14 事,頭の大きVn事,肩下り,骨盤巾の小なる事等であったが,近年に於てはこれらは何れもその 特質を失ひつ玉ある。その他上肢長の短き事,肩巾の小なること等は依然そのまNの状態を績け てるる。 人眼瞼タラウ軸心腺の組織雌酌細胞學的研究,謡に其の毒態に就て 東京:女子騎學專門學校解剖學漱室 (主任 伊東敏授) 圓 乗 xン ジヨウ’ 幸コウ 人眼瞼々板上部に葡萄歌腺の存在するはK:rauseにより獲見せられGII. aggregatae mUci一一
formeと臥せられ,爾來.其の存在は多数學者に依りKrause氏腺叉は粘液腺の名稻のもとに承 認せられたり。更にWolfring,.Ciaecioは結膜鴛隆部にも管朕腺を認め,以來唾腺はWolf画墓 氏腺,Ciaccio氏腺と稔せられしS,該腺は先に・KI訓seに依り観察せられたる腺と同一構造を 有し,Virchowは瞼板上部に存在する腺Zil瞼板涙腺と忙し・弩主部に存在するを散在性涙腺と 回し,共に副涙腺なりと糞へゆ。Rauber−Kopschは瞼板上部に存在するを管歌瞼板腺と構し, 窒黒部に存するを副涙腺と構せり。 斯くの如く該腺蔭多激仁者に依り其の存在は確認せられたるも,其の微細構造に關しては見る一 べき研究なく,輩に涙腺類似の構邉を有すと述べられたるのみにして,牙泌物の化學的性歌に關 しても誤読なし。藪に於て私は健康なる刑建艦より緋鯉なる材料を得て本腺の組織學的細胞學的 研究を試み,更に其の本態を明かにせんとして,諸種哺乳動物に就き比較解剖心的に研究せり。 Krause戦陣は上下瞼(主として瞼板上部,鴛隆部),涙阜,稀に翌月欣襲に存在するも,其の 襲懸歌態は導入により著しく相違す。 排泄管;は短小にして結膜窩に開口す。 主管は其の切断方向に依り圓形乃至意趣形をなし,時に数個の主管が頸管を園擁し:互に結合し 胞心細胞を存する大なる第2次主管を形成す。 主管を形成する腺細胞は圓錐形,圓船形にして基底部に1個の発墨核を有す。原形質内にはミ トコツドリア,可出超粒,脂肪戦陣が認めらる。 ミトコンドリアは通常長羅紋をなし,休止期細胞にては全原形質内を雫等に滞たすも,可染穎 .粒,脂肪穎粒を含むものにては其等の聞に少数散在性に認めらる。 可染穎粒はミトコンドリアの先端肥厚部の断裂に,より生じ,次第に増大増数すると共に周邊部 或は中央部より其の染色性を減じ普通固定標本に於ては不染性明調なる塞胞に攣す。 力減る室胞にて充満せられたる細胞は核が強く基底部に屋排せられ濃縮に陥りて粘液細胞の如 きも,室胞内容はBauer民反慮陰性にして之が粘液物質に非らざるは明かなゆ。而して室胞内 容はオスミウム酸にて黒褐色に着色保存せられ,此れが脂肪性なるは明かにして,普通固定標本 に於て室数として認められしは實は脂肪の溶出によりし事を知る。 .一一 14 一
15 以上の脂肪頼粒形成機輔より見て,此の脂肪顧粒は本腺の最終分泌産物にして,分泌頼粒乃至 分泌肩越rc相州す。台本腺は脂肪分泌腺なり。 此の分泌物の化學的性歌より本腺を粘液腺副涙腺と製するは當を得す。恐らく哺乳動物に存在 する脂肪分泌腺たるHarder氏腺の遺残物に非すやと思准し,多数哺孚L動物に就き研聖せる所, Krause氏腺は瞬膜(第3眼瞼)に存在する瞬膜腺と全く同一構造なるを知れり。 瞬膜腺の本態に屈しては此れを散在性涙腺なりとする者と,Harder蝋腺の一部又は之と密接 なる恵庭ある腺なりきする學者とあり。 私の所見に依れば御勤腺も亦脂肪分泌腺にして,Harder氏腺が極めて良く獲育せる動物に於 ては全く認められざるか,存在するも其の護育は極めて不良にして殆んど分泌を螢まざるに反 し,Harder氏腺の存在せざる動物に於ては瞬膜腺及びKraug. e氏腺は良く獲育せり。即KraUSe 氏腺は哺孚L動物に存在する竪臼腺と同一構造を有し,Harder氏腺と同一機能を有する腺なる は,以上の分泌物の酒事的性悪,比較解剖學的所見より見て疑問の鯨地なき所なりQ