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青果売場を変革しよう !

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(1)

生鮮JANコードで

青果売場を変革しよう !

りんごをモデルとして

2005年3月

財団法人 流通システム開発センター

日本自転車振興会補助事業

(2)

はじめに

生鮮JANコードの普及は生鮮流通革命の起爆剤となる可能性を秘めています。

私達は「りんご」を使って実験を試みました。その結果、消費生活、販売方法、生産方法に強いインパクトを与えることがわかっ てきました。

例えば、『大きめの「りんご」1個、Sサイズの「みかん」3個、スイートスポットがたくさん出ている「バナナ」1本でフルー ツポンチを作りたい。でも材料が余るのはイヤ!』。あるいは、今まで食べたことのない「りんご」が売っている。『試しに食べて みたいのに、なぜ4個パックなの?』。これまでは、こんな素朴な願いにもなかなか応えることができませんでした。現状の食品 スーパーの販売方法の仕組みではとても難しいのです。

今回の「りんご」の実験では、生鮮JANコードを使うことによって、いろいろな品種、サイズ、数量を同時にそれぞれに適切な 価格をつけて販売することができ、売上が大きく伸びたのです。しかも価格ミスなどに対するお客様のクレームも激減することもわ かってきました。商品の発注もパンや牛乳のようにパートに任せることができそうです。

生産者にとっての大きなメリットは、現在の売れ筋以外のサイズについても販路が広がることです。また、実験結果からは、新品 種や少量生産品種を栽培するリスクも減少することが見込めます。

こうした生鮮JANコードを利用するメリットに加えて、例えば(財)流通システム開発センターが管理運営する流通POSデータ ベースサービス(RDS)の地域POSデータを活用すれば、現状の生鮮流通に付きまとう隘路のかなりの部分も克服できるかもし れません。生鮮JANコードを利用した地域や全国のRDSデータを使うことにより、産地では需要予測、作付け計画、商品化計画 を進め、その結果もRDSのデータによって検証できるようになるでしょう。

小売業も、現状とは比較にならない詳細な自社のPOSデータとRDSデータを組み合わせることにより、商品作りや販促企画提 案なども含めた売場作りを進めることができます。

生鮮卸売業では、RDSデータや個店のPOSデータを活用して消費者ニーズを把握した産地支援、小売支援が可能です。

生鮮JANコードが軌道に乗ると、JANコードと併せて食品スーパーが取扱う青果物のほとんどをRDSで把握できるようにな り、産地、卸売業、小売業がデータを共有し、顧客の立場に立って青果物と加工食品を統合したマーチャンダイジングを推進するこ とが期待されます。

今回の「りんご」の実験はその一歩を踏み出したと言えるかもしれません。

(財)流通システム開発センター

(3)

<委 員>

安藤 太一 (株)川口屋スーパーチェーン 商品部 生鮮チーフバイヤー 奥 隆 (株)いちふじ青果 代表取締役社長

代田 実 (株)ダイエー フレッシュフーズ商品グループ果実カテゴリー マーチャンダイザー 鈴木 浩二 相鉄ローゼン(株) 営業本部青果部 チーフバイヤー

鈴木 康正 (株)マルト 果物部 係長

辻 清司 (株)関西スーパーマーケット 第一商品グループ青果チーム バイヤー シニアスタッフ 鼻和 健安 つがる弘前農業協同組合 りんご部りんご課 りんご販売係長

増田 定資 東京青果(株) 開発第 1 部 第1課 課長補佐

<オブザーバー>

大池 光弘 (株)丸二 業務部 部長

川口 肇 カート・サーモン・アソシエイツ・インコーポレイテッド シニア・マネージャー 白石 裕雄 (株)サトー 営業本部 ソリューション営業部 部長

東野 裕広 全国農業協同組合中央会 食料農業対策部 食の安全・安心対策室 村瀬 史郎 (財)食品流通構造改善促進機構 調査研究部 部長

村上 隆 (財)食品流通構造改善促進機構 調査研究部 課長

渡辺 陽介 (株)ドール 執行役員 営業本部東日本担当部長兼マーケティング部 部長 石本 恵 (財)日本情報処理開発協会 開発部 参事

<事務局>

坂井 宏 (財)流通システム開発センター 専務理事

深田 陸雄 同 研究開発部 部長

西山 智章 同 流通標準本部 流通コードサービス部 銅直 正 同 流通標準本部 流通コードサービス部 清水 千恵子 同 流通標準本部 流通コードサービス部

<委員長>

長屋 勝博 (有)CAME 代表

平成 16 年度 生鮮POSデータ共有化活用委員会 委員名簿

(敬称略、順不同)

(4)

目 次

本書で使われている用語 1

青果物やりんごの店頭販売はこう変わる

Ⅰ.青果物のバーコードはお店の問題児! 3

Ⅱ.バーコードが付いていない青果物も困り者! 5

Ⅲ.青果物の販売に適した生鮮JANコードの登場! 7

Ⅳ.生鮮JANコードでりんご売場が変わる! 9

1.青果売場を変革しよう! 12

2.生鮮JANコードとこれからの青果物の販売 15

2-1.生鮮JANコードとは? 15

2-2.生鮮JANコードで変わるこれからの青果物の販売 17

3.生鮮JANコードによるこれからのりんご販売 18

3-1.今、なぜりんごのバラ売りなのか 18

3-2.今までのりんごのバラ売りの問題点 19

3-3.生鮮JANコードで変わるバラのりんごの店頭販売 21

4.生鮮JANコードによるバラのりんごの導入、実験展開事例 24 4-1.導入事例 A社 2003年秋から全店でバラ売り主体のりんご売場へ 25

4-2.実験事例 B社 売上が大幅にアップ! 全店導入準備へ 27

4-3.実験事例 C社 グローサリ感覚でりんごの発注が可能に 29

4-4.実験事例 D社 鮮度管理の徹底による売上アップとロスの削減 31

5.生鮮JANコードによるバラのりんご展開の進め方 33

5-1.ソースマーキングの推進 33

5-2.展開に向けた小売業の準備作業 35

5-3.展開に向けた小売業の考慮ポイント 36

6.青果のMK、MD活動をバックアップする生鮮RDS 39

6-1.生鮮RDSとは 39

6-2.全国や地域(他店)の店頭販売情報の利用を実現する生鮮RDS 41

6-3.生鮮RDSデータによる集計、加工イメージ・サンプル 42

7.今後の研究課題 44

7-1.りんごのバラ売りおよび生鮮JANコード推進上の課題 44

7-2.生鮮RDS推進上の課題 45

8.参考資料 47

8-1.りんごのバーコードシールサンプル/ 8-2.りんご生鮮JANコード一覧/ 8-3.お問い合せ先

《基礎編》

《実践編》

(5)

本書で使われている用語

(※印の番号は本文の中の用語の注番号に対応しています)

用 語 用語の説明

※1 JANコード(ジャンコード) JANコードは、消費者が商品を識別、購入する単位で付けられる世界共通の商品コードです。生産者(出荷者)の番号+個々 の商品(品目)を区別する番号からなる13桁または8桁の数字であり、上2桁が45と49は日本の国番号(日本国内の商品)で す。バーコードはこの商品コードを機械的に読み取る仕組みであり、一般的にバーコードと言えばJANコードを指します。

お店ではJANコードの商品名や売価をあらかじめレジに登録しておけば、精算時にレジでJANコードを読みとる(“スキャンす る”と言います)だけで、自動的にレシートが出力され、早く正確な精算処理が可能です。

(JAN=Japanese Article Number: 日本の商品コードを意味します。)

※2 生鮮JANコード (セイセンジャンコード)

生鮮JANコードは、規格がいっしょであればどこの産地、出荷者でもコード(番号)は同じです。産地や出荷者が異なるとコード が変わってしまうという、青果物販売におけるJANコード利用上の課題を補完する、いわば青果物専用のJANコードです。

生鮮JANコードは、青果物などの生鮮食品を示す“4922”の番号で始まり、標準品名コード、栽培区分、サイズ、量目/入数な どの13桁で構成されます。 販売用以外にも受発注などの商品コードとしても利用できます。

※3 標準品名コード 生鮮食品の主に品種を表す標準コードです。青果物をはじめ生鮮食品全般にわたって標準コードが制定されています。

※4 バーコード JANコードや生鮮JANコードの内容を黒白のバーで表現して、機械的に内容を読み取る(スキャンする)ための仕組みです。

→JANコード →生鮮JANコード

※5 ソースマーキング 生産者や出荷者が、出荷段階で商品にJANコードや生鮮JANコードを付けることです。

※6 インストアマーキング 小売業が自社の独自コードでバーコード(シール)を印刷して商品に貼付することです。

※7 POSレジ(ポスレジ)

=レジ

JANコードを読んで(スキャンして)精算するタイプのレジです。本書では単にレジとも呼んでいます。

(POS=Point Of Sale: 販売時点での情報収集や管理を意味します。)

※8 POSデータ(ポスデータ) POSレジで、JANコードや生鮮JANコードをスキャンすることにより自動的に収集される商品ごとの詳細な販売情報です。

※9 ワンタッチキー 青果商品などを、バーコード以外で精算する時に使用するPOSレジに付いているボタンのことです。

※10 PLU(ピーエルユー) JAN コードや生鮮JANコードごとの商品名称と売価が登録されるレジの商品台帳です。商品マスタとも呼ぶこともあります。

レシートに商品名称や売価を表示したり販売金額の計算に利用します。(Price Look Up: 価格参照用の台帳を意味します)

※11 POP(ポップ) 店頭で、お客様に向けて商品の名称、売価、特徴などを表示して販促や広告をするためのツールです。

(POP=Point Of Purchase: 店頭購買時点で販促、広告をすることを意味します)

※12 EDI(イーディーアイ) 受発注データなどの取引情報を、標準的に決められた約束に従って電子的にやりとりすることです。

(EDI=Electronic Data Interchange: 電子データ交換)

※13 RDS(アールディエス)

=生鮮RDS

生配販3層における POS データの流通と活用促進を目的に、JAN コードをキーとして全国の食品、日用品を扱う小売業の店頭 販売情報(POS データ)を収集、加工、提供する POS データベースサービスです。(財)流通システム開発センターが運営管理 を行っています。 (RDS=Ryutsu pos Database Service: 流通 POS データベースサービス)

生鮮RDSは、JANコードに加えて生鮮JANコードもキーとして利用する生鮮食品版のRDSです。

※14 地域POSデータ

(チイキポスデータ)

RDSが収集した地域や業態別の販売情報です。その地域や業態ごとの個々の商品の販売動向などが分かります。

小売業では、自店のPOSデータと比較することで、品揃えの販売方法の見直しなどに利用できます。

※15 PI値(ピーアイチ) お客様1、000人あたりの販売数量(PI数量)、販売金額(PI金額)です。当該商品に対するお客様の支持率がわかります。

(PI=Purchase Index: 購入率)

(6)

お店では、別々の番号のバーコードではレジの管理が大変だったり、売価ミスの恐れ があるので、出荷者がピーマンに付けたバーコードを使うかわりに・・・

青果物のバーコードはお店の問題児!

産地、出荷者 小売業(お店)

出荷者ごとに別々の バーコードを付けて

ピーマンを出荷 レジ係がピーマンのボタンを押して精算

お店独自のバーコードをレジで読んで精算

簡単だがボタンの 押し間違いがある。

レジ係が外見では 区別できないため、

同時に複数の規格 の商品は販売でき ない。

わざわざ上からお店独自のバーコード(シール)を貼り直して、

いつでも同じ“ピーマン”のコードで精算 または

バーコードシール

を貼るのが大変

だし、コストも余計

にかかる。

(7)

 青果物にもバーコードが付いてきた!

お店のレジ※7で商品を販売するために、袋などにバーコード※4が印刷されたり貼られて出荷される商品が増えています。

このバーコードは“JANコード(ジャンコード)”※1と呼ばれています。

また 生産者や出荷者がJANコードを付けることを“ソースマーキング”※5と言います。

JANコード(ジャンコード)って何?

出荷者の番号 + 個々の商品(品目)の番号 からなる商品コードです。

 せっかく付いているバーコードがお店で十分に使えない!

ところが、お店ではこの出荷者がソースマーキングしたJANコードが使い難くて困っています。

青果物は加工食品や日用品と異なり、日によって入荷する商品の出荷者が変わるため、同じピーマンでもJANコードの 番号が変わってしまうのが日常的です。

このため、お店では朝、商品が到着してからでないとレジにJANコードや売価などが登録できず、開店前の特に忙しい時 間帯の中ではJANコードは返って手間が掛かり、売価ミスなどのトラブルの原因になっています。

このため、多くのお店ではピーマンに付いているJANコードという問題児を使うのを諦め、誰もが簡単にレジの精算ができ るように、レジのボタン※9に“ピーマン”と設定してこれを押す、あるいは、ソースマーキングの上からお店独自のピーマン のバーコードを貼付※6してレジで読むというやり繰りを行っています。

《基礎編》 青果物やりんごの店頭販売はこう変わる

Ⅰ.青果物のバーコードはお店の問題児!

JANコードは、出荷者と商品の種類を表す13桁または8桁の番号からなる世界 共通の商品コードです。 上2桁が45と49は日本の国番号(日本国内の商品)

です。バーコードはこの番号を機械的に読み取る仕組みです。

お店では、JANコードの番号ごとに商品名や売価をレジ※7に登録しておくこと により、レジでJANコードを読みとる(“スキャンする”と言います)だけで、お客様 の精算処理が早く、正確に出来ます。

(8)

■ 売り方は?

バーコードが付いていない青果物も困り者!

- りんごはお店でどの様に販売されている? - 小売業(お店)

レジ係がボタンを 押して精算

お店独自のバーコードを レジで読んで精算

■ 精算方法は?

袋売り(まとめ売り)

均一価格でのバラ売り 簡単だがボタンの

押し間違いがある。

レジ係が外見では 区別できないため、

同時に複数の品種 やサイズは販売で きない。

袋詰めにしたり、

バーコードシール を貼るのが大変 だし、コストも余計 にかかる。

または

りんご

どれでも1コ

98

(9)

一方、りんごのように、これまでJANコードでソースマーキングが行われていなかった青果物は、お店では袋売りを中心に 一部バラ売りで販売が行われています。

 1袋あたり30円~50円の袋詰め代がかかっている袋売り

– りんごを袋詰めにするために、30円から50円の包材費 や袋詰め加工賃などがかかっています。

このコストは市況へ映されていくことにも・・・。

– お店では、袋に貼られたお店独自のバーコードをレジで読む、またはレジ係がボタンを押すという方法で精算して います。

 品種などに関係なく均一価格で売らざるを得ないバラ売り

– りんごをバラ売りする場合は商品にJANコードが付いていないため、お店ではレジ係がボタンを押して精算するの が一般的です。

– しかしこの方法では、レジ係がりんごの品種やサイズなどを外見から間違いなく見分けるのが難しいため、品種や サイズにかかわらず均一価格で販売せざるを得なくなっています。

小売業からの注文が特定の品種やサイズに集中するのはこのためです。

 精算方法の制約がりんごの魅力を狭めている

– いずれの売り方でも、複数の品種やサイズを区別して販売するのが難しかったり手間がかかるため、お店では販 売する品種やサイズのバリエーションを絞らざるを得ません。

– またレジでの売上も、“りんご”かせいぜい代表品種である“ふじ”、“王林”などの大まかな金額合計しか把握でき ないため、今、お客様にどの様な品種、サイズ、価格のりんごが売れているのか?というようなこともわかりません。

《基礎編》 Ⅱ.バーコードが付いていない青果物も困り者!

- りんごはお店でどの様に販売されている? -

(10)

青果物の販売に適した生鮮JANコードの登場!

- 見た目は同じバーコードでも中身が違います -

4911111・・・ ○○産 ピーマン 4922222・・・ JA×× ピーマン 4933333・・・ △△農協 ピーマン 49・・・・・・・ ・・・

出荷者の番号 個々の商品(品目)の番号

JANコード では、同じ規格の

ピーマンでも出荷者ごとに番号はバラバラ

生鮮JANコード では、同じ規格の ピーマンは出荷者に関係なく番号は同じ

今日入荷したピーマンの JANコードはレジに登

してあったかな?

売価は・・・??

最初に一回だけレジに 登録すれば良いので、

あわてなくて安心!

サイズ別や容量別の販売 データも活用できるゾ!

492234500025・ ピーマン S 150g 492234500035・ ピーマン M 150g 492234500045・ ピーマン L 150g 492234500036・ ピーマン M 250g 4922・・ ピーマン ・・・

量目/入数

“5”=200g未満

標準品名コード(主に品種をあらわします)

“34500”= ピーマン

“4922” は生鮮食品を表すコードです

サイズ区分

“3”= Mサイズ 4 9 2 2 3 4 5 0 0 0 3 5 3

(11)

 生鮮JANコード

※2

は青果物の販売用商品コード

生鮮JANコードは、JANコードを補完する青果物専用の販売用商品コードです。

– 生鮮JANコードは、出荷者にかかわらず同一規格の品種や商品は同一番号でソースマーキングします。

– 日によって店頭の商品の産地が変わるようなパッケージされた定番商品は、生鮮JANコードの利用が向いていま す。

例) ピーマン、なす、にんじん、レタス、こねぎ、ほうれん草・・・などの定番野菜

– 今までソースマーキングされていなかった、りんごや柑橘類のように、品種やサイズに多くのバリエーションがある 青果物にも生鮮JANコードは威力を発揮します。

 生鮮JANコードでピーマンではどうなる?

– 出荷者が生鮮JANコードでピーマン(袋)にソースマーキングすれば、お店ではサイズや容量(量目/入数)ごとに 最初に一度だけレジに生鮮JANコードを登録するだけで済みます。

– 後は、お店では日々、価格の確認だけを行えば良く、加工食品や日用品と同じレジ操作になります。

もう、お店ではレジ係がボタンを押したり、袋に貼ったお店独自のバーコードをレジで読んで精算する必要はありま せん。

– 今まではピーマン合計でしかとれなかった販売データは、生鮮JANコードになればいつもの150gだけでなく、例え ば90g、250g・・・などの容量別、M、Lなどのサイズ別に細かくとることが可能となり、お客様のニーズに合った品 揃えや商品販売が実現します。

– 産地や出荷者にとっても、こうした詳細な販売データを利用していくことにより、例えばピーマンのサイズ別や容量別 パッケージの市場への投入などのように、新しい商品や販売方法の提案とその効果検証が初めて可能となります。

《基礎編》 Ⅲ.青果物の販売に適した生鮮JANコードの登場!

バーコードが付いている問題児の“ピーマン”や、

バーコードが付いていない困り者の“りんご“などは・・・

生鮮JANコード

が解決します!

(12)

生鮮JANコードでりんご売場が変わる!

- バラのりんごに生鮮JANコードをソースマーキングすれば、りんご売場の風景が一変します -

袋売りや均一価格でのバラ売りが 常識だったりんご売場が・・・

栽培方法 :“3”=サン

サイズ区分:“3”=40玉

量目/入数 :“1”=バラ 標準品名コードが入ります

例) “42830”=ふじりんご

“4922”は生鮮食品(青果物)を表します

品種別やサイズ別の りんご売場へ

一目でわかる産地表示や

品種、サイズ表示

(13)

生鮮JANコードにより、お客様ニーズに即した品種やサイズのバリエーション豊かなりんご売場が出現します。

 生鮮JANコードでりんご売場の風景が一変します!

– バラのりんごに生鮮JANコードでソースマーキングすれば、お店では従来の袋売り、まとめ売り中心の販売から 脱却し、品種やサイズのバリエーション豊かなりんご売場を実現できます。

– お客様は、自分の生活スタイルや生活シーンに合わせて、いつでも好きな品種や好きなサイズのりんごを、好きな だけ購入することが可能となり、りんごのイメージアップや消費拡大が期待できます。

– レジ精算時に生鮮JANコードを読み取るだけで、 いつ、どの品種やどのサイズのりんごが、いくらでいくつ販売さ れたかという詳細な販売データがとれるようになるため、小売業のみならず出荷者、卸売業などでも生産、販売活 動への活用が期待されます。

– お店では、袋売りにも生鮮JANコードを利用すれば、バラ売りと袋売りの商品コードの統一的利用が可能となり、

販売データに基づく品揃えや売場作りが進みます。

 りんご産地や出荷者のメリットは?

産地や出荷者では、バラのりんごへ生鮮JANコードでソースマーキングすることにより、りんご売場の革新に加えて 以下のようなメリットがあります。

– お店で袋詰め作業を行う場合よりもコストが削減され、市況価格の底上げが期待できます。

– 国内標準コードのため、どこの小売業へも同じコード番号で出荷が可能となり、小売業の個別コードによるマーキ ング作業の負担や在庫リスクを削減、廃止できます。

– 一個一個のりんごに産地名や品種名などを表示可能なため、お客様へ直接アピールできます。

– お店の売り方の幅が広がるため、品種やサイズなどに見合った価格での販売の実現、早、中性種やイレギュラー サイズのりんごの販売促進や新たな商品化などが期待されます。

– 将来的に、個々のお店の販売データや生鮮RDS※13などのデータを利用して、地域別の店頭販売状況の把握や 消費者ニーズの把握とそれに基づく商品化企画や販売戦略などの立案と検証が可能です。

《基礎編》 Ⅳ.生鮮JANコードでりんご売場が変わる!

(14)

生鮮JANコードでりんご売場が変わる!

生鮮JANコードにより、お客様ニーズに即した品種やサイズのバリエーション豊かなりんご売場が出現します

(15)

 コスト的にも有利な生鮮JANコードによるりんごのバラ売り

生鮮JANコードによるりんごのバラ売りは、従来の袋売りと比べてコスト的にも有利です。

(参考)例えば、市況価格が1玉@70円 のりんごの販売コストは?

① 生鮮JANコードによるバラ売りでは、

原 価 = @70円×5個 ソースマーキング費用 = 約15円として

① 合 計 = 365円

② 従来の袋売り(5個)販売では、

原 価 = @70円×5個 包材+袋詰め加工賃 = 約40円として

② 合 計 = 390円

よって、①合 計 - ②合 計 = ▲25円 ▲5円/1個

生鮮JANコードによるバラ売りの方が従来の袋売りに比べて、

りんご1個あたり5円程度、販売コストの低減が見込めます!

りんご産地にとっては、その分の市況価格の底上げが期待できます!

※ ソースマーキング費用

バーコードシール代+シールの貼付代として、現在、1個あたり3円前後のコストがかかります。

貼付作業の機械化が進めば、さらにソースマーキングコストの削減が見込めます。

(16)

《実践編》

1.青果売場を変革しよう !

厳しさを増す、食を取り巻く環境

少子高齢化の進展による人口減少が目前に迫る一方、女性の社会進出も含めた家族の生活スタイルの多様化による一家揃った食 事や団らんの減少と個食化の増加など、食を取り巻く環境は確実に激しさを増しています。物余り、飽食の時代といわれて久しい 今日、消費者の嗜好もますます多様でかつ変化が激しくなっています。

加工食品、菓子、飲料などの分野では、変化する消費者ニーズに対応して味、栄養、機能面はもちろん、買いやすさや食べやす さの面から量やサイズのバリエーションなども図りながら、メーカー、卸売業、小売業が一体となって新たな商品や販売手法の開 発にしのぎを削っています。

こうした生配販3層を通じた消費者に対するマーケティング活動や、小売業における品揃えをはじめとするマーチャンダイジン グ活動の推進にとって不可欠なのが、共通商品コードとしての「JANコード(ジャンコード)※1」であり、これを軸とした販売デー タ(POSデータ※8)の活用です。

例えば、野菜や果物などの果汁飲料を例にとると、野菜や果物の種類別にはじまり、容量、容器の大きさや形態、あるいは保存 方法(常温、冷蔵)などの様々な角度から実に多くの商品が開発、販売されています。こうした多様な商品の販売動向は、日々、店 頭でPOSレジ※7を通してPOSデータとして収集され、先の商品属性別はもちろんのこと、時間帯や曜日、広告や販促の有無、

業態、地域さらには顧客層別などの様々な切り口から詳細に検証が行われています。

青果物ではJANコードがうまく使えない

一方、青果物の分野ではどうでしようか。産地や出荷者の努力により、確かにJANコードのソースマーキング※5は進んできま した。本来ならば、このJANコードで、加工食品などのように詳細なPOSデータがタイムリーに把握され、生産や販売計画の 立案、検証などにもどんどん利用されるはずでした。

ところが、肝心な小売業で青果物のJANコードがうまく使いこなせないでいるのです。入荷する商品の産地や出荷者が変わる のが日常的な青果物では、例えばピーマンは日によって付いているJANコードが変わってしまい、厳密な売価管理が要求される POSレジで使うのが厄介なのです。

このため、食品スーパーなどではJANコードを読む(スキャンするといいます)のを諦め、苦肉の策としてPOSレジのワン タッチキー※9というボタンを押して販売を行っています。しかし、利用できるボタンの数が限られていることから、さらに自社

(社内)コードによるバーコードシールを印刷し、わざわざソースマーキングされているJANコードの上から一枚ずつ貼付(=

インストアマーキング※6)も行っています。

こうした対応でとりあえずの販売はできますが、その分の余計なコストはもちろん商品価格に転嫁せざるを得ず、場合によって

(17)

は市況価格にも悪影響を与えています。また、収集したPOSデータも、せいぜい野菜ならば、にんじん、ピーマン、玉ねぎ、ほ うれん草・・・、果物ならば、みかん、りんご、いちご・・・といった極めて大まかな単位の、しかも金額でしか捉えられないのが実情 です。先の加工食品などの世界と比べてなんという違いでしょうか。

この結果、青果物に関しては、小売業、卸売業、出荷者の誰も、今、店頭で、何が、いくらで、いくつ売れているかという最も 基本的な情報さえ分からないのです。まさに、手探りの中で商品を生産し販売し続けているといっても過言ではありません。

生鮮JANコードで青果売場を変革しよう

最近の日本人は野菜や果物を食べなくなったと言われています。しかし、これをそのまま鵜呑みにし、納得してしまっていてよ いのでしょうか。前述のように、加工食品などの業界が消費者ニーズに少しでも近づこうと、POSデータなども駆使して、メー カー、卸売業、小売業が一体となった商品の開発、販売を進めているのに比べて、今の青果業界は本来の消費者ニーズをきちんと 捕らえ、これに応えてきたと言えるでしょうか。

なぜ、多くの青果物は袋によるまとめ売りが中心なのでしょうか?なぜ、日ごろ目にするピーマン(袋)やいちご(パック)の 大きさは1種類しかないのでしょうか?なぜ、バラ売りのりんごにはいろいろなサイズがなく、品種が違っても同じ価格で売られ ているのでしょうか?例をあげればきりがありません。出荷者や販売者側の都合や論理で、商品の販売規格が決められてきたとい うことはないのでしょうか。

これは一つには、青果物における商品コードの問題に起因しています。生配販3層で使われている商品コードがバラバラだった り、あるいはせっかく産地や出荷者がJANコードをソースマーキングしても川下における運用や利用方法とうまくマッチしてい ないために、青果物の流通、販売の多くの局面で自動化やシステム化を阻み、作業負荷やコストを増大させているのみならず、消 費者ニーズの把握とこれに基づいたマーケティングやマーチャンダイジング活動にも入れないでいるのです。

こうした課題に対応して、農林水産省を中心に青果物の標準品名コード※3とこれをベースとする「生鮮JANコード※2」が制定、

標準化されました。生鮮JANコードは青果物の特性を加味して、小売業のPOSレジでの運用、利用のし易さが考慮されていま す。これまで、日によって商品のJANコードがバラバラで困っていたような品目は、生鮮JANコードを利用することで消費者 が、いつ、何を、いくらで、いくつ買っているかということが、品種別、サイズ別、容量/入数別などの販売形態ごとに詳細かつ正 確に把握できるようになります。

2004年度、当センターでは生鮮JANコードをソースマーキングしたバラのりんごの店頭販売実験を実施しました。本書は、

この実験を通じた具体的な展開事例やPOSデータ活用研究を踏まえて、出荷者、卸売業、小売業の方々に生鮮JANコードの導 入メリットや効果などをご紹介するものです。

出荷者(生産者)、卸売業、小売業の利害が一致するのは、まさにお客様が商品に接し購入する“店頭“です。

この共通認識のもとで、今こそ生鮮JANコードを利用した青果売場の変革に着手しようではありませんか!

(18)

生鮮JANコードとは?

生鮮JANコードは青果物のPOSレジ販売用商品コードです。

- 農林水産省の食品流通情報化基盤開発事業(1997年~2001年)にて標準として制定 -

4922 36600 035 6

たまねぎ M 2、5Kg未満

<袋売りにも生鮮JANコード>

4922 42830 031 8

ふじりんご 40玉 バラ

<バラ売りに生鮮JANコード>

どこの産地 、出荷者の 商品でも

同一規格商 品=同一コ ード

(19)

 生鮮JANコードは、青果物の標準品名コード※3をベースとした、従来の青果物の販売におけるJANコードを補完する、

青果物のためのPOSレジ販売用商品コードです。

 ピーマン、なす、レタスなど、JANコードが産地ごとにバラバラで困っていたような商品は、生鮮JANコードで統一的な 商品コードの利用が可能です。

日によって店頭の商品の産地が変わるような品目には“生鮮JANコード”が向いています。

 バラのりんごや柑橘類などのように、これまでソースマーキングしにくかった商品へのマーキングも容易です。

 コードの利用に費用はかかりません。

 JANコードと併せて、今後のトレーサビリティ推進の際のキ-となる商品コードです。

4922 X□□□□ P S V c/d

生鮮フラグ 標準品名コード 栽培 サイズ 量目 チェック 方法 /入数 デジット X= 3:野菜

4:果物

< 標準品名コードの例 >

34300:なす 34400:トマト

34402:ミディトマト

・・・

34500:ピーマン

・・・

36600:玉ねぎ

・・・

42130:津軽りんご 42320:ジョナゴールド

42830:ふじ

・・・

<P=栽培方法>

0:指定なし 1:有機農産物 2:特別栽培農産物 3:無袋(サン)

4:ハウス、温室 5:マルチ

8:輸入

9:自由使用フラグ

<S=サイズ>

0:指定なし

1:2S (50玉~)

2:S (46玉)

3:M (40玉)

4:L (36玉)

5:2L (32玉)

6:3L (28/26玉)

7:4L (24玉~)

9:その他

<V=量目/入数>

0:ケース

1~8:入数(個数)

または

量 目(重量別 ランク)

9:その他

※ りんごの玉数換算

※ すべての青果物が、“標準品名コード”

として標準化されています

2.生鮮JANコードとこれからの青果物の販売

2 - 1.生鮮JANコードとは?

(20)

(注)本書が扱うのは、青果物を消費者に販売する際の商品コードである“生鮮JANコード”です。

小売、仲卸、卸、産地間などの青果物の受発注業務などで利用する共通商品コードとしては、

“青果共通商品コード”が制定、標準化されています。

生鮮JANコードで変わるこれからの青果物の販売

××農協ピーマン 150g

( 0 1 ) 0 4 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 4

○○農協ピーマン 150g

( 0 1 ) 0 4 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 4

4922345000353 ピーマンM 150g 150

○○農協ピーマン 袋 A M30入

××農協ピーマン 袋 A L30入

産地~卸、仲卸 小売業(店頭)

4922345000353 ピーマン150g 2300 4922345000353

4 9 12 34 5 67 89 0 4

4922345000353

4 9 12 3 45 67 8 90 4

<発 注> ピーマン 5 ケース

(参考例)青果共通商品コードを利用した生鮮EDIによる発注イメージ

<PLU(商品マスタ)> <売上データ>

青果共通商品コー ド 等級コード 階級コード 原産地コード 発注単位コード 発注単位数 発注数量

ピーマン 宮崎 ケース 5(ケース)

4922345000006 210 505 45 513 1 5

(等級、階級、原産地の指定は任意)

生鮮JANコードを

1回だけ社内コード(12345)へ ひも付けすればOK

+ これなら

サイズ別や量目/入数別の コードのひも付けも簡単

4922 34500 0 3 5 3

生鮮フラグ ピーマン

200g未満 Mサイズ

どこの産地でも、

品種、サイズ、量目/入数ごとに

同じ生鮮JANコードでソースマーキング

(21)

 産地や出荷者では・・・

どこの産地や出荷者でも、同一規格商品は同一の生鮮JANコードでソースマーキングします。

(参考) 受発注などのEDI※12取引では、生鮮JANコードの代わりに、青果共通商品コードと等階級コードなど 各種属性コードの組み合わせを利用すれば、さらにきめ細かな情報のやりとりが可能です。

<青果共通商品コードとは?>

4922+標準品名コード(5桁)+栽培方法(1桁) などで構成される13桁の青果物のEDI取引用の共通商品コード。

青果共通商品コードと整合性のある生鮮JANコードの利用により将来的な生鮮EDIへの移行もスムーズです。

 小売業の店頭販売では・・・

商品コードが固定されPOSの運用が楽になるため、コードや売価の登録ミスの削減を通じて売上、粗利 ロスが回避できます。

- PLU※10は、品種、階級(サイズ) 、量目/入数別に最初に1回だけ登録すればOK

- 社内コードへのひも付け登録もそれぞれ1回だけ

精算時の売価違いなどがなくなりお客様の信頼がアップします。

品種、サイズ、量目/入数別などに細かく売価設定が可能なため、品揃えや販売方法の幅が大きく広がり ます。

品種、サイズ、量目/入数別などの詳細かつ正確な販売(POS)データが把握できます。

(^^)/ 商品コードによる販売上の制約が無くなり、バリエーションに富んだ売り方や店頭が実現!

(^^)/ 従来、みすみす見逃していた販売チャンスや無用な販売ロス削減による青果全体の底上げ!

(^^)/ 青果物として始めて詳細なPOSデータ収集が可能となり、小売業、卸売業、産地を通じた、消費者 ニーズの把握とそれに基づく商品化企画や販売戦略などの立案と検証の実現!

2 - 2.生鮮JANコードで変わるこれからの青果物の販売

(22)

 りんごにはたくさんの種類の品種やサイズがあるにもかかわらず、これまでは商品コードを 原因とする販売方法の制約から、お店では袋によるまとめ売りを中心に、一部バラ売り(多く

はどの品種でも同一売価)というのが一般的でした。

 高齢化、核家族化の進展

 飽食の時代、嗜好の多様化

生活、消費スタイルの変化により少品種大量販売が限界にきています。

– たくさんあっても食べきれない(量、サイズ)

– 新しいものも試してみたい(いつもと違うものも食べてみたい)

 求められる、生活者の意識や生活スタイルにあった商品やサービス

– 好きなモノを好きな時に好きな(必要な)だけ – いろいろなものから自由に選べる

3.生鮮JANコードによるこれからのりんご販売 3 - 1.今、なぜりんごのバラ売りなのか?

生鮮JANコードによる

様々な品種、サイズのバラのりんご売場の提案 !

(23)

 多くの小売業では、りんごは袋売りを中心に、バラ売りが必要な場合は主にワンタッチキー で対応しています。

 レジ係が、りんごの外見から品種やサイズなどを判断するのは困難なため、

- りんごの品種が違っても、すべて同じ売価でしか販売できなかった

- 売価が異なる複数のサイズの商品は同時に販売できなかった

 ワンタッチキー

※9

を利用しているため、

- どのりんごを販売しても、売上は大まかな集計コード(例えば「りんご」)でしか上がらない

品種が違っても、安い方の売価に合わせて売らざるを得なかった!

品種やサイズによる比較購買を促すような店頭はできなかった!

販売に手間取る中性種やイレギュラーサイズの販売はできなかった!

売上データが“りんご”1本のため、販売結果の確認、分析や今後の販売戦略の立案にも 使えなかった!

マーケティング、マーチャンダイジング活動に入れなかった!

3 - 2.今までのりんごのバラ売りの問題点

(24)

(注)本書が扱うのは、青果物を消費者に販売する際の商品コードである“生鮮JANコード”です。

小売、仲卸、卸、産地間などの青果物の受発注業務などで利用する共通商品コードとしては、

“青果共通商品コード”が制定、標準化されています。

生鮮JANコードで変わるバラのりんごの店頭販売

4922428303319 サンふじ 40玉 108円 4922428303517 サンふじ 32玉 138円 4922428500312 王林 40玉 98円 青森○○農協

サンふじ40入 秀

産地~卸、仲卸 小売業(店頭)

4922428303319

4 91 23 45 6 78 90 4

4922428303319 サンふじ40玉 3個 324円 4922428303517 サンふじ32玉 2個 276円 4922428500312 王林 40玉 1個 98円

<発 注>

青森 サンふじ 40玉 秀 5 ケース 青森 サンふじ 32玉 秀 2 ケース 青森 王林 40玉 秀 3 ケース

青森××農協 王林 40入 秀

4922428500312

4 9 12 34 5 67 8 90 4

青森△△農協 サンふじ32入 秀

4922428303517

4 9 12 34 5 67 89 0 4

<PLU(商品マスタ)> <売上データ>

青果共通商品コー ド 等級コー ド 階級コー ド 原産地コー ド 発注単位コード 発注単位数 発注数量

サンふじ 40玉 青森 ケース 5(ケース)

4922428303005 110 040 02 513 1 5

(参考例)青果共通商品コードを利用した生鮮EDIによる発注イメージ

(等級、階級、原産地の指定は任意)

自店のお客様に マッチした 品種や等階級が

わかります

マーケティング マーチャンダイジング

活動の展開へ

4922 42830 3 3 1 9

生鮮フラグ ふじ サン

40玉 1個(バラ)

どの産地でも生鮮JANコードで

ソースマーキング

(25)

品種やサイズごとにバラのりんごに生鮮JANコードでソースマーキングすることにより、以下の効果が期待 されます。

 小売業では・・・

- PLU登録ミスによる現場の混乱や売上、粗利ロスの撃退!

- 売価ミスの撲滅によるお客様の信頼回復!

- 品種やサイズごとの適切な売価設定による売上や粗利の拡大!

- 品種やサイズなどによる比較購買を促すような店頭売場の実現!

今まで販売を諦めていた早、中性種やイレギュラーサイズ商品の販売実現!

- POSデータや生鮮RDS

※13

を利用した、本来のお客様ニーズや地域の特性にマッチした品揃えや 売り方の実現!

- 袋売りのパッケージ代や袋詰め費用、あるいは個別のインストアマーキング

※6

作業費用などの 削減! ( 代わって、ソースマーキング費用が必要です。36ページ参照)

 卸売業では・・・

負担やリスクが大きい小売業の個別コードによるマーキング作業の削減、廃止

個店のPOSデータや生鮮RDSなどの地域や全国の販売データを利用した、本来の消費者ニーズ の把握とそれに基づく、

- 産地に対する作付け、商品化計画や販売戦略などの提案や立案、検証支援!

- 小売業に対する商品、売場、販促企画などの提案や実施支援などの小売店支援(リテールポート)活動の 推進!

3 - 3.生鮮JANコードで変わるバラのりんごの店頭販売

(26)

生鮮JANコードで変わるバラのりんごの店頭販売

(27)

 産地や出荷者では・・・

袋売りよりも販売コストが削減されることによる市況価格の底上げ

負担やリスクが大きい小売業の個別コードによるマーキング作業の削減、廃止

(どこの小売業へも同じコードで出荷できます)

一個一個のりんごに産地表示が可能なため、消費者との結びつきが強まります!

商品(品種やサイズ)に見合った価格による販売の実現!

早、中性種やイレギュラーサイズのりんごの販売促進や新たな商品化の実現!

個店のPOSデータや生鮮RDSなどの地域POSデータ

※14

を利用した、消費者ニーズの把握とそれ に基づく商品化企画や販売戦略などの立案と検証!

マーケティング、マーチャンダイジング活動の

始動 、展開 によるりんご販売の拡大!

(28)

4.生鮮JANコードによるバラりんごの導入、実験展開事例

2003年秋から全店でバラ売り主体のりんご売場へ

店舗名: 月次りんご販売実績(前年比較)

      <2004年1月>      <2005年1月>    <2005年-2004年>

JAN 商品名 金額 数量 売価 PI数量 PI金額 粗利 金額 数量 売価 PI数量 PI金額 粗利 金額 数量 売価 PI数量 PI金額

4922421030311 きおう 40玉 4922421300315 つがる 40玉 4922421333412 シナノスイート 36玉 4922421800310 さんさ 40玉 4922423060316 昴林 40玉

4922423200316 ジョナゴールド 40玉 65,115 493 132 5.2 690 65,115 493 132 5.2 690

4922423200415 ジョナゴールド 36玉 91,845 620 148 6.8 1010 28,319 193 147 2.0 300 -63,526 -427 -1 -4.8 -710

4922423200514 ジョナゴールド 32玉 4922423503516 サン陸奥 32玉 4922423600215 王鈴りんご 46玉 4922423800615 世界一 28玉/26玉 4922424103319 陽光 40玉 4922424300619 千秋 28玉/26玉 4922428203411 印度 36玉 4922428300318 ふじ 40玉

4922428303210 サンふじ 46玉 23,936 352 68 3.9 263 111,828 1,336 84 14.2 1185 87,892 984 16 10.3 922

4922428303319 サンふじ 40玉 20,680 235 88 2.6 227 368,400 3,391 109 35.9 3905 347,720 3,156 21 33.4 3,677

4922428303418 サンふじ 36玉 395,336 3,702 107 40.7 4348 -395,336 -3,702 -107 -40.7 -4,348

4922428303517 サンふじ 32玉 41,624 473 88 5.2 458 -41,624 -473 -88 -5.2 -458

4922428500213 王林 46玉 85,547 1,589 54 17.5 941 33,684 447 75 4.7 357 -51,863 -1,142 22 -12.7 -584

4922428500312 王林 40玉 22,148 226 98 2.5 244 99,676 881 113 9.3 1057 77,528 655 15 6.9 813

4922428500411 王林 36玉 53,955 367 147 4.0 593 -53,955 -367 -147 -4.0 -593

4922428500114 王林 50玉

品種別りんご 販売推移(P I数量)

0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0 300.0

2004/10/4 2004/10/6 2004/10/8 2004/10/10 2004/10/12 2004/10/14 2004/10/16 2004/10/18 2004/10/20 2004/10/22 2004/10/24 2004/10/26 2004/10/28 2004/10/30 2004/11/1 2004/11/3 2004/11/5 2004/11/7

王 林 4 0 王 林 4 6 サンふ じ  4 0 サンふ じ  4 6 ふ じ 4 0 印 度 3 6 千 秋 2 8 陽 光サン4 0 ジ ョナ 3 6 ジ ョナ 4 0 昴 琳 4 0 さ んさ 4 0 シナノスイートサン3 6 津 軽 4 0 き おう 4 0

品 種別 りんご販 売推 移 (PI数量※15) - ジ ョナ とふじを除 く-

0 10 20 30 40 50 60 70

2004/10/4 2004/10/6 2004/10/8 2004/10/10 2004/10/12 2004/10/14 2004/10/16 2004/10/18 2004/10/20 2004/10/22 2004/10/24 2004/10/26 2004/10/28 2004/10/30 2004/11/1 2004/11/3 2004/11/5 2004/11/7

王林  40 王林  46 印度  36 千秋  28 陽光 サン40 昴琳  40 さんさ 40 シナノスイートサン3 6 津軽  40 き おう 4 0

品種が多い早、中性種のりんごの販売動向も一目瞭然

前年データを利用した販売計画の立案と検証も可能に

(29)

4 - 1.導入事例:A社 2003年秋から全店でバラ売り主体のりんご売場へ

 導入経緯

– 2003年秋から、生鮮JANコードによるバラ売りを主体としたりんごの販売を全店で開始 – お客様の信頼を損なう、レジ精算時の売価ミス撲滅が最大の導入目的

– サンふじ、ジョナゴールド、王林を主力として、季節に応じて各種の品種やサイズを品揃え

 導入効果

- レジ精算ミスによるお客様のクレームが無くなった(誰でも間違いなく出来るようになった)

- 店舗での個別値付け作業(インストアマーキング)が廃止できた

- 品種によって売価を変える、あるいは複数サイズの併売という、本来あるべき品揃えや売り方が出来 るようになった

- 品種別、サイズ別の単品管理が実現し、キメ細かな売上、粗利管理に加えて、前年データなども利用 した販売計画の立案と検証が可能となった

 課題と期待

- 現状、バーコードシールが流通過程で手作業で貼付されるケースが多く、ソースマーキングの推進に よる作業工数、コストおよび品質(鮮度)面の改善を期待。

- 袋からバラへの消費行動の変化に対応した、柑橘類や輸入フルーツなどをはじめとする他の果物へ の取組みの拡大を期待。

- 野菜(特に袋物)などへの生鮮JANコードが普及拡大されることによる、レジ・オペレーションなどの正 確化、省力化推進を期待。

(注) ※PI数量: お客策1、000人当たりの販売数量。当該商品に対する支持率を表します。

参照

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