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○ 論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 甲 ・乙 3030 住永 莉華子

論文審査担当者

主査 末木 博彦 副査 恩田 秀寿

副査 川手 信行

(論文審査の要旨)

化膿性汗腺炎(hidradenitis suppurativa, HS)は腋窩や陰部などの間擦部やアポクリン腺局 在部位に好発し, 毛包炎による毛包破壊が付属器に波及,慢性経過により瘢痕化がさらに毛包 閉塞を招き難治性となる慢性化膿性皮膚病変である. HS の本邦にお ける疫学的調査 はほとん どなされていない.われわれは HS と診断された患者の診療録 よりその臨床的特徴について検 討した.HS の診断を満たした 46 名を対象に性別,発症年齢,病変部位,喫煙,肥満度,耳 垢などを調査した。結果は34 例が男性,初発年齢は平均32.4歳で平均罹患期間は 7.6年であ った. BMI≧30 6例,40 例が喫煙者,半数が軟耳垢であり,14例で家族内発症を認めた.

10例において 2部位以上の病変を認め,臀部は男性に,陰部は女性に多かった.Hurleyの重 症度分類では軽症40%,中度 40%,重症 15%であった.今回の調査で本邦における HSの典 型例は痩せ型の中年男 性で臀部や耳介周囲に 好発 していた. HS と 耳垢との関連も示唆さ れ た。本論文は本邦における HS の臨床的特徴を明らかにした点で 学術的価値を有し、学位 論文に値すると判断された。

論文題名:化膿性汗腺炎患者の臨床的特徴

掲載雑誌名:Skin Surgery Vol.28 No.2 2019 掲載予定

(主査が記載、500字以内)

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