1
論 文】 日本建築 学会構造 系論 文 報告 集 第 434 号・
1992 年 4 月 Journat Df Struct.
Constr.
Engng、
ArJ,
No、
434,
Apr,
,
1992繰 返
し
変 動
曲
げ を
受
け
る
鋼柱
の
弾
塑性
・
崩 壊
挙
動
ON
ELASTO
−
PLASTIC
BEHAVIOR
OF
STRUCTURAL
STEEL
BEAM
−
COLUMN
SuBJECTED
TO
REPEATED
vARIABLE
BENDING
近 藤
一
夫
* , 王学
鋒
* * ,中
倉
健
介
* ** ,花 井
正実
* * **Ka2uo
KONDOH
,Xue
−
Feng
WANG
,
Kensuke
IVAKAKURA
andMasami
HAIVI41
Elasto
−
plastic behavior of・
structural steelbeam−
columns subjected しo repeated variablebending
under a constan しaxial
force
areinvestigated
,
uslng the new unified method proposed in the au..
thors
’
previous papers.
According
toRefs.
12〕−
14),
thebasic
equations Qf abeam−
column governing the relationsbe.
tween the magnitude of the
domain
of the variable external load,
which is given as a randomlyvarying Iepeated curvature in the present study
,
and the extreme responses of the axial strain,
theresisting moment and so on are
derived
.
Several
specific characteristi6s of thebeam・
column subjected to the repeated variablebending
are
indicated
,
which might be deduced from the derived basic equations and 仁hu
’
s available 正or any
beam・
column.
As
an example , elasto−
plastic and collapse behavior of abeam.
co 【umn with the rectangular cross−
section are formulated in the explicit expressions.
Also,
theihcremental
collapselimits
,
which are related to
divergence
phenomenon of the axial strain,
are examined.
Keywords ;steel beam
.
column,
rePeated variablebending
,
elasto・
Plasticbehavior
,
incre
’
mental collaPse 鋼 柱,
繰 返し変 動 曲 げ,
弾 塑 性 挙 動,
漸 増 塑 性 崩 壊L
緒 言 繰 返し変 動 曲 げ を受 ける一
定 軸 力 下の鋼 柱 断 面の弾 塑 性挙動に関す る研 究は,
中 高 層鉄骨 架 構の耐震安全性を 考え る う えで の最も基 礎 的な事 項の一・
つ で あり,
これ ま で に, 定振幅交番繰返 し曲 げ を対 象に し た藤本・
羽 倉1 ], 山 田・
白 川Z ),
五十 嵐・
松 井・
吉 村・
松 村3 〕,
坂 本・
小 浜・
棚 橋4 )らの研 究に よ り, i
)抵 抗t 一
メ ン トお よ び 軸ひず み は,
曲 げの繰 り返 しと と もに,
単調 に増 加 して い く が,
ひずみ硬 化が あれ ば,
あ る一
定 値に収れ ん す る こと,ii
)抵 抗モー
メン トの収れ ん値は,
軸 力に無 関 係 に,
ひずみ硬化 係 数 お よ び曲げ (曲率)振 幅によ り,
一
義 的に定ま り,
ま た,
そ れは,
軸力0の場合にお け る抵 抗モー
メ ン トに一
致す るこ と,iii
)ひずみ硬 化の ない完 全弾塑性 材の 場合,
曲 げ (曲率 〉振1隔 が あ る 限界値 を 超 え る と,
漸 増 塑 性 崩 壊が生 じ5[,
軸ひずみ は,
曲げの繰 り 返 し と と もに,
無限に増 加し続け ること3),
等の単調 載荷の場 合 とはその様 相がか な り異な る非 常に興味深い 結 果が報 告され て い る。
ま た, 数値 解 析 結 果 を基 礎に,
繰り返し に伴 う断 面 内の ひずみ分 布,
応 力 分 布の変 遷に 注 目し て,
抵 抗モー
メ ン ト,
軸ひずみの収れ ん値 を予測 す る方 法を示し た 五十嵐・
松 井・
吉 村・
松 村3 〕, 松 井・
三谷61らの研究,
羽 倉7),
五十 嵐・
松 井・
吉 村・
松 村11に’
よ る実 証 的 研 究,
藤 本・
岡 田・
原 田鞠こよる2軸 曲 げを 受ける場合につ い て の研究, さ ら に,
最 近では,
内 田・
森 野9 )・
1°〕に よる局 部 座 屈を考 慮 し た場 合に つ いて の研究 等も あ る。
ところ で,
こ れ まで行わ れ たこれ らの解 析 的 研 究は,
その ほ と んどが,
荷 重 履 歴に沿っ て そ の応 答を 追 跡し て い く い わ ゆ る逐次 計算法 を 用い て展 開さ れた も ので あ り,
こ の逐 次 計 算 法に よ れ ば,
収れ ん状態 だ けで な く それ に至る ま で の履 歴 性 状に関する情 報を も求め ら れ る反面
, 得ら れ た情 報は,
与え ら れ た荷重 振幅,
荷 重 履歴の下で の もの である にすぎ ない た め,
荷 重 振 幅の大 き さ お よ びそ の履歴を様々 に変 化さ せ,
さ ら に,
各ケー
スにつ いて荷 重履 歴に沿っ た多 数 回の繰り返し計 算を行 う 必要が あり,
そ の た め,
任 意に変 動す る繰り返し曲げ を受け る柱 断 面の初 期状態か ら塑 性 崩 壊 状 態に至る まで の挙 動を統「的に把 握 し,
定 式化 す るのは 非 常に困難な のが現 状であ る。
実 際, こ れ まで行わ れ た こ の種の研 究 * 広 島 大 学 工 学 部 助 教 授・
ユ 博.
* * 広 島大学大学 院 大 学院 生・
工修’
*S* 広 島 大 学大学 院 大 学 院 生 * * * * 広 島 大 学 :Fl学 部 教 授・
工博Assoc
.
Prof,
,
Facu [ty of Engineering,
Hiroshima Univ,
,
Dr,
Eng.
Graduate
S
匸udent,
Graduate
Schooi
of Hiroshima Univ.
,
M.
Eng.
Graduate Student
,
Graduate SchQol of Hiroshima.
Univ,
Prof
,
,
Faculty of Engineering,
Hifoshlrna U面v.
,
Dr,
Eng.
一 59 一
は
,
最 も単 純な定 振 幅 繰 返 し曲 げ あるい は漸 増 振 幅繰 返 し曲げ を対 象と し た もの が ほ と ん どで あ る。一
方,
載 荷 履歴に沿っ た 変 形 挙 動 を よ り 簡 便に予 測 す る 方 法 を示 し たもの と して,
部材レ ベ ル の挙動を対象と し た加 藤・
秋 山’b)の 研究が あ り,
単 調 載 荷 時の荷 重一
変形関 係を用い れば,
繰 返 し載 荷 時の挙 動は,
大 略, 把握 され う る との 結果が示され ている。
しか しな がら, こ の種の問題にお いて大き な役割を 演じ る残 留 応 力,
残留変形が十 分考慮 され て お らず, その た め,
繰り 返 しに伴う応力の再 配 分 が 正当に評価さ れ ない恐 れ が あ る とい う欠点が あ る。 こ う し た問 題 点を解 消す る た め,
著者ら は,
文 献 12)〜
14)等で,
外荷 重を与 え ら れ た領 域 内を任 意に変 動し, ま た, 無限に繰 り返 され る ものと し て,
荷 重の変 動 領 域 の大き さ とShakedown
後の収れ ん状 態に達し て後の応 答 領 域との間の関係を組 織 的に,
ま た,
実用的に追 跡し うる解析 手 法の開 発を行っ て い る。
こ の方 法によれば, 荷重履歴に沿っ てその応 答を追 跡し て いく必 要が ない の で,
繰返 し変勤荷重 下におけ る構 造 物ある い は構 造 要 索 の変形 挙 動 を,
従 来の逐 次 計算法に基づ く 方 法に比べ,
は る か に容易に把握す ること が可 能で あ り,
特に,
本 研 究で扱う繰 返し変 動 曲 げ を受け る柱 断 面の よ う な比較的 簡 単な構 造形式,
荷 重形 式の もの につ い て は,
数 値 計 算 に よ らず, 陽な形でそ の応答解を求め ること ができ る。 本研 究は,
文献12
)〜
14 )等の方法により,一
定軸 力 の下で,
正 負 対 称 な領域 内 を任意に変動 する繰返し変動 曲げ を受け る鋼 柱 断 面の弾 塑 性,
崩 壊 挙 動を明らか に し よ う とい う もの であ り,
本報で は,
まず,
解析方法の概 要を示し,
その基 礎式 を 誘 導 すると と もに、
そこか ら求 めら れる繰 返 し変 動 曲 げ を受け る一
定 軸 力 下の鋼 柱 断 面 の い くつ かの一
般 的 特 性 を明らか にする。 次に,
この方 法を,
最も単 純で扱いや すい長 方 形 柱 断 面に適 用し,
そ の弾 塑 性, 崩 壊 挙動 を明ら かに し た結 果につ い て報 告す る。
な お, これ ま で, 文 献12
)〜14
)等で は,
古 典 的Shakedown
理 論15 】に従い,
交 番 塑 性 状 態に達す る と塑 性 崩 壊 状 態に達し た と し てい た が, 地震荷重のよ う な 比 較 的繰 返し回 数の少ない場 合につ い て は, この評価 基準 は厳 しす ぎると 思われるの で,
本 研 究で は,
交番 塑性限,
界後につ いて も,
その定式 化を行っ てい る。2.
解 析 方 法 本 章で は, まず, 本 研 究で用い る解 析 手 法の概要につ い て報 告 する。2.
1
仮 定 本研 究で対 象 と す るの は,
正 負 対 称 な領域 内 を任意に 変 動する一
軸 繰返し変動 曲 げ を受ける一
定軸圧下の鋼柱 断 面であり, 陽な形で その応 答 を 求め る た め,
以 下に示 す よ うな仮 定 を採用 する。
1) 柱の変 形は,
断 面 剛の仮 定に基づ く,い わゆる梁・
一
60
一
柱 理論に従う。
2) 柱 断 面に生じる内 力は,一
定 軸 力と繰 返し変 動 曲 げモー
メ ン トの み であるとし,
せん断力の影 響.
は,
無視 する。3
) 柱 断 面は,
曲げ変形 軸に関し て対 称で あ る。 4) ひず み一
応 力 関 係 は,
降 伏 後の接 線 係 数 を 正,
ま た は0
と す るBi−linear
型 と す る。
ま た,
ひずみ硬 化 則 と し て移動硬化 則を採用し,
荷 重の繰り返しに伴う ひず み一
応 力 関 係の劣化,
軟 化等の現象は生じ ない もの と す る。 な お,
次節以降で は,
本研究で扱う正 負対 称な領 域 内 を任 意に変 動す る曲げ を,
そ の変動領 域が 正負対称であ るとい う視 点か ら,
正負 対 称 型 繰 返し変 動 曲げ と呼ぶこ とにす る。 2.
2.
正負対 称 型 繰 返 し変動曲げ と一
定 軸力 を 受 け る 柱 断 面 さ て,Fig.
1に示す よ うな,
材 軸 方 向 を z 軸 とす る コ匚軸に関 して対 称な柱 断 面を考え,
議 論の展 開を容 易に する た め,
次 式の よ う な無 次元化量 を導入 し て おく。E=
(ε/ε,),
ε ‘ρ〕=
(ε「n/ε∂,
∂=
(σ/σ y)E。
=
(ε。/εy),
i=
(x/κy),
n=
(NINy )m
;
(M /lし勾),
ξ= (y
/H),
e 置= 伍「ε/E}・
……・
…・
…一 ・
・
……
〔1.
a−1
} こ こ に ε : ひずみ, εy :降 伏ひずみ,
ε[pl :塑 性ひずみ σ :応 力,
σ。 :降 伏 応 力,
ε。:軸ひずみ x :置 軸 回り の曲率,
Xy (=
2・
〔εy/H
)):x 軸 回 りの 降 伏 曲率 ・ 鋤 睦 ・…1
:
1
:
b・
・ξ)・降 伏 勸M
:x 軸回 りの曲げモー
メ ン ト〈
N,
rc〉
2 σ σ,
一
一
一
一
一
厂一
一
tan11 (五)一
ε 7 ε r、
一
σ7 tan−【
(Et) ε〔 K工ne皿atic Strain
−
Hardening )Fig
.
1Beam−Cotumn
Subjected
to Repeated Variab【e Bending under Constant Axial ForceM
・ {一
・’
・・’
H2 ・
.
[
:
1
:
b ・
ξ 2・
d
ξ)・・a
」… 降 伏 モー
メ ン トE
,:降 伏 後の接 線 係 数 (≡
dσ/dε),
E :ヤング係 数H ,b
:柱の た て お よび横 幅 であり,
軸 力,
軸ひずみ は,
引 張 側 を,
ま た,
曲 げモー
メ ン ト,
曲 率は,
y=H
/2側が凸と な る場 合を正 とし て い る。
” こ の柱 断 面は,
外 乱と して,
前 述の ように,
次 式で表 さ れ る一
定軸 力と x 軸回 りの正負対 称型 の繰返 し変 動 曲 げ (曲 率 ) を 受けるものとする。
n
=一
疋一2
*・
・
imm
≦fi≦im。 .=
2 *…・
…・
………
(2.
a,b
) こ こ に,
2* (≧0>は,2
の 変 動 領 域の大き さを表すパ ラ メー
ター
であり,
0か ら単 調に増 加す るものとす る。
さて,
本 研 究で用い る解 析 手 法は,2
を,
(2.
b}式で 与えられ る領 域 内で,2=
± 鑓 の状 態を含む任 意の履 歴 に沿っ て変 動さ せ,
収れ ん状態到 達 後,
そ の変 動 領 域の 大き さを漸 増させ るという操 作を連 続 的に行っ た時の柱 断 面の応 答 挙 動 を追 跡しよ うとするもの で あ り121”
14),
収れん状 態 到 達 後の,
軸ひずみお よ び曲げモー
メ ン トの 応 答 領 域は,
それぞれ,
次 式の ように表さ れるtEtl。
Min
(EOi,
EOt
)≦E
。≦Max
(Eei
,
ξ,2)ML ≦m ≦M 、
……・
…・
・
……・
……一 …
(3.
a,
b) こ こ に,
(EOi
,
Ml )お よび (EOt,
M2 )は,
そ れ ぞ れ,2
=一
楚 お よび2=
鑓 に お け る軸ひずみ,
曲げモー
メ ン トの応 答 値であ り, ま た,Max
( ),
Min
( )は,
かっ こ の 中の値の最 大 値お よ び最 小 値の意である。
ところで,
2;一
舮 の時の柱 断面の状 態と2=
鑓 の時 の そ れ とは,
X 軸に関し て対 称とな るから,
次 式が成 立 する。
’EOi
=Eo2,
M2
=−
m !≡ ηゼ *・
・
・
…
一・
・
一一・
・
(4.
a,
b
) (3.
a,
b
)式お よ び (4.
a,
b
)式よ り,
軸ひずみ :Eo
は,
鑓 の関数 として一義
的に決 定され,
収れ ん状態到達後 は,
iを (2.
b
) 式で与えられ る領 域 内を変動さ せ て も, そ の値は変 化 し な い こと,
ま た,
曲げモー
メ ン ト:m の応答 領域 は,
次 式の よ うに表さ れ るこ と も,
容易に わ か る。
−
m * ≦?π≦m *・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一
:・
…
一
…
tt・
・
(5 ) 我々 の 目標は,
与え ら れ た一
定 軸力 :n の下で,
針 の値 を0か ら単 調に増 加さ せ た時の ε。お よ び m *の 応 答を求め ることであ り,
次節で は, その基 礎 式の誘 導 を 行う。 2.
3 基 礎 式の誘 導 2.
3.
1 ひずみ お よ び応 力の応 答 領 域 さ て,
梁・
柱理論に従えば,
柱断 面の任 意 点の ひずみ は,
9
,=
」L
.
(ε 〇+y.
z)=E
。+2・
ξ・
2…
一
・
…
−ttt
…
ttt
(6) εy で与え られ る か ら,
前述の よ うに,軸ひずみ :E。は, 鑓 の関 数と し て一
義 的に定ま ること を考 慮す れば, 任 意 点 の ひずみの応答領域は,
次 式の ように表さ れる。
9mSn
≦E
≦Emax・
・
・
・
…
一・
・
・
…
−t・
・
…
tt・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(7 ) こ こに,
Emin
=Eo− EamP,
Emax
=9
,十εamp−・
・
ttt
・
t・
(8.
a,
b
)ま た
,
9amp=
2・
1
ξ1
・
i
*・
一・
・
一・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
『
・
…
(9)一
方,
柱 断 面の任 意 点の応 力の応 答 領 域は,9min
お よ び 2maxに対 応する応 力を,
そ れ ぞ れ,
∂min お よ び ∂msx と する と,
降 伏 後の 接 線 係 数 ;et を 正 ある い は 0 と し て い る か ら,
(7
)式 と 同様,
次 式のよ うに表され る。
∂m、
n ≦δ≦∂m。
.・
…・
………・
………一 一・
一
(10) な お,
(8.
a,
b
)式お よび(
9 )式より,£min (
一
ξ);9mln
(ξ),
Emax
(一
ξ)=
Emax(ξ〕
9amP
(一
ξ)=EamV
(ξ) εmin (ξ)+ £ x(ξ)=
2・
E。 登 (ξ)− Emi
。(ξ)=2・9
。mp(ξ)・
……一 …
(11,
a−
e) ま た,
∂min (一
ξ〉=
∂mln (ξ), ∂max 〔一
ξ)=
∂ma.(ξ)”tt”鹽
’
』
’
鹽
’
’
’
”鹽
’
”鹽
’
・
・
・
・
…
(12
,a,
b
) が成 立する ことは,
自 明であ ろ う。 2.
3.
2 (9m
、n,
Em
。 .)一
(am、
。
,
∂ma.
)関 係 12 ♪−
14 )・
]5〕次に
,
(Erntn
,
Emax
)一
(∂mln,
∂max }関 係 を導く(Fig.
2参 σ.
σ
【
ε a)−
1 く ε扁n.
ε■T
< 1(
σ + 〔1−
et)曲
ど 1nσ
一
図齧
一
一
髄1
ε 01nn1 ε
尾轄
II ε
一
隅
一
一 翻
罵
Fh σ厂
脚
一
A
1圏
σ巴
e8斷
ε
一
1一
1■
一
一
■
一冖
σ濯呻
「
ど b}E輔
鬢
一
E耐”
〈 2,
E.
1圃
≦−
1醜
σA
一
一
σ=
e2°
ε十 σ困【一
一 一
一
一
一
鬮鬮
IE一
A
一
1,
σ=
ε副開
σr
イ
P
,
r−
I
I
冖
ど
on ε嗣零
ε脚
口一
胃
,一
臨
1 σ 扁卿
c)εrPtt
一
ε H門
く 2・
1 ≦ ε即曜
d)2 ≦ ε凶矗
一
εal■
σ=
et.
.
ど−
ユロ
.
A
ユA
−
E・
;
!
了 (‘
漁
+E−
)・
σ
・
=
T
(σ
唐・
+σ
一
)Fig
.
2 (ξmm,
Emax)一
{∂mln,
∂max )Relations照)。 ひずみ は
,
よ く知ら れて いる よ うに,
弾 性ひずみ と塑 性ひずみ の和と して表さ れ る が,
正負 逆の降 伏が繰り返 し起こる交 番 塑 性 状 態に達す る までは,
降伏曲面上 の 応 力状態につ い て生じ る塑性ひずみ は,
すべ て の応答に対 して共 通であ る か ら,
(7 )式の ひず みの応 答 領 域 と (10) 式で与え ら れ る応力 の応 答 領 域との問に は,
次 式の関 係 が成 立す る。
∂+
息
d
ε・1 こ こに,義
( ):初 期 状態 か ら現 在まで の履 歴に沿っ た積 分 th一
ヒ式よ り, 移 勤 硬化 型の ひずみ硬 化 則を採用している の で,
Em。x−
9mln=
2とな っ た とき,
交 番 塑 性 状 態と な るこ と を 考 慮 すれ ば,
交 番 塑 性 状 態に 達す るまで の (emin, εm。 .)一
(∂,、Sn,∂、,ax )関 係は, 降伏 曲面上の応 力 状 態にっ い て は除 荷は生じ ない とい う条 件の下 で, 次式 の よ うに表さ れる。
a)−
1〈Emtn,9max
<1の と き ∂m且。=E
、、tn, ∂ma.=
・
9max…・
………・
・
…
(]3.
a,
b
)b
)Emax−
Emi。
〈2,
9rnlt、
≦−
1の とき ∂m,。=
et・
Em、.一
〔1−
et)・
・
…・
・
・
・
……・
……・
〔14.
a>
Omax=
(Emax− Emtn
)十 et’
Emin−
(1−
et)’
…
(14.
b)c)
Emax− 2mi。
〈2,1
≦9ma
.の と き∂max = et
・
9max十(1−
et>…・
・
・
……・
……一
(15.
a)∂min
=
(Emin−
Emax)十 et’
Emax十(1−
et)・
…
(15.
b
)
一
方,
交 番 塑 性 状 態 到 達 後は,
前 述の よ うなひずみの 応 答 領 域と応 力の応 答 領 域との間の領 域 全 体に わ た る一
対一
の対 応 関係は失わ れ る が,
∂m1.,
∂m。. につ い て は, 9ma.−
9mEn≧2で ある限り,
正 負 逆の 降 伏 曲 面 上に ある と いう条 件か ら,
E,、tn1 ε x を 定めれば,
次 式の よ うに,
一
義 的に決 定さ れ う る 。d
)2≦ε一
9mtnの とき δmi 。;
et・
9mln−
〔亅一
et) ∂=
et’
ξmax 十(1−
et)・
・
・
…
tt・
・
・
・
・
・
・
・
…
(16.
a,b
) (13.
a,b
)式一
(ユ6.
a,b
}式 が,
降 伏 曲 面上の 応 力 状 態 につ い て は,
除 荷は生 じ ない とい う条 件の 下にお ける(εmin
,
Emax)一
(6min,
δmax )関 係で あ り,
本研究で は,
以 後, a)
,
b
), c)お よ びd
)の状 態 を, そ れ ぞ れ, 弾 性 状 態,
弾 塑 性 (C
)状態,
弾 塑 性 (T) 状 態お よび交 番 塑 性 状 態と呼ぶ ことにする。
ところで,
今,
(91 式 より,
dEamp
≧Od2
* である から,
(8.
a,
b
)式 よOl、
器
・ ・ で…艶
・(
−
d
d2
ξmm*・0
)
逆に,
一
62
一
また,壽
・・ であ れば一
留
≧(
d
ξmaxdfi* ・0
)
湊
(・一一
・… )・ ・ が成 立す るこ とは,
容 易に わ か る。
こ れ は, 軸 力に対す る応答を含め, 鑓 の値 を0か ら単 調に増 加させ て いっ た と き,
軸ひずみ :E。が,
2 * と と もに単 調に増 加す る の で あれ ば, 9ma. , ∂max 側 (引 張 側 )で逆に,
単 調に減 少する の であれば,
Emin,
∂ms. 側 (圧縮 側 )で まず 降 伏 が発 生し,
そ れ ぞ れ,
弾塑性 (T
)状態お よび弾塑 性 (C
) 状態 と なり,
その後,
舮 の増大 と と もに,E,
,
a,
c−
Em、n=
2・
E
。m。が 2と なっ た時点で, ∂m 且。,
∂ . が共に降 伏 曲 面 上に達し,
交番 塑 性 状 態と な ること, また,
いずれ の場 合に つ いて も,
ξ。が単調 に増 加,
あるい は減 少し続け る限り,
∂mm,6
,,ax の 内, 最初に降伏曲 面 上に達し た応 力につ い て は,
ひずみの反転,
す な わ ち除 荷は生じ ない こ と,
さ らに は,
一
度交 番塑性 状 態に達し た場合に は,
(dEo
/d2
* )の値の い か ん にか か わ らず, その状 態が維 持さ れ続け,
再び,
弾性状態あ るい は弾塑 性 (C
),
(T
) 状 態 と は な ら ない こ と を 意 味 してい る。
2.
3.
3 (δm 、。
,∂ma.
)一
(n, m ‡ ) 閧 係 無 次 元 化された軸 力および曲 げモー
メ ン トは,
嚇
・
∫:
1
:
b
(・)・
σ(・)…一
(
σ y・
HNy)
・
f
:
1
:
・(ξ)・
・(ξ)・
・ξm
一
毒
・
f
:
二
:
・
σω・
y・
dy−
(
σガH2My)
・
∫
ll
:
b
・ξ…1
ξ・・
・…鹽
’
’
’
’
’
’
’
’
”鹽
’
’
’
’
’
’
’
’
’
”・
…
(17.
a,
b
) で与え られ る か ら,
b
(ξ)=
〜〕(一
ξ)・
…
『
『
・
・
・
・
・
…
『
7・
77・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(18) および(12.
a,
b
)式の関 係 を利 用 する と,
n お よ びm は,
そ れ ぞ れ,
次 式とな る。・
一
(
σy’
HNy)
・
〔
f
:
、, ・(ξ)・
・… (ξ)・
・ξ・
f
。 1(ξ)
・
∂一
(ξ)・
・ξ〕
一
(
ay・
HNy
)
・
ズ
%
(ξ)・
(・… (ξ)・ ・一 (ξ)〉・
・ξ一
・・
(
σy’
HNy)
・
∫
1(ξ)
・
∂r(ξ}……・
…
(19・
・) m ・一
(
σジH2
乢)
・
〔
yf
:
,,b
・ξ・・
a・
i・
・ξ・・
ξ… ・ズ
/2 ・(ξ)・
・… (ξ)・
ξ・
・ξ〕
一
(
σガH2My
)
・
ズ
/ rbl ξ・… mex ・ξ・一
… n・ξ・・こ こ に
,
・
ξ・
d
ξ …(
σ驚
2)
∫
/2 ・(ξ)・
a. . ,(e
)・
ξ・
・ξ・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一・
・
・
・
・
・
・
…
(19.
b
)・
→
・
(・… + ・… ),
・。
m・−
t
・
(・_ 一
・。tn)鹽
9”鹽
9鹽
”鹽
’
鹽
’
’
”『
’
’
’
’
’
”…
(20.
a,
b
) で あり,
(12.
a,
b
)式か ら ∂r← ξ)=
=
e。
(ξ), a。
m.
(一
ξ)t6 。m。(ξ)…
(21.
a,
b) の関 係がある ことは自 明であろ う。
な お, 交 番塑性 状 態 以 外につ い て は,
∂。は、一
定 軸 力 (固 定 荷 重 )に対す る応 答 を含め た残留 応 力,一
方, ∂。m,は, 2 (au
返 し変 動 荷重)に対す る弾 性 応 答 応 力の応 答 領 域 幅とい う物理 的意味が あ る (Fig.
2
参照}。(13
.
a,b
> 式一
(16.
a,
b>式 を (20.
a,
b)式に代入, (]ユ.
d,
e)式の 関 係を用い て 整理 す る ど,
∂.お よび ∂跚
。 は,
そ れ ぞ れ,
次 式の よ う に表さ れ る。
(弾 性 状 態 )¶
∂丁;
E,’ ∂amP=
含amP”tt’
ttt
’
ttt
’
’
’
”『
”t/
…
(22.
a,
b) (弾塑性 (C
)の状態) ∂r= et・
Eo
十(1−
et)・
EEmp−
(1−
eD・
・
・
・
・
・
…
(23.
a) ∂。m。一
(22.
b
)式…一 …………・
…tt
……
(23.
b) (弾 塑 性 (T
}状 態 ) ∂r; et。
Eo−
(1−
et)・
9amP十(1−
et)・
・
・
・
・
・
…
(24.
a) ∂am 。=
(22.
b) 式・
・
・
・
…一
・
…・
…・
・
……一 ・
・
(24.
b
) (交 番 塑 性 状 態 ) ∂ひ=
et・
90・
・
・
・
・
・
・
…
9・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(25.
a) ∂amp = et’
eamp
十(1−
et)・
・
t・
t・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一・
・
(25.
b
)(
9
)式, (11.
d
,
e)式,
(19.
a,
b
)式および 〔22.
a,
b
) 式一
(25.
a,
b
)式が,
’
こ こ での基礎 式である。
とこ ろで,
2.
3.
2項に 示 し た (9min,
Em 。x)一
(∂mi.
, ∂max )関係は,
降伏曲 面上の応 力状 態につ い て は,
除 荷 は生 じ ないとい う条件の 下で誘 導し たもの であっ た。
こ こで,
〔22.
a,b
)式一
(25.
a,
・
b)式を用い て, こ の条件 が厳密に満 足 さ れているこ と を明らかに してお く。
2.
3,
2項で述べ た よ うに,
こ の 条件が満足 さ れ る た め に は,
(19.
a)式で与え られ る軸 力が一
定,
す な わ ち,
誌
・n・一
・・
(
黔
ハ
護
蒹
1
・・一
・ :…・
…・
……・
…・
………
(26
) の下で,
楚の値の い か ん に か か わ らず,
常に,
dE
。謳 ≧
0 ’
’
’
’
’
”… … tt… … … ’
… ””…
(27・
・) あ るいは,
逆にdE
。齎 ≦D
’
幽
… … … 7… … ’
’
”… ’
鹽
’
鹽
…
(27・
b
) であれば よい。
さ て, (22.
a)式・
一
(25.
a)式の両辺 を2
* で微 分し,
(9>式お よ び0≦et 〈1の関 係 を考 慮す る と,.
次式を得 る。
(弾 性 状 態 )d
∂。
d
ξoπ
=
a
;t
?*F’
’
’
’
’
’
’
’
”
:… ’
”… ’
… … … ’
’
’
”
(28
> (弾 塑性 (C
)状 態 )嵳
象
一 ・ 、・
器
・(1−
・、)・
艶
一
・ ・ge
/
“
;
・
… (・一
・∂・
」ξI
de
,1.
1
≧e・
’
齎’
… … … ’
1
’
’
’
’
’
’
’
”… … 鹽
(29) (弾 塑 性 (T
}状 態〉農
一
・・壽
一
(・一
・∂・
艶
’
一
・番
一
・・
(1−
e,)・
1
ξi
dEo
≦e・
’
評… … ’
”… ’
… … ’
… ’
”… ’
髄
〔30) (交 番 塑 性状態
)d3.
dE
。盛・
=
e・’
齋’
…鹽
”…tttt
… ’
…… ’
’
”…’
…’
(31) こ こ に, (29
)式お よ び (30)式の等 号は,
ξ≡
0,
す な わち,
柱 断 面の 図 心軸上に おい て の み成 立する。
(28) 式一
(31)式より, すべ ての状態に つ し・て,
(d
∂ .ノ
d
鱒 と (dE
。/d
針 )との問に は, その勾配 を1
あ るい は et と す る線形 関係が成 立 するが,
弾 性お よび 交 番 塑 性 状 態 につ い ては,9
,に変勲
がな い限り∂r の増減は生じ ない の に対して, 弾塑性 (C
)お よ び (T)状 態にっ いては, (d
ξ。/d
鑓 ) を0
と す る と,
∂。の値は,
そ れぞれ,
増 加 お よび減 少する こと が わ か る。 これは,
弾 塑 性 (C
)』
状 態 と弾 塑 性 (T
)状態が同じ断 面 上に混 在 し,
互い の6
。の変 動 量 を打ち消し合っ て0
と な ら ない限り,
〔26) 式 を満足 す る た めには,
弾塑性 (C)状 態が出 現し た場 合に は, (27.
b
)式が,
逆に,
弾 塑 性 (T> 状 態 が 出 現 し た場 合に は,
(27.
a) 式 が常に,
成 立し な け れ ばな ら ない こと を意 味し てい る。
ま た,
2.
3,
2項で明ら か に し た よ うに,
(27.
a)式が成 立する の であれば,弾塑性 (C
) 状 態が, 逆 に,
(27.
b)式が成 立 する場 合に は,
弾塑性 (T
)状 態は出現 し ない の で,
弾 塑 性 (C
} 状 態と弾 塑 悦 (T)状 態が同 じ柱断 面 上に 混在する とい う状 態はあ り え ない。』
し たがっ て, (27.
a>式あ るいは (27.
b
) 式 が常に成 立する ことにな り, 降 伏 曲 面 上の 応力状態につ いては,
除荷は生じ な い。
3.
繰返 し変 動 曲 げ と一
定 軸 力 を受け る柱断面 の一
般的 特性に つ いて 本 章では,
前 章で の定 式 化か ら誘 導さ れ る一
定 軸 力の一
63
−一
下で正 負 対 称 型の繰 返し変 動 曲 げ を 受 ける柱断 面のい く つ か の
一
般 的 特 性につ い て明らか にして お く。
i
)軸ひずみ :ε。 は,
n >oの 場 合に は, 舮 の 増大 と と もに,
単 調に増 加し,
逆 に,
n〈0
の場 合に は, 単 調に減 少する。
また,
n=
0の場合に は,
常に,
E
。三
〇 とな る。
これ は,
初 期 降 伏が,
n>0
の場 合に は,R
’・
=1−
n の 時に引 張 側で,一
方,
n〈0の場 合には,
ft
*=1
十n の時 に圧 縮 側で生 じ るこ と を考え れば,
前章で の議論よ り, 自明である。 iD 降伏後の 接 線 係 数 二 et が Qで,
n ≠0の場 合,
断 面 全 体が弾塑 性 (C
)状 態か交 番 塑 性 状態に,
ある い は弾塑性 (T
}状 態か交 番 塑 性 状 態に達し た時,
す な わ ち,
1E
。1
; ]と なっ た と き,
軸ひずみの発散によ る漸 増 塑 性 崩 壊が生じ る。
et が0の場 合,
(29>式,
(30
)式お よ び (3ユ〉式よ り, 弾 塑 性 (C
) 状 態お よび交番 塑性状 態につ い ては,
(de。/d舮)を一
。。 に,
一
方,
弾 塑 性 (T
)状 態お よび 交 番 塑 性 状 態につ いて は,
。 。 に し て も, ∂,
の値に変動 は ない。
軸 力 : n は (19,
a)式で与え ら れ る か ら,
これ は, 柱 断 面 全 体が弾塑性 (C,
T)状 態 あ るい は交番塑 性 状 態に達 し た場 合に は, 軸カー
定の 条 件の 下で, (d9
。/d
鑓 )が一
〇 。,
あ るい は,
QQ とな りえ る こと,
す な わ ち,
軸ひずみ の発 散による漸 増 塑 性 崩 壊が生 じ る こ と を意 味し て い る。 な お,
こ うし た状態 と な るのは,
曲 げひずみが常に 0と な る図心軸上に,
弾塑 性 (C
)状態 あるいは弾 塑 性 (T
)状態が出現す る1Eel
=
1と なっ た と きであるこ と は 明 ら かであ ろ う。
の iii) et>0で,
n≠0
の場合,2
* を無 限 大に して い っ た とき の軸ひずみ :ε。の極 限 値は,
εo=
(n/et)である。
R* を 無 限 大に し てい っ た と きに は, 柱 断 諭 全 体が 交 番 塑 性 状 態と な り,
この と きの軸力は, (19.
a} 式お よ び (25.
a>式 より,
n=
et・
3
。と表さ れる。
し た がっ て,
E。の極 限 値は,9
。= (n/et)と な る。
iv
) 鑓一
πL零関 係は,
軸 力 ; n に対す る依 存性は な く,
柱 断 面の形状,
寸 法,
降 伏 後の接 線 係 数が与え られ れ ば一
義 的に定まる。
また,
それ は,
n=
Oの 時の単 調 載 荷の 場合の2−
m 関 係 と まった く同じもの と なるLl/z]。 舮一 が 関 係は,
(9)式,
(19.
b
)式 お よ び (22.b
) 式,
(23.
b
)式,
(24.
b
)式,
(25.
b
)式か ら得られ るが,
こ れらの諸 式は,
すべ て 舮 の み の関 数で あ り, 鑓 の値 を定め れ ば,
n と は無 関 係に,・
一
義 的に定まる。 したがっ て,
軸 力に対す る依 存 性は金く ない。
また,−
1/2≦ξ ≦0 につ い て は,−
9。,
,
p ,一
∂a、
n。
を,一
方,
0≦ξ≦1/2 にっ い てはE
。 mP,
∂。
mP を, ある特 定の外 荷 重に対 する一
つ の応 答ひずみ お よび 応 力であ る と考えれ ば, これ らの 諸 式は, 例え ば,
文 献17
)にその結 果が与え られ てい る n=0
で,2
を0か ら単 調に増や し ていっ た場合の ぞ一
64
一
れ と な る。 した が っ て, 楚一
mi 関係 は,
n = 0の と き の単 調 載 荷の場 合 と同じ と な る。な お
,
緒 言に述べ たよ うに,
これ らの特 性の 内の い く っか につ い て は, 既に, 逐次 計 算法 を 用いた 数 値 解 析に よ り,
その定 性 的 傾 向は明ら かに さ れて い る が,
本研究 で用い た手 法に よれば,
簡 単かつ 明快に説明さ れ う る。
4.
繰 返 し変 動 曲げ定常履歴曲線につ い て前 2章で は
,
本 研 究で用い る解 析 手 法の概 要を示す と もに, そこ か ら誘 導さ れ る 正負対 称 型の繰 返し変 動 曲げ を受け る一
定 軸 力下柱 断 面の い くつ かの一
般的特性を明 ら か に し た。
ところ で, 2 章に示し た方 法は
,2
は,
(2.
a,b
)式で 与え ら れ る領 域 内 を任 意に変 動す る もの と し て, 収れ ん 状 態到 達 後の軸ひずみ,
抵 抗モー
メ ン ト等 を,1
}の変 動 領域の大き さを示す 計 の閧数 と して求め よ う とい うも の であり,
拶 は,
0か ら単 調に増 加する もの と し て い るか ら,
得ら れ る 針一9
,,
鑓一
ηL * 関 係は,
通 常の荷重 履歴 に沿っ て そ の応 答を求め る逐 次 計 算 法 解 析の視点か ら見ると,2
の値 を,
(2.
a,b
)式で与え ら れ る領.
域 内で,
2
=一
,
2=
fl* の状 態を含む あ る指 定され た載 荷 履 歴 ルー
プに沿っ て繰り返 し変 化させ, その応 答 履 歴が定 常 状 態 となっ た後,
荷重の変動領域 を若 干 大き く し,
同様 な載 荷を繰り返 す15) とい う操 作の結 果 求め ら れ る,
い わ ゆる骨 格 曲 線に相 当する。
一
方,2
章の方 法 を用い て求 めら れ た結果 を用い れば, 与え ら れた 計 の値につ い て,
指定され た載 荷 履 歴ルー
プに沿っ て 2 を変化さ せ た と きの定 常 状 態にお け る応 答 履 歴,
すな わ ち,
定常履歴曲 線 も容 易に求めるこ と が できる。 これ は,
繰返し変動 荷 重に対 する応 答・
を,
残 留 成 分と弾 性 応答成分 とに完 全に分 離 すること がで き,
残 留 成 分が が の 関 数 と し て一
義 的に決 定さ.
れ う るShakedown
限 界まで は,
il
を変動さ せ た時の応 答 量の 変 化は,
すべ て弾性成分 と な るため,
自 明の ことであ る が, 載 荷 履 歴ルー
プに沿っ た応 答 履 歴を順 次追 跡し て い け ば,
塑 性成分の生じ る交 番 塑 性 限 界 以 後につ いても,
同様に求め ら れ る。
今
,
E。,
∂,,
∂。m。 , m # 等の諸量 は,2
章に示 し た方 法 を 用い て求め られてい る もの と し, 2を (2.
a,
b)式で 与え ら れ る領域 内をft
=一
舮,
it
=
・
2* を含 む ある指 定さ れ た載 荷 履歴ルー
プに沿っ て変 化さ せ たと きの定 常2−
m 関 係を考え る。
な お, Eoにつ い て は,
舮 の関 数 と し て一
義的に定ま る た め,
2を変 化さ せて も,
そ の値に変 動はない。
さて,2
.
3 節に示し た弾 性 状 態お よ び弾塑 性 〔C
),
(T
) 状 態につ いて は,
その応 答 を 残 留 成 分と弾性応答成分に 分 離す る こ と がで き,2
を変化 させ たとき の応答量の変 化は, すべ て弾 性 応答と な る か ら, ∂ は,
2の閧 数と して