資料シリーズNo. 96 2011年11月独立行政法人
労働政策研究・研修機構 The Japan Institute for Labour Policy and Training独立行政法人 労働政策研究・研修機構
No. 96 2011年11月
JILPT 資料シリーズ
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
契約社員の就業実態
̶ 個人ヒアリング調査から ̶
契約社員の就業実態 個人ヒアリング調査か
ら
JILPT 資料シリーズ No.96 2011年
The Japan Institute for Labour Policy and Training
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
契約社員の就業実態
̶ 個人ヒアリング調査から ̶
ま え
造 経済 サ 化 化 進展 働く人々 意識 多様化
いわゆ 非正規雇用者 増加 い 非正規雇用者 多く 雇用保障 程度や賃金 水準 正社員 異 こ う 変化 企業経営や職場運営 あ 方
社会や経済 あ 方 大 影響を え 考え
造 こ 非正規雇用者 雇用 安定 処遇 向 関連 2008 年 4 月 改正 トタイム労働法 施行 目 労働者派遣法 改正法案 国会 程
い こ 対 本資料シ 契約社員 呼ぶ 直接雇用 フ タイム有期契約 労働者 い そ 適 活用 労働条件 整備 い 特別 定 法 存在
い 現状 あ 多く 現在 事 対 相対的 強い 満を表明
い こ 各種統計調査 明 い
造 そこ 労働政策研究 研修機構 JILPT プ ェ ト研究 多様 働 方へ 対応 事 生活 調和 ワ イフ ン 推進 向 就業環境 整備 在
方 関 調査研究 サ テ マ 2009 年度 2011 年度 契約社
員 人事管理 関 研究 組 こ JILPT サ テ マ
研究成果 2010 年 3 月 契約社員 人事管理―企業 ア ン 調査 ― JILPT 資料シ No.65 2011 年 3 月 契約社員 人事管理 就業実態 関 研究 JILPT 労働政策研究報告書 No.130 刊行 い 本資料シ 契約社員 働 く人々 直面 い 具体的 課題を明 こ を目的 研究 一環 実
施 個人 ア ン 調査 記録を あ 調査 協力い い 皆様
こ 場を借 礼を申
造 本資料シ 政策担当者を 企業経営者 人事担当者 契約社員 働く人々 参考 幸い あ
2011 年 11 月
独立行政法人造 労働政策研究 研修機構 理事長造 造 山造 口造 造 浩造 一造 郎
執筆担当者
氏造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 所造 属
高橋造 康こ う 造 労働政策研究 研修機構造 研究員
開い 奈穂美造 労働政策研究 研修機構造 臨時研究協力員
東京大学大学院人文社会系研究科 社会学 博士課程
造 執筆箇所 記を除く全編
第Ⅱ部
YF YG YI 各氏
※全体 編 高橋 担当
その他の研究参加者
浅尾あ 造 造 裕ゆ 造 労働政策研究 研修機構造 労働政策研究所長
※所属 2011 年 9 月末時点
目 次
え
執筆担当者 目次
第 部 調査研究の概要造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 1 第 章 調査概要造 シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 3 造 造 第１節造 研究 目的造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 3 造 造 第 節造 個人 ア ン 調査造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 5 造 造 第 節造 サンプ ン 関わ 留意点造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 9 第 章 契約社員の就業実態造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 11 造 第１節造 概観造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 11 造 造 １造 概要 プ フ
造 造 造 経
造 造 造 契約社員 経緯 造 造 造 職場 事内容
造 造 造 雇用 労働条件
造 造 造 現在 事 い 評価 造 造 造 今後 キャ ア
造 造 造 事 い 考え方 そ 課題
造 第 節造 契約社員 特徴 関連 析造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 14 造 造 １造 事内容
造 造 造 就業形態選択理由 造 造 造 安定雇用
造 造 造 賃金 関連 造 造 造 正社員転換希望 造 造 造 派遣労働 類似性
造 第 節造 契約社員 類型 関連 析造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 26 造 造 造 １造 契約社員 就業類型
造 造 造 造 類型 析 造 造 造 造 (1)造 専門職型 造 造 造 造 (2)造 若年型 造 造 造 造 (3)造 家計補助型 造 造 造 造 (4)造 生計維持型
造 章末付表造 調査結果 概要造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 33 第 章 含意造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 35 造 第１節造 契約社員 特徴 関連 析 造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 35 造 第 節造 契約社員 類型 関連 析 造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 36 引用文献一覧造 造シシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシシ造 39
第 部 調査結果 ··· 41 XA 氏 造 60 男性 造 造 造 倉庫 軽作業
XB 氏造 48 女性 造 造 造 コ ンタ マネ ャ XC 氏 造 56 女性 造 造 造 金融機関 金融事務
XD 氏造 30 女性 造 造 造 貨物会社 一般事務 XE 氏 造 35 女性 造 造 造 民間団体 広報事務 YA 氏 造 34 男性 造 造 造 大学 研究職
YC 氏 造 37 男性 造 造 造 研究機関 研究員
YE 氏 造 51 女性 造 造 造 公的団体 付相談担当 YF 氏 造 30 代半 女性 造 大学 就職支援業務 YG 氏造 46 男性 造 造 造 病院 人事労務担当
YH 氏造 40 代 男性 造 造 造 大手企業 コンサ タント YI 氏 造 40 代前半 女性 造 大手企業 健康管理業務
YJ 氏 造 49 女性 造 造 造 公的団体 事務職 一部 専門的業務 ZA 氏 造 25 男性 造 造 造 郵便会社 配達員
ZB 氏 造 27 女性 造 造 造 医薬品工場 検査業務 ZC 氏 造 27 男性 造 造 造 半導体工場 オペ タ ZD 氏 造 26 男性 造 造 造 郵便会社 配達員
ZE 氏 造 48 男性 造 造 造 警備会社 人事総務事務
第Ⅰ部 調査研究の概要
第 章 調査概要
第 節 研究の目的1
本研究 契約社員 ＝直接雇用 フ タイム有期契約労働者 定年後再就職者を除い 者 人事管理 就業実態 い 実証的 研究 こ 彼 彼女
処遇 向 び雇用 安定 求 対策 い 含意を得 こ を目的 あ 23
直接雇用 フ タイム有期契約労働者 注目 理由 改正 トタイム労働 法 労働者派遣法 間隙 置 そ 適 活用 労働条件 整備 い 特別
定 法 存在 いこ わ そ 多く 現在 事 対 相対的 強
い 満を持 い こ あ
2008 年 4 月施行 改正 トタイム労働法 短時間労働者 雇用管理 改善等 関 法 い 1 間 所定労働時間 通常 労働者 比 短い労働者 ト タイム労働者 処遇 向 雇用 安定を狙い 通常 労働者 均衡 均等待遇 あ 方 通常 労働者へ 転換を推進 措置 あ 方 規定 方 労 働者派遣事業所 派遣労働者 い 現行 い 事業規制 いう形を通 あ
労働者派遣法 労働者派遣事業 適正 運営 確保及び派遣労働者 就業条件 整備等
関 法 労働条件 わ いく 規定 い こ
対 契約社員 い こ 2 法 間隙 あ 適 活用 労働条件 整 備 わ 特別 法 存在 い 現状 あ 456 こ 労働者 う 課題
1 本節 記述 多く 労働政策研究 研修機構編 2011 第 1 章第 1 節 記述を踏襲 あ
2 契約社員 いう言葉 こ う 用法 必 法 的 根 基 く く あく 本資料シ
用い あ
3 直接雇用 フ タイム有期契約労働者 定年後再就職者 を除外 理由 い 労働政
策研究 研修機構編 2011 第 2 章第 1 節 図表 2-1-1 を参照 い
4 直接雇用 フ タイム有期契約労働者 わ 法 告示 く いわ い 具体的
使用者 期間 定 あ 労働契約 い そ 労働契約 労働者を使用 目的 照 必要以 短い期間を定 こ そ 労働契約を 復 更新 こ い う配慮
い 旨を規定 労働契約法 第17 条 有期労働契約 締結 更新 雇 関 基準 2003 年 10 月 2 日厚生労働省告示第 357 号 あ そ 直接雇用 フ タイム有期契約労働者を念頭 い 文書 2008 年 7 月 29 日 厚生労働省 公表 有期契約労働者 雇用管理 改善 関 イ イン あ
5 トタイム労働者 雇用管理 改善を検討 際 直接雇用 フ タイム有期契約労働者 雇用
管理 改善 言及 こ いわ い 具体的 改正 トタイム労働指針 2007 年 10 月 1 日厚生労働省告示第326 号 い 所定労働時間 通常 労働者 一 有期契約労働者 い 短 時間労働者法第2 条 規定 短時間労働者 該当 い 短時間労働者法 趣旨 考慮 あ
い 改正 トタイム労働法 見直 を検討 厚生労働省 設置 今後
トタイム労働対策 関 研究会 今後 トタイム労働対策 関 研究会報告書 2011 年 9 月 15 日 い トタイム労働者 様 雇用管理 改善 必要 あ フ タイム有期契約労働者 い
実質的 期間 定 い を含 トタイム労働法 適用対象 大 可否 いう視点 検討 こ 要 あ こ を指摘 い
6 目 こ 労働者 保護を目的 法 制定 い 法改正 向 議論 進行中 あ
具体的 2009 年 2 月 厚生労働省 有期労働契約研究会 設置 2010 年 9 月 10 日 有期労働
－ 申 －
－ 4 －
直面 い そ 課題 解決 う 対策 求 い 議論
そ 人事管理 就業実態 い 実証的 研究 こ い
表 1-1-1 就業形態別に た労働者の満足度得点
76.7
6.9 36.6
0.7 18.6
-3.3 -20
0 20 40 60 80 100
雇用の安定性 賃金
正社員 パートタイム労働者 契約社員
資料出所：造 厚生労働省 就業形態 多様化 関 総合実態調査 2007 年
注：造 満足度得点 満足 ポイント 受2 やや満足 ポイント 受1 やや 満 ポイント 受-1 満 ポイント 受-2 計算
表 1-1-2 就業形態別に た就業形態選択理由、今後の働 方に対 希望 ％
12.2
20.9 31.5
46.8
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0
正社員として働け
会社 った
正社員 変わ たい
パートタイム労働者 契約社員
資料出所：造 厚生労働省 就業形態 多様化 関 総合実態調査 2007 年
厚生労働省 就業形態 多様化 関 総合実態調査 契約社員 雇用 安定性 賃金 い 満足度 正社員や トタイム労働者 そ を大
く 回 表 1-1-1 7 調査 契約社員 トタイム労働者
契約研究会報告書 2010 年 10 月 労働政策審議会労働条件 科会 い 有期労働契約 あ 方 い 議論 2011 年 8 月 3 日 有期労働契約 関 議論 中間的 整
理 公表 こ あ
7 ここ 調査 契約社員 定義 特定職種 従事 専門的能力 揮を目的 雇用期
間を定 雇用 者 い 点 注意 必要 あ 一般 専門的職種 労働者ほ 事 関 満
足度 高いこ を考慮 専門的職種以外 含 有期契約労働者 満足度 こ い
予想
－ 5 －
比較 正社員 働 会社 現在 就業形態を選 者 今後
働 方 正社員 変わ い 考え 者 割合 高いこ 表 1-1-2 ここ こ 労働者 雇用 安定性や処遇 側面 い 決 く い課題
直面 い こ 示唆
こ う 状況 本研究 2009 年度 企業 ア ン 調査を実施 2010 年 度 個人 ア ン 調査を実施 事業所 従業員アン ト調査 析 個 人アン ト調査 析を行 8 そ 調査 析を総合 最終報告書 労 働政策研究 研修機構編 2011 刊行 い こ 対 本資料シ
個人 ア ン 調査 結果を 貴 コ 保全を図 9 そ
定性的 析 内容 析 を施 こ 最終報告書 い 示 知見 具体的事例
肉付 を 位置
第 節 個人 ン 調査
個人 ア ン 調査 首都圏 び地方都市 九州地方 実施 九州 地方都市 個人 ア ン 調査を実施 第 1 大都市以外 地域 契約社員 就業実態 を把握 第 2 首都圏へ 移動 容易 い地域 居 契約社員 状況を把
握 あ
首都圏調査 労働政策研究 研修機構 JILPT ムペ 募 民間 ニ タ 会社を通 募 2 方法 実施 募 対象者 勤務先 企業 直接雇用 契約を結 い 有期雇用契約 あ フ タイム 勤務 い 3 条件を 満 者 あ JILPT ムペ 募 2010 年 6 月 16 日～17 日
調査者 JILPT 側 提示 要件を満 調査 協力 え 個人 応募 フ ム 連絡先 を入力 う形 行 そ 結果 14 応募 あ 日程
都合 4 を除く 10 対 調査を実施 方 民間 ニタ 会 社 インタ ネット ニタ 会社 を通 募 2010 年 10 月 13 日 個人情報秘 匿を条件 調査者 JILPT 側 提示 要件を満 録 ニタ 15 ト 提供を 形 行 そ 後 調査者側 年齢 性別 職種を考慮 5 を選定 調査を実施
地方都市調査 九州地方 個人加入労働組合 協力を得 組合 組合員5 対 実施 募 対象者 首都圏調査 場合 あ
調査実施時期 2010 年 6 月～2010 年 11 月 あ 10 実施概要 質問項目 表 1-2-1
8 企業 ア ン 調査 事業所 従業員アン ト調査 個人アン ト調査 概要 い 労働政策研究 研修機構編 2011 第 1 章第 3 節を参照
9 こ う 形 コ を保全 こ 様 問題関心を持 研究者 対 定性的 タ
次 析 機会を提供 いう意義 あ
10 こ 調査 先立 質問事項や調査手法を適 契約社員 働く40 代
－ 制 －
表 1-2-2 通 あ 11 1 人あ 調査時間 90 程度 あ 調査対象者 職場や
自宅近く 喫茶店 フ ト ン 対面 実施 調査 際 調査対
象者 許可を得 IC コ 会話を録音 12 コ 原案を作成 際
参考 い 本資料シ 第Ⅱ部 掲載 い コ い
コ 原案を調査対象者 付 内容 確認 修正 掲載許諾を あ
13
表 1-2-1 個人 ン 調査 実施概要
対象者 年齢 性別 調査日 調査地 対象者ア 備考
XA 氏 60 男性 2010 年 6 月 5 日 九州地方 個人加入労働組合 ※ XB 氏 48 女性 2010 年 6 月 6 日 九州地方 個人加入労働組合 ※ XC 氏 56 女性 2010 年 6 月 10 日 九州地方 個人加入労働組合 ※ XD 氏 30 女性 2010 年 6 月 19 日 九州地方 個人加入労働組合
XE 氏 35 女性 2010 年 6 月 27 日 九州地方 個人加入労働組合 ※ YA 氏 34 男性 2010 年 7 月 4 日 首都圏 JILPT ムペ
YB 氏 61 男性 2010 年 7 月 5 日 首都圏 JILPT ムペ ※ YC 氏 37 男性 2010 年 7 月 7 日 首都圏 JILPT ムペ
YD 氏 41 女性 2010 年 7 月 11 日 首都圏 JILPT ムペ ※ YE 氏 51 女性 2010 年 7 月 16 日 首都圏 JILPT ムペ
YF 氏 30 代半 女性 2010 年 7 月 17 日 首都圏 JILPT ムペ ※ YG 氏 46 男性 2010 年 7 月 24 日 首都圏 JILPT ムペ ※ YH 氏 40 代 男性 2010 年 7 月 25 日 首都圏 JILPT ムペ ※ YI 氏 40 代前半 女性 2010 年 8 月 2 日 首都圏 JILPT ムペ ※ YJ 氏 49 女性 2010 年 8 月 3 日 首都圏 JILPT ムペ
ZA 氏 25 男性 2010 年 10 月 25 日 首都圏 ニタ 会社 ※ ZB 氏 27 女性 2010 年 10 月 30 日 首都圏 ニタ 会社
ZC 氏 27 男性 2010 年 11 月 1 日 首都圏 ニタ 会社 ※ ZD 氏 26 男性 2010 年 11 月 3 日 首都圏 ニタ 会社
ZE 氏 48 男性 2010 年 11 月 16 日 首都圏 ニタ 会社
注１：インタ ュア い 高橋康 あ
注 ：備考 ※ 開 奈穂美 JILPT 臨時研究協力員 行 い
男性1 予備調査 協力 い
11 調査 ッテ ン 当日 時間的余裕 あ 場合 質問項目 本体 び別 を事前 調査
対象者 付 い
12 20 調査対象者全員 録音を許可 く
13 一般 個人 ア ン 調査 コ を作成 公表 あ (1)固有 詞を匿 化 コ を公表 旨を調査対象者 了 い 調査対象者 内容 確認 修正 い
場合 (2)調査対象者 内容 確認 修正を 場合 あ こ 資料シ コ
を 正確 高度 水準 調査対象者 プ イ シ を保護 こ を企図
後者 手順を踏
－ 刷 －
表 1-2-2 個人 ン 調査 質問項目 本体
契約社員の働 方とキャ に関 ンタ ュ 調査
※ い 別紙 事前記入シ ト 記入願い
※い 答えい 範 内 結構
造 プ フ 造 別紙 事前記入シ ト 記入願い 造 職 造 別紙 事前記入シ ト 記入願い 造 直近 就職活動 状況 契約社員 理由 正社員
う 選択肢 あ 造 現在 会社 概要
造 現在 会社 事内容
職場構成 組織構成 就業形態別人員構成
造 現在 事内容 業務 内容 び責任 程度 就業形態 人 い
こ 事内容
事内容 い 今後 見通
造 現在 労働条件造 別紙 事前記入シ ト 記入願い 造 契約期間 労働時間制度 実労働時間
造 賃金形態 賃金額 年 現在 会社 賃金 増減
造 異動 可能性 事へ変わ 可能性 事業所へ異動 可能性 造 福利厚生 法定内 法定外 労働組合
造 能力開 職場 教育訓練 合研修 自己啓 造 就業形態 人 待遇 い
造 現在 会社 職場 事内容 労働条件 対 評価 満足点 満点 造 会社 職場 対 評価
造 事内容 対 評価 造 労働条件 対 評価
造 働 い 事意欲 そ 満足点 満点
造 今後 キャ ア希望 そ 向 組 正社員 用制度 有無 正社員 用 希望 見込
造 事 対 考え方 組織 会社 対 考え方 造 そ 事 生活 課題
－ 券 －
表 1-2-2 個人 ン 調査 質問項目 別紙
別紙 事前記入シ ト
．プロフ
年齢：造 造 造 造 造 造 年造 造 造 月生 造 造 造 造 造 造 ←数字を記入
最終学 ：造 1.中学造 2.高校造 3.専門学校造 4.短大造 5.高専造 6.大学造 7.大学院造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 年造 造 造 月造 卒業 中退造 ←卒業 中退の年月を記入
造 家族構成造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造
造 造 造 造 造 造 例：夫 子 2 人 義母
．職歴 例に ら てご記入願いま
年造 月 勤務先 事内容 就業形態
例 1997.4～1998.3 造 造 造 1999.4～2003.3
○受銀行
△受商事
人事労務担当 営業事務 注業務
正社員 ト
．現在の労働条件
造 雇用契約 期間：造 造 造 造 造 ヶ月 造 所定労働時間：造 １日造 造 造 造 造 時間
造 残業時間：造 １ 間 均 造 造 造 造 時間 い
造 賃金形態：造 1.時給造 造 2.日給造 造 3. 給造 造 4.月給造 造 5.年俸 造 賃金額：造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造 造
造 年 ：造 そ造 造 造 造 造 造 造 造 万
造 会社 適用 い 制度：造 ○ あて ま もの べて
造 1.厚生年金造 2.共済年金造 3.組合健康保険造 4.協会 造 5.雇用保険造 6.賞
7.退職金造 8.企業年金造 9.社宅 家賃補助造 10.慶 金造 11.福利厚生施設 利用 造
－ 9 －
第 節 サンプ ン に関わ 留意点
本章第1 節 述 う 本資料シ 刊行 主要 狙い 個人 ア ン 調査 結果 定性的 析 内容 析 を施 こ 一連 研究 最終報告書 あ 労働政策研 究 研修機構編 2011 い 示 知見 具体的事例 肉付 を こ あ そ 意味 い 本資料シ 刊行 少 く い意義 あ 考え
造 今回 個人 ア ン 調査 調査対象者 出 サンプ ン いう点 無 視 い制約を負 い 以 そ 点 関わ 留意点を述 い
調査対象 あ 契約社員 ＝直接雇用 フ タイム有期契約労働者 定年後再就 職者を除い 者 網羅的 母 団 帳 存在 いこ 言う い 雇用労 働者全体 占 契約社員 割合 い い数%程度 あ 14 決 高く いこ
民基本 帳 基 い 一定 人数を ン ム サンプ ン そ 契 約社員 該当 者 ア ン 調査 依頼を いう方法 効率的 い ン ム サンプ ン いう条件を満 方法を採用 現実的 い いう 実 情 あ
造 そこ 本調査 次善 策 地域 性別 年齢 職種 い 基本属性 を 考慮 調査者 JILPT 側 調査対象者を募 あ い 紹 を依頼
いう方法を採用 そ 際 第2 節 記 う 調査対象者 多様性 を高 単一 経路 く3 経路 調査対象者を募 紹 依頼 1516
造 3 経路そ 一定 イア あ こ 否定 い 第1 ニ
オン シ ップ制 い 個人加入労働組合を通 紹 調査対象者
自 抱え い 満や 安を 一般的 人 言葉 表現 者 多
く含 い 可能性 あ 第 2 JILPT ムペ を通 募 調査対象者 日頃 人事労務管理や労使関係 労働問題 大 関心を持 い 者 多く 含 い 可能性 あ 実際 こ 経路を通 募 調査対象者 広義
人事関連業務担当者 多 17 第3 ニタ 会社を通 募 調査対象者
14 参考 労働政策研究 研修機構編 2011 第 2 章第 2 節 い 契約社員 人数 割合 推計 雇用労働者全体 6%～9%程度 理解 適当 結論 出 い
15 個人 ア ン 調査 対象者を募 紹 依頼 際 複数 経路を用い いう方法 こ
え 日本労働研究機構 97 フ タ 対 調査 い 専門学校を通
紹 情報 マ 募 ア イト情報 フ ム 募 いう3
経路 用い い 日本労働研究機構 2000 様 労働政策研究 研修機構 88 派遣労
働者 対 調査 い 派遣社員 所属 労働組合 紹 派遣会社 紹 人材
ネ マ ン 公募 楽天 サ 社 ニタ ト いう4 経路 用い
い 奥 2010 連合総合生活開 研究所 120 ワ キン プア 対 調査 う 労働組合や支援団体 数十 経路を用い 調査対象者を募 紹 依頼 い あ 連合総 合生活開 研究所編 2010 2011
16 具体的 個人加入労働組合 紹 JILPT ムペ 募 結果 契約社員 多く含
予想 20 代あ い 現業職 契約社員 十 こ ニタ 会社を通
募 際 そ 年代あ い 職種 契約社員を多 選定 う心
17 詳細 第2 章 章末付表 第Ⅱ部 コ を参照
－ 週田 －
定義 自宅 インタ ネットを利用 環境 あ 者 限定 い
以 う 制約 サンプ ン を い 地域 性別 年齢 職種 を考慮 い 主 第2 章第 1 節 示 う 何 う 何
い 数 的 析結果 い あ 程度幅を持 解釈 必要 あ こ 対 主 第2 章第 3 節 示 う 基本属性 基 い 作成 類型 関連 析結 果 い 数 的 析結果 比 信頼性 高い 考え 1819
こ 本研究 対象者を 直接雇用 フ タイム有期契約労働者 定年後再就 職者を除い 者 い 60 代層 サンプ ン あ 定年を経験 い
否 を事前 指定 別 こ 調査対象者 1 YB 氏
定年後再就職者 含 い 直接雇用 フ タイム有期契約労働者 定年後再 就職者を除い 者 いう定義こそ満 契約社員 経緯 わ 例外的
者 1 YD 氏 含 い 20 こ 2 い コ 掲載を見
析 除外 こ
18 労働組合加入や JILPT ムペ 閲覧 自宅 インタ ネット利用環境 有無 基本属性 就業実
態 関係 方 影響を え い 可能性 い 考え あ
19 第2 章第 3 節 類型 う 若年型 現業職 契約社員 含 い 点 注意
必要 あ 労働政策研究 研修機構編 2011 第 7 章 本資料シ 浮 び
く う 若年型 契約社員 特徴 職種をコント 確認
20 大手商社 子会社 X 社 入社 予定 あ 人事手続 都合 一時的 親会社 あ 大手商社 契約社員 い 者 あ
－ 週週 －
第 章 契約社員の就業実態
第 節 概観
本節 章末付表 基 析対象 18 就業実態を概観 21 そ
際 第1 章 記 う 本調査 サンプ ン 関 制約を
い 点 留意 必要 あ
． ス概要とプロフ
造 性別 男性 9 XA 氏 YA 氏 YC 氏 YG 氏 YH 氏 ZA 氏 ZC 氏 ZD 氏 ZE 氏 女性 9 XB 氏 XC 氏 XD 氏 XE 氏 YE 氏 YF 氏 YI 氏 YJ 氏 ZB 氏
あ
造 年齢 20 代 4 ZA 氏 ZB 氏 ZC 氏 ZD 氏 30 代 5 XD 氏 XE 氏 YA 氏 YC 氏 YF 氏 40 代 6 XB 氏 YG 氏 YH 氏 YI 氏 YJ 氏 ZE 氏 50 代
2 XC 氏 YE 氏 60 代 1 XA 氏 あ
造 配偶関係を 未婚 8 XD 氏 XE 氏 YA 氏 ZA 氏 ZB 氏 ZC 氏 ZD 氏 ZE 氏 既婚 10 XA 氏 XB 氏 XC 氏 YC 氏 YE 氏 YF 氏 YG 氏 YH 氏 YI 氏 YJ 氏 い
造 最終学 を 高校卒 4 XA 氏 XC 氏 XD 氏 ZD 氏 専門学校卒 3 XB 氏 ZA 氏 ZC 氏 短期大学卒 3 YE 氏 YF 氏 YJ 氏 大学卒 5 XE 氏 YG 氏 YH 氏 ZB 氏 ZE 氏 大学院卒 3 YA 氏 YC 氏 YI 氏 い
．経歴
析対象者 経 あ 第1 注目 18 全員 何 前職
あ こ あ わ 学校卒業後 そ 現職 契約社員 就い 者 1 人 い い
第2 注目 過去 正社員 働い 経験 あ 者 18 う 14 い こ あ XA 氏 XB 氏 XC 氏 XD 氏 XE 氏 YA 氏 YE 氏 YF 氏 YG 氏 YH 氏 YI 氏 YJ 氏 ZB 氏 ZE 氏
造 第3 注目 過去 派遣社員 働い い 経験 あ 者 18 う 9 い こ あ XA 氏 XC 氏 XD 氏 XE 氏 YF 氏 YI 氏 YJ 氏 ZB 氏 ZC 氏 22
21 調査対象者 20 あ 第1 章第 3 節 述 通 定年退職を経験 い YB 氏 61 男性
契約社員 経緯 わ 例外的 あ YD 氏 41 女性 析 除外
い
22 派遣社員 契約社員 労働市場 連続性 い 本章第2 節
－ 週進 －
．契約社員に た経緯
造 析対象者 契約社員 経緯 あ 18 う 11 正社員
働くこ を第1 希望 就職活動を い 点 注目 XA 氏 XB 氏 XC 氏 XD 氏 YC 氏 YG 氏 YJ 氏 ZA 氏 ZB 氏 ZD 氏 ZE 氏 こ 11 ほ
本当 正社員 働 そ い 察知 就職活動を いう
者 2 YE 氏 YF 氏 合計 18 う 13 当初 正社員 働く こ を希望 い こ
造 方 比較的ポ テ 理由 現在 働 方 至 者 専門性 高い職種 就くこ を 視 い YA 氏 YH 氏 いわゆ ワ イフ ン 観点 正社員 以外 働 方を希望 い YI 氏 い
．職場と 事内容
造 雇用 就業形態 業実態を 第1 職場 正社員 内容 事を い 者 18 う 9 い こ 注目 XA 氏 XC 氏 YC 氏 YF 氏 YG 氏 YI 氏 ZC 氏 ZD 氏 ZE 氏 残 9 う 4 正社員 事内容 い あ 正社員を補助 いう位置 く 実質的 現場 主戦力 働い
い XD 氏 YH 氏 YJ 氏 ZB 氏
造 第2 自 正社員 事を い 否 別 職場 自 相対的
基幹的 い 事を い 雇用 就業形態 非正規雇用者 ト 派遣社員 い 者 18 う 6 い こ 注目 XC 氏 YA 氏 YC 氏 YE 氏 ZA 氏 ZD 氏
．雇用 労働条件
造 契約期間 い 1 年 13 XB 氏 XC 氏 XD 氏 XE 氏 YA 氏 YC 氏 YE 氏 YF 氏 YG 氏 YH 氏 YI 氏 YJ 氏 ZB 氏 6 ヶ月 4 XA 氏 ZA 氏 ZC 氏 ZD 氏 3 ヶ月 1 ZE 氏 い
造 労働時間 い フ タイム あ こ を募 紹 依頼 条件 い 18 全員 1 日 7 時間以 正社員 労働時間 い
造 賃金 い 回答 大 年 を推定 100 万 2 XD 氏 YE 氏 200 万 4 XA 氏 YJ 氏 ZA 氏 ZD 氏 300 万 6 XB 氏 XC 氏 XE 氏 ZB 氏 ZC 氏 ZE 氏 400 万 2 YA 氏 YI 氏 500 万 以 2 YC 氏 YG 氏 明 2 YF 氏 YH 氏 あ こ 推定 基 く 中央値 300 万 前半 23
23 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 2010 年 正社員 正職員以外 雇用期間 定 有 一般労働者 所定内給 中央値 約18 万 あ こ 比 今回 調査対象者 年 水準 高
－ 週申 －
造 職場 正社員 賃金を比較 事 内容や年齢 若 い あ 場合 含 正社員 方 賃金 高い 者 18 う 10 い XA 氏 XB 氏 XC 氏 XE 氏 YC 氏 YE 氏 YG 氏 YI 氏 ZD 氏 ZE 氏 こ 対 自 方 賃 金 高い 者 YF 氏 1 あ 24
．現在の 事に いての評価
造 ア ン 調査 現在 事 側面 い 評価を い そ
う 有期雇用 あ こ 賃金 勤務地や職種 契約 限定 い こ い
評価を 次 う
造 有期雇用 あ こ い 18 う 12 満あ い 安を表明 XA 氏 XB 氏 XC 氏 XD 氏 XE 氏 YA 氏 YE 氏 YF 氏 YG 氏 ZB 氏 ZD 氏 ZE 氏 満足 い 者 1 人 い いこ 注目
造 こ 対 賃金 い 18 う 9 何 満を表明 い XA
氏 XB 氏 XC 氏 XD 氏 XE 氏 YE 氏 YI 氏 ZD 氏 ZE 氏 方 満足 い 者 4 い YF 氏 YG 氏 ZB 氏 ZC 氏
造 勤務地や職種 契約 限定 い こ い 18 う 3 肯定的 評価を い XA 氏 XC 氏 YE 氏 次項 今後 キャ ア い 現在 会社 正社員 く い理由 正社員 転勤や職種転換 あ こ をあ
い 者 4 い XB 氏 XE 氏 YG 氏 YH 氏 両者を合わ 18 う 7 契約 限定 い こ い 直接的 い 間接的 ットを感 い こ
．今後のキャ
造 今後 キャ ア い 希望を 正社員 こ を第 1 希望 い 者 18 う 13 い XD 氏 XE 氏 YA 氏 YC 氏 YE 氏 YF 氏25 YI 氏 YJ 氏 ZA 氏 ZB 氏 ZC 氏 ZD 氏 ZE 氏 方 契約社員 働くこ を第1 希望 い
者 1 YH 氏 雇用 就業形態 特 こ わ を持 い い者 1 YG 氏 あ
正社員 こ を第 1 希望 い 13 う 現在 会社 正社員 こ を 希望 い 者 5 あ XD 氏 ZA 氏 ZB 氏 ZC 氏 ZD 氏 残 8
あ そ 理由 考え 今回 調査対象者 大学 大学院卒 者 多 含 い
こ あ 具体的 記 賃金構造基本統計調査 大学 大学院卒 割合 20.3% あ 対 今回 調査対象者 44.4% 18 う 8 い
24 YF 氏 比較対象 い 新卒 正社員 準社員 あ
25 YF 氏 正社員希望 今後 キャ ア い 時 く 事 い 考え方を
時 あ
－ 週4 －
う 7 現在 会社 正社員 用制度 い 実質的 現在 会社 正社員 可能性 い者 あ YA 氏 YC 氏 YE 氏 YF 氏 YI 氏 YJ 氏 ZE 氏
現在 会社 正社員 こ を希望 い 5 う 3 正社員
こ 転勤 義務を負 事範 大 構わ い 考え い
XD 氏 ZB 氏 ZD 氏
． 事に いての考え方、その他の課題
造 事 い 考え方を 際 雇用 安定 大 あ 考えを表明 者 18 う 11 い XA 氏 XC 氏 XD 氏 YC 氏 YE 氏 YF 氏 YI 氏 YJ 氏 ZB 氏 ZD 氏 ZE 氏 事 内容 大 あ 考えを表明 者 18 う 5 い XE 氏 YA 氏 YC 氏 ZA 氏26 ZC 氏
造 そ 課題 い 結婚 困 あ 旨を述 若年男性 1
ZA 氏 中長期的 人生計画 立 い旨を述 若年男性 1 YA 氏 い こ 注目
第 節 契約社員の特徴に関連した分析
造 本節 主 労働政策研究 研修機構編 2011 第 2 章 契約社員 特徴 第 3 節 第 4 節 枠組 沿 本章第 1 節 概観 18 就業実態を整理 析 い く
． 事内容
造 労働政策研究 研修機構編 2010 2011 高橋 2010 契約社員 いく 意味 い 正社員 近い 事を い こ 指摘 い 以 こ 点 関連
事例を 析 いく
(1) 正社員と同 事を 契約社員
造 労働政策研究 研修機構編 2011 事業所アン ト調査 基 い 契約社員 職域 正社員 近い側 広 い こ を確認 い ：29 こ 点 関連
今回 個人 ア ン 調査 職場 正社員 内容 事を い 者 18 う 9 い こ 確認 い XA 氏 XC 氏 YC 氏 YF 氏 YG 氏 YI 氏 ZC 氏 ZD 氏 ZE 氏 具体的 状況 以 通 あ
造 XA 氏 通信機材を保管 倉庫 伝票 機材 確認 車やフ フト 機
26 ZA 氏 事 内容 大 考え い 現在 事 自 合 い 思 い
あ ZA 氏 現在 会社 正社員 用を希望 い こ そ 考え 雇用 安定 大 あ
いう考え 必 矛盾 い 考え
－ 週5 －
材運搬 軽作業を行 い こ 軽作業を行 い 計5 正社員 嘱 託 正社員 定年退職者 契約社員 あ 規定 所長 正社員 嘱託へ 正社員
嘱託 契約社員へ 指示を こ い 実際 誰 指示を
い う 事 く 作業を行う5 雇用形態 就業形態 わ く 事を い
造 XC 氏 金融機関 支店 預金係 窓口業務や一般事務 事を い 職場 正社員 あ 係長 係員 正社員 準社員 契約社員 派遣社員 各 1 こ う 正社員 準社員 契約社員 事を い
造 YC 氏 研究機関 研究員 文献サ イ タ 析 報告書執筆 研究会 事務局業務 従事 い 職場 正社員 研究員 1 27 任期付 研究員 契約 社員 10 程度い 組織運営 わ 会議へ 参加を除 事内容
あ
造 YF 氏 大学 就職部 学生 面談 イ ン 準備 オ プンキャン や入試 手伝い を い 職場 正社員 準社員 契約社員 ト勤務 定年後嘱託 派遣社員 い 事内容 雇用 就業形態 いう 個々人 ッ ウン
応 担 い
造 YG 氏 病院 人事部門 労務管理 組合対応 人事シ テム 電子化 企画
業務 あ い 職場 正社員 い 事 担 特 く 互い 相談
事を進 い
造 YI 氏 大手企業 大規模 事業所 従業員 健康管理業務 あ い 具体的 健康診断 ュ 管理 健康診断 タ処理 業務 あ い 職場
正社員 契約社員 い 両者 事 担 必 明確 い28
造 ZC 氏 半導体工場 後工程 イン 電気特性 良品 ェッ 外観検査 半導体 ップ 最終検査を担当 い 職場 正社員 4 人 い 契約社員 6 人
いい 役職 あ 正社員 契約社員 事 内容 変わ い そ こ ZC 氏 比較的勤続 長い 自 勤続年数 短い正社員 契約社員 指示 を出 こ あ
造 ZD 氏 郵便会社 支店 配達 営業 業務 従事 い 職場 正社員 4 契約社員 4 ト 1 い 正社員 契約社員 事内容 変 わ い 実際 配達員 午前中 自 配達地域を回 午後 配達 遅 い 地域を手伝うこ い そ 際 正社員 契約社員を手伝うこ あ 契約 社員 正社員を手伝うこ あ
27 こ 正社員 研究員 いう 組織 改編前 採用 者 あ 組織 改編後 採用 研究
員 全員任期付 い
28 最近 正社員 契約社員 役割 立場 いを意識 を得 い出来事 増え い
いう
－ 週制 －
造 ZE 氏 警備会社 ア イト マン 求人広告 作成 面接 ッテ ン 採用関連業務 新入社員 研修 ッテ ン 就業管理 給 計算 社会保険手続 制服 帽子 装備品 在庫管理 貸 管理 を担当 い 職場 管理職 を除い 正社員 2 契約社員 2 い 事内容 正社員 契約社員 変わ
い
(2) 正社員と 事 異 現場の主戦力として働く契約社員
造 XB 氏 YH 氏 YJ 氏 ZB 氏 4 正社員 事内容 い あ 正 社員を補助 いう位置 く 実質的 現場 主戦力 働い い 具体的
状況 以 通 あ
造 XB 氏 コ ンタ 電話 付担当 マネ ャ 業務 ト 対応 成績向 施策 検討 実施 オペ タ 教育 計画 び実施 業務 あ
い マネ ャ いう肩書 う 職場 フやオペ タ
指示を出 立場 あ 現場運営 実質的 責任者 あ いえ 正社員 課長以 管理職 び課長代理 あ 現場 契約社員 ト職員 運営
い
造 YH 氏 大手企業 コンサ タント あ 事 1 年～2 年サイ 回
顧客企業 情報 顧客 抱え い 課題 い 仮 設定 コンペへ 参加 顧客企 業 現状 析 経営層へ ア ン 問題解決 提案 い 流 を追 い こ
事を遂行 あ 正社員 あ ム長 指示を い ム長
コンサ テ ン 関 専門的 知識 持 い い 実際 YH 氏 自 知識 経験 基 い 事を進 い 29
造 YJ 氏 公的団体 時限事業 従事 事業 運営や 務 を担当 い 具体的 明会 開催 事業 関 情報 整理 電話応対 務 相談者へ 対 応 を行 い 職場 正社員 1 契約社員 4 い 実働部隊 契約社員
あ 正社員 ンコを 目的 責任者 あ 30
造 ZB 氏 外資系 医薬品工場 海外 く 製品 目視検査を行 い
具体的 液体 片 繊維や 入 い い を ェッ 作業 あ
職場 正社員 契約社員 派遣社員 合計 50 人 いい 正社員 書類 作成 司や 部署 交渉を担当 い 対 契約社員 派遣社員 検査業務を担
い
29 客様目線 事 あ 方 コンプ イアン い 事柄 い 正社員 あ
ム長 指示 指導を こ あ
30 正社員 事 抱え い
－ 週刷 －
(3) 他の非正規雇用者 上 の 事を 契約社員
労働政策研究 研修機構編 2011 事業所アン ト調査 基 契約社員 職 域 無期 有期 ト 派遣労働者 職域 一線を画 い 可能性 あ こ を指 摘 い ：29 こ 点 企業 ア ン 調査 基 く労働政策研究 研修機構編
2010 高橋 2010 31 様 労働政策研究 研修機構編 2011 従業員アン ト調査 基 契約社員 正社員 限定正社員 比 定型的 業務 従業員 補助的 業務 を担うこ 多い 無期 ト 有期 ト 派 遣社員 比 比較的 正社員 限定正社員 業務 性質 類似 い こ を指摘
い ：42 今回 個人 ア ン 調査 対象者 自 正社員 事を い 否 別 職場 自 相対的 基幹的 い 事を い
雇用 就業形態 非正規雇用者 ト 派遣社員 い 者 18 う 6 い こ 注目 XC 氏 YA 氏 YC 氏 YE 氏 ZA 氏 ZD 氏 具体的 状況 以 通 あ
XC 氏 金融機関 支店 預金係 窓口業務や一般事務 事を い 職場
派遣社員 い 規定 派遣社員 窓口業務 就 いこ い XC
氏自身 窓口業務を担当 人員 足 い 当初 派遣社員 こ 直 接雇用 契約社員 替わ 現在 至 い
YA 氏 大学 研究室 IT 技術 応用 関 プ ェ ト 所属 い 具体的 文献調査 報告書執筆 連絡調整 事を い 研究室 雇用 就業形態
異 非常勤 研究職 ポ ト あ YA 氏 そ 唯一 研究
室運営 わ 会議 参加 役割を担 い
YC 氏 研究機関 研究員 文献サ イ タ 析 報告書執筆 研究会 事務局業務 従事 い 事務的 事 い 派遣社員や トタイマ 依頼 立場 あ
YE 氏 公的団体 公的サ わ 付 び相談を担当 い 職場 正職員 準職員 契約職員 契約社員 アシ タント 派遣社員 正職員 準職員 一部 窓口相談 び証明書 行 準職員 一部 契約職員 総合 付 電話相談 を担当 い 対 アシ タント 派遣社員 事務処理 を担当 い
ZA 氏 郵便会社 配達員 働い い 具体的 配達 転居 処
理 を行 い 職場 正社員 契約社員 ト 正社員 事を比較
正社員 方 営業 マや現金を扱う 事 割合 若 多い いう い あ
ト 事を比較 ト 屋内 を担当 配達 行わ い い
う い あ
31 具体的 百貨店D 社 売職 書店F 社 売職 事例 該当
－ 週券 －
ZD 氏 郵便会社 支店 配達 営業 業務 従事 い 職場
正社員 契約社員 ト 正社員 契約社員 事 あ 配達
営業 を担当 い ト を担当 い いう い あ
．就業形態選択理由
造 労働政策研究 研修機構編 2011 多く 契約社員 契約社員 理由
正規 職員 従業員 働く機会 をあ い こ を指摘 い
：37-38 以 こ 点 関連 事例を 析 いく
(1) 厳しい転職 就職活動
造 本章第1 節 述 う 18 う 11 正社員 働くこ を第1 希望 転職 再就職活動を い 転職 就職環境 厳 く 調 終わ こ や を得 契約社員 働く 至 い XA 氏 XB 氏 XC 氏 XD 氏 YC 氏 YG 氏 YJ 氏 ZA 氏 ZB 氏 ZD 氏 ZE 氏 具体的 状況 以 通 あ
造 XA 氏 会社 業績悪化 正社員 職を解雇 失業 そ 後 正社
員 働くこ を希望 ワ 正社員 事を 2～3 件紹 う 年
齢 高いこ いわゆ IT 崩壊後 況期 こ 正社員 再
就職 わ そこ 雇用形態 就業形態 こ わ い い 働
い 考え 派遣社員 現在 職場 働くこ 後 直接雇用 契約社員 替わ
造 XB 氏 体調 良 事 職業訓練校 ソコン 講 を 講 後 30
代半 再就職 活動を 当初 正社員 事 応募 経験
い人を正社員 入 く 会社 こ 体調 万全 こ
ト 現在 職場 働 始 そ 後 労働時間を長く い フ タイム 契約社員
造 XC 氏 出産 事を 後 役場 臨時職員 復職 そ 臨時職 員を雇い 後 正社員 働くこ を希望 就職活動を 子
く残業 い 年齢 高い 理由 わ そこ 見 派遣社
員 事 あ 後 契約社員 替わ 現在 至
XD 氏 高校卒業後 ア イト ト 正社員 派遣社員 い 働 方を経験
高校卒業後 ア イト 働い い び あ や
母親 勧 あ ワ 事を 正社員 事 就く 会社
経営 ト 巻 込 退職 そ 後 正社員 事を
適当 事 見 こ 気楽 働 い いう気持 あ こ
派遣社員 働くこ そ 派遣先 事 疑問を感 い 折 知人
－ 週9 －
貨物会社 契約社員 事を紹 現在 至 い
造 YC 氏 大学院博士課程修了後 5 年間 非常勤講師 事を掛 持 就職活 動を い そ 際 当初 正社員 大学 教員 研究機関 研究員 こ を希望 い 専門 野 一 求人 少 いこ 若手研究者 労働市場 い
任期付 求人 増え こ 任期付 事 い 考え う 現在
研究機関 働く 至 い
造 YG 氏 大学卒業後 会社 正社員 営業 人事労務 担当者を い
業績 振 会社 倒産 解雇 失業 YG 氏 ワ 人材紹
会社 東京 ンタ 知人 紹 あ ゆ 手段を尽く 正社員 再
就職先を 調 終わ 契約社員 事 視野 入 う
そ 就職先 見 そこ ア イト 病院 働 始 こ
病院 人事労務 経験者 必要 契約社員 替わ
造 YJ 氏 出産 育児 8 年ほ 事を 後 ト 再就職 そ
子育 ほ 手を 頃 正社員 就職活動を始 ワ 4～5
件 紹 を 年齢 高いこ 採用 終わ そこ や く 契約社員 働くこ
造 ZA 氏 プ サ 生活 区 を 後 正社員 働くこ を希望
ワ 通 や惣菜屋 正社員 事 応募 採用
就職活動を諦 い う そ 時 新聞 折 込 広告 正社員 用制 度 あ 郵便会社 契約社員 募 を知 ここ い 思い応募 現在 至 造 ZB 氏 地元企業 正社員 働い い あ 激務 退職 そ 後 テ ッシュ配 短期派遣 事を経 派遣社員 工場勤務 事 就く そ 際 あわ く 正社員 事を 思 い いう32
造 ZD 氏 高校在学中 就職活動 調 終わ 高校卒業後6 年半ほ 3 軒 飲食店
ア イト 働く そ 間 ワ 通 正社員 事を い 内定
得 至 そ う 状況 ア イト 事 先行 安 郵便
会社 契約社員 応募 現在 至 郵便会社を選 理由 飲食店 異 定期的 休 こ 正社員 用制度 あ 聞い い こ あ
造 ZE 氏 40 代半 外資系企業 正社員 働い い 会社 ト
い実質的 退職勧奨を 失業 そ 後 カ 事務部門 契約社員 働 く 雇い 遭い 現在 会社 警備会社 事務部門 契約社員 い 失業 時 正社員 働くこ を希望 い こ 間 就職活動 70 件～80 件応募
採用 い 厳 い あ 精神的 追い 食事 喉を通
32 必死 普通 生活 入 あ そ 雇用形態 こ わ い
いう側面 あ
－ 進田 －
く 苛烈を極 を 落 契約社員 事 応
募 う あ
(2) 複雑 就業形態選択理由
造 こ 記 う XB 氏 ZD 氏 就業形態選択理由 複合的 あ XB 氏 正
社員を希望 ト 現在 職場 働 始 理由 体調 万全
こ あ い ZD 氏 飲食店 ア イト 異 休 定期的 現在 会社 契約社員を選ぶ あ 積極的 理由をあ い 33 造 YE 氏 YF 氏 う 本当 正社員 い 思 い 自 置
環境 そ 実現困 察知 正社員 事 応募 いう者 い 具
体的 YE 氏 専門学校 事務 事を い 時 教育訓練を い 失 業者 再就職状況を 自 年齢 正社員 い 悟 いう YF 氏
結婚退職 後 復職 際 正社員 就職 い 考え 正社員 事
応募 い い いう
．不安定雇用
造 労働政策研究 研修機構編 2011 契約社員 非正規雇用者 様
安定雇用 いう問題 直面 い こ を指摘 い ：52 以 こ 点 関連 事例を 析 いく
造 本章第1 節 う 18 う 12 有期雇用 あ こ 対 何 満あ い 安を表明 い XA 氏 XB 氏 XC 氏 XD 氏 XE 氏 YA 氏 YE 氏 YF 氏 YG 氏 ZB 氏 ZD 氏 ZE 氏 方 有期雇用 あ こ 満足 い 者 1 人 い い 総 契約社員 強い雇用 安を感 い いえ
こ 雇用 安 引 起こ 具体的 問題 いく こ
第 1 契約更新 わ 精神的負担 あ XA 氏 安定 雇用 心身
を蝕 いう え 有給休暇を連続 得 事業所 所長 そ
う休 い 休 いい 言わ こ あ
冗談 思い い 常 身構え う あ XE 氏 有期雇用 あ
契約 更新 う 安 あ 常 い い いう
様 6 ヶ月契約 ZD 氏 契約 更新 う 司 顔色を伺い 事を い 心理的負担を感 い 3 ヶ月契約 働い い ZE 氏 3
33 こ YJ 氏 過去 正社員 事を希望 い 断念 時 こ を振 返 高齢 両親 い
正社員 時間 融通 利 困 う側面 あ 旨を語 い 様 XD 氏 過
去 派遣社員 働くこ 時 正社員 働 い 思い 見 い状態
中略 派遣を 気 楽 考え う 語 い
－ 進週 －
ヶ月 働 ぶ を評価 評価 悪 契約 更新 い 常 安 緊張 を強い いう34
造 第 2 能力開 や長期的 事 組 い い 問題 あ え 1 年契 約 働く YA 氏 常 就職活動を い い い い 時間的 心理的負担 大 く 十 研究活動 い いう く 1 年契約 働く YF 氏 一般論 形 あ
雇用 安定 い 方 長期的 ン 事 組 語 い 3
ヶ月契約 働く ZE 氏 短期契約 短期 評価 を気 い 長期 的 視野 立 事 組 こ い いう 具体的 問題を指摘 い 35 造 第 3 生活 安 将来 安 あ YE 氏 夫 自営業を営 い 事業 安 定 あ 家族 生活 安を感 い 3 ヶ月契約 働く ZE 氏 短期契約 繰 返 生活設計 人生設計 立 い いう36 若年男性 あ 正社 員 い 嫌 いう女性 い こ 結婚 い ZA 氏 中長期的 人生計画 立
い YA 氏 い 問題 直面 い
．賃金に関連して
造 労働政策研究 研修機構編 2011 高橋 2011a 2011b 契約社員 賃金 実態 賃金 対 満足度 事を い 正社員 賃金格差 い 妥当性認識 い
析 総 契約社員 賃金 び賃金格差 い 満を抱い い 傾向 あ こ 示 い 以 こ 点 関連 事例を 析 いく
(1) バ ツキ 大 い 正社員 い賃金
造 本章第1 節 う 賃金 い 回答 大 年 を推定 100 万 2 200 万 4 300 万 6 400 万 2 500 万 以 2 明 2 あ こ 推定 基 く 中央値 300 万 前半 ここ
明 賃金 者 い 一方 事内容や年齢 比
較的高い賃金を貰 い 者 い いうこ あ わ 契約社員 賃
金 大 キ あ
明 賃金 者 貨物会社 一般事務を担当 年 100 万
XD 氏 30 女性 公的団体 付相談を担当 年 170 万 程度 YE 氏 51 女性 郵便会社 配達員を 年 220 万 程度 ZD 氏 26 男性
34 こ 契約更新 関 安を表明 い 者 XB 氏 XC 氏 XE 氏 YF 氏 ZB 氏 あ
35 ZE 氏 1 あ 十 留意 必要 あ こ 言う い ここ い 第
1 問題 第 2 問題 契約期間 短い場合 特 深刻 あ こ 示唆
36 こ う 状況 あ ZE 氏 日本 就職活動 見 を 中国や ト ム 経済成長
著 いア ア圏 働くこ 考え始 い
