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論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 3172 江川 智昭

論文審査担当者

主査 川手 信行 教授 副査 佐々木春明 教授

副査 神﨑 浩二 教授

(論文審査の要旨)

2000 年以降、昭和大学病院形成外科を受診した患者で耳介に皮様嚢腫を認めた患者はわず 3 例で、そのうちの 2 例は先天性の耳介変形を伴っていた。耳介に生じる皮様嚢腫は非常 にまれであり、耳介の皮様嚢腫と先天性耳介変形との関連を臨床的に検討した論文である。

PubMed、Scopus、医中誌、China National Knowledge Infrastructure(CNKI)で公開された 論文の中から耳介変形を伴う皮様嚢腫の報告を渉猟し、それに自験例を加えて臨床的に分析し たところ、16の症例報告の中で 17例の耳介の表皮嚢腫が報告されており、これらに自験例を 追加し、20 例について考察されている。患者の年齢層は 0 歳から 63 歳と幅広く、男女比は 11:8であった。皮様嚢腫は 20例の中で 18例が耳介内側上部に発生していた。7例に小耳症、

埋没耳、聳立耳などの先天性の耳介変形を伴っていた。胎生期に耳介が発生する時期と皮様嚢 腫が発生しうる時期は近く、皮様嚢腫の存在が耳介の先天奇形に 1 次的、もしくは 2 次的に 関連している可能性が推測された。

この報告は学位論文として価値があり、学位論文に値すると判断した。

論文題名 Association of congenital ear deformities with dermoid cysts of the auricle

(耳介に生じた表皮嚢腫と先天性耳介変形の関連)

掲載雑誌名 European Journal of Plastic Surgery 2020 掲載予定

(主査が記載、500字以内)

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