血 清 ア ミ ノ酸 濃 度
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(2) 738. 佐. Pancreozymin‑Secretintest(P‑S. 々. test). 採 液 用 ゾ ン デ はDreilingのdoublelumengas‑ troduodenal. tubeを. 使 用 し た. Pお. は そ れ ぞ れ 体 重1kg当 隔 はP静. 注 後10分. り1単. にS投. よ びSの. 投与量 与 間. 間隔 で膵 液 を. 高 重 炭 酸 塩 濃 度,ア. ー ゼ 総 排 出 量 を 測 定 し た .最. ミラ. 高 重 炭 酸 塩 濃 度 はpH. の 電 気 的 滴 定 装 置 を 用 いtitmetricに. 英. 固 し さ ら に1/10N‑HCI2mlで. 溶 か してButyl化. 測 定 し た.ア. pancreozyminの. はCH、Cl,. 200ulを. 加 え2〜3回. えHC1ガ. を 飽 和 させ よ く振 絆 して100℃30分 Butyl. ester化. を 行 う.そ. 酢 酸)100u1を. 総 量 で表 示. 用密. 存 す る水 分. く り返 し留 去 し完 全. に 水 分 を 除 去 す る.次n‑BuoH500u1加. ス. 間 加 熱 に よ り,. の 後N,ガ. を 留 去 しCH、C1250ulとTFAA(無. ミラー ゼ 総排 出量 は 各試 験 管 の ア ミラー ゼ濃 度 を測 定 し液 量 を か けpost. 雅. 封 反 応 管 に 取 り80℃ で 減 圧 乾 燥 す る.残. 位 を投 与 し た.投. 与 を 行 い10分. 採 取 し た 。 膵 液 は 液 量,最. 木. ス でn‑BuOH 水 トリ フル オ ロ. 加 え て150℃5分. 間 加熱 して トリフ ロ. ロ ア セ チ ル 化 し そ の 中 の1〜5u1をGaschromato‑ graphyに. 注 入 す る.. し た. 2.. Ⅲ. 被 験 症 例. 膵 内分泌機能検査. P‑S. test施. 注 後5分, 10分,. 行 前,. 10分,. 30分,. Pancreozymin. Secretin. 60分. を 測 定 し た.尚. に 採 血 し,血. 健 常 対 照 者 は22〜30才 で 肝 ・腎 疾 患 を有 せ ず 代 謝. 1単 位/kg静. 1単 位/㎏. 性 疾 患 の 既 応 の な い6名. 静 注 後5分,. 糖,血. 中 イ ンス リ ン. 血 糖 はAutoanalyzer法,血. 中イ ン. Free. amino. 血 清1ml(あ. 1%ピ. った. P‑S. 法). る い は 膵 液1ml)中. し て1×10‑4mo1の. ε‑Amino. ク リ ン酸5mlを. 均191㎎/dlで. 年 令 は28. カ ロ リーで 行 い,イ ン ス リン,経 口剤 は使 用 しなか. acidのGaschromatography. 試 料 作 成 法(Gehrke変. 腹 時 血 糖142〜276mg/dl平. 〜53才 で あ った .こ れ ら対 象 は 食 事 療 法1500〜1800. ス リ ン は 二 抗 体 法 で 測 定 し た. 3.. を行 った.対 象 は岡 山大 学. 医 学 部 第 二 内 科 入 院 中 の 糖 尿 病 患 者10名 で入 院 時 空. に内部 標 準 液 と. caproic. 加 え て3000回. acid 転10分. lm1と. 腹 時 血 糖132〜210mg/d15名 (以後D1). 間遠沈 し. test施 行 は入 院 後1〜3週. を コ ン トロ ール 不 良 群. 104〜124mg/dl5名. 群(以 後D2)と. 目 に行 い空. を コ ン トロー ル良 好. した.慢 性 膵 炎 患 者(以 後P・C)は. て 除 蛋 白 を 行 う.こ. の 上 澄 液 を イオ ン交換 樹 脂 ア ン. 日本 膵 臓 病 研 究 会 の 診 断 基 準 に よ りレ線 上 膵 に確 実. バ ラ イ ト1RA400に. 通 し ピ ク リ ン酸 を 除 去 す る.. に石 灰 化 の 認 め られ る者5名 で 年 令 は32〜49才 で あ. 分 間 に5〜6滴. の 割 合 で ク リ ー ン ア ッ プ し最 後 に,. 1/50N‑HCIで5回 表1.. 1. 管 壁 を 洗 い こ れ を80℃. で 減圧乾. った.又 膵 癌 患 者(以 後P・K)は. 膵 管 造 影 で 明 らか. に膵 に病 変 の 認 め られ る者3名 で 年 令 は42〜49才 で. 対 照 群 並 びに 各 疾 患 群 で の膵 外 分 泌 機能. た.し か しなが らP・Cで は167m1,. あ っ た.. P・Kで は158ml. と低 下 した.又 経 時 的 変 動 は対 照 群 で はSecretin Ⅳ.. 実 験 成 績. 刺 戟 後 除 々 に減 少 す るが 又D2で 1.. 膵 外 分 泌 機 能 検 査(P‑S i) 膵 液 量(表1・. 健 常 対 照 群(以 で あ りD,で. test). は膵 液 量 の 平 均 は202ml. D2,で は281mlと. む しろ 上昇 し. も同 様 の傾 向が 見 ら. 各 分 画 で 対 照 群 に比 し高 値 を示 し. た. D1で はS4でMaximal値. 図1). 後N)で. は224ml,. れ たがP1〜S6の. とな り経 時 的 変 動 パ タ. ー ン はか な り異 って い る. P・C, P・Kで は経 時 的 変 動 は軽 度 で 殊 にP・Cで は殆 ん どの 分画 で対 照 群 に比.
(3) ガ ス ク ロ マ トグ ラ フ ィーに よ る血 清並 び に膵 液 遊 離 ア ミノ酸 に関 す る研 究. 739. し低 下 し た. ii) 重 炭 酸 塩 濃 度(表1・ Nで D1,. 図2). は 最 高 重 炭 酸 塩 濃 度 は 平 均99.8mEq/Lで. P・Kで. は や〓 低 下 し た がP・Cで. と か な りの 低 下 を示 し た.し 増 加 し た.又 な りS4で. 膵 液量の経時的変動. は67.2mEq/L. か し な が らD2で. 経 時 的 変 動 はNで. は や〓. はS2でMaximalと. も 上 昇 す る 二 相 性 の パ タ ー ン を示 す がD1. で はS2でMaximalと. 図1. あり. な り 以 後 漸 次 減 少 し た.. はS4でMaxima1と と な っ た.し. な り, P・Kで か し な が らP・Cで. D2で. はS3でMaxima1 は 経 時 的変 動 は殆. ん ど 見 ら れ な か っ た. iii) ア ミラ ー ゼ 排 出 量(表1・ Nで. 図3). は 総 ア ミ ラ ー ゼ 排 出 量 は 平 均12.3×104uで. りD1で. は や〓 低 下 し た がP・Cで. で は8.6×104uと らD2で. は8.7×104uP・K. か な りの 低 下 を 示 し た.し か しな が. は18.2×104uと. 時 的 変 動 はNで がD1D2で. か な りの 上 昇 を 示 し た.又. はSecretin刺. も同 様 の 変 動 パ タ ー ン を示 し,む. 急 速 に 低 下 し,. し た.又P・Cで. 経. 戟 後徐 々 に 減 少 す る. 画 で 対 照 群 に 比 し 高 値 を示 し た.し で はS2で. あ. S3よ. し ろ各 分. か し な が らP・K. りむ しろ 徐 々 に 増 加. は 経 時 的変 動 は殆 ん ど 見 られ な か. っ た.. 図2. 重炭酸塩濃度 の経時的変動. 2.. 膵 内分 泌 機 能 検 査 i) 血 糖(表2). Nで. は 負 荷 前 値93±3mg/dlがPancreozymin静. 注 後5分. でMaximal値103±9mg/d1と. な るが 経 時. 的 に は 殆 ん ど変 動 の 見 られ な か っ た.. D1で は 負 荷 前. 値147±30mg/dlがPancreozymin静. 注 後10分. Maximal値154±38mg/dlと 116±12mg/dlがSecretin静 125±4mg/dlと. な りD1D2共. で,. な りD2で. は 負 荷 前 値,. 注 後5分. でMaximal値. にN同. 様 経 時 的変 動 は. 殆 ん ど 見 ら れ な か っ た. ii ) 血 中 イ ン ス リ ン(表2) イ ン ス リ ン 反 応 はNで cretin静 る が,糖. 注 後5分. 尿 病 に 於 て はD1で. がSecretin静 図3 表2.. P‑S. ア ミラ ーゼ 排 出 量 の 経 時 的変 動 test時. の 血 糖 並 び にIRI. は 負 荷 前 値3uU/mlがSe. でMaximal値17±13uU/mlと. 注 後5分. は 負 荷 前 値7±4uU/m1. でMaxima1値12±OuU/ml. な.
(4) 740. 佐. 表3.. 々. 木. 雅. 英 ii) P‑S. 対 照 群 と糖 尿 病 の 空 腹 時血 清 ア ミノ酸 の比. 較. test施 行 時 の血 清 ア ミノ酸 濃 度 の経 時. 的変 動 に よ る健 常 対 照 群 と糖 尿 病 で の比 較. と な りD2で 荷 後5分. は 負 荷 前 値8±4uU/mlがSecretin負. でMaximal値14±12uU/mlと. ス リ ン 反 応 に 於 い て もD1D2共. な っ た.イ にN同. ン. 様 有意 の 差 は. な か っ た. 3.. 皿 肩 ア ミノ 酸 濃 度 i) 空 腹 時(P‑S負. 荷 前)血. 清 ア ミノ 酸 濃 度 の 健. 常 対 照 群 と 糖 尿 病 で の 比 較(表3・ Nで. 糖 尿病 コ ン トロー ル不 良 群 のP‑S の血 清 ア ミノ酸 濃 度 の経 時 的変 動. test時. は 空 腹 時 の 総 遊 離 ア ミ ノ酸 濃 度 は35.4mg/dl. でD1で dlと. 図5. 図4). は29.4mg/dlと. や〓 低 下 し, D2で. や〓 増 加 し た.又Nに. ケ ト原 性 ア ミ ノ 酸,分. 比 しD1で. 糖 原 性 ア ミノ 酸 は 不 変 で あ っ た. ノ 酸,非. 必 須 ア ミノ 酸,塩. ノ 酸,必. 須 ア ミノ 酸,ケ. は 必 須 ア ミノ 酸. Lys.等 Arg.. D2で. で 特 にGlu.に 1‑Leu.で. はD1で. D2で は 糖 原 性 ア ミ 枝 ア ミ. ト原 性 ア ミ ノ 酸 の 順 に 全 て 々の ア ミノ酸. 増 加 し た の はGlu.. Val.. や〓 低 下 し た がD2で はD1で. の 他 の ア ミ ノ酸 で はNに. 血 清 総 遊 離 ア ミ ノ酸 濃 度 の 経 時 的 変 動. P‑S刺. 戟 時 の 血 清 総 遊 離 ア ミ ノ酸 濃 度 はNで. Maximal値44.2mg/dlに がS‑5分. 前 値41.6mg/dlがS‑10分 と な っ た.む. (2) 図5に. は. でMaximal値59.5mg/dI 比 しD1D2で. にP‑5分S‑5分. す が,D1に. 不. し ろNに. で. は 前 値29.4mg/dl な り, D2で. く 経 時 的 変 動 パ タ ー ン は 図5に. はか な. 比 しD1D2で. 比 しD1で. でMaximal値55.3mg/dlと. か な りの低 下. 変 か や〓 低 下 し た.. はす. で に 第 一 編 で 述 べ た 如 く前 値35.8mg/dlがP‑5分. D1D2共. 於 い て は 著 明 に 増 加 し た.. り の 増 加 を 認 め た.又Pro.で を 認 め た.そ. か し なが ら. 基 性 ア ミ ノ 酸,分. の ア ミノ 酸 に 於 い て や〓 増 加 し た.個 比 しD1,. (1). 枝 ア ミノ 酸,塩 基 性 ア ミ ノ 酸,. 非 必 須 ア ミノ 酸 の 順 に や〓 低 下 し た.し. で はNに. は41.6mg/. 経 時 的変 動 が 著 し. 見 ら れ る 如 くN同. 様. で 上 昇 す る 二 相 性 の 像 を呈. 於 い て 二 相 性 の 幅 は 著 し か っ た. 血 清 ア ミ ノ酸 濃 度 の 経 時 的 変 動 示 す 如 くD1に 於 い て は 各 ア ミ ノ 酸 でN同. P‑5分,. S‑5分. す が,. S‑5分. ミ ノ酸,非. で上 昇 す る二 相 性 の パ タ ー ン を示 でMaxima1値. とな った 。殊 に 必 須 ア. 必 須 ア ミ ノ酸,糖. 原 性 ア ミノ酸 等 で は上. 昇 は 著 明 で あ っ た.し. か しな が ら塩基 性 ア ミノ酸 で. は変 動 は 軽 度 で あ っ た. S‑10分. 様. でMaximal値. D2で は 各 ア ミ ノ 酸 に 於 い て. と な る がD1に. は軽 度 で あ っ た.個. 比 し増 加 の 程 度. 々 の ア ミ ノ酸 はD1D2両. て 経 時 的 変 動 の 著 し か っ た の はVal. .. Glu.. 群 に於 い Leu.等. で あ っ た. 4.. P‑S刺. 戟 時 の 健 常 対 照 群 ・糖 尿 病 ・慢 性 膵 炎. 及 び膵 癌 で の 膵 液 遊 離 ア ミ ノ酸 1). 図4. 正 常 対 照 と糖 尿 病 の血 清 ア ミノ酸 分 画. P・S各. 分 画 で の膵 液 遊 離 ア ミノ酸 濃 度 の. 経 時 的変 動.
(5) ガ ス ク ロ マ トグ ラ フ ィー に よ る血 清 並 び に膵 液 遊 離 ア ミノ酸 に関 す る研 究. 741. i) 各 分 画 で の 膵 液 総 ア ミ ノ酸 濃 度(図6) Nで. は す で に 第 一 編 で 述 べ た 如 く,膵. 酸 濃 度 はP‑10(P1)分 dlとMaximalと. な り漸 次 減 少 し た.. S1で 著 明 に 低 下 しS2で 少S5でMaximalと S4と 上 昇 し た.. D2はS1S2と. P・CはP1よ. りS6ま. P・KはS1S2と. S5でMaximalと. な る. Nで. る の に 比 べD2はS4,. D1はP1に. や〓 上 昇 しS3S4と. な る.. 見 られ な か っ た.. ら れ,し. 液 総 ア ミノ. で74.6mg/dlがS2で115.2mg/ 比 し. 徐 々K減. や〓 低 下 しS3 で 殆 ん ど変 動 の. 低 下S3S4と. 上昇 し. はMaximalがS2に. D1とP・KはS5と. 現れ. 遅 延 傾 向が見. か も 経 時 的 変 動 も低 か っ た.. ii) 各 分画 で の膵 液 ア ミノ酸 濃 度(図7). 図7. P‑S. 図6. test時 の膵 液 ア ミノ酸 濃 度 の 経 時 的 変動. 図7 に示 す 如 く, Nは 必 須 ア ミノ酸,非 必須 ア ミ ノ酸,糖. 原性 ア ミノ酸 に於 い てS,で20mg/dl以. 著 しい 増 加 が認 め られ,分 枝 ア ミノ酸,ケ ミノ酸 で も10mg/dl以. P‑S test時 の膵 液 総 ア ミノ酸 濃 度 の経 時 的変 動. 上の. ト原 性 ア. 排 出 され た 膵 液 ア ミノ酸 濃 度 を膵 液 量 で換 算 した 絶 対 量 で表 す と膵 液 ア ミノ酸 総 量 は 図8に 示 す 如 く Nに 於 い て はP1で38.2mgがS1で18.9mgと. 著明 に. 上 の 増加 が 認 め られ た.し か. し なが ら塩 基 性 ア ミノ酸 で は変 動 は低 か っ た. D1は 各 ア ミノ酸 群 でS5に 於 い て ピー クを示 し, D2はS3S4 で ピー ク を示 し, P・Cで は殆 ん ど変 動 は見 られ ず, P・KはS3S4で. ピー ク を示 した.経 時 的変 動 パ タ ー. ンは 各疾 患 で異 りNに 比 し経 時 的変 動 はP・C. P・K.. D1D2の 順 に低 か っ た. 2). P・S各 分 画 で の 膵 液 ア ミノ酸 量 の 経 時 的変. 動 i) 各 分 画 での 膵 液 ア ミノ酸 総 量(図8). 図8. P‑S test時 の膵 液 総 ア ミノ酸 量 の経 時 的変 動.
(6) 742. 佐. 図9 減 少 しS2で45.9mgとMaximalと 次 減 少 し た. Maximal値. な りS3以. D1はP1で18.2mgとNよ はS2で23.1mgで. で あ っ た。. P‑S. 変 動 は2mg以. 後 は漸. りか な り低 く. りや〓 低 くS1S5. と 徐 々 に 低 下 しS4で41.1mgとMaximalと. な っ た.. 比 し著 明 に 低 下 し 経 時 的. 内 で あ っ た.. 雅. よ り低 く経 時 的 変 動 も少 か っ た, と な りNに P1よ. ミ ノ酸,分. 枝 ア ミノ 酸,塩. か っ た.. P・KはS1で. や〓 上 昇 しS3でMaximalと. な る 二 相 性 の 像 を 呈 し た.こ. の 様 に疾 患 に よ って 経 対 量 で は 濃 度 に比. 3). PS全. 分 画 のTotalで. 表4. 必 須 ア ミ ノ 酸,糖. 原性 ア. 基 性 ア ミ ノ酸,ケ. ト原 性. を示 し た.. に 示 す 如 くP1か. 図10・ らS6ま. の膵 液 遊 離 ア ミノ酸 図11) で のTotalで. 55.2mg/dlD2は56.6mg/dlP・Cは28.8mg/dlP・Kは 51.7mg/dlと. 各 疾 患 で 低 下 し て い る.し. は 著 明 に 低 下 した.分. 枝 ア ミ ノ酸 はNに. 似 し た.. で や〓 低 下 し,. 著 明 に 低 下,し. 表4.. な る もNに 比 しP1. 対 照 群 と各 疾 患 群 の 膵 液 ア ミ ノ酸 の 比 較. の膵 液 遊. 離 ア ミ ノ酸 で 総 遊 離 ア ミ ノ 酸 はNは71.7mg/dlD1は. 又 之 等 の ア ミノ 酸 の 経 時 的 変 動 パ タ ー ン は 殆 ん ど類 D1はS2〜S3でMaximalと. P・Cは. 比 し か な り低 く経 時 的 変 動 は 殆 ん ど 見 ら. 濃 度(表4・. ア ミノ 酸 の 全 て に 於 い てS2でMaximal値. D2はS4でMaximal. 比 し経 時 的 変 動 は や1少. 時 的 変 動 パ タ ー ン は 異 な る も,絶. な り経 時 的. ii) 各 分 画 で の 膵 液 ア ミ ノ酸 量(図9) は 必 須 ア ミノ 酸,非. りNに. れ な か っ た.. 変 動 は 低 か っ た.. Nで. 英. べ る と変 動 は 少 か っ た.. P・KはP1で19.6mgと. Nに 比 し低 くS3で23.9mgとMaximalと. 木. test時 の 膵 液 ア ミノ酸 量 の 経 時 的変 動. あ り経 時 的 変 動 は 軽 度. D2はP1で31.2mgとNよ. P・CはP1で5.8mgとNに. 々. P・Cで. か もP・Cで 比 しD1, か しP・Kで. D2 は.
(7) ガ ス ク ロマ トグ ラ フ ィーに よ る血 清 並 び に膵 液遊 離 ア ミノ酸 に 関 す る研 究. 743. 7例 中 の コ ン トロー ル 不 良 の1例 で は異 常 を認 め な い.即. ち糖 尿 病 の コ ン トロー ル の 良 し悪 し と.P‑S. testの 異 常 とは 関 連 性 は 認 め られ な か った と報 告 し て い る.原 納2)ら は糖 尿 病 患 者 の 膵 外 分 泌 異 常 は コ ン トロー ル 不良 群 で は 液 量,ア. ミラ ーゼ 排 出 量,最. 高重 炭酸 塩 濃 度 の3因 子 の う ち2因 子低 下 が12例 中 4例 に, 1因 子低 下 が12例 中4例 に 認 め られ,一 方 コ ン トロー ル良 好 群 で は2因 子低 下 は 認 め られ ず, 図10. 正 常 対照 と糖 尿病 の膵 液 ア ミノ酸 分 画. 1因 子低 下 が5例 中4例 に 存 在 した と報 告 して い る. 又薮 内3)らは膵 外 分 泌 機 能 は糖 尿病 非 イ ンス リン治 療 群 で は3因 子 と も減 少傾 向 を示 し,一 方 イ ン ス リ ン治療 糖 尿 病 群 で は 液量,最. 高 重 炭酸 塩 濃 度 は 有 意. の減 少 を示 す に もか か は らず,ア. ミラ ーゼ排 出 量 は. 減少 を示 さな い とい う.こ の知 見 は イ ンス リンが膵 外 分 泌 と くに ア ミラー ゼ排 泄 に対 して密 接 な 関 連 を 有 す る こ とを示 唆 す る との べ て い る。著 者 の 対 象 と した糖 尿 病 で は, D1で は 以上 の 報 告 の 如 く最 高 重 炭 図11. 正 常対 照 と慢 性 膵 炎膵 癌 の膵 液 ア ミノ酸 分 画. む し ろ や〓 増 加 し た.塩 D2で は 不 変 でP・Cで た.必. 基 性 ア ミ ノ酸 はNに. 著 明 に 低 下 しP・Kで. 須 ア ミ ノ酸,糖. D2, P・Kで. 比 較 す る とD1で る がGly.. 低 下 す る.他 D2で はTyr. 殊 にVal.. はAla.. Glu.. Leu.. にD群. はP・Kよ. Phe. Phe.. Glu. Lys.. 低 下 を 示 し た,. 比 較 す る とP・C. り更 に 低 下 し た.殊 にP・C. で 低 下 が 著 し か っ た の はVal. Lys.. Arg.等. 1‑Leu.. Leu.. で あ り,P・Kで. Pro. もLeu.. 等 で 低 下 は 著 明 で あ っ た.. V.. 考. 按. 糖 尿病,慢 性 膵 炎,膵 癌 は健 常 者 に比 し膵 外 分 泌 機 能 が低 下 す る こ とは す で に 報告 され て い るが,藤 井1)はP‑S. くに石. %に 何 等 か の異 常 が み られ た とのべ て い る.又高 崎51 も79%の 異 常 を指 摘 して い る。 次 に膵 癌 に於 い て石 井 は67例 のP‑S. testで,異. 常 を示 さな い症 例 がか な. り多 く,特 に膨 大 部 癌,頭 部 癌 に正 常 で あ る症 例 が. は正 常 又 は軽 度 の異 常 を示 した とのべ て い る。 著 者. よ り全 て の ア ミ ノ 酸 に 於 い て 低 下 は 著. 明 で あ り. P・Cで. 子 と もに低 下 して い る の は 全体 の30%で,と. 3因. 多 い。 そ して膵 癌 の半 数 近 くの症 例 で,外 分 泌 機 能. で 著 明 で あ った.更. P・Kを. testで,. で は著 明 に. Arg.等. Lys.等. に 図11に 示 す 如 くNとP・C, P・K共. D2を. 増 加 す る 以 外 は 全 て低 下 した. Leu.. 性膵 炎 に於 い て,中 野4)は47例 のP‑S. で は増 加 す. Lys.等. Phe.. の ア ミ ノ酸 は 不 変 か〓 Arg.が. 1‑Leu.. か しD2で. に 図10に 示 す 如 くNとD1,. 1‑Leu.. 必. 比 しD1P・K. は 著 明 に 低 下 し た.し. は や〓 増 加 し た.次. ミラー ゼ排 出量 の2因 子 で や1低 下 し. た が, D2で は む しろ3因 子 と もに や〓 増 加 した.慢. 灰 化 群 で は半 数 以 上 に3因 子 と も低 下 が み られ, 77. 比 しD1,. 著 明 に 低 下 し た.非. ト原 性 ア ミ ノ酸 はNに. で や〓 低 下 しP・Cで. や 〓低 下 し. 原 性 ア ミノ 酸 はNに. や〓 低 下 しP・Cで. 須 ア ミ ノ酸,ケ. 比 しD1. 酸塩 濃 度,ア. はNに 比 しP・Cで は3因 子 共 に か な りの低 下 を認 め P・Kで は最 高 重 炭 酸 塩 濃度 は殆 ん ど変 らず,他 の2因 子 は か な り低 下 した.次 に3因 子 の経 時 的変 動 にっ い て は 中野71は膵 外 分 泌 機 能 の異 常 が最 も表 れ易 い の は, Secretinの. 静 注 後30〜60分 の 間,即 ちPan. creatic. 後 半(S4S6)で. Phaseの. あ り,た とえ ば. ア ミラー ゼ排 出量 は対 照 群 で はPancreatic. Phase. の後 半 で再 び上 昇 して く る場 合 が 多 い が,慢 性 膵 炎 で は この上 昇 が 見 られ な い し,重 炭 酸 塩 濃 度 は対 照 群 で はS2でPeakを. 呈 し,以 後徐 々 に低 下 し て い く. が,慢 性膵 炎 で は数 値 そ の もの も高 くな い が, Pan creatic. Phase後. 半 に低 下 して い くの が,早 くか ら. み られ る とい った分 泌 パ ター ンの特 徴 が あ る.こ れ. testで 膵 外 分 泌 機 能 異 常 を示 したの は糖. らの 分 泌 パ ター ンの曲 線 は膵 の 障害 度 が重 症 に な れ. 尿病 患 者7例 中 コン トロー ル良 好 の1例 が ア ミラ ー. ば な る程 よ り平坦 とな って い く とのべ て い る.著 者. ゼ 排 出量 の減 少 を,ま た 同 じ く コン トロー ル良 好 の. は 分 泌 パ ター ンの曲 線 は糖 尿病 で は対 照 群 とほ〓 類. 2例 が最 高重 炭 酸 塩 濃 度 の減 少 を認 めて お り,一 方. 似 した が,慢 性膵 炎 で は 分 泌 パ ター ンは 平 坦 で あ っ.
(8) 744. 佐. 々. た.. 木. 雅. 英. 酸 量 の 低 下 を も た ら し て い る.更. 2.. 膵 内分 泌 機 能 検 査. 薮 内3)は対 照 群 で はP‑S. に 木 村13)14)ら コ ン. トロ ー ル に よ り各 種 ア ミ ノ酸 類 が い か な る変 化 を 示. test施 行 時 の血 糖 の変 動. は認 め られ な い が,血 中│R│はSecretin注. 射 後5分. す か を 検 討 す る に,コ 認 め る の は,分. ン トロー ル前 に著 しい 増 加 を. 枝 ア ミノ 酸,ケ. ト原 性 ア ミ ノ酸 で あ. に軽 度 の上 昇 を示 し, 10分 に は 前値 に も ど り,糖 尿. り,こ. 病 患 者(非. ー ル 後 に 増 加 を 示 す の は 塩 基 性 ア ミ ノ酸 ,非. イ ンス リ ン治療 群)で. は, Pancreozy. min負 荷 後 に血 糖 値 は きわ め て わ ず か で は あ るが, 上 昇 を示 す も,血 中│R│の 変 動 は 見 られ な い.し か しSecretin負. 荷 で は注射 直 後 に血 中│R│は. すでに. 上 昇 を示 し, 10分 まで 持続 す る傾 向 を示 した と報 告 して い る. 著 者 の 成績 は,対 照 群,糖 尿 病 両群 共 に血 糖 は, 荷 後5分. に軽 度 の 上 昇 を示 した.. 薮 内 の 成績 と同 様 で あ った.油 谷8)は 重. 症 糖 尿病 で は│R│の 中│R│の. ミ ノ 酸,糖. 反 応 はみ られ ず,軽 症 例 で は血. 上 昇 が み られ た.膵 石症 お よ び膵 癌 で糖 尿. お い て 著 明 で あ る,一 方 コ ン ト ロ. 原 性 ア ミ ノ酸 で あ る.又. で は 木 村 ら はAsp., Va1.,. Met.,. をLys.,. Thr.,. 1‑Leu.,. His.,. を 見 て い る.中. Pancreozymin負 血 中│R│は. と にVal.に. Leu.,な. Pro.,. Leu.,. Arg.,. Ala.,. Tryr.,. Ser.,. Glu.. Carlsten18)ら. 1‑Leu,,. Leu.,の. 告 し,又. 増 加,. Ala,,. Thr.,の. ミ ノ 酸 は 健 常 者 に比 しAsp.,. Pro.,. 有 意 の 減 少 が み ら れ,有. mg/dl以. Phe.,に. の ど ち らか に よ る と考 え られ る.こ の後 者 の因 子 が,. る.更. に 後 藤20)ら は18種. 関与 す るか ど うか を見 出 す た め に糖 尿 病 の イ ンス リ. の 変 化 を 認 め た の は,. ン分 泌 に 及 ぼ す セ ク レ チ ンの効 果 を 検討 した の が,. は 血 糖 値 と逆 相 関 を 示 し,血. あ り,彼 は糖 尿病 で β‑細胞 か らの イ. 減 少 を報. Gly.,. Thr.,. 意 に増 加 した ア ミ. 上 に 分 け 比 較 す る と,後. Arg.,. T. Deckert9)で. 増加. 1‑Leu.,. 若 山19)ら は 未 治 療 糖 尿 病 患 者 の 血 清 遊 離 ア. ノ 酸 は み られ な か っ た.又FBS139mg/dl以. β‑細胞 か ら血 流 へ放 出 され る量 が減 少 して い る こ と. Gly.,の. は 治 療 中 の 患 者 の 動 脈 血 でVa1.. Ala.,に. ンス リ ンの. 減少. ど 分 枝 ア ミノ 酸 に 明 らか な 増 加 が み ら れ て. い る.. 中│R│の. 症 は β‑細胞 での 糖刺 戟 受容 体 異 常 か,イ. Cys.,. Phe.の. 村17)ら の 成 績 で はVaL,. 病 を合併 した例 で は,膵 外 分 泌 機 能 の低 下 と共 に血 反 応 も低 下 した.糖 尿 病 の低 イ ンス リ ン血. 必須 ア. 個 々 の ア ミ ノ酸. 下 と140. 者 に お い て,. His.. 有 意 の 減 少 が み ら れ た と 報 告 して い の ア ミ ノ酸 を 測 定 し,有. TaurinとArg.,で. 意. あ り,Arg.. 糖 値 の 高 い もの で 低 下. が 著 し か っ た との べ て い る.著. 者の成績では各 ア ミ. ンス リン分 泌 が お くれ る こ とに つ い て の基 礎 的欠 陥. ノ 酸 群 で コ ン ト ロ ー ル 不 良 群 で は 健 常 者 に 比 し,不. は恐 ら くβ‑細胞 の 異 常 代 謝 に よ る と仮 定 して もよ い. 変 か 軽 度 低 下 す る が,コ. との べ て い る.又 セ ク レチ ンの イ ンス リ ン分 泌 に 関. 増 加 し た.個. して は, Gobena10)ら は実 験 ラ ッ トにおいて正 常 な る. ン ト ロ ー ル 良 好 群 で は や〓. 々の ア ミノ酸 で は コ ン トロ ール 不 良 群. で 増 加 した の は,. Glu.,. Val.,. Lys.,等. で,そ. の. 膵 外 分 泌 能 組織 の 存 在 如 何 が イ ンス リンの 分 泌 パ タ ー ン に影 響 を与 え る こ と を指 摘 した が,の ちLerner. 他 の ア ミ ノ 酸 で は や〓 低 下 し た.コ. & Porte11)は 人 に於 い て も同 様 の 成績 をお さめ セ ク. で 増 加 した 以 外,他. レチ ン刺 戟 に よ る イ ンス リン分 泌 と膵 外分 泌 能 との. た.こ. 間 に は相互 依存 性 の 高 い こ と を強調 した.阿 部12)等. ほ〓 一 致 し た 。 又 著 者 の 対 象 と し た 糖 尿 病 患 者 は 軽. も臨 床 的 に膵 外 分 泌 能 障害 が イ ンス リン分 泌 能 に変 化 を与 え る可 能 性 の あ る との べ て い る.著 者 の成 績 は 上述 の 諸 家 の 報 告 とほ ゴー 致 す る もの とみ な され. 群 で は,. Val.,. 1‑Leu.,. Glu.,. Arg.,. Lys.,等. の ア ミ ノ 酸 は 不 変 か や〓 低 下 し. の 成 績 は 上 述 の 木 村,中. 症 例 で あ り,重. ン トロ ール 良 好. 村,若. 山 らの 成 績 と. 症 度 の 程 度 に よ っ て も差 が あ る 様 に. 思 わ れ る. ii) 健 常 対 照 群 と糖 尿 病 で のP‑S. test施. 行時. の 血 清 ア ミノ酸 濃 度. る。 3.. 血 清 ア ミノ酸 濃 度 i) 対 照 群 と糖 尿病(コ ン トロ ール 不良 ・コ ン ト. 越 村21)ら は 糖 負 荷 前 後 の 血 中 ア ミ ノ酸 の 変 化 を 検 討 し て い る が,ケ. ト原 性 ア ミ ノ酸,必. 須 ア ミ ノ 酸,. ロ ール良 好)群 で の空 腹 時血 清 ア ミノ酸 濃 度. 分 枝 ア ミ ノ 酸 は,対. 照 群 で は糖 負 荷 後 著 明 な 減 少 を. 糖 尿病 患 者 の血 清 中 の 総 ア ミノ酸 量 は一 般 に は増. 示 し た の に 対 し,糖. 尿 病 群 で は 軽 度 の 減 少 を示 し た. 加 す る との 報 告 が 多い が 減 少 す る との 報告 もあ る.. の み で あ っ た.こ. 木村13)14) 高 山15)16)ら の 報 告 で は,む しろ減 少 して い. ン不 足 と関 連 す る の で あ ろ う と の べ て い る.又 三 宅22). るが,と. くに血 糖 値 の 高 い例 に減 少 の傾 向 が み られ. て い る.一 方 イ ンス リ ン,経 口剤 の 治 療 は総 ア ミノ. ら も,糖. の こ とは 糖 尿病 にお け る イ ン ス リ. 負 荷 後 の 血 清 遊 離 ア ミ ノ 酸 は,健. 少 が 著 明 で あ り,特. にLeu.,. 1‑Leu.,. 常者程減. VaL,は. 著 し.
(9) ガス ク ロ マ トグ ラ フ ィー に よ る血 清 並 びに膵 液 遊 離 ア ミノ酸 に関 す る研 究. 745. く,軽 症 糖 尿 病 で は軽 度 減 少,重 症 糖 尿 病 で は,殆. 糖 尿病 で は膵 外 分 泌 機 能 の みな らず,膵. ん ど減 少 が み られ なか っ た.即. 特 に 血 中IRIが. ち糖 尿 病 が 重 くな る. 内分 泌 機 能,. 膵 液 ア ミノ酸 濃 度 に影 響 を及 ぼ して. 程,糖 負 荷 後 の ア ミノ酸 の減 少 が,目 立 た な くな る. い る.又 膵 の 内 外 分 泌 機 能 だ けで 膵 液 ア ミノ酸 濃 度. と報 告 して い る.し か しな が ら著 者 の 成績 で は, P‑. を説 明 す る に は不充 分 で,他 の 色 々の 諸 因 子 が加 わ. S刺 戟 に よ る変 動 は,健 常 者 に比 し糖 尿 病 で は各 ア. って い る こ と も充 分 考 え られ る.. ミノ酸 で む しろ変 動 が大 きか った.殊 にVal., Glu.,. で変 動 が 著 明 で あ った.即. ちP‑S負. Leu.. Ⅵ. 結. 荷では. 糖 負 荷 に よ る変 化 とは 異 な る機 序 が 存 在 す る と思 わ. 比 較 的 軽 症 の 糖 尿 病,慢 性 膵 炎,膵 癌 患 者 に お い. れ る. 4.. て 膵 内 外 分 泌 機 能 と血 清 及 び膵 液 遊 離 ア ミノ酸 の変 膵 液 ア ミノ酸. 化 につ いて 観 察 した.慢 性 膵 炎,膵 癌 で は外 分 泌 系 の異 常 を又 糖 尿 病 患 者 で は 内分 泌 お よ び ア ミノ酸 の. 従 来膵 液 の ア ミノ酸 につ いて の 報 告 は もと よ り, P‑S. 語. test施. 行 時 の膵 液 ア ミノ酸 につ いて観 察 した. 動 きに対 照 と異 る変 化 を示 した.即 1.. 報 告 は み られな い.著 者 は ア ミノ酸,蛋 白 代 謝 そ し. ち. 空 腹 時 及 びP‑S刺 戟 に よ る血 清 ア ミノ酸 の 変. て イ ン ス リン,グ ル カ ゴ ン等 の合 成 分 泌 が 盛 ん な膵. 動 は コ ン トロール 不 良 糖 尿 病 で 対 照 と異 る変 動 を示. よ りの外 分 泌 液 で あ る膵 液 ア ミノ酸 が,膵 疾 患 に お. す. 2.. い て 何等 か の変 化 を受 け る こ とを期 待 して この研 究. P‑S. testで. の 膵 液 ア ミノ酸 の変 動 は膵 癌,. を行 っ て きた. P‑S刺 戟 後 の 各分 画 で の膵 液 ア ミノ. 糖 尿 病 で は頂 値 が 遅 れ るが,慢 性膵 炎 で は,何 れ の. 酸 の 総 濃 度 並 び に 総量 の 経時 的変 動 は対 照 群 で はS,. ア ミノ酸 も著 じる し く低 下 した.. でMaximalと. な り,糖 尿 病,膵 癌 で はS4〜S5と. 3.. 遅. 膵 液 ア ミノ酸 は コ ン トロ ー ル不 良 の 糖 尿 病 で. は, Ala. Glu.. 延 す る.し か しな が ら慢 性 膵 炎 で はP1よ り著 明 に低. Lys.が 増 加 す る以 外 は全 て低 下す る.. 下 し,経 時 的変 動 は ほ とん どみ られ な か っ た.又 各 稿 を終 え る に 当 り ご懇 篤 な る ご指 導 と ご校 閲 をい. 分 画 のtotalで の膵 液 ア ミノ酸 濃 度 は,対 照 群 に比 し 糖 尿病,膵. た だ い た恩 師,平 木 潔 教 授 に心 か ら感 謝 いた し ます.. 癌,慢 性膵 炎 の順 に殆 ん どが低 下 した.. ま た直 接 ご指 導 い た だ い た木 畑 正 義 講 師 に 厚 く御. 特 に慢 性膵 炎 で は低 下 が著 明 で あ った.こ の こ とは 慢 性 膵 炎,膵 癌 で は膵 外 分 泌 機 能 の低 下,殊. 礼 申 し上 げ ます.. にア ミ. ラーゼ排 出 量,最 高 重 炭 酸 塩 濃 度 の低 下 と膵 液 ア ミノ. 尚本 論 文 の 要 旨 は第16回 日本 老 年 医 学 会 総 会,第 18回 日本 糖 尿 学 会 総 会 に お いて 発 表 した.. 酸 濃 度 の低 下 は,関 連 して い るよ うに思 わ れ る.又. 参. 考. 文. 献. 1). 藤 井千 秋:糖 尿 病 に お け る膵 外 分 泌機 能 検査 につ いて,日 本 糖 尿 病 学 会総 会,. 2). 原納. 優:糖 尿 病 患 者 の 膵 外 分 泌 機能(第5報)糖. 療 の効 果,日 本 膵 臓 病 研 究 会,第3巻,. 8:. 1176, 1966.. 尿 病 にお け る膵 外 分 泌 機 能 異 常 に対 す るイ ンス リ ン治. 1973.. 3). 薮 内信 治:膵 内外 分 泌 相 関 に関 す る研 究(第1報)日. 4). 中野. 哲:慢 性 膵 炎,診 断 と治 療, 1969. 本 膵 臓 病 研 究 会,第3巻,. 1973.. 5). 高崎. 健:種 々膵 疾 患 のP‑S試. 6). 石 井 兼 史:膵 癌 の膵 外 分 泌 機 能,膵 機 能 検査 法,日 本 膵 臓 病 研 究 会 編, 1973.. 7). 中野. 験 成 績,膵 機 能 検 査 法,日 本膵 臓 病 研 究 会編, 1973.. 哲:パ ン ク レオザ イ ミン,セ ク レチ ン試 験 の診 断 的 意 義 ー 第2報 特 に分 泌 パ ター ンに よ る判定 に つ. い て,日 誌 会 誌, 71: 1974. 8). 油谷 友 三,膵 内分 泌 と膵 外 分 泌 との 関 係 につ い て,糖 尿 病,第13巻,第3号,. 9) T. Deckert Mellitus. Insulin Secretion. Acta endocrinologica.,. 10) Gobena, R, RD Fussanger, Pancreas retin. Following. in the Stimulation. & Pancreozymin. Administration. 59(l): 150-158,. S. Raptis,. 1970.. in patients. with. Diabetes. 1968.. M Telib & E. F. Pfeiffer. of in Secretin. in experimentally.. of secretin. by intestinal. 1971, The role. of exocrine. hormons II Insulin responses. to Sec.
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(11) ガス ク ロマ トグ ラ フ ィー に よ る血 清 並 び に膵 液 遊 離 ア ミノ酸 に関 す る研 究. Studies on the gaschromatographic. 747. analysis. of the free amino acids in serum and pancreatic juice Part Two: Comparative study on the free amino acid in serum and pancreatic juice among the diabetics, the chronic pancreatitis. and the pancreas cancer. Masahide SASAKI The Second Department of the Internal Medicine,Okayama University Medical School (Director: Prof. Dr. KiyoshiHiraki) The concentration and its dynamicsof the amin acid in serum and pancreaticjuice were observedcomparativelyamong the diabeticsthe chronic pancreatitisand the pancreas cancer, together with the endocrine and exocrine function of pancreas. Patients with the chronic pancreatitisand/or the pancreascancer were pointed out their abnormal exocrine function of the pancreas.On the contrary, the diabeticswas proved to have an abnormal endocrine func tion and a disorder of the free amino acid metabolismin serumand pancreasjuice, as followed. 1. Glutamic acid, valine and lysine were highly increased in the fasting serum amino acid of the diabetics. The dynamic change of amino acid concentrationfluctuated more strongly in the courseafter P-Sstimulationof the diabeticsthan of the normalcontrol. 2. The time at whichthe concentrationof amino acid would reach the maximallevel,delayed significantlyin the pancreas cancer as well as in the diabetics. Alternatively,in the chronic pancreatitisall the aminoacids diminishedtheir concentraionin pancreasjuice. 3. In regard with the concentration of the free amino acid recovered from pancreas juice after P-S stimulation, the diabeticsreduced all of them other than alanine, glutamic acid and lysinewhichwere inverselyincreased..
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