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マウス下垂体前葉に存在する神経堤由来の幹・前駆細胞の分離

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Academic year: 2021

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(1)P-2. マウス下垂体前葉に存在する神経堤由来の幹・前駆細胞の分離. ○樋口 雅司,新谷 亜蘭 鳥取大農. 【目的】下垂体には複数のフェノタイプの幹・前駆細胞が存在し,それらが下垂体の発生やターンオーバーに重要な役 割を果たしている。最近,我々は外胚葉起源が定説の下垂体において神経堤由来の未分化細胞の存在を報告したが, その分化能の詳細は不明である。そこで本研究では,転写因子 PRRX1 を指標に下垂体における神経堤由来の幹・前駆 細胞の分離を試みた。 【方法・結果】C57BL/6J マウス下垂体を用いて免疫組織化学を行ったところ,幹細胞マーカー SOX2 および PRRX1 二重陽性(SOX2+PRRX1+)細胞が,幹細胞ニッチ marginal cell layer と前葉実質に認められた。 また,5 種類の内分泌細胞や血管内皮細胞の一部も PRRX1 陽性であった。次に,マウス下垂体前葉の細胞を分散して 2 次元培養したところ,SOX2+PRRX1+ 細胞の割合がほぼ 100%に達し,各前葉ホルモンや血管内皮細胞マーカーは 陰性であった。また,遺伝子発現を調べたところ,神経堤細胞マーカー Ngfr および上皮性幹細胞マーカー Cdh1 発現が 培養前に比べて顕著に高かった。これらの結果から,適切な条件を用いた 2 次元培養により,下垂体前葉に存在する 神経堤由来の幹・前駆細胞を分離できることが示唆された。.

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