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布 の曲 げ振動特性 (第2報)布

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Academic year: 2022

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(1)55. 論. 文. 布 の曲 げ振動特性 (第2報)布. の 曲 げ振 動 の理 論 モ デ ル と そ の解 析. 張. Bending. Part. 2. : A. Vibrational. Theoretical. Model. Prorerties. of. Ruquan. Fabric. of. Bending. Zhang,. Mitsuo. 如. 全*,松. 平. 光 男**. Fabrics. Vibration. and. Its. Analysis. Matsudaira. Abstract In. order. vibration. of. having (1). to. fabrics,. different. A. theoretical. of. bending. vibration of. weft. twist. Existence. of. mechanism. a model. weft for. amplitude yarn was was. contacting. of. of fabric. of. equation of. increase. Effect. the. degree. (2) Parameters. (3). clarify. bending. yarn the. density. amplitude. decrease density. clearly different factor. the. ; •¢d. inter-yarn was. and. twist. yarn. decrease 1, •¢d2. Existence. and/or. vibration. of. in. increase the. the. and. of. frictional. The. model. following. 1 st. and. effect. inter-fiber. proposed.. step. those yarn. of of. effect. was. studied. conclusions bending. contacting. were. vibration. duration. period length. samples. obtained. was. ; S 1, S2 and. bending the. derived. decrease. contacting. with. the. pressure. on. shown. with. yarn. was. shown.. type. ; filament. or. spun,. the. effect. on. bending. vibration. (Received (Accepted. 1.緒. during using. for. Publication. was. Nov May. large.. 14,. 1996). 9,. 1997). につ いて モ デル を提 出 し,こ れ に基 づ いて布 の曲 げ. 言. 振動 特性 の解 析 を試 み た. 織物 の 曲げ特 性 は古 くか ら風 合 い を支 配 す る大 き な要 因 とみな されて い る.純 曲 げ変 形 の機構 に関す. 2.曲. る研 究で は,い くつ か の報 告1〜4)が あ る.衣 服 につい. げ振 動理 論. Livesey1)は 曲 げモ ー メ ン ト対 曲率 の ヒス テ レシ. て考 え る場 合,布 の動的 特性 が重要 だ と考 え られ,. ス曲線 か ら,糸 内部 の繊維 間 の摩擦 効果 お よび糸 の. 着用 者 の動 作 に伴 う布 の振動 は衣 服 の動的 な シル エ. 交差 点 にお け る交 差糸 の幾 何学 的拘 束 に基づ く因子. ッ トに関 す る重 要 な性質 の1つ であ る.動 的 な曲 げ. を分 離 して考 察 した.筆 者 らは前報7)にお いて,織 物. 特性 に関 す る研究 で は,泉 ら5)は婦 人 用薄 手 布 の曲. な ど の繊 維 集 合 体 はKES‑LABO‑MODEL‑F2曲. げ振動 特性 を調 べて い る.鮑 ら6)は非線 形 有 限要 素. げ振 動実 験で は,初 期 振 幅が小 さい場合,織 物 の内. 法 に よる布 の曲 げ振 動 につ いて解 析 して い る.筆 者. 部 摩擦 は糸 と糸 との間 の摩 擦 お よび糸 内部 の繊 維 と. ら7)はKES‑LABO‑MODEL‑F2を. 用 い て,繊 維 集. 繊 維 との 間 の摩 擦 に分 離 で き る こ とを報 告 して い. 合体 の曲 げ振 動特性 につ い て検討 し,繊 維 集合 体 の. る.布 の初期 振 動 の とき は,交 差 した糸 と糸 どの間. 内部 摩擦 効果 について考 察 した が,繊 維集 合体 の 内. の幾何学 的拘 束 の ため,布 の曲 げた外側 の面 に露 出. 部 摩擦機 構 につ いて は未 検討 で あ った.. して い る領域 の糸 は引 っ張 られ,こ れに対 して布 の. 本報 で は,布 の曲 げ振 動特 性 を支配 す る摩擦 機構 *金 沢大学教育学部,金 沢市 角間町, Faculty Member,同. of Education,. 曲 げ た内 側 の面 に露 出 して い る領 域 の糸 は圧 縮 さ Kanazawa. 上. T301. University,. Kakuma-machi,. Kanazawa,. **会. 員,.

(2) 繊 維 機 械 学 会 誌. 56. (a) Fig. 1. れ,布. (b). Models of yarn contacting at the cross-—over point and the direction of slippage between yarns (a), and fiber displacement in the yarn (b). の 合 計 で あ り,以 下 の 式 で 表 す こ と が で き る.. の 曲 げ た 外 側 と布 の 曲 げ た 内 側 と の 間 の 領域. の 糸 は圧 縮,引. っ張 り も しな い.布. の 曲 げ た 外 側の. (1) α:す. 面 に露 出 して い る領 域 の糸 と布 の 曲 げ た 内 側 の 面 に. べ り係 数 と定 義 す る.糸―. 露 出 して い る領 域 の 糸 に つ い て 考 え る と,布. が 振動. に 関 係 す る.α. す る場 合,圧. と糸 と. は 大 き い.. 縮 力 と 引 っ張 り力 は変 化 し,糸. の 間 の 接 触 長 さ も変 化 す る.初 期 振 動 時 の 摩 擦 は 主. β:接. は大 き い と,糸 ― 糸 間 の す べ り距 離. 触 係 数 と 定 義 す る.交. 差 した 糸 の 撚 り,撚. に糸 と糸 との 間 に生 じ る す べ り摩 擦 と考 え られ る.. り方 向(S,Z),糸. Fig.1(a)に. 大 き い と,接 触 の粗 さ が 大 き い.. 曲 げ 変 形 を 受 け て い る布 の 交 差 した 糸 間. の す べ り方 向 モ デ ル を 示 す.布. の 振 動 は摩 擦 に よ っ. μ:繊. 糸間 の接触 状態. 表 面 の毛 羽 な ど に関 係 す る.β が. 維 材 料 の 摩 擦 係 数.. て 振 幅 が だ ん だ ん 減 少 し,次 第 に糸 一 糸 間 の接 触 長. N:糸―. さ は一 定 値 に な り,交 差 し た糸― 糸 間 の す べ り摩擦. C0:曲. げ る 前 の糸― 糸 間 の 長 さの1/2. は生 じな い と考 え られ る.こ. dC:接. 触 長 さ の 変 化 量 の1/2.. の 段 階 で は布 の摩 擦項. は主 に 糸 内 部 の 曲 げ に よ る繊 維 の 位 置 の 変 化 を 生 じ る 摩 擦 で あ る と考 え られ る.Fig.1(b)に. 曲 げ に よる. 糸 内 部 繊 維 の 位 置 変 化 モ デ ル を 示 す.図. 中 の 点 線は. 糸 間 の接 触 圧 力.. 従 っ て,半. サ イ ク ル 時 の1つ. 擦 エ ネ ル ギ ーw2は. の 交 差 点 に お け る摩. 以 下 の式 と な る.. (2). 曲 げ られ る 前 の繊 維 の 位 置. 布 の 曲 げ 曲 率 が 変 化 す る 場 合,糸. と糸 と の 間 の接. C1,C2:半. の接 触 圧 力 お よ び 接 触 長 さ,糸 数,接. と糸 と の 間 の摩 擦係. 単 位 面 積 当 た りの 布 の 摩 擦 エ ネ ル ギ ーw3は. 触 の 粗 さ に関 係 す る.接 触 の 粗 さ は 糸 の 撚 り. お よ び撚 り方 向,糸 考 え られ る.糸. (3). と糸 との 間 の 接 触 圧 力 は布 の構 造, γ:構. 触 長 さ は布 の構 造,. 糸 の 太 さ,密 度 な ど に 関 係 す る.糸―. Pi,Pj:織. っ て,曲. る 摩 擦 エ ネ ル ギ ーw1は,曲 の 接 触 長 さ2C0に. 量2dCに. す る.Fig.2(a)に. の 交 差 点 に おけ. こ方 向 の 糸 密 度.. て,よ. こ糸 間 の接 触 長 さ は 変 化. 示 す よ う に,布. が 曲 げ ら れ る前 は. 幾 何 学 的 な 位 置 関 係 に よ り交 差 し た糸 一 糸 間 の接 触. げ られ る前 の 糸 ― 糸間. 長 さ:2C3,2C4は. 生 じ る 摩 擦 エ ネ ル ギ ーw0(2. き,2C3が. げ に よ る糸 ― 糸 間 の 接 触 長 さ の 変 化. 生 じ る摩 擦 エ ネ ル ギ ーdw(2α. 物 の た て,よ. 曲 げ ら れ た 場 合,た. と糸 一 糸 間 の接 触 長 さ の 積 で. げ 振 動 過 程 で1つ. の 構 造 に 関 係 す る.. あ る.. 糸 の横 断 面 形 状 は 円形 と仮 定 す る.交 差 した 糸 が. れ る.糸 ― 糸 間 の 摩 擦 力 は β と μNと の 積 で あ り, す べ り摩 擦 距 離 は,α. 造 係 数 と定 義 す る.布. 平 織 の場 合 は γ=1で. 糸 間 のすべ り. 摩 擦 距 離 は 糸 ― 糸 間 の 接 触 長 さ に関 係 す る と考 え ら. αβμ1NC0)と,曲. 以下. の式 と な る.. の表面 の毛 羽 な どに関係 す る と. 仕 上 げ方 法 に よ って 決 ま る.接. あ る.従. サ イ ク ル の 振 動 開 始,終 了 時 の 接 触 長. さ の1/2.. 触 状 態 も変 化 す る.摩 擦 エ ネ ル ギ ー は糸 と糸 と の 間. 一 定 値2C0で. 変 形 量 が小 さ い 場 合,糸. βμNdC)と. T302. あ る.曲. 増 大 す る に伴 っ て,2C4は. げ られ る と. 減 少 す る.曲 げ. 自身 の 伸 び や 圧 縮 は小 さ い.

(3) (論 文 集)Vol.50,No.11(1997). 57. (a) Fig. 2. と仮 定 で き る の で,2C3の 等 しい と考 え られ る.曲. Length of yarn contacting at the cross-over point (a), and change of yarn contacting length during bending (b).. 増 大 量 と2C4の げ 曲 率Kが. 2C3の 増 大 量 お よ び2C4の. (b). 減 少量 は. 曲 げ振 動 過 程 で,半. 変 化 す る場 合,. 減 少 量 も変 化 す る.す. サイ クルの 曲率半 径 の変化 量. は(ρ1‑ρ2)で あ るの で,半 ーwは. な. サ イ クルの摩擦 エネ ルギ. わ ち 交 差 し た糸 間 の 接 触 長 さ は 曲 げ曲 率 の 変 化 に 伴 って 変 化 す る.Fig.2(b)に. 示 す よ う に,曲. (8). げ られ た で あ る.. 織 物 の 曲率 半 径 が ρ に等 しい と き,交 差 した 糸 間 の 接 触 長 さ2Cは. 試 料 の 長 さ は3cm,幅1cmと. 曲 げ られ る前 の 糸― 糸 間 の 接 触 長 さ. 2C0と そ の と き の 糸 ― 糸 間 の 接 触 長 さ の 変 化 量2SS1. 行 板 の 初 期 距 離 をh0と. と の 合 計2(C0+SS1)で. 1.62/h08)で あ る た め,曲. あ る.図 示 の 幾 何 関 係 か ら以. し,振 動 さ せ る.平. す る と き,布. の等 価 曲 率 は. げ ら れ た 布 の 面 積 は πh0/. 1.62で あ る.布 静 止 時 の 曲 げ曲 率 半 径 を ρ0と す れ ば. 下 の 関 係 が 予 想 さ れ る.. 曲 げ振 動 の 過 程 で 織 物 の 曲 げ 曲 率 半 径 ρ は ρ0を 中. (4) e:交. 差 した 糸 の 半 径. δ:幾. 何 学 係 数 と定 義 す る.布. 心 と して 往 復 振 動 す る.ρ1ρ2は ρ20に近 似 で き る.す る と,(8)式 は次 式 と な る.. の幾 何学 構造 に関. 係 す る. ρ:曲. げ 曲 率 半 径.. 従 って,接. 触 長 さCは. (9) 以 下 の式 と な る. 振 り子 の 粘 性 抵 抗 を 無 視 で き る 場 合,振. (5). り子 系 統. の エ ネ ル ギ ー損 失 量 は布 の 内部 摩 擦 エ ネ ル ギ ー に 等 しい と 考 え られ る.振. 上式 を微 分す ると,. り子 振 動 に お い て,半. ル の 振 幅 の 減 少 量 を(d1‑d2)と. (6). す れ ば,半. サイク. サ イクル. の エ ネ ル ギ ー損 失 量wは. と な る. (6)式を(3)式 に代 入 し て,摩. 擦 エ ネ ル ギ ーw3は. (10). 以 で あ る.. 下 の式. k:振. (7). 従 っ て,半. り子 の 等 価 ば ね 定 数. サ イ ク ル の エ ネ ル ギ ー 損 失 量wは. と な る.. (11). ρ1,ρ2:半 サ イ ク ル の 振 動 初 期 お よ び 終 わ りの 布 L:振. の 曲 げ 曲 率 半 径.. り子 の 長 さ.. :平 行 板 の 中 心 l か ら振 り子 固 定 点 の 長 さ.. T303.

(4) 繊 維 機 械 学 会 誌. 58. h1,h2:そ. れ ぞれ 振動 半 サ イクル の初期 お よび終. わ り の 平 行 板 の 間 隔.. (16). 振 幅 は小 さ い の で,(h1+h2)は2h0に. 近 似 で き る.. (11)式は 以 下 の 式 と な る.. (12) ρ=h/1.62で,(12)式. で あ る.. を 変 換 し て 下 式 と な る.. 3.実. (13). 験. 織 物 の密 度 お よび糸 の撚 りの影 響 を調 べ るた め に,石. (9)式を(13)式に 代 入 して 以 下 の 式 と な る.. 川 県 工 業 試 験 場 で,15種. 類 の 平 織 り組 織 の 織. 物 を 同 じ製 織 条 件 で 試 作 した.Table (14). 1に 試 料 の よ. こ糸 条 件 の 明 細 を ま と め て 示 し て い る.た 6.7Texス (300t/m)を. 従 って,半 サ イ クル後 の振 り子 の振 幅 の変化 量 は. 3.78cmと. (15). した(の. て糸 は. パ ン ラ イ ク フ ィ ラ メ ン トポ リエ ス テ ル 糸 用 い,布. の た て 方 向 の 密 度 は240本/. 統 一 し た.通 り 抜 き,シ. 常 の ポ リエ ステ ル布 仕 上 げ. リ コ ン系 柔 軟 剤 仕 上 げ,テ. ンタ. ー に よ る幅 出 し). 布 の 曲 げ 振 動 特 性 はKES‑LABO‑MODEL‑F2 と な る.1サ. イ クル 後 の振 り子 の振 幅 の 変 化 量:△. を 用 い て,試 験 機 の 出 力 信 号 をA/D変. d1は. ル を 通 して,コ. Table. 1. Weft. Yarn. Conditions. T304. 換 モ ジ ュー. ン ピ ュ ー タ に 入 力 した.取. り込 ん だ. デ ー タか ら,曲 げ振 動 の4つ. の パ ラ メ ー タ7)(第1段. 階 の振 幅 減 少 量 △d1,第2段. 階 の 振 幅 減 少 量 △d2,. for Fabric. Samples.

(5) (論 文 集)Vol.50,No.11(1997). 59. して お り,糸. と糸 と の 間 の 交 差 点 数 が 大 き くな り,. そ の結 果,△d1が. 増 大 す る.△d1が. 振 動 持 続S1,S2は. 減 少 す る.ま た,同 一 グ ル ー プ 内. 増 大 す る結 果,. で は 曲 げ振 動 パ ラ メ ー タ の 数 値 が よ こ糸 密 度 の 変 化 に 対 して 必 ず し も比 例 的 に は変 化 して い な い こ と も 示 さ れ て い る.例 本/3.78cm密. え ば,Aグ. ル ー プ を考 え る と,97. 度 の と き の △d1は135×10一2cm/sで. あ る の に 対 して,84本/3.78cm密 は1.23×10‑2cm/sで 度 の変 化 率1.15に 方D,Eグ. 度 の と ぎ の △d1. あ り,両 者 の 変 化 率(1.10)は 密 比 べ て や や 小 さ くな っ て い る.一. ル ー プ を 例 に す る と,△d1は. の 増 加 に よ り,1.3‑1.5倍. よ こ糸 密 度. 増 大 して お り,密 度 の変. 化 率 に 比 べ て 大 き くな っ て い る.こ. れ は よ こ糸 の密. 度 が 増 加 す る こ と に よ っ て 単 純 に糸 の 数 量 が 増 加 す る ほ か に,た. て 糸 と よ こ 糸 と の 間 の 接 触 長 さC0お. よ び 接 触 圧 力Nの Fig. 3. 第1段. Relationship between yarn four parameters of bending 階 の 振 動 持 続 時 間S1,初. 1cm,長. さ3cmで. が 明 らか に 示 さ れ,理. 期 振 幅 値 の1/5に. 至 る ま で の 振 動 持 続 時 間S2)を. る.実 験 は す べ て 温 度295±3K,相. 4.2撚. 振 動 させ. 対 温 度60±5%. 次 の6つ. こ糸 密 度 お よ び 糸 の 種 類 の 点 で. の グ ル ー プ に 分 類 した.す. 本/3.78cm,8.3Texフ. 果 お よ び考 察. 4.1密. りの 影 響. 上 記 と 同 様 に,よ. 環 境 下 で 行 っ た. 4.結. 影響 が存 在す るこ と. 論 誘 導 式(16)は構 造 特 性 を 反 映. で き る と考 え られ る.. 測 定 した.試 料 は 幅. あ り,初 期 振 幅0.1cmで. 影 響 が 現 れ て い るた め と考 え ら. れ る.そ れ ゆ え(16)式でN,C0の. density and the vibration.. な わ ち,(a):97. ィ ラ メ ン トよ こ糸 よ り構 成 す. る サ ン プ ルNo.1,No.2,No.3,(b):91本/3.78 cm,8.3Texフ. 度 の影 響. ィ ラ メ ン トよ こ糸 よ り構 成 す るサ ン. プ ルNo.6,No.7,No.8,(c):84本/3.78cm,8.3 布 の曲 げ振 動特 性 のパ ラメ ー タ はす で に報 告 し た7).曲 げ 振 動 特 性 の4つ をFig.3に. 示 す.た. のパ ラメ ー タの 実験 結 果. だ し,こ こ で は よ こ糸 の撚 りの. 相 違 に よ っ て 分 類 し た5つ て い る.す. な わ ち,5つ. Tex,2524t/mフ. の グル ー プの結果 を示 し の グ ル ー プ と は,(A):8.3. ィ ラ メ ン トよ こ糸 よ り構 成 す る サ. ン プ ルNo.1,No.6,No.11,(B):8.3Tex,1024t/m フ ィ ラ メ ン トよ こ糸 よ り構 成 す る サ ンプ ルNo.2, No.7,No.12,(C):8.3Tex,無. 撚(24t/m)フ. ィラメ. ン トよ こ糸 よ り構 成 す る サ ンプ ルNo.3,No.8,No. 13,(D):8.4Tex,1800t/mコ. ッ トン よ こ糸 よ り構 成. す る サ ン プ ルNo.4,No.9,No.14,(E):8.4Tex, 800t/mコ. ッ トン よ こ糸 よ り構 成 す る サ ン プ ルNo.. 5,No.10,No.15で. あ る.Fig.3中. 3枚 の平 均 値 で あ る.同 加 す る に従 い,△d1,△d2は. の点 は 各 々 試 料. 一 グル ープ 内で は密度 が増 増 大 し,S1,S2は. 減少. す る こ と が 示 さ れ て い る.(16)式 と の 関 係 を検 討 す る と,よ. こ糸 密 度 が 増 加 す る こ と はPjの. Fig. 4. 増 加 を意 味. T305. Relationship between yarn four parameters of bending. twist and vibration.. the.

(6) 繊 維 機 械 学 会 誌. 60. Texフ. ィ ラ メ ン トよ こ糸 よ り構 成 す る サ ン プ ルNo.. じ製 織 条 件 で も布 の 密 度 お よ び糸 の撚 りに よ っ て,. 11,No.12,No.13,(d):97本/3.78cm,8、4Texコ. 曲 げ振 動 特 性 値 の 違 い が 明 らか に な っ た.今 後,布. ッ ト ンよ こ 糸 よ り構 成 す る サ ン プ ルNo.4,No.5,. の 構 造,糸. (e):91本/3.78cm,8.4Texコ. ッ ト ン よ こ 糸 よ り構. び曲 げ 振 動 特 性 値 の分 布 と衣 服 の 揺 動 時 の 外 観 美 と. ッ ト ンよ こ糸 よ り構 成 す る サ ン プ ルNo.. 14,No.15で Fig.4か. あ る.得. られ た 結 果 をFig.4に. ル ー プ は第1段. d1さC0は 減 少 し,第2段. ィラ. 階 の 振 幅 減 少 量 △d2は. い て,曲. これ に. 糸 に撚 りが 少 な い 布(No.3,No.8,No.13)で. 1)布. は,よ. 考 え ら れ る.こ. ら れ る.よ. 2)布. C0は 減 少 し,そ. の 結 果,糸. △d1,△d2の. 小 さ く な る と考 え. こ糸 撚 り数 が 増 大 す る に つ れ,接. 触長 さ. げ振 動 パ ラ メ. 増 大 し,S1,S2は. 減 少 す る.. 変 化 率 は 必 ず し も密 度 の 変 化 率. に 対 応 しな い.密. 度 が 増 加 す る こ と に よ って 単. 純 に糸 の 数 量 が 増 加 す る ほ か に,た. 一 糸 間 摩 擦 も小 さ く な. 糸 と の 間 の 接 触 長 さC0お. に 繊 維 ― 繊 維 間 摩 擦 は増 大 す る こ と に な る.. そ れ ゆ え △d1は. 下 の 結 論 を 得 た. 階 の振幅 減少 量 の理論. の 密 度 が 増 加 す る に 従 い,曲. ー タムd1 ,△d2は. 大 きい と. れ に対 して 糸 内 部 の 圧 力 は小 さ い の. で,糸 内 部 摩 擦 は小 さ く,△d2は. の 曲 げ振 動 の 第1段. 計 算 式 を 誘 導 した.. こ糸 は ほ ぼ 単 繊 維 状 に 配 列 さ れ て お り,接 触 長 さC0 は 大 き く,摩 擦 も大 き く,(16)式よ り△d1は. モデル の正 当. 織 し た15種 類 の サ ン プ ル の 曲. げ 振 動 特 性 値 を調 べ た 結 果,以. こ. の 内部摩 擦 に基 づ. げ 振 動 モ デ ル を提 案 した.本. 性 を検 証 す る た め,製. 増 加 し,S. れ ら の グ ル ー プ の 中 で,よ. 論. 布 の 曲 げ 振 動 特 性 に つ い て,布. 階 の振 幅 減 少 量 △. 対 して 増 大 し て い る.振 動 持 続 時 間S1は 2は 減 少 して い る.こ. 5.結. 示 す.. ら糸 の 撚 り数 が 増 加 す る と と も に,フ. メ ン トa,b,cグ. り,逆. 維 素 材 に よ り接 触 係 数 β お よ. の 関 係 を解 明 し よ う と考 え て い る.. 成 す る サ ン プ ルNo.9,No.10,(f):84本/3.78cm, 8.4Texコ. の 構 造,繊. て糸 とよ こ. よ び 接 触 圧 力Nに. 及. ぼ す 影 響 が 存 在 す る こ と が 明 らか に な っ た.理. 糸 と糸 と の 間 の 摩 擦 に 関 連 し,△d. 論 誘 導 式 は布 の構 造 を 反 映 で き る.. 2は 糸 の 内 部 摩 擦 に 関 連 す る こ と が 明 らか に 示 さ れ. 3)糸. の撚 り が 増 加 す る に従 い,フ. ィ ラ メ ン トグ. ル ー プ の 場 合,△d1は. 減 少 し,△d2は. ル ー プ の 場 合 は撚 りが 増 加 す る と と も に,△d1,△. る.S1は. 減 少 す る.コ ッ ト ンス パ. d2は. ン グ ル ー プ の 場 合,△d1,△d2は. た.コ. ッ トン ス パ ンよ こ糸 か ら構 成 す るd,e,fグ. 増 大 す る こ と が わ か っ た.フ. ィ ラ メ ン トグ ル. 増 加 し,S2は. 増大 す. 増 大 し,S1,. ー プ に 比 べ て ,短 繊 維 よ り構 成 さ れ て い る た め,糸. S2も. の 撚 り が 増 加 す る と,糸. の影 響 は 顕 著 で あ る.(16)式 で 接 触 係 数 β が 存 在. の 内部 繊 維 は緊 密 に集 合. し,糸 の 内 部 摩 擦 は 増 加 し,△d2は られ る.従 っ て △d2は. る.こ. 参考文 献. りの 増 加 で 糸 自 身 も緊 密 構. 1) R. G. Livesey,J. D. Owen ; J. Text. Inst., 55, T516 (1964) 2) P. Grosberg ; Text. Res. J., 36, 205 (1966). 織 時 の 糸― 糸 間 の 接 触 圧 力Nが. 増 加 し,(16)式 に よ っ て △d1も. 増 大 す る と考 え られ. れ に よ り,製 織 条 件 は 同 じ場 合 で も糸 の撚 り. が 異 な る と き,撚. りが 振 動 特 性 値 に 及 ぼ す 影 響 が 顕. 著 で あ る こ とが 明 らか に な っ た.従. っ て,糸. と糸 と. の接触 状 態 は曲 げ振動 特性 値 に大 きな影 響 を及 ぼす と い え る.(16)式 に お い て,接. れ ゆ え,(16)式 の △. 影 響 因 子 は糸 と糸 と の 間 の 接 触 長 さC0お. 接 触 圧 力Nに. 関 連 す る だ け で な く,糸. の 接 触 状 態 に も 関 連 す る.d,e,fグ 続 時 間S1,S2は,△d1,△d2が 少 し,フ. 3) 篠 原,呉,松. 橋;繊 学 誌,14,170(1958). 4) 松 尾 達 樹,東. 京 工業 大 学 工 学 博 士 学 位 論 文(1968). 5) 泉,丹. 羽;家. 政 誌,32,390(1981). 6) 鮑,高. 寺,篠. 原;繊 学 誌,49,642(1993). 7) 松 平,張;繊. 機誌,49,T324(1996). 8) 川 端季 雄;や. さ しい布 の力 学 と風 合 い,日 本 繊 維 機 械 学 会. 講 習 会 テ キ ス ト,15(1978). 触 係 数 β を 導 入 した こ. と は適 切 で あ る と考 え られ る.そ d1の. げ振動 特 性 値 に及 ぼ す撚 り. す る こ とが 明 ら か に な っ た.. 繊 維 素 材,糸 の 構 造 に 関 連 す. る と い え る で あ ろ う.撚 造 に な る た め,製. 増 大 す る と考 え. 減 少 す る.曲. 謝辞. よび 試 料 の製造 に御協 力頂 いた石 川県 工業 試験 場 の松. と糸 と の 間. 本 義 隆 氏 な ら び に 浜 出 三 朗 氏 に 深 謝 申 し 上 げ ま す.. ル ー プの振動 持 増 大 す る た め,減. ィ ラ メ ン トグ ル ー プ に比 べ て 振 動 が 早 く停. 止 して い る. 今 回 検 討 した サ ンプ ル は す べ て 平 織 で あ る が,同. T306.

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