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小瀬博之准教授の空気調和・衛生工学会第19回篠原記念賞受賞を祝して 利用統計を見る

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Academic year: 2021

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(1)

小瀬博之准教授の空気調和・衛生工学会第19回篠原

記念賞受賞を祝して

著者名(日)

高草木 明

雑誌名

工業技術 : 東洋大学工業技術研究所報告

33

ページ

5

発行年

2011

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00002073/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

(2)

**祝 賀**

小瀬博之准教授の空気調和・衛生工学会第19回篠原記念賞受賞を祝して

建築学科高草木明

 本学総合情報学部小瀬博之准教授は、このほど空気調 和・衛生工学会第19回(平成22年)篠原記念賞を受賞 されました。同学会が発表した授賞理由は以下のようで す。  「大学院生から、東京工業大学大学院助手、東洋大学 講師・助教授を経て、准教授としての現在に至るまで一 貫して給排水衛生設備分野における研究を続け、多くの 研究実績をあげるとともに、教育においても成果をあげ ている。また、本学会において数々の委員会を担当し、 現在、給排水衛生設備委員会幹事および衛生器具数検討 小委員会主査を務めるなど、本学会の委員会活動や運営 面でも貢献しており、給排水設備技術ならびに業界の発 展に大きく寄与している。教育面も含め、今後もさらな る活躍が期待できる。よって、その功績は篠原記念賞に 値するものと認める」  空気調和・衛生工学会は、暖冷房・換気、給水・排水、 衛生設備などの学問領域で活動する学術団体です。あま り知られていませんが、かなり大規模な学会です。会員 数は個人会員が15,961名、法人会員が517社(平成21年 5月末現在)で、日本にある工学系学会の中では10番目 の規模です。  篠原記念賞の由緒を簡単に記しておきましょう。  篠原隆政先生は明治大学教授、建築設備、なかんずく 給排水衛生設備の分野で大きな業績を残されました。昭 和59∼62年度に計4期にわたり空気調和・衛生工学会 会長を務められました。筆者は篠原先生が会長在任中に 明治大学生田キャンパスの研究室におじゃまし、当方の 勝手な依頼をご快諾いただいた思い出があります。  篠原先生は平成元年4月に急逝されました。給排水衛 生設備分野の泰斗であられ学会発展に大きく貢献された 先生を記念し、平成3年以来、この分野に関する「技術 の研究、開発または普及に特に優れた業績をあげた会員」 に篠原記念賞が、また「給排水衛生分野を専攻し、(中 略)今後もさらなる活躍が期待できる会員」に対して篠 原記念賞奨励賞が贈られることになりました。  小瀬さんは第5回(平成7年)篠原記念賞奨励賞を受 賞されており、まさにこの分野の王道を歩まれていると 申せましょう。  小瀬さんの研究活動は、給排水衛生設備に関する研究 にとどまらず、近年では自然エネルギーを用いた蓄熱シ ステム、雨水利用、屋上緑化など、地球温暖化防止に関 わる技術の開発を企業と共同で行ったり、大学内の研究 チームとともに景観に関する研究に取り組んだり、さら に、市民、民間団体、事業者、行政といっしょに、自然 環境を守る活動や環境に関する計画づくりなど、さまざ まに展開されています。ごく近い専門領域に身を置く筆 者はいちいち目を瞠るばかりです。川越キャンパスにお ける環境活動の推進については、本誌読者は夙に周知の ことでしょう。  話を戻し、篠原記念賞のこれまでの受賞者の顔ぶれを 見ますと、給排水衛生設備の研究者、設計実務家とも功 なり名遂げた方々で鐸々たるものです。ちなみに小瀬さ んの師である紀谷文樹先生(東京工業大学名誉教授)は 第3回(平成5年)に受賞されています。  篠原記念賞は第15回(平成18年)以来、将来を嘱望 される若手にも対象を拡げることとなりました。それで もなお、小瀬さんはこれまでの受賞者の中では格段に若 いといえます。つまり格段に優秀ということに他なりま せん。上記の授賞理由に「今後もさらなる活躍が期待で きる」とあります。若い受賞者であるが故に加えられた のであろうこの文言に注目すべきでしょう。本学の同僚 として、また空気調和・衛生工学会の古参の一会員とし て、このたびの受賞に満腔の慶賀の意を表するとともに、 この学会からの熱い期待に応え益々のご発展を遂げられ ますよう願って巳みません。

一5一

工業技術No.33(2011)

参照

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