)の対象になっています。
慢性に経過する病気の性格上、治療の目標は出血を防ぐ ことです。
血小板数が 5 万 / μ L 以上であれば通常は出血の危険はほと んどありませんので、定期的に血小板数と出血症状をみな がら経過を観察します。
ロミプレートは、慢性 ITP の治療において、新たな作用で 血小板数をコントロールすることが可能な治療薬として 認められた薬剤です。
本剤は、副腎皮質ステロイドや脾臓摘出術等にて十分な 効果が得られない場合、または忍容性に問題があると考え られる場合で、血小板数、臨床症状からみて出血リスクが 高いと考えられる場合に使用されます。
本冊子では、ロミプレートによる治療中に気をつけていただ
きたいことを中心にまとめていますのでご一読ください。
●
明らかな基礎疾患や原因薬剤の関与がなく血小板の数が減少し、
出血症状をひき起こす病気です。
●血小板以外の赤血球や白血球には、異常はみられません。
●6
ヵ月以内に治癒する「急性型」と、
6ヵ月以上続く「慢性型」に分類 されます。
骨髄は血小板の産生を増やして破壊された分を補おうとしますが、
必要量に追いつくことができません。
なぜ「自己抗体」ができるのかについては、はっきりしたことはわかっ ていないのが現状です。
特発性血小板減少性紫斑病って どんな病気 ?
なぜ血小板が減少するの?
急性型 慢性型
好発年齢 2〜5歳 20〜40歳
男女比 1:1 1:2〜4
発症 急性の発症 発症時期はしばしば不明
先行感染 ウイルス感染、予防接種 なし
出血症状 強い 無症状の場合もある
経過 6ヵ月以内に寛解 6ヵ月以上慢性に経過する
何らかの原因で血小板膜上の糖蛋白に対する 自己抗体*が産生される。
感作された血小板が脾臓などに取り込まれ、
マクロファージという細胞に捕捉・破壊される。
血液中で抗血小板自己抗体が結合する。
(血小板を感作する)
*:自分自身の血小板を 破壊する抗体
血小板が少なくなる
【ITPにおける血小板減少の機序】
抗血小板自己抗体 血小板
マクロファージ
Fcレセプター 感作された血小板
血小板は出血をとめるために非常に大切な役割をはたしています。
したがって、この血小板数が減ると、出血し易くなり、また出血が止ま りにくくなり、次のような種々の出血症状がみられます。
この病気では
どのような症状がでるの ?
難病情報センターホームページより抜粋
点状や斑状の皮膚に 鼻血 みられる出血
月経時の出血量が多く なる、または生理が止ま りにくい
便に血が混じる
(黒い便が出る)
尿に血が混じる
(紅茶のような色になる)
重症な場合は、
脳出血 歯ぐきからの出血、
口腔粘膜からの出血
●
慢性型は、長期にわたり治療ないし経過 を観察する必要があるため、まずこの病 気と長く付き合う姿勢を持ちましょう。
●
通常は、一般の日常生活に制限をする 必要はありません。
●
この病気を診察してもらっている医 師以外の医師の診察(例えば歯科で の 処 置や、内 視 鏡 検 査 時 の 組 織 検 査、鎮痛薬、血液をさらさらにするお 薬の使用など)を受ける場合は、必ず その医師に特発性血小板減少性紫 斑病であることを伝えましょう。
●
精神的にいらいらせず、規則正しい 生活を送ることが大切です。
●
血小板数が
5万
/μ
L以下や出血傾向 がある場合などは、重労働や激しい スポーツにより出血をきたす恐れが あるため控えましょう。
日常生活で注意することは ?
難病情報センターホームページより抜粋
血液を採取して血小板、赤血球および白血球の数や形態を調べます。
特発性血小板減少性紫斑病の場合、血小板数に減少が認められます が、赤血球、白血球は数、形態ともに正常を示します。
他の原因による血小板減少と区別するために行うことがあります。
血小板を作る巨核球をはじめ各種血球の数や形態を調べます。
特発性血小板減少性紫斑病では、巨核球の数が正常からやや増加を 示し、形態異常は認められません。
血液を採取して肝機能、腎機能をチェック するとともに、血小板表面に結合している 血小板関連特異免疫グロブリン量や各種 自己抗体を測定します。特発性血小板減 少性紫斑病では、それら抗体が高値を示 します。
どのような検査をするの ?
末梢血液検査
骨髄検査
生化学・免疫血清学的検査
主な穿刺部位は、
●上後腸骨稜、上前腸骨稜
●腸骨稜(乳幼児)
などです。
皮膚 皮下組織 骨膜 骨髄
治療対象と治療の目標
①重篤な出血症状(脳内出血、下血、吐血、血尿、多量の性器 出血、止血困難な鼻出血、口腔内出血、外傷部位の止血困難 など)、多発する紫斑、点状出血を伴う方
②血小板数
2万
/μ
L以下の方
③血小板数
2〜
3万
/μ
Lであっても出血傾向の有無にかかわら ず、
60歳以上、高血圧症、あるいは活動性の高い方(肉体労働 者、激しい運動をする方など)
薬物治療の対象になります。
・
血小板数
2〜
3万
/μ
Lで出血症状が認められない方
1
ヶ月に
1回程度の注意深い経過観察を行い、治療がいつで も行える状態にします。
・血小板数
3万
/μ
L超で重篤な出血症状が認められない方 無治療で経過を観察します。
・血小板数
10万
/μ
L以上を維持でき、出血症状がない状態が 理想ですが、治療中止(休薬)、あるいは維持量で血小板数
3
万
/μ
L以上で、かつ出血症状が認められない状態を目指し ます。
治療対象
治療目標
●他の治療で外科的処置が行われる場合や出産時などは、一時的に血小板数 を増加させる必要があります。
*:藤村欣吾 他 . 厚生労働省 難治性疾患克服研究事業血液凝固異常症に関する調査研究:ITP 治療の参照ガイド作成委員会 53;433-442, 2012
血小板数増加
治療の参照ガイド
陽性
陰性、除菌無効例
本邦の成人特発性血小板減少性紫斑病(ITP)治療の参照ガイド(2012年版)*
血小板数 2〜3万/μL
+ 出血症状なし
血小板数>3万/μL
+ 出血症状なし
注意深い経過観察 無治療経過観察
トロンボポエチン受容体作動薬 ダナゾール*
アザチオプリン、シクロホスファミド* ビンカアルカロイド緩速点滴静注療法* デキサメタゾン大量療法*
ステロイドパルス療法(メチルプレドニゾロン)* シクロスポリン療法*
リツキシマブ*
ITPの診断確定(急性、慢性を問わない)
ピロリ菌検査(尿素呼気試験、便中ピロリ抗原)
除菌療法
Third line治療
無治療
無効
(ステロイド減量による血小板低下を含む)
無効
(再発例を含む)
*は現時点で保険適用がない薬剤
First line治療:副腎皮質ステロイドホルモン 有効 維持量、できれば休薬
Second line治療:脾摘 有効 休薬
《緊急時あるいは外科的処置などに対する対応》
血小板輸血、免疫グロブリン大量療法、ステロイドパルス療法(メチルプレドニゾロン)
血小板数≦2万/μL 或いは重篤な出血症状、
多発する紫斑、点状出血、
粘膜出血
治療のながれ
診 断
ヘリコバクター・ピロリ菌検査
副腎皮質ステロイド 血小板減少が著明 or 出血症状あり の場合
脾臓摘出術 診断後、
6ヵ月しても 症状が改善しない場合
免疫抑制剤(保険適応外)
脾臓摘出術をしても 効果が得られない場合 ピロリ菌除菌療法
陽 性 陰 性
治療の効果あり 治療の効果なし
急性型の場合、6ヵ月 以内に治癒する
6ヵ月経過後、慢性 型と診断された場 合は治療を継続
血小板増殖刺激因子製剤 の 適応
ヘリコバクター・ピロリ菌陽性ITP患者 血小板増加、寛解へ
●プロトンポンプ阻害薬(PPI)
●アモキシシリン
●クラリスロマイシン 除 菌 薬
3剤を1週間飲んで除菌をします。
治療の種類は ?
胃にヘリコバクター・ピロリ菌がいるかどうか検査します。陽性であれ ば血小板数や出血症状と関係なく除菌療法を行います。約
80%の患
者で除菌効果が期待され、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌に成功し た患者さんの約半数に血小板増加が認められています。
2010 年 6 月より保険適用となりました。
最も一般的な治療法です。
ヘリコバクター・ピロリ菌を取り除いても血小板の数が増えなかった 人に行う治療です。ステロイド療法は免疫を抑制する作用があり、
抗体の産生や抗体結合血小板の捕捉を抑制し ます。
出血症状や血小板数を見ながら減量または維持 量を続けます。
強い効果がある一方、副作用が生じる場合も あります。
ヘリコバクター・ピロリ菌除菌療法
副腎皮質ステロイド療法
治療の種類は ?
副腎皮質ステロイドによる治療の効果が不十分な場合や副作用により 治療が続けられない場合は、脾臓を取り除く手術を行います。
血小板は主に脾臓のマクロファージによって壊されるので、脾臓を除 去すると、血小板数が増えることが期待されます。最近では、腹部に 小さな穴をあけ、内視鏡と手術器具をいれ
て、テレビモニターを見ながら行う手術(腹 腔鏡手術)も行われています。
脾臓摘出術後の肺炎球菌など感染症の危険を予防 するために肺炎球菌ワクチンを術前に投与します。
脾臓摘出術:手術で脾臓を取り除きます
上記の治療が無効の場合は、アザチオプリンやシクロホスファミド、
シクロスポリンなどの免疫抑制剤やダナゾールが試みられます。
保険適用が認められていません。
二次治療(免疫抑制剤)
血小板の元である骨髄中の巨核球をふやすお薬です。
1
週間に
1回皮下注射するものと毎日経口投与するものが認可 されています。
このお薬の詳細は
14ページ以降で詳しく紹介します。
他の治療(副腎皮質ステロイドや脾臓摘出術等)にて十分な効果 が得られない場合、または忍容性に問題があると考えられる場 合で、血小板数、臨床症状からみて出血リスクが高いと考えられ る場合に使用されます。
血小板増殖刺激因子製剤
血小板数が安定するまで毎週血液検査が必要です。
γグロブリン マクロファージ
血小板
抗血小板自己抗体
治療の種類は ?
生命を脅かす重篤な出血、術前や分娩前などの緊急を要する 治療の場合
出血リスク軽減のため、一時的に血小板数
10万
/μ
Lを目標に血小 板数を増やすための治療をします。入院治療が必要です。
大量の免疫グロブリン製剤を
5日間連続 で点滴静注をします。治療開始から平均
7
日後に血小板数は最大値になりますが、
効果は一過性で数日間です。
約
64%の患者さんで
10万
/μ
L以上の血 小板数増加がみとめられ、高い有効性を 示します。
大量のメチルプレドニゾロ ン点滴静注を
3日間行い、
以後は漸減します。効果が 投与後
3日目くらいから現 れますが、一過性です。
約
80%の患者さんで
10万
/μ
L以上の血小板数増加がみとめられて います。
輸注血小板の寿命は短く血小板数はわずかしか増加しません。
免疫グロブリン大量療法と併用することで、血小板増加効果が増強 します。
免疫グロブリン製剤大量療法( IVIgG 療法)
血小板輸血
B細胞
マクロファージ B細胞
ステロイド副腎皮質
マクロファージ 貧食抑制
血小板
抗血小板自己抗体 自己抗体
産生抑制
ステロイドパルス療法
ロミプレート
®はどんな薬 ?
ロミプレートは、血小板数が少なく出血リスクのある患者さんに対し て、出血の危険性がおさえられるよう血小板数を増加または維持させ るための薬剤です。
このお薬は週 1 回、皮下注射で投与します。
ロミプレートの治療は、慢性特発性血小板減少性紫斑病における 血小板減少症の患者さんが対象になり、他の治療(副腎皮質ステロ イドや脾臓摘出術等)にて十分な効果が得られない場合、または 忍容性に問題があると考えられる場合で、血小板数、臨床症状から みて出血リスクが高いと考えられる場合に使用されます。
ロミプレートはトロンボポエチンと同じ作用をして、血小板の産生を うながします。
トロンボポエチン(Thrombopoietin)とは、主に肝臓でつくられ、血小板の元である 骨髄中の巨核球という細胞をふやす因子です。
ロミプレート
®が
血小板を増やす作用とは ?
トロンボポエチン
巨核球前駆細胞
ロミプレート® 巨核球 血小板
国内臨床試験において
46例中
29例(
63.0%)に副作用が認めら れました。主な副作用は、頭痛(
37.0%)、倦怠感(
13.0%)、背部痛
(
10.9%)、関節痛(
8.7%)、回転性めまい(
6.5%)、悪心(
6.5%)、
疲労(
6.5%)、筋骨格硬直(
4.3%)、四肢痛(
4.3%)などです。
ロミプレート
®の治療中に よくみられる副作用
頭痛 倦怠感
関節痛 背部痛
治療中および治療後にこのような症状で、気になることが
ありましたら、ただちに主治医にご相談ください。
本治療中には、以下のような副作用があらわれることがあります。
ロミプレート
®の治療中に 注意が必要な副作用
血小板数が過剰に増えすぎると、血栓症や血栓塞栓症〈心筋梗塞、肺 梗塞、脳梗塞〉などがあらわれることも考えられます。
投与後は定期的に症状を確認したり、血小板数を測定し、過度な増加 が認められた場合は、投与量を減量したり中止するなどの適切な処置 を行います。
症状/急激な胸のいたみ、息が苦しい、意識がうすれる、突然片 側の手足や顔が麻痺する、しびれ、頭痛、目が良く見えない。
血栓症・血栓塞栓症
治療中および治療後にこのような症状で、気になることが ありましたら、ただちに主治医にご相談ください。
【血栓の様子】
正常な血管 血栓ができた血管
血栓
血液の流れが良い 血液の流れが悪い もしくは流れない 断面図
側面図
1
ロミプレートの治療を受ける際は、医師または医療従事者の指示 に従ってください。
2
ロミプレートの投与は、出血リスクの軽減が可能と考えられる 血小板数
5万
/μ
L以上への増加および維持を目安にしています。
血小板数を正常化したり、特発性血小板減少性紫斑病の治癒を 目的とした治療薬ではありません。
3
ロミプレートの投与前および投与期間中は、定期的な血液検査を 実施し、各種血球の数や形態などを調べます。
4
ロミプレートを過量投与すると、過度の血小板増加を認める可能 性もあり、血栓症または血栓塞栓症を生じることも考えられます。
5
ロミプレートの投与を中止した場合、治療前よりも血小板数が減 少したり、出血リスクが増加する可能性がありますので、ロミプ レートを中止した場合、状態を十分に観察し、中止後少なくとも
4週間は血小板の数に留意するため、頻回に血液検査を実施します。
6
ロミプレートの投与によって、骨髄中の細網線維(レチクリン)が 増生したり、骨髄線維症に至る可能性があります。血球形態の異常 または血球減少を認めた場合は、ロミプレートの投与を中止し、
原因を検索します。
7
ロミプレートは骨髄中の細胞に作用するので、骨髄異形成症候群
(
MDS)
※または造血器腫瘍が基礎疾患にある場合、進行リスク を増大させる可能性があります。
※MDS:骨髄中にある血液の元になる細胞(造血幹細胞)に異常を生じ、十分な量の血球 を作ることができなくなることから、血球減少を起こす病気です。異常な造血幹 細胞から作られた血球は形態も異常となります。
ロミプレート
®の治療を
受ける際の注意
厚生労働省から補助金が交付されており、医療保険での自己負担額 の医療費に対して一部公費での負担が行われています。
各都道府県では、それぞれの実状に応じて医療費等の公費負担を 行っています。詳細は、最寄りの保健所にお問い合わせください。
●
重症患者の方および低所得者(市町村民税非課税)の方は、自己 負担がありません。
●
上記以外の方は、所得と治療状況に応じた段階的な負担額となり ます。
自己負担限度額表
特発性血小板減少性紫斑病は国の 難病(特定疾患)に指定されています。
特定疾患医療受給者証による 医療費の自己負担について
難病情報センターホームページ http://www.nanbyou.or.jp/
階層区分
対象者別の一部自己負担の月額限度額 入院 外来等 生計中心者が
患者本人の場合 A 生計中心者の市町村民税が
非課税の場合 0円 0円 0円
B 生計中心者の前年の所得税が
非課税の場合 4,500円 2,250円
対象患者が生計中 心者であるときは、
左欄により算出した 額の1/2に該当する 額をもって自己負 担限度額とする。
C 生計中心者の前年の所得税課税年額が
5,000円以下の場合 6,900円 3,450円 D 生計中心者の前年の所得税課税年額が
5,001円以上15,000円以下の場合 8,500円 4,250円 E 生計中心者の前年の所得税課税年額が
15,001円以上40,000円以下の場合 11,000円 5,500円 F 生計中心者の前年の所得税課税年額が
40,001円以上70,000円以下の場合 18,700円 9,350円 G 生計中心者の前年の所得税課税年額が
70,001円以上の場合 23,100円 11,550円
平成 21 年 11月現在 難病情報センター ホームページより抜粋
難病医療費の支援を受けるには ?
この事業の実施主体は都道府県です。申請の窓口や手続きは都道府県によって 異なります。詳しくは住所地管轄の保健所へお問い合わせください。
医療機関対象疾患
保健所等 都道府県
申請者(対象患者)
特定疾患医療 受給者証交付
申請 又は
2 8
申請書類(詳細は保健所等にお問い合わせ下さい)
申請書兼同意書
(臨床調査個人票の研究利用についての同意)
臨床調査個人票
住民票(世帯全員がのっているもの)
健康保険証のコピー 世帯調書
生計中心者の課税状況を証明するもの
(患者の生計を主として維持するもの)
1 2
重症認定の場合 重症患者認定申請書 医師の診断書等認定 に必要な書類 7
8
3 4 5 6
特定疾患治療研究事業の対象疾患と診断された場合には、できるだ け早く特定疾患医療受給者証の交付をうけるために申請手続きをし ましょう。
・
年
1回申請が必要です。有効期間は
1年間。 (
10月1日から翌年9月30日)・
「軽快者」
※と認定されると医療受給者証に替わって「登録者証」が 交付され、公費負担医療の対象外となります。
しかし症状が悪化した場合には、医師が悪化を確認した日にさか のぼり難病医療費支援制度の対象となります。
※:臨床所見が認定基準を満たさず、現状治療の必要性がない患者さんのこと
検 査 記 録
氏名:月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
(例)
2.9
1
経口プレドニン
(ステロイド)
10mg/1日 4/12鼻血が出た。
4/13頭痛がした。
4 15 火
検 査 記 録
氏名:月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
(例)
2.9
1
経口プレドニン
(ステロイド)
10mg/1日 4/12鼻血が出た。
4/13頭痛がした。
4 15 火
検 査 記 録
氏名:月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
検 査 記 録
氏名:月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
検 査 記 録
氏名:月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
検 査 記 録
氏名:月/日 (曜日) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( ) / ( )
(万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL) (万/μL)
(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
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(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
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(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
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(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
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(万/μL) ロミプレートの投与量
(μg/kg) 併用薬
出血傾向など 気になる症状、
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(μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) (μg/kg) 血小板の数
(万/μL) ロミプレートの投与量
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出血傾向など 気になる症状、
体調ほか
(自由記載)
特発性血小板減少性紫斑病
RPT0011B12F 医 療 機 関 名( 連 絡 先 )
治療 を 受 ける 患者 さんへ
ー
ロミプレート
®皮下注について
ーの
より 安全 な 治療 のために
監修/広島大学 名誉教授