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Academic year: 2022

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(1)不完全要素移動のもとでの 輸出規制と所得分配. 田中一芳*.

(2) 不完全要素移動のもとでの輸出規制!と所得分配. 1. は じ め に 最終財生産に不可欠な投入物として,本源的要素のみならず,輸入中間財 もまた重要な役割を果しているという観点から,これを考慮、に入れた伝統的 な貿易理論分析の拡張が試みられてきた。この方向の研究は,中間財や原材 料を輸入し,これと本源的要素との技術的結合の成果である最終財を自国需 要に供すると共に外国に輸出するという加工貿易型の経済を考えるものであ る 1)この形態は,資源の希少な国にとって一つの貿易の型を示しているもの といえよう。ところで,近年加工貿易型の国にとって,その製品の自主的な が要請される場合が見られる。このような情況を考慮、に入れた一般 輸出規制l 均衡モデルに基づいて,輸入中間財価格や輸出規制の変化によるこのような 経済に及ぼす影響が分析されている。) ところで,これまでの分析では,本源的要素が経済の部門聞を自由に移動 すると仮定されてきたが,最近,部門的構造に注目して,それが不完全にし か移動しない場合を考慮、に入れた文献が現出している。)それらは,この要素 の不完全移動性が伝統的貿易理論の結果にどの様に影響を及ぼしているかを 検討している。 本稿の目的は,労働の部門間移動の程度と可変的投入係数を考慮、に入れた 二財(貿易財と非貿易財),三要素(部門特殊的要素と労働)およびー輸入 中間財からなる一般均衡モデルのもとで,外生的要因によって決定されてい る輸出規制の変化が所得分配や資源配分に及ぼす効果を考察することにある。. * 絶えず御教示,御鞭躍を頂いております神戸商科大学・上河泰男先生に心から感i討中 し上げます。もちろん,本稿に有うべき過誤は私の責である。. 1 . これについては, Kemp‑Ohyama ( 19 7 8 ),Khang ( 19 6 9 ) および小' ; 1 )( 19 7 9 ) を参 照。また,この研究分野の一つに有効保護理論がある。. 2. この研究については, Hazari・ Sgro‑Suh( 19 8 1 ) および小田 ( 1 9 8 4 ) を参照。. 3. この研究については, Casas ( 19 8 4 ),Grossman ( 19 8 3 ), H i l l ‑Mendez ( 19 8 3 ) およ ぴ Mussa ( 19 8 2 ) を参照。.

(3) 2. 第 2節では,モデルの設定とその仮定を述べる。第 3節では,輸出規制の変 化による比較静学を行なっ。こ、では,労働の移動の程度による所得分配や 資源配分に及ぽす効果が示される。第 4節では,輸出規制の変化による社会 的厚生に及ぽす効果を分析する。第 5節では,本稿の分析結果を述べる。. I I モ. / レ. ア. 輸出可能財と非貿易財を生産している小国経済を考える。前者は労働,特 殊的要素および輸入中間財によって生産され,国内需要に供されると共に外 国に輸出される。しかしこの輸出量は外生的要因によって規制されている。 後者は労働と特殊的要素によって生産され,国内需要のみに供される。両最 終財の生産関数は規模に関して収穫不変に従い,各投入物の物理的限界生産 力は正且つ逓減し,ある投入物の増加は他の投入物の物理的限界生産力を高 めるものと仮定する。 Xj, Lj ,Kjおよび M jをそれぞれ第 j部門の産出 量,労働量,賦存量が一定である特殊的要素および輸入中間財の投入量とし ,n であり,それぞ て,各部門の生産関数を次のように表わす。但し ,j=t れ輸出可能財と非貿易財にか、わる添字とする。仮定より , M n=0である。 (1). Xt=F(Lt , K t,Mt)=Lt/(kt,mt).. (2). Xn=G(Ln,Kn)=Lng(kn) ,. 但し , kj=Kj/Ljおよび mtニ M t / Lt である。そして,/と g はそれぞれ 次の事柄に従う。. (3a) / 1>0,/ 2 >0,/‑kt/ 1‑mt/ 2>0,. / 1 1く 0,/ 2 2く 0,L 1三 / 1 1 / 2 2‑/ f 2>0, ) / 1 2 >0,A1 = = ム/ 1 1十 mt/12く 0" A2三 kt/12+mt/22く 0, (3 C. (3b). (4). g'>0,g‑kn g '>0,g"く 0,. 但し,たとえば,. / 1三. θ //akt ,/ 1 2三 δ 2 / / θ mtakt などであり ,g '三 dg/dkn ,. g"三 d2 g/dk; である。 各部門が直面している投入物の価格は,輸出可能財をニュメレールにして, その価値限界生産力に等しい。いま. Wj , Yj ,ρMおよび. ρn をそれぞれ労.

(4) 不完全要素移動のもとでの輸出規制と所得分配. 3. 働,特殊的要素,輸入中間財および非貿易財の価格とすると ( jニ t ,n ), (5) ω t =/ ‑kt/l‑mt/2'. (6)η=/1, (7) ρ' M = / 2 '. ρn(g‑kng'),. (8). = Wn. (9). r ', n= 九 g. である。 賦存量が一定である労働 L は完全に雇用されているのであるが,部門聞 の労働移動はその相対的価格の格差の変化に反応して起こると考える。この 移動性の尺度を ηL として,. ( 10 ) η L=dln(Lt / Ln)jdln(ω! t ωn ) 4). を用いる。そして. oく れ く. 1のとき労働の移動が不完全で、あり, ηL ‑∞. のときそれが完全であるということを意味する 5)また,労働がその相対的価 格の格差の変化に反応して第 j部門に供給される場合の弾力性を ηj とする と , ,j=t , n;i ヰ}. ( 1 1) η j=dln(Lj)jdln(w)w;), i. で、ある. 6)この労働供給量に等しく労働が需要される。ところで,. 什0 ) 式と. ( 1 1)式で表わされた弾力性の関係は ( 12). ηj=ALiηL, 1,}ニ え. n;1ヰ},. である。但し , ALi は第 i部門で雇用される労働の配分シェアである。 本稿のモデルの仮定より,中間財が輸入され,輸出可能財が輸出されるの. t を外生的要因によって決定された輸出量を表わすものとす であるから , E ると,貿易収支均衡は. ( 13 ). Et= PMM , t. で与えられる。. 4 . この移動性の尺度としては, H i l l ‑ M e n d e z( 1 9 8 3 ) および、 McLure( 1 9 7 0 ) に拠る。 5 . この点については, C a s a s( 1 9 8 4 ) お よ び Mussa( 1 9 8 2 ) を参照。 6 . この労働供給の弾力性については, H i l l ‑ M e n d e z( 19 8 3 ) を参照。.

(5) 4. 以上の体系において, Et と ρM が与えられると, 各変数が一意的に決定 される。. ‑. TEA T‑A VE‑A. 輸出規制の変化の効果. 本節では, 輸出規制の緩和あるいは強化が所得分配や資源配分にどのよう な影響を及はすかを考察する。 このために輸入中間財価格が所与のま、であ ると考える。) (5), (6) お よ び (7式)を全微分すると,. ) ( 14 ( 15 ) ( 16). ム=( ‑kt(kt!llム+mt!12mt)‑mt(kt!21ム+mt!22mt, ) Yt 1 ' t= k t ! l lム+mt!12m t , 0= k t ! 2 1ム+mt!22必 卸 t. t >. を得る。但し,任意の変数 zに対して, z=d z / zである。(15) 式と(16) 式 を(14) 式に代入すると, ( 14 ) 式は. ( 1 4 ') WtWt+ktYtrt=0, となる。 13) 式の全微分 ん=Kj/Ljおよび mt=M! t Lt を全微分し, ( 1 1 ) 式と ( を考慮に入れると, ( 1 7 ). £=‑ηAゐJ一命;),え. ( 18). mt=Et一ηt(Wt‑Wn) ,. jニ t ,n; ヰ } ,. を得る。 これらを(15 ) 式と(16 ) 式に代入すると, それぞれは,. ( 1 5 ') Al7}t Wt‑AlηtWn+ytrt=mt!12Et ( 1 6 ') A2 ηt Wt‑A2 ηt Wnニ mt!22Et ' )‑ ( 16 ' ) 式より,輸出規制の変化による要素価格の変化の効果 となる。(14. を求めると, ( 19). Wt二 αt E t,. 7. 輸出規制の変化は中間財の輸入量の変化そのものと結び付くことになる。.

(6) 不完全要素移動のもとでの輸出規制と所得分配. ( 2 0 ). 5. 命n‑αnEt ,. ( 21 ) 九 =β tEt, を得る。. 但し. at 三 rtk~mt η tJ/D,. an 三 r t m t (‑Wd22+k1 ηt J)/D , βt三. rtA2 (‑Wtmt 7 Jt J)/Dおよび D三 ωt 7 Jt くO である。したがって,山く 0,αnく0, および βt>0 となる。 ( 19)‑(21)式より明らかなように,輸出規制の緩和(強化)は両部門の 労働の価格を減少(増加)させ,逆に輸出財部門の特殊的要素の価格を増加 (i成少)させることが分かる。また,両部門の労働の相対的な価格への影響 は,労働の移動が不完全で、あるとき,. ( 2 2 ) ゐt‑Wn=γEt, となる。但し, γ三 Wtrtmd2dD>0 である。これより,この変化の影響は, 輸出財部門 1こおける労働の価格に対する方が非貿易財部門におけるそれより も強いことが分かる。したがって ( 2 3 ). 九ミ 0 ミ~. Etミ 0 に応じて,. wミWn t. となる。他方,労働の完全移動性は,輸出財部門における労働と特殊的要素 の価格に影響を及ぼさないけれども,非貿易財部門における労働の価格に影 響を及ぼす。すなわち, αn の絶対値は小さくなる。また,この結果, ( 2 2 ) 式から明らかなょっに,両部門における労働の価格の輸出規制の変化に対す る反応が同じになるのであるから ,Etミ0 に応じて, ( 2 4 ). 九ミ 0ミWt=命n. となる。 こ、で,労働と労働単位当りの特殊的要素と輸入中間財の投入量に対する 輸出規制の変化の効果を調べておこう。 ( 1 1)式より, ( 2 5 ). Lj=ηA u らi ‑Wi),i ,j=t ,n; ヰ } ,. 2 2 ) 式を考慮に入れると,労働の移動が不完全で、あるとき, であるから, ( 輸出規制の緩和(強化)によって,労働が非貿易財部門から輸出財部門へと 流出する(この逆)ことが分かる。(1 7)式と(18 )式に ると,これらは. ( 2 2 ) 式を代入す.

(7) 6. )ム. ( 2 6a. ( 2 6b) ( 2 7 ). ηt rEt,. kn=ηnrEt, 仇 t=( kt ! 2dA2 )Et ,. となる。したがって,輸出財部門における労働単位当りの特殊的要素と輸入 中間財の投入量は減少(増加)し,非貿易財部門における労働単位当りの特 殊的要素の投入量は増加(減少)する。また,輸出規制の変化は, ( 2 8 ). ム‑mt=‑Et. であるから,前者に対する方が後者に対するよりも強い影響を及ほ、している。 この事は,本稿のモデルにおいて,特殊的要素の賦存量が一定であり,中間 財の輸入量が輸出規制の変化に応じているといつことに拠っている。他方, 労働の移動が完全な場合には,輸出規制の変化は両部門における労働の価格 の変化に同じ影響を及ぼすのであるけれども, ( 2 5 ) 式から明らかなように, 両部門聞の労働の移動が起こる。したがって,輸出規制の変化は,労働単位 当りの特殊的要素と輸入中間財の投入量に対して,労働の移動が不完全な場 合と同様の影響を及ぽすことになる。 次に非貿易財部門における非貿易財価格と特殊的要素価格に対する輸出規 制の変化の効果を調べよう。. (8)式を全微分し、 ( 2 0 ) 式と ( 2 6b)式を用いると, ( 2 9 ). sn=(αn+( Jn )Et ,. を得る。但し , ( Jn 三 ρ nk~g" 7 )n r/Wnく O である。また,上式より,. ( 3 0 ). ゐn‑tn=‑( Jn Et,. を得る。. (9)式を全微分し, ( 2 6b)式と ( 2 9 ) 式を用いると, ( 3 1 ). 九=β nEt,. を得る。但し, βn三 αn+( Jn +(kng"7)n r / g ' )く O である。また,上式より, (32). 九‑Tnニ (kng"7)n r / g ') E t,. を得る。 労働の移動が不完全で、あるとき,輸出規制の緩和(強化)は非貿易財価 格を下落(上昇)させ,特殊的要素の価格を減少(増加)させる。そして,.

(8) 不完全要素移動のもとでの輸出規制と所得分配. 7. 輸出規制の変化の影響は,前者よりも後者に対する方が強く,また,労働の 価格よりも非貿易財価格に対する方が強い。したがって ,Etさ 0 に応じて,. ( 3 3 ). 0ミ命 nミムミ Yn,. となる。他方,労働の移動が完全で、ある場合には,輸出規制の変化の非貿易 財務門における労働と特殊的要素の価格および非貿易財価格に対する影響は 小さくなるが,これらの相対的関係は何ら変わることはない。 それゆえに,労働の移動が不完全な場合および完全な場合のそれぞれにつ いて ,Etミ 0 に応じて,. ( 3 4 ). 九ミ o ミW tミ :wn~さんミ r n ,. ( 3 5 ). んさ 0ミWt=命nミムミ r n,. を得る。)いずれの場合においても,これらのことは,輸出規制の緩和(強化) によって非貿易財需要に関して,輸出財部門の特殊的要素の所有者と労働者 にとって有利(不利)となり,非貿易財部門の特殊的要素の所有者にとって 不利(有利)となることを意味する。 最後に,輸出規制の変化の両部門の粗産出量に及ぼす影響を調べよう。 (1)式を全微分し, ( 17 )式 , ( 18 ) 式および ( 2 2 ) 式を用いると, ( 3 6 ). Xt={(ωtη tr+ρMmt)グ}E. t ,. を得る。また, (2) 式を全微分し, ( 1 7 ) 式と ( 2 2 ) 式を用いると, ( 3 7 ). Xnニ(‑W nηnγ/ 九 g)Et,. を得る。 よって,輸出規制l が緩和(強化)されると,輸出可能財の粗産出量は増加 (減少)し,非貿易財の粗産出量は減少(増加)する。そして,これらの結 果は,労働の完全移動あるいは不完全移動に拘らず,変らないことが分かる。. N. 輸出規制の変化と社会的厚生 輸出規制の変化の社会的厚生に及ほす影響を調べよう。 8. ( 3 5 ) 式の結果は,特殊的要素モデルにおける財価格の変化に対する要素価格の反応 と同じである。この点については. J o n e s( 1971)参照。.

(9) 8. 社会全体としての厚生関数は,. ( 3 8 ). U=U(Dt ,Dn),. で与えられる。但し , U と Dj はそれぞれ社会的厚生と第 j財 の 国 内 需 ,n ) 。この厚生関数は厳密に凹であると仮定され,各財の 要量を示す (j=t 限界効用 , Uj三 θU/aD j , は正であると仮定される。 効用極大条件は, ( 3 9 ). UZ /U1=ρn. である。 また,予算制約式は, ( 4 0 ). Dt+ρnDn=Xt +ρnXn‑ρMMt,. であり,非貿易財の需給均衡より,. ( 41 ). Dn=Xn. である。 ( 3 8 ) 式を全微分し, ( 3 9 ) 式を用いると,. ( 4 2 ). 十 ρn dU/U1=dDt dDn,. を得る。他方, ( 4 0 ) 式を全微分し, ( 41)式から得られる dDn=dXn を考 慮に入れると, ( 4 3 ). dDt +ρndDn=dXt +ρndXn一ρMdMt ,. を得る。ところで, ( 3 6 ) 式と ( 37)式より,. ( 4 4 ). ニ ( 十ρ dXt ndXn一 九ldM WtLtηt‑WnLnηn)rEt, t. を得るのであるから, ( 4 2 ) 式に ( 4 3 ) 式と ( 4 4 ) 式を考慮、に入れると,. ( 4 5 ). dU/U1=( ωt L tηt‑wnLnηn )γEt,. を得る。さらに, ( 12 ) 式を考慮、に入れると,上式は, ( 4 6 ). dU/U1={LtLn(Wt‑Wn) ηLγ / L } E t,. となる。. ( 4 6 ) 式において,輸出規制の変化の社会的厚生に及ぼす影響の方向は, 初期の労働の価格の部門聞の格差に依存する。すなわち,この格差がない場 合には,輸出規制の変化は社会的厚生に何ら影響を及ぼさないし,初 t>Wn の場合には,輸出規制の緩和(強化)は社会的厚生を高め(低め ) ,そして,.

(10) 不完全要素移動のもとでの輸出規制と所得分配. 9. ωtく Wn の場合には,逆の結果をもたらす。また,上の結果は,労働の部 門間移動が完全あるいは不完全で、あるかどうかに拘らず成立することも分か る. V む. す. び. 本稿では,部門特殊的要素と労働移動の不完全性を考慮、に入れた加工貿易 型経済において,輸出規制の変化の所得分配と資源配分および、社会的厚生に 対する効果を考察してきた。輸出規制の変化に対する輸出財部門における要 素価格の反応は,労働移動の完全・不完全の程度によって影響を受けないけ れども,非貿易財部門における要素価格と非貿易財価格の反応は労働移動の完 全・不完全の程度によって影響を受ける。すなわち,これらの反応は,労動 の移動が完全な場合の方がその不完全な場合よりも小さくなり,この結果と して,岡部門の労働所得の輸出規制の変化に対する反応は同じになる。とこ ろで,資源配分,労働単位当りの特殊的要素と輸入中間財の投入量,両部門 の粗産出量および社会的厚生のその変化に対する反応は労働移動の完全・不 完全の程度によって何ら影響を受けないのである。. 考. 参. 文. 献. C a s a s,F .R .,1 9 8 4,I m p e r f e c tF a c t o rM o b i l i t y:A G e n e r a l i z a t i o n and S y n t h e s i so f o u r n a lo fEconomics 1 7, Two.SectorModelso fI n t e r n a t i o n a l Trade,CanadianJ 7 4 7 ‑ 7 61 . Grossman,G . M.,1 9 8 3,P a r t i a l l yM o b i l eC a p i t a l. AG e n e r a lApproach t o Two‑. S e c t o rTradeTheory,J o u r n a lo fI n t e r n a t i o n a lEconomics1 5,11 7 . ・. .R . , P .H .S g r oandD .C .Suh,1 9 8 1,Export C o n s t r a i n t si n Two S e c t o r H a z a r i,B Modelw i t hanI m p o r t e dI n t e r m e d i a t e Good,i n N o n ‑ t r a d e d and I n t e r m e d i a t e o n d o n ),1 1 8・ Goodsandt h ePureTheoryo fI n t e r n a t i o n a lTrade(CroomHelm,L 1 6 7 . H i l l,] .K .and] .A . Mendez 1 9 8 3,F a c t o rM o b i l i t y and t h eG e n e r a lE q u i l i b r i u m.

(11) 1 0. Modelo fP r o d u c t i o n,J o u r n a lo fI n t e r n a t i o n a lEconomics1 5,1 92 5 . ・. J o n e s,R .W.,1971,A T h r e e ‑ F a c t o r Model i n Theory,Trade, and H i s t o r y, i n Bhagwati,J .N .e tal .e d s .,Trade,B a l a n c eo f Payments and Growth ( N o r t h ‑ 1 . H o l l a n d,Amsterdam),3・2. Kemp.M.C .andM.Ohyama,1978,Ont h eS h a r i n go fTradeG a i n sby R e s o u r c e ‑ PoorandR e s o u r c e ‑ R i c hC o u n t r i e s,J o u r n a lo fI n t e r n a t i o n a lEconomics8,93・1 1 5 . Khang,C .,1969,A DynamicModelo fTradeb e t w e e nt h eF i n a la n dt h eI n t e r m e d i ‑ u r n a lo fEconomicTheory1,4164 3 7 . a t eP r o d u c t s,Jo ・. 小島. j 青 , 1 9 7 9,加工貿易型経済発展モデル,世界経済評論 2 3, 10‑11月号。. McLure,C .E .,J , . r 1 9 7 0,T a x a t i o n,S u b s t i t u t i o n,andI n d u s t r i a lL o c a t i o n,J o u r n a lo f P o l i t i c a lEconomy78,112・1 3 2 . Mussa,M.,1982,I m p e r f e c tF a c t o fM o b i l i t yandt h eD i s t r i b u t i o no fIncome,J o u r n a l 2,1 2 5・1 41 . o fI n t e r n a t i o n a lEconomics1 小田正雄, 1 9 8 4,資源輸入国の貿易モデル,世界経済評論 2 8, 1月号。.

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