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ウェアラブルコンピュータ

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Academic year: 2018

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平成27年度

特許出願技術動向調査報告書(概要)

ウェアラブルコンピュータ

平成28年2月

特 許 庁

問い合わせ先

特許庁総務部企画調査課 知財動向班

電話:03-3581-1101(内線2155)

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本 編 次 要 約 第 1 部 第 2 部 第 3 部 第 4 部 第 5 部 資 料 編 第 6 部 第 7 部

第1章 調査概要

第1節 調査目的

ウェアラブルコンピュータは、身に着けることにより利用するコンピュータであり、パー ソナルコンピュータ、スマートフォンに続く次世代のコンピュータとして近年注目されてい る。米アップル社は、20154月に腕時計型コンピュータ「Apple Watch」の販売を開始し た。また、米グーグル社は、2013年から眼鏡型コンピュータ「Google Glass」の開発者向け 販売を開始しており、ドコモヘルスケア社や米ナイキ社は、身体のデータを収集するための リストバンド型コンピュータを販売している。さらに、20151月に開催された世界最大級 のコンシューマ向け家電見本市である「International CES」では、ウェアラブルコンピュー タを集めたコーナーが設置されるなど、世間の注目度は高まる一方である。

さらに、総務省の平成26年版「情報通信白書」において、「ICTがもたらす世界規模での パラダイムシフト」の中でライフスタイル・ワークスタイルの変化として各種ウェアラブル コンピュータ端末を、また平成27年版においても「暮らしの未来とICT」の中で同様に取り 上げている。

ウェアラブルコンピュータにはパーソナルコンピュータから続く情報端末の小型化の流 れを汲むものと、従来から開発が進んでいる HMD(ヘッドマウントディスプレイ)、腕時計、 万歩計、血圧計などが進化したものが含まれる。このような単一でない複数の軸に沿った技 術の発展を遂げてきているウェアラブルコンピュータに関し、様々な観点で特許出願の動向 を調査し、技術革新の状況、技術競争力の状況と今後の展望について検討する必要がある。

本報告では、対象特許出願についてウェアラブルコンピュータを種類、用途、技術課題と 解決手段等の技術区分から詳細解析を行った結果、及び市場動向、政策動向について述べ、 それらを総合的に分析し関連産業界への提言を述べる。

第2節 技術概要

ウ ェ ア ラ ブ ル コ ン ピ ュ ー タ は 図 1- 1の 技 術 俯 瞰 図 に 示 す よ う に 、HMD (Head- Mounted Display、あるいはHelmet-Mounted Display)・眼鏡型、リストバンド型、腕時計型等に代表 される種類がある。

この製品の取引形態は、ユーザーにより大きく下記3種類に分類される。

それらは保守点検や在庫管理等の業務用途をビジネスの対象とする BtoB (Business to Business)、スポーツ、電子決済、スマートフォン連携に代表される一般コンシューマ用途 をビジネスの対象とするBtoC (Business to Consumer)さらに企業が他の企業へ商品やサー ビスを提供し、提供を受けた側の企業がさらに一般消費者へ提供するという用途をビジネス の対象とするBtoBtoC (Business to Business to Consumer)に分けられる。

ハードウェアについては、コンピュータの入出力機器に相当するカメラ、GPS やバイタル センサーとディスプレイをはじめ、プロセッサ、メモリ、通信モジュール等が構成要素とし て挙げられる。

課題として、BtoB ビジネス分野では作業効率・安全性・セキュリティの向上が、BtoC 分 野では運動の動機付け提供、セキュリティ向上等がある。また、ハードウェア機器では耐久 性、省電力化、小型軽量化、低コスト化等が挙げられる。さらに、ウェアラブルコンピュー タ、つまり身に着けるということから通常の機器開発では見られなかったファッション性と

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いう新たな課題が挙げられる。

図1- 1 ウェアラブルコンピュータの技術俯瞰図

保守点検

通信モジュール メモリ

電源

スポーツ 在庫管理

省電力化

プロセッサ

バイタルセンサ

ポジション・モーションセンサ

操作部 センサ

ディスプレイ カメラ

眼鏡型・HMD

リストバンド型

その他 アクセサリー、 衣服型等

腕時計型

電子決済 スマートフォン連携

AR情報

作業支援情報

低コスト化 小型軽量化

ファッション性 耐久性 課題 作業効率向上

安全性向上 セキュリティ向上

課題

生体情報活動量

通知

セキュリティ向上 課題 運動の動機付けの提供 1

見守り

医療

ヘルスケア

2

1;出典:ブラザー工業http://www.brother.co.jp/product/hmd/wd200a/feature/index.htm

2;出典:(C)FUJITSU JOURNAL http://journal.jp.fujitsu.com/2015/02/10/01/

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第3節 本調査におけるウェアラブルコンピュータの定義

本調査におけるウェアラブルコンピュータのイメージは以下の通りである。

身に着ける、保持するなど、身体のごく近くにおいて機能させることを特徴とするコ ンピュータ機器、またはコンピューティングに用いる端末機器

上記イメージに属する機器のうち以下の各号に関する文献については、内容に応じ個別に 対象範囲内にあるか否かを判定した。

1.パワースーツ

センシングから制御に関する記載が中心の文献は対象範囲に入れるが、駆動系の記載が中 心の文献は対象外とする。

2.スマートフォン

センシング、換算・演算・制御、他機器連携などを中心とする文献は対象範囲とするが、 単純な通話及びウェブ閲覧に関する文献は対象範囲外とする。

3.活動量計

センシング、換算・演算・制御などコンピューティングが関連するものは対象範囲とする が、単なる歩数計などのように、センシングデータを他機器に出力しない機器類は対象外と する。

4.HMD・眼鏡型

没入型のHMD・眼鏡型も対象範囲とする。

5.ラケット、ゴルフクラブ等にアタッチする情報機器や情報機器化した杖など

センシング、換算・演算・制御などコンピューティングに用いるものは対象範囲とするが、 センシングデータを他機器に出力しない機器類は対象外とする。

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第2章 市場環境調査

第1節 ウェアラブルコンピュータの市場動向

ウ ェ ア ラ ブ ル コ ン ピ ュ ー タ の 市 場 環 境 に 関 す る 統 計 資 料 は 多 数 存 在 す る 。 そ の 中 で 、 Euromonitor International 社の統計資料は、市場の社会経済的背景や徹底的な詳細情報ま でを網羅しており、世界 80ヵ国で 200を超えるカテゴリーに分類される企業及び市場の分 析を実施している。このため、最新情報が取得でき、しかも信頼性が高い統計データとして、 市場環境調査に関しては同社の統計データを使用した。

Euromonitor International 社のウェアラブルコンピュータ統計の品目分類とその説明内 容を表2- 1に示す。同社は、ウェアラブルコンピュータをパッシブ型とオートノマス型に二 分割している。パッシブ型ウェアラブルコンピュータとは、センサー等で取得したデータを スマートフォン等の機器に送り、処理する形式のウェアラブルコンピュータであり、オート ノマス型ウェアラブルコンピュータとは、様々なタスクやアプリケーションを自身のコン ピュータ上で処理することが出来るウェアラブルコンピュータである。

以下の市場動向は、この2種類のウェアラブルコンピュータの情報をもとに述べる。

表2- 1 ウェアラブルコンピュータの品目

品種 内容 商品例

パッシブ型

( Passive we arable e le c tron ic s)

取得したデータを他の機器( ス マ ートフォ ン、PCな ど) に送り、処理する。

リス トバンド 型

Fitbit Fle x( フィットビット社の登録商標) 、Jawbon e U P

( Aliph Com社の登録商標) な どのフィットネス トラッカー

オートノ マ ス 型

( Au ton omou s we arable e le c tron ic s)

様々な タス クやアプリケーションを自身の コンピュータ上で 処理する。

腕時計型

Galaxy Ge ar( サムス ン社の登録商標) 、Pe bble Watc h

( ペブル社の登録商標) 、Apple Watc h ( アップル社の登 録商標) な ど

眼鏡型

Google Glass( グーグル社の登録商標) な ど

(出所:Euromonitor International 2014)

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第2節 日米欧中韓台全体のウェアラブルコンピュータの市場規模推推移

2012年~2020年の日米欧中韓台全体のウェアラブルコンピュータ全体の市場規模推移(金 額ベース)を図2- 1に示す。2014年までは実績値であり、2015年以降は推定値である。な お、2015年の推定値は第一四半期結果をもとにしている。

2012年におけるウェアラブルコンピュータの市場規模は約1億6,000万ドル(1ドル120 円換算で約192億円に相当)であり、2014年は約35億ドル(1ドル120円換算で約4,200 億円に相当)であった。2012年から2014年の間で市場規模は約20倍増になった。

2020年には、市場規模は約530億ドル(1ドル120円換算で63,600億円に相当)に成 長すると予測されている。

図2- 1 日米欧中韓台全体の市場規模推移(金額ベース)

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000

2012年

(実績) 2013年

(実績) 2014年

(実績) 2015年

(予測) 2016年

(予測) 2017年

(予測) 2018年

(予測) 2019年

(予測) 2020年

(予測)

日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 (百万米ドル)

(出所:Euromonitor International 2014)

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第3節 企業別製品種別のウェアラブルコンピュータ販売動向

発表されている情報をもとに、企業毎の商品種別を表2- 2にまとめた。リストバンド型で はナイキ、フィットビットが 2012 年から販売を開始しており、この種別で先行している企 業である。いずれも、装着者の活動量を測定することを特徴とする製品である。

腕時計型では、アップルが最も注目されており、2015年4月に販売を開始した。これに先 行して、ソニーが既に20126月に一般販売を開始、サムスンも20139月から販売を開 始している。

眼鏡型では、ブラザー工業が 20126 月から既に販売を開始している。この分野では、 グーグルが非常に注目を集めており、2013年に開発者向けに販売を行ったが、その後販売中 止となった。

日韓の電機メーカーでは、複数の種別のウェアラブルコンピュータの販売を既に始めてい る。

表2- 2 主要な販売されている企業別製品種別ウェアラブルコンピュータ

腕時計型 リス トバンド 型 H MD・ 眼鏡型 その他 その他内容

グーグル

( 米国)

アップル

( 米国)

2 0 1 5 年4 月 インテル

( 米国)

2 0 1 4 年1 2 月

モジュール、眼鏡、 ウォッチ マ イクロソフト

( 米国)

2 0 1 4 年1 0 月

ナイキ

( 米国)

2 0 1 2 年2 月 フィットビット

( 米国)

2 0 1 2 年9 月 フィリップス

( 欧州)

ウェアラブルディス プレ

サムス ン

( 韓国)

2 0 1 3 年9 月

2 0 1 4 年4 月

2 0 1 5 年4 月 シャオミ

( 中国)

2 0 1 4 年8 月 富士通

( 日本)

2 0 1 5 年3 月

ウェアラブルセンサ

東芝

( 日本)

2 0 1 5 年8 月

2 0 1 5 年発売予定

2 0 1 4 年9 月

ウェアラブルセンサ

ソニー

( 日本)

2 0 1 2 年6 月

2 0 1 4 年1 1 月

2 0 1 6 年発売予定

2 0 1 5 年3 月

イヤフォン型

セイコーエプソン

( 日本)

2 0 1 4 年1 1 月

2 0 1 4 年1 1 月

2 0 1 4 年6 月 ブラザー工業

( 日本)

2 0 1 2 年6 月 N TTド コモ

( 日本)

2 0 1 5 年4 月

2 0 1 4 年6 月

※◎: 既に販売開始、○: 販売予定

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また、上市製品化されたウェアラブルコンピュータの時系列的な整理結果を図 2- 2に示す。

図2- 2 上市製品化されたウェアラブルコンピュータ

眼鏡型・HMD

腕時計型

2004 リストバンド型

2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

ア ッ プル

サムスン ソ ニー

セイ コー エ プソン

NTT ド コモ

イ ンテル

マ イ クロ ソ フ ト ナ イ キ

フ ィッ ト ビッ ト

サムスン

シ ャ オミ 東芝 ソ ニー セイ コー エ プソン NTT ド コモ

東芝 セイ コー エ プソン ブラザー

工業

サムスン グーグル

上市製品化されたウェアラブルコンピュータ

ブラザー 工業

ニコン N9C

西暦(年)

第4節 ウェアラブルコンピュータに関する企業間連携

ウェアラブルコンピュータを普及させるためには、機器の特性を活かす用途開発と、ユー ザーのニーズを実現するためのソリューション提案が重要である。企業では自社の強みを活 かし、不足する技術領域は他社との連携を模索している。

ウェアラブルコンピュータの利用者(ユーザー)は、企業と個人とに分類出来る。商取引 の形態は大きく3つに分類(BtoBBtoCBtoBtoC)される。

まず、利用者が企業の場合には、企業間取引(Business to BusinessBtoB)によりメー カーからウェアラブルコンピュータを購入するか、プロバイダー等からサービスの提供を受 ける。例えば、HMD・眼鏡型ウェアラブルコンピュータメーカーの製品を購入し、業務用途 として、カスタマイズ要素の大きい製品の組立作業手順の表示に活用することがあげられる。

一方、利用者が個人(一般消費者)の場合には、企業対消費者間取引(Business to Consumer BtoC)により、メーカーからウェアラブルコンピュータを購入するか、プロバイダーからサー ビスの提供を受ける。例えば、メーカーから一般消費者が腕時計型ウェアラブルコンピュー タを購入して活用することがあげられる。

さらに、企業が他の企業へ商品やサービスを提供し、提供を受けた側の企業がさらに一般 消費者へ提供するという取引(Business to Business to ConsumerBtoBtoC)がある。例 えばリストバンド型ウェアラブルコンピュータを用いたヘルスケアサービスを開発し、健康 保険組合等の事業者が運用、組合員はそのヘルスケアサービスを利用するなどの形態が考え られる。

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最近の企業間連携の例を表2- 3に示す。幅広い分野において連携の行われていることがみ てとれる。

表2- 3 企業間連携の例

N o 型式 用途 B ( 企 業 ) B ( 企 業 ) C ( 消 費 者 ) 概要 開発段階

1 リス トバンド 型 腕時計型

ヘルス ケア 用途

ソニー

リス トバンド 、ス マ ートウォッチ アシックス 高精度測位サービス ス ポーツ活用

マ ラソンランナー

第5 回神戸マ ラソンにおいて 、ウェアラブルディバイス を用いたマ ラソンデータ分析の実証実験を実施( 2 0 1 5 年1 1 月) 。マ ラソン状況下で の ランニングパフォーマ ンス 測定の実現性を検証。

実証実験

2 腕時計型 業務用途

サムソン、N TTド コモ ス マ ートウオッチ NRI

ス タッフの位置情報検出、配置指 示のため配信( シス テムの開発)

JAL

ス タッフがス マ ートウオッチを着用 搭乗ゲートな どへの効率的な ス タッフ配置や迅速な 顧客対応

iB e ac on ( 登録商標) を各搭乗ゲートに設置し、勤務 中のJALス タッフがス マ ートウオッチを着用。 日本航空( JAL) と野村総合研究所( N RI) は2 0 1 4 年7 月、約1 カ月間、iB e ac on とス マ ートウオッチを活用し、 空港旅客業務の効率化に関する実証実験を羽田空 港第1 旅客ターミナルビルで 実施。

実証実験

3 腕時計型 汎用

インテル プロセッサー

グーグル アンド ロイド ウェア

タグホイヤー ス マ ートウォッチ

一般消費者

タグ・ ホイヤーは、インテルのプロセッサーが初めて 搭 載されたAn droid We ar 搭載のス マ ートウォッチ Con n e te d を発表。Google 、インテルとの提携によっ て 開発した製品。2 0 1 5 年1 1 月発売。An droid 4 .3 以 上のス マ ートフォンのほか、iPh on e な ど iO S 8 .2 以 上を搭載するデバイス とも連携が可能。

上市

4 腕時計型 H MD・ 眼鏡型

観光用途 グーグル グーグルグラス

ソニー ス マ ートウォッチ

ソフトバンク

AR( 拡張現実) 技術による展示物 解説や、画像認証技術による恐竜 探しを体験。恐竜解説だけで はな く簡易ゲームも体験。

入館者

福井県立恐竜博物館において グーグルのウエアラブ ル端末を使って 、AR( 拡張現実) の技術による展示物 の解説や、画像認証技術による恐竜探しを体験。 腕 腕時計型ウエアラブル端末を使い、恐竜解説だけで はな く簡易ゲームを体験。( 2 0 1 5 年1 月8 日)

実証実験

5 H MD・ 眼鏡型 業務用途

ブラザー工業 エアス カウター( 登録商標)

パナソニック

業務用モデルがパナソニックの群 馬大泉工場で 一部ラインに採用。

ブラザー販売は、業務用ヘッド マ ウントディス プレイの 新モデル2 機種を2 0 1 5 年7 月から発売。医療モデルは O EMパートナーへの販売とな り、発売時期は2 0 1 5 年 1 0 月。

稼働中

6 H MD・ 眼鏡型 医療用途

ブラザー工業 エアス カウター( 登録商標)

東京大学医学部附属病院 遠隔作業支援連携パートナー

医療現場

エアス カウターにエコー画像を表示させると、治療部 位からほとんど視線を動かさずに画像を確認。

製品化

7 H MD・ 眼鏡型 業務用途

ブラザー工業 エアス カウター( 登録商標)

ウエス トユニティス ウェアラブルコンピューティングシ ス テム

企業

AiRSc ou te rとの連携シス テム RMS- mobile ( 遠隔作業支援シス テム) Su pportAR( AR支援ソフト) Pic kin g Syste m( 倉庫管理シス テム)

製品化

8 H MD・ 眼鏡型 業務用途

米国ビュージックス ス マ ートグラス

新日鉄住金ソリューションズ 遠隔作業支援アプリケーション

製造現場

製造現場等で 使用可能な 光学透過型ARメガネ( サン グラス 型) を開発。

今後、製造現場等への普及が見込まれるH MD・ 眼鏡 型情報端末の場利用を推進する導入検証サービス の提供を開始。

製品化

9 H MD・ 眼鏡型 業務用途 グーグル グーグルグラス NRI

ユーザーインタフェース の最適化

航空機整備( JAL) 空港業務( JAL)

グーグルグラス で 航空機の整備点検に利用 日本航空( JAL) と野村総合研究所( N RI) は2 0 1 4 年5 月1 日から、米国ホノ ルル空港で グーグルグラス をは じめとした、ウェアラブルコンピュータを活用し「 先進的 な 業務ス タイル」 を目的とした実証実験を開始。

実証実験

10 H MD・ 眼鏡型 医療用途 グーグル グーグルグラス

We arable In te llige n c e 医療とエネルギー分野に特化した ソリューション

医療( 遠隔医療、状態監視)

アメリカの大学病院で は、グーグルグラス を装着した 医師による手術が頻繁に行われて おり、グラス は必 要不可欠の医療補助ツール。

医療ソリューションのビデオを公開し、グーグルグラス を活用した医療シス テムをリアルに解説。

実証実験

11 H MD・ 眼鏡型 観光用途 グーグル グーグルグラス

ソフトバンク

観光案内

( 総務省、広島県、ソフトバンク)

入館者

2 0 1 4 年5 月、広島平和記念公園において H MD・ 眼鏡 型ウエアラブル端末の観光情報の提供やナビゲー ションのためのツールとして の可能性( 有効性や課題 等) を検証することを目的 として 、グーグルグラス を活 用したAR観光アプリの実証デモンス トレーションを実 施。

実証実験

12 H MD・ 眼鏡型 ヘルス ケア

用途 ミズノ ス カウター

ケイ・ オプティコム ランナーズ・ アイ 無料情報配信サービス

マ ラソンランナー

2 0 1 5 年1 0 月「 大阪マ ラソン2 0 1 5 」 において 、フルマ ラ ソン走行ランナーに対して サングラス 型ウエアラブル 端末への情報配信実証実験を実施。

実証実験

13 リス トバンド 型 ヘルス ケア

用途

セイコーエプソン リス ト型脈拍計

健康保険組合 組合員

2 0 1 1 年1 0 月から提供開始。脈拍を常時測定・ 把握で きる独自開発のリス ト型脈拍計、利用者の運動状況 や食事内容な どを記録して 継続を促す楽しく簡単な ウェブ・ アプリケーション、保健師または管理栄養士に よる指導・ サポートをパッケージにした、組合員のメタ ボ改善を運動・ 食事面から総合的にサポートする「 生 活習慣改善支援サービス 」 を提供して いる。

上市

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第3章 特許出願動向調査

第1節 調査方法

特許情報データベースは、米国トムソン・ロイター社が提供する Thomson Innovation 用い、対象期間は最先の優先権主張年が2004年~2013年とした。公報発行国は日米欧中韓 台に限定した。該当ファミリーは 17,479 件であり、国内外の内訳は、日本への出願がある ファミリーが5,075件、日本への出願がないファミリーが12,404件である。

特許データの解析にあたっては、まず特許文献の一次分類を行った。一次分類は、表3- 1 の定義の基、対象の文献をX,Y,Zのいずれかに分類した。Y文献については、例えば半導体 についての特許で、実施例等にラップトップやスマートフォンと同列で ウェアラブルコン ピュータにも利用可能な技術であることが単に記載されている文献である。

調査対象の17,479件の内訳は、X文献が7,586件、Y文献が6,047件、Z文献が3,846件 であった。

表3- 1 一次分類

記号 定義 詳細解析 件数

X ウェアラブルコンピュータそのものに関わる文献 7 ,5 8 6

Y ウェアラブルコンピュータにも適用可能で あることが記載されて いるだけの文献 6 ,0 4 7

Z 無関係な ( ノ イズ) 文献 × 3 ,8 4 6

X文献のパテントファミリーは7,586件で、その中に含まれる出願件数は11,727件である。 Y文献ではパテントファミリーは6,047件で、その中に含まれる出願件数は10,136件である。 これらについて、表 3- 2~表 3- 8に示す技術区分表にしたがって、技術区分の付与を行っ た。

パテントファミリーの中に日本語又は英語で記載された公報があるときは、当該公報の明 細書等の全文を解析対象とした。

その他の言語の公報しかないパテントファミリーについては、抄録、請求項、及び図面を 解析対象とし、適宜明細書の自動翻訳結果を援用した。

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3- 2 技術区分表(1)

大区分 中区分 小区分

機能種類 パッシブ型/オートノマス型 パッシブ・ウェアラブル・コンピュータ

(※選択必須・択一のこと) オートノマス・ウェアラブル・コンピュータ パッシブ/オートノマスに関し非限定 種別 HMD(ヘッドマウントディスプレイ)・眼鏡型型 (支持部)耳かけ付眼鏡型

(支持部)直接装着型

(支持部)間接装着型

(表示部)透過型

(表示部)非透過型

(表示部)両目型

(表示部)片目型

HMD・スマートグラス型に関し非限定 その他のHMD・スマートグラスの型 頭部装着型/On The Head (B01以外) 帽子型

コンタクトレンズ型 耳装着型 ヘアバンド型

頭部装着型に関し非限定 その他の装着型(頭部) 腕部・手部装着型/On The Ar m or Hand リストバンド型

腕時計型 アームバンド型 手袋

指輪型

腕部・手部装着型に関し非限定 その他の装着型(腕部) 脚・足部装着型/On The Leg or Foot 足環型

靴型 靴下型

ズボン・スパッツ型

脚・足部装着型に関し非限定 その他の装着型(脚部) 装着型(各部位)/On The Body サポータ型

貼布型

装着型(各部位)に関し非限定 その他の装着型(各部位共通) 装身型/Close to The Body ブローチ 型

ネックレス型 襟装着型 ベルト型 バッジ型

ポケット持ち運び型 装身型に関し非限定 その他の装身型 着衣型/Close to The Body 下着・肌着

上着

着衣型に関し非限定 その他の着衣型

パワースーツ型 上半身パワースーツ型

下半身パワースーツ型 全身パワースーツ型 パワースーツ型に非限定 その他のパワースーツ型

[種別]非限定・その他 種別に関し非限定

その他の種別

解決課題 効果・価値の要約 安全性の向上

(効果・価値) 娯楽性付与・向上

作業効率向上 操作性の向上 直感的な操作の提供 コミュニ ケーションの円滑化 ユーザー状態の正確な把握 見守り・監視の利便性向上 疑似体験による学習 運動・勉強などへの動機付け 個人嗜好対応(カスタマイズ)性の向上 セキュリティ向上

プライバシー保護の向上

解決課題(効果・価値)に関し非限定 その他の解決課題(効果・価値)

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3- 3 技術区分表(2)

大区分 中区分 小区分

解決課題 全体設計(デザイン) 構造

(構造・構成) 材料

寸法 小型・軽量化 低コスト化 耐久性 防水性 形状 互換性 ファッション性

全体設計(デザイン)に関し非限定 その他の全体設計(デザイン)

電源装置 充電

蓄電 電池 稼動時間 省電力化・節電 電源装置に関し非限定 その他の電源装置

演算・インターフェイス装置 情報処理能力

中央演算装置(CPU)

記憶装置(RAM、ROM、HDDなど) I/Oインターフェイス

演算・インターフェイス装置に関し非限定 その他の演算・インターフェイス装置

入力装置 カメ ラ

マイク ジェスチ ャー 高精度情報化 視線入力 タッチ パネル

入力装置に関し非限定 その他の入力装置

出力装置 ディスプレイ

時計 電子ペーパー スピーカー

イヤフォン・ヘッドフォン バイブレーション 出力装置に関し非限定 その他の出力装置

通信装置 受信装置

発信装置 通信速度

通信装置に関し非限定 その他の通信装置

通信方式 3G/LTE

WiFi BlueTooth

近接通信(赤外線等) 通信方式に関し非限定 その他の通信装置

操作部品 スイッチ 類

調整部品 選択部品

操作部品に関し非限定 その他の操作部品

セキュリティ制御 暗号

認証 生体認証

セキュリティ制御に関し非限定 その他のセキュリティ制御

[解決課題(構造・構成)]非限定・その他 解決課題(構造・構成)に関し非限定 その他の解決課題(構造・構成)

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3- 4 技術区分表(3)

大区分 中区分 小区分

解決課題 ソフトウェア BIOSシステム

(ソフトウェア) オペレーティング・システム(OS)

アプリケーション output制御 画像処理

ソフトウェアに関し非限定 その他のソフトウェア

解決課題 モーション(動作)・センサー 振動

(センサー) 加速度

角速度 ひずみ 圧力

方向・傾き (ジャイロ)

モーション(動作)・センサーに関し非限定 その他のモーション・センサ

バイタル(生体)・センサー 心拍

脈拍 血圧 体温 発汗 血糖値 筋電 脳波

バイタル(生体)・センサーに関し非限定 その他のバイタル・センサー

セント(嗅覚)・テースト(味覚)センサー 臭い・匂い・香り

セント(嗅覚)・テースト(味覚)センサーに関し非限定 その他のセント(嗅覚)・テースト(味覚)センサー ポジション(位置)・センサー 位置(GPS)

方角 高度 深度

ポジション(位置)・センサーに関し非限定 その他のポジション(位置)・センサー

ペリフェラル(周辺)・センサー 距離

地磁気

ペリフェラル(周辺)・センサーに関し非限定 その他のペリフェラル(周辺)・センサー クライメ イト(気候)・センサー 温度

湿度 風速 降雨 日照

クライメ イト(気候)・センサー非限定 その他のクライメ イト(気候)・センサー

タイム(時刻)・センサー 電波時計

インターネット時計

タイム(時刻)・センサーに関し非限定 その他のタイム(時刻)・センサー

ケミカル(化学)・センサー 酸性・アルカリ性

酸化性・還元性 濃度

ケミカル(化学)・センサーに関し非限定 その他のケミカル(化学)・センサー ラジエーション(音波・光線・放射線)センサー 超音波

赤外線 紫外線 放射線

ラジエーション(音波・光線・放射線)センサーに関し非限定 その他のラジエーション(音波・光線・放射線)センサー [解決課題(センサー)]非限定・その他 解決課題(センサー)に関し非限定

その他の解決課題(センサー)

- 14 -

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3- 5 技術区分表(4)

大区分 中区分 小区分

解決課題 情報設備・機器との連携 スマートフォン・PDA

(機能の連携) パソコン

タブレット ビーコン サーバー

情報設備・機器との連携に関し非限定 その他の情報設備・機器との連携

機器・設備との連携 生産設備

実験設備 産業用ロボット 発電機 保守・点検機器

機器・設備との連携に関し非限定 その他の機器・設備との連携 医療・介護・健康機器との連携 トレーニ ングマシン

医療用機器 理学療法機器

医療・介護・健康機器との連携に関し非限定 その他の医療・介護・健康機器との連携

移動設備・機器・使用者との連携 道路

自動車 自転車 鉄道 航空機 船舶 人・者

移動設備・機器・使用者との連携に関し非限定 その他の移動設備・機器との連携

住宅設備との連携 ドア

家電 風呂 トイレ 照明 厨房

住宅設備との連携に関し非限定 その他の住宅設備との連携

演算プログラムとの連携 集計

解析 検索

シミュレーション データ変換 ビックデータ

演算プログラムとの連携に関し非限定 その他の演算プログラムとの連携 [解決課題(機能の連携)]非限定・その他 解決課題(機能の連携)に関し非限定

その他の課題(機能の連携)

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(15)

本 編 次 要 約 第 1 部 第 2 部 第 3 部 第 4 部 第 5 部 資 料 編 第 7 部 第 6 部

3- 6 技術区分表(5)

大区分 中区分 小区分

用途 業務向け・個人向け BtoB(業務向け)

(※選択必須・択一のこと) BtoC(個人向け)

産業向け・個人向けに関し非限定

医療介護用途 医療

介護・障がい者支援 医療介護用途に関し非限定 その他の医療介護用途

ヘルスケア用途 美容

健康 生活記録

リラクゼーション・ヒーリング ヘルスケア用途に関し非限定 その他のヘルスケア用途

スポーツ用途 スキル向上

筋力・体力増強 チ ーム力向上 フィットネス系 陸上系 水泳系 球技系

ウィンタースポーツ系 登山・ハイキング系 スポーツ用途に関し非限定 その他のスポーツ用途

生活用途 運転

通勤・通学 ガーデニ ング 子育て 調理 買い物会計 読書

音楽・映像鑑賞 ナビゲーション 生活用途非限定 その他の生活用途

業務用途 受付

会議 遠隔作業支援 多人数作業 機械操作 保守点検 品質管理 安全管理 在庫管理 販売管理 注文管理 顧客管理 出退勤管理 活動管理 入退室管理 マーケティング 産業用途に関し非限定 その他の産業用途 エンターテイメ ント用途 演芸(ダンス、演奏、演劇)

ゲーム

エンターテイメ ント用途に関し非限定 その他のエンターテイメ ント用途

[用途]非限定・その他 用途に関し非限定

その他の用途

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3- 7 技術区分表(6)

大区分 中区分 小区分

入出力情報 基本データ テキスト(入力)

テキスト(出力) ユーザ音声(入力) ユーザ音声(出力) 環境音(入力) 環境音(出力) 画像(入力) 画像(出力) 動画(入力) 動画(出力) ユーザ操作(入力) センサ情報(入力) 触覚(出力) グラフ(出力) 基本データに関し非限定 その他の基本データ

蓄積データ ウェブサイト

データベース 辞書・辞典 翻訳

説明書(マニ ュアル) コメ ント

蓄積データに関し非限定 その他の蓄積データ

時間データ 日付

時刻 時刻表 所要時間 カレンダー 計画

時間データに関し非限定 その他の時間データ

気候データ 天気

温度 湿度

気候データに関し非限定 その他の気象データ

場所・周辺状況データ 位置

方位・方角 障害物 地形 交通情報 距離 照度

場所・周辺状況データに関し非限定 その他の場所データ

オケージョナル・データ お知らせ・注意・指示

フィードバック

オケージョナル・データに関し非限定 その他のオケージョナル・データ

バイタルデータ 活動量(消費カロリー、運動量、スタミナ、歩数) 血圧

体温 体脂肪 体重 身長 体調・ストレス 疲れ 眠気 発汗 脈拍・心拍 虹彩・網膜 指紋 顔情報 静脈

バイタルデータ非限定 その他のバイタルデータ

個人データ ID・パスワード

氏名・年齢・性別 レセプト(医療)データ 住所・電話番号・メ ールアドレス 個人データに関し非限定 その他の個人データ

商品データ 価格

広告 数量 取り扱い説明書 商品データに関し非限定 その他の商品データ

拡張・仮想現実 拡張現実(AR)

仮想現実(VR)

拡張・仮想現実に関し非限定 その他の拡張・仮想現実 [入出力情報]非限定・その他 入出力情報に関し非限定

その他の入出力情報

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3- 8 技術区分表(7)

大区分 中区分 小区分

利用環境・場面 日常生活の場 住宅

園庭

日常生活の場に関し非限定 その他の日常生活の場

作業場 オフィス

学校 工場 工事現場 倉庫 店舗

作業場に関し非限定 その他の作業場

農・林・水産業フィールド 山林

農場 牧場 漁場

農・林・水産業フィールドに関し非限定 その他の農・林・水産業フィールド

訪問地 医療施設(病院、医院など)

介護施設(デイセンター、リハビリセンターなど) スポーツ施設(競技場、練習場、フィットネスクラブなど) 映画・公演上

美術館・博物館

ショッピング施設(デパート、モール、スーパー、商店街など) 観光地・景勝地

自然環境(海、山、川、熱帯・寒冷地など) 訪問地に関し非限定

その他の訪問地

移動過程

空港 航空機 自転車 自動車 鉄道 路上

移動過程に関し非限定 その他の移動過程

[利用環境・場面]非限定・その他 利用環境・場面に関し非限定 その他の利用環境・場面

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第2節 全体動向調査

1. 日米欧中韓台への特許出願(X文献)

調査対象期間(優先権主張年2004年~2013年)における、ウェアラブルコンピュータに 関する日米欧中韓台への特許出願件数推移及び特許出願件数比率を図3- 1に示す。日米欧中 韓台への出願件数合計は11,727件であった。出願先は米国が最大で43.4%を占める。大きく 離れて日本が19.6%、次いで中国が13.5%、欧州が12.4%であった。日米欧中韓全体の出願件 数の推移は2009年から上昇傾向であり、特に2012年~2013年の上昇率が最も高い。個別の 出願先国(地域)別では、米国への出願が 2009 年から上昇傾向であり、日本への出願は横 ばい傾向である。中国、韓国への出願は上昇傾向で、2013年には年間の出願件数が日本への 出願件数を上回っている。

優先権主張年が20112013年の出願先国(地域)別特許出願件数比率を図3- 2に示す。 図 3- 1と比較すると、米国、中国、韓国の出願件数比率が高まっている。図 3- 1の推移か らは、米中韓への出願件数が増加傾向であったので、その結果を反映している。

出願人国籍(地域)別特許出願件数推移及び特許出願件数比率を図3- 3に示す。米国籍か らの出願が最大で39.2%を占める。大きく離れて日本国籍が28.3%、次いで韓国籍が11.1%、 欧州国籍が10.2%であった。出願人国籍(地域)別の推移では、2009年より米国籍、日本国 籍からの出願が増加傾向であるが、2011年から米国籍、日本国籍からの出願件数の差が広が り始めている。2011 年から中国籍、韓国籍も上昇傾向であり、2013 年に出願件数を急増さ せている。特に、韓国籍からの2013年の出願は日本国籍からの出願を僅差で上回っている。 優先権主張年が20112013年の出願人国籍(地域)別特許出願件数比率を図3- 4に示す。 図 3- 3と比較すると、米中韓国籍の出願件数比率が高まっている。図 3- 3の推移からは、 米中韓国籍の出願件数が増加傾向であったので、その結果を反映している。

3- 1 出願先国(地域)別特許出願件数推移及び特許出願件数比率

(日米欧中韓台への出願、出願年(優先権主張年):2004-2013年)

577 658

963 810

609 810

1,099 1,318

1,750 3,133

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500

2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013

出願年(優先権主張年)

日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 合計

出願先国・地域 優先権主張 2004-2013年

注)2012年以降はデータベース収録の遅れ、PCT出願の各国移行のずれ等で、全出願データを 反映していない可能性がある。

日本 2,294件

19.6%

米国 5,085件

43.4% 欧州

1,458件 12.4% 中国 1,586件

13.5% 韓国 1,078件

9.2% 台湾 226件

1.9%

合計 11,727件

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図3- 2 出願先国(地域)別特許出願件数比率

(日米欧中韓台への出願、出願年(優先権主張年):2011年-2013年)

日本 842件 13.6%

米国 2,856件

46.1% 欧州

619件 10.0% 中国 1,035件

16.7%

韓国 703件 11.3% 台湾 146件

2.4%

合計 6,201件

図3- 3 出願人国籍(地域)別特許出願件数推移及び特許出願件数比率

(日米欧中韓台への出願、出願年(優先権主張年):2004年-2013年)

577 658

963 810

609 810

1,099 1,318

1,750 3,133

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500

2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013

出願年(優先権主張年)

日本国籍 米国籍 欧州国籍 中国籍 韓国籍 台湾国籍 その他 合計

出願人国籍・地域 優先権主張 2004-2013

注)2012年以降はデータベース収録の遅れ、PCT出願の各国移行のずれ等で、全出願データを 反映していない可能性がある。

日本国籍 3,320件 28.3%

米国籍 4,598件 39.2% 欧州国籍

1,199件 10.2%

中国籍 696件 5.9%

韓国籍 1,297件 11.1%

台湾国籍 225件

1.9% その他

392件 3.3%

合計 11,727件

図3- 4 出願人国籍(地域)別特許出願件数比率

(日米欧中韓台への出願、出願年(優先権主張年):2011年-2013年)

日本国籍 1,456件

23.5%

米国籍 2,534件 40.9% 欧州国籍

413件 6.7% 中国籍

547件 8.8%

韓国籍 916件 14.8% 台湾国籍

136件 2.2%

その他 199件 3.2%

合計 6,201件

- 20 -

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2.出願先国(地域)別出願人国籍(地域)別出願件数収支(X文献)

日米欧中韓台への出願における、出願先国(地域)別出願人国籍(地域)別の特許出願件 数収支を図3- 5に示す。矢印の太さは件数に比例している。日本はどの国に対しても収支は プラスである。米国の収支は欧州、中国に対してはプラスであるが、日本、韓国、台湾に対 してはマイナスである。特に日本国籍から米国への出願は733件で、米国籍から日本への出 願は224件であり、米国のマイナス幅最大である。中国はどの国に対しても収支はマイナス で、特に日本国籍からの出願339件に対して、中国籍からの出願は4件であり、全体の2番 目のマイナス幅である。

図3- 5 出願先国(地域)別出願人国籍(地域)別特許出願件数収支

(日米欧中韓台への出願、出願年(優先権主張年):2004年-2013年)

日本国籍 223件 15.3%

米国籍 511件 35.0% 欧州国籍

530件 36.4% 中国籍

17件 1.2%

韓国籍 89件 6.1%

台湾国籍 8件 0.5%

その他 80件 5.5%

欧州への出願 1,458件

日本国籍 399件 25.2%

米国籍 329件 20.7% 欧州国籍

136件 8.6% 中国籍

586件 36.9% 韓国籍

55件 3.5%

台湾国籍 39件 2.5%

その他 42件 2.6% 中国への出願

1,586件

日本国籍 48件 4.5%

米国籍 176件 16.3%

欧州国籍 31件 2.9%

中国籍 3件 0.3% 韓国籍

806件 74.8% その他

14件 1.3%

韓国への出願 1,078 日本国籍

38件 16.8%

米国籍 68件 30.1%

欧州国籍 16件 7.1% 中国籍

15件 6.6% 韓国籍

1件 0.4% 台湾国籍

85件 37.6%

その他 3件 1.3%

台湾への出願 226件 日本国籍

733件 14.4%

米国籍 3,270件 64.3% 欧州国籍

380件 7.5% 中国籍

71件 1.4%

韓国籍 306件 6.0%

台湾国籍 92件 1.8%

その他 233件 4.6%

米国への出願 5,085

日本国籍 1,879件 81.9% 米国籍

244件 10.6%

欧州国籍 106件

4.6% 中国籍

4件 0.2%

韓国籍 40件 1.7%

台湾国籍 1件 0.0%

その他 20件 0.9%

日本への出願 2,294

733件

223件

399件

38件

48件 224件

511件

176件 329

68件

106件

380件

136件

31件

16 71

4件

17件

3件

15件

89 40件

306件

55件

1件 39件

92

1件

8件

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参照

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TC10NM仕様書 NS-9582 Rev.5 Page

① 要求仕様固め 1)入出力:入力電圧範囲、出力電圧/精度 2)負荷:電流、過渡有無(スリープ/ウェイクアップ含む)

機器名称 相 銘板容量(kW) 入力換算 入力容量(kW) 台数 現在の契約電力.

パキロビッドパックを処方入力の上、 F8特殊指示 →「(治)」 の列に 「1:する」 を入力して F9更新 を押下してください。.. 備考欄に「治」と登録されます。

1号機 2号機 3号機 4号機 5号機

(2)

・電源投入直後の MPIO は出力状態に設定されているため全ての S/PDIF 信号を入力する前に MPSEL レジスタで MPIO を入力状態に設定する必要がある。MPSEL

(1) コ ンテナ 貨物の 荷渡地に つい て、都市コード(国連LOCO DEの5桁コード。以下同じ。 ) を入力する。なお、仮陸揚貨物