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在籍研究科・専攻・学年

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Academic year: 2022

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(1)※ ホームページ等で公表します。 (様式1) 立教SFR-院生-報告. 立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR) 大学院生研究 2014年度研究成果報告書. 研究科名. 立教大学大学院. のものを記入). 研究科. 在籍研究科・専攻・学年. 研 究 代 表 者 (2015 年 3 月 現 在. 理学. 理学研究科・物理学専攻・ 博士課程前期課程2年. 齋場. 俊太朗. 研究課題. 自然. ・. 村田 人文. 印 氏 名. 理学部・教授. 自然・人文 ・社会の別. 専攻. 氏 名. 所属・職名 指導教員. 物理学. ・. 社会. 次郎. 印. 個人・共同の別 個 人. ・. 共同. 3. 名. デジタル顕微鏡を用いた世界で初めてのミクロンスケールでの重力観測装 置の開発 在籍研究科・専攻・学年. 氏 名. 立教大学大学院・理学研究科・物理 齋場 学専攻・博士課程前期課程 2 年 作田. 俊太朗 友美. 立教大学大学院・理学研究科・物理 羽取 学専攻・博士課程前期課程 1 年. 美令. 研 究 組 織 (2015 年 3 月 現 在 のものを記入). 研 究 期 間. 2014. 研 究 経 費 (支出金額). 500,000. 年度 円/(採択金額). 500,000. 円. 研究の概要(200~300 字で記入、図・グラフ等は使用しないこと。) 本研究は、余剰次元の探索を目的としミクロンスケールという超近距離領域でのニュートンの 万有引力の法則の検証を行う。ニュートンの万有引力の法則は、現在最も有効な重力理論として 君 臨 し 続 け て い る 。 し か し 、 そ の 実 験 的 検 証 と い う テ ー マ は 長 い 間 見 過 ご さ れ て き た 。 実 験 室 ス ケ ー ル で は 、 そ の 検 証 精 度 は 急 激 に 悪 化 し て い る の が 現 状 で あ る 。 こ の よ う な 現 状 の な か 、 大 き な 余 剰 次 元 模 型 と い う 理 論 模 型 が 近 距 離 で の 万 有 引 力 の 法 則 の 破 れ を 強 く 予 言 し 、 そ れ が 余 剰 次 元 の 存 在 の 証 拠 で あ る と 提 唱 し て い る 。本 年 度 は 、余 剰 次 元 存 在 の 証 拠 の 発 見 が 期 待 さ れ る ミ ク ロ ン ス ケ ー ル と い う 超 近 距 離 で の 重 力 の 直 接 検 証 を 目 標 と し 、 ワ イ ヤ ー 型 カ ン チ レ バ ーとデジタル顕 微 鏡 を 用 い た 装 置 を 新 規 に 開 発 し た 。. キーワード(研究内容をよく表しているものを3項目以内で記入。) 〔. 余剰次元. 〕 〔. 重力. 〕〔. 画像解析. 〕.

(2) ※ ホームページ等で公表します。 (様式2-1) 立教SFR-院生-報告. 研究成果の概要(図・グラフ等は使用しないこと。). 本研究は、余剰次元探索を目的としてミクロンスケールという超近距離での重力の法則の検証を目的を掲げて進め られた。本研究室では、10 年以上に渡り”ねじれ秤型”の重力観測装置の開発を行い、昨年度にはミリメートルスケ ールでの重力の法則の高精度検証の成功に至った。その結果を受け、さらに近距離であるミクロンスケールでの重力 の法則の検証を目指し本研究が開始された。ミクロンスケールでの重力の法則の検証は、未だ世界でも高精度で行わ れていない領域である。. ミクロンスケールでの重力観測のためには、今まで用いてきた”ねじれ秤型”の重力観測装置とは全く異なる新し い技術が必要とされた。それはミクロンスケールに重力源同士を設置するようなねじれ秤の製作が非常に困難である からである。そこで、重力の検出部分として新たに”ワイヤーカンチレバー型”を取り入れたのが本研究で開発した 装置である。重力検出部分と重力源の両者に数十ミクロンの金属製ワイヤーを用いる。これにより”ねじれ秤型”で は到達することのできないミクロンスケールでの重力実験が可能となる。. 本装置は、真空中で重力源を制御することによって、ワイヤーカンチレバーに重力を生じさせる装置本体と、それ により生じるわずか 1 ナノメートル程度の変位を観測するデジタル顕微鏡測定システムに大きく分けられる。本資金 は、主にこのワイヤーカンチレバーと重力源を制御する装置本体の部品に充てられた。. 今年度から開始した本装置の開発は、ワイヤーカンチレバーという新しい測定原理を確立するための装置設計から 行った。重力によるワイヤーカンチレバーに生じるたわみ変形は非常に微小なため、空気中では対流によりそれらの 効果がノイズに埋もれてしまう。そのため、これらの装置は真空容器中に設置する必要があった。これらの真空容器 内で、ワイヤーカンチレバーと重力源を高精度で遠隔制御するための駆動システムの開発が今年度の最も重要な課題 であった。駆動ステージを土台にし、ワイヤーカンチレバーと重力源を高精度で設置する治具を設計し外部発注を行 った。これにより真空容器中のワイヤーカンチレバーと重力源のアライメントを、ミクロン精度で外部から遠隔で行 うことを可能とした。.

(3) ※ ホームページ等で公表します。 (様式2-2) 立教SFR-院生-報告. 研究成果の概要. つづき. この開発した装置に加え、ハイスピードデジタル顕微鏡を導入した画像処理型変位計システムも併せて開発を行 った。本研究では、ワイヤー間に働く重力を、ワイヤーカンチレバーのたわみ変形として観測する。この重力によ るたわみ変形は、およそ 1 ナノメートル以下の変位と予想されている。この微小な変位を測定するために、本研究 ではハイスピードデジタル顕微鏡と画像処理技術を用いた。 画像処理技術は本研究室独自に開発されてきたもので、 今までの本研究室での重力実験で用いられてきたものである。その技術に加え、新たにこのハイスピードデジタル 顕微鏡を用いることによって微小なたわみ変形の測定を可能とした。達成された位置分解能はナノメートル以上と なり、十分な精度でワイヤーカンチレバーを観察することが可能となった。また、ハイスピードでの撮影で高周波 のカンチレバーの振動も捉えることが可能となった。また新たな画像処理方法として、画像圧縮を用い解析のスピ ード向上と長時間データ取得の可能を達成した。. この画像処理型変位計による測定では、カンチレバーの変位を画像として捉えることができる。他の重力実験を 試みるグループも同様にカンチレバーを用いて実験を行っているが、レーザー変位計での測定が主である。カンチ レバーでの力の測定は、カンチレバーのサーマルノイズにより測定感度限界が決定されてしまうのが原因である。 しかし、我々が用いるこの画像処理型変位計による測定では、カンチレバーを画像として捉えるため広い範囲の情 報の習得が可能である。その広い範囲の情報を用いることでカンチレバーのサーマルノイズの空間スメアリングが 可能となり、測定感度限界を向上できることが可能となる。画像処理型変位計の有用性については、コンピュータ シミュレーションを行い、それを示した。その結果は昨年行われた日米合同の物理学会にて発表を行った。. 装置の開発にあたって、カンチレバーに生じるノイズ対策としては、外部振動に対して除振台を用いて対応し、 また磁気による影響は本予算により購入した磁気測定器により補正を行った。今年度はこれらの装置本体と測定シ ステムの開発に成功した。. 開発した装置では、ワイヤーカンチレバーの基礎特性実験と重力実験を行った。重力実験におけるたわみ変形の 予測を正確行うために、各種異なる金属で製作したワイヤーカンチレバーの振動実験を行い、振動モードの測定を 行った。また、磁性の持つ金属に対し、磁気アトラクターを駆動しその応答を確認した。これらの実験によりワイ ヤーカンチレバーの基礎特性を理解することができた。ワイヤーカンチレバーと簡易的な重力源を用い重力実験を 行った結果、重力の法則からの逸脱への制限をかけることに成功した。これは我が研究室で最も近距離で重力の法 則の逸脱に対しての制限となった。この制限のレベルは、同様にカンチレバーを用いる重力実験のグループには劣 るが、初年度にして全く新しい測定原理である”ワイヤーカンチレバー型”の重力観測装置の原理検証に成功した と言える。. しかし、カンチレバーに生じる外部振動ノイズレベルは高く、またカメラの電気ノイズも大きな問題になってい るのが現状である。加えて、高精度の解析結果を出すために必要なカンチレバーとアクチュエータの接近距離の高 精度測定も課題となっている。. ※この(様式2)に記入の成果の公表を見合わせる必要がある場合は、その理由及び差し控え期間等 を記入した調書(A4縦型横書き1枚・自由様式)を添付すること。.

(4) ※ ホームページ等で公表します。 (様式3) 立教SFR-院生-報告. 研究発表 (研究によって得られた研究経過・成果を発表した①~④について、該当するものを記入してください。該当するものが多い 場合は主要なものを抜粋してください。 ) ①雑誌論文(著者名、論文標題、雑誌名、巻号、発行年、ページ) ②図書(著者名、出版社、書名、発行年、総ページ数) ③シンポジウム・公開講演会等の開催(会名、開催日、開催場所) ④その他(学会発表、研究報告書の印刷等). ④学会発表 ・ Fourth Joint Meeting of the Nuclear Physics Divisions of the American Physical Society ant the Physical Society of Japan(HAWAII 2014)(2014 年 ): 【 Development of a next generation short range gravity experiment NEWTON -V, using digital microscope】 ・ 日 本 物 理 学 会 第 70 回 年 次 大 会 (2015 年 ):【 デ ジ タ ル 顕 微 鏡 を 用 い た 次 世 代 近 距 離 重 力 実 験 Newton-V の 開 発 】.

(5)

参照

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