• 検索結果がありません。

ヒ ト末梢血単球 の検討

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "ヒ ト末梢血単球 の検討"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)ヒ ト末梢血単球 の検討 第1編 ヒ ト末 梢 血 単 球 の 分 離 と 同 定 岡 山大学 医学 部 第二 内科教 室(主 任: 木 村郁 郎教 授) 高. 杉. 健. 太. (昭 和55年11月12日 受稿) Key. words:末. 梢 血単 球 の分 離 比重 遠 沈法 に よ る末 梢血 単球 の 分離 牛 アル ブ ミンに よる末梢 血単 球 の分 離. 緒. お35%ウ 言. シ ア ル プ ミン 液 の 比 重 は17℃ で1.083. で あ っ た.各 今 日,細 胞 性 免 疫 の 研 究 の 発 展 は 著 し い もの. 8mm,長. 濃 度 の ア ル ブ ミ ン 液1.0mEを. さ100mmの. が あ り,こ れ ら は 主 に リ ン パ 球 を 中 心 と し て 進. に 重 層 し,そ. め られ て き た.し. 浮 遊 させ た 白 血 球 浮 遊 液1.0mlを. お け る 単 球,マ. か し近 年 で は ヒ ト免 疫 応 答 に. 注 目 さ れ る よ う に な っ た.従. っ て 特 にIn. の 最 上 部 にFCS加TC‑199液. 々 の 条 件 の 遠 沈 加 速 度,遠. クロフ ァー ジの役 割 につ いて も vitro. 直径. ガ ラス試 験管 に三 層 に静 か. の ち に は 図1の. 中に. 重 層 し た.種. 沈 時 間に て分 離 した. 如 く,上 段 か らI,. II, III, IV. に お け る 単 球 の 研 究 に は ヒ ト末 梢 血 か ら純 粋 に, そ して 多 量 の 単 球 を得 る為 の 分 離 方 法 が 必 要 と な っ た.さ. らに リ ンパ 球 系 の 免 疫 応 答 と区 別 し. て考 え る為 に 単 球 と リ ン パ 球 の 鑑 別 を 明 瞭 に す る 必要 も生 じて き た.従. 来単球 の分 離方法 とし. て は ガ ラ ス 板 吸 着 法1). 2)比 重 遠 沈 法3)〜9)な ど の報 告 が み られ るが,い 純 粋 度,回. つ れ の 方 法 も単 球 の. 収 率, viabilityな ど必 ず し も満 足 す. べ き もの とは い え な い .著 者 は 操 作 が 簡 便 で 単 球 に対 す る 障 害 性 の 少 い 比 重 遠 沈 法 に よ る 分 離 方 法 に つ い て 検 討 を加 え た の で 報 告 す る.. 図1.ア の4つ. 材 料 及 白血 球 浮 遊 液:健. び 方 法. にFCS加TC‑199液. し てMay‑Giemsa染 い て 分 類 し た.細. 10分 間 遠 沈 後 沈 査 に. シ 胎 児 血 清(FCS)加TC‑199. 1.0謡. 中. ブ ミン 液(Miles社)にPH 液(PBS)を. 色 し, 300個 以上 の細 胞 に つ 胞 数 に 単 球 百 分 率 を 乗 じて 単. 球 絶 対 数 を求 め,遠. に細 胞 を再 浮 遊 さ せ た.. 沈 分 離 前 の 白血 球 浮 遊 液 中. の 単 球 数 と 比 較 し て.単. ア ル ブ ミ ン 重 層 液 比 重 遠 沈 法:35%ウ. 査に. を加 えて 細 胞 を 浮 遊 し,. 細 胞 数 を 計 測 す る と共 に ス ラ イ ドグ ラ ス に 塗 抹. 加 え て 室 温 に40分 間 静 置 し て. 白 血球 層 を取 り, 280g, 10%ウ. キ. 分 画採取 後. を加 え て 遠 沈 し,沈. FCS加TC‑199液0.2謡. 康 人 静 脈 血 よ りヘ パ リ ン加. 血10meを 加 え て室 温 に40分 間 静 置 し, 6%デ ス トラ ン1.0meを. ル ヅ ミン重 層液 と細 胞 採 取 分 画. の 分 画 に 分 け て 採 取 し た.各. シア ル. 球 の 回収率 を計算 した.. 各 種 遠 沈 条 件 の 検 討 に お い て は,健. 7.4リ ン酸 緩 衝 生 食. 末 梢 血 を1組. 加 え て 各 種 濃 度 液 を調 製 した.な. の 実 験 単 位 と し,数 値 は3検. 平 均 値 で 表 わ し た.ま 1123. 康 人3人. の. 体の. た 細 胞 数 は い つ れ も末 梢.

(2) 1124. 高. 血10mlよ. 杉. 健. 太. り分 離 さ れ た 絶 対 数 で 表 わ し た.. 至 適 な 単 球 分 離 の 条 件 を検 討 す る 為 に, 20℃ に て28‑32‑35%,. 30‑32.5‑35%.. 各 ア ル ブ ミン 濃 度 重 層 液. の 遠 沈 加 速 度. 40分,. 32‑33.5‑35%の. 280g,. 50分,. 400g,. 490g. 60分 の 遠 沈 時 間 の. 諸 条 件 の 組 合 せ に つ い て 検 討 し た. 二 段 階 比 重 沈 法:ヘ Conray. 400(第. %Ficoll. 400. パ リ ン加 静 脈 血 を66.8%. 一 製 薬)5容.蒸 (Pharmacia. 溜 水5容,. Fine. 9. Chemica1社). 溶 液24容 の 混 合 液 に 重 層 し, 280g,. 30分 間 遠 沈. した の ち 中 間 層 の リン パ 球 層 を分 離 除 去 し た の ち,残 りの 細 胞 を1.0me FCS加TC‑199液 し, 28‑32‑35%ア 400g,. に浮遊. ル ブ ミ ン重 層 液 上 に 重 層 し. 40分 間 遠 沈 し た.各. 図2. 分 画 につ い て前 述の. ア ル ブ ミン重 層 液 比 重 遠 沈 法 に よ る単 球 の 分 離:ア ル ブ ミン濃 度 に よ る影響. 方 法 で 細 胞 数 と単 球 百 分 率 を 求 め た. Ficoll‑Hypaque比. 重 遠 沈 法: Synderman,. ら10)の 方 法 に 準 じた. dium. Metrazoate. 9%Fico1124容. Solution. R. とso‑. (Nyegaard社). %, 10. 容 の 混 合 液 に 等 量 の 健 康 人 ヘ パ リン 加 静 脈 血 を 重 層 し20℃ に て400g,. 35分 間 遠 沈 し中 間 層 に 集. ま る 細 胞 を 採 取 し た.細. 胞 数 を 算 出 す る と共 に. 塗 抹 標 本 を 作 製 し, May‑Giemsa染 roxidase. (Mc. 32.5.35%重. 色 及 びPe. 層 液 で は 単 球 はIII層 に そ れ ぞ れ26. 22.5%と. 最 も高 率 に 集 り,そ. ×105,. 2.9×105/末. ‑35%重. 層 液 で はII層 に25 .4%,. 集 っ た.こ. ら33.5%ア. あ. ル ブ ミン 層 に 集 る. こ と が わ か っ た.. Junkin社)とMay‑Giemsaの. 28‑32‑35%ア. ル ブ ミン重 着 液 にて 遠心 時間 を. 重 染 色 を行 い, 300個 以 上 の 細 胞 に つ い て 分 類 し 単 球 百 分 率 を求 め た.残. し た(図3).280gで. りの 細 胞 は10%FCS. に 単 球 数3.5×105/meに. III層に27.7%に. の こ とか ら遠 沈 加 速 度 が400gで. れ ば 単 球 は32%か. 40分 と して 遠 沈 加 速 度(g)に. 加TC‑199中. の 絶 対 数 は3.5. 梢 血10酩 で あ っ た. 32‑33.5. よ る 影 響 を検 討. は 単球 は全 層 に わた って. 調 製 浮 遊 し,. 貧 食 反 応 用 に 供 した. Zymosan貧. 食 反 応:新. 鮮 ヒ ト血 清1.0mkにZy. mosanA(Sigma社)0.5mgを. 加 え て37℃, 45分. 間 反 応 させ た の ち 遠 沈 洗 條 後PRMI‑1640. 3.0. ml中 に 再 浮 遊 させ た. Ficoll‑Hypaque比. 重 遠. 沈 法 に て 分 離 し た 単 球 浮 遊 液 とZymosan浮 液 と を等 量 混 合 しlOOgに. 遊. て3分 間 遠 沈 し た の ち,. 37℃ に て20分 間 反 応 させ た.細. 胞 を再 浮 遊 し て,. そ の 一 滴 を ス ラ イ ドグ ラ ス に と り,カ バ ー グ ラ ス を か け パ ラ フ ィ ン に て 包 埋 し, 1000倍 位 相 差 顕 微 鏡 に て 細 胞300個 以 上 をか ぞ え, Zymosan 粒 子 を 負 食 し て い る 細 胞 の 百 分 率 を求 め た. 図3. 成 遠 沈 加 速 度 を400g,遠. ア ルブ ミン重 層 液遠 心 法 に よ る単 球 の 分 分 離:遠. 績 沈 時 間 を40分 間 と し,. 4.5〜8.6%存. 心加 速 度 の 影響. 在 し た.400gで. 各 種 組 合 せ の ア ル ブ ミン 重 層 液 に つ い て 検 討 し. III層 に31.8%と. た(図2).ア. で はIII層 に33.6%と. ル ブ ミン 濃 度28‑32‑35%,. 30‑. はII層. に30.5%,. 広 い 幅 の ピ ー ク ろ 認 め た. 490g 単 一 の ピ ー ク を 認 め た.単.

(3) ヒ ト末 梢 血 単 球 の 検 討 球 絶 対 数 は490gに 平 均3.7×105で. て 分 離 し たIII層が 最 も 多 く. あ っ た.. 28‑32‑35%ア. ル ブ ミ ン 重 層 液 を 使 用 し,遠. 加 速 度 を490gと. 沈. し て 遠 沈 時 間 の 影 響 をみ た. (図4).. 第III層 に お け る 単 球 の 百 分6ま40分. 図4. アル ブ ミン重 層 液 遠心 法 に よる単 球 の 分 離: 遠心 時 間 の 影 響. で25.0%.. l125. 50分 で29.5%,. 60分 で54.0%と. 図5. アルブ ミン重 層 液 比重 遠 沈 法 に て分 離 した 各層 の 細 胞構 成. 図6. 二 段 階 法 に て 分 離 した各 層 の 細 胞 構 成. 遠沈. 時 間 が 増 加 す る に 従 っ て 高 率 とな っ た. 60分 間 遠 沈 後III層 に 集 る単 球 の 絶 対 数 は 平 均7.0×105 と最 も 多 か っ た. 6例 の 健 康 人 の 末 梢 血 を ア ル ブ ミ ン重 層 液 に て490g,. 60分 間 遠 沈 し.. Iか らIV層 ま で に 分. 割 採 取 し各 層 の 細 胞 構 成 を み た(図5).第. 一. 層 に は 全 細 胞 数 の0.3%が. 集 り,そ の95.0%は. リ. ン パ球 で,単. あ っ た.第 二 層 は 全 細. 胞 の2.0%が. 球 は5.0%で. 11.0%で. 集 り, 86.5%が. あ っ た.第III層. が 集 り,単 球 が54.0%と パ 球39 .2%,好. り ンパ球 で 単 球 は. は 全 体 の5.0%の. 細胞. 最 も高 率 と な り,リ. 中 球5.9%で. あ っ た.全. ン. 体の細胞. 数 の92.6%は. 第IV層 に あ つ ま り,そ の う ち 好 中. 球 は67.8%と. 最 高 率 で あ り,リ. 単 球3.8%,好. ンパ 球25.1%,. 酸 球 と好 塩 基 球 が3,5%で. 単 球 の 絶 対 数 はIV層 に 最 も 多 く集 る が, に しめ る 単 球 の 割 合 は4%と. あ っ た. IV層 中. 極 め て 低 率 で あ る.. 単 球 の 純 度 が 最 も高 く絶 対 数 も 比 較 的 多 い の は III層で,純. 度 は54%,絶. 対 数 は7.0×105で. あっ. た. III層へ の 単 球 の 回 収 率 は13.1〜39.2%(平 均22.0%)で. あ っ た..

(4) 1126. 高. 杉. 6例 の 健 康 人 の 末 梢 血 を 二 段 階 比 重 遠 沈 法 に. 健. 太. 表1. 第I層. に はConray‑Ficoll比. え た 全 細 胞 数 の0.06%し %は. 36.5%,リ %で. 中 球 が1.2%で. ン. 集 り,単 球38.5%,好. 中球. 酸 球 と 好 塩 基 球2.2. 体 の 細 胞 の94.8%は. 第IV層 に 集. 圧 倒 的 に 多 く.. リ ン パ 球8.6%,単. 酸 球 と好 塩 基 球. が,し. 球2.7%,好. あ っ た.単 球 の 絶 対 数 はIV層 が 最 も 多い か し.純 度 は2.4%と. 低 率 で あ っ た. II層. に お い て は 単 球 数 は2.0×105と 76.0%と. 少いが 純度 は. こ れ ま で の 分 離 方 法 で は 最 高 で あ っ た.. 第II層 に お け る単 球 の 回収 率 は2.3〜7.9%(平 均4.5%)で. あ っ た.な. お い て もTrypan 92%以. 付 着 細 胞 中 の 単 球 の 純 度 の 低 下2,)β‑リ の 付 着,さ. 色 に よ るviabilityは. ガ ラ ス に 付 着 し な く な る11),12)こ. とな どの問. 題 点 が 多 く,本 法 に て 分 離 さ れ た 単 球 の 機 能 を も っ て そ の 個 体 の 単 球 機 能 全 体 を 論 ず る こ とは 危 険 で あ ろ う. 鉄 貧 食法 は一 度 貧 食 され たの ちに 分離 す る為 に,単. 核 球 層 か ら単 球 を 除 く方 法 と し て は 良 い. が,集. め た 単 球 を機 能 検 査 の 為 に 使 用 す る こ と. 比 重 遠 沈 法 は 手 技 が 簡 単 な こ と,単 球 へ の 直 接 的 損 傷 の 少 い こ とか ら,単. 上 で あ っ た.. 球 分離 に は良 い方. 法 と考 え られ る.. 健 康 人24例 の 末 梢 血 をFicoll‑Hlypaque比. 重. Boyum,. A.3)はFicoll‑Hypaque比. 重遠沈法 に. 遠沈 法 にて分 画採 取 された単核 球 層 の 細胞 構成. て ヒ ト末 梢 血 よ り21%の. は リ ン パ 球 が 最 も 多 く79.0±7.0%(平. とか ら な る 単 核 球 層 を分 離 して い る.し. 偏 差)で,単 2.6%,好. ンパ球. らに 抗 原 に 感 作 さ れ た 単 球 は も は や. は 不 適 で あ る.. お 前述 の いつ れ の方 法に. blue染. 検体数24例. あ っ た.第III層. り,そ の う ち 好 中 球 が85.6%と. 2.4%で. 標準偏差. は 全 細 胞 の1.0. 最 高 率 を示 し,リ. ン パ 球23.1%,好. あ っ た.全. 平均 値. 重 遠 沈 法 で分 離 し. リ ンパ 球 で あ っ た.第II層. は 全 細 胞 の4.2%が. 重 遠 沈 に て分面 採 取 され た. か 細 胞 は な く,そ の98.1. %が 集 り,単 球 が76.0%と パ 球 が22 .6%,好. Ficoll‑Hipozue比. 細 胞 層 中 単 球 百 分率:各 種 検査 法 に よ る.. て 分 離 し 各 層 の 細 胞 構 成 を 検 討 した(図6).. 球 は18.9±7.5%,好. Synderman.. 中 球 は2.2±. 酸 球 と 好 塩 基 球 は0%で. の 回収 率 は73.0%で. 均 ±標準. あ っ た.単. 球. R10)を. 単 球 と77%の. リン パ 球 か し.. は じめFicoll‑Hypaque比. 重遠 沈 法 では これ以 上 の純度 の 単球 の 分 離に成. あ っ た.本. 法 にて 分離 した. 功 し て い な い. Bennett, W. Eら7)は. 単 核 球 層 中 の 単 球 の 同 定 を3つ. の 方法 に お いて. に よ る 比 重 遠 沈 法 に て ウ シ の 末 梢 血 よ り高 純 度. 行 っ た(表I).. May‑Giemsa染. 色法 のみ で は. 前 述 の 如 く単 球 は18.9±7.5%で, とMay‑Giemsaの Zymosan粒 あ っ た.各. Peroxidase. 重 染 色 法 で は19.8±6.2%,. 子 を貧 食 した 細 胞 は18.1±7.5%で 方法 の単球 百分率 の間 に は推計 学 上. の 分 離 を 報 告 し て い る. Holm,. H.ら6)は. G.ら. か し,こ. 上 の単. の両 者の 方法 を詳細 に検 討. シ ア ル ブ ミン 濃 度 は28%,. は そ れ ぞ れ2400g,. ウシ. のHuber,. とほ ぼ 同 じで あ る に もか か わ ら ず,遠. 末 梢 血 液 中 か ら単 球 を純 粋 に 分 離 す る 方 法 は. 本. 純度 の 単球 層 G.ら5)も. ア ル ブ ミ ン液 の 比 重 遠 沈 法 に て 約70%以 球 層 を得 た と して い る.し. し て み る と,ウ 案. Huber,. 法 に 準 じて ヒ ト末 梢 血 よ り59%の. H.ら とHolm,. 有 意 の 差 は 認 め ら れ な か っ た. 考. な 単 球 層 を分 離 し て お1),. ア ル ブ ミン. 27%. 沈加 速度. 400gと あ ま りに もか け 離 れ て い. 今 ま で に ガ ラ ス板 付 着 法1), 2)Ficoll‑Hypaque. る の に気 付 く.著 者 は この 両 方 法 と もに 追 試 した. 比 重 遠 沈 法3),4),9)ウ. が 報 告 さ れ た 成 績 とは ほ ど 遠 い 結 果 しか 得 ら れ. 沈 法5),6),7)蔗. シア ル ブ ミン 溶 液 比 重 遠. 糖 勾 配 遠 沈 法8)あ る い は 鉄 を食. な か っ た.そ. の 原 因 と し て は 使 用 し た ウ シア ル. 食 さ せ た の ち比 重 遠 沈 を行 う方 法 な どが 報 告 さ. プ ミン 液 の 違 い に よ る も の か も しれ な い が,そ. れ て い る.. れぞ れ の 濃 度 液 の 比 重 に つ い て の 記 載 が な い の. ガ ラ ス板 吸 着 法 は 回 収 率 の 悪 さ,付 着 し た 細 胞 を 剥 離 す る為 の 細 胞 の 損 傷,培. 養 条件 に よる. で 比 較 す る こ とは 出 来 な か っ た. Loos,. Hら4)は. 三 種 類 の 違 っ たFicoll‑Hypa‑.

(5) ヒ ト末 梢 血 単 球 の 検 討 que溶. に 悪 か っ た.今. 液 を重 層 す る方 法 で 単 球 の 純 度 が75±2. %と 非 常 に 良 好 な 成 績 を報 告 し て い る.著 追 試 で はLoos.. Hら. のI液,. 者の. II液 を調 製 す る も,. 比 重 は 論 文 中 に 記 載 さ れ て い る 結 果 とは 異 な り, 分 離 に は 失 敗 し た.な. おFicol1‑Hypaque溶. 1127. 液 中. 粋 に,更. 回 の 著 者 の 目 的 は 単 球 を よ り純. に 多 量 に 集 め る こ と で あ る の で, III層. を採 取 し以 後 の 実 験 に 供 し た.従 収 率 は 平 均22%と. って単球 の 回. あ ま り良 好 とは 言 え な か っ た.. 比 重 遠 沈 法 で 細 胞 を 分 離 す る 場 合,好. 中球 と. で は リ ン パ 球 をは じめ 単 核 球 が 凝 集 塊 をつ く る. 単 核 球 層 を 分 離 す る こ とは 容 易 で あ る.し. こ とが わ か り.本 法 に よ る 単 球 の 分 離 を 困 難 に. 単 球 と リ ン パ 球 を分 離 す る の が 大 へ ん 困 難 で あ. させ た 一 因 と 考 え られ た.. る こ と が わ か っ た.そ. 以 上 著 者 は 今 日 ま で 文 献 上 に 見 られ た方 法 に つ いて追試 したが 満 足すべ き成績 が え られ なか っ た.そ. こ で こ れ らの 報 告 を 参 考 に して 細 胞 毒. ぐた め,ま. こ で リ ン パ 球 の 混 入 を防. ずFicoll‑Hypaque比. 重 遠 沈法 にて. あ ら か じめ リ ン パ 球 層 で あ る 中 間 層 を分 離 除 去 し た の ち,残. りの 細 胞 を28‑32‑35%ア. 性 の な い ウ シ ア ル ブ ミ ン液 を 使 用 し,か つ 従 来. 重 層 液 に て400g.. の 成績 で単 球 の 比 重 は リン パ 球 よ り重 く,好 中. て 得 ら れ た 細 胞 構 成 は 図6の. 球 よ り軽 い こ とが わ か っ て い た の で,三. に お け る 単 球 の 純 粋 度 は 平 均76%と. 種類の. 濃 度 の 液 を 重 層 し て 遠 沈 す る こ と を考 え,今. 回. 遠 沈 条 件 に つ い て 検 討 を加 え た.. 32%,. 33.5%,. 35%の. 30%,. ア ル ブ ミン 溶 液 を作 製 し.. 3組 づ つ 組 合せ た 重 層 液 に て 検 討 した.単 球 純 粋 度 は30‑32.5‑35%重 32‑35%重. 層 液 に てIII層 に22.5%,. 層 液 に て 同 じIII層に26.5%の. な し た. 32‑33.5‑35%重 III層に27.7%の. 28‑. ピー クを. 層 液 で はII層 に25.4%,. 幅 広 い ピー ク が み られ た.し. た. 高率 で あ っ. 少 く, III層, IV層 へ す. ぎ な か っ た. 単 球 の 比 重 は 好 中球 よ り も軽 く,リ ン パ 球 よ り も重 い の で3層. の ア ル ブ ミン 液 を 重 層 す る こ. と に よ り,上 層 に リ ン パ 球 を,下 層 に 好 中球 を, 中 間 層 に 単 球 を 集 め るべ く検 討 を加 え た.し. か. し単 球 の 中 に は リン パ 球 の 比 重 と共 通 の 比 重 を もつpopulationが. お い て は28‑32‑35%重. 梢 血10. か ら窺 わ れ,比. 存 在 す る こ とが 今 回 の 成 績 重の み にて 両細 胞 を分 離す るこ. とが 困 難 で あ る こ とが 判 っ た.. ア ル ブ ミン 重 層 液 を使 用 した. 28‑32‑35%ア. 如 くで あ り, II層. の 単 球 の 移 動 が 多 く,回 収 率 は 平 均4.5%に. 対数に. 層 液 の3.5×105/末. 法に. た.. が っ て 単 球 百 分 率 は 最 高 で あ っ た が,絶. mlが 最 も 多 か っ た の で 以 後 の 実 験 は28‑32‑35%. ルブ ミン. 40分 間 遠 沈 分 離 した.本. しか し絶 対 数 は2.0×105と. ま ず 単 球 の 比 重 を決 め る た め に. 28%,. か し. 日常 診 療 に お い て 単 球 と リ ン パ 球 を 塗 抹 標 本. ル ブ ミ ン重 層 液 を 使 用 し,遠. 沈. 時 間 を40分 と して 遠 沈 加 速 度 の 影 響 を し らべ た.. に て 形 態 学 的 に 鑑 別 す る こ との 困 難 な 場 合 が 多 々 あ る.も. し単 球 とは 貧 食 す る 機 能 を 有 す る単. 遠 沈 加 速 度 が 増 加 す る に 従 っ て. III層に お け る. 核 球 で あ る と定 義 す れ ば,末. 単 球 の 百 分 率 が 上 昇 し て ピ ー クが 急 峻 と な っ た.. 抹 標 本 に て 同 定 され る単 球 百 分 率 の 約2倍. の高. 490gに. 率 に 存 在 す るの で あ ろ う とい う報 告13)も. あ る.. てIII層 の 単 球 の 百 分 率 は33.6%,絶. 3.7×105と. 対数. な り,最 も 良 い 条 件 で あ る こ とが わ. か っ た.. 梢 血 にお いて は塗. そ こ で 著 者 は 健 康 人24例 に つ い て,比. 較 的 手技. が 簡 単 で 単 球 を 多 く含 む 単 核 球 層 が 得 られ る. 遠 沈 時 間 の 影 響 を検 討 す る為 に, ア ル ブ ミン重 層 液 に て490g, 健 康 人 末 梢 血6例. 28‑32‑35%. 60分 間 遠 沈 に て,. につ いて 各層 に 集 る細胞 の 絶. 対 数 と細 胞 構 成 に つ い て 検 討 し た.単 球 の 純 粋 度 をみ る とI層. は 平 均1.1%,. は54.0%.N層. は3.8%で. nl層 が 最 も 多 か っ た が,絶 とIV層 の9.1×105と. II層11.0%,. あ っ た.純. III層. 粋度では. 対 数 はIII層 で7.1×105. 比 較 して 少 な か っ た.し. か しIV層 に お け る 単 球 の 純 粋 度 は3.8%と. か. 非常. Synderman,. R. 10)ら. お い て,形. 態 学 的,細. の方 法 にて得 た単核 球 に 胞 組 織 化 学 的.機. 出 法 に て 単 球 の 百 分 率 を求 め た.即 emsa染. 色 に て は 平 均18.7%,. ちMay‑Gi. Peroxidase穎. を 胞 体 に 有 す る 単 核 球 をMay‑Giemsa染 馬 蹄 形 で 繊 細 な 核 を有 し,明 れ る 細 胞 は19.8%.そ. 粒. 色にて. らか に 単 球 と思 わ. し てZymosan粒. 食 して い る 細 胞 は18.1%で. 能 的検. あ っ た.以. の 方 法 で はPeroxidaseとMay‑Giemsa重. 子 を貧 上3種. 類. 染色.

(6) 1l28. 高. に よ る 方 法 が 最 も高 率 で あ っ た が,各. 杉. 健. 方法にお. ト末 梢 血 単 球 を 純 粋 に,そ. の こ と はZucker‑Franklin.. Dら 1)ア. の 成 績 とは か な り違 っ た も の で あ っ た が 貪 食 さ さ た 粒 子 がZymosanに. 比 してLatexと. い う比. ル ブ ミ ン 重 層 液 を28‑32‑35%,遠. 速 度490g,遠. 較 的 小 さ な粒 子 で あ っ た こ とに よ る の か も しれ な い.. 105,単. 球 絶 対 数 で7.0×. 球 回 収 率 で は22.0%で. 2)Conray‑Ficoll比. 食能 に よ って単 球 を リ. 沈加. 沈 時 間60分 の 条 件 が 最 も 良 く,第. III層に 単 球 純 粋 度 で54%,単. 健 康 人 に お い て は,貪. して大量 に得 る方法. に つ い て 検 討 し た.. け る単球 百 分 率 には 推 計 学上 有 意 の差 は 認め な か っ た.こ. 太. あ っ た.. 重 遠 沈 法 で リ ン パ 球 を除. ンパ 球 と鑑 別 す る 場 合 と,塗 抹 標 本 に よ る場 合. い た 後 の 細 胞 に つ い て 同 様 に 検 討 し た 結 果 は,. との 間 に 有 意 の 差 は 認 め な か っ た が,癌. ア ル ブ ミ ン 重 層 液28‑32‑35%,遠. 沈 加 速 度400g,. る種 の 疾 患 に お い て は 両 方 法 に お け る 単 球 百. 遠 沈 時 間40分 で 最 も良 く,第II層. に 単球 純粋 度. 分 率 に 大 き な 差 が 認 め ら れ た.即. で76.0%,単. な どあ. ち塗抹 標 本. に よ る単 球 百 分 率 よ り も 負 食 細 胞 百 分 率 が 有 意 に 低 率 で あ っ た.こ. 球 絶 対 数 で2.0×105.単. で4.5%で 3)単. の こ とは単球 の 貧 食能 の低. 下 を 意 味 し て お り,こ の よ うな 疾 患 々 者 に お い. 球 の 比 重 は 好 中 球 よ り も軽 く,リ ン パ. 球 よ り も重 い の で3層. て は 貧 食 能 の 有 無 は 必 ず し も リン パ 球 と単 球 の. る こ と に よ り,上. 鑑 別 の 決 め 手 に は な ら な い こ と が 判 明 した.. 球 を,中. 結. が,単 論. 球 回収率. あ っ た.. の ア ル ブ ミン 液 を 重 層 す. 層 に リン パ 球 を,下. 層 に 好中. 間 層 に 単 球 を 集 め るべ く検 討 を加 え た. 球 に は リ ン パ 球 の 比 重 と共 通 の 比 重 を も. つpopulationが. 存 在 す る こ と が 窺 れ,比 重 の み. に て単 球 を 分 離 す る こ とが 困 難 で あ る こ と が 判. 牛 ア ル ブ ミン を使 用 した 比 重 遠 沈 法 に よ リ ヒ. っ た.. 文. 1.. Levis, cells. 2.. W. R. and. Koller,. A.:. at. cells. tion 5.. Scand,. J.. H. and. Holm,. Schut,. 7.. 1968.. Bennett,. 8.. 9.. E.. 145‑160.. Brubaker, from. human. 1041.. 1969.. Loos,. H.. human. and. A. of. Z. A.. monocytes. on. Receptor. Exp.. The. isolation. H.:. Separation. and. 40,. 77‑89,. 1972.. Characterization. of. glass. blood.. Isolation. centrifugation. and. of. mononu. sedimentation. 1968. A.. and. density. of. human. combining. of. gr. human. lmmunol.13,. sites. Blood.. mononuclear. 1973.. from. by. activity. Clin.. A.F.:. 1610‑1612,. R. Riviere,. Hemolytic. blood.. Lobuglio,. granulocytes. granulocytes. glass‑adherant. peripheral. and. 111,. and. lymphocytes,. human A. L.. 91, 77‑89,. serum.. H. H.:. Cohn,. cells. blood. purified. from. Hoksbergen,. S.: anti. Fudenberg,. types. Med.[Suppl] R.. obtaining. J. Immunol,. and. Hammarstrom,. and. W.. cells.. Lab,. with. cell. mononuclear. Doorn, of. treated H.. 123,. Clin,. for. P. E., Sagohe,. centrifugation. B. B,. G. and. 18‑31.. both. Hurtubise,. of. separation. Huber,. Method. mononuclear. one. throcytes 6.. G. W.,. Isolation. by. 1g.. Loos,. J. H.:. containing. King,. human. BSyum, clear. 4.. Robbins,. population C. A.,. adherent 3.. and. 献. L.:. Amethod. for. Blood.48,. 731‑742,. blood. monocytes.. Lysis. 29‑43,. human. selected. Meerhof, dients.. recogni. of. human. ery. 1973.. monocytes. property. the 1976.. for. of. blood. IgG.. Int.. Arch.. monocytes.. Allergy.34,. J. Ezp.. Med,. 1966. L. H. and. blood. Schut,. Evans, and. B. B.. W.. relative. Kipp,. tagging. B. Doorn,. R.. with. Meerhof,. of. granulocytes,. monocytes,. erythrocytes. diisopropylfluorophosphate(DFP),. L.:. Size. distribution,. Jlin.. electronic. and Med.. recognition. platelets 73,. 1036‑. and. co‑.

(7) ヒ ト末 梢 血 単 球 の 検 討. unting of human blood monocytes. Blood 48, 743-753.. 1976.. 10. Synderman, R. Altman, L. C. Hausman, M. S and Mergenhagen, chemotaxis:. A quantitative. 1129. S.E.: Human mononuclear leukocyte. assay for fumoral and cellular chemotactic factors. J. Imunol. 108, 857-. 860, 1972. 11. Dekaris, D. Silobrcic,V. Mazuran, R and Lovrencic M.K.: Inhibition of monocyte Spreading. A direct in vitro test for assessing delayed-type Hypersensitivity in Man.:. Clin. Exp. Immunol. 16, 311-320. 1974.. 12. Mazuran, R. Mujagic, H. Malenica, B. and Silobrcic,V.: In vitro detection of cellular. mmunity to mela. noma antigens in man by the monocyte spreading inhibion test. Int. J. Cancer. 17, 14-20. 1976..

(8) 1130. 高. Isolation. 杉. of monocytes. Part. 1 by. discontinuous. The. isolation. studied.. serum. albumins. a gradient by. for. 60. and. 32% After. three. layers. The. on. serum. albumin. centrifugation. was. fuged. under. various. serum. From gradients density. and. 75%. condition.. these was. but data. difficult. distribution. I. 54.0%,. bottom. 400g. for. yield. and. because profiles.. a. minutes.. isolation. partial. overlap. of. 22.0%. were. serum the. other. a three. layer. between. of was. at. 490g. between. 35%. respectively.. and. monocytes. top. albumin. fraction. to. bovine. on. isolation. interface. interface. purity. of. layered. monocytes was. The declined. at. gradients. layering. Optimal. bovine. and the. cells. centrifugation.. monocytes. condition. recovery that. of. of. density. successive. coat. 35-32-28%. containing. optimal 40. concluded. of. mixtures,. The. at. of. discontinuous by. Buffy. 7.0•~105. fraction. the. tubes.. recovery. Conray-Ficoll. the. albumin. to. layer. by. obtained. conditions. and. were. on. removed. three. yield. blood. were. glass. various a. purity,. 10ml. gradient. University Medical School. peripheral. gradients. in. blood. Prof. I. Kimura). human. under. centrifugation. bovine. increased. in density. centrifuged. minutes.. cytes. bovine. monocytes. into. and. achieved. the. of. density. of Medicine, Okayama. Discontinuous. peripheral. TAKASUGI. (Director:. was. 太. in human. Kenta Department. 健. on of. containing. monocytes. 2.5•~105 from monocytes. cells of by. and. 4.5%. blood and. only. lympho was. centri. 35-32-28% this. method. respectively. on. lymphocytes. density in.

(9)

参照

関連したドキュメント

の AS に有効であり、また IL‑23 や IL‑17 阻害薬も 治験が行われ有効性が報告されている。これまで に AS 患者末梢血リンパ球における Th17

Analysis of mRNA in peripheral blood mononuclear cells from patients with minimal change nephrotic syndrome and systemic lupus erythematosus..

デバイスマネージャで、 Bluetooth ドライバがインストールされているかどうか を確認します。 www.dell.com/support

[r]

(30.0%)に認め,その比率は同等であった.症例ご とに検討すると(Table 3),症例 1・2・3 において血 液培養と in situ hybridization

   こ の 論 文 は、 PBMC に おけ るRasGRP4 の 発現 細 胞を はじ めて 明ら かに した 点、 また 同

[r]

[r]