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「電子申告の達人」(地方税 個人住民税申告編) 運用ガイド

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運用ガイド

電子申告

の達人

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「電子申告の達人(地方税 個人住民税申告編)」 「電子申告の達人」は、「年調・法定調書の達人」などの「申告書作成ソフト」 で作成した申告データを電子申告データに変換し、署名・送信から電子申告 完了確認までの一連の作業を、簡単操作で実現するソフトウェアです。 このマニュアルでは、「電子申告の達人(地方税 個人住民税申告編)」の操 作方法について説明しています。ご利用になる際に、是非一度お読みくださ い。

(3)

目次

1.はじめに ... 7

1.マニュアルの分冊構成 ... 7 2.このマニュアルの読み方 ... 7 3.ご利用になる前に ... 7 1.電子申告をはじめる際の準備と確認 ... 7 2.「電子申告の達人」をインストールする ... 8 3.「電子申告の達人」のバージョンを確認する ... 15 4.「電子申告の達人」でできること ... 16 5.オンラインヘルプを参照する ... 17

2.基本操作 ... 18

1.「電子申告の達人」を起動する/終了する ... 18 1.「電子申告の達人」を起動する ... 18 2.「電子申告の達人」を終了する ... 20 2.画面構成 ... 21 3.データベースを作成する ... 24

3.【地方税 個人住民税申告】 操作方法 ... 28

作業の流れ ... 28 個人番号の取り扱いについて ... 29 1.取り込みを制限する ... 30 2.表示を制限する ... 35 3.送信を制限する ... 37 4.出力を制限する ... 38 1.電子申告データを作成する ... 41 1.「年調・法定調書の達人」からデータを取り込む ... 41 2.エラー箇所を確認する ... 54 3.「電子申告の達人」でエラーを修正する ... 59

(4)

1.[基本情報]を修正する ... 59 2.帳票を修正する(文字項目のみ) ... 64 4.添付ファイルを組み込む ... 69 5.電子申告データ[xml]を取り込む(インポート) ... 73 1.ファイルから取り込む ... 73 2.データベースから取り込む ... 77 6.電子申告データを出力する(エクスポート)... 82 2.電子申告データを検証(スキーマチェック)する ... 86 3.電子署名を付与する ... 89 1.署名と送信を別々に行う ... 90 2.署名と送信を続けて行う ... 95 4.提出先・手続き情報を追加する ... 105 5.電子申告データを送信する ... 110 6.メッセージを確認する ... 116 1.ダウンロードの設定を確認・変更する ... 117 2.メッセージをダウンロードする ... 125 1.電子申告のメッセージをダウンロードする ... 125 2.電子申請・届出のメッセージをダウンロードする ... 136 添付書類・送付書について ... 146 3.申告データなどをPDFファイルとして出力する ... 147 1.個別に出力する ... 147 2.一括して出力する ... 152 4.特別徴収税額通知データを出力する ... 157 税額通知データについて... 157 1.個別に出力する ... 159 2.一括して出力する ... 162 5.メッセージに添付されたデータをダウンロードする ... 167

(5)

1.手入力で登録する ... 180 2.事業者データベースから登録する ... 183 3.利用者情報を編集する ... 188 4.利用者情報を削除する ... 191 5.利用者情報を退避する ... 193 6.利用者情報を復元する ... 195 2.受信用設定タブ ... 198 1.ダウンロードするメッセージを指定する ... 198 2.保護番号を登録する ... 202 3.共通設定(eLTAX 登録情報)タブ ... 205 1.利用者情報を変更する ... 205 2.提出先・手続き情報を追加する ... 212 3.暗証番号を変更する ... 219 4.電子証明書を登録・変更する ... 224 4.メッセージボックスタブ ... 231 1.メッセージを確認する(電子申告) ... 231 2.受付状況を照会する(電子申請・届出) ... 236 5.複数の利用者情報を一括して登録・変更する ... 240 1.CSVファイルで一括登録・変更する ... 240 2.データベースから取り込む ... 248 6.複数の税額通知データを 1 つのファイルにして出力する ... 252

5.進捗管理 ... 258

[進捗管理]画面について ... 258 1.進捗状況を確認する ... 260 2.電子申告等データの内容を確認する ... 264 3.進捗状況をファイルに出力する ... 266

6.オプション ... 268

1.税理士情報を一括で変更する ... 268 2.署名追加、送信処理の方法を選択する ... 273 3.事業者コード・利用者名の表示有無を設定する ... 277

(6)

4.ログイン失敗時の処理方法を選択する ... 279

5.電子申告環境ファイルを最新化する ... 281

7.セキュリティ例外設定... 284

(7)

1.はじめに

「電子申告の達人」は、電子申告データの作成から電子署名、送信、送信完了確認までの一連の作業を 簡単操作で実現するソフトウェアです。また、申告・申請業務にかかる個人番号(マイナンバー)の安 全管理措置に対応し、セキュアな運用を実現します。このマニュアルでは、「電子申告の達人」で地方 税 個人住民税申告を行う場合の操作について説明しています。

1.マニュアルの分冊構成

「達人シリーズ」のマニュアルは、次のように分かれています。 マニュアル名 掲載内容 導入ガイド 「達人シリーズ」を導入する際に必要なインストール・設定について記載しています。 運用ガイド 本マニュアルです。「電子申告の達人」の機能や基本的な操作について記載しています。

2.このマニュアルの読み方

このマニュアルでは、説明内容に応じて次の記号を使用しています。 ご注意ください 操作上の重要事項や制限事項などについて説明しています。 参考 便利にご利用いただくことのできるヒントや補足事項などについて説明しています。 [参照]

関連するページや分冊を示します。 本マニュアルをコンピュータ上で閲覧している場合、[参照]以下をクリックすると該当の マニュアルページ、参照先のWebページなどを表示します。

3.ご利用になる前に

1.電子申告をはじめる際の準備と確認

はじめて電子申告を行う場合、地方公共団体に対して利用開始の届出を行って「利用者 ID」を取得した り、電子証明書を取得したりといった事前の準備が必要です。具体的な準備内容については、地方税ポ ータルシステム(以下 eLTAX と記載)のホームページをご確認ください。 [参照]

地方税ポータルシステム eLTAX(http://www.eltax.jp/)

(8)

2.「電子申告の達人」をインストールする

「電子申告の達人」は達人Cube[アップデート]からインストールします。以下の手順で行います。

1.

「達人Cube」にログインし、[アップデート]をクリックします。

ご注意ください 「達人Cube」本体のバージョンが最新でないと、「電子申告の達人」のインストールができま せん。はじめに「達人Cube」が最新の状態かを確認してください。 アップデートコンテンツ[達人 Cube]をクリッ クし[更新情報を取得]ボタンをクリックします。 [達人 Cube]が表示されたら、必ずアップデー トします。

(9)

2.

アップデートコンテンツ[達人シリーズ]をクリックします。

[達人シリーズ]画面が表示されます。

3.

[更新情報を取得]ボタンをクリックします。

(10)

4.

【最新年度】-[電子申告の達人]をクリックして選択し(①)、[アップデート]ボタンを

クリックします(②)。

[確認]画面が表示されます。 参考 プログラムのインストール時の注意事項などの詳細情報を確認するには、プログラムをク リックして選択し、[詳細情報]ボタンをクリックします。

(11)

5.

[確認]画面の内容を確認し(①)、[OK]ボタンをクリックします(②)。

[電子申告の達人]画面が表示されます。

6.

[次へ]ボタンをクリックします。

[使用許諾契約]画面が表示されます。 参考 [以後このメッセージウィンドウを表示しない。]のチェックボックスをクリックしてチ ェックを付けると、次に同じ操作を行った場合、この画面は表示されません。

(12)

7.

使用許諾契約の内容を確認して、[使用許諾契約の条項に同意します]を選択し

(①)、[次へ]ボタンをクリックします(②)。

[ユーザ情報]画面が表示されます。

8.

各項目を入力し(①)、[次へ]ボタンをクリックします(②)。

参考 [使用許諾契約の情報に同意しません]を選択した場合、[次へ]ボタンをクリックでき ません。

(13)

9.

インストール先のフォルダを確認し(①)、[次へ]ボタンをクリックします(②)。

[プログラムのインストール]画面が表示されます。

10.

[インストール]ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。

[InstallShieldウィザードを完了しました]画面が表示されます。 参考 ・ インストール先フォルダは、インストーラが適切と判断したドライブが初期値とし て選択されています。変更しないことを推奨します。 ・ インストール先フォルダを変更する場合は[変更]ボタンをクリックし、フォルダ を指定します。

(14)

11.

[完了]ボタンをクリックします。

[アップデート]画面に戻ります。

12.

[電子申告の達人]が消えている、又は「更新の必要はありません。」と表示されてい

れば、「電子申告の達人」は最新プログラムがインストールされています。

(15)

3.「電子申告の達人」のバージョンを確認する

現在ご利用の「電子申告の達人」のバージョンを確認する方法を説明します。

1.

メニューバーから[ヘルプ]-[バージョン情報]の順に選択します。

[バージョン情報]ダイアログボックスが表示されます。

2.

バージョンを確認します。

以上で、「電子申告の達人」のバージョンを確認する操作は完了です。

(16)

4.「電子申告の達人」でできること

■電子申告データの作成 「年調・法定調書の達人」などの「申告書作成ソフト」で作成した申告・申請等データを変換し、電子 申告データを作成できます。また、作成したデータを電子申告専用のデータベースに保管できます。 ■電子申告データの検証 電子申告データに対して検証(スキーマチェック)を行い、データの様式に問題がないかなどを確認で きます。データの構造やデータ内容についてエラーがある場合は、詳細なエラー情報が確認できます。 ■電子署名の付与・送信 電子申告データに電子署名を付与し、e-Tax 並びに eLTAX へ電子申告データを送信できます。署名に ついては、追加した署名の削除や署名内容の表示を行うこともできます。送信は電子申告データを個別 に送信できるだけでなく、一括指定や条件指定により、一度に大量の電子申告データを送信できます。 ■受信状況確認/メッセージボックス閲覧 送信した電子申告データが正しく受信されたかどうかを簡単に確認できます。また、送信結果は「電子 申告の達人」のデータベースに自動的に保管されるため、e-Tax・eLTAX 側で一定期間が過ぎてメッ セージが削除されても、「電子申告の達人」上で継続的に確認できます。同様に、e-Tax・eLTAX のメ ッセージボックスに格納されているメッセージをダウンロードしてデータベースに保存できるため、 e-Tax・eLTAX の運転時間に関係なくデータベースに保存したメッセージを確認、出力できます。 ■電子申告データに対するアクセス制限・セキュリティの設定 データベースセキュリティ機能で、データを強固に暗号化することができます。また、データにアクセ スできる利用者を制限することもできるため、より高いセキュリティを実現できます。 ■特定のメッセージの一括ダウンロード/一括出力 顧問先のメッセージボックスにのみ格納される「申告に関するお知らせ」、「特別徴収税額通知データ」 など特定のメッセージを指定して一括でダウンロードできます。また、データベースに保存した各メッ セージについては、一括印刷や外部ファイルへの一括出力もできます。

(17)

5.オンラインヘルプを参照する

「達人シリーズ」の各製品にはヘルプ機能を搭載しています。操作方法がわからないときや画面構成 について詳細な説明を確認したいときなどに参照してください。

メニューバーから[ヘルプ]-[機能解説]の順に選択すると、オンラインヘルプのトップページが 表示されます。

(18)

2.基本操作

1.「電子申告の達人」を起動する/終了する

「電子申告の達人」の起動方法と終了方法を説明します。

1.「電子申告の達人」を起動する

1.

「達人Cube」を起動し、[業務ソフト]タブをクリックし(①)、[電子申告]をダブルクリ

ックします(②)。

(19)

2.

「電子申告の達人」が起動します。

以上で、「電子申告の達人」を起動する操作は完了です。 参考 手順 2 は、インストール直後に「電子申告の達人」を起動したときの画面です。 データの作成を開始するには、データベースの作成が必要です。作成手順については以下をご 確認ください。 [参照]

3.データベースを作成する(P.24)

(20)

2.「電子申告の達人」を終了する

1.

[×]ボタンをクリックします。

「電子申告の達人」が終了します。 参考 メニューバー[ファイル]-[アプリケーションの終了]をクリックしても終了できま す。

(21)

2.画面構成

「電子申告の達人」では、国税・地方税共に[1.取込][2.検証][3.署名][4.送信][5.メッセージ確 認]と、行う作業別に画面を切り替えて操作します。基本的な画面構成は以下のとおりです。 領域 説明 項目 説明 ページ ① メニューバー システムの共通的な 処理のメニューが表 示されます。 ファイル [接続先選択]画面の起動、[アプリ ケーションの終了]を選択します。 P.27 P.20 表示 [最新の情報に更新]を表示します。 - ツール [データベース管理]画面、[ウィザ ード]画面を起動します。 P.24 ヘルプ バージョン情報やオンラインヘルプ を確認します。 P.15 P.17 ② ツールバー メニューバーに格納 されている機能にお いて、利用頻度の高 いメニューが表示さ れます。 接続先選択 接続するデータベースを切り替えま す。 P.27 最新の情報に更新 接続中のデータベースについて、ほか の利用者がセキュリティ設定の変更 や電子申告・申請等データの追加・変 更をした場合、変更後のデータベース の状態と同期します。 - データベース管理 データベースの新規作成、更新などを 行います。 P.24 ウィザード データベースの新規作成、更新、バッ クアップ、リストアを手順の説明を確 認しながら実行します。 P.24 情報コミュニティ よくあるご質問(FAQ)やマニュア ルを確認します。 P.288 ③ ツリーメニュー 各作業を行うためのメニューが表示されます。 P.28

(22)

領域 説明 ページ ④ 表示データ切替 対象年度 直近3年分、又は特定の年度を指定し、データを絞り 込んで表示できます。 ※ [切替]ボタンをクリックして表示される[表示 データ切替]画面で指定します。 - 対象事業者 事業者コードを指定し、データを絞り込んで表示でき ます。 ※ 初期設定では、[表示する事業者を限定しない]が 選択されています。特定の事業者のデータのみ表 示する場合、[表示する事業者を限定する]をクリ ックして選択し、事業者コードを直接入力する (①)、又は[参照]ボタンをクリックして表示さ れる[利用者一覧]から選択して(②)事業者を 指定します。 -

(23)

領域 説明 項目 説明 ページ ⑤ リスト画面 接続しているデータベ ース内に存在するデー タで、④表示切替など の絞り込み条件に合致 するデータが一覧で表 示されます。 年度 設定した年度に該当するデータのみ を表示します。 - 作成状況 設定した作成状況に該当するデータ のみを表示します。 - フィルタ クリックして表示される[フィルタ] 画面で設定した条件に合致するデー タのみを表示します。 - 表示切替 クリックして表示される[表示切替 (ソート)]画面で項目を選択し、昇 順又は降順でデータを並び替えでき ます。 並び替えの基準にした項目に▲(昇 順)▼(降順)の印が付きます。 - 検索 入力欄にキーワードを入力し、[検 索]ボタンをクリックすると、該当 するデータにカーソルが移動し、目 的のデータを早く見つけられます。 - 送信済みデー タを表示しな い チェックボックスにチェックを付け ると、[作成状況]が[送信済]のデ ータを非表示にします。 - 選択行のみを 表示する チェックボックスにチェックをつけ たデータのみを表示します。 - ⑥ ユーティリティ 各設定を行うためのボ タンが表示されます。 送受信の設定 利用者情報の登録・変更、地方税の 提出先の追加、受信するメッセージ の範囲などを設定します。 P.178 進捗管理 作成した各電子申告等データの進 捗状況などを、利用者単位、手続き 単位で一覧にして確認します。 P.258 オプション 署名追加と送信処理を別々に行う /続けて行う設定、メッセージ画面 に[事業者コード][利用者名]を 表示する/表示しない設定、及び電 子申告環境ファイルを最新化する 設定を行います。 P.268 セキュリティ例 外設定 データベースセキュリティで設定 された利用権限を、特定の利用者に 対して例外的に許可、又は抑止する よう設定します。 P.284 ⑦ 処理ボタン ツリーメニューで選択した操作に関連する処理のボタンが表示されます。 - ⑧ 共通処理ボタン 共通的な処理で使用するボタンが表示されます ⑨ ゴミ箱ボタン 削除した申告・申請等データやメッセージデータを収納します。 ※ [削除]ボタンをクリックして表示される画面で、[ゴミ箱]に収納するか、 完全に削除するかを選択できます。 ※ [ゴミ箱]アイコンをクリックして表示される[ゴミ箱]画面で、データを 元に戻すか、完全に削除するかを選択できます。 -

(24)

3.データベースを作成する

「電子申告の達人」でデータの作成を開始する前に、作成したデータを入れる器となるデータベース を作成します。 データベースの新規作成は、「電子申告の達人」初回起動時に表示されるウィザード画面、又はツール バー[ウィザード]をクリックして表示されるメニューから行えます。ここでは、ツールバー[ウィ ザード]からデータベースを作成する手順について説明します。

1.

ツールバー[ウィザード]をクリックします。

[ウィザード]画面が表示されます。

2.

[データベースの新規作成]をクリックして選択し(①)、[確定]ボタンをクリックします

(②)。

(25)

3.

[次へ]ボタンをクリックします。

データベース名を設定する画面が表示されます。

4.

[データベース名]を設定し(①)、[次へ]ボタンをクリックします(②)。

データベースの格納場所を設定する画面が表示されます。 参考 データベース名は、半角英数字 20 文字以内で入力します。

(26)

5.

[場所]の表示を確認し(①)、必要に応じて[データベースセキュリティを有効にする]を

クリックしてチェックを付け(②)、[次へ]ボタンをクリックします(③)。

確認画面が表示されます。

6.

[完了]ボタンをクリックします。

参考 ・ 格納場所を変更する場合、[参照]ボタンをクリックし、フォルダを指定します。 ・ [場所]には、空き容量の大きい内蔵ドライブを設定します。データベースを正し く認識できなくなる場合があるため、外付けハードディスクなどの外部ドライブは [場所]に設定しないでください。 ・ [データベースセキュリティを有効にする]のチェックボックスをクリックしてチ ェックを付けると、「達人 Cube」にログインしないとデータベースに接続できなく なります。 ・ [データベースセキュリティを有効にする]のチェックは、データベース作成後に 「電子申告の達人」のメニューバー[データベース管理]画面で、チェックを付け る、外すの操作を行うことができます。 ・ 「データ管理の達人」のセキュリティ設定機能を併用することで、「達人 Cube」に ログインする利用者ごとに、個人番号の閲覧の可否を設定したり、アクセスできる データを制限したりできます。

(27)

7.

作成したデータベースに接続し、各作業ボタンがクリックできる状態になります。

以上で、データベースを作成する操作は完了です。 参考 ・ データベースは複数作成できます。データベースを複数作成した場合、ツールバー[接続先選 択]をクリックして表示される[接続先選択]画面で、接続するデータベースを切り替えられ ます。 ・ データベースの追加作成、更新、バックアップ、リストアなど、データベースの管理はツール バー[データベース管理]をクリックして表示される[データベース管理]画面で行います。 データベースの管理については『達人シリーズ 導入ガイド』をご確認ください。 ※ 下記[参照]以下をクリックすると、『達人シリーズ 導入ガイド』を表示します。 [参照]

『達人シリーズ 導入ガイド』-「4.データベースを管理する」

(28)

3.【地方税 個人住民税申告】 操作方法

作業の流れ

地方税 個人住民税の電子申告の作業の流れは以下のとおりです。

申告データの取り込み

エラーの修正、帳票などの追加

検証(スキーマチェック)

電子署名の付与

提出先・手続き情報の追加

送信

「年調・法定調書の達人」で作成した給与支払報告書 データを取り込み、電子申告データを作成します。 電子申告データに電子署名を付与します。 必要に応じて電子申告データの送信先の地方公共団 体や申告税目などを、eLTAX の[提出先・手続き一 覧]に追加登録します。 ※ 市町村合併などで提出先の地方公共団体の名称 が変わった場合は、提出先の変更を行います。 電子申告データを送信します。 電子申告データが規定の様式に沿って作成されている かどうか検証します。 エラーがあった場合、修正します。 作成した電子申告データにエラーがあれば修正し、 必要に応じて帳票などを追加します。

(29)

個人番号の取り扱いについて

「電子申告の達人」では、申告・申請業務にかかる個人番号(マイナンバー)の安全管理措置に対応し、 セキュアな運用を実現します。セキュリティ設定を行うことで、個人番号が含まれる可能性があるデー タに対して、「電子申告の達人」への取り込み制限などを行えます。ここでは、「電子申告の達人」で実 行できる以下の制限について説明します。 [参照]

1.取り込みを制限する(P.30) [参照]

2.表示を制限する(P.35) [参照]

3.送信を制限する(P.37) [参照]

4.出力を制限する(P.38) ご注意ください ・ 制限を実施する場合、対象のデータベースのセキュリティが有効になっている必要がありま す。ツールメニュー[データベース管理]画面で操作を制限したいデータが含まれるデータ ベースをクリックして選択し、[詳細設定]-[データベースセキュリティを有効にする] のチェックボックスをクリックしてチェックを付けます。 ※ セキュリティ設定は、データベースごとに必要です。また、セキュリティを有効にした データベースにアクセスする場合、達人 Cube へのログインが必須です。オフライン起 動ではアクセスできませんので、ご注意ください。 ・ 制限の対象は、「個人番号を含む可能性があるデータ」です。実際に個人番号の入力がなく ても、データベースセキュリティが有効になっていると制限がかかりますので、Cube アカ ウントの設定をご確認ください。 ・ 基本的なセキュリティ設定は「達人 Cube」と申告書作成ソフトで行えます。特定の Cube アカウントに対して特定の事業者以外のデータの取り込みを制限するなど、より詳細なセキ ュリティ管理を行う場合、「データ管理の達人」のご契約が必要です。

(30)

1.取り込みを制限する

「年調・法定調書の達人」のデータベースで「データベースセキュリティを有効」にしている場合、以 下の Cube アカウント利用者に対し、個人番号を含む可能性があるデータの「電子申告の達人」への取 り込みを制限します。 ※ 個人番号へのアクセスを許可されていない Cube アカウント利用者 ※ 「年調・法定調書の達人」のデータベースに対し、個人番号の閲覧を許可されていない Cube アカ ウント利用者(「データ管理の達人」をご契約の場合) 参考 ・ 上記Cubeアカウント利用者が「年調・法定調書の達人」から給与支払報告書データの取り込 みを行う場合、顧問先データを選択して[次へ]ボタンをクリックすると、以下のメッセージ が表示されデータを取り込めません。該当アカウントの個人番号のアクセス、及び閲覧権限を ご確認ください。 ・ 個人番号のアクセス、及び閲覧は許可せず、データの取り込みのみを許可する場合、「電子申 告の達人」の[セキュリティ例外設定]で「例外」の設定を行います。詳しくは以下をご確認 ください。 [参照]

7.セキュリティ例外設定(P.284)

(31)

取り込みを制限するメッセージが表示された場合、以下の内容を参考に、セキュリティ設定をご確認く ださい。

個人番号へのアクセスを許可されていない Cube アカウント利用者

「達人 Cube」のツールメニュー[アカウント管理]-[利用者一覧]-[利用者情報]において、「個 人番号へのアクセスを許可する」のチェックボックスにチェックが付いていない Cube アカウント利用 者は、個人番号を含む可能性があるデータを取り込めません。 「達人 Cube」で Cube アカウントの設定内容を確認する手順は以下のとおりです。

1.

「達人Cube」ツールメニュー[アカウント管理]をクリックします。

[アカウント管理]画面が表示されます。

2.

[利用者一覧]をクリックして(①)表示される[利用者一覧]画面で、確認したい

Cubeアカウントをクリックして選択し(②)、[利用者情報変更]ボタンをクリックします

(②)。

[利用者情報変更]画面-[基本情報]タブが表示されます。

(32)

3.

設定を確認します。

参考 ・ 初期設定では、Cube アカウントの[権限]が「管理者(システム所有者)」以外は チェックボックスにチェックが付いておらず、個人番号へのアクセスが許可されて いません。許可する場合、チェックボックスをクリックしてチェックを付けてくだ さい。 ・ チェックボックスをクリックする操作は、Cube アカウントの[権限]が「管理者 (システム所有者)」、又は「管理ユーザ」のみ行えます。「管理者(システム所有者)」 の場合、自己以外の全ての Cube アカウントに対して行えます。「管理ユーザ」の場 合、自己、及び「管理者(システム所有者)」以外の Cube アカウントに対して行え ます。 ・ 「管理者(システム所有者)」についてはチェックを外せません。

(33)

「年調・法定調書の達人」のデータベースに対し、個人番号の閲覧を許可されていない Cube アカウ

ント利用者

「データ管理の達人」のご契約があり、「年調・法定調書の達人」のデータベースセキュリティ設定で 「アクセス権限」の設定を行っている場合、「年調・法定調書の達人」のデータベースに対して[個人 番号の閲覧]が許可されていない Cube アカウント利用者は、該当のデータベースから個人番号を含む 可能性があるデータを取り込めません。 セキュリティ設定の確認は、「データ管理の達人」のツリーメニューからデータの取り込み元である「年 調・法定調書の達人」のデータベースの[セキュリティ設定]画面で行います。 ご注意ください ・ 「電子申告の達人」のデータベースに対して個人番号の閲覧を「許可しない」に設定していて も、データの取り込み元となる「年調・法定調書の達人」のデータベースに対して個人番号の 閲覧が許可されている場合、データの取り込みができます。「年調・法定調書の達人」のセキ ュリティ設定をご確認ください。 ※ 「電子申告の達人」のデータベースに対して個人番号の閲覧を許可している場合、他の Cube アカウントで取り込んだ電子申告データの個人番号を「電子申告の達人」で閲覧で きます。取り込み、及び閲覧の両方を許可しない場合、必ず「年調・法定調書の達人」「電 子申告の達人」両方の設定をご確認ください。 ・ セキュリティの種類で「強固な暗号化、および、アクセス権限は、センターの事業者データベ ースのセキュリティ設定に従う」が選択されている場合、[センター]-[事業者データベー ス]-[DATABASE(既定)]の[セキュリティ設定]画面をご確認ください。

※ 「データ管理の達人」の Professional Edition をご契約の場合。Light Edition では事 業者データベースはご利用いただけません。

※ 「事業者データベース」で[個人番号の閲覧]を「許可しない」に設定していても、該当 する「年調・法定調書の達人」のデータベースセキュリティで「強固な暗号化、および、 アクセス権限は、センターの事業者データベースのセキュリティ設定に従う」が選択され ていない場合、「事業者データベース」で行った設定は反映されません。

(34)

[個人番号の閲覧]の設定 説明 アカウント設定による 取り込み:達人Cubeでアクセスが許可されている場合は可 「達人Cube」のツールメニュー[アカウント管理]-[利用者一覧]-[利用 者情報変更]画面で「個人番号へのアクセスを許可する」にチェックが付いてい る場合、該当のデータベースに登録されている個人番号を含む可能性があるデー タを「電子申告の達人」へ取り込めます。 ※ 「達人Cube」で個人番号へのアクセスが許可されていない場合、データベー スに対して個人番号の閲覧が許可されていても、個人番号を含む可能性がある データの取り込みはできません。 しない 取り込み:不可 「達人Cube」のツールメニュー[アカウント管理]-[利用者一覧]-[利用 者情報変更]画面で「個人番号へのアクセスを許可する」にチェックが付いてい ても、該当のデータベースに登録されている個人番号を含む可能性があるデータ を「電子申告の達人」へ取り込めません。 個別設定 取り込み:達人Cube、及び事業者データの設定による • 「データ管理の達人」の[事業者データベース]に登録している事業者データ 単位で個別にセキュリティ設定を行っている場合、以下のCubeアカウント利 用者は、個人番号を含む可能性があるデータを「電子申告の達人」へ取り込め ません。 ※ 「達人Cube」のツールメニュー[アカウント管理]-[利用者一覧]- [利用者情報変更]画面で「個人番号へのアクセスを許可する」にチェッ クが付いていない ※ 「達人Cube」のツールメニュー[アカウント管理]-[利用者一覧]-

(35)

2.表示を制限する

「電子申告の達人」のデータベースで「データベースセキュリティを有効」にしている場合、「電子申 告の達人」に取り込んだ電子申告データの個人番号はアスタリスク(*)で表示されます。 以下の Cube アカウント利用者については、アスタリスク(*)で表示されている個人番号の上でダブ ルクリックして表示される[詳細項目]で登録している個人番号を確認できます。 ※ 個人番号へのアクセス、及び「電子申告の達人」のデータベースに対し個人番号の閲覧を許可され ている Cube アカウント利用者 参考 ・ 上記Cubeアカウント利用者がプレビュー画面の[(個人番号)]をダブルクリックすると、 個人番号が記載された[項目詳細]が表示されます。 ・ 「電子申告の達人」のデータベースに対し個人番号の閲覧が許可されている場合、「年調・ 法定調書の達人」のデータベースに対し個人番号の閲覧を「許可しない」に設定していて も、[項目詳細]で個人番号が表示されます。

(36)

以下の Cube アカウント利用者については、アスタリスク(*)で表示されている個人番号の上でダブ ルクリックして表示される[詳細項目]も個人番号はアスタリスク(*)で表示され、確認できません。 ※ 個人番号へのアクセスを許可されていない Cube アカウント利用者 ※ 「電子申告の達人」のデータベースに対し、個人番号の閲覧を許可されていない Cube アカウント 利用者 参考 ・ 上記Cubeアカウント利用者がプレビュー画面の[(個人番号)]をダブルクリックすると、 個人番号がアスタリスク(*)で記載されている[詳細項目]が表示されます。 ・ 「電子申告の達人」のデータベースに対し個人番号の閲覧が許可されている場合、「年調・ 法定調書の達人」のデータベースに対し個人番号の閲覧を「許可しない」に設定していて も、[項目詳細]で個人番号が表示されます。 Cubeアカウントの設定を確認する手順は以下をご確認ください。 [参照]

個人番号へのアクセスを許可されていない Cube アカウント利用者(P.31) データベースに対するセキュリティ設定を確認する手順は以下をご確認ください。 [参照]

「年調・法定調書の達人」のデータベースに対し、個人番号の閲覧を許可さ れていない Cube アカウント利用者(P.33)

(37)

3.送信を制限する

「電子申告の達人」のデータベースで「データベースセキュリティを有効」にしている場合、以下の Cube アカウント利用者に対し、個人番号を含む可能性があるデータの送信を制限します。 ※ 個人番号へのアクセスを許可されていない Cube アカウント利用者 ※ 「電子申告の達人」のデータベースに対し、個人番号の閲覧を許可されていない Cube アカウント 利用者(「データ管理の達人」をご契約の場合) 上記Cubeアカウント利用者が、個人番号が含まれる可能性がある電子申告データを選択し、[4.送信] 画面で[送信]ボタン(署名と送信を続けて行う設定を選択している場合、[署名追加・送信]ボタン) をクリックすると、以下のメッセージが表示され送信処理が行えません。該当アカウントの個人番号の アクセス、及び閲覧権限をご確認ください。 参考 ・ Cubeアカウントの設定を確認する手順は以下をご確認ください。 [参照]

個人番号へのアクセスを許可されていない Cube アカウント利用者(P.31) データベースに対するセキュリティ設定を確認する手順は以下をご確認ください。 [参照]

「年調・法定調書の達人」のデータベースに対し、個人番号の閲覧を許可されて いない Cube アカウント利用者(P.33) ・ 個人番号のアクセス、及び閲覧は許可せず、データの送信のみを許可する場合、「電子申告の 達人」の[セキュリティ例外設定]で「例外」の設定を行います。詳しくは以下をご確認くだ さい。 [参照]

7.セキュリティ例外設定(P.284)

(38)

4.出力を制限する

「電子申告の達人」のデータベースで「データベースセキュリティを有効」にしている場合、個人番号 を含む可能性があるデータの出力が制限されます。出力ファイルの種類、及びログインしている Cube アカウントの設定により制限内容が異なります。出力の制限が行われた場合、以下の制限内容を参考に セキュリティ設定などをご確認ください。

PDF 形式で出力する

個人番号を含む可能性がある電子申告データやメッセージの添付ファイルなどを PDF 形式で出力する 場合、Cube アカウントの設定により以下のとおり制限されます。 ※ 個人番号へのアクセス、又は閲覧を許可されていない Cube アカウント利用者 個人番号は全てアスタリスク(*)で表示され、個人番号を確認できません。

(39)

※ 個人番号へのアクセス、及び閲覧を許可されている Cube アカウント利用者 以下の[PDF 変換設定]が表示され、印字方法を選択できます。[伏字(*)で印字する]を選択 すると個人番号は全てアスタリスク(*)で出力されます。個人番号を確認できる状態で PDF ファ イルを出力する場合、[印字する]を選択します。 参考 ※ [印字する]を選択した場合、パスワードの入力が必須です。半角英数記号6文字以上20 文字以内で設定してください。 ※ 出力したPDFファイルを開く際に、パスワードの入力が必要です。パスワードを入力し、 [OK]ボタンをクリックしてファイルを開いてください。

(40)

CSV 形式、又は XML 形式で出力する

個人番号が含まれている可能性がある電子申告データやメッセージの添付ファイルを XML 形式のファ イルに出力したり、特別徴収義務者用税額通知を CSV 形式のファイルに出力する場合、Cube アカウ ントの設定により以下のとおり制限されます。 ※ 個人番号へのアクセス、又は閲覧を許可されていない Cube アカウント利用者 以下のメッセージが表示され、出力できません。 ※ 個人番号へのアクセス、及び閲覧を許可されている Cube アカウント利用者 いずれの形式でも、制限なく出力できます。

帳票のプレビューを印刷する

[1.取込][2.検証][3.署名][4.送信]のいずれかの画面で、[変更]又は[詳細]から電子申告デー タのプレビューを印刷する場合、個人番号は全てアスタリスク(*)で印刷され、個人番号を確認でき ません。個人番号の印字が必要な場合、PDF 形式で出力したファイルを印刷してください。 ご注意ください 出力されたXML形式、又はCSV形式のファイルには、パスワードなどの表示制限がかかってい ません。ファイルを保存する場合、共有フォルダを避けるなど、保存先にご注意ください。

(41)

1.電子申告データを作成する

ここでは、「年調・法定調書の達人」で作成した申告データを取り込み、電子申告データを作成する手 順について説明します。

1.「年調・法定調書の達人」からデータを取り込む

ここでは、「年調・法定調書の達人」で作成した給与支払報告書データを取り込む方法を説明します。

1.

ツリーメニュー[地方税電子申告]-[1.取込]をクリックし(①)、[達人シリーズからの

取込]ボタンをクリックします(②)。

[達人シリーズからの取込]画面が表示されます。

2.

[手続きの種類][法人個人区分]を選択し(①)、[次へ]ボタンをクリックします

(②)。

[申告選択]画面が表示されます。

(42)

3.

[税目][申告年度][手続き名]をクリックして選択し(①)、[確定]ボタンをクリックし

ます(②)。

[年調・法定調書の達人からのインポート]画面が表示されます。 項目 説明 税目 [個人都道府県民税・市区町村民税(特徴)]を選択します。 ※ 普通徴収の場合も上記を選択します。 申告年度 申告年度をクリックして選択します。 ※ 「年調・法定調書の達人」で申告データに設定した年度を選択します。 手続き名 給与支払報告 申告する年度において、はじめて電子申告を行う場合、又は既に電 子申告を行った「給与支払報告書(総括表)」の記載内容に誤りがあ り、再度「給与支払報告書(総括表)」及び「給与支払報告書(個人 別明細書)」を提出する場合に選択します。 給与支払報告(追加) 申告する年度において、既に電子申告を行った「給与支払報告書(個 人別明細書)」に不足があり、追加で「給与支払報告書(個人別明細 書)」を提出する場合に選択します。 給与支払報告(訂正) 申告する年度において、既に電子申告を行った「給与支払報告書(個 人別明細書)」の記載内容に誤りがあり、再度該当の「給与支払報告 書(個人別明細書)」を電子申告により提出する場合に選択します。 給与支払報告(取消) 申告する年度において、既に電子申告を行った「給与支払報告書(個 人別明細書)」において、提出する必要がない「給与支払報告書(個 人別明細書)」の提出を取り消す場合に選択します。

(43)

4.

[次へ]ボタンをクリックします。

データを選択する画面が表示されます。

5.

[参照]ボタンをクリックします。

(44)

6.

該当の顧問先データのチェックボックスをクリックしてチェックを付け(①)、[確定]ボ

タンをクリックします(②)。

[年調・法定調書の達人からのインポート]画面に戻ります。 参考 • チェックボックスにチェックがついている顧問先データを取り込みます。同時に複数 の顧問先データを選択して取り込めます。 • 該当の顧問先のデータが[対象となる顧問先データの選択]画面に表示されない場合、 表示データ切り替えやセキュリティ設定により表示が制限されている可能性がありま す。以下の設定をご確認ください。 ■特定の事業者(顧問先)のデータのみ表示 [切替]ボタンをクリックして表示される[表示データ切替]画面で表示する事業 者を限定している場合、設定された事業者以外は[対象となる顧問先データの選択] 画面に表示されません。

(45)

(前ページよりつづき) 設定した事業者以外の顧問先データを取り込む場合、一旦取り込みをキャンセルし て[表示データ切替]の設定を変更してから取り込み直すか、又は[対象となる顧 問先データの選択]画面の[検索]ボタンをクリックして表示される[検索(フィ ルタ)]画面で顧問先コードを変更して取り込みます。 ※ [検索(フィルタ)]画面で変更した顧問先コードは[表示データ切替]には 反映されないため、取り込んだデータは[1.取込]画面に表示されません。取 り込み完了後に[表示データ切替]画面で[対象事業者]の設定を変更してく ださい。 ■該当の事業者(顧問先)データへのアクセス制限 「データ管理の達人」のご契約があり[事業者データベース]で事業者データへの アクセス権限を個別で設定している場合、ログインしている Cube アカウントに対 してアクセスが許可されている事業者データ以外は[開く]画面に表示されません。 アクセス権限の個別設定については、『データ管理の達人 セキュリティ設定ガイ ド』をご確認ください。 ※ 下記[参照]以下をクリックすると、『データ管理の達人 セキュリティ設定ガイド』を表 示します。 [参照]

『データ管理の達人 セキュリティガイド』-「2.セキュリティ設 定の導入事例」-「4.[事業者データ]へのアクセス権限と個人番 号の閲覧権限を事業者ごとに設定する」

(46)

7.

[次へ]ボタンをクリックします。

地方公共団体コードを設定する画面が表示されます。 参考 ・ 手順 6 で複数の顧問先データを選択した場合、手順 8 の地方公共団体コードを設定す る画面は表示されず、手順 9 に進みます。 ・ 申告データに利用者 ID が登録されていない場合、以下のメッセージが表示されます。 原則的には[キャンセル]ボタンをクリックして取り込みを中断し、「年調・法定調書 の達人」の業務メニュー[基本情報の登録]-[基本情報]タブ-[利用者 ID(eLTAX)] に利用者 ID を登録し、あらためて「電子申告の達人」に取り込みます。 [OK]ボタンをクリックすると作成を進めることができますが、取り込み完了時に以 下のメッセージが表示されるので、[閉じる]ボタンをクリックして一旦データを保存 します。保存した電子申告データは[作成中(エラー)]として赤字で表示されますの で、送信する前に必ず利用者 ID を設定してください。

(47)

(前ページよりつづき) エラー詳細を確認する手順については、以下をご確認ください。 [参照]

2.エラー箇所を確認する(P.54) 「電子申告の達人」上で利用者 ID を入力する手順については、以下をご確認ください。 [参照]

3.「電子申告の達人」でエラーを修正する(P.59) ・ 取り込み元となる「年調・法定調書の達人」のデータベースで「データベースセキュ リティを有効」にしている場合、個人番号へのアクセスを許可されていないCubeア カウント、又は「年調・法定調書の達人」のデータベースに対して個人番号の閲覧を 許可されていないCubeアカウントの利用者は、以下のメッセージが表示されてデー タの取り込みができません。該当アカウントの個人番号のアクセス、及び閲覧権限を ご確認ください。 個人番号のアクセス、及び閲覧は許可せず、データの取り込みのみを許可する場合、 「電子申告の達人」の[セキュリティ例外設定]で「例外」の設定を行います。詳し くは以下をご確認ください。 [参照]

1.取り込みを制限する(P.30) [参照]

7.セキュリティ例外設定(P.284) ・ 申告年度などによっては、以下のメッセージが表示されることがあります。表示され た場合、内容を確認して[OK]ボタンをクリックし、手順8へ進んでください。

(48)

8.

申告する市区町村の提出先を設定します。提出先が未設定、又は変更が必要な場

合、該当する[納付先]をクリックして選択し(①)、[参照]ボタンをクリック(②)すると

表示される[提出先選択]画面で設定します。設定が完了したら[次へ]ボタンをクリ

ックします(③)。

確認画面が表示されます。 参考 ・ 手順 6 で複数の顧問先データを選択した場合、手順 8 は表示されません。 ・ 提出先情報は、「年調・法定調書の達人」の業務メニュー[納付先(市区町村)の 登録]画面に登録されている納付先情報や、[社員の登録]-[納付先(市町村)] で選択されている納付先により自動設定されます。必要に応じて設定や変更を行っ てください。 ① 「年調・法定調書の達人」の業務メニュー[納付先(市区町村)の登録]に登 録しているが、給与支払報告書の提出対象者が存在しない提出先の場合、チェ ックボックスのチェックが外れ、赤字で表示されます。その他の提出先が正し く設定されていれば、赤字のまま次へ進めます。 ② 「年調・法定調書の達人」の業務メニュー[納付先(市区町村)の登録]で市

(49)

9.

[完了]ボタンをクリックします。

[取込み帳票一覧]画面が表示されます。 (前ページよりつづき) ・ チェックが外れている提出先については総括表を作成しません。[報告書]欄が「1」 以上で提出先が赤字の場合、提出先情報を確認してください。 ・ 「年調・法定調書の達人」の業務メニュー[社員の登録]で[納付先(市町村)]が 設定されていない社員のデータは取り込みません。[報告書]欄の件数が合わない場 合、社員情報を確認してください。 ・ 提出先情報の設定は、該当の提出先をクリックして選択し、[参照]ボタンをクリッ クすると表示される以下の[提出先情報設定]画面で行います。 参考 手順 6 で複数の顧問先データを選択した場合、手順 9 では以下の画面が表示されます。選 択したデータの件数のみ表示され、コード、提出先などの詳細情報の記載はありません。

(50)

10.

取り込みを行わない帳票のチェックボックスをクリックしてチェックを外し(①)、[確定]

ボタンをクリックします(②)。

[取込結果]画面が表示されます。 参考 • 手順 6 で顧問先を 1 件のみ選択した場合、「年調・法定調書の達人」で作成した帳票 のみ表示します。顧問先を複数選択した場合、以下の画面例のように「年調・法定調 書の達人」で電子申告可能な帳票を全て表示します。「年調・法定調書の達人」で作成 していない帳票は、チェックが付いていても取り込まれません。 (次ページにつづく)

(51)

(前ページよりつづき) ・ 申告データにエラーがある場合、以下のメッセージが表示されるので、[閉じる]ボ タンをクリックして一旦データを保存します。保存した電子申告データは[作成中(エ ラー)]として赤字で表示されますので、[2.検証]画面でエラー詳細を確認します。 エラー詳細を確認する手順については、以下をご確認ください。 [参照]

2.エラー箇所を確認する(P.54) 「電子申告の達人」上でエラーを修正する手順については、以下をご確認ください。 [参照]

3.「電子申告の達人」でエラーを修正する(P.59)

(52)

11.

必要に応じて「年調・法定調書の達人」の申告データにステータスを設定します。[ス

テータス]のチェックボックスをクリックしてチェックを付け、プルダウンから設定したい

ステータスを選択し(①)、[閉じる]ボタンをクリックします(②)。

[1.取込]画面に戻ります。 参考 ・ 手順 10 の画面で、[コメント]のチェックボックスをクリックしてチェックを付 けるとコメントを入力できます。 ・ ステータス、及びコメントが設定されるのは、取り込み元の「年調・法定調書の達 人」の申告データです。電子申告データにステータス、及びコメントは設定されま せん。

(53)

12.

データが取り込まれました。

以上で、「年調・法定調書の達人」からデータを取り込む操作は完了です。 参考 ・ 取り込まれたデータが画面上に表示されない場合、表示制限がかかっていないかご 確認ください。表示制限がかかっている場合、下記画像のように【フィルタ:有】 と表示されます。 この場合、[年度][作成状況]で項目が選択されていないか、[フィルタ]画面で条件設 定がされていないか、又は[送信済データを表示しない][選択行のみを表示する] のチェックボックスにチェックが付いていないかをご確認ください。 ・ 該当のデータが過去年度分のデータの場合、[切替]で[直近3年分表示]に設定して いると、それより過去の年度分が表示されないため、[切替]-[表示データ切替] 画面で該当のデータの年度を設定してください。

(54)

2.エラー箇所を確認する

データにエラーが存在することが分かった場合、以下の手順でエラー箇所を確認します。エラー箇所を 確認後、「年調・法定調書の達人」の申告データを修正してから再度「電子申告の達人」に取り込みま す。ここでは、帳票データにエラーがあった場合を例に説明しますが、基本情報についても確認の手順 は同じです。

1.

ツリーメニュー[地方税電子申告]-[2.検証]をクリックし(①)、赤字で表示されてい

る該当のエラーデータをクリックして選択し(②)、[エラー詳細]ボタンをクリックします

(③)。

[エラー詳細]画面が表示されます。

(55)

2.

表示された[エラー詳細]画面でエラーとなっている項目の詳細を確認します。必要に

応じてプレビューしたい[項目名]をクリックして選択し(①)、[プレビュー]ボタンをクリックし

ます(②)。

[帳票確認]画面が表示されます。 項目 説明 エラー区分 エラーが存在する項目により、[基本情報項目]、又は[申告書項目]が 表示されます。 様式名 エラーとなっている帳票名が表示されます。 項目名 エラーとなっている具体的な項目名が表示されます。 値 エラーとなっている項目に「年調・法定調書の達人」から取り込まれた 内容が表示されます。 エラー内容 エラーの詳細が表示されます。文字数制限エラーの場合は、入力可能文 字数も表示されます。 タグ名 電子申告データの各項目のタグ名称です。参考情報としてのみ表示して います。 参考 ・ [エラー区分]が[基本情報項目]の場合、プレビューを表示できません。 ・ [エラー詳細]画面が小さいと文字を全て表示できない場合があります。その場合、 外枠や見出しの間にカーソルをあて、クリックしながら右へスライドして枠を広げ、 全文を確認してください。

(56)

3.

該当の帳票をクリックして選択し(①)、[確定]ボタンをクリックします(②)。

[電子申告・申請等(地方税)ビューア]画面が表示されます。

4.

[F9/エラー詳細]ボタンをクリックすると(①)、[エラー詳細]画面が表示されます。

[エラー詳細]画面に記載されているエラー箇所を確認します(②、③)。続けて基本

情報のエラーを確認する場合、[基本情報確認]ボタンをクリックします(④)。

(57)

参考 ・ [エラー詳細]画面が小さいと文字を全て表示できない場合があります。その場合、 外枠や見出しの間にカーソルをあて、クリックしながら右へスライドして枠を広げ、 全文を確認してください。 ・ 手順 4 の画面例のエラー理由は②「文字数制限エラー」、及び③「必須項目なし」で す。「年調・法定調書の達人」の申告データを修正し、あらためて「電子申告の達人」 に取り込みます。 ・ エラー箇所が[基本情報]、及び帳票の文字項目のみの場合、「電子申告の達人」に 取り込んだ電子申告データで修正できます。ただし、電子申告データで修正した内 容は「年調・法定調書の達人」の申告データに反映されません。「電子申告の達人」 でエラーを修正する手順については以下をご確認ください。 [参照]

3.「電子申告の達人」でエラーを修正する(P.59)

(58)

5.

赤字で表示されているエラー箇所を確認します(①)。確認が完了したら[閉じる]ボタ

ンをクリックして画面を閉じます(③)。

[電子申告・申請等(地方税)ビューア]画面に戻ります。 以上で、エラー箇所を確認する操作は完了です。 参考 ・ マークがついている項目は、eLTAX で規定されている入力が必須となる項目で す。手順 5 の画面例では、必須項目の[代表者情報]-[郵便番号]が未入力のた め、エラーになっています。「年調・法定調書の達人」の業務メニュー[基本情報の 登録]-[申告情報]タブ-代表者の[郵便番号]に入力し、あらためて「電子申告 の達人」に取り込みます。 ・ エラー箇所が[基本情報]、及び帳票の文字項目のみの場合、「電子申告の達人」に取 り込んだ電子申告データで修正できます。ただし、電子申告データで修正した内容は 「年調・法定調書の達人」の申告データに反映されません。「電子申告の達人」でエ ラーを修正する手順については以下をご確認ください。 [参照]

3.「電子申告の達人」でエラーを修正する(P.59)

(59)

3.「電子申告の達人」でエラーを修正する

エラーの修正は、基本的には申告データを作成した「年調・法定調書の達人」で行いますが、エラー箇 所が[基本情報]、又は帳票の文字項目の場合、「電子申告の達人」でも修正できます。ここでは、[基 本情報]と帳票の文字項目のそれぞれについて、「電子申告の達人」でエラーを修正する手順について 説明します。

1.[基本情報]を修正する

ここでは、「電子申告の達人」-[2.検証]画面で[基本情報]を修正する手順について説明します。

1.

ツリーメニュー[地方税電子申告]-[2.検証]をクリックし(①)、赤字で表示されてい

る該当のエラーデータをクリックして選択し(②)、[変更]ボタンをクリックします(③)。

[電子申告・申請等(地方税)]画面が表示されます。 ご注意ください ・ 「電子申告の達人」で修正した内容は、「年調・法定調書の達人」の申告データに反映されま せん。申告データにエラーが残ったまま「年調・法定調書の達人」で翌期繰越を行った場合、 次年度の電子申告データ作成時に同じエラーが発生する可能性があります。次年度以降のエ ラー発生を防ぐために、「年調・法定調書の達人」でも修正しておくことをお勧めします。 ・ この操作は[1.取込][2.検証][3.署名][4.送信]のいずれかの画面で行います。

(60)

2.

[基本情報]タブをクリックし(①)、[エラー詳細]画面で確認したエラー項目をダブル

クリックします(②)。

[基本情報の編集]画面が表示されます。 参考 ・ マークがついている項目は、eLTAX で規定されている入力が必須となる項目で す。手順2の画面例では、必須項目の[代表者情報]―[郵便番号]が未入力のた め、エラーになっています。 ・ 必須項目は、税目や手続きにより異なります。「申告書作成ソフト」で作成したデー タの基本情報のどの項目が eLTAX の必須項目に連動しているかについては、以下 の「よくあるご質問(FAQ)」の一覧表をご確認ください。 ※ 下記[参照]以下をクリックすると、該当のページが表示されます。又は「達人 Cube」の [情報コミュニティ]-[達人シリーズ]-[よくあるご質問(FAQ)]-[電子申告の達 人]でご確認ください。

(61)

3.

エラーが出ないようデータを変更し(①)、[確定]ボタンをクリックします(②)。

[電子申告・申請等(地方税)]画面に戻ります。 参考 基本情報にエラーが残っている場合、[確定]ボタンをクリックしたあとに、以下のよう なエラー箇所を案内する画面が表示されます。案内文は、エラー内容により異なります。 [OK]ボタンをクリックすると、[基本情報の編集]のエラーがあるタブが開かれるの で、エラー箇所を確認して修正します。

(62)

4.

エラーが修正されていることを確認し(①)、画面右上の[×]ボタンをクリックします

(②)

確認画面が表示されます。

5.

[はい]ボタンをクリックします。

[2.検証]画面に戻ります。

(63)

6.

[作成状況]が[作成中(エラー)]から[作成中]に変わりました。

以上で、[基本情報]を修正する操作は完了です。 参考 ・ 手順 4 の画面で[状況を作成済にする]のチェックボックスをクリックしてチェッ クを付けた場合、手順 6 の画面の[作成状況]は[作成済]となります。[作成状 況]が[作成中]でも署名、送信の操作はできます。 ・ エラーが解消された[作成中]、又は[作成済]の申告データは黒字で表示されま す。 複数のデータについて並行して作業 する際など、進捗管理のうえで[作 成中][作成済]を使い分けて使用す ると便利です。

(64)

2.帳票を修正する(文字項目のみ)

ここでは、「電子申告の達人」-[2.検証]画面で帳票の文字項目を修正する手順について説明します。

1.

ツリーメニュー[地方税電子申告]-[2.検証]をクリックし(①)、赤字で表示されてい

る該当のエラーデータをクリックして選択し(②)、[変更]ボタンをクリックします(③)。

[電子申告・申請等(地方税)]画面が表示されます。

2.

[状態]が[エラー]と表示されている帳票をクリックして選択し(①)、[プレビュー]ボタ

ンをクリックします(②)。

(65)

3.

赤字で表示されている文字項目、又はエラーになっている文字項目の空欄の上でダ

ブルクリックします。

[データ変更]画面が表示されます。 参考 ・ 手順 3 の画面例では、必須項目の[支払を受ける者]-[住所]が未入力のためエラーに なっている空欄を選択しています。 ・ [F9/エラー詳細]ボタンをクリックすると、エラー内容を確認できます。

参照

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