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近年 家族は徐々に変化してきている 日本の家族の変化は 日本女性のライフコースの変化をも意味している 女性は家族に内包されてきたために 家族が変化している中のひとつの側面として女性の変化が上げられるのである そこで 次に 女性のライフコースの変化についてみてみよう そして 本調査データから 女性の婚

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第3章 女性のライフコースと住宅所有

永井暁子 (東京大学社会科学研究所助教授) 1.住宅双六における女性の位置 袖井によれば、「家を建てるのは(持つのは)、男子一生の仕事」が示す持家主義の定着 や住宅双六へ人々が駆り立てられるようになったのは、1970 年代半ばである(袖井 2002)。 このような持家主義の中にも垣間見られるように、住宅を取得するのはあくまでも男子で あって女子ではなかった。 また、1975 年に発表された同盟と国際金属労連日本協議会(IMF・JC)の「働くものの 生涯生活ビジョン」において登場する「ビジョン生計費」の基本型では、夫18 歳就職から 始まり、夫25 歳結婚時に妻 22 歳が登場するといったように、世帯を単位とした住宅取得 のモデルは男性労働者のライフコース上にある(同盟/IMF・JC 1975)。このモデルでは、 結婚前は民間アパート1DK で、結婚時に公団 2DK(6 畳、4.5 畳)へと転居し、夫 27 歳、 妻24 歳で長男が産まれ公団 3DK(6 畳、6 畳、4.5 畳)へ、夫 30 歳、妻 27 歳で長女が産 まれ、夫36 歳、妻 33 歳、長男 9 歳、長女 6 歳で持家 4LDK(87.66 ㎡)を取得することに なっている。このように、住宅双六では民間賃貸→公団→持家とコマを進めるのである。 続いて、長男が18 歳で就職、独立(離家)し、長女は 3 年後やはり 18 歳で就職するが同 居のままである。夫52 歳、妻 49 歳の時に長男、長女が結婚し、夫婦ふたりの生活となり 夫60 歳で定年退職とされている。基本型の他に持家/賃貸住宅、子の大学・短大進学/非 進学などによってバリエーションがあるが、専業主婦が増加してきたこの時期には当然の ことかもしれないが、妻が就労することはモデルの中では想定されていない。 これにしたがって女性のライフコースがどのように想定されていたかを考えてみれば、 女性は18 歳で就職するが親元、つまり親名義の家にとどまり、24 歳で結婚により離家、 この時代を考えると寿退職し、専業主婦となってからは、夫名義で借りた家、夫名義の持 家に居住するということになるだろう。 就業の中断だけが女性の住宅取得を阻害する要因ではないだろう。この時代においても、 長年働き続けた女性は必ずしも少数派ではない。しかし、長期間の借り入れをともなう住 宅の取得には、正規雇用として働き続けること、そして働き続ける存在であると社会的に 見なされることが重要である。女性は男性に比べて賃金が低いことに加えて、結婚、出産・ 育児によって退職する可能性のあると見なされるが故に、女性はこれまで住宅ローンを組 むことも困難であったことが、女性自身の住宅取得を阻んできたと言えるだろう。 女性自身が住宅の取得を強く望んで来なかった側面もあるだろう。夫名義住宅の取得で あっても、結婚生活が永続的なものであると想定し、夫の財産を使用する権利を妻が持っ ていると考えていればこそ、このような世帯単位のモデルが成り立ちうる。この2 つの条 件への信頼が、本人名義の住宅取得を女性が望んでこなかった背景であろう。 このように、女性は親の家、夫の親の家、そして夫の家に住んできた。家事、育児、介 護という無償労働を担ってきた、担うことを期待されてきた女性にとって、資産は自ら形 成するものではなく、親あるいは夫からの移転により獲得してきたと言えよう。しかし、

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近年、家族は徐々に変化してきている。日本の家族の変化は、日本女性のライフコースの 変化をも意味している。女性は家族に内包されてきたために、家族が変化している中のひ とつの側面として女性の変化が上げられるのである。そこで、次に、女性のライフコース の変化についてみてみよう。そして、本調査データから、女性の婚姻履歴と働き方の違い による女性本人の住宅取得について比較する。 2.女性のライフコースの変化――結婚と仕事 (1)結婚の変化 図表3-1 をみてわかるように、婚姻率(1000 人あたりに結婚する人数)は 1975 年以降、 急激に低下した。人口全体における若年層の比率が低下すれば、婚姻率は低下することは 当然であるが、この急激な低下は未婚者の増加を意味していると考えられる。1960 年代後 半から徐々に上昇してきた離婚率(1000 人あたりに離婚する人数)は、婚姻率が停滞する 一方で、現在でも上昇し続けている1)。 出生年が若いほど未婚率が高いことが、図表3-2 にあらわれている。たとえば、1946~ 1950 年生まれの人が 25~29 歳の時の未婚率は 20.9%にすぎないが、1971~1975 年生まれ の人たちでは同じ年齢でも未婚率は54.0%というように 23.1 ポイントも上昇しているので ある。 結婚の変化は未婚率の上昇としてあらわれているだけではない。図表3-1 でみた離婚率 の上昇に伴い、再婚が増加している。1970 年には結婚する夫婦の 88.9%が夫妻ともに初婚 であったが、2004 年では夫妻ともに初婚であるのは 75.2%に低下している(図表 3-3)。同 年、夫妻ともに再婚8.8%、夫が再婚で妻が初婚 8.9%、夫初婚妻再婚 7.0%となっている。 現在では初婚のタイミングは遅くなることに加えて、離婚、再婚が増加している。つま り、家族は1 世代の中でメンバーを再編成する集団となったのである。 (2)きょうだい数の変化 出生率の低下は最近になって問題視されているが、低下が著しかったのは1950 年代であ る。1950 年には一人の女性が産む子ども数は 4 人以上であったが、1960 年には 2 人程度に 低下している。見方を変えると、きょうだい数は4 人から 2 人へと減少したのである。1940 ~1944 年生まれの人のきょうだい数は 4.12 人であるのに対して、1960~1964 年に生まれ た人のきょうだいは2.52 人と低下している(図表 3-4)。 子どもが少なくなると、必然的に子どもに男子が含まれる確率は低くなり、姉妹だけの 家族が増加する。兄弟のいない女性は1940~1944 年生まれでは 37.3%、さらに兄弟のいな い長女である割合は17.0%であったが、1970~1974 年生まれの人では兄弟がいない女性は 42.4%、兄弟のいない長女であるのは 23.6%と、それぞれ 5.1 ポイント、5.4 ポイント上昇 している(図表3-5)。 1) 離婚率は 2003 年年以降低下している。これは年金制度の改定により、離婚を先延ばし にしている者、特に女性がいるからであると考えられる。2006 年度までに離婚した第 3 号被保険者は、前配偶者の年金を取得することはできないが、2007 年度から施行される第 3 号被保険者への厚生年金の分割により、配偶者の同意または裁判所の決定があれば、分 割できることとなった

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1950 年代の急激な少子化はきょうだい数の減少を意味し、法律上の平等だけではなくき ょうだい間での実質的に平等な配分を促進していると推測される。つまり、長男に限らず、 女性(娘)であっても親からの住宅やその他の資産の相続、贈与の可能性を高めた。また、 それらへの期待が高まっていると考えられる。 (3)働き方の変化 女性の働き方にも変化がみられる。図表3-6 に示したように、女性の労働力率はかつて みられたM 字型の曲線が徐々に崩れている。1946~1950 年生まれの女性の労働力率は 25 ~29 歳の時に最低値 42.9%であるのに対し、30~34 歳の時におそらく最低値をとるであろ う1971~1975 年生まれの女性は 30~34 歳で 61.4%となり、M 字の底は 18.5 ポイント上昇 している。晩婚化により女性の結婚前の就業年数は伸びたこと、結婚後も共働きの夫婦が 増加していることから、このような20 代後半から 30 代女性の労働力率が上昇している。 「労働力調査特別調査報告」によれば、サラリーマンの増加に伴ってほぼ一貫して増加し てきた専業主婦の数は、1980 年代から徐々に減少し、1992 年には専業主婦世帯を共働き世 帯が上回った。 就業する女性が増加する一方で、非正規雇用の増加が著しい。「労働力調査」「労働力調 査特別調査」によれば、1995 年には役員を除く雇用者のうち、非正規雇用者は 20.9%にす ぎなかったが、2005 年には 32.6%と 11.7 ポイント上昇している。女性に限ると、2005 年 では47.5%が非正規雇用として働いている。これは子育てが一段落してからのパートタイ ム就労による復職の増加を意味するだけでなく、若年層での非正規雇用化をも意味してい る。 (4)家族の変化と女性の住宅取得の可能性 前節で示した「ビジョン生計費」から考えると、上記に示した現代女性のライフコース は大きく異なっている。初婚年齢が上昇し就業年数が長期化し、共働きも増加したことに より、正規雇用で就業を継続させている女性には女性自身が住宅を取得できる条件が増し ている。一方、若年層での非正規雇用者の多さは、住宅を取得できる条件を持つ女性と持 たない女性の二分化が進んでいることを示す。 離婚の増加は、夫からの住宅を含めた資産が移転されない可能性を高めている。しかし、 1950 年代からの少子化によりきょうだい数が減少した結果、子は親からの資産の移転の可 能性が高まっている。 親からの資産の移転と住居については、本章ではふれず、次節で本調査データを用いて 女性の働き方や婚姻状態と住宅取得の関係についてみてみよう。 3.女性の働き方、結婚と住宅所有 (1)女性の働き方 住宅の購入は住宅ローンによる借り入れを行うことが多く、そのためには正規雇用につ いていること、そしてその年数の長さが必要となる。そこで、この節では、主に回答者の これまでの住宅履歴の変数を用いた住宅所有経験と、調査対象者の正規雇用年数や婚姻状 態と関係についてみてみよう。25~34 歳では、これまでに正規雇用として働いてきた年数

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は、1~5 年が最も多く 46.6%、ついで 6~10 年は 35.8%、学卒後の年数が短いこともあ り11~20 年は 8.8%にとどまる(図表 3-7)。正規雇用についたことがない回答者は、全 回答者の中で25~34 歳における割合が最も高く 8.8%にのぼる。この調査でも若年層に非 正規雇用化が進んでいることが示されている。 35~44 歳では 11~20 年正規雇用勤務経験がある者が 24.9%、45~54 歳では 21 年以上が 19.5%と、学校卒業後の年数の大半を正規雇用として勤務していた女性は、大まかに言っ て20%前後と考えられる。 婚姻履歴別に正規雇用年数をみてみると、年齢の低い人が多い未婚では正規雇用年数21 年以上の割合は5.2%と低い(図表 3-8)。正規雇用経験なしと正規雇用 1~5 年を合わせた 割合が最も高いのは初婚継続で42.5%にのぼる。死別無配偶はその割合が最も低く 27.2% である。夫がいる場合には女性が稼得役割を担うことが少ないためか、女性の正規雇用年 数も短い。 (2)正規雇用年数と住宅所有 では、次に正規雇用年数と住宅所有との関係についてみてみよう。夫名義か本人名義、 あるいは共同名義で住宅を取得した経験がある者の割合は、全体で42.9%である(図表 3-9) 2)。正規雇用年数別に見ると、正規雇用の経験がない者でも33.3%、21 年以上の者で 55.0% である。ただし、住宅を取得する際に、共同名義であっても自分の名義で取得した女性は 全体の9.2%である。 そして、女性本人名義での持家を取得した経験率も、正規雇用年数によって異なる。正 規雇用経験がない場合は自分の名義の住宅を所有したことがある割合は 1.0%にすぎない のに対して、24.0 年以上では 24.0%となっている(図表 3-10)。同様に、現在、女性本人 名義の住宅を所有している割合は、21 年以上勤務している場合に 35.5%とさらに高い値を とっている(図表 3-11)。正規雇用で長く勤めることが、女性が自分名義の住宅を取得す ることに必要であるようだ。 (3)婚姻履歴と住宅所有 婚姻履歴別にみると、夫名義も含めて住宅を所有したことがある割合は、未婚では1.0% ときわめて低い割合であり、離別無配偶にしろ、死別無配偶にしろ、婚姻経験がある者の 方が持家経験がある割合は高い(図表 3-12)。夫名義が含まれず女性本人名義の住宅を所 有していた経験は、死別無配偶と再婚で高く、それぞれ50.0%、29.2%である(図表 3-13)。 再婚には死別無配偶を経た者も多く含まれるため、死別無配偶と同じ傾向にあると考えら れる。現在、女性本人名義の住宅を所有している割合も死別無配偶で最も高く47.6%であ る(図表3-14)。今回の調査対象は 54 歳までであるので、死別無配偶のケース数は少ない ため、これ以上の詳細な分類を行うことはできないが、離別無配偶と比較すると住宅所有 2) 持家経験あるいは住宅取得経験、自分名義の持家経験、住宅取得経験として用いている 質問項目は、住宅履歴に関する質問項目を用いている。したがって、住宅に転居時の名義 人が回答されることが多いため、その後に同一住居が本人に相続・贈与された場合に住宅 所有者として本人がその名義に必ずしも反映されていない。したがって、入居以降の名義 変更などが含まれる現在の自分名義の持家の割合は、自分名義の持家経験率よりも高くな る可能性がある。

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割合は非常に高い。図表3-12 で持家経験の高さから推測すると、死別した夫の年齢が高く 夫が住宅を所有していた割合が高いために、夫死亡後に住宅を妻が継承しえたと考えられ る。 (4)未婚、初婚継続、離別無配偶の比較 ケース数が比較的多い離別無配偶、未婚、初婚継続について、それぞれ正規雇用年数別 に持家経験をみてみると、未婚での持家経験、21 年以上正規雇用で働いた者が 10.0%と正 規雇用年数の短い者に比べると高い値をとっている(図表 3-15)。初婚継続では正規雇用 経験がない場合に39.2%であるのに対して 21 年以上働いている者 60.7%で 21.5 ポイント 高い。離別無配偶は他のケースに比べるとケース数が少ないこともあり、やや傾向が見え にくいが、正規雇用年数が長い方が持家経験の割合は高いようである。 自分名義の住宅所有割合は、未婚では持家経験の割合と同義であり、21 年以上正規雇用 で働いた者が10.0%である(図表 3-16)。初婚継続は正規雇用で 21 年以上働いている場合 に、24.3%で正規雇用の短い者に比べて割合は高い。図表 3-15 の持家経験と比べると、明 らかに違いがある。正規雇用経験がない初婚継続は、持家経験が39.2%であるが自分名義 となると1.3%にとどまる。正規雇用年数が 21 年以上の初婚継続は持家経験 60.7%、自分 名義では24.3%と、持家経験の約 4 割が自分の名義としている。離別無配偶では同様であ る。正規雇用21 年以上の離別無配偶は持家経験 33.3%、自分の名義をもつ者が 22.2%と 3 分の2 が自分の名義を持っている。正規雇用年数が 11~20 年の離別無配偶も持家経験割合 29.4%、自分名義の住宅を所有している割合は 23.5%であり、持家経験のある者のうち約 8 割が自分の名義としている。 現在での自分名義の持家割合をみても、正規雇用 21 年以上の未婚は 23.1%、初婚継続 37.0%、離別無配偶 33.3%と、長期の正規雇用による就業により婚姻状況、つまり夫の存 在による住宅所有の違いの大部分が消えている(図表3-17)。 4.女性のライフコースの変化と住宅所有 本章では、家族、女性のライフコースの変化をたどり、女性の婚姻履歴、正規雇用年数 に焦点をあて、住宅所有割合を比較してきた。その結果、結婚のタイミングの遅れ、離婚 と再婚の増加から、今後の傾向として、住宅双六やこれまでの「男性稼ぎ主」型の標準世 帯による住宅取得モデルは困難になることが予測される。一方、きょうだい数の減少、兄 弟のいない姉妹のみの家族の増加により、女性が親からの資産の移転に対しての期待が高 まることが予測される。若年女性の正規雇用率が低下していることから、若年層に関して は女性が正規雇用か否かの差、親の資産の差が、女性本人による住宅取得に顕著にあらわ れることが予測される。 現状に関する分析結果は以下のとおりである。女性名義の住宅所有経験は、死別無配偶 で最も高く50.0%、離別無配偶の 11.3%とは大きく異なる。夫名義の住宅資産も含めての 持家経験がある者でも、死別無配偶の方が離別無配偶よりも自分名義の資産を保有する率 が高い。もっとも住宅を所有していないのは未婚女性である。また、正規雇用年数も住宅 所有と大きく関係している。正規雇用の経験がない場合に住宅を所有する割合は1.0%であ るのに対し、正規雇用年数が21 年以上の場合には 24.0%となる。

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調査結果のデータから、女性は結婚により夫との(名義上は夫のみであっても)住宅を 取得することが、結果的には最も効率的である。結婚という共同生活の終焉は夫との死別 によってなされることで、子の協力が有れば資産を二分させることなく、一つの世帯に集 積しておくことができたようだ。しかし、子の協力がなければ、資産は分散されてしまう だろう。また、結婚の終焉が離別であった場合も、資産は分散される。いくつかの条件の 下でのみ、結婚により夫名義の資産を継承することの効率性が保たれている。 婚姻状態において多様化が進む中で、これらの条件をみたし続ける女性は減少するだろ う。女性の正規雇用年数が長くなることが、女性名義の住宅取得の可能性を高めるのでは ないだろうか。 文献 厚生労働省大臣官房統計情報部,各年版,『人口動態統計』. 国立社会保障・人口問題研究所,1999,『第 4 回世帯動態調査(1999)』. 総務省統計局,各年版,『労働力調査報告』. ――――,各年版,『労働力調査特別調査報告』. ――――,各年版,『国勢調査』. 袖井孝子,2002,『日本の住まい変わる家族――居住福祉から居住文化へ』ミネルヴァ書房. 同盟/IMF・JC,1975,「労働者の生活はどうあるべきか」,『労政時報』2284: 33-63. 村上泰亮/蠟山昌一他,1975,『生涯設計計画』日本経済新聞社.

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図表 3-1 婚姻率、離婚率の推移 0 2 4 6 8 10 12 1955 1958 1961 1964 1967 1970 1973 1976 1979 1982 1985 1988 1991 1994 1997 2000 2003 0 0.5 1 1.5 2 2.5 離 婚 率 ( ‰ ) ↑ 婚姻率 ↑ 離婚率 資料:厚生労働省「人口動態統計」 婚 姻 率 ( ‰ ) 図表 3-2 出生コーホート別年齢別未婚率 6.6 5.8 71.6 20.9 9.1 10.4 69.2 24.0 7.5 6.7 10.0 8.6 77.7 30.6 13.9 81.4 40.2 19.7 13.8 85.0 48.0 26.6 86.4 54.0 0 20 40 60 80 100 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 1946-1950年 1951-1955年 1956-1960年 1961-1965年 1966-1970年 1971-1975年 資料:総務省統計局「国勢調査」 (歳)

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図表 3-3 初婚割合の推移 88.9 87.3 84.9 83.4 81.7 81.6 79.0 75.2 2.8 3.6 4.3 4.5 4.9 5.1 6.0 7.0 5.1 5.2 5.7 5.9 6.6 6.8 7.7 8.9 3.2 3.9 5.1 6.3 6.8 6.5 7.4 8.8 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2004 夫妻とも再婚 夫再婚妻初婚 夫初婚妻再婚 夫妻とも初婚 資料:厚生労働省「人口動態統計」 図表 3-4 出生コーホート別きょうだい数 2.77 4.12 2.43 2.52 2.44 3.28 3.70 2.38 2 2.5 3 3.5 4 4.5 1940~1944年 1950~1954年 1960~1964年 1970~1974年 (人) 資料:国立社会保障・人口問題研究所 「第4回世帯動態調査(1999)」

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図表 3-5 出生コーホート別兄弟の有無、長女割合 29.2 38.5 41.2 41.8 42.4 27.3 25.3 44.9 23.6 24.9 17.0 15.1 15.5 21.7 25.9 23.3 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 1940~1944年 1950~1954年 1960~1964年 1970~1974年 (%) 兄弟なし → ↑ うち、長女 資料:国立社会保障・人口問題研究所 「第4回世帯動態調査(1999)」 図表 3-6 出生コーホート別労働力率 70.6 42.6 48.2 60.0 69.6 71.3 59.6 68.2 66.2 49.2 50.6 62.6 69.5 71.8 68.4 70.0 54.1 51.7 60.5 69.3 73.0 71.9 61.4 53.7 61.4 70.4 75.1 66.4 57.1 62.4 74.1 69.9 61.4 72.7 74.0 40 45 50 55 60 65 70 75 80 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 1946-1950年出生 1951-1955年出生 1956-1960年出生 1961-1965年出生 1966-1970年出生 1971-1975年出生 1976-1980年出生 (%) 資料:総務省「労働力調査」

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図表 3-7 年齢別正規雇用年数 8.8 4.1 6.5 6.4 46.6 30.7 28.7 35.1 35.2 26.6 32.6 35.8 17.8 18.7 24.9 8.9 8.2 19.5 5.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 25-34歳 35-44歳 45-54歳 25-54歳 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 n = 2122 図表 3-8 婚姻履歴別正規雇用年数 6.4 4.5 5.0 5.6 0.0 6.7 35.1 22.7 34.0 31.9 34.8 35.8 32.5 36.4 25.0 33.9 21.7 32.8 17.8 18.2 24.0 23.4 21.7 16.6 8.2 18.2 12.0 5.2 21.7 8.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 初婚継続 再婚 未婚 離別無配偶 死別無配偶 全体 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 n = 2120

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図表 3-9 正規雇用年数別持家経験がある割合 33.3 39.9 42.8 47.1 55.0 42.9 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 n = 1559 図 3-10 正規雇用年数別自分名義の持家経験がある割合 1.0 6.6 8.2 12.5 24.0 9.2 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 n = 1559

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図表 3-11 正規雇用年数別現在自分名義の持家がある割合 3.8 7.1 7.4 14.4 35.5 10.7 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 n = 2071 図表 3-12 婚姻履歴別持家経験がある割合 50.3 57.1 1.0 23.8 60.0 42.7 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 初婚継続 再婚 未婚 離別無配偶 死別無配偶 全体 n = 1608

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図表 3-13 婚姻履歴別自分名義の持家経験がある割合 9.8 28.6 1.0 11.3 50.0 9.1 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 初婚継続 再婚 未婚 離別無配偶 死別無配偶 全体 n = 1608 図表 3-14 婚姻履歴別現在自分名義の持家がある割合 10.9 29.2 2.3 10.9 47.6 10.4 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 初婚継続 再婚 未婚 離別無配偶 死別無配偶 全体 n = 2071

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図表 3-15 婚姻履歴・正規雇用年数別持家経験がある割合 39.2 46.0 50.9 58.5 60.7 50.4 0.0 1.7 0.0 0.0 10.0 1.0 25.0 14.3 25.0 29.4 33.3 23.1 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 n = 1536 離 別 無 配 偶       未   婚         初 婚 継 続 図表 3-16 婚姻履歴・正規雇用年数別自分名義の持家経験がある割合 1.3 6.7 9.0 14.6 24.3 9.8 0.0 1.7 0.0 0.0 10.0 1.0 0.0 10.7 0.0 23.5 22.2 11.5 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 n = 1536 離 別 無 配 偶       未   婚         初 婚 継 続

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図表 3-17 婚姻履歴・正規雇用年数別現在自分名義の持家がある割合 3.6 7.5 7.8 15.8 37.0 11.1 0.0 1.3 1.2 1.7 23.1 2.4 0.0 5.9 0.0 20.8 33.3 11.1 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 正規雇用経験なし 1-5年 6-10年 11-20年 21年以上 全体 n = 2026 離 別 無 配 偶       未   婚         初 婚 継 続

図表 3-1  婚姻率、離婚率の推移  024681012 1955 1958 1961 1964 1967 1970 1973 1976 1979 1982 1985 1988 1991 1994 1997 2000 2003 0 0.511.522.5 離婚率(‰)↑婚姻率↑離婚率 資料:厚生労働省「人口動態統計」婚姻率(‰) 図表 3-2  出生コーホート別年齢別未婚率  6.6 5.871.620.910.49.169.224.07.56.710.08.677.730.613.981.440.219
図表 3-3  初婚割合の推移  88.9 87.3 84.9 83.4 81.7 81.6 79.0 75.22.83.64.34.54.95.16.07.05.15.25.75.96.66.87.78.93.23.95.16.36.86.57.48.8 50%60%70%80%90%100% 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2004 夫妻とも再婚 夫再婚妻初婚夫初婚妻再婚夫妻とも初婚 資料:厚生労働省「人口動態統計」 図表 3-4  出生コーホート別きょうだい数
図表 3-5  出生コーホート別兄弟の有無、長女割合  29.2 38.5 41.2 41.8 42.427.3 25.3 44.924.923.6 17.0 15.1 15.5 21.7 25.9 23.3 05101520253035404550 1940~1944年 1950~1954年 1960~1964年 1970~1974年(%)兄弟なし →↑うち、長女 資料:国立社会保障・人口問題研究所 「第4回世帯動態調査(1999)」 図表 3-6  出生コーホート別労働力率  70.6 42.6 48.
図表 3-7  年齢別正規雇用年数  8.84.16.56.4 46.630.728.735.1 35.226.6 32.6 35.8 17.818.724.9 8.9 8.219.5 5.1 0% 20% 40% 60% 80% 100%25-34歳35-44歳45-54歳25-54歳 正規雇用経験なし1-5年6-10年11-20年21年以上 n = 2122 図表 3-8  婚姻履歴別正規雇用年数  6.4 4.5 5.0 5.6 0.0 6.7 35.122.734.031.934.8 35.8 32
+6

参照

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