目 次
第 1 章 大 綱 策 定 に あ た っ て
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・1
1 趣 旨
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・1
2 位 置 づ け
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・1
3 大 綱 の 性 格
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・2
4 計 画 期 間
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・2
5 施 策 の 実 行
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・2
第 2 章 大 綱 策 定 の 背 景
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・3
1 教 育 環 境 の 変 化
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・3
2 子 ど も た ち の 現 状
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・7
第 3 章 教 育 の 基 本 的 な 課 題
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・11
1 学 校 教 育 の 充 実
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・11
2 家 庭 ・ 地 域 ・ 学 校 の 連 携 強 化
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・12
3 生 涯 学 習 ・ 文 化 活 動 の 推 進
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・13
4 ス ポ ー ツ の 振 興
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・14
5 図 書 館 活 動 の 推 進
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・15
第 4 章 大 綱 の 基 本 方 針
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・16
1 基 本 理 念
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・16
2 基 本 目 標
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・17
3 重 点 施 策 (教 育 の 課 題 に 対 応 )
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・18
第 5 章 施 策 の 体 系
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・21
第 6 章 具 体 的 施 策
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・25
1 学 校 教 育 の 充 実
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・25
2 家 庭 ・ 地 域 ・ 学 校 の 連 携 強 化
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・39
3 生 涯 学 習 ・ 文 化 活 動 の 推 進
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・44
4 ス ポ ー ツ の 振 興
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・53
5 図 書 館 活 動 の 推 進
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・58
第 7 章 検 証 ・ 評 価 と 見 直 し
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・65
第1章 大綱策定にあたって
1 趣 旨
○ 今 日 、少 子 化・高 齢 化 の 進 行 、グ ロ ー バ ル 化 の 進 行 、社 会 の つ な が り の 希
薄 化 、 安 全 ・ 安 心 に 対 す る 意 識 の 高 ま り 等 、 教 育 を 取 り 巻 く 社 会 の 状 況 は
大 き く 変 化 し て お り 、 こ れ か ら の 社 会 を 担 う 人 材 を 育 成 す る 教 育 の 果 た す
役 割 は 、 ま す ま す 大 き く な っ て い ま す 。
○ 本 市 に お い て は 、教 育 基 本 法 第 1 7 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づ く 教 育 振 興 基 本
計 画 と し て 、 平 成 2 2 年 度 を 初 年 度 と し 、 平 成 3 1 年 度 を 目 標 年 度 と す る
「 創 甲 斐 教 育 推 進 大 綱 」 を 策 定 し 、「 甲 斐 市 で 育 ち 、 甲 斐 市 を 育 て る 人 づ く
り 」 を 基 本 理 念 に 掲 げ 、 様 々 な 取 り 組 み を 推 進 し て き ま し た 。
○ こ の 間 、国 に お い て は 、平 成 2 5 年 度 か ら の 5 年 計 画 で あ る「 第 2 期 教 育
振 興 基 本 計 画 」 が 、 山 梨 県 に お い て も 、 平 成 2 6 年 度 か ら の 5 年 計 画 で あ
る 「 新 や ま な し の 教 育 振 興 プ ラ ン 」 が 策 定 さ れ 、 新 し い 時 代 に ふ さ わ し い
教 育 行 政 の あ り 方 や 施 策 の 基 本 的 な 方 向 性 が 示 さ れ ま し た 。
○ こ の よ う な 状 況 を 踏 ま え 、策 定 か ら 5 年 目 の 平 成 2 6 年 度 に 本 計 画 の 見 直
し を 行 い 、 新 た な 施 策 の 設 定 、 平 成 3 1 年 度 の 目 標 値 の 設 定 を 図 り 、 現 状
に 即 し た 計 画 と し ま し た 。
2 位 置 づ け
「 創 甲 斐 教 育 推 進 大 綱 」 は 、 教 育 基 本 法 第 1 7 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づ く 、
本 市 教 育 振 興 の 基 本 計 画 で す 。
* 【 教 育 基 本 法 】 (教 育 振 興 基 本 計 画)
第 十 七 条 政 府 は 、 教 育 の 振 興 に 関 す る 施 策 の 総 合 的 か つ 計 画 的 な 推 進 を 図 る た め 、 教 育 の 振 興 に 関 す る 施 策 に つ い て の 基 本 的 な 方 針 及 び 講 ず べ き 施 策 そ の 他 必 要 な 事 項 に つ い て 、基 本 的 な 計 画 を 定 め 、こ れ を 国 会 に 報 告 す る と と も に 、公 表 し な け れ ば な ら な い 。
2
-3 大 綱 の 性 格
○
こ の 計 画 は 、今 後 の 本 市 教 育 を 推 進 す る た め の 基 本 指 針 と な る も の で あ り 、
社 会 情 勢 の 変 化 を 踏 ま え 、 教 育 の 基 本 理 念 等 を 示 す と と も に 、 今 後 取 り 組
む べ き 施 策 の 方 向 等 を 明 ら か に す る も の で す 。
○ 創 甲 斐 教 育 と し て 掲 げ て い る「 自 己 表 現 力・国 語 力 の 育 成 」、
「 健 康・体 力
づ く り 」 に つ い て は 、 甲 斐 市 の 独 自 性 と し て 基 本 目 標 や 重 点 施 策 に 掲 げ て
い く も の と し ま す 。
4 計 画 期 間
こ の 計 画 の 対 象 と す る 期 間 は 、2 0 1 0 年 度
(平 成 2 2 年 度
)
を 初 年 度 と し 、
2 0 1 9 年 度
(平 成 3 1 年 度
)を 目 標 年 度 と す る 1 0 年 間 と し ま す 。 た だ し 、
2 0 1 4 年 度
(平 成 2 6 年 度
)に 見 直 し を 行 い ま し た 。
5 施 策 の 実 行
本 計 画 を「 甲 斐 市 学 校 教 育 指 導 方 針 」
「 甲 斐 市 生 涯 学 習 推 進 計 画 」
「 甲 斐 市
ス ポ ー ツ 推 進 計 画 」
「 甲 斐 市 図 書 館 事 業 推 進 計 画 」等 に 反 映 さ せ る と と も に 、
各 分 野 で 創 意 工 夫 を 凝 ら し「 創 甲 斐 教 育 」の 実 現 を 目 指 し て 具 体 的 に 実 践 し
て い く も の と し ま す 。
国 の 教 育 振 興 基 本 計 画
( 第 2 期 )新 や ま な し の 教 育 振 興 プ ラ ン
甲 斐 市 総 合 計 画
( 後 期 )~ 緑 と 活 力 あ ふ れ る 生 活 快 適 都 市 ~
< 各 種 基 本 計 画 >
・ 甲 斐 市 都 市 計 画 マ ス タ ー プ ラ ン
:
・ 甲 斐 市 子 ど も ・ 子 育 て
支
援
事 業 計 画
:
・ 甲 斐 市 緑 の 基 本 計 画
…etc
創 甲 斐 教 育 推 進 大 綱
( 後 期 )~ 甲 斐 市 教 育 振 興 基 本 計 画 ~
甲
斐市
学校
教育
指導方
針
甲
斐市
生涯
学習
推進計
画
甲
斐市
スポ
ーツ
推進計
画
甲
斐市
図書
館事
業推進
第2章 大綱策定の背景
子 ど も た ち は 、学 校 だ け で な く 社 会 や 地 域 社 会 に お け る 教 育 に よ っ て は
ぐ
く ま
れ る
ほ
か 、社 会 の 変 化 や
風 潮
か ら も 大 き な
影 響
を
受
け ま す 。
そ
こ で 、社 会 の 変 化
に つ い て 、国 、県 の 教 育 振 興 基 本 計 画
及 び
甲 斐 市
総 合
計 画 か ら
そ
の 背 景 を 明 ら か
に し ま す 。
1
教 育 環 境 の 変 化
(1)
多 様 な 価 値 の 中 で 変 化 す る 社 会
○ 現 代 の 社 会 は 、
量
的 な
拡
大 と 充
足
を
追 求
す る 状 況 か ら 、成
長
に よ っ て
得
た
豊
か さ を
維 持
し な が ら
質
的 な 充 実 を 図 る 状 況 に
転 換
し つ つ あ り 、
物
よ り
心 の
豊
か さ を 重
視
す る
傾
向 が 強 ま っ て い ま す 。
○
物 質
的 な
豊
か さ の
中
で 育 っ た
世
代 は 、
個
人 の
感
性 の
豊
か さ を 大
切
に し 、
趣
味
や
私
生 活 を
楽
し む こ と に 情
熱
や
努
力 を
注 ぐ
等 、
多
様 な 価 値
観
に 基 づ
い た ラ
イ フ
ス タ
イ
ル を 取
ろ
う と す る
傾
向 も あ り ま す 。
○
そ
の
一
方 で 、
選 択 肢
の
多
様 化 や 社 会 の
先
行 き
不 透
明
感
等 か ら 、
個
人 が 明
確
な 目 的 意 識 を
持
つ こ と や
何
か に 意
欲
的 に 取 り 組 む こ と が 、
以 前
よ り
困 難
に な っ て い る と い う 指
摘
が あ り ま す 。
○ こ う し た
中
、
経 済
性 や
利 便
性 と い っ た
単 一
の 価 値
観
を
過 剰
に
追 求
す る
風
潮
や 希 薄 化 す る 人 間
関 係
、自 分 さ え よ け れ
ば 何
を し て も
許
さ れ る と い う
利
己 的 な 「
個
人
主 義
」 の
蔓 延
も 見
受
け ら れ ま す 。
○ こ の よ う に
夢
や 目 的 を
持
つ こ と が
困 難
な 社 会 に お い て 自
立
し て 生 き て
い く た め に は 、 自 ら の
将 来
や 生 き 方 に つ い て
考
え る
機
会 を
提 供
し 、 社 会
人・
職
業 人 と し て ど の よ う な 人 生 を
送
り た い の か 、自 ら
考
え
選 択
し 、行 動
す る 意
欲
、
態
度 、
諸 能
力 を
身
に
付
け る こ と が 重
要
で す 。
○ さ ら に 、
多
様 な 価 値
観
を
持
つ 社 会 に お い て は 、
個
性 や
能
力 の
発 揮
が
利
己
的 な
個
人
主 義
に
陥
ら な い よ う 、社 会 の
一 員
と し て 自
覚
し 行 動 で き る 意 識 や
態
度 を
養
う と と も に 、お
互
い の よ さ や
違
い を
認
め
合
い
尊
重 し な が ら 、心
豊
4
-(2)
雇 用 形 態 の 多 様 化
○
雇 用
環 境 は 、
そ
の 時 々 の
経 済
情 勢 の
中
で
絶
え
ず
変 化 し て い ま す 。 平 成
20
年 の 時 点 で は 、
雇 用
情 勢 は
悪
化 し 、
経 済
の
先
行 き に は
不 透
明
感
が あ り
ま し た 。 平 成
26
年 の 大 綱 見 直 し 時 点 で は 、 新 規 学
卒 者
の
就 職 内
定 状 況 、
卒
業 後 3 年
以 内
の
離 職 率
な ど は
改 善
の
兆
し も あ り ま す が 、
依 然
と し て
厳
し
い 状 況 と な っ て い ま す 。
○
総 務 省
「
就
業
構 造
基 本
調 査
」 に よ る と 、 本 県 の
非 正
規
就
業
者
の 割
合
は 、
平 成
19
年 度 で
36.4%(全 国
35.5%)と 3 人 に 1 人 の 割
合
と な っ て い ま す 。
ま た 、年 齢
別
で は
若
年
者
の 割
合
が 、
他
の ど の 年 齢
層
よ り も 高 く な っ て い ま
す 。 平 成
24
年 度 で は 、
39.5%(
全 国
38.2%)
と な っ て お り 、
非 正
規 の 割
合
は
上 昇 傾
向 に あ り ま す 。
○
さ ら に 、 定
職
に
就
か な い 「
フ リ
ー タ ー 」、 学 校 に 行 く で も な く 、
仕
事 も
せ
ず
、
仕
事 に
就
く た め の
準 備
も し て い な い
若 者
、 い わ
ゆ
る 「
ニ
ー
ト
」 は 、
本 市 に お い て も
相 当 数 存 在
す る と
考
え ら れ て い ま す 。
○
こ の よ う に
雇 用
環 境 が 変 化 し て も 、
若 者
た ち が 自
立
し て 生 き て い く こ と
が で き る よ う に す る た め に は 、
望
ま し い
勤 労 観
や
職
業
観
、
働
く こ と に
必 要
な
能
力 等 を
身
に
付
け さ せ る と と も に 、
主
体 的 に 進
路
を
選 択
す る
能
力 や
態
度
を 育 て る こ と が
必 要
で す 。
(3)
少 子 化 ・ 高 齢 化 の 進 行
○
本 市 の
合
計
特 殊 出
生
率
(女
性 1 人 が 生 涯 に
産
む 子 ど も の 平
均 数
)は 、平 成
17
年 で
1.53(全 国
1.34)で あ っ た も の が 、 平 成
24
年 で は
1.67(全 国
1.41)
と
上 昇 傾
向 に
転 じ
た も の の 、 人
口
を
維 持
す る の に
必 要
な
2.07
程
度 を
下 回
り 、 全 国 と
同
様 に 子 ど も の
減
少
傾
向 が
続
い て い ま す 。 ま た 、
15
歳 未 満
の
年 少 人
口
の
占
め る 割
合
は 、平 成
17
年 度 の
6.21
人 に 1 人 か ら 、平 成
27
年
度 に は
6.53
人 に 1 人 に な る と
予 測
さ れ て い ま す 。
○
少 子 化 に よ っ て 、
集 団
活 動 の
選 択
の
幅
が
狭
ま る こ と や 、子 ど も
同 士
の
切
磋 琢 磨
す る
機
会 が
減
る こ と 、
保 護 者
の
過 保 護
や
過 干 渉
に よ っ て 子 ど も の 生
活 体
験
や 自
立
が
妨
げ ら れ て い る と い っ た マ
イ ナ
ス
面
の 指
摘
が あ り ま す 。ま
た 、 地 域 に お い て も 、 年 齢 を
越
え た 子 ど も 社 会 の
形
成 が 見 ら れ な く な り 、
子 ど も
同 士
の 人 間
関 係
づ く り が
難
し く な っ て い ま す 。
す る と 推 計 さ れ て い ま す 。
○ 高 齢 社 会 に お い て は 、高 齢
者
が 、生 き 甲 斐 の あ る 充 実 し た 人 生 が
送
れ る
よ う に 、
多
様 な 学 習
ニ
ー
ズ
に 応 え る こ と が で き る 生 涯 学 習 社 会 の
構 築
に 取
り 組 む こ と や 、地 域 の 教 育 力 を 子 ど も た ち の 教 育 に 生 か す と い う
視
点 か ら 、
高 齢
者
の
豊
か な
経 験
や
知 恵・技 能
が 、様 々 な 分 野 で 生 か さ れ る よ う な 社 会
の
構 築
が
必 要
と な り ま す 。
○ 少 子 化 ・ 高 齢 化 が 進 行 し た 人
口 減
少 社 会 に あ っ て は 、「
多
様 性 」 と い う
こ と が 重
視
さ れ 、か け が え の な い
一
人
ひ
と り が
多
様 な
個
性 と
能
力 を
最
大
限
に 生 か し 、な お か つ
共
に
助
け
合
っ て い く 社 会 の
構 築
に 向 け た 教 育 が
求
め ら
れ ま す 。
そ
の た め に 、 ま
ず
、「 自
立
」 し た
個
人 の 育 成 に 向 け 、「 生 き る 力 」
を 子 ど も た ち
一
人
ひ
と り に
確
実 に
身
に
付
け さ せ 、社 会 的 自
立
の 基
礎
を
培
う
必 要
が あ り ま す 。
【 資 料 : 国 勢 調 査 ・ 甲 斐 市 総 合 計 画 】 【 資 料 : 学 校 基 本 調 査 】
(4)
知 識 基 盤 社 会 の 到 来 と 高 度 情 報 化 の 進 展
○ 新 し い
知
識 、情
報
や
技 術
が 、政
治・
経 済・文 化 を は
じ
め 社 会 の あ ら
ゆ
る
領
域 で の 活 動 の 基
盤
と し て 、そ
の 重
要
性 を
増
す 社 会
(知
識 基
盤
社 会
)が
到 来
す る
中
で 、
優
れ た 人 材 の
養
成 と
科
学
技 術
の 振 興 が
求
め ら れ て い ま す 。
○
科
学
技 術
の
飛 躍
的 な
発 展
は 、生 活 を
便 利
で
豊
か な も の に す る
一
方 で 、環
境
破 壊
に 代 表 さ れ る よ う な
負
の
産 物
も 生 み
出
し て き て い ま す 。
○
科
学
技 術
を 振 興 す る た め に は 、
科
学
技 術
が も た ら す
負
の
部
分 に も
配 慮
で
き る
幅 広
い も の の 見 方 や
考
え 方 等 の
科
学 的
素 養
を
身
に
付
け る と と も に 、
常
に 新 た な
知
識 や
技 術
を 習
得
す る た め 、生 涯 に わ た り 学
び 続
け る
態
度 を
持
つ
人 材 を 育 成 す る こ と が
求
め ら れ ま す 。
○
イ
ン タ ー
ネ ッ ト
に 代 表 さ れ る 情
報 通 信 技 術
の
発 展
は 、
多
く の 情
報
を
瞬
時
に
手
に
入
れ る こ と を
可 能
に し 、政
治
、経 済
、文 化 等 に 様 々 な 変
革
を も た ら
し て い ま す 。こ れ に
伴
っ て
児 童
生
徒
が 、ス マ ート フ ォ
ン な ど に よ り
イ
ン タ
ー
ネ ッ ト
を
利 用
す る
機
会 は 、
増 加
し て き て い ま す 。
7.1 7.8 9.1 10.7 12.7 15.3
18.9 21.7 65.8 67.2 69.8 71.0 70.4 68.8 65.2
63.0
27.0 25.0 21.1
18.3 16.9 15.9
15.4 15.3 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0
S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 (%)
本市の年齢人口割合の推移 老年人口割合(65歳以上) 生産年齢人口割合(15~64歳) 年少人口割合(0~14歳)
4,596 4,596 4,603
4,493 4,428 4,394 4,403 4,311 4,205 4,177
2,062 2,054 2,071 2,133 2,192 2,156 2,118 2,096 2,105 2,045
1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 (人) 本市の児童・生徒数の推移(公立)
6
-○
そ
の
一
方 で 、
個
人 情
報
の
漏
え い 、
ネ ッ ト ワ
ー
ク 犯 罪 へ
巻 き
込
ま れ る
危 険
性 や 、ス マ ー
ト フ ォ
ン の
無
料
通 信 ア
プ
リ L I
N
E
や 、会
員
制 交 流 サ
イ ト(
S
N
S
)
に よ る
ト
ラ
ブ
ル や い
じ
め 、生 活 習
慣
の
乱
れ な ど
負
の
側
面
が
一
般
的 に
指
摘
さ れ て い ま す 。
○ こ の よ う に 、高 度 情
報
化 社 会 を 生 き る 子 ど も た ち に と っ て は 、
ネ ッ ト
社
会 に
関
す る
正
し い
認
識 を
持
つ と と も に 、「 情
報
活
用 能
力 」 や 情
報
モ
ラ ル ・
マ
ナ
ー を
身
に
付
け る こ と が 強 く
求
め ら れ て い ま す 。
(5)
グ ロ ー バ ル 化 の 進 行
○ グ ロ ー バ ル 化 の 進
展
に
伴
い 、人 、も の 、情
報
が 国 や 地 域 の
枠
を
越
え て 行
き
交
い 、様 々 な 分 野 に お け る
相 互 依 存
の
関 係
が ま す ま す 強 く な っ て い ま す 。
○ 本 市 で は 、
ア
メ
リ
カ
・
ア イ
オ
ワ
州 キ オ カ
ッ ク
市 と
姉 妹
都 市
関 係
を
締
結
し 、
文 化
芸
術
や ス ポ ー ツ を は
じ
め 、
福 祉
・
医 療
、
経 済
・
産
業 等 の 分 野 で
協
力 ・
交 流
活 動 を 実 施 し て い ま す 。
特
に 、教 育
関 係
で は 、
オ
ー ス
ト
ラ
リ ア
・
ニ
ュ
ー
サ ウ
ス
ウ ェ
ー ル
ズ
州
タ ラ マ ラ
ハ
イ
ス
ク
ー ル と の 学 校 間
交 流
を 図 っ て い
ま す 。
○
異
な る 文 化 や
伝 統
に
立
脚
す る 人 々 と の
共 存
が 進 む
中
、
異
文 化 を 理
解
し 、
異
文 化 を
持
つ 人 々 と と も に 生 き て い く 資
質
・
能
力・
態
度 を 育 成 し て い く こ
と が
求
め ら れ て い ま す 。
○ 国
際
社 会 の
中
で 活
躍
し 、自 ら の
考
え を
正 確
に 表 現 し 、
主
張
す る た め に は 、
世
界
的 な
視
野 を
持
つ と と も に 、自 国
並
び
に
他
国 の 文 化 、
伝 統
を
尊
重 す る
態
度 や 、
外
国 語
能
力 を は
じ
め と す る
幅 広
い
コ ミ ュ
ニ
ケ
ー
シ ョ
ン
能
力 を
身
に
付
け る こ と が 重
要
で す 。
(6)
環 境 問 題 へ の 取 り 組 み
○ 地
球 温 暖
化 や
オ ゾ
ン
層
の
破 壊
、
酸
性
雨
等 、地
球
規
模
の 環 境
問
題 が
深 刻
化
し て お り 、大
量
生
産
・大
量
消 費
・大
量
廃 棄
の 社 会
経 済
シ
ス
テ ム
の 見 直 し を
図 り 、
持 続 可 能
な
循
環
型
社 会 の
構 築
が
求
め ら れ て い ま す 。
2
子 ど も た ち の 現 状
(1)
人 間 関 係 形 成 能 力 と 言 語 能 力
○
平 成
20
年 度 の 「 全 国 学 力 ・ 学 習 状 況
調 査
」
( 以 下
「
同 調 査
」 と い う 。
)
に よ る と 、本 市 に お け る 1 日 の
テ レ ビ
等 の
視
聴
時 間 が 3 時 間
以 上
に
及
ぶ
児
童
生
徒
の 割
合
は 、
小
学 6 年 生 で
47.3%
、
中
学 3 年 生 で
42.6%
と 、い
ず
れ も
全 国 平
均
を
上 回
っ て お り 、
多
く の
児 童
生
徒
が 、
長
時 間
テ レ ビ
等 を
視
聴
し て
い ま す 。
平 成
26
年 度 の
同 調 査
で は 、
小
学 6 年 生 で
37.0%
、
中
学 3 年 生 で
33.1%
で あ り 、
小
学 生 は 全 国 平
均
を
若 干 下 回
り ま し た が 、
中
学 生 は
上 回
っ て い ま
す 。
平 成
20
年 度 に
比
べ 、 割
合
が
低
く な っ た 背 景 に は 、
テ レ ビ ゲ
ー
ム
や 携
帯
ゲ
ー
ム
、ス マ ー
ト フ ォ
ン に よ る
ネ ッ ト 利 用
の 割
合
が 高 く な っ た こ と が
考
え
ら れ ま す 。
○ 平 成
20
年 度 の
同 調 査
に よ る と 、本 市 に お け る 1 日 の
テ レ ビ ゲ
ー
ム
等 の
使
用
時 間 が 0 の
児 童
生
徒
の 割
合
は 、
小
学 6 年 生 で
13.5%
、
中
学 3 年 生 で
26.6%
と 、い
ず
れ も 全 国 平
均
よ り
低
く 、
多
く の
児 童
生
徒
が 、
テ レ ビ ゲ
ー
ム
等 に よ る
遊
び
を 習
慣
化 し て い る こ と が う か が え ま す 。
平 成
26
年 度 の
同 調 査
で は 、
小
学 6 年 生 で
13.5%
、
中
学 3 年 生 で
11.4%
で あ り 、 い
ず
れ も 全 国 平
均
よ り
低
く な っ て い ま す 。
平 成
20
年 度 に
比
べ 、
中
学 生 の 割
合
が
低
く な っ た 背 景 に は 、 ス マ ー
ト フ
ォ
ン の
急 速
な
普
及
が
影 響
し て い る と
考
え ら れ ま す 。
○ 平 成
20
年 度 の
同 調 査
に よ る と 、 携
帯 電 話
の
保
有
率
は
小
学 6 年 生 で
38.2%
、
中
学 3 年 生 で
72.3%
と な っ て お り 、
メ
ー ル や
ネ ッ ト
の
利 用
時 間 は 、
1 日 2 時 間
以 上
が 、
小
学 6 年 生 で
6.8%
、
中
学 3 年 生 で
13.1%
と 、
長
時 間
メ
ー ル 等 に 時 間 を
費
や し て い る こ と が 分 か り ま す 。
平 成
26
年 度 の
同 調 査
で は 、携
帯 電 話
や ス マ ー
ト フ ォ
ン の
保
有
率
は
小
学
6 年 生 で
54.7%
、
中
学 3 年 生 で
78.2%
と な っ て お り 、1 日 2 時 間
以 上
メ
ー
ル や
ネ ッ ト
を す る 割
合
は 、
小
学 6 年 生 で
8.8%
、
中
学 3 年 生 で
35.0%
と
増
加
し て い ま す 。
平 成
20
年 度 に
比
べ 、
中
学 生 の
使
用
時 間 の 割
合
が
急 激
に 高 く な っ た 背 景
に は 、
上
記
同
様 ス マ ー
ト フ ォ
ン の
急 速
な
普
及
の
影 響
が
考
え ら れ ま す 。
○
多
く の 子 ど も た ち が 、
テ レ ビ
や
テ レ ビ ゲ
ー
ム
等 に よ り
一
人 で
余 暇
を
過
ご
す こ と や 、携
帯 電 話
や ス マ ー
ト フ ォ
ン に よ っ て
相 手
の
顔
を 見 な い で 意
思
の
伝 達
を す る 現 状 は 、社 会 を た く ま し く 生 き て い く た め に
必 要
な 人 間
関 係 形
成
能
力 や
言
語
能
力 が
培
わ れ に く い 状 況 が 、少 し
ず
つ 進
ん
で い る こ と が う か
8
-(2)
国 語 力 と 学 習 習 慣
○
平 成
19
・
20
年 度 の 「 全 国 学 力 ・ 学 習 状 況
調 査
」
( 以 下
「
同 調 査
」 と い
う 。
)
に よ る と 、 本 市 で も 全 国 と
同
様 に 「
知
識 」 に
関
す る
問
題 に
比
べ 、
思
考
力・
判 断
力・表 現 力 が
求
め ら れ る「 活
用
」に
関
す る
問
題 に お い て 課 題 が
あ る と い う 指
摘
が あ り ま す 。
平 成
26
年 度 の
同 調 査
に お い て も
同
様 の 指
摘
が あ り 、
依 然
と し て 課 題 と
な っ て い ま す 。
○ 平 成
20
年 度 の
同 調 査
に よ る と 、
小
学 生 は 、 わ
ず
か で す が 国 語 と
算
数
に
お け る「
知
識 」と「 活
用
」に
関
す る
問
題 の
正
答
率
が 全 国 平
均
を
下 回
り ま し
た 。
中
学 生 は 、
数
学 の「
知
識 」に
関
す る
問
題
以
外
は 全 国 平
均
を
上 回
っ て い
ま す 。
平 成
26
年 度 の
同 調 査
で は 、
小
学 生 、
中
学 生 い
ず
れ も 、 す べ て に お い て
下 回
り ま し た 。
○ 平 成
20
年 度 の
同 調 査
に よ る と 、 学 校 の
授
業 時 間
以
外
の 学 習 時 間
(
塾
を
含
む
)
は 、 市
内 中
学 3 年 生 の
23.9%(
全 国
17.9%)
が 平 日
30
分
未 満
、
40.6%(
全 国
37.6%)
が
土
日 1 時 間
未 満
と
回
答
し て お り 、 全 国 に
比
べ て 学 習
習
慣
が
身
に
付
い て い な い 生
徒
が
多
い
結
果 と な っ て い ま す 。
平 成
26
年 度 の
同 調 査
で は 、平 日
30
分
未 満
が
19.7%
(
全 国
14.7%
)
、
土
日 1 時 間
未 満
は
43.4%
(
全 国
32.5%
)
で あ り 、
依 然
と し て 課 題 と な っ て い
ま す 。
○ 平 成
20
年 度 の 「 学 校 評 価 」 に お け る 「
児 童
生
徒 用 ア
ン
ケ
ー
ト
」
( 以 下
「
同 ア
ン
ケ
ー
ト
」と い う 。
)
に よ る と 、
宿
題
以
外
の 家 庭 学 習 時 間 に つ い て 、
中
学 生 で 、「 全 く 、 ま た は 、
ほ
と
ん
ど し な い 」 と
回
答
し た 生
徒
の 割
合
は 、
34.5%
と な っ て い ま す 。
宿
題 等
与
え ら れ た 課 題 に は 取 り 組 も う と し ま す が 、
自 ら 課 題 を 見 つ け て 学 習 に 自
主
的 に 取 り 組 も う と す る
姿
勢 が
乏
し い 状 況
が 見 ら れ ま す 。
平 成
25
年 度 の
同 ア
ン
ケ
ー
ト
に よ る と 、
塾
を
除
く 家 庭 学 習 時 間 に つ い て 、
中
学 生 で 1 時 間
未 満
の 割
合
は 、
52.7%
と な っ て お り 、自
主
的 に 学 習 に 取 り
組 む
姿
勢 は 、
依 然
と し て 課 題 と な っ て い ま す 。
(3)
読 書 と 体 験 活 動
○ 平 成
20
年 度 の 「 全 国 学 力 ・ 学 習 状 況
調 査
」
( 以 下
「
同 調 査
」 と い う 。
)
○
携
帯 電 話
や ス マ ー
ト フ ォ
ン な ど 、
イ
ン タ ー
ネ ッ ト
等 が
広
く
普
及
し 、さ ら
に 、ゲ
ー
ム
等 に よ る バ ー
チ ャ
ル な
世
界
の「
疑 似
体
験
」も 高 度 に
発
達
し 、
そ
れ に
費
や す 時 間 が
増 加
し て い ま す 。
そ
う し た こ と を 背 景 に 、人 や 社 会 、自
然
等 と 直
接
ふ れ
合
う 体
験
の
機
会 が
乏
し く な っ て き て い ま す 。
(4)
い じ め ・ 不 登 校 と 問 題 行 動
○ 平 成
18
年 度 に い
じ
め に よ る 自
殺
者
の
多 発
が 社 会
問
題 化 し た こ と を
受
け
て 、文
部 科
学
省
が 、
ア
ン
ケ
ー
ト
や
面
談
等 を 行 っ て
積 極
的 に い
じ
め を
発
見 す
る よ う
促
し た こ と に よ り 、い
じ
め の
認 知
件
数
は 大
幅
に
増 加
し ま し た 。甲 斐
市 の
小
・
中
学 校 で は 、 平 成
18
年 度 は
201
件
の
認 知
件
数
が あ り ま し た が 、
積 極
的
発
見 と
同
時 に
迅 速
な 取 り 組 み を
徹 底
し た こ と に よ り 、平 成
19
年 度
か ら 平 成
23
年 度 ま で は
80
件
か ら
100
件
の
範 囲
で 推
移
し ま し た 。
平 成
24
年 度 に 文
部 科
学
省
か ら い
じ
め に 対 す る 実
態
把 握
の さ ら な る
徹 底
が
通 知
さ れ た こ と か ら 、 よ り
積 極
的 な
認 知
を 行 っ た
結
果 、 平 成
24
・25
年
度 と も
178
件
と
増 加
し ま し た 。
○
不
登
校 に つ い て は 、 平 成
18
年 度 の
小
・
中
学 校 の
不
登
校
率
が
1.97%で あ
っ た の に 対 し 、 平 成
19
年 度 は
2.25%に
増 加
し た も の の 、 平 成
20・
21
年
度 は
1.92%、平 成
22
年 度 は
1.02%、平 成
23
年 度 は
1.18%、平 成
24
年 度
は
0.97%、 平 成
25
年 度 は
1.14%と
低
い 割
合
で 推
移
し て い ま す 。
○
暴
力 行
為
に つ い て は 、
小
・
中
学 校 で は 平 成
18
年 度
29
件
あ っ た が 、 平
成
19
年 度 は
10
件
、 平 成
20
年 度 は
11
件
、 平 成
21
年 度 は
39
件
、 平 成
22
年 度 は 2
件
、平 成
23
年 度 は 9
件
と お お む
ね
減
少
傾
向 に あ り ま し た 。し
か し 、 平 成
24
年 度 は
48
件
、 平 成
25
年 度 は
53
件
と 2 年 連
続
で
増 加
し て
い ま す 。
【 資 料 : 甲 斐 市 教 育 委 員 会 調 査 】
1.97 2.25
1.92 1.92
1.02 1.18 0.97 1.14
0 0.5 1 1.5 2 2.5
H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 (%) 本市の不登校率(公立小中学校)
29 10 11 39 2 9 48 53 0 10 20 30 40 50 60
H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 (件) 本市の暴力行為件数(公立小中学校) 201
83 91 95 78 97
178 178 0 50 100 150 200 250
- 10 -
(5)
規 範 意 識 や モ ラ ル
○
平 成
20
年 度 の 「
学 校 評 価 」 に お け る 「
児 童
生
徒 用 ア
ン
ケ
ー
ト
」
( 以 下
「
同 ア
ン
ケ
ー
ト
」と い う 。
)
に よ る と 、
児 童
生
徒
の 規
範
意 識 の 基
準
と し て 、
「 学 校 の
決
ま り を
守
っ て い ま す か 」 と い う問
い に 対 し て 、「守
っ て い る 」
と
回
答
し た
小
学 生 は
88.4%
、
中
学 生 で は
84.3%
と 、 規
範
意 識 が 高 い よ う
に
思
わ れ ま す が 、日
常
生 活 の 状 況 か ら は 、ま だ
低
い
児 童
生
徒
が 見
受
け ら れ
ま す 。
平 成
25
年 度 の
同 ア
ン
ケ
ー
ト
で は 、
小
学 生
91.8%、
中
学 生
92.4%と な っ
て お り 、
小
・
中
学 生 と も に
90
%
を
上 回
っ て お り ま す が 、
残
り
数
パ
ー
セ
ン
ト
の
児 童
生
徒
を 見
逃
さ な い 指 導 が
求
め ら れ ま す 。
○
モ
ラ ル と
責 任
感
を
伴
わ な い 自
由
は
放 縦
に つ な が っ て し ま う た め 、
発
達 段
階
に 応
じ
た 規
範
意 識 や倫
理
観
の
醸
成 に 、家 庭 や 社 会 と 連 携 し て 取 り 組 む こ
と が 重
要
で す 。
(6)
体 力 ・ 運 動 能 力 と 生 活 習 慣
○ 平 成 19 年 度「 山 梨 県 新 体 力
テ
ス
ト
・健 康 実
態 調 査
」
( 以 下
「
同 調 査
」と
い う 。
)
に よ り 、 本 市 と 全 国 と の
総 合
的 な 体 力 を
比 較
す る と 、 す べ て の 年
齢 で 全 国 平
均
を
下 回
っ て い ま す 。
平 成
25
年 度 の
同 調 査
に お い て も
同
様 と な っ て い ま す 。
○ 平 成
20
年 度 の 「 学 校 評 価 」 に お け る 「
児 童
生
徒 用 ア
ン
ケ
ー
ト
」
( 以 下
「
同 ア
ン
ケ
ー
ト
」 と い う 。
)
に よ る と 、
朝 食
の
欠 食
傾
向 は
加
齢 と と も に
そ
の 割
合
が
増 加
し て お り 、
小
学 生 で
3.8%
、
中
学 生 に な る と
8.2%
~
12.2%
程
度 が
毎
日
朝 食
を と る こ と が 習慣
化 さ れ て い な い 実
態
が 見 ら れ ま す 。
平 成
25
年 度 の
同 ア
ン
ケ
ー
ト
で は 、
小
学 生
2.5%、
中
学 生
7.1%と な っ て
い ま す 。
○ 平 成
20
年 度 の
同 ア
ン
ケ
ー
ト
に よ る と 、
睡 眠
時 間 は 、
加
齢 と と も に
減
少
し 、
中
学 生 で は 大 き く
減
少 す る
傾
向 が 見 ら れ 、 平 成
20
年 度 「 全 国 学 力 ・
学 習 状 況
調 査
」
( 以 下
「
同 調 査
」と い う 。
)
に よ る と 、小
学 6 年 生 の
就
寝
時
刻
は 、11 時
以
降
と
回
答
し た
児 童
が 全 国 で は
18.4%
、本 市 で も
12.2%
と な
っ て い ま す 。ま た 、
中
学 生 の
就
寝
時
刻
は 、午
前
0 時
以
降
と
回
答
し た 生
徒
が
全 国 で は
30.3%
、 本 市 で も
21.2%
と な っ て い ま す 。
平 成
25
年 度 の
同 調 査
で は 、
小
学 6 年 生 の
就
寝
時 間 は 、
11
時
以
降
が
11.8%
(
全 国
14.7%
)
で 、
中
学 生 の
就
寝
時 間 は 、
午
前
0 時
以
降
が
21.5%
(
全 国
23.5%
)
と な っ て い ま す 。
第3章 教育の基本的な課題
1
学 校 教 育 の 充 実
(1)
キ ャ リ ア 教 育 の 推 進
発
達 段 階
に 応
じ
て
継
続
的 か つ 組
織
的・系
統
的 な「
キ ャ
リ ア
教 育 」に 取 り 組
む こ と は 、子 ど も た ち が 、
将 来
に 対 し て
夢
や 希
望
を
抱
き 、学
ぶ
こ と や
働
く こ
と の 意
義
を 理
解
し 、意
欲
を 高 め 、社 会 人・
職
業 人 と し て 自 己 を 生 か し て い く
基
礎
と な る
能
力 や
態
度 を
身
に
付
け 、社 会 で 自
立
し て 生 き て い く た め の「 生 き
る 力 」を は
ぐ
く む こ と に つ な が り ま す 。し た が っ て 、学 校 教 育 の 基
盤
と し て 、
体 系 的 な
キ ャ
リ ア
教 育 を 推 進 し て い く こ と が
必 要
で す 。
※ キ ャ リ ア:個 々 人 が 職 業 生 活 や 家 庭 生 活 等 社 会 の 中 で 経 験 す る 様 々 な 立 場 や 役 割 を 通 し て 得 る 経 験 ・ 技 能 等 の 積 み 重 ね の こ と
※ キ ャ リ ア 教 育:児 童 生 徒 一 人 ひ と り に ふ さ わ し い キ ャ リ ア が 形 成 さ れ る こ と を 目 指 し 、児 童 生 徒 が 自 己 を 見 つ め 、社 会 の 中 で の 役 割 等 を 考 え る 中 で 自 分 ら し い 生 き 方 を 探 す こ と を 支 援 す る と と も に 、 そ の 実 現 に 必 要 な 意 欲 ・ 態 度 ・ 能 力 を 育 て る 教 育
(2)
豊 か な 心 の 育 成
価 値
観
の
多
様 化 、さ ら に は 少 子 化 、家
族
形 態
の 変 化 に よ り 、人 々 の つ な が
り や
共 同
体 意 識 の 希 薄 化 が 表
面
化 し 、
豊
か な 心 や 社 会 性 を
身
に
付
け る こ と 、
自 己 実 現 の
喜
び
を 体
感
す る こ と 、自 己
肯
定
感
を
得
る こ と が
難
し く な っ て い ま
す 。 こ の た め 、「 生 き る 力 」 の
要 素
で あ る 自
他 へ
の
思
い や り や 情
操
を は
ぐ
く
む 「
豊
か な 心 」 の 育 成 が 強 く
求
め ら れ て い ま す 。
(3)
確 か な 学 力 の 育 成
「
知
識 基
盤
社 会 」 が 進 行 す る
中
、「 生 き る 力 」 を
知
の
側
面
か ら
支
え る
要 素
と し て 、
「
確
か な 学 力 」を
確 立
し て い か な け れ
ば
な り ま せ
ん
。
そ
の た め に は 、
き め
細
か な 指 導 を
通
し 、基
礎
的 な
知
識 や
技 能
の 習
得
と
そ
れ ら を 活
用
し て 課 題
を
解 決
す る た め に
必 要
な
思
考
力・
判 断
力・表 現 力 等 の 育 成 、学 習 意
欲
の 育 成
と
そ
れ に つ な が る 学 習 習
慣
の
確 立
が
求
め ら れ て い ま す 。
※ 知 識 基 盤 社 会 : 知 識 や 情 報 が 政 治 ・ 経 済 ・ 文 化 を は じ め 、 社 会 の あ ら ゆ る 領 域 で 活 動 の 基 盤 と し て 重 要 性 を 増 す 社 会
(4)
健 や か な 体 の 育 成
生 涯 を
通
し て 、健 康 で
豊
か な 生 活 を
送
る こ と が で き る よ う に 、
積 極
的 に
運
- 12 -
全 教 育 の 推 進 等 を 図 る こ と に よ り 、
「 生 き る 力 」の
要 素
で あ る「 健 や か な 体 」
の 育 成 に
努
め る こ と が
必 要
で す 。
(5)
特 別 支 援 教 育 の 充 実
特 別
支
援
学
級
に お い て は 、障
が い の 重 度・重
複
化 や
多
様 化 が 進 み 、こ う し
た 状 況 に 対 応 し た 適
切
な 教 育 的
支
援
を 実 施 す る と と も に 、
幼 稚 園
、
保
育
園
、
小・
中
学 校 で は 、
発
達 障
が い を
含
む
障
が い の あ る
幼
児
・
児 童
・生
徒
を
支
援
す
る 体
制
づ く り を 推 進 し 、 教 育
内
容
の
一 層
の 充 実 を 図 る こ と が
必 要
で す 。
(6)
時 代 の 要 請 に 応 え る 教 育 の 推 進
高 度 情
報
化 の 進
展
に
伴
う 情
報
教 育 の 充 実 や
有 害
情
報 へ
の 対 応 、地
球
環 境
問
題 が 国
際
的 な 課 題 と な る
中
で 自
然
と の
共
生 を 図 る 取 組 、
経 済
社 会 の グ ロ ー バ
ル 化 に
伴
い
必 要
と さ れ る
外
国 語・国
際
理
解
教 育 等
へ
の 対 応 、
科
学
技 術
の め
ざ
ま し い
発 展
の
一
方 で 進 む 理
数 離
れ
へ
の 対 応 、
多
様 な 価 値
観
や 生 き 方 の 人 々 と
共
に 生 き る 取 組 等 、社 会 の 変 化 に よ っ て 生
じ
た 今 日 的 課 題 で あ る 時 代 の
要
請
に 応 え る 教 育 の 推 進 が
求
め ら れ て い ま す 。
(7)
学 校 教 育 の 環 境 整 備
学 校 教 育 を
支
え る 環 境 づ く り と し て 、学 校 施 設 の 充 実 、教
職 員
に 対 す る
信
頼
の 向
上
、 地 域 と の
相 互
連 携 、 学 校
運 営 シ
ス
テ ム
の 充 実 等 が
必 要
で す 。
2 家 庭 ・ 地 域 ・ 学 校 の 連 携 強 化
(1)
家 庭 教 育 へ の 支 援
少 子 化 、家
族
形 態
の 変 化 等 に よ り 、人 間
関 係
の 希 薄 化 、孤
立
化 が 進 み 、子
育 て
不
安 や し つ け
へ
の 自
信
喪 失
等 、家 庭 の 教 育 力 の
低
下
が 指
摘
さ れ て い ま す 。
こ の よ う な 状 況 を 踏 ま え 、 子 育 て
支
援 へ
の
多
様 な 取 り 組 み が
必 要
で す 。
(2)
幼 児 教 育 の 推 進
発
達
や
遊
び
の 連
続
性 を 踏 ま え た
カ
リ
キ ュ
ラ
ム
の 検
討
、
幼 稚 園
児
、
保
育
園
児
(3)
地 域 で 取 り 組 む 教 育 活 動 の 推 進
都 市 化
傾
向 に よ り 、地
縁
的 な つ な が り の 希 薄 化 や
個
人
主 義
の
浸
透
等 に よ り 、
地 域 に お け る 子 ど も た ち の 体
験 機
会 の
減
少 や 、大 人 が 地 域 の 子 ど も と
積 極
的
に
関
わ
ろ
う と し な い 、 い わ
ゆ
る 「 地 域 教 育 力 の
低
下
」 が 指
摘
さ れ て い ま す 。
今 後 も 、地 域 全 体 で 子 ど も を は
ぐ
く む 環 境 づ く り に 取 り 組 む こ と が
必 要
で す 。
3 生 涯 学 習 ・ 文 化 活 動 の 推 進
(1)
生 涯 学 習 推 進 体 制 の 充 実
高 度 情
報
化 、少 子 高 齢 化 等 、社 会 の
著
し い 変 化 や 、
知
識 基
盤
社 会 の 振 興 を
背 景 に 、市
民
だ れ も が 生 涯 に わ た っ て 学
ぶ
こ と が で き 、生 き が い の あ る 充 実
し た 人 生 を
送
る こ と が で き る 「 生 涯 学 習 社 会 の 実 現 」 が
求
め ら れ て い ま す 。
こ の た め 、生 涯 学 習 の 意
義
に つ い て 市
民
が
十
分 に 理
解
し 、自
主
的 な 学 習 活
動 に 取 り 組 み 、学
ん
だ 成 果 を 地 域 で 活 か せ る よ う な 推 進 体
制
の 充 実・強 化 を
図 る
必 要
が あ り ま す 。
(2)
多 様 な 生 涯 学 習 機 会 の 提 供
社 会
経 済
情 勢 の 変 化 や 価 値
観
の
多
様 化 、 ラ
イ フ
ス タ
イ
ル の 変 化 等 に
伴
い 、
生 涯 学 習
へ
の
ニ
ー
ズ
も
多
様 化 、高 度 化 し て い ま す 。こ の た め 、趣
味
・教
養
的
な 学 習 は も と よ り 、新 た な
知
識 や
技 術
を 習
得
す る た め の 学 習 活 動 等 、市
民
の
幅 広
い
ニ
ー
ズ
に 対 応 し た 学 習
機
会 の
提 供
を 図 る
必 要
が あ り ま す 。
(3)
生 涯 学 習 環 境 の 充 実
市
民
の だ れ も が 自
主
的・
主
体 的 に 生 涯 学 習 に 取 り 組 め る よ う 、各
種
の 生 涯
学 習 施 設 の 充 実 の
ほ
か 、
関 係 団
体 と の 連 携 、市
民
に
提 供
す る 学 習
内
容・資 料
の 充 実 を 図 る こ と が 重
要
で す 。
(4)
青 少 年 の 健 全 育 成
多
様 化 す る 社 会 の
中
で 、
青
少 年 を 取 り 巻 く 社 会 環 境 は 大 き く 変 化 し て い ま
す 。現 代 社 会 に
潜
在
的 に
存 在
す る
諸
問
題 を
真 摯
に
受
け
止
め 、学 校 、家 庭 、地
域 社 会 が
常
に 連 携 し 、
青
少 年 の 健 全 育 成 に
努
め る
必 要
が あ り ま す 。
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