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ヒト未熟樹状細胞に発現するFcRIの架橋刺激は炎症性サイトカインとIL-12を介して1型ヘルパーT細胞分化を促進させる

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Academic year: 2021

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板野 篤志 内容の要旨

論文内容の要旨

【目的】IgE 分子の受容体には FcRI と FcRII の 2 種類が存在する.FcRI は主にマスト細胞や好 塩基球の細胞表面に存在し,様々なアレルギー疾患を引き起こす過敏反応に関与している.近年, ヒトの末梢血樹状細胞(dendritic cells: DCs)はその表面に高親和性 IgE 受容体である FcRI を発 現していることが報告されている.しかしヒト DCs に発現する FcRI 分子の役割に関しては不明 な部分が多い.本研究では健常人の末梢静脈血より分離誘導した DCs に発現する FcRI の機能を 解析した.

【方法】ヒト健常ボランティアの末梢血より分離した単球から未熟な DCs を誘導し,フローサイ トメーターで FcRI の発現を確認した.未熟 DCs に発現している FcRI を FITC ラベルした抗ヒ ト FcRI 抗体と抗 FITC 抗体を用いて特異的にクロスリンクさせた.この刺激により産生されるサ イトカインについて ELISA 法を用いて解析した.また,FcRI を介して刺激された DCs がナイー ブ T 細胞の分化に対して与える影響について,この DCs と HLA-DR 不一致のアロ CD4 陽性ナイ ーブ T 細胞を共培養し,産生されたサイトカインを解析することにより調べた.更にその T 細胞 の分化を制御する分子について解析した.

参照

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