2017
年
9
月
7
日
北海道電力株式会社
■
目 次
・目指す企業像に向けた取り組み ・・・ 3
・経営基盤強化の取り組み ・・・ 6
・泊発電所の再稼働に向けた取り組み ・・・ 11
・電源の競争力向上と安定供給の確保、環境保全への寄与 ・・・ 14
・法的分離に向けた検討 ・・・ 16
・経営概況 ・・・ 17
・配 当 ・・・ 18
・決 算
2018年3月期 第1四半期決算 ・・・ 19
2018年3月期 見通し ・・・ 31
・参考資料 ・・・ 33
■
目指す企業像に向けた取り組み
電力の小売全面自由化後の競争激化への対応や、泊発電所の長期停止が続く中での安定供給の確保 など、厳しさを増す状況。
電力システム改革に伴い、2020年度の法的分離に向けた組織体制の整備や、卸市場活性化への対
応が求められるなど、大きな変革期を迎えている。
将来にわたり、持続的な企業価値の向上を図っていくため、「人間尊重」、「地域への寄与」、 「効率的経営」の経営理念のもと、「ほくでんグループが目指す企業像」を全従業員が共有し、 『総合エネルギー企業としてのさらなる成長と発展』を目指していく。
ほくでんグループが目指す企業像
「ともに輝く明日のために。Light up your future.」をコーポレート・スローガンに掲げ、
責任あるエネルギー供給の担い手としての役割を全うすることで、地域の持続的な発展を支 えていきます。
総合エネルギー企業としてさらなる成長と発展を遂げるために、新たな視点を取り込みなが ら、果敢にチャレンジしていきます。
スピード感や柔軟性のある事業運営を進め、ほくでんグループの事業基盤をゆるぎないもの とし、ステークホルダーの皆さまの期待に応えていきます。
4 昨年度に引続き取り組む項目
重点的に取り組む項目
収支・財務基盤の強化
<経営基盤強化> 泊発電所の早期再稼働と安全性向上
電力小売における 競争への対応
電源の競争力向上と安定供給の確保 事業領域の拡大
環境保全への寄与
法的分離に向けた検討
人材の育成・確保 地域・社会との共生
■
目指す企業像に向けた取り組み
~ 2018年度までの取り組み内容2017年度の経営計画では、足元の経営環境の変化を踏まえ、昨年度に掲げた「2018年度までに目
指す姿」の実現に向けた取り組みを、ほくでんグループ一丸となって深掘り・加速する。
この2年間において、競争力の向上や収支改善・財務体質の強化を図るとともに、総合エネルギー 企業としての礎を築くことで、さらなる成長と発展につなげていく。
収入拡大策やコスト低減策などの「経営基盤強化の取り組み」を強力に推し進め、将来にわたり、 持続的な競争優位性を確保し、安定した利益を生み出すことができる体質を構築。
一日も早い泊発電所の再稼働を実現し、安定供給の確保や抜本的な収支改善・財務体質強化を図る。
「2018年度までに目指す姿」の実現に向けた取り組み
2018年度までに目指す姿
競争に打ち勝ち、利益の拡大を果たしています
■
目指す企業像に向けた取り組み
~ 中期的な取り組みスケジュール主な項目
重
点
項
目
電力小売における 競争への対応
収支・財務基盤の 強化
<経営基盤強化>
泊発電所の早期再 稼働と安全性向上
継
続
項
目
電源の競争力向上 と安定供給の確保
事業領域の拡大
法的分離に向けた 検討
お客さまに選択いただくための施策を実施〈販売活動の強化,新メニュー・サービスの導入,アライアンス〉
●低圧新メニューの導入
●他事業者とのアライアンス(ポイント付与)
2017
~
2018
年度
(泊発電所再稼働後の電気料金改定)
収入拡大策と効率化・コスト低減策の強力な推進
〈業務集中化,業務内容等見直し,事業所再編,資機材調達コスト低減〉
早期再稼働に向けた審査対応・理解活動の推進、
さらなる安全性の向上や再稼働後の安定運転の継続的な取り組み ●経営基盤強化推進委員会の設置
●営業小売部門の委託拡大 ●現業機関の体制見直し
競争力のある電源構成の構築、安定供給確保に向けた設備の新増設・更新・保全
道外での電力販売の拡大、道内でのガス供給事業への早期進出
送配電部門の法的分離への円滑な移行に向けた準備 送配電部門の法的分離
●石狩湾新港(LNG)発電所1号機運転開始 ●北本連系設備運転開始(増強30万kW)
●首都圏電力販売開始(2017/4首都圏販売部設置) ●福島相馬港ガス発電所運転開始 ●LNG供給についての業務提携,営業活動開始
●流通企画部設置 ●送配電カンパニー設置 ●法的分離
(社内分社化) (事業持株会社)
2019
年度以降
「目指す姿」の実現に向け、足元2ヵ年の重点項目に加え、継続的な取り組みについても強力に推進。 新たな視点を取り込みながら最新の技術・知見を活用し、新たな時代に即した業務の進め方を追求。
【 主な取り組み 】
■
経営基盤強化の取り組み
6
販売強化
による
収入拡大
販売活動の強化 ・新料金メニューの展開、種との連携も含めた新たな料金メニュー・サービスのさらなる充実Webサービスのポイント提携先拡大、他業 など
首都圏エリアでの
電力販売 ・首都圏販売部を新たに設置し、販売体制を強化[2017年4月]
ガス供給事業 ・早期にお客さまへの営業活動を開始し、他社との連携を活用した事業を展開
小売営業部門組織 の見直し
・サービス向上と効率化の両立を図るためほくでんサービス㈱への委 託拡大 [2017年4月実施]
・現業機関(支店・営業所)のスリム化 [2018年4月実施予定] など
経営効率化
・
コスト低減
スリムで強靭な業
務運営体制の構築 ・た業務内容・組織の見直しを実施2020年4月の法的分離の実施も見据えながら、グループ一体となっ
資機材調達コスト
の低減 ・外部知見の活用、競争発注率直しや汎用品の活用、材料・工事等の分離発注など30%に向けた取り組み、機器の仕様見
最新の技術・知見 を活用した工事内 容・工法の見直し
・全体更新から部分更新への工事範囲の縮小、撤去機器の再利用によ る新規購入の取り止めなど
競争激化への対応や、毀損した自己資本の回復に向けた収支・財務基盤強化の必要性から、安定 した利益を生み出せる経営体質の構築に向け、本年1月、「経営基盤強化推進委員会」を設置。
■
経営基盤強化の取り組み
~ 販売強化による収入拡大
新たな料金メニューの投入(低圧向け) 電気とLPガスを組み合わせた新サービスの提供
メニュー名称 対象となるお客さま
エネとくLプラン
電気のご使用量が比較的多いお客さま にオトク
一般家庭向け
Web・eプラス
「Web料金お知らせサービス」にご登 録でオトク
一般家庭向け
eタイム3プラス
ヒートポンプ暖房などをご利用のお客 さまにオトク
スマート電化向け
・4月より、競合他社にも対抗可能な新メニューを提供。
・今後も料金メニューのさらなる充実を図り、お客さ まのご期待にお応えしていく。
(対象:両方ご利用のお客さま)
1契約につき 1年間あたり 360ポイント進呈
・電気とLPガスをセットでご利用のお客さまへのお得な ポイントサービス提供について、4月に北海道エア・
ウォーター(株)と業務提携契約を締結。
・今後もお選びいただけるよう、サービス拡充を図ってい く。
電力小売における「競争進展への対応」として、本年から、お客さまへ新たな電気料金メニュー・
他事業者との提携による新たなサービスを提供していく。
LPガスを供給 電気を供給
エネモポイント
※6月よりサービス開始
(どちらかの ポイントを選択)
<既存のポイントサービスとの合計で年間2,000ポイント以上獲得可能>
■
経営基盤強化の取り組み
~ 販売強化による収入拡大
首都圏販売部【新設】 <専任7名体制>
首都圏供給エリア
本年4月~
昨年11月~ 東京支社営業グループ
(首都圏販売業務を兼務)
北海道外での電力販売
発電所完成イメージ鳥瞰図 建設予定地広域地図
福島県・相馬港における天然ガス火力発電所
8 4月より首都圏販売部を設置し、2016年11月に開始した首都圏の電力販売体制を強化。
2020年度に運転開始予定の福島県・相馬港天然ガス火力発電事業に参画(2016年10月)。 ⇒北海道外での電力販売の拡大を目指していく。
首都圏の電力販売体制強化
(2020年度運転開始予定)
<発電所の概要>
・発電方式:コンバインドサイクル方式
・発電規模:118万kW(59万kW発電設備×2基)
・当社は、福島ガス発電㈱に出資し(出資比率9.0%、当社持
分約10万kW)、事業パートナーとして天然ガス火力発電事
小売販売
■
経営基盤強化の取り組み
~ 販売強化による収入拡大
お客さまにご満足いただけるサービスの提供に努めるとともに、4月から開始されたガスの小売 全面自由化も踏まえ、今後は導管を通じたガス供給事業への参入に向けた検討を進め、
「総合エネルギー企業」としての新たな成長につなげていく。
お客さま
輸送
卸販売
小売販売(直接販売) LNG供給形態の例
北海道内でのガス供給事業への参入に向け、4月に、エア・ウォーター(株)、岩谷産業(株)と業務
提携の基本契約を締結。
今回の基本合意により、当社は提携先2社への「卸供給を通じた販売」を行うとともに、両社から
営業面での協力を得ながら、「当社による直接販売」も実施していく。
石狩LNG基地における当社LNGタンク完成(2018年8月予定)以降、早期にお客さまにLNGを
お届けするため、当社および提携先2社は、工場などで、LNGへの切り替えを検討されている
お客さまなどを対象に、営業活動を開始している。
輸送等を委託
エア・ウォーター(株) 岩 谷 産 業(株)
営業面での協力 エア・ウォーター(株) 岩 谷 産 業(株)
ガス供給事業
お客さま
①卸供給を通じた販売
委託を拡大する業務
・電気料金の請求等に関するお客さま対応業務 ・スマート電化提案業務
(エコキュート等のヒートポンプ機器の推奨活動等)
目的
・お客さま対応業務に関するさらなるサービス向上と 効率化を図る
実施時期
2017年4月
■
経営基盤強化の取り組み
~ 経営効率化・コスト低減
10
小売営業部門の組織見直し
2017年度
2018年度
2019年度~
「ほくでんサービス」 への委託拡大による
ワンストップ化
小売営業部門 組織の見直し 「首都圏販売部」
の設置 さらなる見直しや集中化をめざす
お客さまのサービス向上と効率化の両立実現に向け、本年4月よりお客さま対応業務の一部につ
いて、グループ会社への委託範囲を拡大。段階的に小売営業部門の組織見直しを行っていく。
組織見直しの概要
・現業機関のスリム化 (支店・営業所等の体制見直し)
実施時期
区 分 主な設備 泊発電所3号機 泊発電所1・2号機
当初計画分
新規制基準 施行時計画
燃料損傷防止対策設備、原子炉格納容器破損防止対策設備、
防潮堤、緊急時対策所等 防潮堤は完成、緊急時対策所は使用を開始その他も機器本体の搬入や据付け迄ほぼ完了 特定重大事故等対処施設
減圧操作設備、注水設備、原子炉格納容器加圧破損防止設備、
電源設備、緊急時制御室 工 事 実 施 中
追加・変更分 適合性審査 に伴う対応
原子炉格納容器スプレイ配管の2重化 配管追加据付は
概ね完了 工事不要
竜巻対策工事、内部火災対策工事、内部溢水対策工事 等 追加・変更が生じる可能性はあるが、概ね 順調に進捗している
3号機の工事状況を踏 まえ工事を進めていく
原子力規制委員会による新規制基準への適合性審査における主な課題は、「積丹半島西岸の海岸地 形の成りたち」、「津波により防波堤が損傷した場合の発電所設備への影響評価」、「地震による防 潮堤地盤の液状化の影響評価」に絞られてきている。現在、適合性の確認を早期に得られるよう、 全社一丸となり対応している。
安全対策工事は、当初計画していた工事は概ね完了。また、適合性審査を踏まえ追加・変更となっ た工事についても、一日も早い完成を目指し鋭意取り組んでいる。
【適合性審査への対応状況】
【安全対策工事の進捗状況】
■
泊発電所の再稼働に向けた取り組み
泊発電所3号機 泊発電所1・2号機
申請時期 2013年7月 2013年7月/2014年3月(補正)
審査会合の 開催状況
86回 49回
「積丹半島西岸の海岸地形の成り立ち」、
「津波により防波堤が損傷した場合の発電所設備への影響評価」、 「地震による防潮堤地盤の液状化の影響評価」について、対応中
プラント影響評価を除き、泊3号機と合わ
■
泊発電所の再稼働に向けた取り組み
~ 適合性審査の状況
本年3月10日の審査会合において、「地震性隆起であることを否定することは難しい」との新た な判断が示された。
当社は、これまでの審査会合における議論やさらなる社内検討も踏まえ、泊発電所の安全性をより 一層高める観点から活構造を仮定した検討を行い、7月28日の審査会合において、検討結果を説 明した。
経緯・ポイント 対 応
これまでの審査会合における議論やさらなる社内検討も踏まえ、7月28日の審 査会合において、以下を説明。
・敷地及び敷地近傍を含む積丹半島西岸には、これまで当社が実施してきた各調 査・検討結果を総合的に踏まえると、後期更新世以降の活動を考慮する活構造 (震源として考慮する活断層)を示唆する特徴は認められないことから、活構 造が存在する可能性は十分小さいと考えられるが、泊発電所の安全性をより一 層高める観点から、「積丹半島北西沖に活断層を仮定すること」
・「活断層を仮定した場合の発電所の揺れの大きさを評価する地震動評価結果」 ⇒審査会合においては、積丹半島北西沖に仮定した活断層の前提となる地形,地
質・地質構造に関する検討結果についてご了解いただいた。合わせて、「地震動 評価において、断層の走向(方向)や長さ等について安全側の評価となるように 検討すること」とのコメントがあった。
積丹半島北西沖の断層による地震 動を安全側に評価することなどに ついて速やかに検討し、ヒアリン グや審査会合で説明していく。
■
泊発電所の再稼働に向けた取り組み
~ 適合性審査の状況
「津波により防波堤が損傷した場合の発電所設備への影響評価」、「地震による防潮堤地盤の液状化 の影響評価」については、審査会合におけるコメントを踏まえ、できるだけ早く検討結果を取りま とめ、審査会合で説明していく。
課 題 経緯・ポイント 対 応
津波により防波堤が損傷 した場合の発電所設備へ の影響評価
・昨年10月の審査会合において、防波堤が損傷した場
合の発電所設備への影響などについて、詳細に評価 する旨、コメントを受けた。
解析的評価や水理模型実験を行っ ており、波及的影響がないことを できるだけ早く説明する。
地震による防潮堤地盤の 液状化の影響評価
・昨年10月の審査会合において、防潮堤地盤(盛土区
間)の液状化について複数の手法で当社評価の妥当 性を説明する旨、コメントを受けた。
・本年3月10日の審査会合において、防潮堤支持地盤
の検討状況を説明。液状化や揺すり込み沈下による 被害の実例を踏まえ検討する旨、コメントを受けた。
先行サイトの審査状況も踏まえた 液状化に関するデータの取得・ 検討を進め、できるだけ早く説明 する。
価格競争力・環境への適合性を兼ね備えた当社初のLNG火力発電所「石狩湾新港発電所」の建設 工事や、「北本連系設備の増強」工事を着実に推進し、将来にわたる安定供給の確保・確実性の向上 を図る。
■
電源の競争力向上と安定供給の確保、環境保全への寄与
14
項 目 特 徴 進捗等
電
源
設
備
□石狩湾新港発電所
◇天然ガスコンバインドサイクル方式 出力:56.94万kW×3基
●高い発電効率
1,600度級、設計熱効率62%程度
(世界トップクラス) ●優れた環境特性
発電時のCO2排出量が少ない
●優れた運用性
刻々と変化する電力需要への即応が可能
●1号機:2019年2月
営業運転開始予定 発電所工事進捗率:45.8%
※2017年6月20日現在
流
通
設
備
□北本連系設備の増強
◇送電容量30万kW
送電電圧250kV(直流)
送電亘長122km
・架空送電線 98km
(北海道側:77km 本州側:21km) ・地中ケーブル24km(青函トンネル内)
●既存の北本連系設備の作業停止や将来 の大規模改修に対応
(現行60万kW→増強後90万kW)
●直流送電としては国内で初めて、交流 電源がなくても交流・直流の変換が可 能な「自励式変換器」を採用
●北海道内での再生可能エネルギーの導 入拡大や電力取引の活性化への寄与も 期待
●2019年3月運転開始予定
工事全体進捗率:52.3%
系統規模が小さい北海道エリアでは、風力・太陽光発電の急速な導入拡大により、既に調整力面 での対策が必要な状況にあり、さらなる導入拡大に向けた取り組みについて、系統への影響を しっかり検証しながら進めていく。
風力発電や太陽光発電の出力予測精度の向上や出力制御方法の確立などに取り組むことで、 風力・太陽光発電の最大限の活用と電力品質維持の両立を図る。
導入拡大に向けた対応策として、現在、北本連系設備を活用した東京電力パワーグリッドとの風 力発電実証試験や系統側蓄電池による風力発電の募集などに取り組んでいる。
この他、高効率機器の導入などによる未利用水力エネルギーの有効活用、バイオマス発電事業、 地熱発電資源開発、水素エネルギー技術開発などに積極的に取り組んでいる。
■
電源の競争力向上と安定供給の確保、環境保全への寄与
S(安全)+3E(供給安定性、経済性、環境保全)の観点から、バランスの取れた電源構成を目指す。
安全性の確保を大前提とした泊発電所の安定運転に取り組み、低炭素社会の実現に貢献していく。
「再生可能エネルギー」の導入拡大
当社は地域の資源である再生可能エネルギーの導入拡大を積極的に進めており、今後もさらなる活用 と電力品質の維持との両立に向け取り組んでいく。
【現状および主な取り組み】
2020年4月の法的分離に向け、送配電部門を分社化する方向で検討中。
円滑な移行を目的に、法的分離に先行して2018年度から送配電部門を社内分社化し、「送配電カン
パニー」を設置する予定。送配電カンパニー社長の下、法的分離後を見据えた体制での事業運営を 実施するとともに、対外的な透明性・中立性の一層の向上を図っていく。
■
法的分離に向けた検討
16
<法的分離に向けた組織移行(イメージ)>
2017年度
流通企画部の設置
2018年度
社内分社化
2020年度
管理・間接部門
流通企画部 発電・ 小売営業
部門 送配電部門
管理・間接部門
発電・ 小売営業
部門 送配電
カンパニー
北海道電力
(事業持株会社)
送配電 会社
法的分離(分社化)
管理・間接部門
発電・ 小売営業
部門 北海道電力
北海道電力
※2018年4月(予定)の社内分社化時には、小売営業部門および管理・間接
【 収支・財務の状況(連結)】
■
配 当
2017年度
期末
中間・期末配当につきましては、業績を見通すことができないことから、普通株式 および優先株式ともに引き続き「未定」とさせていただきます。
18
1株当たり配当金
中間 期末 年間
2017年度 未定 未定 未定
2016年度 ― 5円 5円
■
決 算
(空白)
■
決算概要
連
結
単
独
当第1 四半期
(A)
前年同期
(B)
増 減
(A)-(B)
前 年
同期比%
(A)/(B)
当第1 四半期
(A)
前年同期
(B)
増 減
(A)-(B)
前 年
同期比%
(A)/(B)
売
上
高
1,730
1,696
33
102.0
1,668
1,645
23
101.4
営
業
利
益
69
186
△
116
37.5
61
183
△
122
33.6
経
常
利
益
34
157
△
122
22.1
28
158
△
129
18.2
四 半 期 純 利 益
26
129
△
102
20.5
25
132
△
106
19.5
収
入
(増加要因)・燃料価格の上昇による燃料費調整制度の影響や再生可能エネルギーの 固定価格買取制度の影響 など
(減少要因)・販売電力量の減少 など
費
用
(増加要因)・燃料価格の上昇や前年の豊水の反動による燃料費の増加 など利
益
営業利益、経常利益および四半期純利益は減少(単位:億円)
2018
年
3
月期第
1
四半期
(4
~
6
月
)
決算のポイント
※連結決算においては、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としている。
■
収支比較表(連結)
(単位:億円)
当第1四半期
(A)
前年同期
(B)
増 減
(A)-(B)
前年同期比%
(A)/(B) 前年度
経 常 収 益
営業収益(売上高) 1,730 1,696 33 102.0 7,027
電気事業営業収益 1,662 1,639 23 101.4 6,754
その他事業営業収益 68 57 10 117.8 273
営業外収益 8 15 △7 52.1 25
合 計 1,738 1,712 26 101.5 7,053
経 常 費 用
営業費用 1,660 1,510 150 109.9 6,753
電気事業営業費用 1,603 1,462 140 109.6 6,520
その他事業営業費用 57 48 9 118.8 233
営業外費用 43 43 △0 98.0 174
合 計 1,703 1,554 149 109.6 6,927
[営 業 利 益]
経 常 利 益
[69] 34
[186] 157
[△116] △122
[37.5] 22.1
[274] 126
渇水準備金引当又は取崩し(△) △3 5 △8 - 12
特 別 損 失 - - - - 16
税金等調整前四半期(当期)純利益 37 152 △114 24.8 97
法 人 税 等 11 23 △12 48.0 4
四 半 期(当 期) 純 利 益 26 128 △102 20.6 92
非支配株主に帰属する四半期(当期)純損益 △0 △0 0 - 4
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 26 129 △102 20.5 87
(参考) 四半期包括利益(包括利益) 20 122 △102 17.0
※今年度第1四半期より、税金費用について、税引前四半期純利益に年間見積実効税率を乗じて計算する方法から、年度決算と 同様の税金費用計算を簡便的に行う方法に変更。この会計方針の変更は遡及適用され、前年同期については遡及適用後の数値 を記載。
22
■
販売電力量
販売電力量
対前年同期比
8
.
3%の減少
当第1四半期
(A)
前年同期
(B)
増 減
(A)-(B)
前年同期比%
(A)/(B) 前年度
低 圧 2,890 3,032 △142 95.3 13,315
高圧・特別高圧 3,005 3,393 △388 88.6 13,491
合 計 5,895 6,425 △530 91.7 26,806
(単位:百万kWh)
・他事業者への契約切り替えの影響などにより、販売電力量合計で、530百万kWhの減少
■
供給電力量
(単位:百万kWh) ・泊発電所が全基停止していることに加え、火力発電所の計画外停止・出力抑制などはあったが、
供給設備の適切な運用を図ったことから、安定した供給を維持。 【対前年同期増減理由】
(自 社 水 力)出水率が98.6%と前年を下回ったこと など
( 〃 火 力)販売電力量の減少はあったが、融通・他社受電の減少や水力発電量の減少 など
( 〃 原子力)泊発電所は前年と同様に全基停止
(融通・他社受電)他社火力発電所からの受電減 など
当第1四半期
(A)
前年同期
(B)
増 減
(A)-(B)
前年同期比%
(A)/(B) 前年度
自
社
(出水率)
水 力
(98.6%)
1,126
(109.9%)
1,413
(△11.3%)
△287 79.7
(111.5%)
3,846
火 力 3,886 3,612 274 107.6 20,569
(設備利用率)
原子力
( -) - ( -) - ( -) - - ( -) -
新エネルギー等 36 34 2 103.4 135
計 5,048 5,059 △11 99.8 24,550
融通・他社受電 1,220 1,712 △492 71.3 5,458
揚水用 △64 △59 △5 109.1 △200
合 計 6,204 6,712 △508 92.4 29,808
■
収支比較表(収益
-
単独)
(単位:億円)
当第1四半期
(A)
前年同期
(B)
増 減
(A)-(B) 主 な 増 減 要 因
電
灯
電
力
料
電灯料
652
657
△
4
〔売上高の増減要因〕
・販売電力量の減(△48)
・燃料価格の上昇による燃料費調整制度の 影響(73)
・再エネ賦課金の増(16)
・再エネ特措法交付金の増(20)
電力料
704
741
△
37
計
1,356
1,398
△
41
その他収益
320
263
57
[
売
上
高
]
経
常
収
益
[1,668]
1,677
[1,645]
1,662
当第1四半期
(A)
前年同期
(B)
増 減
(A)-(B) 主 な 増 減 要 因
人件費 131 130 0
燃料費・購入電力料 605 489 115
・販売電力量の減(△26) ・燃料価格の上昇(86) ・水力発電量の減(32) ・再エネ買取量の増(20)
燃料費 266 184 82
購入電力料 338 304 33
修繕費 127 124 3
減価償却費 186 195 △8 ・定率償却による逓減効果 など
支払利息 37 38 △1
その他費用 559 525 34 ・再エネ特措法納付金の増(16)
経 常 費 用 1,648 1,504 144
[営 業 利 益]
経 常 利 益
[61] 28
[183] 158
[△122]
△129
渇水準備金引当/取崩し(△) △3 5 △8
法 人 税 等 6 20 △14
四半期純利益 25 132 △106
■
収支比較表(費用・利益
-
単独)
(単位:億円)
26
■
経常利益の変動要因(単独)
■燃料費調整制度の影響による 売上高の増加
■販売電力量の減少による燃料費の減少
73億円
26億円
■燃料価格の上昇による燃料費の増加
■販売電力量の減少による売上高の減少
■水力発電量の減少による燃料費の増加
■その他
・固定資産除却費の増加
・情報処理費用の増加 など
86億円
48億円
32億円
62億円
2018
年
3
月期第
1
四半期
経常利益
28
億円
2017
年
3
月期第
1
四半期
経常利益
158
億円
差し引き
129
億円
減少
■
四半期純利益の変動要因(単独)
2018
年
3
月期第
1
四半期
四半期純利益
25
億円
2017
年
3
月期第
1
四半期
四半期純利益
132
億円
差し引き
106
億円
減少
好
転
要
因
悪
化
要
因
■渇水準備金の引当・取り崩し
■法人税等の減少
8億円
14億円
■経常利益の減少 129億円
■
貸借対照表(連結・単独)
当第1四半期末
(A)
前年度末
(B)
増 減
(A)-(B) 主な増減要因(単独)
資
産
連結
18,706
18,295
411
・減価償却による電気事業固定資産等の減 (△186)
・現金及び預金の増(317) ・設備投資(222)
単独
18,082
17,689
392
負
債
連結
16,715
16,295
419
・未払金の減(△230) ・未払費用の減(△94) ・有利子負債の増(788) 単独
16,479
16,080
398
純
資
産
連結
1,881
1,888
△
7
・四半期純利益の計上(25) ・前期末配当金(△28) 単独
1,602
1,608
△
6
※連結の純資産額は非支配株主持分を除く。
(単位:億円)
自己資本比率(%)
連結
10.1
10.3
△
0.2
単独
8.9
9.1
△
0.2
有利子負債残高
(億円)
連結
14,359
13,559
799
(空白)
■
2018
年
3
月期の業績見通し(連結・単独)
販売電力量・売上高
・通期の販売電力量および売上高につきましては、今後の動向を見極めることとし、前回公表値
(2017年4月27日公表値)から変更しておりません。
2017年度 見通し(A)
2016年度 実績 (B)
対前期増減
(A)-(B)
売 上 高
連 結 7,550程度 7,027 520程度
単 独 7,250程度 6,771 480程度
(対前期増減率)
販 売 電 力 量
(△1.4%程度)
264程度 268 △4程度
【主要諸元】
為替レート(円/$) 115程度 108 7程度
原油CIF価格($/bl) 55程度 47.5 7.5程度
(単位:億円,億kWh)
営業損益、経常損益、当期純損益
・今後の供給力の状況を見極めていく必要があり、燃料費などの費用を合理的に算定することができ ないため、引き続き未定といたします。
・今後、業績を見通すことが可能となり次第、速やかにお知らせいたします。
【決 算】
□ 費用項目(単独)
・人件費 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34 ・燃料費・購入電力料 、主要諸元 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 ・修繕費、減価償却費 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 ・支払利息、その他費用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 □ 再生可能エネルギー固定価格買取制度の影響額(参考) ・ 38 □ セグメント情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 □ 連結包括利益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 【競争を勝ち抜くための販売活動の展開】
□ 競争を勝ち抜くための販売活動の展開 ・・・・・・・・・・・・・ 42 □ 新たな電気料金メニューの導入 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 □ 北海道エア・ウォーター(株)との業務提携 ・・・・・・・ 44 □ 会員制Webサービス「ほくでんエネモール」の提供・拡充 ・ 45 □ スマート電化の採用促進に向けた活動 ・・・・・・・・・・・・・ 46 □ 法人のお客さまへの営業活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 【事業領域の拡大】
□ 事業領域の拡大 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 □ 首都圏エリアでの電力販売の開始 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 □ 福島県・相馬港における天然ガス火力発電事業への参画 ・・ 52 □ 道内でのLNG供給事業の概要(LNGの流れ) ・・・・・・・・・ 53 □ LNG供給事業における役割分担のイメージ・・・・・・・・・・・ 54
【泊発電所の再稼働に向けた取り組み ~適合性審査への対応】
□ 泊発電所の再稼働に向けた取り組み・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 □ 泊発電所の再稼働に向けた取り組み ~工程イメージ・ 59 【泊発電所の安全性向上への取り組み】
□ 泊発電所の安全性向上への取り組み ・・・・・・・・・・・・・・・ 62 □ 泊発電所の早期再稼働と安全性向上に向けた取り組み ・ 63 □ リスク低減に向けたたゆまぬ取組み ・・・・・・・・・・・・・・・ 64 □ リスクコミュニケーション活動への取り組み ・・・・・・・ 65 □ リスクコミュニケーション活動への取り組み~外部による評価と改善~・ 66 □ 泊発電所の安全対策の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67 □ 泊発電所の安全対策設備の配置イメージ ・・・・・・・・・・・ 68
□ 安全性向上に向けた設備対応 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 69 □ 事故収束活動の体制について【緊急時対応チーム】・・・ 70 □ 教育訓練を通じた改善活動の実施 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 □ 原子力防災への取り組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74 □ 2016年度 国の原子力総合防災訓練での取り組み ・・・・・ 75 □ さらなる安全性向上の取り組み~PWR各社の技術協力協定・・ 76 □ 地域とのコミュニケーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77 【主な設備計画】
□ 電源開発計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80 □ 石狩湾新港発電所(LNG火力)の建設 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 □ 石狩湾新港発電所1号機 建設工事状況 ・・・・・・・・・・・・・ 82 □ 北本連系設備の増強 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83 □ 北本連系設備増強工事のイメージ図 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 84 【再生可能エネルギー導入拡大に向けた取り組み】
□ 地球温暖化問題への対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86 □ 再生可能エネルギー導入拡大に向けた当社の対応・・・・・ 87 □ 太陽光発電の連系状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88 □ 風力発電の連系状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 89 □ 風力発電導入拡大に向けた東京電力との実証試験 ・・・・ 90 □ 系統側蓄電池による風力発電の募集 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 91 □ 再生可能エネルギー予測システムの導入 ・・・・・・・・・・・・ 92 □ 大型蓄電システムの実証事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93 □ 水力発電所の未利用エネルギーの有効活用 ・・・・・・・・・・ 95 □ 家畜系バイオマス発電に係る研究開発 ・・・・・・・・・・・・・・ 97 【電力システム改革への対応】
□ 電力システム改革への対応スタンス ・・・・・・・・・・・・・・・・100 □ 電力システム改革の工程表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101
■
決 算
-
費用項目(単独)
当第1四半期 前年同期 増 減 主な増減要因
人 件 費
131
130
0
人件費
(単位:億円)
発生額
前年度
償却額
当年度
償却額 未償却残
終了年度
(残存年数)
11年度発生分
△
21
△
4
-
-
-12年度発生分
△
89
△
18
△
18
-
17年度(1年)13年度発生分
△
128
△
26
△
26
△
26
18年度(2年)14年度発生分
69
14
14
28
19年度(3年)15年度発生分
50
10
10
30
20年度(4年)16年度発生分
14
-
3
11
21年度(5年)合計
△
24
△
17
43
(単位:億円) 【数理計算上の差異】
*発生年度の翌年度から5年均等償却
*第1四半期では、年間償却額の1/4を計上
■
決 算
-
費用項目(単独)
燃料費・購入電力料
(単位:億円)
当第1四半期 前年同期 増 減 主な増減要因
燃料費・購入電力料
605
489
115
・販売電力量の減(△26) ・燃料価格の上昇(86) ・水力発電量の減(32) ・再エネ買取量の増(20)
内 訳
燃料費
266
184
82
購入電力料
338
304
33
【主要諸元】
当第1四半期 前年同期 増 減
為替レート(円/$)
111
108
3.0
原油CIF価格($/bl)
53.4
41.1
12.3
■
決 算
-
費用項目(単独)
修繕費
(単位:億円)
当第1四半期 前年同期 増 減 主な増減要因
修繕費
127
124
3
減価償却費
(単位:億円)
当第1四半期 前年同期 増 減 主な増減要因
減価償却費
186
195
△
8
・定率効果(△20)
・新規取得資産等(12)
■
決 算
-
費用項目(単独)
支払利息
(単位:億円)
(単位:億円)
その他費用
当第1四半期 前年同期 増 減 主な増減要因
その他費用
559
525
34
・再エネ特措法納付金の増(16)当第1四半期 前年同期 増 減 主な増減要因
(期中平均金利 %)
支払利息
(1.06)
37
(1.18)
38
(△0.12)
再生可能エネルギー
発電事業者様
■
決 算
-
再生可能エネルギー固定価格買取制度の影響額(参考)
再エネ特措法納付金 再エネ特措法交付金 購入電力料
当
社
お客さま
費用負担
調整機関
再エネ賦課金① 再生可能エネルギー賦課金 133 ② 再エネ特措法納付金 133
お客さまより電気料金の一部として回収 お客さまよりいただいた賦課金を納入
③ 再エネ特措法交付金 183 ④ 購入電力料 238
当社が買い取りに要した費用から、買い取ることにより
節約できた燃料費等を除いた費用を交付
国が定める期間、固定価格で電気を買取り
再生可能エネルギー固定価格買取制度の影響額
〔2017年度第1四半期実績〕 (単位:億円)①
②
③
④
報告セグメント
その他 計 調整額
四半期連結
損益計算書
計上額
電気事業
売上高
当第1四半期
1,667
248
1,916
△
186
1,730
前年同期
1,644
231
1,875
△
178
1,696
増 減
23
17
41
△
7
33
セグメント利益
当第1四半期
62
5
67
2
69
前年同期
184
△
0
184
1
186
増 減
△
122
5
△
116
0
△
116
(単位:億円)
電 気 事 業 電力供給
その他
電気・電気通信工事、建物の総合管理、土木・建築工事、 発電所の定期点検・保守・補修工事など
■
決 算
-
連結包括利益計算書
(単位:億円)
当第1四半期
(A)
前年同期
(B)
増 減
(A)-(B)
四半期純利益
26
128
△
102
その他の包括利益
△
5
△
5
0
その他有価証券評価差額金 △3 △2 △0
退職給付に係る調整額 △1 △3 1
四
半
期
包
括
利
益
20
122
△
102
親会社株主に係る四半期包括利益 20 123 △102
非支配株主に係る四半期包括利益 △0 △0 0
連結包括利益計算書
■
競争を勝ち抜くための販売活動の展開
42
・昨年4月の小売全面自由化以降、これまで当社では、新たな電気料金メニューや、会員制Web サービス「ほくでんエネモール」を導入するなど、サービスの拡充に取り組んできたが、当社から 他事業者への契約切替件数は増加傾向にあり、厳しい競争状況となっている。
・ 現下の競争環境を踏まえ、さらなる契約切り替えに歯止めをかけるとともに、既に他社へ切り替え られたお客さまにも、あらためて当社をご選択いただけるよう、競合する他社にも対抗可能な料金 メニュー(エネとくLプラン、Web・eプラス)を用意し、この4月から適用を開始している。
・7月から、当社のさまざな取り組みについて、あらためてより多くのお客さまに知っていただくた めに、“ハローキティ”とコラボレーションしたPRを開始。
・ 法人のお客さまには、引き続き、ほくでんグループ全体で「トータルソリューションサービス」を 提供するほか、省エネ診断を活用したコンサルティング実施、ヒートポンプ機器等のご提案など、 お客さまのニーズを捉えたきめ細かな営業活動を展開していく。
お客さまのご要望にお応えし、選択いただける取り組みを展開
低圧分野のお客さま 特別高圧・高圧分野のお客さま ⑤
➢ほくでんグループによる、電気事業にとどまらない 「トータルソリューションサービス」の提供
➢個別のお客さまへの最適メニュー提案
➢パソコン上で月々の使用量や料金実績を確認できる 「WEB料金実績照会サービス」の提供開始
➢省エネ診断を活用した設備運用・保守・更新に関する コンサルティング(要員増によるきめ細かな対応) ➢ヒートポンプ機器等のご提案
➢新たな電気料金メニューの導入 ①
・エネとくLプラン:電気の使用量が比較的多い方 がお得になるメニュー
・Web・eプラス :Web料金お知らせサービスへ
の加入で毎月300円割引
・eタイム3プラス:スマート電化向け
➢北海道エア・ウォーター(株)との業務提携② ➢会員制Webサービス「ほくでんエネモール」③
の提供・拡充
ご家庭のお客さま向け料金メニュー
■
新たな電気料金メニューの導入①
対象 メニューの特徴 メリット
エネとくLプラン
(B,C)
一般の ご家庭・ 事務所向け
・毎月の使用量が400kWh以上
のお客さまにメリット ・従量電灯⇒年間7,000B、40A円以上オトク、400kWh/月の場合
・従量電灯C、10kVA、1,000kWh/月の場合 ⇒年間32,000円以上オトク
Web・eプラス
(B,C)
・「Web料金お知らせサービス」
にご登録いただき、支払い方法 を「口座振替」か「クレジット 払い」にすると、
年間3,600円の割引
・従量電灯B、30A、230kWh/月の場合 ⇒年間3,600円オトク
eタイム3プラス スマート電化 向け
・ヒートポンプ暖房等に、新しく 割引料金を設定
→ 冬期間(12月~3月分)の
電力量料金から10%を割引
・現在のeタイム3よりも、スマー
ト電化がよりオトク
・スマート電化住宅の場合
(契約容量12kVA、11,961kWh/年)
⇒従来のeタイム3より 年間15,000円以上オトク
【機器の前提】
温水セントラル暖房(ヒートポンプ式)
エコキュート
IHクッキングヒーター
・2017年4月1日より、電気の使用量の多いお客さま向けの「エネとくLプラン」、
「ほくでんエネモール」 ポイント会員のお客さま
新たなサービスで獲得できるポイント
(どちらのポイントを獲得するかお選びいただける)
いずれかを年間
360ポイント
または
「電気」と「LPガス」を両方ご利用のお客さま
電気
LPガス
(会員登録)
合計すると、
年間
2
,
000ポイント以上
を獲得できる
北海道エア・ウォーターグループの LPガスをご利用中のお客さま
サービスご利用状況に応じて
年間
1
,
200ポイント
程度 LPガスのご利用状況に応じて年間600ポイント
程度■
北海道エア・ウォーター(株)との業務提携 ②
・電力小売全面自由化を迎え、新たに会員制Webサービス(サービス名称:ほくでんエネモール)を昨年
6月1日より開始。(今年6月末時点で約59,000会員)
・お客さまにお楽しみいただける各種コンテンツやおトクなポイントサービス等を提供しており、サイト ご利用状況に応じて年間約1,200ポイントが貯まる。
・貯めたポイントは他社ポイントへの移行や北海道のご当地商品、地域貢献へ利用できる。ポイント移行 先として北海道企業だけでなくauやJAL、楽天とも提携しており、今後も移行先企業の拡大に取り 組み、お客さまにとってより魅力的なサービスとなるよう更なる充実を図っていく。
■
会員制Webサービス「ほくでんエネモール」の提供・拡充 ③
暮らしや北海道各地域の情報を知る ポイントを貯めて使う
暮らしに役立つ情報として、北海道の人気月刊情 報誌「HO[ほ]」、「O.tone[オトン]」、および「北海 道じゃらん」と連携し、道内各地域の飲食店の紹 介、話題の家電製品紹介、および子ども連れでの おススメお出かけ
スポットを紹介する 記事を毎月展開。
貯めたポイントは、お買い物やチャリティーに活用できる。
サイト内でのイベントへ参加する 電気の使い方がわかる
アンケートや、写真・
コメント投稿を募集するなど、 サイト内でお客さま参加型の イベントを随時開催。
「Web料金お知らせサービス」
毎月の電気ご使用量や料金などを インターネット上で確認できる。 過去24か月のご使用量をグラフで
北海道の ご当地商品と 交換
地域団体への チャリティー 利用
■
スマート電化の採用促進に向けた活動 ④
46
・社会的な省エネルギーに対する関心の高まりを踏まえ、「お客さまの視点に立った最適なエネル ギーシステム・サービスの推奨」を基本として、電気の効率的な利用方法の提案および省エネル ギーや低炭素化に資する「エコキュート」・「あったかエアコン(寒冷地向け暖冷房エアコン)」 等のスマート電化(※)のPRを中心とした販売活動を行っていく。
・家電量販店の店舗内で、「スマート電化」と会員制Webサービス「エネモール」のPRイベントを実施。
・厳寒の北海道でも十分な暖房能力を発揮する「あったかエアコン」や、ヒートポンプ式電気給湯機である 「エコキュート」「ネオキュート」などのスマート電化機器を積極的に紹介。
スマート電化PRイベントの開催
新料金メニュー「eタイム3プラス」のPR
・省エネに資するスマート電化推進の観点から、ヒートポンプ暖房等を利用されるお客さま向けのメニューを 新たに設定。
・新築や新規機器設置顧客をターゲットとした広告(住宅雑誌等)や、サブユーザーイベント(スマート電化 住宅の内覧会等)を活用してメニューPRを実施。
・お客さまの建物の状況に応じてエネルギー量やコスト、CO2
排出量などを試算のうえ、お客さまに最適なプランをご提案。 ・省エネ診断サービスなどの増員により、サービスを向上。 ・ほくでんグループの「トータルソリューションサービス」の
紹介を実施。
・新たにWebサービス「WEB料金実績照会サービスe-assist」
を4月より開始。
■
法人のお客さまへの営業活動 ⑤
・ご使用状況に応じた契約内容見直し等による省コスト提案や、ヒートポンプ機器の導入等による 省エネルギー提案等、お客さまのニーズに沿った営業活動を展開していく。
・また、ほくでんグループでは、電気事業のみならず「省エネ促進」、「自然エネルギー・環境」、「土木・ 建築」、「資機材調達」、「ビジネスサポート関連」等様々な分野でお客さまのビジネスをサポートして おり、ほくでんグループ一体となって「トータルソリューションサービス」を提供していく。
<WEB料金実績照会サービスの概要>
法人のお客さまへのご提案
電気料金や過去のご使用実績をWEBでご確認いただけるサービスを提供。ご使用量の見える化で、コスト
48
・当社のさまざまな取り組みについて、あらためてより多くのお客さまに知っていただくために、 長年にわたり世代をこえて愛されている“ハローキティ”とコラボレーションしたPRを開始。 ・今後は、ハローキティとのコラボレーションを通じて、「ずっと、一緒に。ほくでん」を合言葉
に、当社を今まで以上に身近に感じてもらい、何でもお気軽にご相談いただけるよう、しっかり とPRしていく。
7月25日 コラボ記念イベント
テレビCM
「エネモール篇」
ポスター広告
【参考】当社の取り組みの認知度向上に向けた活動
■
事業領域の拡大
・当社は、昨年度の経営計画において、成長戦略の展開に向けて事業領域の拡大を目指すこととし、 北海道外での電力販売および道内でのガス供給事業を展開していくこととした。
・北海道外での電力販売および電源保有については、昨年10月、「首都圏エリアでの電力販売の開
始および福島県・相馬港における天然ガス火力発電事業への参画」について公表。首都圏エリア での電力販売については、既にこの4月より複数のお客さまへ電力の供給を開始している。
・道内でのガス供給事業については、本年4月に、エア・ウォーター㈱および岩谷産業㈱と、道内で
のLNG供給事業に関する業務提携について基本合意し、事業開始に向けた営業活動を開始した。
・今後も事業領域の一層の拡大を図り、「総合エネルギー企業」として、お客さまへ貢献し続けら れるよう取り組んでいく。
50
<事業領域拡大のイメージ>
首都圏販売部を新たに設置し、 営業活動を積極的に展開。
北海道外での電力販売
石狩LNGタン ク等完成を見据え お客さまへの営業活動を開始し、 事業を展開していく。
道内でのガス供給事業
その他にも、グループの技術・ノウハウを 活用できる事業案件を発掘していく。
北海道内での電気事業
(ほくでんグループの基盤となる 事業)
周辺事業の展開( 省エネ提案、ESCO、再エネなど)
事業エリア の 拡大
事業分野 の 拡大
■
首都圏エリアでの電力販売の開始
・2016年4月から「電力の小売全面自由化」が開始。
・当社はこの環境の変化を自らが成長する機会ととらえ、昨年11月より首都圏エリアにおいて電力
販売を開始。本年4月には新たに「首都圏販売部」を設置し、営業体制を強化。
・厳しい環境下にはあるが、精力的に営業活動を進め、着実に成果を積み上げていく。
・販売する電力については、当面は道外で調達することとし、道内での安定供給を前提に泊発電所 再稼働後の自社電源活用にも取り組んでいく。
首都圏エリアでの電力販売の概要
対象とするエリア
首都圏エリア
栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・山梨県・ 静岡県(富士川以東)
※ 離島供給約款が適用されている地域は除く。
対象とするお客さま
特別高圧・高圧のお客さま
※ ご家庭など低圧のお客さまについては、特別高圧・高圧分野でのお客さま獲得状況や、 他社の低圧分野での競争状況や顧客獲得状況などを踏まえて検討する。
首都圏にて高圧・特別高圧で電気をお使いの方は、こちらへお気軽にご連絡ください
■
福島県・相馬港における天然ガス火力発電事業への参画
・当社は、昨年10月、2020年春の商業運転開始を目指す「福島県・相馬港における天然ガス火力発電
事業」への参画を決定。
・将来にわたり、約10万kWの自社電源を道外で確保。首都圏エリアでの電力販売において、最大限に
活用していく。
52 本発電事業の実施主体
福島ガス発電株式会社
○事業パートナーと出資比率
石油資源開発株式会社 (33.0%)
三井物産株式会社 (29.0%)
大阪ガス株式会社 (20.0%)
三菱ガス化学株式会社 ( 9.0%)
北海道電力株式会社 ( 9.0%)
福島天然ガス発電所 概要
名 称 福島天然ガス発電所
建設予定地
福島県相馬郡新地町 相馬港4号埠頭
※ JAPEX相馬LNG基地隣接地
動力および発電方式 ガスタービンおよび汽力(コンバインドサイクル方式)
燃 料
天然ガス(LNGを気化)
※ 隣接するJAPEX相馬LNG基地へLNGの気化と天然ガスの供給を委託予定
発電規模 118万kW(59万kW発電設備×2基)
今後の予定
2017年 秋 建設工事着工
2019年 秋 試運転開始
2020年 春 商業運転開始(59万kW) ※ 118万kW規模は同年夏以降
■
道内での
LNG
供給事業の概要(
LNG
の流れ) ①
当社LNGタンクの完成予定 No.3タンク:2018年 8月 No.4タンク:2020年10月
当社所有の
LNG
タンク
(石狩
LNG
基地内に建設中)
工場などのお客さま
LNG
の調達
石狩湾新港発電所
LNG(天然ガス)の流れ
電気の流れ
23万kl×2基
LNG
: :
お客さまのニーズに応じてガスと電気の双方をお届け
電気
・LNG供給事業では、提携先2社(エア・ウォーター㈱および岩谷産業㈱)が準備するタンクローリー
にLNGを積み込み、お客さまのLNGの受入れ設備へ輸送する、いわゆる「液売り」を行う。
当社
提携先
お客さま
当社
提携先
お客さま
当社によるお客さまへの販売
提携先
2
社によるお客さまへの販売
LNG卸供給 LNG払出し
卸供給契約 輸送委託契約
LNG供給契約
LNG
輸送・販売
LNG供給契約
LNG輸送
電力販売 LNG・電力販売
営業面での協力
■
LNG
供給事業における役割分担のイメージ ②
○LNG供給事業における、当社と提携先2社(エア・ウォーター㈱および岩谷産業㈱)との役割分担の
イメージは、以下のとおり。
・当社から提携先2社にLNGの卸供給を行い、この2社がお客さまに輸送・販売。【左図】
・当社から直接、お客さまに販売する場合には、LNGの輸送に加え、お客さまへのサテライト設備
(LNGの受入れおよび貯蔵・気化設備)やガスの効率的な利用方法に関するご提案等、両社から営
業面で協力いただく。【右図】
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泊発電所の再稼働に向けた取り組み
~積丹半島西岸の海岸地形の成り立ち本年3月10日の審査会合において、「地震性隆起であることを否定することは難しい」との新たな判断が示された。 当社は、これまでの審査会合における議論やさらなる社内検討も踏まえ、泊発電所の安全性をより一層高める観点か ら活構造を仮定した検討を行い、7月28日の審査会合において「積丹半島北西沖に活断層を仮定すること」および 「活断層を仮定した場合の発電所の揺れの大きさを評価する地震動評価」について説明した。
審査会合においては,積丹半島北西沖に仮定した活断層の前提となる地形,地質・地質構造に関する検討結果につい てご了解いただいた。合わせて、「地震動評価において、断層の走向(方向)や長さ等について安全側の評価となるよ うに検討すること」とのコメントがあった。
積丹半島北西沖の断層による地震動を安全側に評価することなどについて速やかに検討し、できるだけ早くヒアリン グや審査会合で説明していく。
① 積丹半島の形成に関する検討
② 積丹半島の段丘分布高度に関する検討 ③ 積丹半島の海岸地形分布高度に関する検討 ④ 積丹半島西岸近傍海域の地質構造等に関する検討 ⑤ 積丹半島の隆起要因に関する検討
⑥ 敷地近傍陸域の地質・地質構造に関する検討、 敷地周辺の活断層調査など
[積丹半島の海岸地形に関する当社検討]
泊発電所 積丹半島
岩内平野
①,⑤ ②
③
④
⑥
積丹半島の海岸地形は、地震性隆起による ものではなく、潮位変化や波浪時の波食、風 化作用により形成されたものであり、敷地およ び敷地近傍を含む積丹半島西岸には、後期 更新世以降の活動を考慮する活構造(震 源として考慮すべき活断層)は認められない。
56 現在の検討状況
積丹半島北西沖の断層による 地震動を安全側に評価するこ となどについて検討中
[本年3月10日の審査会合]
[7月28日の審査会合]
地震性隆起であることを 否定することは難しい
・敷地及び敷地近傍を含む積丹半島西岸には、こ れまで当社が実施してきた各調査・検討結果を 総合的に踏まえると、後期更新世以降の活動を 考慮する活構造(震源として考慮する活断層) を示唆する特徴は認められないことから、活構 造が存在する可能性は十分小さいと考えられる。 ・泊発電所の安全性をより一層高める観点から、
積丹半島北西沖に活断層を仮定すること ・活断層を仮定した場合の発電所の揺れの大きさ
を評価する地震動評価。
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泊発電所の再稼働に向けた取り組み
~ 防波堤に関する課題<津波により防波堤が損傷した場合の発電所設備への影響評価>
○ 泊発電所では、平常時の復水器に必要な安定した冷却水の取水などを目的に港内の静穏度を確保す るため、敷地前面の海域に防波堤(北・南防波堤、ケーソン式混成堤)を設置している。
○ 基準地震動・基準津波の見直しに伴う防波堤への影響については、これまで課題の抽出等を行い検 討を進めてきたが、審査会合等において「津波により防波堤が損傷した場合の発電所設備への影響な どについて、詳細に評価すること」などのコメントをいただいたことから、解析的評価および水理 模型実験の検討を進めており、発電所設備への波及的影響がないことをできるだけ早く説明してい く。
[泊発電所 防波堤の概略]
構 造
ケ ーソン 天 端高(m)
延 長 (m) 北 防波堤 ケ ーソン 式混成 堤 T.P.+4.5 422
T.P.+3.5 340
北防波堤標準断面図