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スカ植民地経濟と資源

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(1)

アラスカ植民地経濟と資源

覧、

アラスカの入濤講域と資源

アラスカの貿易講成と資源

アラスカの賢源賦・存と聡獲

翻 序

アラスカは北緯五一度一七二度.西経=二〇度i︑幅七三度の間に位置して.五十八萬六千四百李労哩一即ち

  アラス爵植畏塊経濟と資源 ︵*曾︶ .       ︑       輔

(2)

      こ

アメリカ合衆國大陸︵二九七萬三七七六峯方哩︶の約五分の炉一の面積を擁し.而も汎米ブ︐婬ツクの最北端の

回翼を形成する一大地域である◎

 このアラスカは︐一八六七年一エーカ當け僅か二仙︐即ち七百二十萬弗で織シア帝國よリアメリカ合衆國へ

譲渡せられたものであるが︑久しい間國際政治の危瞼なる中心より遠く距勤墾戦争に動権する欝一翼ッパを同

槽⁝の眠を以て眺め得る地位にあった︒しかし蓄今日に於てはテイヒーの篤しくも緒言せる如や﹁東洋に封ずる

アメリカの安全のために忽せにすべからざる前提となってゐδ﹂と言ふべきであらう︒

  *漆巽び鼠出︒ξ矯と拳ド瀞ム魯6饗亀建窪轟§餌ζ鴨ぎ℃践繍畠§甥鈴§ヂ汐08奪回εぎ回内簿﹀℃艶㍉雲♂むな斡蕊鉾

 アラスカ買牧の動機 についてはも㌧この計書⁝の主唱者でもあり蜜ハ現者で亀あった触當時の國務長∵官W︒H・シ藷

ワード︵◎敬の妻鈴a︶の帝國主義的思想に基く領土蘇張政策が明らかに之を物語ってみるが︐この買玉案の有力な

る支持者たる上院議員サムナー︵○り麟讐蕊噌︶のアラスカ領有による諸利手に摩する所論は更に之を明確ならしめ

る◎即ち︑彼は 9漁業及び其他の特構を獲得し得ること ⇔英國のアラスカ領有を阻止し得るごと 薗太築       ザ洋上に於けるアメリカの覇橿保持に必要なる新産業上の利釜を創造し得ること及び ㈲日本及び支那と限のな

き通商を行ぴ得ることを暴げてるる◎

  *類窪曙≦●Ω貧ぎ践蕎沸象ひ鴨§難錠矯峯質㌃鵠やや挙

−シュワードが彼の領士鑛銀簾霞中に.アラスカは勿論︑丁抹領事印慶諸島.ドミ篇ック共和國︐ハワイ及び

(3)

カナダ等の領有をも含ましめてみたごとは.彼の思想の具艦的側面を明らかならしめる︒特にも態との領土櫨

張論を急激に促進し允.要因として︑第嚇︐経濟的債値︐第二墾海軍の職略的債値︐第剛﹃共和敵膿擾張論︑第

四辱地理的決定論が析娼せられてるるごとは注目すべきであらう◎

  *細入藤太郎・アメ墾力領土擾張の理念と帝幽主義の動向︵憂事洋協曾編・アメジカの世界制覇主義解剖所載︶

 アラスカがアメリカの植民地として支配せらる蕊に至って.アラスカは定型的な植民地経国の過程を辿るこ

と蕊なり.アラスカはそれ自らとしての経濟力を持つととなく專らアメリカ経濟に依存するに至った︒アメリ

カはアラスカの包製する無限ともいふべき資源の搾取政策に出 でたのである︒領有蟹田九三八年迄の資源開嚢       による総生産額は實に二十億弗以上拡達すると稽せられる︒

  ・マッグミ碁ン原著悉村完露・アラスカ風轟鱒濁費◎  唾   ド

   輝︒︸曙し岬︶馨もa.蕊◎◎●

 かく︐資源的にのみ観ても.アメサ夢合衆國へ多大の語学をなしつ転あるアラスカは︐今百に於ては﹁毛

       う   皮ラッシュ﹂﹁金鍍ラッシュ﹂め後に叶いて﹁職争ラッシ議﹂の渦中にある︒﹁それはまさ調馬アラスカの職略

旗跡懲の頚塚ならない・しかしジメリヵ合講の職争欝叙するアラスカ植暴郷及び資源σ

持つ重要性は︐職箏規模の鑛大化と長期化とに俘ろて研究の謝象としての意義を愈汝深覧るものと信ずる︒囁

  ︵識︶ 北方圏の戦略朗蛇びにに纏欝的償績の凝究については︑本校腐橋次郎敦授﹁牝方圏の塊敏學的考察仙 ︵本誌第一     號糟載︶を滲照せられたい◎

   アラスカ植畏地経濟と賢源 ︵承曾︶       舜       三

(4)

        ニ アラスカの入露構成と資源

 百五十一萬九千挙方粁の面積を占めるアラスカの総人為激は.剛九四〇年度國勢調査に擦れば.七萬三千二

牽三人で剛李方粁當り︑實に○︒〇五入といふ世界最低の人ロ密度を示してみる︒更に人縫の推移及び最近の

人口構威を見ると次の如くである︒

     第園表 アラスカ人口推移  ︵血肉八○年一繭九四〇年︶

一     剛     一     一     一     一     一

九 九 九 :九 九 八 八 四 三 二 ・一 〇 九 八

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

N 年 年 年 年 年 年 鹿

七 1五 五 六 六 三 三 三 :九 五 四 三 こ=三

、    、    、    、    、    、    、

○ ご ○ :三 五 〇 四

二 七 三 1五 九 五 二

三 八 六 六 二 六 六

(5)

第二表 アラスカ人欝縫⁝成

 /

入/

口!

 、年

構i!

一九瞬○卑剛九二〇年一九薫○確一九四〇

纏 入 ・﹃

志恥五九︑二七丞七三︑○二三?︑一晶五山ハ 菰五︑〇三雰    へ   へ 女男

イ 

黒支露

那本デ

他入入入ン入

外土タ}土

國 國

鐵着

  出i真 字貞

門 生 人入潜艮

瞬菰︑八五七

輔入︑四九九 三四︑五三九

識○︑四九七

三六西○○㎝   ⁝ご五︑奎=

鳳︑二・九 二︒撫 ご九蟹 二七︑八八 二二点ハ︑一血薫入 三一二  五六  嚇二八  九九

:三五

へ  へ

五七 論

一/、四四

二八︑山ハ四〇

*二九︑九八三

  二七八   二六  賊三六  蝋二五

駕三︑九桶二

二〇︑四三五

・穴︑四三ハ⁝

繭七︑九セ四     

一一一・

l

  押鯛  鴫  ㎞点

扁 ノ、 輪_轟 隔幽

 ヘ   ヤ   ヘ   へ

五二ご七為八七六 七六〇六

一一一 l

〇八○入げや  へ  も 

ー・八1六六〇シ煮七

〇〇九九

︵註︶ ◎農静簑蒙げ籍︸び珍奏簿亀艶副のdド鞠◎轟鋼蕊汐ワ轟◎●に擦る︒

  但し一九四〇年総魚群は類膨も自瞥無の韓影馨勺凱畷の影響8ポ90轟瀞やα黛に擦るQ*この中一九︑〇二八入はエスキモー入及びア罫晶ート入である◎

アラスカ植畏触経濟と資源 ︵*曾︶

(6)

      六

 アラスカの米領化後最初の國勢調査が行はれた剛八八○年期來の入欝推移は.第︸表に見らる瓦如くである

が.八九〇〇年に於ける入口の激増現象は︐アラスカの﹁資源経濟的ラッシュしが﹁毛皮ラッシュ﹂より﹁金

事ラッシュ﹂へ移行したことに基くもので勤第工次世.界︹大 戦勃蜘毅徽冨時迄この傾一同は纏い盛んのであった◎㎜鑛⁝藤 資﹇

源たる金蝿はかくしてアラスカ定着昂の人蔭構成をも一賛せしめ勤外來白入と土着人の子孫は彼等の蓮命を開

       お織すべくアラスカに取り淺されたのである︒第煽次世界大意後の世界維濟再建の反響は︐アラスカ維濟へ亀波

及し.更に一九二九年以後の世界的不況はアラスカの人鑓を一九㎝○年の水準にまで引戻すことを妨げたので

あった⑱然し愚一九四〇年に於けるアラスカ入口の飛躍的増加は.まさにアラスカが﹁職撃ラッシ識しに突入

したことによって読明さるべきでありもこれは資源開獲のための定藩入溝の絶封的増加と見るべきではなく驚

國防的要因に基く﹁アズリカ前進基地張化しの具現と考へるべきであらう︒

  *マックミ︾オン著謬書五三頁

 次に入口構成面について考察するに.男女人口の均衡化傾向は︐明らかにアラスカが政治的・経濟的安定の

過程を一翼つ﹄あることを物語るものであり︐また蝸九二〇年以來の白人の急激なる減少は︐既述の如く﹁金

鑛ラッシュしの終焉を示すものに外ならない︒インディアンと露髄せらる蕊申には働多数のエスキモー人及

びア蓼ユー㍗入が包含されてるる◎一九三〇年にあっては︑二萬九千九百八十三人申一萬九千二十八入がエス

キモー入蚊にアリユー︸入である︒之等の土着民は︐主として狩猿︑漁業等に手事するもので︑しかも近代的

(7)

生産方法に依るものではない︒しかし︐アラスカ総人口の約五〇%を占めるインディアンの螢む所謂土藩民維・

濟が︐アラスカ資源の開襲を或る面に於て依然として原始的なものとしてみることは否定し得ない︒また東洋

人の一九二〇年繕事の激減はアメリ﹁カの東洋入移民禁止政策の現はれたること言を倹たない◎

 入口の職業構成の析出は.一國に於ける資源の開獲方絢を示唆すると共に︑その國の維濟獲展度の指標とし

       ぼて或る程度の役割を演ずる︒この立場から︐アラスカ馬弓の職業構成を分析してみやうゆ

            第蕊表 アラスカの全有業人口に封ずる職業別人講構成 ︵%︶

     麺    柵ソ趣顎・・年一二

 一九一〇年

 嚇九二○年

 一九三〇年

一農

欝蟄鑛業

=・閥

 一九・七

四.三=㊧八七 二八・四

M九・七

一七・柵 工 業

哺ご丁九剛六三

一〇・九 交通業

入・七八・九

一〇・八 商 業

三・六五三

六・三 公務理由業

六・五八・九

八・絶 家 箏使用入=な八

嚇入・九ごご・○

叢叢

㊧     簿

闘 入

合 計︑嚇○○・〇

九九・九

九八・六 纏入口に劉する麿業者入海 六一一蓋 四九二 四七︒四

   *東亜研究所謬・太単洋馳域の入臼と土塊利目︑三九一四〇貰に織るゆ

 先づ︑アラスカの有業人口髄⁝は一九一〇緊急四萬人であったがも輔九二〇年及び一九三〇年には夫々二萬七

千入及び二萬八千入に激減してみる︒之は主として︐踊九一五年頃を境として.終末を告げだ﹁金鑛ラッシュ﹂

を廻る外來入霞の潜失に基くものである︒       .

   アラスカ植民漁一経濟と資源 ︵木曾︶ ・      ふU

(8)

      八

 職業歯入織構成を通じて.アラスカ植民地経論の史的獲展の跡を辿ると︑アメリカの領有以暴騰六十年を経

だ一九三〇年に激ても︐アラスカは未だ原始産業的段階にあり.しかも家事勢働ボ鑛山艸労働・漁業螢働・交通

蓮輸勢働が高い比容を示し︐商工業部門は未だ重要性に乏しいことが看取せられる◎殊に亀工業勢働は.主と

して疑点及び漁業に關諾するもので︐近代資本主義薬事に見らる転如き工業化過程にあるものとは類を異にす

る︒かくして.資源開獲の方向も必然的に︐基礎産業部門の獲展の線に沿ふて進みつ玉あることも理解せられ

る¢ 植民地維濟に於ける墨黒力給源の持つ意義は頗る深い︒殊に.生産様式が充分近代化せられざる段階にあっ

ては土着民の勢働力は特に重要なる地畿を占める︒アラスカに於てはその経濟活動は著しく愚案的制約を受け

る特質を有するために醸一ヶ年の中︐剛﹃四ケ月嵩めみアラスカに勢働力を提供する外廓麟〃働者︵企業者をも      ぷ含めて︶は約二萬入︵一九三〇年︶に及ぶと推計せられてるるq

  寒8ぎもα酔纂霧葺霧︑も・く舞穫ムW8rお禽矯℃◎αΦ轟︑

 從って︐アラスカに定着する人嫌の提供する螢働ヵは︐アラスカ植民地経籍.特に竜資源開獲及びその利用

の上に大いなる役割を演ずること篤なる◎いまこの影壁力給源たる定着人口を年齢別に分類し触現在の勢働力

鼓びに潜在的勢働力を考察して見やう◎

(9)

第匹表 アラスカ入縫年齢構成* 弄  内

一九麟○年

一九二〇墾

で九三〇年 一i四オ

蹴︑ぎ瓢公昌

誠︑六六鬼

六、O翼 五一九オ

鰻、

Z三軸

蕊、

ワ残九

六︑〇七八 δ1一繭オ

ご、ェ七六

圏、

ケ九二

滋︑〇九仙 釜−一九オきi闘士オ

 纂

四五オ以上

ご曳九六瓢

ご晶︑一ご一曲

一灘︑△昌品 書  詳

奎⁝

縞充七⁝三九…

六鶴︑繍霊六

臨灘︑〇一晶轟ハ颪造矯

   *磐簿ジ凹搾簿きQ︒魯鎚簿︒︷替プ拶¢.も陰¢・回燈い矯矯℃●鼻○.

   欝︑一九三〇年度のアラス吻入口の年齢溺の滋ジ詳密なる統謙については︑東麗研究所灘・太第洋地域の入濤と土地﹁

   利用・二五貰を滲照をられたい︒      ︑遣

 マックミリオンに從へば︐アジスカに於ては十歳以上の佳民の過牛馬は有業者である◎︷鷹之を基礎として

計算すれば︐十歳以上の入縫籔は次の如き推移を辿ってみることが亘る︒

 ㎞九一〇年   五四︐三四五人︵総人口に署し八四・四%︶

 嗣九二〇年  璽﹃四七一人︵同    七七・一%︶

 一九一二〇年   四六︑七〇五人︵同       七八・七〃%︶      ・

  ︵識︶ 不詳入口を除くβ

   *マックミヲオン著羅誌轡 五五胃蝋︒

   アラスカ植民地経濟と資源 ︵*曾︶       亀  九

(10)

       蝋◎

 勢働力給源としてのアラスカ入試の示す特徴は次の如くである︒即ち

 鱒アラスカの勢働力給源は.一九二〇年及び一九三〇年に於ては︐吋九騨○年に比して.絶封激及び総入霧

に封ずる比率に於ても著しく減少を示してみる︒

 雑輩働力給源として最も質的に優位盤を持つ二〇歳より四十四議迄の年齢暦が︐一九二Q年及び一九三〇年

に於て激減してみることは.アラスカの潜在的勢働力給源が乏しいことを意味する︒

 幅かくして・アラスカ植民地経濟の焚展に俘ぴ・︑甘酸に竜質的に竜・外來勢至力の移入が必要的過程である

       馬と考へられる︒

        欝 アラスカの貿易構成と資源

 外國貿易構成を槍撫することは︐経濟獲展度蚊に資源開巻の方向を明らかにする上に役立つ︒特にアラスカ

の如き植民地経濟を欝む地域にあっては.この面が頗る明瞭に祈議せられる◎

 先づアラスカの外國貿易が全騰として︐本國たるアメリカ合衆愚と如何なる経濟思恋係にあるか︐換言すれ

ば︑アラスカ貿易の合衆國に封ずる依存度を検討しやう◎

(11)

第五表 アメリカ合衆國に封ずるアラスカの貿易依存度 ︵廃位一︑○○○弗︶

藷調理

アラスカの商館晶群繊顎合衆國への商晶輸出額︑.       岬船灘勧璽    ⁝ 澗一

アラスカの商贔総輸入額   i合衆園よりの商晶輸入額    塞 ⁝ ⁝合衆圏への輸入貿易依存度  一  i一

ご九三巴鴨 ㌃  裂  ︸ 薯﹁5⁝註  F囁﹁ 茸Fゴ需ヒ 5 巨⁝畳⁝   崔︸ き⁝ ⁝一 5﹁⁝;理⁝一署 一i       四五︑三八一

四五︑〇五八九九%三〇︑二六九二九︑九九八九九%

一九三五年三七︑=識○三六︑八六入九九%内  ㎝三こ︑三ハ凶三二︑○〇七九九%

繭九三六年六一︑ご五九六〇︑八〇七九九%︸三九︑三曇 蕊九︑〇六〇九九%ゴ

一九三七年六二︑七六三六二︑三六三九九%隅三︑○八三四二︑入六〇九九%

一九三八年五六︑六五〇五六︑︑○早撃九九%四二︑八五一四﹃六七六九九%

       ︷  ︵駐︶ もな欝袖岡浜ざ鶏と︶鰺畷簿9亀9の9もa這囲O鴇℃9轍◎◎◎に罷る◎     本表には︑アラスカよ募舎衆幽への金の輸溝額を含まず◎ 第五表よ参知夢得らる製如く.アラスカの外國貿易は輸娼入共にアメリカ合衆闘に.全く依存するものであるが︐之はアラスカの植民地維濟の性格から必然的に.導き禺さる紮結論で脇ある︒植民地なる竜のは︐國家組織を有する外來民族が他の民族に及ぼす樺力行使を基礎に置く政治的性質の創造物であり︑從って政治組織を       ・纏繊       寧支醗する外來民族が同時に産業活動の根幹の撃退者であ夢︐支配者であるといふ糖民地纏濟の定型化は〜アラスカについてもあてなまる︒      ︑一         ・   *イ瓢一騒プアン癖ヘルアレン︵ト綴鈴鐸︵扁戴無縫吸⑩轟︶原蹴磁惣終制隅繍貯撫切鱈イ・ン避ネシア混物播州の悪熱磯酪閃丁霊鱗 ・℃︸黛・藻欝購灘勲       ゑ  ゑ  ゑ  ゑ  ゑ この植民地維濟の定型化過程は︐アメリカによるアラスカの資源的搾取を意味するものに外ならない︒これ

   アラスオ植民塊経濟と資源 ︵家曾︶       鼎      認識

(12)

      繍二

は︐アラスカに重て生産さるる原料資源の殆ど総︐てがアメリカに輸超せらる蕊窮實をも論明するものである§

勿論︐アラスカの入線が異常に稀薄であ夢︐住民の過孚藪は原島民でその生活程度は低く.更にアラスカ維濟

自尊の資本的蓄積がなく︐殆ど総ての産業部門は外來資本たるアメリカ産業資本によって経螢せられ︐土着民

は之等のアメリカ資本による企業へ直接的叉は聞接的︵主として白人家庭の家事使用人として︶に.その勢働

力を供給し︐與へらる製賃金がその所得の主要部分を形威してみる事實は︑アメリカの資源的搾取と因果的關

係にあるごとは明らかである︒ア.メリ暴怒か急搾取維濟を螢むがために︑アラスカを輩に原料資源供給植

民地の地位に停滞せしむべく築アラスカの行政的自主襟を實質的に未だ認めないのである◎

 然らば︑か蒙る植民地経濟の定型化過程を辿りつ玉あるアラスカは︐アメリカ合衆國の経濟獲展のために如

何なる原料晶を供給し筆また如何なる欝血を求めつ瓦あるであらうか︒

      第六表 アラスカの封黒戸搬円貿易品構成︵羅位鳳︑○○○弗︶

粉油琶類

一 九 三 七 年

     四四

 轍・幽  一輔亀 議高

 側一鴫 一哺 /、

 ヘ  ヘ  へ

七一〇四三ミ八二二

〇六六七  )

一 九 三 八 年

     三四

 一八ニ ヘ  へ  ぬ

五山1六九

・一 Z三二

七九四〇   )

(13)

白銅金

%小

%小

計金

       二七四

    悶九︑六出七

      ︵六M%︶

     二︑九二

       ︵三%︶

     一七︑七七六

     ふハ︑九三八

曳   禽       一一九

    二四︑入三三

      ︵三〇%y

     二︑七七八一⁝一 ご一同

閣閥︑八五七

 ︵竃七%︶

 二︑六四一

  ︵嗣勇︶

二一︑三二鱒

 三︑九九二

 一︑七六蓋

八○︑一三九 ご七︑〇七八 ︵三四%︶ 二︑七九〇歓七︑三ゐハゐハ

  ︵註︶ むな欝識も・簿︒鶏渉蕊紳謎90暁夢⑫¢●憩4お恥汐ワ鴇窃蹄蟻ワ鴇○櫨り算法◎

 先づ野米船出貿易晶構成について見るに︐食料品として魚類が二六〇%.衣料晶たる毛皮が三%︐鑛産晶

︵特に貴金屡︶が三〇%以上を占めてみる︒魚類罐詰は㎞慮製造晶の部門に包含され得やうが.アラスカの輸

出 貿易はその本質的性絡として原料晶貿易の段階にあることは明らかである︒勿論︑水産資源のアメリカへの

食糧供給上の寄與は重覗せらるべく.また金.銅︐白金の職掌的贅源としての貢献も看過し難い︒更に毛皮︐

   アラスカ植民地経播一と資源 ︵木曾︶       ︑       一慧

(14)

輔匹

第七表 アラスカの樹米輸入貿易覇構成 ︵羅位一︑○○○弗︶

金石石木衣食

厨・岡︵ブ ヲ  械

 キ製  膿 類錘晶滴炭類品

 ︵電氣機械類︶ ︵工業機械類︶化學製品︒藥品類娯 樂 罵甲品其     他 δ︑六一2    ⁝二︑八志ハ必ハ  ∵礎︸一〇︑瞬一八(ゐ

n、M門七八︶

七︑九六七

︵回︑一九二︶

︵四︑⁝西山ハ秘    一︑四九七⁝

一︑七ふハニ

剛︑五三ゐハ 歯鮎拶

六%

六%λ%

二四%一八%

三四三%%%

δ︑七八二・    一二︑欝颪四︸ゴ競r

三誠︒臨慨︑三西⁝

︵五︑盛岡門轟ハ︶

轟︑こ八五

鍵濠 嚇 

一︑購換二

一︑七9ハ 

一︑覧四六       二四%

獄一二︑八轟ハ副九六%

五戦%%

八%閣二%

嚇二%

%%%

2

ノ、

九三%

︵註︶むな禦叢げ鋤︸響獣鍔g◎璃僧客9QO毒ワ℃鰹鳥ゐ.に櫨り学芸◎

、.

d

(15)

馴鹿の如き動物費源及び林産資源の國防的役割竜指摘しなければならない働        ・       礎 アラスカが原料供給國としての段階に止まる限り.資源開獲のための諸手段を最も進んだ工業國の一たるア叉婆力に依存せざるを得ないことは︐野選隠蟹に政治的に必然である︒アラスカの封米輸入貿易構成は之を物語るものに外ならない︒アラスカの土入たるインディアンは殆ど自給自足的生活を臨んでみるが︑之と略々向

撒の定藩者たる白入はそ︑の衣食に於て.アメ蓼力に依存する度が頗る大きい︒輸入食料品鮭びに衣料晶は主と

してこれに充てられる︒⁝燃料乃至は動力資源としての︐石炭及び石油は.地質的概査がアラスカ全地域の牛ば

にも饗してみない實情から確定的には言ぴ難いが・石炭は既に幾多の稼行炭田があり・また狸藏量も莫大なる

亀のと推定せられ.石油竜部分的には有望硯せられてるる︒た穿過渡的に.地質的探査の結果が確定し.企業

化する迄は︐アメリカに依存すること髭ならう︒金薦及び同製贔輸入額の中.約六〇%は輸嵐額の約六〇%を

占める鮭罐詰用のブ蓼キ罐であ診︐機械類も罐詰製造粥及び鑛山守が主要なる亀のである◎

 かく見るとき︑少くとも今次世界大⁝戦勃獲前に於けるアラスカ維濟は︑全く定型的な植民地経閉の段階に停

滞し.その経濟的自主性は︐翼シア帝國よリアメサ今古衆論へ譲渡せられてより七十鹸年を経たる今日に於て

亀依然として存せす灘外書貿易もごの基盤の上に構成せられてみるに過ぎない○

鰯 アラスカの資源賦存と開設

アラスカ植畏地経濟乏資源 ︵木曾︶

剛五 評〜

(16)

       一六

 アラスカはその自選納及び費源的特性から の太亭洋岸地域 ⇔内陸地域及び 匂ベーリング海及北極海澹

岸地域の三に分ち得る︒第一の地域は海洋性氣候で︑雨量多く︐地形的には起伏に富み墾森林︑河川︑湖沼に

恵まれ︐アラスカ最大の水産資源地帯を形成してみる◎金︐石炭︐石油の如き鑛産資源も豊富に賦存し︑しか

も運輸交通の便を得てみるため︑之翼賛源の商品化に於ては最も有利な地位に立ってるる︒第二の地域は申央

部の墨原地帯で︐大陸的氣候を有し︐森林が約三分の二を占めてみるから.林産資源としての車輿は頗る大き

い◎鑛産資源としては︐石炭︑石油を始めとしてその他の腰物も賦存する︒第三の地域は氣候的には最も恵ま

れず塾大部分草原地帯で︐農耕に適せす︐専ら馴鹿の放牧に委せられてみるが愁金︐石炭亀石油の賦存は豊富

と推定せられてるる︒いまか玉る賦存上の特性を有する主要資源たる水産贅源及び鑛産資源についてのみ論述

する◎ G水 産 資 源       ・

 アラスカの水産資源は.アメリカ合衆國への食糧尊翰輿の立場から頗る重親せらるべきである◎しかもアラ

スカの全資源上に於て占むる位置竜最大のものである︑一八六七年より一九三七年迄にも十一億二千七百萬弗       ぷ以上の生産高を示してみることは之を立讃する︒いま次に生産高の最近の推移を示さう◎

  誉マックミリオン薯H羅気蒼塾一九五一貫◎

(17)

第八表 アラスカ水産物生産高

0

00

ノ、

〆/!年 亀晶︑︐鋸一渡

其 鯨貝蟹海膨大 鮭

他油類:高高詰

一九二五年一九三〇年

三三︑七四ご.

三一︑九九〇

  八八四

 三︑八五ご

  ご〇七

   五三

  四九二

  六二五

  五流六

  一八四 画九三五卑⁝九三セ年

四〇︑〇三九 三一︑五三露

華ハ空ハ︷

ご.九九ご ﹃=ご胆

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閥山野︑菰七三四四︑五四八  九三二 二︑八九浦嚇  一六五  ご七六  二四〇  四七九  四罎六  嚇ξ八六

五一︑七四三 爾九三八離一九三九年

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四ご︑八山ハ入四〇︑瞬〇四

︵註︶蔦⊥愚度は︒・霧触診≧︶糞g︒;隻ψ鳩回雪竃罫ポ探録ご馨年度は浮︒・霧薮輪く鐸

   苧罵8ぎお旗鷲や熱α◎に櫨〜るO織汽最近の詳細なる統計は帆嘱欝O錺◎鷺路の讐鄭拶櫛㎏畷の舞罵8ぎ困逡b.を馨照のζ

    と◎

アラスカの水産物生産高は︑年亭均約四千萬弗以上に駕してみるが・之はアラスカの全生産額の約孚ばに相

  アラスカ植畏馳纏濟と資源 ︵*曾︶     .       一七

      ㍉       ︐

(18)

      一八   當する◎

  塞瞬九三七年度全生心.額八〇三〇鞠無識に上る︵マックミリオン藩⁝講一激備 一九論ハ頁︶◎

 然らば︐か瓦る水産物は如何なる程度に︐加工過程を経てみるであらうか︒この析嵩には︐アラスカの生産

物漁獲高を把握しなければならない9

     ハ第九表 アラスカ水産物漁獲高推移

一      一      一      一      一

縺@九 九 九 九

O三 三三 三  コ ご  }

 /イ/P生〜度1産

ニ 一 〇 九 1五

年 年 年 年 年 !高

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年 年 年 年 年

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聾額 七 二 〇 九 一・

 ︵誰︶ 5◎欝薫掛︒巳︾葺霞鈴怠亀岡︸漏¢・も陰野や認9に披る本表の生産高は漁獲高なるを以て︑加工生産高は含まない◎

第八表及び第九表よρして加工過程を通じての次の如費﹁追認贋締し︵ノN鋤一樹⑳ 拶駅頭0偽︶を得るのでみる︒

(19)

第十表 アラスカ水産物追熟債額︵羅位一〇〇萬弗︶

年一一一一

 九九九:九

亭「三三三こ二

 七玉:〇五 均年年年年・

追 塘 債 額

     三〇・二

     二四・九

     ニニ三

     三七・○

     二八・六 漁獲額に野する%

三〇八%一九六%

二四六%二五三%

二四八%

 即ち︑アラスガの水産物は加工過程によって︐漁獲額の約二倍牛の償額を追加してみるとと.從ってこの加

工部門に吸牧せらる製勢力及び資本の量も他の産業部門に比して相當大なるべきことが推論せられる◎マック

ミリオンに擦れば︐この産業部門はアラスカの全勢働人口の約八○%を吸牧し︐南東アラスカの漁業冨労働力

給源の逆馬ぱは地元住民り螢働力に依存し︐その中約一〇%はインディアツであり︐南西アラスカに於てはイ

ンディアン跨働力σ占める割合が白入より鞘々多くな妙︑地元饗働者以外は大部分が外嫌餌壷である︒︐而し

て.一九三七年度の漁業に從満した勢働者総数は鳳九三〇年の入難︵五九︐二七八入︶の約一倍牛に達したと

     言はれる︒鼓に於て︐アラスカ水産贅源開焚上に於ける外開勢働力給源の重要性を看過し得ない︒

   アラスカ襯畏飛終濟と資源闇︵太曾︶      ︷九

(20)

三〇

 寒マックミリオン著㎝灘書︒七二一⊥鵡欝熟◎

  霞に︑剛九三九年忌於ける鮭縫詰工場簸は一〇九で︑その雇傭⁝勢働者簸二四︑苗圃馬入公同年アラスカ水産業に從事

  の勢働者縄鍛はミ○︑五七二入︶であった︒§さも農欝8雛簿§鳩¢綴舞尊簡8ぎぢ轟♂や偽q①Vo

次にアラスカの水産業部門はアメレカ合衆國の水産纏濟に於て如何なる地位を蕾むるかを瞥見しやう︒

     第十燭表 アメリカ水産器量に於けるアラスカの地位︵輔九三七雌︶

ア  メ  ジ  カ合  衆  閣 ア  ラ  ス  カ

水産物漁獲高  ︵一〇〇萬封度︶水餅物漁獲額  ︵↓S萬弗︶鮭罐詰生産額 し︵一〇〇萬弗︶

漁  夫  簸

漁  船  三 四︑三五二︒罫     ︸ 一〇〇・八⁝

     ⁝   」左

=死︑五四四⁝

七照︑八四ρ       八三四・八⁝     一  一四・七⁝     ︸ 四甲五     ︸

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A.○蔽八⁝

     ㎝ 合 衆 幽 に甥 す る %     繍九︑・一%     晶四孟%     八三・七%      八・九%      八・○%

︵註︶雛鐸鍾舅≧・・夢・酵鼠蓄9紅藻ゆも藁ぷ及び℃西霞に櫨る︒アメ夢力合衆國の鮭錘諮生塵額は︑ワシン

    トン甥︑オレ.訟ン甥及びアラスカのム潤計である◎ ・.軍

回九三滋年に於て.アラスカは水産物漁獲高に於て︐合衆國の約二〇%︐また金額に達て一五%を占め.鮭

(21)

罐詰生産額は約八四%に上る◎轟ユーイングランド諸州及び南大西洋及ガルフ諸州と合して勤アメリカの水塵

物生産額の約六五%を占める重要なる役割を演じつ玄ある︒最重要藁箒業部門たる鮭罐詰に至っては實に.太

海洋諸州の全生塵額の八四%以上を占め.一九三六年度に於ける鮭罐詰工場への投資は六千萬弗に蓬した◎

 以上のやうな構造の上に立つアラスカの水産維濟はもアメリカA欝下乗経濟への寄漸興のみならす灘アラスカ自

身の維濟に於ても重要なる地位を占めること論を挨たない︒即ち螢業的漁獲が藁蕎制となってみるため︑その

冤許税及び漁業税牧畜はアラスカの歳入総額の五〇%乃至八○%を占めてみることは之を示すものに外ならな

い︑しかし︐か玉る重要なる産業部門鶏アラスカの土着民経濟との繋りに於てはむしろ乏しく︐アメリカ合衆      脇國の植民地贅論の搾取政策が最も露骨に現はれてるるζとを涙馨しなければならない︒ 爲鑛産資源

 アラスカの資源経論に於て第二位の重要度を保持するものはも鑛産資源部門である︒次にアラスカ鑛産費源

    第十島表 アラスカ鑛産物生藤額 ︵驚異δ○萬弗︶    の開獲の推移を表示しやうβ

            度 産・額年度生塵額

九九九 九 四三ニー一

年年年隼

三.七 

一一・署ご7六

一九④五⁝

九九九九

八七六五年年年年

七七三八の  ミ  ゆ  ゆ

:四九七八

アラスカ粗艮地繹濟と資源 ︵木曾︶  上記の表に見る如︑くアラスカの鑛薩賛源の開一貫は蝋九三三年二三漸櫓の傾向を示tてるるが之は金生産高の増加と共に他の鑛産資源の開嚢にも員ふてるる︒之等主要鑛

      二岡

(22)

       

  ︵註︶碧纂⁝舞⁝⇔注≧滋塊8ε病憂㊧¢ド○峰←おいジ肇謡轟及び竃ぎ巽鐵雛︽塁夢8ぎ遍露︒℃.羨ρに認る︒

慶物の生産額推移は次の如くである︒       〆

     第十畷㎜脚表 アラス主要鑛産物生濠額 ︵羅位一︑○○○弗︶ 一三

種/

斑/年

其:石石水白鉛錫銀銅金       ∫

他炭材銀金

嘱八八○年i 一九三二年

四〇九︑〇三三

二一四︑轟ハ八○

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  一︑〇九四

  一︑九四四

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八︑閥閥三

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   八九

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  二〇四

  六二〇

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二七︑九二七二ふU︑誕ハ編ハ四

︵註︶天爵○年⊥九三二年の生藤島は︑9も・﹄§裏門蚕齢︒h営.囲馨費﹄難︒肖下版鷺攣舞二身霧窮驚と・・5

労峨霞ε欝楚◎σq謬整亀ぎく窪甑蟹幾象凶︒湊ぎδ鴛ももに儲る◎一九三七年及び一九三入年ゆ滋讐巽鶏¢鷲鏡げ8ぎ囲鷺ρ

(23)

     噂・図轟に回る◎

     め 火理贋及び其他の鑛石を毯含す◎

     勾 六〇四弗◎

  爪斑一九三九年の生簾繍櫛額は︑ 二五︑ 二九山ハ︑○○○弗 である︒︵φ二瀬諺も・斎㌶−綴8r圃署浩・ま⑰︶

 アラスカの鑛産資源に於ける金の重要性はその生産額が総生黒黒の八○%内外を占めてみること︵輔八八O

i一九三二年六二%︐一九三七年七九%︐一九三八年八四%︶によって亀認められるが︑﹁金野ラッシ篇﹂の去

った今臼に於て竜尚この貴金銅のアラスカ維濟に占める地位は重い◎アラスカの金埋藏量の推定は他の鑛産       ヰ物と同じく困難であるが︐A・H・プルッタスは三億六千萬弗と推算してみる◎アラスカ植民地維濟に於ける

金賎業の貢献は︐この國の経濟的獲展の原動力をなしたといふことに存する◎﹁金鑛ラッシ識しは︐アメリカ

聯邦政府をしてアラスカ資源への鵬心を喚起し螺探金事業の企業化を促進し︐金融及び交通機欄の獲蓬を刺戦

したのであった◎

  ‡マックミリオン薯諾謬書叫燭 ○ 頁◎      曝 銅はアラスカ國内の交通感量嚢達の促進原因をなし︑輔九二七年迄は久しく金の生産額を凌駕してみたので

あるが︐市警攣動の激烈と需要減のために襟脚次大戦後漸減の傾陶を辿り︐叫九三八年にあっては金の約恥○

%に過ぎない︒しかし辱 ﹁戦争ラッシュしにある現在に於ける増産は想像に難くない◎

 差金は主としてグッドニュース・ベイ地方に産するが︑カス鷺キーム河口の南部及びシュワード牛島にも産

   アラスカ補浅地纏濟と資源︵水曾︶       ニミ﹁

(24)

二四

する︒之は錫と共に職略資源として重要性を持つものである◎

 錫は合衆國にとっても最も重要なる戦略資源の︸であるが︐シ篇ワード牛島の欝ーク町附近︑ベーりひグ海

       ぷ黒鍵のテイン・シテー及びユー環ン河のホット・スプリングズに産する︒貯しかし︐今次大戦前迄は蜜贋の低い

ためにアラスカ蛇ぴに合衆愚にも製錬研が設けられす︐殆ど総てはシンガポールに喩坐せられてるたのであっ

旋Q

  零娠雛.この鷲誉ゴ費捧◎hgo蝋㌶韓⁝◇ご回W包同櫛簿♂Φ心甑汐や瓜轟.

 動力資源として緊要なる石炭及び石油につ萎は︑アラスカの地質的概査が行はれた地域が牛ばに竜達して      みみないため.石炭の如きも未だ明瞭に知られてみないやうである︒既知の淡田総面積は約一萬三千畢方哩に達

するが︐企業化し得るものは僅か同千二百第方哩であり.淡種は丁霊〇%が禍炭.二〇%強が無煙炭叉ぼ良質       ホをの渥青炭で︐謙りは孕灌膏炭であるといはれる︒埋評説については摯アメリカ地質調査所アラスカ局員ブルッ

クス及びマルチンの算出に從へば︑埋藏翼域⁝寓九百二方哩に及び︵中一千二百拳方哩は確定匠域︶埋戯量は

       ぷをぷ最低量百九十五億米噸に蓮するが︐實際は四千億噸を下るまいと推定せられてるる︒︑

   寧北痴糠道帝愚幽ふく學理⁝學部教M獲佐々保⁝餓氏﹁アラスカの石炭と石冒織﹂三閥鳳頁︵北海滋鑛山鴬會誌 第輔懲第七號︶◎

  楽マックミリオン著謬書二〇七i入頁◎

  ***佐々保雄敏授前掲論丈・三四三一五頁◎

(25)

 ふ圭要なる稼行炭田としてはベーリング河炭田塾マタナスカ炭田︑ヶナイ牛島の炭田辱タイ鍵ネク炭田ちアラ       ねスカ孚島の諸炭田等が羅げられるが︐之等の申で︐輸逡問題さへ解決せらるれば・ベーレング河炭田が最も將      來性を持つものと言はれてるる◎       !     界   *三々保雄教授前掲論交︒三四七⁝八頁◎

 アラスカの石炭は約三分の一が北極高原地方ち三分の圃が奥地々聖篭その他が太畢洋岸に現存するため.維

濟的立場からは太畢洋岸の賂◎蕊みが積嵐可能の歌態にある︒しかし北極地方の石炭は地方的需要のために開       ぷ褒せられるべきことは︐その地方には燃料資源としての木材が無いことからも推論されよう︒

   *マックミヲオン著回書二二頁︒

 石油資源については︐少くとも今次下職前迄は︐稼行油附ど稻すべきものが存せず︐調蚕時代の域を脱しな

︒かった如くであるが︑近年迄知られてみる油田地帯は三に及ぶ︒﹁即ちカタラーヤカクが油田隔アラスカ孚島油

田︑北西アラスカ油田が之で︐この他にユーコン︑カスーウイン河下流地方が豫想地帯として知られてゐ

る︒

   *佐々保雄敦授前掲論丈︒三セ七頁︵北海道鑛山學會誌 第一巻第八號︶◎         毒

 しかし︑北西アラスカ油田と尽せらる蕊.べーリング海峡を通って3謝エブエ灘から最北端ボインバ襟ウを

維てスミス灘に達する.東西六百粁︑南北こ百粁に及ぶ地精の將母性は戦略的にも看過し難い◎現在此地帯は

   ・アラスカ植民地経癬と資源 ︵木曾︶       二五

(26)

       二六

海軍の封鎖油田としてその開獲を留保されてみる︒この地域は十ヶ月球も結氷する允め︐種汝の黙に於て困難

は豫想されるが︑アラスカの地政羅的位置僕︑値は継てこの油揖地帯を大規模に開獲せしめ.また戦略的立場か       ぶらこの開獲が欝り速かにされぬとは何人も毒言し得ないであらづ○      嚢

  *佐保雄教授前掲論丈・三七九頁︒

   類.︑圃逼魯メ≧蒙劉2¢凝鴫地戸野︾葬券錨L謬︽ξ◎困㎏◎簿斧・幹お罫

        灘 結

 アメリカの棟桔下にある北方圏の哺頁大地域たるアラスカは︐今や二重の意味に於て世界的璽要性を現はし

つ瓦ある◎その一つは位置的債値であり響その二は資源的債値である◎東無相呼心する現在の戦争に於て︑ア       ぜラスカは世界の申劇的位置債穂を持つに至ったのである︒・殊にも航藁縄學の異常なる焚達は急角度に之を促

進し︑アラスカは繋一膳ッパ︐アジア及びアメリカの入口居室地域の殆ど申央に存在する位置債値を利用し得

る立場に置かれてみる◎アメサカに謝する﹁アラスカの眞の債値は共の原料に零すして︑︵如何に豊富なりと

      ぷも︶實にその戦略的位⁝置にあるしといふテイヒーの論断は︑疋鴻を得てみるものとして是認せられやう︒しか

し︐載略的位置逸事は︐資源債値によって裏付けられて蛤めて完費意味を持つことを知らなければならない︐

アメリカは︐食糧及び主要工業原料に於て自給度の最も高い國であると自認してはみるが︐食糧に於ける魚類

(27)

 特に鮭罐詰のアラスカ︑に依存するこどは全く絶封的でありま悔鑛産資源に於ても.膚金.錫︐マンガン.澱

ッケル︐ク㍑ーム︐タングステン︐アンチモ嵩一犠アスベスト等は殆ど輸入に激つものである◎白金は主とし

て3鷲ンビア︐囁英國︐猫乙に.錫はマレーに︐アンチモ嵩一及びタングステンは殆ゼ支那に︐瓢ツケルはカナ

ダに︐ク鷲ームは識ーデシァに夫々依存してみだのである︒之等讃源の戦略的重要性については敢て言を要し

ないであらうが︐アラスカに關する限夢.少くとも白金及び錫の戦略的寄輿の可能性は看過し得ないであらう◎

尤も今次大戦前に於てアラズカの産凝せる白金は輸入量の蝋○%をも凄し得す︐また錫に至って嫁○・一%に      ぶぷも達しない實歌であっだから︐今直ちに之等重要鑛産資源を戦力化する上には︑幾多の困難が横はるごとも推

知せられる︒しかし︐地質探査の急速なる進展と自然的擬約の科學的克服は之を或程度可能ならしめ得ること

を考慮して旧くべきであらう︒

  *鶏.︑溢︒プざ︸剛霧剛艶ぎ○き℃9隷ぎなら・糊鷺.

  *三九三八年度に於βるアメジカの露金輸入高は︑二八︑九〇蓋塾欝イ身ンス︵アラスカ生産高二︑三九〇オンス︶

   で︑紺勤輸入高は一顧一︑三二六噸︵アラスカ生産高一〇五噸︶である◎

 絡抄に︑吾々はアラスカの燃料贅源の開方が特にアメリカ海軍及び航塞隊の補給上辱なからざる役割を︑ア

ラスカ公路の建設に築行して果す可能性あることを指摘して︐アラスカ資源の職質化過程に謁する研究の重要

性を強調して筆を措くこと義する箒    内        ︐  パ四六〇五・一・二〇︶

   アラスカ継畏触経濟と資源 ︵太轡︶       蒙二七

(28)

       二八

 ︵附記︶ 本稿を草するに繋り︑研∵究上多大の便宜を鰍ハへられたる北海遣帝國大學理學部盤々保雄緻授︑同大學附薦圃書

館︑函館市立麟書館勉びに慧魯漁業橡式會勉函館支店に深甚の謝意を捧げたい◎

  樹︑幾多貴重なる添教を惜まれなかった高橋次郎教授の御厚情も深謝したい◎

参照

関連したドキュメント

・陳明通︑若林正丈訳﹃台湾現代政治と派閥主義﹄東洋経済新報社︑一九九八年︒

一九五二︿昭和二七﹀年 六月 一九五五︿昭和三〇﹀年 五月 一九五七︿昭和三二﹀年

る﹂こと︑そうした事実を過去の統計数字にもとづいて証明しようとする︒差し当たり︑一九〇一年と一九三二年の出

動物番號一=二號﹁聡重 二﹄八0瓦.四〇一四一 二三一二四 一四八一〇〇︑同 整  然 O・八五10︒九■○・六 10・六

デ ン マ 一 ク 一九一四年八月二日 一九二六年七月一日 アルゼ ン チ ン

Scientific Basis of Value Theory。" in Maslow。 ibid.。

一九八九年 一九九一年 一九九七年 二

︵2︶ ル・シャプリエ法︵一七九一年六月︶については中村絋一﹁ル・シャプリエ法研究試論﹂早稲田法学会誌一一〇号︑一九六九