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第11章 振動 (6/30)

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Academic year: 2021

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(1)

第11章

振動

(2)

車の振動 分子の振動 心臓の鼓動 波 波紋

振動と波動

(3)

2A 2A 単振動: ばねで重りを吊し、これを 引いて放すと正弦波様の往復運動 を始める。この運動や、柱時計よう な単振り子による運動を総じて単振 動という。 減衰振動: ばねや単振り子の振動 は復元力、摩擦力、空気の抵抗が 働くので次第に振幅が小さくなる。こ の振幅が小さくなる振動を減衰振動 という。

振動の種類

A x t 0 AebtAebt x = Aebtsin(t + )

(4)

r/m=2b r:抵抗係数 m:質量 外力の振動数 p と振幅 C の 関係を示すと、p が0 に近づ くにつれて振幅は急激に大きく なる。この現象を共振(共鳴)と いう。 強制振動: 振動体が固有の振動数で 自由振動をするとき、外から周期的な力 を加えると2つの振動を重ね合わせたよ うな振動をする。自由振動は減衰するが、 外からの力による振動はいつまでも続く。 これを強制振動という。 共鳴(共振): 強制振動における外力 の振動数を、振動体の固有振動数に近 づけると、振動体の振幅が極めて大きく なる。この現象を共振または共鳴という。

振動の種類

(5)

弦楽器を弾く

ブランコをこぐ ブランコを押す

鐘を鳴らす

(6)

一方を動かすと他方も動く

パイプオルガンの音はなぜ響くか?

Aの音叉を鳴らすと、Bも鳴り始める

Aの音叉を止めても、Bは鳴り続ける

(7)

sin x A  d cos dx A  2 2 d sin dx A  x cos x A  d sin dx A  2 2 d cos dx A  x ※ 2 回 微 分 す ると、符号が逆 で 同 じ 形 に な る。 t   d dt  を代入して、tで微分すると sin x A t d cos dx At   t 2 2 2 2 d sin dtx A t  x cos x A t d sin dxt A t 2 2 2 2 d cos dtx A t  x なので、 ※どちらも、 の形になる。 2 2 2 d x x dt 

正弦曲線、余弦曲線

(8)

0

sin(

)

x A

 

t

d

cos(

0

)

d

x A

t

 

t

2 2 0 2 2

d

sin(

)

d

x

A

t

t

x

 

 

 

実際には、t = 0 のときに x = 0 とは限らない。t = 0 のときの初期値 x0 = Asin0 とすると、あたかも 0 から正弦波が始まっているように見える。こ の 0 を初期位相と言う。 周期T 振幅A 0 x t 位相0 正弦波の基本式 なお、角速度  は周期 T、または振動数(周波 数) f を用いて、 と表すことができる。

2

/T

2

f

正弦波の一般式

(9)
(10)

バネなどの弾性体を、つり合いの位置からずらすと、 弾性限界以下の変位 x に対して、復元力 F は、 (変位xと復元力 F が逆方向成分なので、負になる)と なり、これをフックの法則という。なお、k はバネ定数を 示す。 質量 m の物体が原点Oから進行方向に x 軸をとり、 一定の加速度を a で動くとき、ニュートンの運動の第 2法則(F = ma)から次に運動方程式が得られる。 これらの式から、ばねの先端につけられた質量 mの 物体が単振動の運動をするとき、その運動方程式は 次の式となる。 2 2

d

d

x

m

ma

t

2 2

d

d

x

m

kx

t

 

F

 

kx

つり合いの 位置 x m F

フックの法則と単振動

(11)

前の式を変形すると、 となり、正弦波 x = Asin(t +0) の2階微分と同じなのがわかる。 より、 また、t = 0 のとき x0 = A とすると、 Asin0 = A より、0 = /2となり、 このバネの振動は、 と表せることがわかる。 2 2

d

d

x

k x

m

t

 

2 2 2

d

d

x

k x

x

m

t

 

 

2

k

m

k

m

2

sin(

k

)

cos

k

x A

m

t

A

m

t

v=0

フックの法則と単振動

v=0 v=0 a b c d e f g h i x v f t t t a b c d e f g h i a b c d e f g h i a b c d e f g h i 変位 速度 弾性力 +

(12)

単 振 動 も 回 転 運 動 も 横 か ら 見 る と 同 じ 周 期 的 な運動。 単振動の周期 T、角速度  とす ると、 なので、 また、振動数(周 波数) f は、 となる。

2

T

2

2

m

T

k

1

1

2

k

f

m

T

 

単振動と回転

(13)

運動エネルギー 位置(弾性)エネルギー 2 1 2 Kmv 2 1 2 Ukx 振動の端 にいるとき 振動中心 にいるとき 変位 x xm(最大) 0 速度 v 0 vm(最大) E = K + U 12kxm2 12mvm2 エネルギー保存の法則より、 2 2 1 1 2kxm 2mvm ※振動の途中の状態でも、エネルギー 保存の法則は成り立つため、常にE = K + Uとなる。

振動のエネルギー

(14)

5cm 2kg 図 の よ う に 2[kg] の重りをつるすと 5[cm] 伸びるバネがある。このバネに 1[kg] の重りをつけて振動させると、その 周期はいくらになるか。ただし、重力加速 度を g = 10[m/s2] とする。

練習問題

(15)

C A B C A B

x

O (a) (b) バネ定数がk1のバネAと、バネ定数がk2の バネBの間に、質量mの物体Cをつなぎ、(a)図 のように滑らかな水平面上におき、バネが自 然長の状態で壁に固定した。(b)図のように物Cを左方へ少しずらして離したところ、物体 は振動をはじめた。その振動数を求めよ。

練習問題

(16)

  mg l x Ft T 図のように鉛直方向から角度  のとき、振り子の 振れる接線方向には質量 m のおもりに働く重力に より、 の力が働く。また、振り子の振れ幅 x はひもの長さを l とすると、x = lꞏsin となるので、Ftx を用いて、 と表すことができる。これはばね定数 のばねに対応するので、この振り子の周期 T は、 と求めることができる。これより、振り子の周期と振り 子の長さを測れば重力加速度の値を求めることがで きる。 sin t F mgt mg F x l  mg k l  2 m 2 l T g k    

振り子の運動

参照

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